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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2021年05月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

二輪三輪四輪五輪・・・・



 通常当店が扱っている車体は二輪車であります。自転車といわれる車体の99%の車体は二輪であります。

 そしてこの二輪の車体には、当然ながらブレーキがついています。上にあるのは、キャリパーブレーキですね。正確にはリムブレーキのキャリパーであります。

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 ちょっとタイプの違うブレーキも有ります、かつてのマウンテンバイクの主流で、今だとクロスバイクの主流となっているVブレーキ。

 コイツは同じような台座を要求してくるカンチブレーキよりも効く、というところで発展してきたのかな?今のカンチは効くものも出てきたが、かつてのカンチは効かないものはとことん効かなかった。

 雨の峠の下り、フルブレーキングをしながら下ってきた経験があった。凄まじいねえ、今思うと。それだからか、店主はブレーキの効かない自転車は好きになれないのである。

 しかし、効く効かないにかかわらず、二輪には二系統のブレーキがついている。

 そして、・・・

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 この三輪自転車。前が二本に、後ろが一本の計三本の三輪車なんだが、勿論こいつらにもブレーキはしっかりついているのであります。

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 このハンドルに、ブレーキレバーが二個ついています。ということは、3つのワッパの内、ブレーキのないホイールがあるということなのか?と思われがちだが・・・。

 いえいえ、そうではありません。

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 一見一本しか引いていないようなブレーキレバーも、その先で、二本のブレーキワイヤーと接続しているので、二本引くことで、三輪の全輪にブレーキがついていることになります。

 そう、三輪自転車にもすべての車輪に、ブレーキがついており、従って制御ができるという状態になっているわけであります。

 そして・・・、

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 これは四輪か?いわゆる車っていうカテゴリーに入るものであります。こいつらはすでに自転車ではないので、店主に説明の付くものではありませんし、実際どのような形式でブレーキングをしているのか?わかるものでもありません。

 オイルは使っているようですね。そしてパスカルの原理でもって、制動をしているらしいですな。

 今や自転車にもディスクブレーキが入ってきて、しかもワイヤーだけではなく、主流がオイルディスクブレーキに変わろうとしているわけであります。

 なのでワイヤーから、ホースへ・・・という形式の変更は、大変なものであると思います。今でこそ、店主もTRPのテクニカルサポートなんてやらせてもらっていますが、それ以前にはできる限りオイルブレーキには触りたくはなかった。全く異なる形式で、それまでワイヤーブレーキで培ってきた作業勘、調整勘が全く使えない。

 レーサーの二大調整は、シフトとブレーキかと思いますが、その半分を締めるブレーキングの調整に、それまでの経験が一切効かなくなる・・・、そんな事態は許しがたいことでありましょうな、なぜって適応できなければ、廃業を意味しますしね。

 そんなこんなで、もしブレーキのホースが外れてしまったらどうすんの?空気が混入してしまったらどうすんの?的な批判?とも拒絶ともいえない、まさに杞憂な雰囲気が漂っていたんですが・・・。

 でもまあ、ある人からの一言でこれらはほぼ全て、吹き飛んでしまったね。

 車やバイクのブレーキ形式はすでにオイルブレーキであって、地球上数千万台が日々走っては制動を繰り返している・・・、その実例の多さから言って、オイルブレーキは大丈夫なのか?という心配や危惧は全て杞憂であるということになってしまったわけでありますな。

 そう言う意味で、四輪にも詳しい形式は知らないまでも、よく効く練られたブレーキが存在する、ということはシッカリ言えるのでありますよ。

 そして、そして、最後に一本ワッパを足してしまった五輪なんだが・・・。

 うん、五輪だけじゃあないね・・・、不倫もそうかもしれないが・・・、五輪も不倫もどうやらブレーキが完全に壊れてしまっているらしいね。

 どうにも止まらない、止められないようである。誠にトホホであるな。明日より6月だぜ・・・。
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おもしろ自転車博物館 館長の奥様の普通な自転車



 ミニベロとしては特に珍しくはない、大変良く出来て、流通も大分している一台がやってきましたよ。

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 チェレステブルーではないが、ビアンキもんであります、人気が有りますね。

 そして・・・

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 メルロというと、店主も知っているミニベロってやつですね。これをもらったんで、奥様用にメンテして欲しい、と杉並にある「おもしろ自転車博物館」の館長さんが持ってきたんであります。

 元々は漕艇競技の選手だった館長さんですが、変わった自転車を大分お持ちのようで、何台か当店に寄付していただいてもいます。

 例えば・・・

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 リカンベント・・・ほどではないがタルタルーガというのけぞり系の自転車をいただきました。コイツをもっとのけぞらせる・・・なんてこともいいかもしれませんな。

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 極めつけはこれでしょうね。自転車なんだが、前輪が固定という、未だ分析しきれていない一台・・・、コイツはどうやって乗ればいいのやら?

 多分、車体を徹底して倒して乗る・・・ということで操るんでしょうね。整備して実際に乗りこなしてみたいですね。はい、ということで、未だに面白い自転車をご自分の博物館に所持しているようでありますが、その奥様には至って当たり前の自転車の整備ということで、そのギャップが面白いということなんでありますな。

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 結構ボロボロ状態でしたが交換すると頃は大胆に交換して、ここでは、リアディレーラー、スプロケ、チェーンとまるっと交換してしまった。

 しかし、今の自転車パーツ不足は徐々に深刻になってきましたぞ・・・、スプロケの8速ものが、どんどんなくなってきています。メーカーものはもう今年はなし・・・、そして問屋在庫もほぼ底をつき始めていっています。

 あとは・・・ショップ在庫ものなんだが、当店も徐々にお手上げ状態で、全く別ルートを探るしかない・・・、マジ綱渡り状態となってきましたよ。

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 ワイヤー類、ブレーキシューなんかも浮かんで、シッカリ止まれるようにしたんであります。

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 シフターのワイヤーも交換したんで、どこのギアにもはいることに。

 そして奥様自転車としては、

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 やはり大きめのカゴでしょうということで、遠慮ないデカさのものを取り付けました。

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 タイヤはマラソンという最強の強度を誇るものがついています、そのままにしておきましょう。

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 おもしろ自転車博物館の館長の奥さんの割には、ごく普通の自転車として再生されました。もっと面白く・・・というよりも、これはこれでいいということでした。

 学生の頃からボートに沈潜していたもんで、今はワッパものが好きになったのか?と思いきや、別に櫂を捨てたわけでもないようですよ。

 おもしろ自転車を見たい方、是非この館長さんとお友達になったら、いろんな車体を見せてもらえるようになると思います!たぶん・・・。

これからのウーバー 夏のウーバー 背中の開放



 アルミのクロスバイクを購入したという、その目的は、ウーバーをやるため。

 でもね、あの仏壇のようなカバン、これからの時期に背負っていたら、暑くないか?

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 この背中に背負って、炎天下マジで踏んで、配達すると当然汗をかきますね。自転車乗りにとって背中は排熱板なので、そこが鞄でふさがれると、それは暑い・・・。

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 しかも暑いと通常の反応として、汗が吹き出ます。汗は水と塩ですね。その水が蒸発すると、塩の結晶がカバンの裏のメッシュにビッシリつくかもしれません。

 「おまちどう様!」とお客の前で、さっそうとカバンを外して、中から飲食部と手渡そうとした時、そのカバンの背中がびっしりと白い汗の結晶が付いていたら・・・、人によっては、大丈夫かよ?と思うんじゃないかな。

 運んでいるのは、あくまでも食品という口にするものなので、その辺の衛生、清潔に関して気をつけるに越したことはない。

 であるからして、暑くなってきたら、カバンを下ろして、身体と離したところで自転車の活動ができるとすれば、それはそれで大変いいだろうということで、荷台を取り付けることにした。

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 スポーツ車体なので、ダボなどはアチコチ付いているから、その辺専用の荷台を探して取り付ける。

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 今回は、真下にフレームのダボがあるので、まずはそこに取り付け、荷台の並行を出してから、

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 通常はクランプの下にダボがついえいるものがあるが、今回はそのへんも見当たらなかったので、通常金具をシートステーに取り付けて締め込むことに。

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 その取り付けた荷台に、更にバイク用の延長荷台を載せることに。相当でかいね・・・。

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 この二台に、更にウーバーというかほぼデカさの同じの二台カゴ、丈の低いのをかまして完成。

 これが付くと
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 その上に、あのウーバーの仏壇を置いて、ベルト等で固定すれば、背中はフリーとなって、排熱版として使えることになります。

 そうなるとカバンの後ろに白い汗の結晶が付くこともなくなり、めでたしめでたし。

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 こうしたものをうまく利用することで、これから暑くなり夏の配達も、少しは楽になるでしょう。

 あとは汚れた手を隠すための手袋を複数もって、また自転車で仕事中の自己もカバーしてくれる保険等にもシッカリ入ったりしながら、プロとして飲食の運び手を自分で演出していけるようにすることでありましょう。

 自転車に関することは、ご相談から実際の取り付け等まで、なんとか工夫してサポートいたします!!!

何故乗り続けるのか? 走るから・・・



この車体とのおつきあいも、もう相当になりますな。二店舗前、旧店舗時代にはじめてやってきた車体でありました。

この車体の乗り手、相当鍛えているが、それを表に出さない、ある種「忍び」のような趣が有ります。

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 廉価もののアルミフレーム、それをていねいに、整備しながら乗ることで、しかも実用車的な趣を大事にしながら、その実相当走るように目立たなくもポジションなどにはシッカリ気を使うという、気の配りようなんであります。

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 もういつどのタイミングで取り付けたかは憶えていませんが、いかにも当店がやりそうな、上向き長物ステムが付いています。

 上半身をしっかり使って走るように・・・ですが。これに、

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 一番大事なサドルポジションを効かせる。そもそものエンジン=身体機能がいいので、一定整えてやれば、それは走るよね。

 自転車が自分の前にでないように、あくまでも自分のエンジンを主体に、それを邪魔しないスペック、自転車やホイールに助けられるスペックでなくて、あくまでも自分のエンジンを再確認しながら最高程度に走れるスペックってなんだろうと考えた末の、車体がどうもこれらしいんですね。

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 なので、カゴが曲がろうがどうでもいいんでしょ。

 そんなことよりも、自転車に邪魔されないように、

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 振れのない、シッカリグリスの入ったホイールのほうがいいんでしょう、ボーラなんて高級ホイールなんかに助けられたくもない、普通のホイールでいい、ただ自分の足を邪魔しない、変な抵抗のない、シッカリ回って頑丈はハブであって欲しい、そいうことを望まれるお人というところで、メンテさせてもらっています。

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 今回のメインはブレーキレバーの損傷ということでした。走り込んで、倒れたか?アルミ部分が破損してしまったんで、交換、しかもママチャリテイストのあるもので、ということでした。

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 それと、ブレーキのシューも大分減っていましたんで。それも交換しておきましたよ。

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 この辺だって、チェーン、ワイヤー、スプロケ一式交換という提案もあったんだが、今回はそこまでは・・・ということだったので、こういう方にはそうした認識に従うことに。

 ただ踏み込むとクランク回りから、クククという異音がするので、そう言うと頃は・・・再度メンテか、締め込み程度にとどめるか?ですね。

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 この辺はそのままで・・・、相当走るが、実は実用車で・・・という表向きが大事なようで、見た目のサビやなんやらなどは、もうどうでもいい・・・。

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 一時は、あまりに古さと見た目も含めて、奥さんに廃車にしなさい、といわれたらしいが、今も着々と乗り続けられている。独自のコンセプトで、独自のはしりが実現されているからだろう。

 そういえば、十年ほどの付き合いになるが、全く老けていない、それどころか、テレワークで運動の機会が増えているようで、より若返っているようだ。

 もしかしてサイボーグ?

 そのサイボーグがのる、この一見ガタガタの走る車体・・・、クランク周り・・・もう少し見たいが、まあオーダーの範囲で、サイボーグに返してみるか?

寄せ集めの天衣無縫



 出入りの人の置き自転車。当店に下女のごとく尽くしてくれる方がおられるとして、そのお方が公共交通機関で当店にご来店になった際の足がほしい。

 つきましては、自分の数本の足のうちの一本を当店内に置けないか?ということで置いて行かれた車体なんだが、まあそれが、持ち主の顔が浮かんでしまうような、車体だったという話なんであります。

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 まあ、懐かしいフレーム。もう今はない自転車屋のオリジナルフレームですね。ランドナー系、ツーリング車系のフレームを作っていました。

 「あなたは本当にマウンテンバイクで旅に出たいのですか?」というちょっと挑発的なコピーを、当時全盛期の鉄マウンテンによるツーリング車体化に対して、古き良きランドナーが旅情を誘う道を走る後ろ姿の写真の上に添えて、宣伝をしていたんであります。

 オオやるなあ・・・と思ってみていました。店主の周辺でも古いサイクリストで知らない人はなかったアルプスのツーリング車。

 ある人が、あそこはビル持ちで、家賃収入でやっていけたんで、頑固にランドナー一本でもやっていけたんじゃない?ということを言っていた。

 その真偽は知らねど、でも、旅行く人一人ひとりに対して、ていねいに車体の仕様を整えていた、というイメージもありましたな。

 自転車という幅の広い存在に対して、その一角を確実に守っていた、そういう店だったのかもしれませんな。

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 パーツの隙間から、ヘッドパーツにアルプスのAの字が見えますね。

 一体どうやってコイツを入手したんだろう?それを自分色に塗り替えて乗っている姿が、昨日今日の自転車乗りじゃあないね。まあ、寄せ集め・・・しかしワンポイントと実用性を兼ねている、それを自然にやっているところが天衣無縫に見えますね。

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 その筋には根強いファンがいるのかもしれない、特殊なメーカー?のサドルバッグ・・・。ハンドル周りにあまり色々と取り付けたくはない店主としては、全く縁のないパーツだが、好きな人はいますね・・・。それも一定の年齢以上の方?ですかね。

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 サドルバッグを使っているだけあって、開き気味のドロップハンドルを使っています。そうでないと下ハンが握りにくくなってしまうんでね。

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 一体の古さと標準性を持っている600、この手のものが現行品として作られ続けられることを望みますが、ないものは仕方ない、しかし便利なパーツだね。中古品を探せばまだ出てきますんでね。

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 このWレバーっていうのが、対応力が有りますね。ハンドルから少しくらいなら手を離していい、という方は、これはこれの選択肢かと思います。

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 ムムム、こういうところがまたパーツ選びの粋な所だね。持っていたのかな?探してわざわざ付けたんだか知らんが、このギア歯数の差がすごいわ。これをうまくチェーンがたるまないようなセッティングをしているのか?自覚的に使わない組み合わせを決めているのか走らないが、今の大きなギア比をカバーできるリアディレーラーならイザ知らず、昔のディレーラーでこういうことするのは、自覚的に自転車を操作する人でないとできるものではない。

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 で、カンチブレーキを使っている。この見た目の自転車なら、大いにありありなんだが、これもまた、どこから探してきたんだ?というものであった。

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 カンパのカンチだって。希少品だよね。かつて店主は、オール持ち込みでカンパのマウンテンコンポを組み付けたことがあったが、その時以来かな?こんなものを見たのは。

 それもそこそこ効くものだった、カエルブレーキよりも効くんじゃないかな?

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 リムもアンブロシオ・・・。ドンドン欠品となっているアンブロシオ、日本の業者の買い付けがないだけなのか?メーカーが作らなくなっているのかは知らないが、入手しにくくなることこの上ないパーツである。

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 このヘッドパーツはもう少しいいもの入れてもいいかな?という感じもしなくはないが、まあフレームフォークを入手したときについていたんだろう、多分。そして変えるほどひどくないので、このまま使うということなのかな?この辺は実を取ったか?という感じだわ。

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 こんな自転車を当店に置き自転車として、置いていくという。ちょっとした存在感はあるね、ただ、下に置いておくと邪魔になりそうなら、吊るしておくかな?

 しかしまあ、自転車というのは、その持ち主、組み主のあり方を如実に表すものだなあ、とも思う。良きにつけ、悪しきにつけなんだが、その人の人柄が忍ばれるような車体があると、その人に会ってみたいと思うだろう。

 この自転車のもあるタイプのおじさんたちからすれば、この持ち主の女性に実際に会ってみたいと思うだろうなあ、たぶんね、そして実際にその女性に対面したら・・・、腰抜かすだろう(良きにつけ悪しきにつけ)・・・たぶんね。

7月25日26日 サイクリングキャンプしませんか?



 この夏の7月ですね・・・、どうなってんだろう?まだ緊急事態宣言中ですかね、6月20日まで伸びるそうですが、それからまた一ヶ月とか延びるのか?それとも、運動会のために意地でも解除しようとするのか?

 まあ、この国が完膚無き迄に敗戦し、70年以上属国状態が続いているってことが・・・体感できるくらいの昨今でありますな。

 ともあれ、解除されたら開くキャンプ場があるそうですよ、奥多摩の戸倉ってとこに。

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 近くにはきれいな川が流れています。冷たい水ですよー。

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 勿論泳げますよ。水に浸かるだけでもよし。

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 こういうバンガローもあって、外回りで煮炊きできるようになっています。持ち込みでやるとなると、かなり安く出来ますね。

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 こんな感じのところで雑魚寝ですね。

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 まあ、ありきたりといえばありきたりですが、なんと7月の25日と26日、日月ですが、場所が取れてしまったんです。二十人くらい泊まれるくらい宿泊も押さえています。

 ということなので、月曜日有給休暇や、夏季休暇が取れる方で、できれば当店から自転車で行ける方・・・、もちろん車組も、公共交通組もOkですが、ちょっと参加してみたいという方は、どうぞ当方まで意思表示をお願いします。

 自転車使って、飲食持ち込みで、雑魚寝なんで、大した費用はかからないと思います!正確な金額等が決まりましたら、また公表いたします。

 ということで、こんな中でも少しは夏休みのようなことしたい!という方、ご参加表明お待ちしています!


 

鉄箱2 モール化計画?



 鉄箱の2。これの再利用をどうしようか?と考えつつ、試行錯誤でやってきたんですが、徐々に、徐々に、先が見えてきそうな気配、ハード優先でソフトを整えていくという作戦だな。

 古い引き戸を撤去して、全面の鉄骨、といっても構造というよりも間柱に近いもんなんだが、そいつらを撤去して、一気に広くなった。

 ここに、鉄箱1から撤去した、あの白枠の重い引き戸を移植できないか?なんてことを考えてずっとやってきた。走りながら結論に近づこうということでね。

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 これね、ちょっと前まで鉄箱1のフロントを飾っていたはめ殺しの引き戸だったんだな。これはこの鉄箱製作者の渡辺さんが原宿かどこかの解体現場からわざわざ運んできてくれたもの。まじで特注でやってもらったら一枚何万したもんやら・・・。

 コイツが付いたことで、あまりにもおしゃれということで、当初自転車置き場にしか考えられなかったここが、他にもなんか利用できるんじゃない?というある種の「混乱」の元にもなったともいえる。

 そのくらいハイセンスな、引き戸なんであります。

 それが・・・、

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 開閉を楽にするために改造した、新しいサッシが来たもんで、四枚ほどの行き場がなくなってしまっていたわけだ。

 まさか捨てるなんてこと、もったいなくてできない・・・。

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 こいつらほどの逸材共をこうして店の隅に追いやって置いとくだけではあまりにももったいない・・・、何か有効な利用法はないか?ということで、考えに考えた末、鉄箱2に移植ということだったんだが、言うは簡単、行うは難し・・・という典型の施工となりました。

 勿論今回も店主一人ではどうにもならず、幼馴染の小林先生と一緒に、木工鉄鋼合わせ技でもってやっていくことに。

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 まず、あのアルミ枠の大戸は重い、見ても解ると思うが、アレをゴム吸盤で毎回移動していた身からすると、重いのなんのって・・・。なので、やわな木をあいつらのレール土台にしてしまったら、徐々に陥没・・・、そして重く鋭いアルミのエッジで下回りは削られて、しまいに傾いて、開けづらくなり、それゆえまた力ずくで開閉されて、それがまた下回りを荒らし・・・ということになることは目に見えていたんで・・・。

 鉄骨を使うことに。この鉄骨は、仮店舗の櫓を組んでいたÇチャン鋼。こいつらも重い、そして櫓撤去以来、蟄居状態というのももったいなかったんだな、まあ頑丈を絵に描いた鋼材なもんで、今回のアルミ大戸対策にはもってこいなんじゃないか?ということだったんだが。

 とはいえ、大戸に合わせて作られては全くいないところが全くの素材ということで、こいつらをどう組み合わせれば、快適に開閉してくれるか?なんてところが、技の見せ所となる。

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 土台のデカイCチャン鋼の上に、一回り細いÇチャンを背中合わせで取り付ける、細いほうが足りない分、切って付け足す。それらを鉄ビスで固定するが、流石に鉄鋼の厚みがあるために、下穴開けてやらないといけないが、なんとか・・・。

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 Çチャンの内側に垂木を入れて、そちらのエッジをレールとして使用。このエッジの太さがアルミ大戸の車輪とピッタシ!!!

大戸を借り置きして、スライドさせたら、思った以上の滑りの良さにちょっと感動・・・。

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 そうなると一気呵成に!枠づくり、溝掘りなんかをやって、まずは三枚の内、一枚のはめ殺し用大戸を設置。

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 ここには三枚の大戸移植を計画しているんだが、なぜ三枚ともに動けるようにしないか?というと、三枚を自在に動けるようにするためには、3レーン必要になるという簡単な理屈によるということね。

 まさかそのためにÇチャン二本並べて、場所を取るわけにはいかない・・訳で、一枚ははめ殺し、そうして残りの二枚は一列に並べて、一本のレールで開閉するという仕組みを作ったわけであります。

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 そして、もともとの鉄箱2の幅からして、アルミ大戸三枚並べると、このくらいの壁が必要になりますので、壁を脇に作ることに。

 そして、数時間の施工の末、

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 なんとかアルミ大戸三昧を移植完成・・・となりましたよ。

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 これは内側から見た写真です。まだ窓枠回りの化粧板や、塗装などは済んではいませんが。

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 ちょっと雑然とした写真では有りますが、鉄箱1との連続性が出てきたような気もしますね。

 もう少しよってみます・・・、

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 うん・・・、ちょっとしたモールとして成立しそうでありますな。

 コロナの後、三年後?四年後?かどうか知らないが・・・、毎週が狸祭のように、様々な小店を入れて、ワイワイとやっていきたいですね。そこに人とものと情報が行き来する市、中心は自転車屋だけどね・・・。

 さて、残すところはあと一つ・・・、そいつが済めば、新規開店なり!

一体何者?元祖クロスバイクかな?



 パッと見て、マウンテンバイク!と思った人どのくらいます?または、クロスバイク!と思った人もどのくらいいるんだろう?

 店主は古いマウンテンバイクかな?と思いつつも???状態ですね。どっちでもいいといえばどっていでもいいし、どっちでもないのかもしれないがね。

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 一見した分類がしにくかったのは、チネリだったからかもしれませんね。タンプトッコ?とかいうのかな?

いくつか写真を見てみると、フラットバーツーリング車という流れが見えてきそうですね。ランドナー系のツーリング車の歴史がある。その脇から、アメリカ型のフラットバーマウンテンバイクが突然入ってきた。

 なれば・・・、フラットバーのランドナー・・・、ツーリング車でもつくってみるか?という発想なんじゃないかな?なんて勝手に思うわけであります。どうなんだかね。

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 この手の上向きオーバーサイズのステムはもう絶滅種ですね、しかも一律に長いもんが多いねえ、イヤ残っているものがたまたま長いものだったからかな?

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 フラットバーよりも両脇下さがりなのが、ちょっと握りにくかったが、まあそんなことはどうでもいい。

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 7速時代の代物です、なので二十五年は前のもの・・・でしょうね、三十年近いかな?

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 これも今や絶滅危惧種のトリプルクランク。全盛期には足が開くんで選んでは使いたくはなかったが・・・、今となっては、リアのスプロケをクロスレシオにして、前三枚・・・という選択肢もありか?なんて思うこともある。

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 このカンチは効くね、街乗りとしては上出来、のんびりツーリングにもいいんじゃないかな?

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 ヘッドチューブにイラストが描いてあるぞー、この辺もチネリ風なのか?かつてチネリピストか何かで、ローマの地下鉄の路線図が書かれているものがあったっけかなあ・・・。

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 総メンテということで、放ったらかしにしていた自転車を再生したいということでもってこられた。別にチネリだからといって、全く気負いがないところがいいですね。普通に長く乗っていってくれるんじゃないかな?

 でも何度も言うが、別に分類しつくしたいわけでもないが、一体コイツの車種はなんなんだろう?

 いつも店主は間や、隙間についての考察をしているが、こういうのを見ると単に間だけではないな・・・ということもわかってくるね。それなりのヒネリがないと、面白くはないかもしれない、単なる間だけではね。

 ロードと、マウンテンの間としての、グラベル・・・。いやグラベルはグラベルでちゃんとした1ジャンルだよ、という声もあるかもしれないが、間としても捉えられないこともない。

 ロードとクロスバイクの間としての、エンデュランスロード・・・とかいうのか?これも決めつけはしないが、とある方面から怒られそうな定義かな?

 ロードとツーリング車の間としてのスポルティーフ・・・とか。

 そして、今回のこの車体は、一体マウンテンとクロスバイクの間なのか?それとも、ツーリング車のフラット版なのか?

 間への思考は、それなりに大事かもしれないが、それだけではない?分類単純な間だけではない、ヒネリというか、ものとものの間という空間的なものだけでなく、時代的・時間的な間もの・・・なんてとこまで深めていく必要もあるのかもしれませんな。

 うん、フムフム。

 わからない人には全く理解できない話かもしれないね・・・こういう話題はな。

ポジションはもっと重要かもしれないなあ



 フラットハンドルにしてもらえませんか?と女子が言ってきた。

 ハンドルが遠いので、フラットハンドルにしたい・・・。

 店主はモロフラットのハンドルだと、手が痛くなるので、お薦めはしないんだが、人によってはフラット好きもいるわけで、それは一概にいえない。ただ、遠いいのなら、近くにすればいいの?という疑問もでてくる。

 そもそもドロップハンドルが嫌なの?

 いえ、ドロップハンドルはイヤじゃありませんが遠いので・・・。例えばエイドブレーキとかつけてみたらいいかも。

 それなりの選択肢はご存知のようですね・・・ということは、もう少し聞き出すことで、フラットハンドルにしなくてもいい対策があるかも、なんて思います。

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 鉄フレームを作って売っているラレー、小さいフレームもいくつか見たんで、サイズも幅広いんじゃないかな?そういう意味ではすごいメーカーなんだと思いますが。

 デカイメーカー?だけに?詰めは甘いかもしれなませんな。

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700Cだと、ホイールがでかく見える。ある身長というかそれ以下というときには、650Cの方が使い勝手はいいだろうという持論が有りますよ。

 殊にアジア系であるならば、一体内の体格が多いとすれば、それに合わせたレーサーづくりなんてのももっと自覚的にやっていいとは思いますな。

 東京サンエスさんはそのへんには敏感で、Jフィット何ていうシリーズを作っています。ジャパニーズフィットという意味らしいですが、何ともそこで終わるなんていうのは、いかにも島国の発想ですな。

 なんで、東北東南アジア20億人以上を意識しないんでしょうね?非常に控えめな発想です・・・。そういうところをまた目ざといどちらかに取られてしまっていては、目も当てられないね。

 Aフィットだろうが!アジアンフィットだろ!今後の経済発展の中心地となるであろう地域をなんで意識しないのかな?まあ、作ったものはそのままスライドできるだろうがね。

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 詰めが甘いと思われるのは、こんなところ。小柄な人のために作られた自転車だとしてもハンドルが広すぎるのかもしれないし、ステムももう少し選択肢があってもいいかもしれない。

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 31.8なんていうクランプ付近の規格も、アルミでたわませないというレーサー仕様としてはいいかもしれないが、それはプロレベルの話であって、本当にそこまでハンドル周りに剛性が必要なんだろうかね?

 そこが太くなるために、ハンドル全体がなんか太めになってしまう。そうなると手の小さい人には掴みづらい太さいなってしまうんだが、そんなことはお構いなしなのかな?

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 ステムで10ミリ手前にして・・・

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 ハンドル幅を大幅に狭めてみるだけで、より身近な自転車に変身しないとも限らない。

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 それにはっきり言って、シフトワイヤーを内側形式にした失敗作、駄作といえる5700は本当にブレーキも引きにくい・・・。

 それをワイヤーオイル漬け、ワイヤーの調整をすることでどこまで女子でも力を入れずに引きやすくなるかをセッティングする。
 
 それでも・・・というときには、エイドブレーキを入れてみてもいいかもしれないし、何なら、別の手元シフターにしてもいいかもしれないね、その前にできることはやっておこうということだ。

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 クランクは165ミリ使われているが、店主としてはこの乗り手なら・・・150ミリにしてやりたいなあ・・・と思うんだけどね。

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 取り敢えず、ハンドル幅の狭い、26.0のハンドルにして、ステムを10ミリ手前にして、バーテープを引っ張って薄く巻き直してみて、様子を見ましょう。

 こういうセッティングは、やはりより身近なところがやるしかないのかな?もっと他にやり方もあると思うが、最後は一人につき一台のセッティング・・・、これを目指すには当店のような店の意義は多少はあるんだろうなあ・・・。

一日の長 さすがお兄ちゃん やりきった!



 ほぼ塩漬け状態だった、コイツが出ていったのが数ヶ月前。今は外されていても、かつてのNJS走りに締まりは有りますねえ、ご老体のはずなんだが。

 で、コイツを乗り継いだのが、あの玄人はだしの自家塗装の鬼!通称カメレオンマンこと、Bさんなのであります!彼がこのままで乗り続けるわけがないと思いましたが、案の定の展開となりました。

 とはいいつつも、第一回のあれよりも大分バージョンアップした発想と技の応酬で、かなり回りを楽しませてくれました。

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 全開は確か昨年の秋頃でしたか、印字のシートを手で切ったりとまあ、手間かけまくりで1月以上かかったかな?今回はその反省を込めて(店主含め)手切りはやめて、その辺はカッティングマシンをより活用しつつ、もっとデザインに沈潜しながらすすめていこうという作戦。

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 途中、見切り発車の妹さんのサポートなんかで時間取られましたが、なんとか5月中に完成ということで、あの手のこんだ状態でよくまあ一月以内で出来たねえ、と周りの評価も高い・・・。

 そんなスケジュールのことなどよりも、出来がまあ、一段とレベルが上がって、これ他所から依頼が来るんじゃない?というところまで行ってますんで、まあご覧ください。

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 今回のコンセプトは、ラーメンどんぶり的なイメージということだ。朱とクリーム色、それに雷門とそれを暗示していますな。

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 中華料理店の窓枠なんかに有ります「喜喜」相喜というんだそうですが、コイツも仕込んでいます。

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 ヘッドチューブには、自分の名前を篆刻した印字を配置。今回はフルネーム出来ましたね、前回は名字だけでしたが。

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 このヘッドチューブ裏には、隠れパンダも住んでます。芸が細かい・・・。

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 これは惜しかったんだが、パイナップルも二個フォークに食わしています。

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 どうせ塗るなら、アルミ板もやってしまえと朱のアルミになりましたが。

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 これがすごいよね、と感心を買っています。漢字の草書体を探してきて、それを枠取りしてカッティングで切り出したわけであります、実に細かいところも切り出されている、マシンの性能を改めて感じた次第、またマスキング専用シートの優れたところも確認、これは使えそうだなあ。

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 書かれている文言は、ほとんど全ておめでたい言葉と教訓もの。万事如意とあります。

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 恭喜發財、まあ日本で言うと商売繁盛のようなもんでしょうか?

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 パーツはほぼ元に戻し、チェーンとワイヤーのみ金にしてみたという凝り方であります。

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 これが全貌です!まあ、本当よくやったよね・・・。

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 暫く自分の作品を多角的に撮りまくっていましたね、その内、これもまた玄人はだしの報道写真家がやってきて、撮影大会になっていた。

 傑作はこれ・・・、

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 文化大革命の時代、プチブル階級ということで粛清に合う前、自身の愛車と共に取った最後の撮影・・・、なんて題がつきそうですね。

 ということで、5月はこの際塗装兄弟に話題をすべてもって行かれた感じです!

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 これで、自家塗装希望者が増えるんじゃないか?なんて予感有りです、サポートしますよ適当に・・・。

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 撮影終了後、自身の再塗装した自転車で、さっそうと次の目的地へ向かって踏み出した、次のフレーム、自転車を探すたびになるかもしれない、カメレオンマンの挑戦は続く・・・だろう。

十一年ぶりのメンテ!



 二店舗前の、旧店舗の駐車場、杉並時代ですね。懐かしい、今から十一年前にやってきました。老舗というほどでもない当店では有りますが、時を経てこういう自転車が元気で戻ってきてれるというのは、何か嬉しいですな。

 何やらロンドンの古物市で購入して、それを日本にもって帰ってきて、どうしようということになった。そして考えて考え抜いた末、大変身したのが、これだった・・・、

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 ホイール回りを中心に、ちょっとぶっ飛び仕様で再生したわけだ。これを称して、白髪リーゼント・・・とか言ったな。白髪モヒカン・・・だったっけな?

 この自転車が、十年以上の時を超えて、当店にメンテでもってやってきたわけだ、ありがたいというか、ちゃんと乗ってもらっていたのね。

 で、どこがぶっ飛んでるか?というと、ここだ。

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 特にフロントホイールね。ディープ系の金リムというだけでもビンテージに取り付けるにはぶっ飛んではいるが・・・、

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 これ二本取りの3ネジリのなんちゃってラジアル組というやつね。これはまあちょっと組むのは大変なんだが、ここが大幅には狂っていなかった。

 そして未だに硬かったなあ・・・、ヨシヨシ。

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 十年以上経つと、金もハゲるね、ブロンズになっているところが何とも渋くていいなあ。

 その他については、ブレーキまわりを中心に点検をしていった。

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 引きシロを整えて、シュー交換すると、かなり止まるね。

 しかし、今回メンテをしたあとに乗ったが、コイツ調子がいい車体でやんの。それは驚くよ、なんて乗りやすいの?って。

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 シッカリ踏んでもたわみも好きもなく気持ちよくトルクをかけられる。

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 シフトもフリクションなんで、乗り手の技による、全く劣化していない。

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 しかし、フリクションのWレバーは最強だね。メンテレスでも十年以上保つのかな?多少ワイヤーを締めるくらいで、あとは放っておいてもいいほど単純な構造、これがトラブルフリーの秘訣なんだろうな。

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 シューの交換と、取り付け増し締め、調整をしてワイヤー交換等をしたら、問題なく効くようになった。このエイドつきブレーキレバーだが、どこからでもブレーキが引ける、リラックスして乗るのには最適かもしれない。

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 しかし、試乗して驚いたほど、劣化を感じないほどの老骨である。実際ずっと乗っていたいと思ったくらい。メンテも効いたんだろうが、ここまで長生きするんだから、土台もいい車体だったんだろうと、思わざるを得ない。

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  さすが、チャンピオンだわね!

メイトとやらを子育て仕様にする その3



 エエと、どこまで言ったっけね・・・。コイツであります。

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 デンマーク産のメイトという電動バイクでありますね。欧州ではスクーターのようなバイクがないようで、この手のEバイクというのがその代わり+αなもんで、爆発的に売れたということなんだが、その中の一種なのかな?でもコイツ、よく見ると折りたたみ機構を持っているね。

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 ハンドルも倒せる機構が付いている。折立めても重いけどねえ、大分な。

 で、スタンドをつけた、しかも築地自転車のような四足スタンドを取り付けて、リアディレーラーもディスクも活かした、というところまで進んできたと思うが。

 まだミッションは2つばかりある。

 一つは子のせをつけてくれ!

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 どうもこの型の子乗せが好きならしく、とにかくコイツを購入、そして好きなステッカーをバシバシ張ってしまったらしい、あとは取り付けるだけだ・・・ということ。趣味が先行するという、いい傾向だ。

 荷台のパイプも分厚く、タイヤに合わせて開いているので、それはすぐには付かないよね。

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 わかりにくいが、ホームセンターで長い金具を二本購入して、長さを切って、穴開けて、取り付けたわけであります。

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 うん、絵になっているなあ。物理的にも後ろに落ちないように工夫もしてあります、ハイ。

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 そして、最後のミッション。これも持ち込みのこのプラのボックスを取り付けて欲しい、方向もご指定で。これについては、サスペンションフォークのため可動部を避けてまずはキャリアを取り付ける。

 その際に・・・、

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 サスペンションの太さがもうバイクと一緒で40ミリ〜41ミリ。なので、これはもう自転車の部品を探してもでてこない。なれば餅は餅屋を尋ねてみると、バイクショップにはこの径のクリップがあった、安くはないが、4つ取り寄せる。

 このクリップに下支えを、二本取り付けてしたから支える。これで強度は出るでしょう。

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 そして、正規のキャリアに、拡張型の外付けキャリアを取り杖けて、その上に黒ボックスと置いて、

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 金具で、三点どめをするわけだ。強度はもう十分だろうね。イヤー、3ミッションすべて通過!かな?

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 かごの下にライトを移植したので、荷物等で遮られることもない。

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 そして復習です、四足スタンドを取り付けて、立てた後にシフトワイヤーがスタンドと干渉して折れないように、柔めのアウターを取り付けたということでしたね。

 これにて、完了かな?

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 はい、こんな感じで完成・・・したということにしましょうか。

 人によってはこのド派手自転車を外で見かける・・・とも聞きます、ちょっとしたマイナーブレイクでもおきているのかしら?

 さて、もしもそうしたブレイクがあったとして、今後のこの手の改造依頼が来た場合・・・受けまします、これと同じようにするか?できるか?ということは別問題となりそうなので、その辺は要相談となりそうですな。

 さて、どうなるやら、どんといらっしゃい!

 これにて3ミッション終了。

鉄箱2 手を入れていく



 鉄箱の2、いま空き家状態になっている、ここに手を入れて新しい展開にしていこうということになった。

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 引き戸を外して、ここを大改造していこうという計画。

 そういえば・・・、
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 鉄箱1から外した高級で洒落た窓枠が四枚ある・・・。こいつらを使わない手はない。だったら、鉄箱2の引き戸に使えないか?ということで、そこを目指して、見切りで動いていく。

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 引き戸を外して、外壁をも外す、全面的に開放していくわけだ。

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 構造・・・ではないが間柱のようなもの全て外して、全面をあけた。

 そして、徹底した壁の断熱を内側からと外側からやっていこうという計画。真夏も真冬も余り室内の温度が変わらないようにということで。

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 鉄骨の脇にネダを添わせて、コーキングその1を徹底する。

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 コーキング剤は二十本購入して使い放題に。そして、それが終わったら、今度な寸法に合わせた木枠に、断熱材を入れ込んで、また徹底コーキングその2をまた徹底することに。

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 とにかく隙間を埋めて、空気を動かさないようにというご指導の元、もう徹底しますわよ!

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 こうやりながら四面の中の二面のコーキング、断熱完了ということで、施工ま続くよまだまだね。

 あとは天井をやり、各所にコンパネを張って、そしてまた外枠コーキングその3を徹底するでしょうね。

 そうして、あの洒落た窓枠を三枚、入り口に使います。そして残った一枚を街道側かな?かなり今後が大変ですが、約半月をめどに、ここを整えてまいりますよ!

 一体何になるんだろう?

メイトの子育て仕様 その2



 何度か本当に持ち込んでいいのか?聞かれていた事情が、この車体を見た瞬間納得できた、と同時に、しまった・・・安請け合いしたかも・・・と、流石に焦りましたわね、この異形の自転車を持ち込まれたときにね。

 なになに、コイツを子育て仕様にして欲しい。安定感のある両足スタンドの設置、持ち込み子のせカゴの取り付け、そして前かごの取り付け・・・と3つのミッションを持ってこられた。

 どれもこれも、規格外だな。

 まずタイヤを見てもらえばわかるとおり、ぶっとい!当然フレームもそれに合わせて幅広に作られている、こんな車体に合う両足スタンドがあるのかよ!といいたくなる。

 そして、幅広のフレームには同然幅広の荷台となる、その幅広の荷台に対して普通自転車取り付け子のせカゴが単純に付くわけがない。

 そしてカゴだが、サスペンション付きのフォーク、それも自転車としては規格外、ただでさえサスという可動パーツにカゴ付けるなんていうのは面倒なんだが、こんな自転車からして規格外のフォークに自転車用のキャリアが普通に付くわけがない・・・。

 3つのミッションとも、どう考えても無理!!!という領域のように見えてしまう・・・。

 そんな無理筋の施工依頼が、事前に調べなかった店主の安請け合いの返事から、車体共々来てしまった・・・。

 さてどうするか?もこうするかもない、やるだけやってみるしかないということだ。

 で、まずは手持ちの両足スタンドを並べて途方に暮れるか?と思いきや、意外や意外、加工することで取り付けそう・・・という兆しが見得てし待ったんだな。

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 この3つが候補なんだが、このぶっとい車体に一番合いそうなのはどれか?といえば、右の築地自転車についていたような四足スタンド・・・だろうということで、ダメ元でやってみることに。

 ウィンチという吊り下げの機械を使って、上げたり下げたり、付けては外して、切っては当てて、穴開けては当て手を繰り返し、試行錯誤の末だったなあ・・・。

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 なんとか付いてしまったわけだ・・・。付いてみるとコイツですらほっそり見えるね。

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 この太いタイヤから見ると、幅が狭くすら見える・・・でもまあ付いたし、シッカリ立つし、コイツによる機能制限は一切起こすことはなく、出来たということだわ。

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 ちなみにこの一本足スタンドは取らずに、付けておきます。簡易に止めるときにはこいつでよし。子どもの乗せ降ろしなどのときには四足スタンドを使えばよしということで。この一本足スタンドと今回の四足スタンドとの干渉はなし!

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 三箇所の曲げ直しと、ナット付。このボルトは12ミリの1.25なんていう特殊中の特殊規格だった。元々付いていたナットの溝が弱かったので、別モンに取り替えたが、まあ規格外のナットの少量発注の高いこと・・・。百個以上取ると三分の一以下の値段になりますが・・・。

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 反対側も三箇所の曲げと、穴あけと、そして肉削ぎでなんとか取り付け完了。ところが、コチラにはリアディレーラーが付いているので、そいつの機能制限をかけないように工夫が必要なんだが、その一つがこれ。スタンド立てると、ワイヤーと干渉する、ほぼ確実に。

 干渉してワイヤーが「くの字」になってしまうと変速に支障が出る。干渉しても逃すような柔らかい素材のアウターを部分使用することで、回避。

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 そして、本体の動きがスタンドに干渉しないように、下駄を履かせて、より下部に付くように設定。

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 一番チェーンの引きを要求されるローに入れて、こんな感じ。ではトップに入れたら・・・?

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 トップに入れても、ギリギリこんな感じなので、すべての変速位置に対応可能・・・ということが実現したのであった。

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 これが解除した状態・・・。地面ギリギリに平行になっています。ちょっとした段差や、激しくコーナーリングすると、少しスタンドと地面が干渉すること有りますが、まあ許容範囲でしょう。

 ということで、まずは、第一関門・・・、それも最難関の第一関門通過!!!ということで、第二、第三関門へと続くことになります!

 続く!

メイト?まあ持ってきたなさいよ 子育て仕様その1



 事前に電話で自転車を厚木から持ち込んでいいか?という連絡が入りました。

 メイトっていう自転車なんですが、いいですか?

 いいも悪いも、持ち込まれて見ないとわかりませんからどうぞ!ということで快諾したんだが。

 メイトなんですが、いいんですか?と。はい、ですから、どうぞ!

 ということで持ち込まれたのが上の写真の車体。何度か念を押された理由はこれだったのね。確かに、電動自転車で、というより欧州のEバイクだよね、重々しくって、なんだこのタイヤの太さは?まあ、普通に走っている日本の電動自転車とは大分趣が異なりますね。というか、全くの別もんだよ。

 クラウドファンディングで出来たんだと、東京の洒落たところに代理店があるそうで、実はもう結構国内で走っているらしい。人によってはもう見かけたとも聞いた。知らぬは店主ばかりなり。

 事前に調べておけばよかったんだが、まさかこんな異形に近い自転車来るとは思わなかった・・・、安請け合いし過ぎかな?とも少し反省・・・。でももう、目の前に来たんだから仕方ない・・・、なんとかできるとこまでやるしかない。

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 たしかにゴッツいよね・・・、どうも子育て仕様にしたいらしいが、案の定どこの自転車屋からも断られたということだ・・・。よくあることだが、今回のこいつは、当店もお断りになるかもしれないなあ、と正直思ったんだが。あまりにも今まで扱ってきた車体からするとぶっ飛んでいますからな。

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 一本足のスタンドが付いているが、これで子育ては大変という意味で、両足スタンドを付けてほしいというのが、まず第一のミッション。

 しかし、この幅に対応する自転車のスタンドなんてあるのかよ?

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 しかも左がディスク仕様だし、

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 右にはディレーラーもある・・・、ダメダメの条件が揃いに揃いまくっている。

 もう、見るからに「当店でもダメですね」と言ったほうが楽そうだ・・・。と入っても、やらずに断るのもねえ、と言って・・・やって傷だらけにして、やっぱりダメでしたというのもなあ・・・。

 やはりやらずに断るほうが無難・・・かもしれない。

 という展開にはどうしてもならないのが当店・・・とにかく見切りでやってみるか?と、スタンドというスタンドを引っ張り出す。

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 こいつらが、当店回りでいうスタンドの猛者共だ。当然このままでは幅が合わない・・・合うわけがない。でももしも加工でどうにかなる範囲のものだったら、もしかしたら、依頼者の思い通りの展開になるかもしれないね。

 で、3つ共に加工手前の計測をやってみたら、まずいことに・・・、誠にまずいことに、3つとも加工による取り付けは可能という結果がでてしまった・・・。この何インチか知らんが、野太いタイヤにかすりもせずに屹立することができるんだよね、この三本共が・・・。

 こう考えてみると、自転車パーツというのもスゲーポテンシャルを持っているということがわかるね。驚いたわ。この手の異形に近い車体となると、何もかもオリジナルでないとダメに作られていて、スモールパーツから交換パーツに至るまで、その分かなり高額に作られているなんて例は掃いて捨てるほどあるわけだ。

 それに対して少なくともスタンドに限っていえば、一般パーツでどうにかなってしまうというのはある意味脅威だよな。

 で、この3つの中では左のものが一番手っ取り早く取り付けはできそうだ・・・でも、この何もかもぶっとい車体からすると、右の牛乳屋や築地で走っていたの実用車四足スタンドが一番似合うよね・・・。どうせ無理難題で、ぶっ飛んだ車体に取り付けるなら、ぶっ飛んだスタンドが取り付けられたら面白い・・・なれば、この四足スタンドの取り付けを目指すべきだよね。でも、これが最初で最後になるだろうな、多分。

 ということで、やってみることに。

 車体だけでも三十キロくらいある?そこにスタンドを取り付けるとなると、スタンドのない状態であれこれやらなければならなくなる・・・、当然一般の作業台に取り付けるわけには行かない・・・。

 そこで、ワイヤーをかけて、外二階の単管に取り付けてあるウィンチを使うしかないね。そこで車体を浮かせて、施工しよう・・・。

 しかし、想像はつくと思うが、まあ大変で大変で、何度も外してはあてがって、計測しては印を付けて曲げたり折ったり、穴開けたり、切り取ったりと、大立ち回りの展開となった・・・。

 まずは取り付けるだけでも大変だというのに、リアディレーラーなんかが付いている・・・。築地で走っていた自転車にディレーラーは付いていたか?牛乳配達の自転車にディレーラーに付いていたか?そう、あの四足スタンドにはディレーラーを取り付ける余地などないのだ・・・。

 ったく、自分で選択したとはいえ・・・、面倒くせーもん選んじまったわ・・・。

 とにかく、思い車体を浮かしたり下ろしたり、ネジ締めたり緩めたり外したりと一体何日かかったかな?

 勿論作業に夢中で、途中の作業工程など写真や動画などは一切ない・・・。

 ということで、どうなることやらなのだ!

 続く!

古めの自転車のハンガーが折れた・・・



 キャノンデールもこのメガチューブで自転車を作って、アルミ新時代を予感させてから、もう三十年近く経つのかな?ヘッドパーツや、BBなどにも独自規格を付けたがるくせのあるメーカーだが、そのためか、大分持ち込まれてなんとか対応してきただけあって、面倒くさいが、憎めないメーカーでもある。

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 でどうしたのか?と思ったら、ちょっと大変なことになっていた。

 ハンガーがないじゃない・・・。

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 そう、きれいにポッキリ折れてしまっています。年式からして、使い込んできたらこんなことは起きるんだが、もうだいぶ前の車体だけに、この取り換えハンガーなんてないだろうなあ。メーカーに問い合わせる気も起きないよ。

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 フレームの他には、特にどうということもないが、ハンガー折れだけで、車体そのものを諦めるにはやはりもったいない。

 有りものハンガー在庫を除いて見たら、なんと!類似のものを発見!!!

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 やった!とばかりあてがってみると・・・、形はほぼ一緒なんだが、挟み込むエンドの厚みが違って使えない・・・。これは惜しい・・・非常に惜しいが仕方がない。

 どうしよう?

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 既存のこんなパーツがある。これが使えれば・・・再生は可能・・・でしょう。ただし、細かい型が全く違う。合わせて加工するしかないか?

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 裏の出っ張りを削って平らにする。あくまでも自転車のフレームに合わせないといけませんからな。

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 そして、スリットにハンガーを合わせて、固定する。これがずれるとホイールが傾いて装着することになるので、致命的なミスとなってしまう、慎重に、慎重に固定ボルトのための穴を開ける。

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 そして5ミリ0.8ピッチのタップを切ってボルトで後付ハンガーを固定する。これでうまく行ってくれればいいが。

 ちなみに、ネジ止めは一点、あとはクイックレバーで固定するので二点、なので、多分大丈夫かと思うがね。

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 なんか、良し!付いているぞ。

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 よくよく見ない限りこのダサさには気づきにくいだろうから、まあ、よしとしよう。そして全てのギアにかかることを確認して、まずは救出完了というこでいいかしら?

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 この持ち主の方、何か紀伊国屋が好きなのかしら?

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 吉祥寺の店までこれで行くのかね?

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 全部が全部、こんなことができるかどうかはわからないが、ハンガーがないだけで、フレーム自体を諦めるというのは、感情的にも辛いよね・・・ということで、今回はまた街道へ戻って、買い物とか仕込みに使われるかと思うと、心から、めでたしめでたし!と思うよね。

ブレーキいじり ただ見本になる小径



 KHSというメーカーの小径車です、実は店主も今ある小径車があって、今放っていますが・・・

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 コイツを軽量化して、旅行自転車にしようか?と画策中。コロナが収束したら、台湾故宮、北京故宮あたり走り回りたいなあ、と思っているんですが、まあいつになることやら・・・です。

 こいつをどうしてやろうか?という時に、まあマネはできませんが、へえ、こんなのあるのね、と気付かされた一台でもあります。

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 これなんですが、そこそこ走りそうでしょ?

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 このサスは、無垢棒に取り替えたいなあ、と思いましたが、その他はもう満点・・・ですね。

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 オ!今はなきベローチェ・・・。最後にこんなの一つくらい残しておけよ、と思いたいが、消しちゃったね。まったく。

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 スクエアテーパー時代のコーラスだ。こういうのも普通に作り続けていってもらいたいパーツなんだがなあ。

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 コイツはコーラス時代のリアディレーラーだ・・・。コンポというよりも寄せ集めのかき集めで組み付けた感じがなんかいいね。

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 ブレーキがまともに作られていた頃のケンタウロなんですが、このシューちょっと変でしょ?というか、

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 これはシューを止めるボルトの位置が違うでしょ?右のほうが正規のシューの位置なんですが、左のほうがオフセットシューというやつで、用途はショートリーチのキャリパーでは届かないリムをキャッチするためのシュートもいえるんですが、やはり中心から外に距離が出た分効きが悪い、ということで持ってこられました。

 ということはシューを正規の位置戻さないといけませんが、戻すとなると、やはりシューはリムをガッツリキャッチしてくれません。それでは効きは良くはない。

 では、どうするか?

 乱暴・・・というほどではないが、ちょっと力づくでやるしかない。フォークとキャリパー自身に、双方歩み寄りをしてもらうことに。

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 これでシューはリムをガッツリキャッチするようになる。ボルトから最短距離なので聞きます、やはりカンパはこうでなくてはね。

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 こんなブレーキも作り続けてくれればいいのにねえ、とないものねだり・・・。

 しかし、

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 寄せ集めでサラリと組んでいる、これは一朝一夕じゃあ出来ないね・・・、さすがだ。店主だったら、謎系コンポか・・・、手持ちの変な奴らを引っ張り出してきて組むかな?クランクには2つ穴開けてペダルの位置を選べるように・・・なんてね。

 そして、コンパクトにしまって、飛行機に持ち込んで、台湾一周・・・なんてやってみたいよね。

 さて、もう少し練るか、自分の小径車についてはな・・・。

金属加工の他分野は 刺激になるかも

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 自転車の大変は金属なもんで、それを削ったり穴開けたりなんてことは仕事柄やっているわけであります。それを金属加工・・・と言えるようなレベルか?というと恥ずかしい限りなんだが・・・。

 まあ、その辺のちょっとした加工程度で救えるものも少なくはない、という話。

 また来たよ、物騒なやつが・・・。

 コイツは、振り回したりするのに使うんだが、

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 まあ、こんな感じかな?舞踊の小道具でもある、夢中になって踊っている内に、後ろの演者を斬りつけるなんてことにはほぼならない。

 真鍮で、刃は付いていないが、切っ先は鋭いので、当たりどころによっては大怪我になる。

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 相方がダンサーなので、この手の小道具の手入れというかメンテ・・・じゃないな、修理に近いことはそこそこやることになる。

 というのも・・・、まあ最初からこの手の模造刀?の作りの出来が悪いんだな。

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 今回の案件は、というか今回の案件も、ここ剣の鍔に当たるところが、回転してしまうということだ、また来たよ、この手の修理が。

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 たしかにグラグラと、回ってしまう。いっそのことモーターでも仕込んで回せるようにする?とでもいいたくなるくらい回る。

 で、今までは柄が金属のものだったんだが、今回はじめて木の柄のものが来た。こういう細かい違いなんかが、対策を個別にしてくれるという意味では面白い。毎回、一本一本異なる剣をよく観察して、回る原因なんかを突き止めて、その対策を個別にやっていく。

 今回は木工も入りそうだ。

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 この鍔と木製の柄を剣の本体の固定しているところが、この円形のナット部分なんだが・・・。

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 表も裏もどこも円形で、工具が引っかかるところがない。噛みつき工具か何かだったら使えるが、それでは傷が付いてしまう。ある種飾りの一種でもあるから、それは避けたい。

 となると、コイツは化粧ナットとして、実質的に工具で締め付けられるナットを仕込む必要がありそうだ。

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 例えばこのようにね。ただ、このままだとナットは入っても、工具が入らない、工具が入らないと強い締め付けは出来ない、なれば、工具の道を作るしかない。ということは?

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 先日直した、旋盤を使ってみることに。母材を回転させて13ミリの鉄鋼用ドリルを取り付けて内部を削っていく。母材を回しているので、穴は曲がらない、中心に開いていく、これはいいねえ。

 これで工具でナットの本じめができるようになったので、あと一つだけ細工をします。

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 刀身から全ねじが溶接されています。ここに鍔、柄、ナット、化粧ナットと取り付けるんだが、刀身と鍔をシッカリ密着させる仕掛けを作ります。

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 こうやって刀身の鍔との接触部分を荒らしてギザギザにします。そうすることでここに鍔が接触して、工具で鬼締めされると、刀身に鍔が食い込んで、物理的に回転しなくなりますのでね。

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 この調子で締め込んでいくことで、鍔が安定していきます。

 で、最後に、刃に抵抗溝を刻みます。

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 これをすることで頭に剣を置いた時、髪の毛に食い込んで、滑って落ちなくなります。

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 実験の結果、実用OKとなりました!

 大した加工ではありませんが、その剣一つ一つの特徴を捉えて、その剣に合わせた加工をしていくという意味では、一本一本異なる加工をしていくことになります。

 その工程を考えていくところが面白いですね。この他に鬼目ナットの使用なんかも考えましたが・・・、今回はありものナットで解決。

 続々ではありませんが、ダンサーが出入りする当店では年に数回こんな依頼が有りまして、ちょっとしたアルバイトになりますな。
 

パーツ不足の中を ついに完成!!!



 コイツはカーボン車体で、元々はタイムトライアル車として組まれていた車体でありました。

 これをなんとシングル固定に変えてしまい、再出発を図ろうということで、組み付けた車体でありますよ。

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 スペインだったか、オルベアというメーカーで、確かオルカと言うような車体が一時大変目に付いたメーカーでもありますね。

 察しは着くと思いますが、フルカーボンなので、大丈夫か?と思うくらい軽いです。遠目に見てガチのトラックピスト車にも一見は見えますが、コイツは街道用として組み上げました。

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 その証拠にブレーキを前後につけています。

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 しかもデュラエースの効きのいいやつが付いています。元々タイムトライアル車体だったんで、この辺は当たり前につきますね。

 問題はブレーキレバーだったんですわ。できれば変なものは付けたくはない、バランス上ね。なので、テクニカルサポート店とすれば、是非ともTRPのエアロブレーキレバーを取り付けたかったんでありますわ。

 ところが、欠品続きの世の中・・・。まずは正統路線をつついて・・・次はいつ出せるかわからない・・・という返事。日本の他の代理店といえば、あさひか読売かサッポロか?というところ。早速取引申請し、取引開始!というその初日に、長期欠品ということを思い知らされる・・・。

 マジでないんだね・・・。メジャーなメーカーとはいえないため、それは大量在庫はしていないだろうことはわかっていたが、まあ、この有様だ・・・。

 そうすると、あれしかないかな?かつて1p、いくらと聞いて、意外とメーカーの割には安いなあと、4ペア発注したんだが・・・届いてみたら2ペアしか入っていない・・・。

 代理店が間違いたな、ということであと2ペア急ぎでないので送ってね、といったら帰ってきた答えに驚いた。

 あのー・・・、1pってペアじゃなくて、ピースなんですど・・・。

 ・・・・・・・・・。はあ?

 エエ・・・、そういうことなんで、今回はこれで間違いありません。

 あのなあ・・・、あんたらは確かオートバイのパーツ売専門だったかもしれない、そこが自転車パーツを売り始めたことから来る誤解かもしれないが、自転車界ではブレーキレバーはペア売りだぞ!何がピース売りだ!

 そんなわけでどうも、あのメーカーにしては安いというのは半額だったというオチだったというわけだ。なので、当分見るのもやだったブレーキレバーだったんだが、かつてビッグボーイとかいうキャノンデールのヤンチャ系を改造した時にワンペア出したことがあった、ということは、もうワンペアがどこかにあったはず、こういうときでないともう出番はなさそうだ・・・。

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 ホイ!パーツ収納箱から出ておいで!ということで、久々に日の目を見ただろう?

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 コイツもフルカーボンだったか?たしかに軽いし、握りも悪くはない、値段・・・だけのことはある。

 はい、もうこれで列記として街道ピストとしてデビューできるぞ!コロナ禍で高速通勤をとんがってピスト車体でやりたいという人いませんか?

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 50ミリハイトのカーボンクリンチャーリムを取り寄せ手組みしたホイールが前後に付いている。

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 ハブ派のバッテックのシールドベアリングもの、よく回るし意外とタフなんだぞ!タンデム練習機用のホイールをこれで組んだがビクともしなかった。

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 そしてクランクはこれもデュラエース165ミリもののクランクだよ、チェーンリンクを50tに交換してある、薄歯用だが柿の種のように中空でもシッカリ作らている。

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 通常はダブル用なんだが、インナーは外してある、勿論。

 で、コイツの特典は、もう一つ。このクランクにインナーを取り付けて・・・、後輪を多段に交換して、

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 残っているハンガーにリアディレーラーを取り付け、

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 この台座にフロントディレーラーを取り付ければ、かなりいいスペックのロード車体に変身させることもできる!!!ということなのね。

 一台で二度美味しいというやつだな。

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 ハンドル交換もしやすい形式だし、乗っても、いじっても楽しい、車体ということがいえるな。

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 このピラーあたりが唯一・・・、エアロ形状でもとタイムトライアル車体であることが忍ばれるが、そこそこ知識のある人が、数分間あれ?何だコレりゃ?と混乱するかもしれないところも面白い。

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 これ一台あれば、あとカラダひとつで、食いもんと休息があればどこまで行けるんだぜ!しかも高速でね。税金も燃料代もかからずね。自由に走ってほしいね!

ホイール前後変えるなんて 気合だな!



 マークローザは当店でも因縁の車体の一つで、数多の改造を行ってきた車台でありますな。このホリゾンタイプのフレームはもう現行品ではないということなので、ほぼ最強に近かった実用自転車ということがいえたでしょうね。

 もったいない、作り続けてくれれば、派手ではないがきっと伝説になったであろう自転車なのにねえ。

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 今回の改造依頼はホイール前後を700C化してほしいという、かなり気合の入った改造依頼ですね。ホイールが変わると、まあ車種が変わるといいますが、流石に足回り!というくらい、走りに直に影響を与えてくれますね。

 リムは21ミリの精度のいいものでありますよ。

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 ハブはシルバーのシマノもん・・・。これがまたショッキングな情報が。

 パーツ不足については、本ブログでも何度か振れてきましたし、アチコチ「弾がない」ということで、需要があるが供給がないという状況が溢れかえっていますが。

 今回32Hの通常のシルバーハブ・・・、コイツが馴染みの問屋で「メーカー発注」と描いてあったので、入荷予定を尋ねてみたら・・・。

 なんと今年はもう無理だということ・・・、そういう返事が帰ってきました。

 手組みホイールを推奨している当店としては、ハブがなければ、仕事になりませんね。これは本当に大変な事態となっている、と改めて実感した次第。

 いやいや、小さい店として、こまわりを活かして、どこぞからかかき集められれば在荷しようとちょっと血眼になりそうですわね。

 しかし、ハブがない・・・とは。たしかにここまで完組が隆盛すれば、ハブ単体の生産は少なくなってきていたのは実感できていましたが、ここまで直に来るとは・・・。

 マジで対策取らないとね。

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 リアもハブから何から組み換え、回転も良くなって、かつローラーブレーキもなくなって、軽くなってメンテも楽になりました。

 当然外したブレーキの代わりになるものも必要です。

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 シートーステーに取り付けました、キャリパーブレーキです。車輪の着脱がだいぶ楽になりますよ。

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 このブレーキはパーツを入れ替えるとワイヤーの差し込み角度を真反対にすることができるものです、便利だよね。

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 ついでに、効きを一緒にスべく前ブレーキも交換です。

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 タイヤは700Cで、28ミリに、元の27インチのものから比べると細いですが、このリムには太めでしょうね。でもパンクのしにくい名タイヤであるには違いない。

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 スプロケを7速ものから、ホイールを組み替えるのにより汎用性のある8速に交換しました。これでこの自転車の発展性と将来のパーツ確保が大分楽にかつバリエーションも含め可能性が高まったということがいえますね。

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 何だ、そんなに変わったの?というくらい、見た目よりも走りが断然軽く、鋭く、そして固くなりましたね。神経を研ぎ澄まされる走りを少し要求されるようになった。
 
 多分乗ってすぐに解ると思いますね、おお?!コイツやる気だ・・・と。

 こうしたホリゾンのマークローザ、大事にしたい人はいつでもどうぞ!この車体に関してもある種使命のようなもんがあるんだろうな、と感じるわね。

イカブレーキ?いやカエルブレーキでしょ?その正体はデルタブレーキ!



 こういう車体を掲載すると、ざわつくのがわかります。先日「どうしてくれようものぞ!」という題で公表した車体で、あれは車体を披露しただけで、実はまだ施工していなかった状態でした。

 ただそれでも、食いつきがありますねえ。パソコン画面の向こうで、うごめいているのが手に取るようにわかります。

 で、本命ですが、これ・・・、察しのつく人はアレだろうと見当つけているでしょうね・・・、全開はわざと隠していたんでね。

 はい!そうです!カンパのあの超有名な、色んな意味で有名な・・・イカブレーキであります!!!

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 ジャーン!!!出たー!という感じでしょ?そうこれこれ!!!

 今見ると、イカというよりも、カエルに見えないかな?中国の飲食動画で、普通にカエルを鍋にして食べるんだが、皮剥いたこんなのが皿にてんこ盛りになっている画を見たことあるぞ。

 これからカエルブレーキと呼ぼうか、正式は確かデルタブレーキというそうだ。

 でも・・・と少し戸惑いませんか?

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 あれ、なんで金なの?

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 金メッキバージョンなんてあったけ?正規のものとしては聞いたことがない、これは依頼者の方が独自にやったことなんでしょうね、多分。

 で、今回の依頼はこのメッキ由来の案件となります。

 メッキをかけて厚くなった分、

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 このキャップ状の冠が入らなくなってしまったという。これが入らないと、この金メッキの蓋が閉まらない、走っている内に剥がれて落ちてしまいかねないので、これはどうにかしないといけない、ということで持ってこられた。

 厚くなった分を慎重に、削り落として、なんとかする。それが出来たあと、ワイヤーを張る必要が出てきます。

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 蓋を外した中身はこんな感じ。ブレーキとしては複雑。これって似たような形式のブレーキが電動自転車に付いているんだが、あれも扱いにくい。勿論コイツも大変扱いにくい・・・。カッコは良くても、デザインが粋でも、これじゃあメカニックが嫌がるわけだ、ということがすぐにわかる。

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 このように上からブレーキワイヤーを通して、仮止めをする。

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 まずこれを固定するための六角のボルトがあるが、なんと特殊サイズの3.5ミリもの。3ミリ、4ミリ、2.5ミリはよくあるが、3.5ミリものはまあ市販ですぐには手に入らないんじゃないか?

 このパーツのために、わざわざ取り寄せることになったな。

 それと、締め込んだあと、この締め込んだボルト下、二三ミリところで余分のワイヤーを切り取らねばならない。そうしないと、メッキの蓋が閉まらないからだ。

 もう少しワイヤーの調整をしたということ、ボルトを緩めたら大変、引き上げられたワイヤーを元に戻すことが至難の業になる。切られたワイヤの先はほつれるので、それをなだめて元に戻す・・・これは非常の難しい、短いので掴みどころがないからだ。

 一度ワイヤーを張ったら、交換するまで緩められない・・・。またはメンテ毎にワイヤーを張り替えないといけない・・・これじゃあ、メカニックは嫌がるわね・・・。だからかな?このカエルブレーキは長続きしなかった。その分、伝説となって今に残っているわけなのかもしれない。

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 なんとか無事ついた・・・。

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 作業の際には傷が付かないように、全面的に養生して、気を使ったぜ!

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 これで完成!シッカリ街道を乗れるようになりましたよ。ブレーキの効き自身は・・・今のものと比べようもないが、余り効くとはいい難い・・・。

 まあ、付いているだけでありがたいブレーキなのかもしれないね。本名はデルタブレーキ、当店回りではカエルブレーキと命名しておこう・・・ケロケロ・・・。
 

イザという時使えない?時々メンテの重要性



 以前いつ使ったかは思い出せないが、急遽使おうとなると、非常に使いにくくなっていることが発覚。昨年だったっけか?同級生の青山自動車工業所のいま所長の青山くんからもらったミニ旋盤。

 まだまだ、メンテというか、調整の必要あるという中で、見切り発車で使ってきたんだが。

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 今回使おうと思い立った時、すでに使えなくなっているくらい荒れていたという話。

 この、台を機械に平行に動かすテーブルが動かない・・・。ここが動かないとすでに旋盤の体をなしていない。すぐに直さないとね。

 あとは・・・、

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 ドリルの刃を固定するチャックなんだが、母材に穴を開ける加工をしない限りコイツは必要はない、むしろ母材を正確に回転させるための、押さえの方に差し替えたいんだが、コイツが外れないと来た。

 もうこうなったら、本体から外して単体で見ていかねばね。

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 外してチャックを観察、多分テーパーになっているシャフト、イモネジなどでは止められていない、むしろ差し込まれているだけというのが大体である。となれば・・・、

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 重いプラハンマーで叩いていくしかないか?ということで、様子を見ながら四方八方から叩いていった。

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 良かった外れたよ・・・。ネ、このように棒状ながら徐々に太くなっていくテーパー状になっている。これだけで回転して母材に穴を開けるのだ。このテーパーの抵抗の凄さ・・・ということだね。

 そして問題はあのテーブルの方だよね、こんなに簡単な構造はしていないはず。あちらも本体から外すか・・・。

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 ここからまた二分割して、垂直方向のテーブルを外して、平行移動のテーブル単体にしていくことにする。

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 手前が平行、向こうが垂直型のテーブル、分離完了。

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 この状態から・・・、

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 こういう状態に後ろ移動、そして前移動ができるようになっている。テーブル移動で緩い刃物が動くので、母材への加工で精度がでない。なので、刃物にガタが出ないようテーブル移動のレールの調整をする必要が、それがきつめに調整すると、全く前後に動かなくなってしまうことも起きるようだ。

 今回はどうもそれだったね。

 なので、まずは各所可動部を洗浄して、

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 切子を掃除して、徹底定期に動きを意識した掃除をやっていく。

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 そして可動部には洗浄し、その後すべてグリスを打っていく・・・。グンニャリ・シットリ滑らかにガタなく動くようになるのが目指す調整だ。

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 まだまだ万全ではないけれど、まずは簡易作業はできるようになった。ここからまた使いながらアイデアというものがでてくるはずだ。いつでも機械は使えるようにしておかないとダメですねえ。

 反省!練習含めて、使い込んでいる内に、技術に裏打ちされた、加工やアイデアがでてくるようになるだろうね。

 機械はメンテ、常にいじって動けるようにしておかないとダメだね・・・大反省の巻でした!

車体拝見!ケー折っちまったか・・・



 若いが選手がやってきた、正確には選手の卵かな?この車体に乗っている・・・、紹介は後ほど・・・。

 で、用件は?と聞くと、ブレーキレバーのネジが折れたと・・・。

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 これが患部か?

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 折れたネジがネジ穴に残っている、面倒な案件だ。

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 垂直に1ミリのドリルを入れていく。

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 ガイド穴が出来たら、それを徐々に大きくしていく。

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 逆ネジ回しを入れて残りおれネジを撤去していく。それがダメなら、再度4.5ミリまで穴を拡大し、0.8ピッチのタップを回してもよし。

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 これでまた使えるようになりましたよ・・・。というが、もう使わないという。ハンドルも交換したので・・・。でもまあ、直して取っておけば、また何かに使えるだろう。

 余っているパーツに囲まれていると、パーツの入れ替えのアイデアや、別自転車の組付けの土台になったりもする、自転車はパーツの集まりだということを、体感すればするほど自転車の車体感覚が豊かになっていくだろう。

 頑張って選手を目指すのもいいが、そこで定着して、継続して選手生活を送って、それが何らかの生活を支えられるようになるためには、それはそれは大変な条件をすべてクリアしていかないといけない。

 現実的にはその多くが条件クリアできずに、選手であるところから去っていくことになるだろう。でもそれでも、一所懸命やったことは無駄にはならない(邪魔になることはあるが・・・)、そして選手としては残れなかったとしても、自転車は形と関係を替えても、常に寄り添ってくれうるものでもある。

 だから色んな角度から自転車というものを知っておくことは、重要だと思うよね、一個のパーツにも五分の魂がある、と思って接していければな。

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 オットット!これじゃあ、まだダメだぞ!ブレーキにはブレーキ用のワイヤーを使うこと、これはシフトワイヤーじゃないか!強度が落ちる、切れてもおかしくはない、ブレーキは命を守る要だからな。

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 車体拝見といこう。ほほー、ラバネロじゃないの、店主の師匠中の師匠、高村さん監修のレーダーだ。

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 フルカーボンのラバネロだ。スケルトンの指導はすべて高村さんからでているんだろうな。アルミラバネロもそうだったね。

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 十分なスペックだね。

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 これで負けは車体のせいには出来ないね。十分、十分、十分過ぎる、落車しないように。

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 高校生にはギア比制限がある最大ギアが14tということなんで、これ以上シフアップが出来ないようにセッティングされている。

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 さあ、あとはひたすら走ることだろう。まずは、距離を走れる体を作ることかな?古い店主はそう思ってしまうがね。

街道にするか?それともトラック用にするか?



 イヤー、久々にゴッツいトラックレーサーが来たぞー!!!と思いきや、詳しい人には、アレレレレ?という仕様にも見えるでしょうな。

  その一番は多分ここでしょう、

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 クランクですね・・・、デュラエースと出ていますので、レース機材であることに疑いはありませんが・・・。

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 これシングルですぜ・・・、ということは先のクランクはロードもんなんで・・・、アレ?いったいなんだ?という事になるわけですよ。

 勿論トラック用のデュラエースもありますが、コイツはそうではありません、ロード用のしかも三世代くらい前のモデルですんで、何だこりゃ?ということになりますね。

 たしかに何だこりゃ?なんであります。

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 50ミリのカーボンホイールが前後に付いていて、シングル固定ギアであります。そしてクランクロード用のクランクの型落ちがシングルとして付いている・・・。

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 何だブレーキがついているじゃない、ということは?街道用のシングルということですか?

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 これもデュラエース、やる気の大変あるブレーキが前後に付いていますんで、やはり街道用だ・・・。

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 と思いきや・・・、ピストハンドルのクロモリが付いています。しかもブレーキレバーがない。ということは、街道は走れません、今ん所。

 なれば、前後のキャリパーブレーキを外して、トラックにもっていけばいいですね。でもそんな人いるかな?いまトラック内で走っている人って、どのくらいいるんでしょう?

 この総カーボン車体に、クロモリハンドルだけが露骨に付いているなんていうのは今から二十年ほど前の競技会にはよく見られた傾向でした。

 もう大半はカーボンで出来ていても、ハンドル周りは剛性がなかったらしく、相変わらずクロモリハンドルが多くの選手に使われてきた。トラック選手にとっては、軽さよりも剛性を重視する傾向は今でもあるんだろうな。流石に今の現役選手で、競輪選手を除いてクロモリハンドルを使っている人はいないと思うが・・・。

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 フレーム自身は実は、ロード系のものであります。

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 スペインだっけね、オルベアというロードではおなじみのメーカーなんだが、街道用のTTバイクだったんでありますよ。ただそのまま置いておいて、いつはけるだろう?と考えると、ガチのトライアスリートさん以外には響かないだろうということになった。

 だったら・・・

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 少しヤンチャにして、ピストシングルにしてしまおうということになった。なので、これにブレーキレバーをつければ、街道用の一見マジ系ピスト車ということになる。

 あとはハンガーの問題で、前後ブレーキ外して、DHバーなんか付けたら、トラック用のTT車としても使えるのかもしれないね。

 そして朗報は、勿論ハンガーも付いているので、ロードレーサーに戻すことも可能なのであります。

 どういう仕様で使おうが、どれもかなりのレベルに行けるものなので、先まで楽しめる車体になることでありましょうな。

 ただ、まだ完成していないので、形を決めて完成した際には、まずは公表と行きましょう。驚く値付けで面白い人のところに届いたらいいと思いますな。オプションも大いに考えておきましょう!

連休塗り 頑張ったねー!!!



 先週の連休から、狸市を毎日開いたり、自転車屋も勿論毎日開けて、まあドタバタ色々やってきたわけですが、その中で並行されていたのが、軒先塗装であります。

 しかもあの兄弟による自家塗装でありました。お兄ちゃんの自家塗装は、昨年秋に大々的に行われましたな。

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 まだ記憶に新しいですねえ、ユーラシアをたいへん凝った塗装でもって、回りを驚かせた。

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 そのお兄ちゃんが、またこの連休に更に凝った自家塗装を行うことになったんだが、事はこれに終わらなかった。なんと、自分の妹さんを巻き込んで、兄弟揃っての自家塗装と相成った。

 流石に一日の長だけあって、お兄ちゃんの指導は的確でありました。そして、当の妹さんなんだが、なんか自分の黒の自転車だけじゃあ、つまらない、お兄ちゃんがやるなら自分もやりたいと、漠然と思っていたらしい。

 では実際どうやろうか?ということになると、アチコチから来る提案に、それもいい、これもいい、アレもいいと、優柔不断、付和雷同という状態なんでありましたな。

 まあ、そんなかでも見切り発車で始めたところは、臨機応変、感覚の赴くところに従ってとにかく、始めたという感じだった。

 カラカラカラと、スプレー缶を振って、足付けしたフレームに吹きつけようとするんだが・・・。

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 若い娘っ子というのもあったが、まあ、周りのオジサンたちのいいオモチャになっていた。
 
 お嬢さん、殺虫剤じゃないんだから・・・。もっと腰入れて吹かないと!恐る恐るやっちゃダメだ、もっと思い切ってやらないと!

 とまあ、激励やらチョッカイやらが飛び交った。

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 ノズルが飛んでしまったらしく、その代わりにキリを刺して吹いているようだが、まあ明後日の方に吹いている・・・、オイオイ、何やってんの?大丈夫?

 と、いじられまくっていたんだが。

 この後の立て直しが凄まじかった。慣れというか、飲み込みが早いというか。

 最初は恐る恐る吹いていたのが、母材に対してちゃんと吹きかけるコツを掴んだんだろうね、途中から見違えるような手さばきで、バリバリ吹き進んでいった。

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 なんと一日目の後半なんだが、このようにあの黒いフレームを虹色に吹き分けていけるようになったのだ。きれいじゃん・・・。その頃、あの冷やかしおじさんたちはすでに帰宅していたのであった。

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 虹色フォークに、レースの生地をかけて・・・、

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 こんなことまでやり始めたのには驚いた。もしかして塗装の才能が秀でているんじゃない?と、そんなこんなで、塗装第一日目が終わったのでありました。

 一日の長で付き合ったお兄ちゃんは自分の塗装の手が止まり、連休中に塗り終わりを諦めたようだった。

 二日目は、ほとんどコチラのアドバイスも必要もないくらい、黙々と自分だけ吹き込んでいた。

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 一時だけチラッと見たが、アレ?黒く吹き込んでいる・・・もしかして色々、やったがやっぱり黒に戻してしまうのか?それともまた最初からやり直し?

 なんてハラハラもしたが・・・やりたいように任しておいた。

 そして、完成したみたいだった・・・。どう?見たい?

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 出来上がったのを見て、大分驚いたわ。

 しっかり自分の名前を張り込んでいた・・・アレはマスキングだったん?

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 これって・・・、あの虹色フレームにちぎり紙を貼り付けて黒塗って、剥いた・・・の?スゲー凝ってるじゃん・・・。

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 なるほど、虹色をこうして見せていこうと考えたわけだ、これは見事だね。

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 ダウンチューブは虹色グラデーションをそのまま残したんだが、サイドは黒塗装で隠した・・・。

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 なぬ?後三角も内側だけ虹色グラデーションを見せている・・・、そして外回りは黒に。

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 ここもフォークの内側の虹色グラデーションを残して、外側は黒。その統一感が見事だね。・・・もしかして・・・これって傑作か?

 しかも第一回目の自家塗装で、シレッとここまでやっている?もしかして天才・・・?

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 ヘッドチューブもとある国宝級の建物を張り込んでいた。

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 離れてみるとおとなしいように見えるが、近づくと、コントラストがかなり鮮やかで、すごい出来だ・・・、これが初めてなんて・・・。すごい才能だね、まさかこれで終わるとは思っていなかった・・・。

 まあ、第一回目にしてはいいんじゃない?また塗り直せばいいんだし・・・程度で終わると思っていたんだが・・・これは嬉しい大誤算だ・・・。

 勿論、当時の外野のチョッカイおじさんたちは、この完成車を見て・・・

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 驚きの余り・・・腰を抜かしていた・・・、

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 たしかに、ありゃダメだろう・・・と高くくって家に帰ったおじさんたち、一週間後にやってきたら、こんな完成度の高い自転車に仕上がっていたんだから・・・そりゃ驚くだろうな・・・。

 当の店主も驚いたよ、全く今度はね。

 ということで、すごい鬼才が近所にいるもんだね。ナイスフォローしたお兄ちゃんはそのためにだいぶ自家塗装を遅れてしまったようだが、これを遥かに上回る、細かい作業の途中で、後二週間以内に完成を目指すだろうと思います。

 そちらの方も楽しみにしておいてくださいよ!

 次はお兄ちゃんだ!とプレッシャーをかけておく!

どうしてくれようものぞ コルナゴマスター



 この写真でもわかりますかな?タダの輪切り円形のパイプではないね。くぼみがライン状になってついている。パイプの曲がり強度?というものを上げるためなんでしょうね。

 一枚の紙を端をもって上げても、ダランと下に垂れるだけ。それをV字に折り目をつけるだけで、ピンと張りがでてくる。パイプもタダのパイプよりこうしたくぼみを入れるほうが、曲がる力に対する強度は確実に上がるだろうね。

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 ダウンチューブにもシッカリくぼみが入っている。当店にはあのマスターエックスが静かに、次の主人を待っている・・・。

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 こいつね。これはもう時間が立てば経つほど値打ちというか、その意義はでてくるので、あさらず展示しておきます・・・。

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 シートチューブもまたくぼみ入り。こんなパイプなんかも競輪のNJSで認可がおりたら、また面白い展開になっていくんだろうなあ、と思いますがコルナゴが特許とかもっているのかな?鉄フレームの可能性という意味では、競輪主導でパイプ使用の幅を広げてくれたら、それはそれは面白いことになるだろうと思いますな、どうせ一部でしょうが・・・。

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 ステムまでコルナゴ。これを手でフライスでやったらすごいな・・・。

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 カンパのクランクにまでクローバーマーク・・・。ある意味ブリジストンの自転車に自社刻印入りクランクをスギノに作らせるようなもんか。

 いずれがいずれに飲み込まれない、そういうメーカー同士のコラボっていやつ?

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 あくまでも機能だけではなく、見た目、仕様、センスというところにもこだわり抜いた感じがしますね。店主が感じられないだけで、国内メーカーなんかも見た目のデザインなんかにじつは拘っていたりしてね。

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 エルゴ以前に、こうした形状のブレーキレバーだったんですね。子象のような顔しています。ただこれが特段引きやすかったという記憶はありませんが。

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 トラックレーサーの前輪だけによく使われていましたね、シャマルですか。店主も古いゾンダもっていますが、大事に、大事にしていますわ。

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 さて、あのブレーキは!!!ここまで来たらあのブレーキでしょ!と思った方、今それを入院させているんですわ。

 そいつが完成したら、まあ乗れる、ということですかね。

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 デリケートな仕事なんで、慎重に焦らず、ゆっくりやっています。

 しかしまあ、どうしてくれようものぞ!という車体でありますね。ここまで整わなくとも、こうした系統の車体が普通に確保できるように、出来ないか?とこの史上最悪のパーツ欠乏状況の中で考えるわけであります。

 隙間程度の小さい流れなら・・・できそうな予感はする、あくまでも予感に過ぎないが。

根っからのチネリ野郎の 総メンテ?



 一時この車体のデザインは、輪界をアッと言わせたか?もしれませんな、まあ、チネリは今は知らんが、かつてはちょっとそんなセンセーショナルなことを仕掛けるような会社だった。

 何が驚かせたか?というと、これ!

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 通常ロゴといえば、ダウンチューブにドーン!と入れるものなんだが、なんとチネリは、ロゴを横で上下に切って、トップチューブとダウンチューブに振り分けてしまった、ある種画期的な字の配置をやってしまったということなんだな。

 何がすごいか?と言うと、斬新さ・・・というよりも、自転車のフレームの持っている特質をうまく活かしてしまった、ということなのかもしれない。

 自転車フレームの特色というのは、なにか?それは平面でないということ、所詮はパイプの組み合わせにしか過ぎないフレーム、それは骨組みであって壁のような平面ではないということ。

 当たり前といえば当たり前なんだが、この当たり前のことが、何かをやらかそうとする時、平面に慣れきった頭の脳には、そこをうまく活かしきれないというところに持って行かれていってしまうんだな。

 まあ、パイプとパイプの間がない・・・、これが平面脳にとってはいかんともしがたい・・・、今まで培ってきたであろう平面での構図に関するセンスがここでズタズタになる。

 平面センスでやろうとすると、パイプを平面として捉えてしまうため絵なり何なりが、非常に狭く小さくなってしまう。例えば蛇の絵をフレームに書こうとすると、ミミズになってしまう・・・みたいなね。

 これでは台無し・・・少なくとも店主にとっては台無しなんだな。そうならない、構図の取り方ってないか?というのが今までの課題であり、それがまだ克服されていない課題でもあるんだが・・・。

 その一つのセンスが、このチネリのロゴにある・・・、パイプとパイプの間・・・この空間といういかんともしがたいフレームの条件を逆手に取っているように見えるのだ。

 パイプの間がなんだ?、それがどうした?という構図に見えるんであります・・・。まあ、そこが少なくともこの店主にとっては瞠目に値する構図であった・・・ということがいえるんであります。

 で、コイツは面白いコンポが付いていた。

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 スラムと描いている、今やスラムは普通のコンポになりつつある、イヤ、立派な三大コンポの一角をなしているともいえるな。で、コイツは・・・?

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 アペックスと書いてある。何だこりゃ?だが今あるのかな?かつての最下層のコンポ、言い換えるとエントリーモデルだった。ものはいいようだ。

 コイツがなんとアルテグラより値段の高い設定がされていた、誰が買うかよ!というスラムの売り方・・・というか、日本の代理店の値付け?の仕方?そもそもスラムは日本なんてみていない?という企業戦略?

 何がどうだか知らんが、まあどこも本気でスラムを日本に広めようとはしていない、ということはわかる。

 いまロードコンポは、インターマックスさんがやっているようだが・・・。ちょっと前、こちらからわざわざ営業の電話を頂いたことがあった。

 こちらも言いたいこといって、まあちょっと言いすぎかな?と反省した矢先、「マ、これからもよろしくお願いします、今中大介でした・・・」と会長直々だった事に驚いた。

 最初から知ってれば、もう少しいい方もあったが・・・。まあ、今中さんは大変気さくなで、フレンドリーな方だと思います、その際は失礼いたしました・・・。

 で、なんだっけ?

 そうか、もう数年前のこと、チッター扱ってみるか?というのでスラムを取ってくっつけてみたのが、この車体だったわけだ。

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 ブレーキも効くよね、これでシルバーものがあったら、大いに使ってもいい形状をしていますね。

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 なんか、FSAに似ていますねえ・・・、ただ似ているだけかもしれないが・・・。

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 さすが!リアディレーラーのスラム!これもシルバーだったら、大いに使いたいもんだよね・・・。

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 ンン?!何だこれは、このホイールは?

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 オオ、あの名リムのDT585の前身だよね、コイツの頃から良かったわ。名リムだったよ。

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 久々に走ってみたが、もうホイールの精度というか、ホイール自体の持っている性能に、引っ張られて走っている感じですよ、この車体は。

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 あとは、ワイズから仕入れたという持ち込みのステム・ハンドルを交換して、

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 いかにもチネリ野郎の好きそうな、チネリのロゴ入りのバーテープを巻いてみたわけだ。

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 シフトもブレーキもほぼ完璧、アルミだがまだまだ行けそうなチネリ、しっかり走っておくんなマシ!


カンパってわけで ヘッドパーツはすかす!



 これを高校生の時に購入したというんだから・・・、そういう時代だった・・・んでしょうね。相当お年玉貯めたのかな?その自転車をご自分の高校生の子どもに乗せようということなんだが。

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 プジョー!の鉄フレーム。今作っているのか?かつてはツールに出場するチームにも提供していたメーカーですね。

 これ始めてきた車体ではなく、何度か来てもらっている車体なのだ。

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 このディレーラーなんかは、覚えておられる方も多いかと思う、ちょいと前の本ブログで、ワイヤー調整ボルトを直した経緯を公表したもので、本当にこういうパーツが普通にあってくれればいいなあ・・・と切に思っているんだが。

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 こんなクランクも付いていますよ。これが数十年前の高校生が乗っていた?やっぱりお年玉とアルバイト代を相当貯めたんじゃないのかな?とどうしても想像してしまうが、そうやっても頑張れば手が届いた時代だったんですね、勿論値段だけでなく、そういうものがあったという意味でもね。

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 そしてちょいと吹き出したのが、ここ。年齢からいって、高校生の時代にこのエルゴパワーはなかったんじゃない?と思いまして、

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 この象さんのようなエルゴパワーですが、これは後年オークションにて手に入れたということですね。

 このエルゴパワーもまた人間工学的に優れている。あのちょうど扇形のあたりに指がかかると、スルッとブレーキがかかると言うね・・・。

 店主はそういうレトリックは使わないが、鋳物の師匠なんぞは、こういうときにいう。この曲線がセクシーなんだよって・・・。

 機能的に優れていながら、セクシー・・・だって。機能とセクシーをリードしていたんだから、それはもう日本の工業製品メーカーは色々と太刀打ちできなかっただろうか?いえいえ、なぜカンパがエルゴに走ったかについては、それこそ日本のメーカーの手元変速という高機能の実現があったことは事実なんだが。

 では、カンパがタダの手元変速として後追い対応しただけか?というと、そんなことはまったくなかった。

 なんとセクシーな機能にしてしまったところ、あとブレーキの引きは、暫くカンパだったが・・・、その辺が抜かれても、ただ抜き返すにとどまらない余力どころか、底力があった時代のカンパだったなあ、今思うわね。

 そういうカンパが好きだった者共からすると・・・翻って今のカンパは・・・、語りたくもなし、寒波の如き寒気と虫唾の走る迷走会社となってしまったように見える。一体どこに向けて、何を作ろうとしているのか?話題といえば、13速・・・。

 それまで培われてきた社の伝統というものは一体どこへ消滅していってしまったのやら。もしかして、乗っ取られてはいませんか?今の日本のように。明治あたりを「伝統」と勘違いした、無教養の垂れ流す目先だけのビジョンと、ブランドか安値以外に無関心を鍛錬された消費者による、二重の乗っ取り・・・。

 カンパも日本も自治を忘れていないか?

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 そうそう、でここでの本番はここ、ヘッドパーツが馬鹿になっていたということ。ちょっとした調整どころではどうにもならなかったということだったので、ヘッドパーツ交換が必要になった。

 でもねえ、タダの交換じゃ・・・ね、別に緊張するほどではないが、それなりのものを付けてやりたい・・・とは思うんで、アレを使うしかないな。

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 タンゲには感謝です、いま生産に追われてほぼ全くといっていいほど相手にされていませんが、こういうものを作り続けてくれていることに感謝ですよ。

 なんと言っても、

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 こういう刻印なんか入れてくれていてね、クラシカル、ちょっとすかしたもんなんかにも現行品として、しっかりあってくれる、レビンでも悪くはないが・・・、やはりこのくらいの小細工は欲しいもんだよんね。

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 こういう自転車が普通に走っていける、そういう環境を小さい店長も確保していけたらと・・・切に思う。

 何も、プレミア、ビンテージなどという高値だけに振られている状態ではなく、そして別にカンパだけではなくて、普通に、あるいわ頑張った高校生であっても、こうした車体に触れることが可能な環境をちょいと育てていけること、そんなことも目標の一つであるのかもしれないな。

連休の一日



 全部でなん連休だっけ?6連休とか?こういう商売していると休日という意味が薄らいでいく、宮使いだった時は、明日は休みだ!という感覚が強かったが、今はもうそういう感覚は全くなくなってしまった。まあ、縛られてはいないということなんだろうな。

 縛られていないので、解放感もない、ということだろう。

 とはいえ連休だそうだ、色々やることはあるし、店の展開、その周辺も色々だ。

 薪は夏から確保せよ!ということで、また植木屋さんの剪定材をいただいた。樟が多いので匂いがいい。

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 新しい道具の仲間が増えた。この一回りでかいチェーンソーである。これもまた、大物欲しい時に一声かける、例のとこに連絡「チェーンソーなんて、出ないかな?」「ンン?そのうち出るんじゃない?」と。

 そしたら本当その内出てきた。

 でかい分もあるが、馬力が違うね・・・。ただ刃が摩耗していたんで、研ぐのもいいが時間がかかりそうなんで、

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 刃渡り30電池門のチェーンを購入した。

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 ばらして、木くずを掃除して、

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 刃を装着。まあ簡単にできるが、高回転するので外れたら怖い、慎重にテンションかけていく。

 そして、

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 チェーンに直くれてやるオイルを足してやる。

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 満タンにして準備完了!

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 馬力が違うは・・・スゲー効率いい。ジャンジャン切れていく。ただし、合間合間にパンク修理や、空気入れの依頼等がはいるので、はかどらないが。

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 一方、狸市の方が相変わらずの賑わいで、この数日連続開業でかなり認知度が上がってきたようだ。気軽に寄ってくれる人が増えてきたね、いいぞ!いいぞ!

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 お客さんではありません、この飲食の一角どころか最大クラスの貢献人のマニコさん。中華料理人の娘だけあって、父親譲りの中華弁当が売れた売れた・・・。

 この日は、あのカレーの先生、タラさんのカレーも合わせて、色々出たねえ、もしかして自転車屋より金が動いたかな?

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 とはいえ、自転車屋の方も実は多くの来客にも恵まれ、相乗効果ですね。当店片隅では、自家塗装グループが腕をふるっています・・・、これがすごい展開になるんで、それはまた後日に!

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 自転車エリアでは、自転車談義も・・・。これはまあ、新旧のお客さん・・・に、元メカニックのポキさんまで・・・。

 そんなこんなの連休が日々流れていっておりますな。

 当店先の公園がすごいことになっていますよ、とお客さん。へえ、そうですか、店主は決まりを守って、店回りしかうろついていないんで・・・、でも飲食部門の人出を見ると、わかっていますとも。

 単独に近いサイクリングもそこそこいますね。これであと約一週間で、宣言解除ですか・・・、やれるもんならやってみてくれ。

 例え憲法改悪して、強権許して人民を規制しようと、その先の運動会を中止しないで制御ができると思うほど、世の中甘かあねえんだよ!

ブルバーの妻号メンテ



 多分もっと世界で売れた自転車の一つだろうなあ。

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 どういうコンセプトで作られたか知らんが、エスケイプ・・・、自転車レースでは「逃げ」は積極的に評価される言葉だから、それに引っ掛けたのかな?

 しかし今まで何台こいつらをドロップ化してきたか?そんなこと始めた当初は、グラベルロードなんて概念がなくて、店主としては「ロード化」・・・とはいえず、そのもの「ドロップ化」と言っていたが、ランドナーなんかよりも開いたドロップハンドル付けて、ゴツゴツタイヤなんかを付けたら、そんでもってトリプルをシングルにしたりしたら、グラベル化とかいってもいいかもね。

 結構安価でオイル系ディスクを付けているクロスバイクがあるなんて聞きますな、クロスが飽きたらグラベル化でも!なんて営業になるかな?グラベル好きの人が怒るか?知らんが。

 で、コイツをメンテして欲しい、暫く乗っていなかったんで、というよくある話なんだが。持ってこられたのは、あの長距離をストイックなまでに乗りこなすブルベ・・・、それをやる人をブルバーと言うんだそうだが、その妻に当たる方でありました。

 で・・・、もしかして、こいつで奥様もブルベに?と恐る恐る聞くと

 いえ、全く・・・とそっけない返事。いいねえ、この我関せずという感じ、ある意味まともです・・・、ブルベはいかんよ、ありゃ・・・。

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 なわけで、いつものようにワイヤー類、

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 チェーン、スプロケの駆動回りなんかを交換して、整えていくんだが、まあそこの目新しいことなし・・・。

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 トリプルなんてとこが、とりあえず付けときゃいいだろう・・・的発想なのかな?ギアと銭はあっても邪魔にはならない、自転車にハマって山奥行くやつは使うだろうし、街道回りの街乗りたちは使わないかもしれないが、まあ付けておけばいいんじゃないの?てなもんか。

 多分ジャイアントなら、一回数万個分の巨大ロットでもって、クランク屋に発注して作らさせたんだろうなあ・・・。相当叩いて作ったもんだから安く出来たに違いない・・・。なので、それらの在庫と契約が切れるまで、コイツを使わざるを得ないだろうな。

 企画会議で、もう前三枚の時代じゃないですぜ、スプロケが充実しているんで・・・と議題で上がっても、「オイ、あと在庫どのくらいあんだ?」「エエと、この春出荷分抜いて十万個・・・ありますね」「ならそれらを使い切ってからだ!大体、クロスバイク購入層に二枚も三枚もあるか!」なんて会話があるのかないのか?

 そんなことよりも、この長さなのだ。長いクランク・・・と言っても、従来のスポーつ自転車平均から言うと170ミリなんて標準じゃない?と思われるだろうなあ。

 確かにそうだ・・・、ほぼこれが標準だ。

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 ただ、短いクランク推進派の店主らかすると、物干し竿に見えるよね。長いよ、長い!少なくともブルバーの妻には長いよ、絶対に。先日生み出したクランク短化計画・・・

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 コイツを生み出した当店としては、特にアジア系諸国に関してはもう少しクランクの長さについて、デリケートな議論してもいいんじゃねえの?と思うんだが・・・。

 まあ、一個のパーツに対して何万クラスのロット発注するところからすると、そんなバクチみたいなことは簡単には出来ないだろうとも思うが、26インチHEが消滅し、完全絶滅種だった650B=27.5がリム・タイヤ・チューブが、一気に復活してきた経緯なんか見ると、ジャイアントという山が動けば、150ミリ標準のクロスバイクなんてのも、出てきて、一気に世の中席巻しても、不思議ではないんでないの?と思うがな。

 インドネシア含めて、東南アジアと中華圏合わせてなんと25億人前後がいる地域がアジアなんですぜ!短足用自転車というと聞こえが悪いが、アジアンフィット・・・とか横文字だったらなんとか行けるか?

 イヤ、アジアンヘイト真っ盛りの欧米からすると新たな差別語となるか?いやいや、そもそも足の長いのがいつからカッコイイと言うことになったんだ?背が高いのがいつから無条件にいいこととなったんだ?

 かつては、「大男総身に知恵は周りかね」とか「ウドの大木」などという言葉もあったんだが・・・。

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 ステムには5ミリ刻みでバリエーションがあるのに、なんでクランクには細かい設定がないんだろう?クランクこそ細かい設定だろう!と思うんだが・・・。

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 そんな小事も木にせずに、ブルバーの妻は普通に乗りこなしてしまうんだろうなあ、それ見てジャイアントは、まあ当面は170ミリで!となるんだろう。

 いやいや、でもね、短いクランクと650Cの復活は、アジアの経済圏勃興と共に、必ず起きてくるだろうと推測するぞ!五十年後、イヤ80年後かも知らないが・・・。

 

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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