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間接的ながら・・・ |
![]() 当店の工房の隅に、この黄色のスペシャライズドがぶら下がっている。 まるで、主人である乗り手を待っているかのようだ。 その持ち主の方は・・・、このお方。 ![]() 店主がそれとも知らずに一緒にフレームに収まっていますが、写真界の巨匠・・・、ご本人はそんな呼ばれ方するのはまっぴらだとおもいますが・・・、とりあえずはわかりやすくいうと、そういうことである、ということらしいです。 たまたま雨の中、本日寄ってくこられたお客さんが、本業をドキュメントのカメラマンさんということだったので、色んな話しで盛り上がった末、間接的ながらたどり着いたのが、この鬼海弘雄さんだったわけであります。 もう大好き・・・ということでした。店主も十代の藤原新也以来の衝撃だったと、話が合う。 ふと、どうしているだろう?と思った。いま病気療養中、そんな中でも、精力的に写真の展示会などもやっておられるという。場所は日本カメラ博物館、イギリス大使館の裏ということだ。 二年半前に突然やってこられましたな。イギリス人からもらった自転車に乗りはじめて、アチコチ行ったが、まだメンテナンスをしていないので見てほしい、というような要望だった。 その際の記事はこちらかな?かんたんというか、要所のメンテをしてお返ししました。 その後も精力的に乗っておられましたね。 そして、その半年後、今となってはその会の趣旨はわかりませんが、この鬼海さんを囲んでなんと野生の猪料理をつっつく会・・・とかでした。 ![]() ここにも今をときめく方々が集まっていただきました。前からの常連さんにその時からの常連さんまでも。 ![]() 猪の皮と胡瓜のラー油ソースがけだったっけな? ![]() 猪肉の冷菜だったかな?ゼラチンが固まるような肉汁と塩だけでたしか味付けたと思いますね。 ![]() 猪肉の黒酢煮ですね、大蒜の芽と牛蒡を合わせていますね。 ![]() 猪三枚肉のトンポウロウ風味とカキ菜だった・・・と思う。 まあ、作った本人である店主であるが、もう流石に二年経つと覚えていない、たぶんそうだろう、ということね。 そして、それなりにそれぞれは好評を得ていた・・・と思う、とくに黒酢と牛蒡を出した時、鬼海さんから求婚されたのを覚えている・・・。 ![]() 土門拳賞を取ったといわれるペルソナという写真集がすごい。すべて浅草を歩いていた日本人を被写体としている。 ![]() これは洋書だね。 ![]() ![]() ![]() ![]() この写真集を直接撮った、下手くそピンぼけ写真からでもわかるであろうが、もう写っているのは、どいつもこいつも・・・なのである。 しかも、つれている動物との写真も多く、驚くことに動物が人間の顔をしている、言い換えると飼い主と同じ顔をしている・・・というところまでえぐってくる。 男性が続いたので、最後に店主好みの熟女で閉めよう。 ![]() ムフ・・・。 こうした写真に直接写っていないが、写っているものがある。それは撮っている人その人自身であるように思えるのだ。 実はそのことに気づいたのは、知り合いだった方の写真集がきっかけだった。 ![]() 大変無念なことに、最近六十で亡くなられたと聞いた。被写体の瞳の中に文字通りではない、撮り手が写っている。これは見えるようだ・・・。 ![]() 持ち主を待っているよう・・・、実は、これとは違う、より乗りやすい自転車と交換してあるので、たまに電話で、「今日は調子が良かったので、十五キロほど乗りました」とご報告を受けることがある。 今年いっぱい、時間をかけて、またゆっくり回復して、自転車に写真にと、戻るところに戻っていただきたい・・・とせつに思う。 そして、そんなに遠くない内に、本日来てくださった写真家の方と、当店で会うことができたら・・・、そんなことも全く夢ではない・・・、そう期待したい、雨の一日であった。 とにかくお大事に・・・。 鬼海弘雄様 |
収穫はフロントメカ? |
![]() 以前組み付けたことのある、フレームです。 カーボンチネリ・・・。チネリってなんのメーカーなの?と自転車屋らしからぬ質問したりして。 総合自転車メーカー?とでもいうのか?もしかしたら自転車関連以外のものも作っているかもしれないが。 デザイン等で特化しているメーカーというイメージもある。コンポ・ホイール以外のものは作っている・・・でしょう。 チネリのリムってみたことないよね。ハンドルステム類は山ほどある、先駆的なものも含めてね。 フレームも、バカ高い(日本だけ?)鉄フレームなんてのもありますし、アルミも作っていましたね、そんんでもってのこのカーボンという展開ですか・・・。 かつて、別の鉄フレームでチネリがあった・・・。 ![]() こいつなんですが、今からちょうど十年前の記事としてかかれていますね。 こいつは思い出あるねえ、鉄フレームでよく前にでていた。オオ!チネリもフレームづくりに本格参入か?とすら思ったね。それまでは、どちらかというとチャラいイメージがあったんだが、このフレームは本気度が伝わってきたんだが。 まあ、それ以降あまり触れることはなかったチネリだが、カーボンを出して、どう変わったのか?変わらないのか?どこかのプロチームで、チネリ乗っているとこってその後あったっけ? で今回また、やってきたこのチネリくん。 コンポの入れ替えというご依頼です。 ![]() よりマウンテンに近くなった方のアルテグラに交換。6800から8000に部分的に交換ということに。機能的に・・・どうなんだろう? ![]() ここは注目に値すると思いますね、ある意味ここだけは。 6800のここは、手長系で伸ばした分テコ比を考慮したんでありましょうが、まあ、失敗に近い展開だったと思いますね。上げた分、ワイヤー角度が問題になり、またカーボン全盛でBB周りが多様化している中で、角度を重視するような設計は、こちら組手からすると勘弁してほしい展開です、マジで。 しかも信じられんことに、この機構カンパまで後追いしているんですぜ・・・、どうなってんの?形は似ていても独自機構あるのか?最近カンパ組んでないからわからんが・・・。 シマノは一瞬で終わってしまってホッとして、今度こちらになったわけですが、変速効率は大分上がっています。まるでリアのシフトのように(ちょっと褒めすぎか?)ストロークが少なく、パシャっとかかります。 まあ、この辺シマノが頭二つぐらいでているかな?スラムは諦めているようだし、あの謎の黒コンポは我関せず・・・という状況なんで、カンパは知らんが・・・。 ここは変える価値はおおありだと思いますが。 ![]() これもまた、ダイレクトマウントを内部にかかけたキャリパー、まあ効かないわけがない。 ![]() ここは、6800のまま、8000のガリガリ君並の太さまでは行ってませんが、すでに4アーム・・・ですね。 ![]() この辺に大きな違いはありません。 ![]() ホイールもシマノの新しいものに交換。 ![]() ハブに肉抜きがあって、すこし凝った形をしていますね、回転はいいです! ![]() 見た目の変化はほとんどなしですね。フロントの操作は格段に上がりました・・・。 これは長距離系の設計ですかね、もろレーサーのような殺気のある走りはしていませんが、いまあいだを作ることが重要なのかもしれませんね。 うまいこと言っている人がいました、かつてはスポーツ自転車は二分、車でいえばF1とジープしかなかった・・・と。今は、F1とジープの配合の違いで、バリエーションを出しているんでしょうか。グラベル・・・なんて確かにマウンテンとロードの配合のような感じもしなくはありません、少なくとも発想はね。 これはなんだろう?レーサーとツーリング車との配合に、中速域で長距離、疲れ少な・・・なんて配合かな? たしかにこれからのものづくりは、間に隙間を見つけて、それを広めるのではなく深める・・・事なんだろうと、店主は睨んでいるんだが・・・ね。 |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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