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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2020年07月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

知らずにもらったら宝だった・・・

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 オミノさんといえば、かつては杉並の青梅街道沿いにあった、トライアスロンの専門店・・・でしたが、そこから今は吉祥寺にあるようです。

 もう随分前のオリンピックで全日本のメカニックだったんじゃないかな?

 店主も何度か足を運んだことがあった。ある写真家に似ている、気さくなシャレのわかるおじさん、という感じだった。

 ある日バーテープを見ていると、どうってことのないコルクテープがなんと倍近い値段が付いている。レレレ、そういうタイプの店ではなかったような・・・なんでこんなに高いんだろう?と不思議に思って、フト小さいメモのような表示を見ると・・・。

 「自分で巻く人半額」と書いてあった・・・。なーるほど、トライアスロンの人たちは、ロードの人と違って、自転車を人任せにする人が多い・・・、なるほどそういうことね、ということで店主は半額で購入してきた思い出があった。

 このアルミフレームは、二十五年くらい前のものだろうねえ。

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 このカロイのステムも、当店も探せば出てくるかもしれないなあ。しかも店主好みの、日東系アナトミックハンドルがついている・・・。

 そう、当時のトライアスロンバイクなんだな。それをほとんどただでもらって人が当店に持ってきた。

 なんとホイールがチューブラー・・・。時代だよねえ、当時のレーサーというか、レースに関わる自転車はチューブラーが基本だった、その後もチューブラーがホイール選択の選択肢であった時代だ。信じられないでしょ?いまチューブラーでホイール組んでなんていうのはもう、トラック系の選手以外考えられないね。

 でももらったはいいが、チューブラーでは・・・ということで、やってきた。

 なら、WOを組み直そうか?

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 はい、選択肢はあまりありませんが、650cのもので、元のハブで組み替えたもの。店主はもっと650cはあっていい、少なくともアジア系の身体にとって650cは重要だとすら思っているので、ちょっとその辺切らすことはない。

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 ホイールは足回りというが、そこが締まると、本当自転車自体がシャキッとするね。そして乗ってみても、そう。足回りから締まると自転車は生き返る、今回は特にそうだった。

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 今はなき、RSX。8速だね。

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 男ギアだが、650cで700cとは径が小さいので、これで結構使えるもんだ。

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 当時、アルミとアルミを直に溶接する技術が実用されてきた。当時同じようなフレームをいくつも見たなあ。無垢で入ってきては、各店舗なりなんなりのオリジナルブランドになっていったようなイメージが強い。

 知り合いの自宅でやっていた自転車屋さんにもサンプルでほとんど同じフレームが、数本あったことを思い出す。

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 いやー、今はまだわからなくても、再生650cに乗って、色々体験してきたらあとで、いい自転車もらったなあ・・・と思うでしょう。驚くに、ブレーキがそこそこ効くんだよね・・・。握り込むと、あるところでガツン!と効く。コンポがまだ生きているんだよね。

 飛び抜けたものは使われていなくても、組み合わせ・・・というか、セッティングというか・・・、いいと調整ができると、自転車は確実に化けるね・・・。

 あとから、もらった人に、再度深い感謝をしたくなる自転車、まあ、しっかりまずは乗ることだね、乗ること通じて実感すると思いますよ、楽しみだ。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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