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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2021年07月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

エコーレコード開店!鍵を作る!



 既存の戸をそのまま、設計通りに使えば全く問題はないが、変に工夫せざるを得ない取り付け方をすると、最後まで工夫をし尽さねばならないという宿命を背負うことになる。

鉄箱2のスライドドアは、もともと鉄箱1についていたものを移植したんだが、レールから何から何まで、当初の設計なんて全く無視して、当店にある廃材などを中心に設置してきたわけだ。

 なので、最後に鍵を付けたい‥・と希望しても、そっちが勝手に取り付けたんだから、鍵も状況に応じて適切にそちらで取り付けてください、とスライドドアから言われてしまう。

 はい、そうです、勝手にこちらがやってしまったので、最後までこちらでやらせていただきます‥・となります。


 状況を把握して、ホームセンターに。そして数時間、何をどう組み合わせたらいいのか?パーツを取っては組み合わせを繰り返す・・・。そして買って取り付けてみることに。

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 上の金具は10ミリ1.5ピッチのもの。同じ径ピッチのステンレス棒を受け止めてくれるわけだ。

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 相手の壁の方に埋め込んでビス止めする。そしてこれに

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 ダブルナットで蝶ネジを作っておく。これを

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 内鍵として、戸の金属枠を貫通させて、先の受け金具にねじ込んでいくと、しっかりしまって、スライドがしなくなる、つまり外からこの戸を開けることはできなくなるということ。

 これを何個か外向けの戸に設置する。

 そして最後外鍵を取り付けなければならない‥・。内部の人を空にして、外から締めないと鍵になりませんからな。

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 同じくねじ込み鍵を作る。ただこれだと輪っかに棒を突っ込まれればすぐに開けることが出来てしまう。そこでこれを邪魔する機構を作らないと鍵とはならないわけだ。

 そこで、その下に・・・

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 下の頑丈なレールに穴を開けて、ネジ山を立ててやることに。

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 そこにこれまた頑丈な輪っか付きの金具を埋め込んでいく。そしてこの二つの輪っかにだ、

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 こうした長めの南京錠をかけることで、こじ開けが非常に難しくなるという仕組みを作ったわけだ。このとは重ねて設置するもので、その重ねた所に既存の鍵が存在するんだが、重ねず並べて設置してしまったので、その機構は全く使うことが出来ない・・・。だから、こうして状況見てできる中から選択肢を絞っていくしかないのであります。

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 そして、スライド式の戸であれば、吸盤か何かで持ち上げられると、レールから外されるという危険性があるわけだ。それを回避しないと、鍵の意味もなくなってしまう。そこで・・・

 内部に頑丈なステンレスの金具をいくつか組み合わせて、ちょっとやそっとでは持ち上げられないようにする仕組みを作らないといけません。しかも・・・

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 ズレ防止のために、南京錠をかける‥・、これをいくつか設置して‥・なんとかね、防犯盗難対策としたわけだ。

 イヤイヤ、なんでそこまでして防犯意識するの?ってか?

 というのは8月1日に、当店狸市のモール内に、なんとエコーレコードというLP屋さんが開店するんでありますよ!

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 その出店準備の一環なのであります。かなり厳重な鍵の取り付けは、貸出屋の責任として、しっかりやってやらないといけませんからな。

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 他にも仲間が集まって、出店準備にてんてこ舞いなのであります!

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 さあ、あと数時間!仕上げに向けてがんばりましょう!

 レコードと自転車と飲食とその他も含めて、狸市モール計画、絶賛発散中!出店募集だ!

 といいつつ、緊急事態宣言‥・、しかも感染拡大中・・・慎重にね!

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ビアンキの困ったチャン シートチューブのゴリゴリその後



 しっかりメンテして、走れるようになったんだが・・・。ピラーが動かない。長短でいうと?もう少し伸ばしたい‥・、でも動かない。

 ラスペネなんていう超浸透性のオイルを入れても、ダメ。全く動く気配がない。

 こういうのは掘るしかない・・・。

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 こうした27.0のタケノコドリルなんかを使います。相当ほじるので、固形の切削オイルのほうがいいね。

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 延長系の先にタケノコを付けて、そして回す、ひたすら回すわけであります。

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 こういうふうに狭いタケノコ部分がガイドとなって、27.0ミリで削られていく。

 これを休み休み、断続的に続けていくんですね。かなり熱くなりますので、休む。バッテリーも何度も交換‥・、それを数日に渡って、繰り返す。

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 そして何とか、規定の深さ以上、径の二倍以上掘れたんだが、イヤイヤもう少し、イヤもう少し・・・。

 掘れた径は27.0なので、ピラーをそれに差し替えるか?とも思ったんだが。なんのかんのと掘られたシートチューブ内は傷だらけだろうし、厳密な意味で真っ直ぐに空いているとは限らない。

 そうなると、27.0の新ピラーが、スルッと入ると考えるほうが無理だろう‥・。ということは、こいつはシムを使って、内部を滑らかに、多少の上下に対応できる方がいいだろう、ということで、シムを利用。

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 これを埋め込む。もともとコイツは27.2にするためのシム。そしてあてがうためのピラー径は?

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 25.4の1インチもんということだ。奥の奥にはまだ残っているピラーの残骸があるが、その手前は25.4よりも遥かに太く掘られている。止める箇所だけフルの状態であればピラーは止まる。そういうことなのだ。

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 シムがしっかり入っています。そして、そこに25.4のピラーをさしてみる。

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 イェーイ!なんか最初からこうだったみたい。

 ただ、もう少し微調整は必要なようだ・・・。

 しかしタケノコ掘りはかなりいろんなものを消耗します!なので、ピラーは時に抜いて、中をさらって、再度新グリスをいっぱい充填して、管理を怠らないこと・・・ですね。

 よろしく!

宴のあとのそのまたあと



 写真撮っている暇があったら、うまいうちに食べてねー、というのが料理人の本音だろうな。ただ、店主は写真をとる癖が未だにつかないので、こうやって自分で作ったものを人に撮ってもらわないと、何も残らないのだ。

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 これは先日二十人以上でサイクリングキャンプをした際に、提供した鹿肉、一頭の半分17キロもあったわけだが、全て食べきったわけではなかった、そう、チョッとだけ残ってしまったんだな。

 解凍した後だし、再度冷凍するわけにはいかない、真空パックと言っても、早々に食べるに越したことはない‥・なれば、反省会とを兼ねて、その残りの少しを食べてしまおうということになった。

 参加者の共有メールで呼びかけて、来た人でやったわけであります。

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 鹿肉の赤ワイン・ラズベリーの煮込み。じゃがいもを添えてみた。これは当日キャンプでもやりたかったんだが、どうもご当地の炉が歪で、しっかり仕込む気になれなかったので、じゃがいもは諦めていたんだが・・・。

 自分の厨房となれば、そうした妥協をしなくてすむ。時間があったら、マッシュポテトにするのもいいが、粉吹き芋とした。これに杉並名物、ソンカのフランスパンで食べていたようだ‥・、もちろん作り手の店主の口に入るのは味見のみ。

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 目の前の農園からもらったナス。そのナスをスライスして、酢とオリーブオイルと粉チーズで仕上げたもの、手前はコンビーフ状態の鹿肉。完全に冷やせればよかったが、飛び入り食材ゆえ、ごめん!

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 その鹿肉コンビーフを包んだまんじゅう。鹿肉コンビーフには青ネギとセロリを刻んで混ぜる。かつてNHKがまともだった頃、決死の覚悟でよく撮ったと思われるシルクロードというすごい番組があった。

 そこで撮影隊を護衛していた人民解放軍の兵士が鹿を仕留めた。それで何を作るかと思ったら、みんなで餃子を包み始めたのが印象に残っている。ただ炙って食べるだけじゃないんだ・・・と。なので、その真似をちょっとしてみたかったのだ。

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 これらのサラダも、隣の農園からいただいた野菜。採りたてなんで香りが違うね。

 そして、発注したんだが、到着が出発の日の翌日という段取りの悪さ‥・、でニキロ分の羊肉があったんだが、それを料理した。

 ただ、ものが届いて、中開けて、開いてみないと、塊肉は難しいね。モモなんだが結構筋があって、多分スライスして焼いて食べてもかなり筋張って噛み切れないんじゃないか?というところだった。

 あと参加人数がもし殺到したときのために、多くが食える状態にしたほうがいい、ということで、

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 羊肉麺にして出すことに。羊肉をスパイスと醤油と黒酢で煮込む。もう一つの鍋で季節のトマトを大量にニンニクと炒めて水で煮込んでスープを作る。

 丼に、羊を煮た汁を1/3、そしてトマトスープを2/3入れて面を入れて、生姜刻んで、ネギちらして、羊肉をおいて出す。

 もちろんラー油はお込みで!

 参加者一同、全員倒れるほどの量となった。

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 肉の量などが人に渡るように、炭水化物を含ませたのが、今回効きすぎたな・・・。

 ただ、次回以降のキャンプについていいアイデアがでたり、特に食中毒の危険性が減る秋以降はもう少し凝った、もっとみんなで食事作りに参画できるようなものもできそうなので、秋頃どうなっているかはわからないが、できればやっていきたいですね。ククク

手組みホイール Hな息子とミケ猫の出会い?



 もう死にゆく技術なんでしょうな、手組みホイール・・・。当店はこだわりますが、主流は完組みホイールとなっています。それでいいという方はそれでいいと思います。

 なんかもっと自由が欲しい!メンテ性がいいやつがいい欲しい!となると手組はありかも‥・。ただし、リムの種類もスポークもハブも、ドンドン種類が少なくなってきているので、青い気吐息というところだろう。

 まあ、当店一軒くらいならなんとかなるだろう‥・。

 そんな中で、手組みの依頼が来た。

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 こんなリムを持ち込んできた。Hプラス倅‥・とかいうリム。ピスト全盛の頃、どこかのアパレル会社だったかなあ、異分野から持ち込まれてきたような印象がある。

 当時は40ミリクラスのディープリムだった。悪いリムではなかったが、その割に高額・・・だったという印象があった。

 今回のリムはそれほどディープではない。

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 25ミリくらいですね、色もブロンズ系でシブい。スポークは通常のものを浸かったが、これ真鍮色のものでもいいねえ、確かホシの特注であったような気がしますね。

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 リム幅は結構太い。ということは最近作ったものかな?とも思えますね。最近のレーサーの主流が25ミリとかになってきている。中には28ミリのものもあるね。なんかサイドが厚くなってグリップがいいというんだが、そんなもんかね?

 なら、チューブラーもおすすめなんだが‥・、まあ手入れが大変か。

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 ハブがミケだよ。これは実物見たの初めてだな。カンパ用のシルバーものは何本か組んだが、コイツは知らなかった。

 しかもシングル用のハブだし、

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 その上、シングルコグだ、珍しいね。

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 フロントもミケね。形が糸巻き型でこの曲線がいいな、今のハブ、ほとんどは茶筒のような形でくびれがないんだよね。

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 そしてフロントだけは、なぜか交差させないラジアル組というのをやっている。

 こうした組み方を指定できるというのも手組の良さなんだよね。つまりリム、ハブ、スポーク、組み方、という4つの要素を組み合わせることができるというのが手組なのであります。

 このラジアル組はフロントしかしませんね、やるとすればコグ・フリーの反対側をラジアルにすることはある。強度はないが、スポークが短い分軽量化と縦剛性に優れているとされる。

 店主お薦めの一ネジリなんていうのももっと流行っていいと思うんだが・・・ね。

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 ということで、手組み終了。さてどの自転車の付くのかな?

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 どうもこの自転車につくんじゃないか?という予想がでています。ただ・・・

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 多段なんだが‥・、このロードエンドを利用して固定ギアにでもしようという魂胆なんだろうな。

 まあ、お手並み拝見ということで、今後追いかけましょうかね。

ショ書類だらけで それでよし!



 今現在とある事業の補助金申請なんぞしているところであります。事務能力は全く無くはないながらも、けっして得意ではない店主、それより何より嫌い!こういう事務作業は大ッキライなのであります。

 世の中には事務屋さんがいて、事務屋どうしで事務作業や関係書類を増やして、仕事作って、働いている振りしてんじゃないの?とすら悪意をもって思ってしまうくらい、嫌いな仕事なのだ。

 申請が通ったなら、そのままその金額を振り込んでくれればいいじゃねーか!と思いがちだが、そうは問屋が卸してくれないところが辛い。

 申請でさんざん書類出したよね、それが通ったわけでしょ、なら四の五のいわないで、さっさと銭よこしてくれたら、それに従って事業展開するからよ!と行きたいところなんだが、中にはもらうものもらって、何もしない輩がいるかも知れない、いわゆるもらい得では駄目なんで、しっかり事業展開した証拠書類を出しなさい・・・ということらしい。

 ある意味、その通りでございます、はい。

 公金渡すのに性善説じゃあいけません、しっかり性悪説で対処する‥・、その通りでございます。

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 はい、だから関連書類をしっかり用意しましたんで、これでいいでござんしょ!即振り込んでくださいな!

 いえいえ、提出の仕方が有りますので、それに従って提出していただかないと、補助金申請の完結とはなりません・・・。

 来たよ‥・これだ‥・これが事務屋による事務屋のための事務事務と言うやつだ、これが嫌だ。だって、必要書類はあるんだったら、それ受け取って精査すればいいだろうが!と思うんだが、どうもそれではダメらしい・・・。

 エエト、マニュアル読んでいただけましたか?ときた。

 ハイ読んだから、必要書類をすべて用意したわけですよ、それ以上に何か?

 読み飛ばしがあったようですので、再度お読みください。と。

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 ホームページを開きます・・・。読んでください!というよりも、読めるものなら読んでみろ!的な、事務屋による事務屋のための事務事務用語のオンパレード・・・。眠くなるんですけど。

 エエとですね、ここのpdfを開いてください、そこに全て書いてあります・・・。

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 ウエ〜・・・。これ全部読むの?アノー、こちらは自転車屋でしてね、事務屋じゃないんですの、事務専門のものだって雇っていないし、もう少し簡素化してくれないかな?しかも、通読するためには、

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 なんと‥・71ページもありやがる‥・、マジか・・・。

 ちょっと性悪説にもほどがあるんじゃないか?ハードル高すぎだろう!もう二度と補助金申請なんてしねーよ!と思わせるための嫌がらせかよ!とすら思ってしまうね。

 もうこうなったら、直接商工会に行って、居座って聞いてやろうじゃないの!!!

 と現場に乗り込むも・・・。これがなんとまあ、アポ無しで飛び込んだにもかかわらずだ、やな顔ひとつしないで、ていねいに接客してくれるのよ・・・。

 なんなの?この人たちは?と思うくらいよ。だって、補助金出す方でしょ?つまり立場的には居丈高になってもいい人たじゃない。それに、こんな事業しなくたって、やっていかれる人たちでしょ?なら、店主らが持ち込む仕事なんていうのは迷惑以外なにものでもないはずなんだが・・・。

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 集めていただいた書類は、そのまま使えますので、まず保持してください。あとは提出の仕方で、このフォーマットが有りますので、それに従って、経過内容、成果等を書き込んで持ってきてただければ、それで大丈夫ですよ!という丁寧な対応をしていただいた・・・。

 さんざん悪口言ってごめんなさいです・・・。ちゃんと、書かれているとおりに提出書類作ります‥・と、反省。

 でも、説明していただいたている最中、先方はプロなんだが、ネット上でも書類を探していたり、あれ?あれはどこかな?なんていう場面もあったりしたわね。プロですらそうなんだから、事務屋でないコチラが狼狽える気持ちもわかってもらえるかな?

 もう少し簡素に‥・できないかな?なんて今でも思っているんだが‥・。

 でも!!!!!!!!!!

 でも!!!!!!!!!!!

 これが公金を預かり、動かす人たちのある意味、正しい姿であり、制度なんだろうと思いますよ!

 お客さんで建築士の方がいましてね、小金井の駅周り整備で、国と東京都と小金井市が合同でやっている仕事を預かったらしいが、まあ、審査から何から何まで硬い硬い、細かい細かい・・・。

 まず、都の職員さんとの打ち合わせ、彼らはペットボトル入りの飲料に手は一切手を付けないのだそうだ。聞いたか?どこぞの総務省の役人共、総理の倅から接待受けてた奴らよ、末端の公務員はペットボトルにすら手を付けないんだよ。

 そして、受け渡しの際の審査も、現物を前に分厚い書類ひとつひとつに目を通しながら、いちいち説明を迫ってくるという。

 あれ、ここは‥・当初の計画とは違いますね?

 はい、当初の計画では〇〇は不向きという判断が出ましたんで、このようになりました・・・

 その過程の書類は?

 とまあ、末端の公金管理は細かいらしい。でも、これが行政というものだ。

 資料がありません、名簿もありません、一年未満で廃棄しました?安倍のマスクを請け負った会社にどんな業績があったのか?その審査過程は?議事録は?営業の秘密だと?

 店主は見ていないが、五輪の開会式メインのようなドローンの地球儀があったそうだが、あれはインテルから1億二千万で買い取ったそのままをやったそうだ、でその開会式に100億以上の銭が使われているそうだが・・・、その明細と、細部に至るまでの決定過程等記録はすべて公開できる状態にあるんだろうな。

 こちとらたかだか片手クラスの補助金請求にどのくらいの資料と手間と時間を取っていると思ってんだ?

 すべての公金管理が透明で公明正大であることを望む、そのために資料が資料を呼び事務屋が事務事務しようが、それは必要悪と認めよう。

 そこから始めないと、始め直さないと、この国はダメだ。

 さてこれから、老眼鏡磨いて、モニターのpdfでも読むか‥・

迷える子羊企画なんだが



 もとはこんな色違いの小径車だった。ダホンものね。こいつをより快適・・・に、というか店主にとって快適にしていこうとする企画が裏で少し動いています。

 ゆくゆくは、完成したこいつでもって、台湾一周してやろう・・・と思っているんですが、半年しか持たないワクチン頼りで、ろくな対策をしていない日本からの人間を台湾が受け入れてくれるようになるのは、一体いつのことやら・・・ということですね。

 検査と隔離で徹底していた台湾が、一人の感染者から広がったのが、この春だったっけ?その一人を追えるというのがすごいが、その時、なまじ押さえ込んでいたものだから、ワクチンをやっていなかった・・・ということで、日本が寄付したとかいう話があったな、アストラゼネカ製だったか?

 さて、今やまた台湾は押さえ込みがうまく行きつつあるようで、ワクチンでやるべきか?どうか・・・というところなんだろうが。

 基本は、検査と隔離なんだろうと思われますね。ワクチンは永遠に効くものではない・・・。半年といわれているよね、年明け頃には、またただの人になってしまうことを見ると、ワクチン頼みは油断を誘うね。

 ただ、検査と隔離というのはその体制と人民との信頼関係が大切だということになると、まあ日本ではしばらくは無理だな。ほぼボロボロ‥・状態だわね。

 まあいつになることか知らんが、台湾一周が実現するまで、ダホンを快適に‥・していこうと思うんだが。ここでやることが、同じような発想を持っている小径ファンの役に立てば・・・とも考えているんで、試行錯誤、紆余曲折でもってやっていこうかと思うわけであります。

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 本体はコイツだった。6月だったか、折りたたみ用の、倒れるハンドルが嫌いな店主は、シートピラーを改造して差込式、工具いらずのハンドル周りの実験にまあ、成功したといところまで来たわけだ。

 次はフロントを二枚にしたい・・・ということ。小レが結構強敵なわけだ。

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 こういう小径車のための特殊フロントメカ台座と言うようなものがある。コイツを浸かってフロントメカを取り付けたが、どうも理想の位置に行ってくれない。

 そこで、さらなる助っ人金具なんかを探してきたわけだ。

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 それがこれ。これもアルミの削り出しもんだ。コイツを先の特殊台座に取り付けながらフロントメカを取り付けて見るんだが。

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 台座をフレームに取り付け、

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 その台座にさらに先のシルバーの金具を取り付ける‥・、するとどうなるか?

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 このように、ギア板の差をカバーしてくれる理想的と思われる位置にフロントメカを持っていってくれた!

 これは、また迷える子羊たちを救える、大いなるヒントになるか!!!と思ったんだが‥・。

 これも想像付くと思うが、金具が二個も介在してしまうと、フロントメカの剛性がダダ落ちしてしまう。

 リアもそうだがディレーラーというのは意外と強い力で、ワイヤー経由で引かれるという宿命を持つ。意外と強い力‥・これが味噌なんだな‥・。

 なので、一見良さそうだが、これがググっと引くとなると、台座自身が動く・・・か撓み誘発してしまう、そうなるとシフトがうまく決まらない・・・ということが起こる・・・。

 そうなると、また位置から出直しか‥・、取り付けの各所の点検・・・とか、課題はまだまだありそうだ。

 再度考え直します!

 まあ、台湾一周できるようになるまでに完成していればいいわけで‥・、本日コロナ三千人超え、と同時に運動会も大いに盛んに動いているというシュールな東京・・・四五年は無理かしらん???


サイクリングキャンプで食べてきました 鹿肉オンパレード!



 エゾジカ完全片身17キロなんて購入してしまうと、まあいろんな部位が入ってくるわけなのであります。

 スネ肉がそこそこ入っていました、あとは首周りかな?それは炙っても硬いので、煮込むに越したことはない。と同時に肉の味のあるところなんで、使い方次第なんですね。

 で、そこを浸かってコンビーフならぬ、コンディア・・・というのかな?

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 冷菜として出したんだが、もっとスネだけを集めて、それをスパイシーに煮込んでいくと、一定時間を超えると、もうお玉で肉の繊維がバラバラになります。肉汁と分けて、肉だけ取り出して潰すように繊維状にします。そしてバットに並べて冷やしたら、そこに再度味を整えた肉汁ゼラチン質いっぱいのものを流しかけて、低温保存しておく。

 すると、ゼリー状に固まった状態ででてきたものを切って、キュウリやクラッカーのようなものの上において食べるなんていうのがいいでしょうな。

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 二品目はローストもの。これはすでに火の入った状態。中心温度65度!通常な薄く切るのがこの手の定番だが、店主は集めに切って、短冊状態にしたほうが、肉の味がモロ分かる感じがして好きなのだ。

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 さて、これでもすでにうまいのだ。塩なくても、肉の味がシッカリある、鹿肉ってうまいね・・・。ちょっと塩かけてもいいが。肉を切って、ソースができるのを待っているところ。

 砂糖をもっていかなかったので、子供が飲んでてたリンゴジュースのよう甘酸っぱいものを加えて完成。

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 そのソースをかけて、腹減り軍団に出すと、一気になくなっていく・・・。非常に鉄分が多いためか、モモの中心部分なんかは精肉というよりも、むしろレバーに近いくらいのコクのある味がしたな。鹿肉は思った以上に、大部うまいことがわかる。

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 これはすでに家で仕込んでいたもの。赤ワインで基本に詰めて作ったもの。アバラあたりが、豚肉でいう三枚肉状態だったので、その油を利用して、酸味と甘味で煮込んだものであります。

 次回は、こいつにマッシュポテトかなんかを添える‥・、そこまで手をかけなくても、粉吹き芋くらいは付けると、外でできる中ではほぼ完璧かも知れないね。

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 それからこれは生肉としてもっていった無加工なもの。そいつにニンニクオイルで火を入れて・・・、

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 バターと醤油と手元にあった酒で作ったソースで和えた、ミニトマトが大部余っていたんで、それを添えて出してみた。

 炭水化物は殆どなかったので、かなりの勢いで肉は売れていきましたよ。

 鹿肉はいいよね‥・エゾシカ。

 シャレで、これに馬肉も合わせて、馬鹿喰おう!サイクリングキャンプ!というのもいいかもね。

 やはり夏のこの手は食中毒のことを考えると、結構管理がきつかったです、またやるなら秋以降だね、少し肌寒いくらいがちょうどいいかもね、とも思いました。

 とはいえ、このサイクリングキャンプの評判がいいようでしたら、またやるでしょうね‥・、次は秋?そしてまた来年夏にやりますかね?

 往路復路で事故がなく、パンク数回のメカトラくらい。そして食中毒のようなものもなかったですね。そして多くの方々がいい休日を過ごせたのではないか?と思います。

 ウスイサイクルさんの大イベントから比べると、比べ物にならない内容ですが、これを少しずつ育てていけば、当店なりの何かになるかも知れませんね・・・。

 ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。またスケジュール等で参加できなかった方々、申し訳ありませんでした。

 またの機会が有りましたら、ご一緒しましょう!


サイクリングキャンプ 川遊び等!



 到着するなり、子豚軍団は即コビトカバに変身、水に浸かって遊ぶのでありました。サイクリングして、キャンプして、川遊びをするのが夢だったと、コビトカバの一人は張り切っていた。

 時間差で到着する人たちは、まずはビール!から、川遊びと皆さん思い思い楽しんでいたようでありましたな。

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 おもしろ写真はいつもこの方より、拝借しています!当店イベント等では宣伝記録その他を担当してもらっている小原先生。早速子供らとじゃれ始めます。

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 見たことある面々が‥・冷たい川の水で、炎天からためた熱を放出中!

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 題名「二人とおじさんと二体の水死体」という写真。

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 水中カメラ?ハヤか何かが見えますね‥・。でも取れても佃煮だな・・・。

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 まあ、一直線にこちらに行った人もいますね!ただ本当に疲れると酒よりも水、という原則もありますな。

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 中には酒よりもコーヒーという方もいますね、トリプレットさんもバイクで参加していただきまして、

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 コーヒー談義に華が咲いていました。

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 こちらもサイクリングと温泉とコーヒーとタバコをこよなく愛する、孤高のサイクリストさんですね。自転車が自分の部屋という引きこもり型サイクリスト・・・。年々スタイルに磨きがかかり、完成度が上がっていきます、一体どこまで行くんだろう?

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 さて、夕方も近づいて、そろそろビールだなんだが効いてきたかな?

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 ヌンチャク遊びをしだすSさん!裸足派。

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 さあ、夜も暮れてきますと、キャンプといえばアレとアレですな。

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 花火ね!まあ、定番といえば、定番ですね。

 そして・・・

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 スイカ割り!ですね。なんか盛り上がるよねえ・・・。店主は昔からスイカ割りの意味がわからず、きれいに切って分けて食べればいいのに・・・とずっと思っているんですが。不思議だなあ‥・。

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 疲れた人から寝ていきました。一泊しないで車で帰っていったご家族もいましたね。一旦寝て途中から起きてくる人、深夜に帰った人、早朝に帰って仕事に戻った人など、皆さんご自分のスケジュールに合わせて、キャンプを楽しんでいってくれたようです。

 こちらは、本体よりも二時間ほど早く帰った面々、暑くなる前に・・・という選択で、十時半には帰宅できていたとか。

 キャンプと言っても、東京の奥地なんで、その辺が融通聞きますね。

 オット!なんか抜けていますね‥・、飲んで遊んで‥・食べてないじゃん!ということで、食に関しては・・・。

 続く!

無事行って帰ってきました!サイクリングキャンプでした!



 総勢はもう少しいたでしょう、25日の朝九時当店前に集合して、出発となりました。車組も二台あったかな。

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 乗り込まれた自転車が20台以上集まりましたが、車種も形状も千差万別。この光景気に入りましたね。そう色んな方々が参加してくれた、ということなんですね。

 今回のサイクリングキャンプのイメージは‥・、まだまだ足元にも及びませんが、大変世話になった川崎のウスイサイクルさんの影響・・・といえますね。

 もう規模も内容も本当足元にも及びませんがね。

 大師サイクリングクラブというのが有りまして、川崎大師に近いからかな?そこに店主が三十代の時、大変世話になったわけであります。

 そこがすごいんだよねえ・・・。川崎にあるので、つまり多摩川の河口にあるわけです。そして夏のサイクリングキャンプのときには、その河口から、それこそ老若男女合わせて四十名以上が、多摩川を遡上していくるわけです。

 参加者が老若男女なので、車種も様々、小学生も大分いたなあ、なので、なんちゃってマウンテン、少年自転車、お母さんも参加していたんでママチャリももちろん、子供背負ってお母さんがママチャリで多摩川走ったいたんだよね・・・、それに伝統ある神奈川サイクリングクラブの七十以上のサイクリストが、ここぞ!とばかりのランドナーとニッカで参加していたり、バリバリレーサー、固定ギアもあった・・・。

 店主は当時杉並に住んでいたので、登戸大橋辺りで待ち合わせすると、遠くの方から長ーい自転車の車列が、炎天下の揺れる熱風に晒されてノロノロ近づいてくる、その姿はもう圧巻だったなあ・・・。

 年によっては、出発から雨・・・。小学生から何から何まで足にビニール巻いて、文句一ついわないで、走ってきたときもあった‥・。

 あのイメージを自分の甲斐性でどこまで実現できるかな?という、ちょっと今回そういう感慨が店主の中にはあった。

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 出発早々‥・なんと店主の前輪がパンク・・・。そういえば、出発前、二人が空気入れの最中にパンクしていたなあ。

 なんか踏んだようだ。ポンプを借りて早々に戻して、再出発!

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 小狸子豚組が二名参加。今回のような長距離は初めてということで、前日の車検なんかもしたが、こいつら往復ともにほぼメカトラなしだったよ。

 店主が道を把握していたので先頭取って、そのすぐ後ろに子豚軍団という布陣で進む。

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 シンガリは荷物牽引のSさん、全日本クラスの漕艇の足が光る・・・。

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 とにかく信号待ちのたびに、水を飲め!なんてことをよく守っていた。

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 途中何度も休憩したかな?一時間に一度くらい・・・。段々と後半になっていくと、水分量と運動量の加減がわかってくるようで、その頻度は少し落ちていったかな?しかし、想像付くと思いますが、暑かったよ。

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 しかし雨など一度も降らず、風邪も強くはなかった。ひたすら日光が強い。そしてほぼ常に蝉の声が聞こえてきた。
 
 わざとらしいほどの夏の午後であった。

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 途中に再度パンクが発生。店主の女房・・・。店主は子豚の引率で先に行っていたんで、その他の方々の強力で復帰ということであった。

 睦橋通りのどんつき、武蔵五日市駅についたときには、子豚軍団も何とかあと少し!と言い聞かせる。

 ゴールが近い時に事故は起きる、気を引き締めてな!と最後まで、最新の注意の中、落合キャンプ場に到着!

 車組、バイク組はすでに到着していて、荷物の運搬なんかもしてくれていた。

 パンク組も無事到着、気づけば店主周りのパンクがメカトラの主なもの、基本全員無事で到着したということでありました。

 二時頃だったかな?

 つづく!

さあ!鹿肉に仕込みは済んだぞ!トリャー!



 マジで始まったらしいね、東京五輪。ブレーキのない五輪。トヨタ四輪はブレーキはあったようだが、五輪のブレーキは最後までなかったようだ。

 しかし、始まる前日に、イベントの総合責任者が解任になったとか。もうかなり前の反ユダヤ的ギャグが、国際問題化したことらしい。

 だとすれば、2013だったか、今でも副総理としている、口の曲がったエテコウが「ナチスの手口に学んだら」と口にしたよな。あれ大丈夫なの?

 これよりずっと以前のコント内容が問題化されて、なんで十年も経っていない、しかも芸人以上に倫理観や国際感覚を要求されうる政治家、それも副総理で財務大臣だろ?!それがなぜ問題化されないのか?

 垂れ込んだ防衛副大臣とやら、ついでにもう一人告発してみれくれや!

 さぞやあの口の曲がったチンピラもどきはビクビクしてんのかね?まあ、記者会見の態度なんかもひどいもんだ‥・なんであんなのが十年近く、役職をやってられるんだ?この国の劣化を象徴しているようなクソッタレだ。

 今回の五輪は、その手の矛盾が大いに吹き出しているようにも見えるな。

 なんで同性婚どころか、夫婦別姓にすら踏み込めない現政権が、lgbtをイメージにしたドレスを着せた歌い手に国歌を歌わせるんだ?

 既存の利権団体のみに利益配分することしか考えていない、薄っぺらい政権が表向きのテーマ、多様性と調和だそうだが、心にもないことの看板に、中抜き行事で取り繕うから、何もかにも惨めなもんだわね。

 当店二階、響床でお世話になった、セネガル人のジャンベの名手、ラティール氏が当初このイベントに出演する予定だったそうだが、途中から「なんでアフリカ人が?」ということで切られてしまったというツイートを呼んだ。

 確認したところ、どうも差別的な扱いだったらしい・・・。

 薄々予感していたが、これでもう確信だな。有縁の人物がそういう目にあって、黙っているわけにはいかんわね。

 もう第二の敗戦として、これを機に国を建て直さないといけないな。


 と、言うことで、五輪に背を向けながらのサイクリングキャンプだよ!

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 さすがに17キロの鹿肉は大変だったぞ!そのまま持っていって、ハイ焼いて食え!というわけにはいかない。いろんな部位があって、それぞれの火の入れ方があるからだ・・・。

 そこで、前日の今日‥・自転車片手に火入れの日々であった。

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 これはスネあたりの肉を煮込んで、繊維で割いて、コンビーフ状態になったもの。その煮込んだ肉汁にはゼラチン質が大量にあるだろうから、明日にはこの形でゼリー状態になっているはず。

 これを短冊に切って、冷えた状態でもって冷菜として出そうと思うよ。

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 アバラの部分が、豚でいう三枚肉、その分量も相当多いので、半量はこのように赤ワインで煮込んでみた。現地で、ソース部分に再度味を付けて、肉を戻してなじませて、出す予定!

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 もう片方のアバラ部分は、醤油基本で煮込んでラフティーに。これもまたタレを向こうで仕上げて、なじませてからの給仕となるでしょう。

 あと、モモ部分は相当あるが、これも低温65度を入れておいて、ローストビーフ状態でソースとあえる予定。

 そして、本番サーロイン部分やヒレ部分は、常温に戻して、ステーキにでもしようかしら?淡白なんでバターとニンニク醤油で料理しようかな?と思っています。

 まあ、はじめての食材なんでどこまで行けるか知らんが、まずもってこいつらをもっていって、残さず、全ていただいて、戻ってこようと思います。

 月曜昼過ぎには戻っているかな?で行って参りやんす!

 ※日曜に店内で作業している人物もいるかと思いますが、自転車の施工については応じることは出来ませんので、悪しからず!

この手はやはりスタンダード・・・に近いかな?



 この数カ月、店内の片付け等をやっているということで、自転車の引取なんてことは基本していない。10台以上あるなら何とかなりますが、少量を少しずつということになると、まとまった数になるまで引き渡しが出来ないので、アチコチに自転車が散らばることになる、今んとこその辺は避けたいわけであります。

 なので、どこかのアパート引き払いとかなると一気に10台以上が来るもんで、例外として引き受けたりもしている。

 そういう中にこういう一台が出て来る。

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 フレームとして面白いんだよね、こういうのはブルホーン系にして、快走車に改造したくなってしまう・・・。なので、やってしまったよ。

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 ブルホーン型だが、今回のは今までよりも無味乾燥なブルホーンといえるかな。

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 というのは、肩が落ちていない。突き出しもさして長くはないので、フラットバーの両サイドをただ単に直角に曲げただけ・・・という簡素なタイプのブルホーンなのだ。

 まあ、それはそれでいいかな?

 あとは、如何ようにもなるが、今回はシングルにすることに。

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 最初は多段も考えたんだが、シフターの選定がなんかうまくいかず、なら一層シングルにしてしまえ!ということでこうなった。

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 一気にシンプルになる。前のクランクのチェーンリンクと後ろの小ギアとが、チェーン一本で結ばれているだけ、ただそれだけ。ディレーラーなんか一切ない、しかも‥・固定ギアに設定してあるというもの。

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 もちろんフリー系のシングルギアを取り付けることもできるので、ご要望があれば・・・という感じだが、まずは固定で乗ってみれば?とおすすめしたいですね。何とかなるもんです‥・、と同時に自転車からいろんなことを習うことになりますね。特に足の回転の仕方を教えてもらうわけであります。

 自転車から強制的に、足の回転を教え込まれるので、乗れば乗るほど足の回し方がうまくなっていきます。そのうまくなった足の回転を今度はロードなどのフリーに教え返してあげると、これは相乗効果・・・ということになるのにね。

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 前輪のホイールもラージフランジのハブで、ちょっと本格的観ありありだね。

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 前後にはダブルピボットのブレーキがついていますよ、もともとはローラーブレーキの自転車だったが・・・。

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 リアもいた入れてキャリパーブレーキにしたんで、後輪の着脱が大変楽になります。自分でタイヤ交換なんかも簡単に出来てしまいます。

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 そして十分に伸び縮みするピラー。これで適切な位置にサドルをセッティングすることで、コイツは進むよ!ゴンゴン前に進む自転車に、シングル固定車に大変身なのだ!

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 補強付きの、トップチューブがフレームの対角線にあって、跨ぐのにも強度にも気は配られているいるね。

 こういう一台が、下駄履き・・・というよりか、スニーカー・・・というかね、街乗りそれ以上の最も便利な一台になるということはある。

 盗難はされにくいでしょ?一体のサドル高があれば、出来心は誘発しない。また固定だと飛び乗った瞬間、コケる・・・なんてことも起こる。

 でも、本気で踏もうとするとそれなりのスピード走行観を実感できるという、実は一番頼りになる一台だろうと思いますね。

 通勤なんかにもいいねえ、こんなんで、片道十キロ毎日乗っていたら、週末のロード長距離の足回りが確実に変わります!移動とトレーニングと技術が上がるなんて三拍子揃っているね・・・。

 ということで、常に高齢強いペダリングとトレーニングを意識してる方にも向いている、変な一台となります!

 ご検討してみてくださいよ!

もっとハンドルで遊べ!



 基本手堅いビアンキなんだが、通勤用だとか。ところが気に入った箇所がある‥・、といってもそれそのものというよりも、その姿勢と言ったほうがいいかも知れないな。

 そこはというと、

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 このハンドルなのね。今形状が特にいいとかいうのではありません、スルッと自分のスタイルとしてハンドル交換しているところ、そこが非常にいいということね。

 多分だが、これ購入時は十中八九フラットハンドルだったに違いない、多分。まあ、そうであったと仮定してだ。

 店主はフラットハンドルが非常に、苦手。三十分と持たずに、手の甲辺りから痛みがでてくる。嫌なのだ‥・、アアフラットか・・・とそれだけで暗くなる。

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 やはり、これは個人的身体的条件でもあろうが、ハンドルは縦に持ちたい。そうでないと長距離長時間乗れない、といい切れるんだよね。前はそれでも我慢できたが、年だかなんだかは知らんが、殊に最近我慢ならなくなった。

 なので、フラットハンドルを交換しているのを見ると、そこに発想の自由のようなものを感じてしまい、賞賛してくなってしまうのだ。

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 いいぞ!やれやれ!もっと自転車なんてもんは自由なんだ!規格さえ合えば、ヤリタイ放題でよろしい!自転車に合わせるんじゃなくて、自分に自転車を合わせる!我慢することなんぞ‥・、選手とかそれに準じるものでない限り、我慢などする必要はない!

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 この上につきだシステムなんかもいいねえ、我慢する気なんて毛頭ないよ!そっちで乗りやすくしてくれ!といわんばかり、これでいいのだ!

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 しかし、この方は装備好きだよね、このハンドル周りは何ともフライトデッキのようだ。操縦するのが好きなのかな?

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 このブレーキもオイル引きのやつだ。引きがもうコンニャクかよ!!!と思えるほど柔らかい‥・これは癖になるねえ。重い電動自転車に子供二人載せているお母さんの少なくとも前ブレーキぐらいはこの軽いオイルブレーキにしてやりたいもんだよね。

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 ニュルっと引くだけで、ズズッドン!と効く。後ろに子供乗せているホイールベースの長い重い自転車がそれでもってジャックナイフ化することはほぼないので、前だけオイルブレーキは大いにありだ!

 大手の子育て自転車設計する方々よ!あのカンパの失敗ブレーキのようなイカ系ブレーキなんぞは早々に廃棄して、フロントだけでもオイル引きディスクブレーキにしてやりなよ!是非に!

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 で今回は、このスプロケと、リアメカとチェーンを交換した。特にリアメカの戻しスプリングがダメで、交換せざるを得なかったね。

 そこで駆動系を見るともう相当ヤレていたんで一回りをマルッと交換、まあ申し分ないね。

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 チェーンリンクはもう少し持ちそうだぞ。

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 前後にフェンダーも付いている。ほぼ毎日通勤用ってなもんで、これはまあ、仕方ないかな?

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 なんか自転車の方を自分の体や好みに合わせている!という堂々とした感じが、車体にもでているよね。これアタイの自転車!乗りやすいよー!文句あっか?と言うくらい。

 こういう女性がもっと増えて、自転車メーカー言いなりの、メーカーイメージ押し付けの自転車なんぞ拒否してだ、自分らしい、使いやすい、乗りやすい、自転車をもうわがまま放題に選んで、それが実現できる状況をドンドン作っていかないと、確実に自転車は面白くなくなっていくだろう!それはほぼ確実だと思うぞ!!!

 自転車に車検はないんだ!だから安全であれば何してもいい、もっともっと自由にだ!

この日月のサイクリングキャンプ 締め切ります!



 イヤー、いい写真だなあ‥・5月頃だっけね?秋川までサイクリングキャンプにいった時の写真だった。5月頃はいいよね、本当に。

 ところが、今や酷暑の7月だ!夏だ!盛夏だ!色んな意味でやってらんねーぞ!というわけで、この25日・26日、当店発でもって、あきる野市のキャンプ地へと、一泊サイクリングいたします!

 落合キャンプ場というところですぞ!

 こちらの方に連絡を取りましたが、予約をいただいているお客様に限り、受け付けます!というご連絡をいただきました。離れたところで、もう一つのグループさんが来ているようで、妙な接触をしなければ、いいですよ!と。

 ウーン・・・、こちらは飲んべー多しのおじさん大半軍団だけに、向こうが女学生の一団だったりしたら、檻でもって区切らない限り、難しいかもなあ‥・と恐れつつ。

 もちろん店主なら大丈夫!ほらほら!そこの酔っ払い!戻りなさい!と冷静に判断しますんでね。

 ところが相手が熟女軍団だったら・・・、大量の鹿肉引っさげて入り浸っちまうかも知れねーな・・・。

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 こんなやつね‥・17キロあるんだと、なので、一人800g位食えるよ。コイツをもっていきます!もちろん自転車で!(ウソ)

 ウソなのは、自転車で持っていくことであって、車で運びます!なので、当日は鹿肉攻めに合うと思いますから、前日から肉食は控えたほうがいいと思います!

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 多分酷暑の中を走ると思いますが、付いたら、こんな川が前を流れています!どんな酷暑でも水は冷たい!飛び込めばシャワーなんていりません。

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 ウワ!これはイメージ写真‥・しかも冬だよ。朝九時当店集合・・・かな?もっと早く集まらないと暑くなってしまう、というご指摘もありますが、それならもう四時とか五時頃にまで早めないと意味ないでしょうね。

 八時に集まったって、暑さは変わらない‥・だろう。

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 ということで、今のところ九時集合!といたしましょう。小狸を始めとする糞ガキ集団も少し参加しますので、まあ走行自体は、カタツムリかな?

 休み休み、水分取って行くことになるでしょう。途中、昼食とかもあるでしょうな。なので、足のない方はご安心してください。足のある方は、サポートよろしくです!

 また大人の自転車の方でできる方は、パンク修理等、その他工具類なんかも携行してください、よろしくね。人に頼ると、結局誰も持ってこなかった・・・なんてことにもなりかねないですから。

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 到着は昼過ぎか、夕方前でしょうね。着いたら、川に飛び込んで体冷やして・・・、あとはまあ飲むのかな?

 ただし!かつてプール監視歴二十年以上の店主から申し上げます、飲んだら、川などの水に入って泳ぐ等は、やめましょう。

 浸かるくらいならいいです、でも疲れていて、酒のんで泳いだら、高い確率で溺れます。場所によってここの川の流れはバカに出来ませんので、念の為。

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 二十名ちょいですので、一部屋に雑魚寝となります。軽い寝袋は持っていったほうがいいかな?

 あとは蚊取り線香・・・、薪・・・、調理道具(キャンプ道具でなく)、向こうにはヘッツイや炉がありますので、基本薪での調理となります。

 九時に当店に間に合わない方は、直にあきる野の落合キャンプ場においでください。

 参加料は、最低お一人様千円はいただきます・・・、その後精算となりますが・・・。

 なんか都心では、グダグダの運動会がマジで行われるようですね。開会日の前日に責任者の解任だとか・・・、もう世界に恥を晒す要素満々の、近代日本の第二の敗戦に匹敵するかの如しの屈辱を味わうことになるかも知れませんね。

 それもいいかも知れないね、少しは目を覚ませよ!国会で百を超える嘘つきが憲政史上最長の宰相だったとか、官庁上げて公文書の改ざん・廃棄・隠蔽やって、基幹統計の改ざんも平気、県議こぞっての贈収賄選挙の横行に、ひき逃げ犯がいつまでも議員やっていられる‥・もうこの十年上げれば切りのない、政官済民の体たらく・・・。

 これらを放っておいた放置国家の成れの果てが、今回の五輪になんか溢れ出ているようでありますな。まあ、たった三年の悪夢の民主党政権が遠くに霞んでいるわね。

 なわけなので、店主らは都心とは逆の方向に、密を避けて野外、自転車で移動して、野外で静かに飲み食いして遊んできますわ。

 緊急事態宣言の最中なのに?

 やかましいわ!デルタ株など、常識の範囲で被らないよう気をつけるわ!事故なく、安全安心なツーリングができるよう心くばりながらいって帰って来ら!

 ということで、25日日曜日、朝九時、当店集合でもって、あきる野おちあいキャンプ場にむけて、遊びに参りましょ!

外されたパーツを元に戻す



 コイツはあさひのロードらしいですね、オリジナルだそうです。多分相当値段を抑えているんだろうと思いますね。まずは大量に発注して単価を抑えているんでしょうね。

 アルミフレームで、作りは申し分ない。

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 この車体の値段は知らないが、一昔・・・、イヤふた昔前ならそこそこのアルミフレームだよね。フォークは鉄っぽいがね。

 で、これはとある施設の職員さんがもってきたんですね。どうも、そこに通っている利用者さんが、何を思ったか、この自分の車体のパーツ類を外し始めたと言うんですね。

 もってこられた時は、その職員さんが取り敢えず取り付けられるものは取り付けてきたんだが、まともに乗れる状態ではなかった。

 なんとかパーツ類は取り付けたが、ワイヤー系が全くわからないので、お願いします、ということだった。

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 基本クラリス仕様なんだが、このクランクのランクはちょっと低いかな?

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 この辺は正真正銘のクラリスね。つまり値段を抑える工夫がアチコチにされているんだろうね、さすが大手さん。

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 コイツもノーブランドですね。まあ止まればいいわけで・・・。効きは良くはないな、止まるけど。

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 ホイールもちゃんと組まれてありますね。
 
 面白いとか、興味深いとかは別にして、そこそこ量産モデルとしては組まれていると思いますね。

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 ブラケットカバーもないのは、とにかくすべて外そうとしたらしいね。そしてワイヤーの太鼓が引っかかって、変速もろくにできなくなってきたのを、何とかこんがりを外して取り敢えず、安全に乗れるようにして返したというわけだ。

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しかし、何に駆り立てられたんだろう?パーツをほぼ全て外そうとしたと。残されたあとだけ見たんだが、ある種の情熱さえも感じられるくらい外す事に固執したあとがあった。

 実は展開したいと思いながらも、まだ手の付けられれない事業があった。それは、作業所といわれる施設で、中古自転車のパーツ類を磨いたり、それで一台組み付けたりしながら、それを売りながら自らの生活運営資金にしていくという事業。

 ちょうど店主らが今から六年前、この西東京に越してきたすぐのところであった。日本で最も走れる職員マサキ!

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 今はどうか知らないが、五年くらい前には四十代で、全日本選手権大会に出場枠持っていたんだよね、確か。相当走れるやつなんだが、こいつが作業所の職員をやっていて、封筒貼りとかの軽作業が嫌で、自分の好きな自転車をヤフオク経由で落としてきて、それをみんなで磨いたりしながら、再オークションなどをやって少しずつ稼ぎ始めていたんだな。

 そう六年前の話、あれからどうなったんだろう?役に立てられることはあるだろうな・・・。今回のきっかけで、思い出した。連絡してみようか?

 自転車がそうした人たちの自立等に少しでも役に立つなら、それはいいことだ、そう、連絡してみよう!

「温暖」な日本の夏にはボトルの携行を!



 東京の7月8月は大変温暖なのだそうで、スポーツ競技等にはたいへん向いているんだって。

 福島原発をアンダーコントロールと嘘八百ならべて、挙句に東京の夏が温暖だという嘘の上塗りして、ついでに賄賂配って誘致した東京五輪とやら・・・、何やら開催前からもうぐだぐだの様相を呈しているようですな。

 色んな意味で、この国がどうなっているのか?ということを冷静に客観視できるかも知れないいい機会ですので、シッカリ捉えておきたいものですね。

 ということで、梅雨明け宣言のその日から、東京は大変「温暖な」気候が続いていますね。こちらももうグダグダですわ・・・。夕方なるまで、仕事する気が起きないよ・・・まったく。

 それでも走る人がいるなら、仕事しないとね。ということで、「温暖な」東京を自転車で走る際に、かなり重要になるのが、水を入れたボトルなのであります。

 そのボトルを収めるのが、冒頭の写真にある、ボトルゲージというパーツなんでありますね。コイツは通常大抵のスポーツ車には付いているので、ボルトどめしてあとはボトルを装着すればよろしい・・・ということになりますが。

 ガチのピスト系の自転車にはそのボトルを止めるためのネジ穴がないんであります。それがなくても、ピラーやフレーム等に直に抱かせる形式のものもあるので、やろうと思えば、なんとかなるんでありますが。

 スマートにロードのように取り付け出来ないか?というとこれがまた結構大変なわけであります。

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 ピストフレームにはダウンチューブにそうしたものが全く付いていません。街道ピストにするには、ハブのシャフトを中空ものに変えてクイック形式にしたり、ボトルのホルダーを取り付けるようにしたりと、まあ、結構工夫する人もいますね。

 合理的だと思いますよ、そのピストでは街道でしか走らない!というのであれば、考えつくされたロードの発想を取り入れていくのは、ごく自然ともいえると思いますな。

 では、ネジ穴作っていくことに。

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 ピストフレームのパイプは薄い、その薄さはカミソリレベル・・・と考えていいですね。なので、そこにタップを立ててねじ穴を作ることは出来ません。なので、このようなパーツを埋め込んでいくということになります。

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 これね、コイツを7ミリの穴を開けて、カシメて止める。止めるとその下にねじ穴ができるので、そこにボトルのホルダーを取り付けることができるようになります。

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 位置決めをして、ポンチで印を打つ。そしてその回りを養生します。ドリルがすんなり入らないで、暴れられるとこの辺が傷だらけになりますからね。

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 穴あけなんでドリルを使いますが、通常の動力本体一体型というのは、そこそこデカイので自転車の前三角に入らないことがあるんですね、入っても垂直にはが入っていかないなんてことも有りますので、この動力本体分離型のほうがこの場合には断然仕事がやりやすいんです。

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 ドリル本体はこの大きさなので、狭いところにも入っていってくれます。また動力から離れているので、刃も暴れにくいですね、細かくて小さい作業を静かにするには、もってこいですな。

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 さあ、静かに参りましょう!一ミリ以下のドリル、針のようですね、注射に見えますな。薄いとはいえ鋼材なもんで、硬いですね、すんなり穴なんて空いてくれません。気長にやるつもりも少し力入れると、ドリルの先が赤く加熱されてしまいます、焼きなましが起きるので、そうならないように気長にやらないとな。

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 ドリルの穴をでかくして最後は7ミリに・・・、ようやく空いたぜ!

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 そしてさっきのかしめナットをナッターに装着して、穴に差し込んで、レバーを引くと中で一部が潰されて、つまりカシメられてフレームに固定されるということになります。

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 ハイ!これでネジ穴が出来ましたんで、ボトルホルダー・ボトルケージを取り付けることができるようになります。

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 はい、完了!ボトルに満杯の水を入れると量によりますが、500グラム・750グラムになんてなります。結構重いですね。それが始終走行振動食らってくると、このカシメも緩むことも十分考えられます。そうした際には、再度かしめるか、または取り出して別のナッターで装着し直すかするしかないかな?ということです。

 何分東京の夏は「温暖」だそうなので、この手の飲料はシッカリもってサイクリングいたしましょう。中身は水がいいですよ。飲むだけじゃあない、体のアチコチにかけながら走るためでもあります、または怪我した時にボトルの水で傷口を洗うなど水は何かと重宝しますぞ!

 ボトルを装着して「温暖な」日本の夏を乗り切りましょう!!!くどいだろう・・・嘘つき共め!!!この「温暖」野郎!!!

謎コンポの耐久性実験



 かれこれ半年以上前か?フラットハンドルのクロスバイクからドロップ化へと改造した車体なんだが、その際のコンポに採用したのが、

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 謎の黒コンポこと、センサーものなのであります。と言っても、もはや東京サンエスでも普通に扱っているようですし、完成車にも載っているなんてことを聞くと、もう謎ではなくなってきたようですね。

 取り付けて、操作したところ、まあ普通に使えるレベルということで、そこは申し分はない。あとは耐久性ということで、どこまでこいつらが持つか?というところなんだが、これだけは使い続けてみないとなんとも言えない。

 かつて一人のお客が来て、自分の仕事をトヨタの壊し屋と名乗ったことがあった。とにかくトヨタの新車を毎日時間開けずに走り回って、何万キロでどこがどう壊れるか?の耐久実験用のドライバーをやっている、ということだった。

 さすが、史上最悪となりつつある東京五輪の国内広告を取りやめただけのことはあるトヨタだよね。自ら人を雇って、耐久性の検査をするなんて、これぞ世界のトヨタなのだ。

 それに比べて、センサー自身ではそれをやりきるのは難しいだろうな、ということで、お客さんの協力を得ながら、そうしたところを見ていくしかない。

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 今回左のシフターにちょっと不具合が出た。引けないんだよね。ワイヤー調整をしてみたんだが、どうも内部のようだ。

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 ウーン、こうしたシフターの中っていうのは複雑なんだよなあ。カンパなら公開しているので、なんとかバラせるが、シマノモンを中心に、この手はそもそもが難しい。

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 もっとよーく観察しないと、わからいね。ということは・・・、直してどうというよりも、まずは交換だ!

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 名前は違うが、機能はほぼ同じ。右だとリアの変速ということで8速から12速とかなりバリエーションがあるが、それから比べると左はほぼあって2速なので、基本構造は同じ。

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 ネ、見た目も左右ほぼ同じ。これでまた使い続けてみてください。外したやつはもう少し検討させてくださいな。

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 謎コンポとはいえ、クランクは自前ものがない、こいつは105を混ぜて使っているというわけです。

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 ショートリーチであれば、Vブレーキも引けます!

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 BSのオルディナという車体で、ドロップ化してから、だいぶ重宝して使っているようですね。レーサーもあるそうですが、こちらのほうが断然気軽に乗れるということです。ある種スニーカーのようなもんなのかな?ザクっとつっかけて、歩きながらトントンとつま先を整えると、スルッと履けてしまう。そしてそこそこ歩けるし、履きなれてもいるから、ついこちらを使ってしまう。

 そういう自転車となっているようんですね。うん、盗まれたり、乗ること自体に構えない、そういう自転車がある意味日常では一番重宝なんだ・・・、そこに謎コンポがついている・・・、なるほど。

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 再度、耐久性のテストに出ることに、はい再出発!

一足はやい 夏休み課題?自由研究?



 ゴゴゴゴゴ!ってなもんで旧車のトラックが飛び込んできた。昔の車のバンパーはこんなもんだし、エンジン音もこんなもんだった。まさに鉄板の塊であるな、今はなんかプラスチック?どこまで金属で、どこまでシリコンだか、新素材だかわからない・・・ね。

 そして、ドドドドド!と去っていったら、いろんなものが置かれていた。

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 オ!ツノダの旧車だ・・・。確か以前に通学用に、両足スタンド等の改造をしたやつだ。

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 あとは、ホイール類、パーツ類が置いてかれていたな。そして・・・

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 なんと、働き手まで置いていったのである。聞くと、中学二年生だそうだ。ホイールを27インチから、700cにしたい、というのがそのメインの内容なんだが、その他、ブレーキ調整やパーツ交換なんかもしたいという。

 基本ほったらかし方式・・・にしようかとおもったが、工具は断れば使っていいが、戻したりする問題があるから、結果的には最初はつきっきりになるが、まあ、パーツいじりの筋がいいので、指導は楽だったな。

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 なんかいいパーツもってきたぞ!中古市場かららしいが、かなり自分で磨いてきたらしい。プーリーも交換してあって、ちゃんと使えそうだな。

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 自転車通学をして、中学校の構内に駐輪するので、管理の問題から両足スタンドを付けなければならないという、校則があるらしい。そこで、次に取り付ける中古のホイールの中空シャフトを外して、ナット用のシャフトに交換しなければならないんだが、ほぼ自分でやっていたね。

 手慣れているんだな・・・。結構自宅でやっている?

 はい、そこそこ・・・。

 確かに、冒頭の旧車を好むようなお父さんの育てている子だからな・・・、そうしたところに目や手が行くというのも頷ける。

 グリス貸してくれませんか?だって。はい、ご用意しますよ!

 作業内容自体、超難しいものではないが・・・コマイところが面倒ではある。今こんなこと真面目にやる自転車屋ってどのくらいあるんだろう?

 ハブのシャフトを別種類のものにするなんて加工・・・、するところのほうが少ないかもね。

 いじればアチコチ色々でてくるだろうし、中2だから、手順も悪いだろう・・・まる一日・・・か二日はかかるなと思ったらは、なんと半日で終わってしまったよ。

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 自分で整備した自転車に乗って一回りして帰ってきた。どうだった?

 大部しまったような感じましました!

 こういう感触は重要だな、自分の手に作業の内容記憶がある中で、それが乗った感じ=しまっている、とシンクロしているところがいいね、何をやったから、こうなったと、と具体的な作業内容とイメージが繋がっている、いいんじゃないの?

 さて、中2・・・将来は?なんて一般的な質問なんかもしてみたんだが、まだわからない・・・と。

 この質問に、仮に、自転車屋になりたい!なんて言ったら・・・、店主は喜ぶだろうか?

 全く喜ばないだろう・・・。その年齢から自転車屋になりたい!とばかり一直線で自転車屋などになってしまったら、「いわゆる」自転車屋にしかなれないだろう・・・。

 そんな「いわゆる」自転車屋が組んでいる自転車が面白いと思うか?

 自転車を自転車屋にばかり任せているから、自転車は面白くなくなるんだ。であればせめてズレた自転車屋になることだろう。

 ではどうしたらズレることができるか?そんなことは簡単だ、寄り道しまくれ!一直線ほど下らんもんはない、寄り道して、アッチでも、ソッチでも、どこでもいって大いに遊んでこい!

 自転車屋なんぞ、成れの果てでよろしい!イヤそのほうがいいくらいだ。最初から自転車屋を一直線に目指すには、人生長すぎるぞ!

 もっと遊べ!さんざん遊べ!さんざん遊んでその先で、自転車で遊びたくなったら、その時はじめて自転車屋になればいいのだ!

 というわけで、中2の若人よ、それでいいのだ、やりたいこと?そんなことまだ分かんねーよ!それで良し、順調に育っておる!

 今回は一足早い夏休み(試験休み)だったが、以降、もし自由研究なんてもんがったら、作業場面を写真にとって、実際作品として自転車を組み付けて、それを学校に実際に乗っていけばいいんだ。そんなときが来たら、まだおいで!

真っ黒ピスト まずは再塗装 次は?



 再塗装ということで、塗装前のもの、撮り忘れた。もう色も忘れた。黒のして欲しい、艶有りの黒にということで、黒染め完了。

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 黒で塗って、クリアをかければいいんだが、クリアの中にキャンディーを入れて、さらに深く・・・。

 これからの伸びしろが、相当ある方とこの依頼者の方を思います。靴が違う・・・。足元見てんじゃねーよ・・・といわれそうだが、履いている靴が違う。

 こういう靴を履く人が自転車を真剣に探求したら、これまた自転車の奥深さも変わってくるだろう、と予感します。自転車を自転車屋だけが作っていると、もう底が知れてきてしまいます。

 他分野、隣接分野の人が持ち込んでくるものによってのみ、この分野は発展する。いかに異物であろうとも、排除・・・というより、如何にして取り入れが可能か?と考えたほうが、まあ、楽しいね。安全であれば、何をしてもいい、これが自転車なのだ。

 もっと、もっと、もっと自由に展開していっていいはずなんですよね。でも一人でできることなんて、カスみたいなもんだよね。だから、他の目、他のセンスが大切なのだ。

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 中古市場から取り込んで、少しずつ自分のセンスに染めていく、という途上だろうね、まだまだ伸びしろがある。

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 ピストだが、このハンドルは面白い、外が開いているので、ツーリング系、ランドナー系のハンドルだ。それをあえて選んでいる。ピスト、固定、シングルのちょっとした新分野、近くにあったのに気づかなかったような衝撃を少し浴びる。

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 ブレーキレバーもエイドつき。このハンドルにしてこのブレーキレバーはツーリング車ではあったが、ピストにそれを持ってくという発想は面白い。

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 クランクはガチもの、スクエアテーパーの貴重なトラックデュラエース。

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 ホイールは手組みのようで、ちょっとディープリム。このディープ系にはあまり注意を払っていなかったようだが、今後この辺も課題になるかもね。

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 この辺のタイヤ選定も、今後伸びしろが楽しみではある。

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 後付ブレーキが前後に付いているところなんかが、このフレームもちょっとガチ系を意識した作りであるらしい。

 このブレーキアーチも、また今後変更の余地がありそうだ。少し時間をかけて焦らず、次を考えよう。そもそもシルバーのブレーキが少ないことに、驚くだろうなあ・・・。

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 ブルックスの革サドル。これはご自身の選択かな?そうなると方向性も大体、定まってくるだろうね、ブルックスの革サドル、ランドナーハンドルに、エイドつきブレーキ・・・。

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 なかなか、渋い色をしているサドルである!されば・・・

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 いずれ、こちらも本皮のバーテープにしていってもいいかも知れませんね。

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 課題はいくつかあっても、これは時間をかけて、ご自分でそれらに対処していくと、これはまた化けそうだなあという予感がありますね。

 もちろん自転車だけではありません、その方ご自身も大化けするはずです、自転車と乗り手の相互性というのは半端でないからなあ、でないと走ることも出来ないしね。

なんだよ ヤッパリそれですか?穴掘り穴掘り・・・



 ちょっと前、もらったミニベロに手を入れて、結構走るように快適にしたんですね。

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 駆動系から、制動系まで。

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 要するにとまって走れるようにするということですね。あとは・・・

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 あとはカゴなんかも付けたりして、実用上も整えてしっかり走るようにしたんだが・・・。なんとピラーが抜けない、動かない・・・ということが起こった。

 よくあること、といえばよくあることなんだが・・・、最初はまあそれでもいいかと持って帰っていったものの、主に乗る人にとって、もう少しサドルを高くしてほしいという・・・という強い要望が出てきた。

 もちろんラスペなんてこともやったりしましたが・・・、全く歯が立たず・・・。

 なら、掘るしかない・・・・か?

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 ガイド付きたけのこドリルで27.0を内部から削っていく。

 用意するものはコイツと、大量の

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 切削オイルを使います・・・。ところが今回は、

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 こちら、固形の油のほうが調子がいいようですね、なんかね。

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 こんな感じで、直にドリルの刃を固形の中につけていきます、摩擦でドリルの刃も熱くなっているので、固形オイルにスルッとはいっていきます。そして、

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 このように、輪切りに切ったピラーの内部から、その本体を削り取っていこうという作戦です。まあ気の長い作戦だこと・・・。

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 たしかにたけのこの形に削られていますね。こちらは鉄だし、ピラーはアルミなんで当たり前といえばそうなんですが。それでも時間は相当かかるでしょう。

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 中から残っているピラー部分を測ってみると、ほぼシートチューブの2/3は埋まっている。もちろん!それらすべてを撤去する必要はない。せいぜい経の二倍ちょっとあればいいんじゃない?つまりは60ミリほど掘れれば、なんとかピラーははいるんじゃないか?と思いますね。

 しかし、一日6ミリとして10日!!!!イヤー、場所とるんで、もう少し早くほじくってやりたいと思いますね。

 終わったあとは・・・、27.0ミリのピラーを入れるか?それとも、内部の傷などの抵抗を考えて、26.8と大量のグリスでなんとかなるか?その辺もやりながら、見極めていきたいと思いますね。

 さて、あと何日かかるんだ?気長に掘るか・・・


6月9日のロックの日から8月1日に開店だそうだ! 鉄箱床物語



 まだ・・・なんだが、あともう一息で完成という鉄箱二なんだが、どうやら8月1日に新店舗の開店が実現されるようだぞ!耐熱塗料を塗る、という大事業が残っている。雨に邪魔されている・・・んだな。

 何が開店されるか?レコード屋だそうだぞ。LPレコードというやつだ、まあ知っている人は知っているが、下手すると半分以上の人が知らない・・・かもしれないものになってしまった。時代遅れには違いないが、アメリカではcdの売上よりもLPの方が高いというから、ある種の時代の逆光状況が起きている、ということだ。

 詳細は、開店したら、じっさいに足を運んでみてくださいよ!

 で、ここの床なんだが、分厚いことこの上ない。

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 鉄骨の骨の上には、このような鉄板が貼ってありました。そこに嵩上げが必要だったので、何でするか?木材でする?となると購入しないといけない・・・あるもので・・・。

 そうだ!

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 これがあった!仮店舗の櫓を組んでいたCチャンこうが大量に残っていたんだ、コイツを使おう!

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 鉄板の上に、このように並べていきます。その分床の嵩が上がります。

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 これでほとんど使ったことになるね。今までは外の櫓だった、それが外れてから六年、鉄箱の下で眠っていたんだが、今度は鉄箱2の下で、嵩上げ業務をしてもらうことになる。

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 この間に、廃物だったはずの発泡体を敷き詰めていく、下からの温度変化に対応するためですね。

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 そしてこの上に12ミリのコンパネを貼っていきます。鉄板より相当嵩が増しましたな。

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 なんかこれで完成のように見えますが、まだ嵩増しは必要になります。外側の歩道との高さ調整、その他色々と事情があってのことであります。

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 そして更に更にその上にワンバイフォーの板を貼っていきます、廊下みたいになりますね。

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 なんか一見サウナのように見えます、白木なんでね。これならこれでいいんですが、どうしても外から土足で入ってくるとなると、これでは汚れますし、雨の日濡れた靴で入ってくることもあるでしょう。そこで、ニス系のものを塗っていくことに。

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 壁にも黒漆喰なんかがもられまして、何かずっと店舗の一部・・・というよりも茶室・・・じゃないな、何か落ち着く人部屋に変身したというわけです。

 廃物を使ったということも今回の功績ともいえますね。

 あと、今は、ゲリラ豪雨の際にコーキング剤をもちまして、雨漏りの厳密なチェックと対策をしているというところです。かなりいい線に来ているんですが、まだ不明の雨漏りもまだほんの少し有りますので、もう少し身長な検討と対策が必要になりますね。

 レコードのジャケットはボール紙なんで、雨漏りには弱いですからね。

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 とにかく、予定では8月1日にはレコード店、店名エコーレコードさんかな、新規開店をするようです!鉄箱1で、飲食物販と、鉄箱2でレコード店プラスアルファということですね。

 狸サイクル、ショッピングモール計画実行中。なんか間の抜けた「緊急事態」の真っ最中ですが、その他の手仕事物売りなども、土日を中心に少しずつやっていけたらなあ、と思います。

 散歩や公園に遊びに来た人が楽しみに寄ってくれるような、そういう場作りをしていきたいとも思っています。

 「緊急事態宣言」は大いに間抜けでありますし、それにもましてオリンピック開催なんて判断も正気の沙汰ではないと思いますよ。実際本日東京で千人超えの感染者がでており、東京都下に置いても、ちょっと驚くような陽性率を叩いているところも散見します。

 バカな政府による換骨奪胎した「緊急事態宣言」はバカバカしいかもしれません。

 ただ、デルタ株、ラムダ株と波状攻撃を仕掛けてくるコロナ自身については、それなりの警戒も必要かもしれない、とも思います。

 罹患すると中には重篤化する人が存在する、これは確かなことです!

 しかも、それが今まで高齢者に多かったものが、最近では40・50代にも下がってきたり、十歳未満の重篤患者がでたり、インドネシアで日本人が十名以上の死者を出している話などを聞くと詳細はわからないながらも、油断しすぎてはいけない・・・とも思います。

 実際に桁の違いの罹患者の少なさにもかかわらず、去年の緊急事態の緊張感はそれなりのものがあった。ところが今では個人店舗はもちろんのこと、居酒屋系までが裏営業から表営業に堂々と挑戦するがごとくに営業を開始し始めています。

 そして、あろうことか自治体までが、「緊急事態」中でありながらも、トレーニングルームや小ホールなどの貸出運営をやめていなかったりします。

 これは統治の一種の崩壊かと思います。思われている以上に深刻・・・これはコロナではなく、この国の統治機構が壊れ始めている、ということを意味していると思われますね。

 まあ、壊れるべくして壊れていくならいい、それはそれで構わないのかもしれません。むしろ、そんなことよりも、バカな政府への反発から、自分たちが罹患しないこと!これが重要ですな。

 なので、少ない情報から、信憑性のあるものを選択して、自衛していくしかないね。

 自衛しながら、狸サイクル、モール化計画を自営してまいります!

ガチ系ピストの再塗装



 元プロを目指していた・・・、たしかに月日は経っていそうでも、それが体格のどこかに現れている。もともと、FUJIフェザーのコグ交換に来た方なんだが、固定にして、再度じっくり固定ギアに乗ってみたいと思われたみたいであります。

 競輪の卵、略して競タマ、時代に揃えたのか?かなりガチな一台を持ち込んでやってきた。

 まずは艶有り黒で再塗装してほしいと。

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 元色は撮り忘れた・・・。剥離してみたら、メッキが下地となっていた、競輪車体にはよくあることだな。

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 黒だと閉まる・・・感じがする。そしてもう一つの大工事といえば、

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 ホイールの組み換え。競輪車体だったわけで、それはもう当たり前のごとくにチューブラータイヤのホイールだったわけであります。

 それを街道仕様ということで、クリンチャーのリムで組み替えることに。

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 懐かしい、サンシンのハブをホイールから取り出して、また今珍しい36Hホールのリムと組み合わせます。

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 ディープ全盛時代に21ミリハイトというロープロファイルなリム。もう少し15ミリ以下なんかがあってくれてもいいと思うが、まあ、あるだけありがたい。

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 リアも同じく摘出サンシンハブでもって、組み替える。

 足が揃ったところで、戻すパーツは戻し、新しいパーツは交換していく。

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 新しいパーツといえば、外付けブレーキ、ヨシガイの101を取り付ける。フォーク直接ではないのでミドルリーチもんだな。

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 リアも同じくヨシガイ101ものだが、最近強度を上げるためか、アルミ板が洗濯板のようにプラス加工がされるようになった。
 
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 あとはほとんど戻していきます、スクエアテーパーの今や珍しいデュラエースのトラッククランク。今の形式はオクタリンクになっているんじゃないかな?プロ用もね。

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 もしかして年を経てから、ポジションが変わってしまたかもしれないが、当時のままのステムを戻しておいた、この角度・・・やる気満々だね。

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 もちろん競輪ハンドルもそのまま、ブレーキレバーはエアロものを取り付ける。ブラケット部分が握れるようになるというのは、街道向きといえばそうともいえるだろう。

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 一見、ホルスタイン系牛革のデザインされたサドルか?と思いきや、これは革が裂けて破れてしまっているサドル。張替え職人がいてくれたら、かつての浜田山時代のようにいてくれたら、コイツもまた再生されたことでありましょうが、未だめどが付いていない中では、しばしコイツで走ってもらいましょうか?

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 競輪選手を目指していた頃とは違う走りになると思うが、要所要所まだまだ角が取れていない感じがまたいいね。

 こんなおじさんを不用意に後ろから抜いたりしたら・・・、闘争心に火なんかついてしまって、「オオやるか?」とばかりに、踏み直されてしまうかもね、そして直付されて、タイミング見られて、ここぞ!でもって一気にまくられるかもしれないよ!

重機の腕のようなイメージか?



 変わったフレームの再塗装でありました。マウンテン系には疎い店主、どうもこのフレームは登場当時はそれなりに話題をかっさらったそうですね。マグネシウム・・・が使われているとかいないとか。

 アルミの次はマグネシウム!!!ということで、立派なカタログは見たこと有ります、ピナレロだったっけな?でも完成車でマグネシウムは見たことがない、即カーボンフレームに移行してしまったもんな・・・。

 大森研魔の社長は一時、欲しかったとも・・・。

 へえ、そんなに有名なやつなんですか、全く店主の記憶の網に引っかかっていない、君誰?ってなもんだ。

 最初は濃い青で塗られていたんだが、それを山吹系の黄色で吹き直して欲しい、という要望だった。

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 ステッカーは持ち込みだった、かなり粗めのメタリック仕様のもの、面白っていえば面白い。

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 ヘッドチューブにも貼りました。最初どちらが上かどうか一瞬悩んだが、アラヤだったら、Aだろうから、こちらだろうということで、解決。

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 シートステーに当たるところにも張ります。

 しかし、再塗装ね、いいよ!と安請け合いしたはいいが、これがまあ、大変だったね。何よりも通常パイプに慣れている塗装が、コイツは単純なパイプじゃない、各所変形の嵐なのだ。

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 こんな感じで、輪切りがUの字なので、細かい遠いところにまで塗料が届かない。とどかそうとすると、回りに吹き過ぎが生じてしまう。

 なので、深いところを先に、エアブラシかなんかで入念に吹いておかないといけません。なんで、こんな誰も見ないであろう奥まで丁寧に吹くんだ・・・ブツブツ・・・と、アチコチ大変。

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 パイプじゃなくて、このようなH鋼か?という建材に近いイメージだね。ここも色々角度を要求してくるので、一律拭いて終わり・・・というわけには行かない。

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 細かいよねえ、建築用の材料に見えたり、ユンボやブルドーザーなどの重機の一部にも見えなくもない。ちょうど重機でこんな色のやつがあるよね、依頼者はもしかしてそんなところをイメージしていたのかもしれないね。

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 後ろの三角も小さいが、多分通常の26インチのホイールなんかが付くんだろうね。マグネシウム説もあるが、とにかく重いので頑丈でありそうなことは確かだな、あとは各所のプレス加工などで強度もでているんでしょうな。

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 この辺も特殊だよね、下にクランク付けて、上にはフロントメカだろうね、下回しのワイヤー通しかな?イヤ、マウンテンなのにした通し?本気で組むこと考えない限り、ワイヤーワークは謎ですね。

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 そうだ、シルバーのヘッドパーツで結合させてやらないとね。

 この色で、あとのパーツはほぼシルバーで・・・ということを考えているようだ。ただ、完成図が想像つかないね。

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 どうなるんだろうなあ・・・。苦労して再塗装はしても、組み上がってみたら、ちょっとヨソヨソしく見えるかもね、はじめてだよね、このタイプの再塗装なんてね。

 ちょっと楽しみかもしれない。

バイバイ コカ・コーラ!



 何ともご陽気な写真でありますな。聖火リレーの前だか後ろ高に走っているスポンサーの車だそうです。

 店主の生まれた年に行われた、東京五輪の聖火リレーで、こういう光景はあったんでしょうか?

 なんかロサンゼルスオリンピックを皮切りに、今日のような開催形式になったと聞きますな。であれば、今回開催されるでありましょう、東京五輪で終わり・・・にしてもらえないでしょうかね。

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 もし開催形式がロス五輪以前のものだったら、2011年原発事故がなかったら、オリンピック二巡目の開催都市として成熟した形で世界の模範になるような形で開催されたら、そしてコロナがなかったら。

 回収された自転車に手を入れて快走車に改造させて、「自転車でしか見られない東京観光」と銘打って、旅行会社などとタイアップして、五輪観戦のために海外から来日してくる観光客に貸出業務何かをしたら面白かったでしょうな。

 第一回東京五輪で活躍した、片倉シルクのレーサーをフレームから集めて、再塗装等を施して、当時のパーツやそれぞれ合わせて、第二回東京五輪記念レーサーなんてもんを20台とか作って売り出したりしたかもしれないな。

 そして、店主の関心はオリンピックを通り越して、パラリンピックの自転車競技のボランティアとして奮闘していたかもしれない・・・とも夢想しますがね。

 全ては泡沫の夢なのであります。そして本日より、四度目の緊急事態宣言。なんか緊急感がほとんどありませんね。

 そして、そしてちょっとした動きが店内におきた。

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 店の脇にある井戸の内の一台に、こんな飲料が入っていたんだが・・・、本日で持って卒業・・・というより退学だ!たしかに君は人気がある、といっても広まっているだけだからな。ある種の安心感が広まっているだけ、人間とは思われている以上に保守的な動物なのだ、それだけだ。

 そして入手も簡単だよね、契約業者にはいつでもどこにでも大量に置いてある。しかもココだけの話、この暑い季節になると350mlも500mlも同じ値段なんだぜ・・・。そういう意味でも仕入れしやすいんだが、もう退学!

 冒頭の写真見ればわかるよね、色んな考え方はあるとは思うが、もう飲まねえよ!絶対とかはいわないが、極力飲まねーよ!

 ということで、代打を指名!

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 まあライバルだな。日本では旗色は良くはないが、本国ではガッツリなんじゃないのかな?冷静に飲み比べると、こちらのほうがうまかった。

 他にジョルトコーラとか、メッツコーラとかもなくはないが、入手が大変なんだよね。ペプシも実はちょっと大変なんだが、暫くコイツで行く・・・。といってもコカコーラに戻ることはいたしません!

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 この辺間違えて買うと、時に自販機に入らないことがあるんです。ちょいと長めにボトルが作られていると、機械に入らない・・・。

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 よっしゃ!シッカリ頼むぜ、あと約二ヶ月は相当暑いだろうからな。

 さあ、来月の22日まで緊急事態なんだと。酒類は一切出してはいけないらしい。ハイハイ、従います・・・ってなもんでね。

 この緊急事態宣言については、ひとこと言いたいこともあるが、こちらのラジコタイムフリーで、えのきどいちろうさんが、言いたいこといってくれているので、そちらに委ねます。この次の金曜まで聞けます、冒頭の三十分ね。

 自転車競技にとってオリンピックなんて大した意義はない。優勝するとオリンピックジャージというのが与えられ、四年間着ていいらしいが、着ている選手なんか見たことある?店主はないね。

 世界選手権のアルカンシェルはみんな堂々と着ますが・・・、そんなもんです。あとは三大ツールや、ワールドカップの優勝者のほうが尊ばれますね。トラック系も本来は世界選手権だろうね、確かにこちらはオリンピックの比重は多少重いかな?

 サッカーも、野球もオリンピックで勝ったからって、大したことはない。それを上回る栄光が他の大会にあるからだ。他の競技もそういう大会を持つようにしたらいいんだがね。

 柔道だって、古来のルールと武道としての精神を大切にする、日本独自の大会をつくっていけばいいんだが。なんあブルーのガウン(パジャマ)のような柔道着なんたやめて、教育的指導とかもなくして、静かに進みながら、静寂を破るようにサッと技が決まるような、そこを重視するような大会を作っていけばいいのに。

 そうした大会の権威が付いてくれば、オリンピックでは優勝できても、コッチの大会で勝てないと本当の柔道家とはわない・・・、というくらいになればいい。

 そうした権威をもたせるような大会をオリンピックとは別に各競技が開催すれば、オリンピック一辺倒にならなくていいんでないの?なんて思うよね。

 少なくともこの国から、オリンピックへの失望は始まっていくと思う。もう、ロス大会から始まった金権五輪は、今大会をもって終わりになるべきだ!

 コカコーラとともに、さようなら!

ヤナギのツーリング車は 高速ツーリング?



 この4月鎌ヶ谷で独立した、柳サイクルさんのフレームです。乗り手を見ると、完全ツーリング系・・・、温泉ツーリング系?たまにブルベ・・・のような使い方のようですが。

 このフレーム、よく走るんですよね。大げさにいうとレーサーみたいに走る。となると高速ツーリング用に作られたフレームかな?

 柳サイクルというと、グラベル!・・・というイメージはありますが、イヤイヤ実はもっと奥が深い・・・とお見受けします。好き嫌いは別にして、njs系のピストをパイプから選んで作ってみてといえば、相当の跳ねっかえるようなフレーム作るだろうね、彼は。

 ロードレーサーにしても、キンキンのものからのんびり系まで・・・。まあ、シッカリ自分の足と性向と仕様をよく考えて数カ月に渡って相談しながら一本フレーム作ったら、それはそれで一生の宝になるようなフレームになるんじゃないかな?と思いますな。

 で、フレームが走る・・・と同時に、歩イールを組み替えた。

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 懐かしい、今や廃盤の名リム中の名リム、DT585ではないですか。それに、

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 77デュラのハブをどこからか探してきたもんだ、そして組み直し。

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 ウン・・・、よくできている。リムそのものが頑丈だし、それを固めに組んだので、ビーンとやはり走るよね。フレームと相まって、いい相性じゃないかな?

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 前後ともにDT、いいねえ、今や実現するのは大変難しい組み合わせであります。28Hのいいハブがあれば、当店在庫のDT585・28Hでもって組めますね、あと数ペアかな。

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 クランクの交換もしました、これもどこからか持ってきたものらしい、男ギアであります、独特の走行感をお持ちなので、こちらから口出しはしません、ハイ、そうですか、では取り替えます、ハイハイと。

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 何故かTRPのショート系Vブレーキがついています。まあ、大部効くんだろうな。

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 そして、シフターはエルゴパワー。典型的なシマニョーロをやっています。コイツはコーラスなんで、内部のコロを別の形状のものに取り替えると、すんなりとシマノの引きシロになるという仕掛けがありますね。

 この辺も地味に凝っている・・・。自転車をつくっているというより、自室を作ってそこに住み込むような、乗り方をしている・・・といったほうがいいかな?そういう走り手であります。

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 取り敢えず、自室完成・・・、はい、ここに引きこもって、どこかの温泉にいって、ソロっと入って帰ってくる。外には出るが、基本引きこもり的走行・・・、うん、面白い。

雨続きで内外の仕事がやりにくい・・・の巻



 鉄箱2の手入れが確か5月の初め頃から始まった、と思う。取り敢えず、内壁全部外して内部の構造を見る、そして再度断熱を意識して組み付けを始める、廃材なんかを使いながら。

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 廃材の高級引き戸なんかを流用するということで、色々と工夫をしなければならなかったんだが、それがまあ、面白かった・・・。

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 余った四枚の高級引き戸三枚を内側に使う。残り一枚・・・これがまた根本的な構造を変えることとなった。

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 これが内側から見た、外側の内側・・・?コイツを外側から見ると、

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 こうなります。ここは今までただの窓だけだったんだが、残った一枚の高級引き戸をこちらに付けたら、柵をうまくすれば、歩道からわざわざ内側に回らなくても、入店できるということになる。じゃあ、こちらにも高級引き戸一枚付けるか?と。

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 ぶち抜いたよ!この枠を使って、下にレールを敷いて、なんとかしないと。

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 Cチャン鋼のレールに木枠を入れて、スライド可能にして。

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 片方にアルミボードを張って、一時終了・・・、雨の季節に突入だ。ところがこちらは外側だけに、雨対策は雨の中でもやらないと・・・ということで、防水加工をした板を張ってカッコを付けておく。

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 こんな感じで、高級店のようになったでしょ?まだ途上なんだが・・・。

 そして床を貼った。
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 もう人が住めそうな雰囲気だ。ワンバイフォーに防水ニスを塗るだけで高級感がでるね。
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 内側から、外を見るとこんな感じだ。柵をうまくすればこの歩道から直に客が入ってくる、独立の店舗としても存立できる。

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 黒漆喰で壁を作ったのよね。プロの手も大分借りてね。

 さて、これから什器だ、音響システムだが入ってくる。あと外回りをじっくりやりたいが、雨が連日なんで、なかなか出来ないが、まああと1月もしないで、なんとかなるだろう・・・。

 ということで、鉄箱2の中間報告・・・なのであります!

必也正名乎 名を正せ!



 今月の25日と26日に、当店主催のあきる野サイクリング・キャンプの催しがあるんですね。まだ最終の締切もしてない、相変わらずの緩い運営なんですが・・・。

 もうそこそこの人数の参加表明をいただき、多くは当店発の緩いサイクリングでもって、昼過ぎから夕方前ごろ、現地到着で、羊一頭丸焼き・・・なんかしながら、静かに語らって、寝て、そしてサイクリングで帰ってくる、という計画なんですね。

 ところが、なんだ?今月の12日を以てまた東京に緊急事態宣言がなされるって?しかも来月の22日までだそうだ・・・。

 「文字」通り・・・、「文字」通り言えばこれは大変な宣言だよね、だって「緊急事態」なんだから。

 その「緊急事態」の真っ只中の東京で、世界から人をかき集めて運動会を開催するの?!!!あの・・・、緊急事態なんじゃないの?

 もうこれで四度目だそうだ。「二度あることは三度ある」ともいう。そして、「仏の顔も三度まで」という諺があるようだが・・・。あの仏(地蔵)だって、四度目に過ちを犯した小僧を路傍の石に変えてしまった、という昔話があった。

 温厚な日本人・・・?無気力な日本人・・・?であっても、今度ばかりは何か起きるかもなあ。バッハかコーツ知らんがIOC貴族共に生卵投げたり・・・、路上のコースで大飲酒かまして乱闘になったり・・・と。

 緊急事態を出さざるを得ないのは、百歩譲って仕方ないとしよう・・・なれば、緊急事態なりの対応をしろ!ってんだよね、つまり五輪は中止が相当だ。

 それをしないという、「緊急事態」なんだそうだ。

 そもそも、店主は東北や福島の復興を後回しにした、東京五輪などコロナ云々以前から、招致が決まった当初から、全く支持などしていなかった。このブログのどこかにも、完全無視を決める!と書いたと思うぞ。

 まあ、フルジュンとかの当店知己の選手が選ばれたら、沿道をチラ見しには行くかもしれない・・・とは思ったが、その他は一切無視するつもりだった。

 なので、その姿勢は強固に守るつもりなんで、別に「人類がコロナに打ち勝った象徴」として五輪が開催されようが、「人類がコロナに打ち負かされた象徴」としてショボく開催されようが、そんなことは知ったことではない、どうでも良いことなのだ、勝手にやるがいい。

 そんなことよりも、緊急事態宣言が出されたら、キャンプ場が閉鎖されてはしまわないか?ということのほうがずっと心配なことなのだ。

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 そこで、こっそりとキャンプ場に電話をしてみたんだが・・・。

 想像は付くと思うが、キャンプ場主催者は当惑していた、非常に当惑していたわけだ。どうしよう・・・、すでに予約しか受け付けない、新規は断るという方針はそのままで。あとはその今受けている予約をどうしようか?と。

 夏のキャンプ場の予約状況はもう想像がつくね、そこにすべて電話連絡して、閉鎖しますんで、キャンセルさせてください・・・というのも、まあ地獄だわね。

 といって、奥多摩の入り口、あきる野の奥、回りの限界集落には高齢者が多いところで、もしもクラスターが・・・ということになれば、東京都内とはいえ山村だ・・・、なかなか苦しい。

 とはいえ、都心ではオリンピックなんてのんきなことをやっている、色んな意味で統制が取れていない、さてどうするか?

 あのお客さんのところは、ご家族連れ中心・・・ですよね?

 はい、まあ・・・、そんなところでしょうか?

 ならいいかなあ・・・・、若い学生さんの、あの大盛り上がり・・・とかとは違いますよね・・・?

 まあ、おじさん、おばさん・・・中心ですから、もう少し静かでしょう(知らんが)

 うーん、なら・・・、いいかな?

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 本当に緊急事態宣言であるのなら、店主もそれなりに真剣に捉えて、中止!という英断を下すだろう・・・が、逆にオリンピックができる程度の「緊急事態」なら、こちらがそれなりに気をつけるところ気をつければ、大丈夫じゃない?とも思えてくるのだ。

 そもそも何が間違いなのか?

 こんな事態を数千年前から予見していた人物がいた。

 「子を待ちて政を為さば、何をか先にせん」と問われ「必ずや名を正さんか」と答えた人物であります。そう、孔子さんね。

 名を正すこと、なのでありましょう。以下続きます。

 名が正しくなければ言葉も順当ではなく、ことばが順当でなければ仕事も出来上がらず、仕事が出来上がらなければ礼儀や音楽も盛んにならず、礼儀や音楽が盛んにならなければ刑罰も効かず、刑罰が効かなければ人民は手足のおきどころもなくなる。・・・君子は自分の言葉については決していい加減にしないものだ。(論語 巻第七)

 アア、まさにこの通りの現状だ。「募ってはいるが募集はしていない」なる妄言を国会で平気で曰う低能を憲政史上最長の首相にしてしまう国だけに、事ここにいたり深刻なり。

 そういえば、この国には現下「原子力緊急事態宣言」が為されているはず。かの事故から十年経って未だ宣言解除がなされていない中で、先日、建設六十年に向けて、老原発を再稼働したばかり・・・。

 「必ずや名を正さんか」

 「緊急事態宣言」の「」がとれるまで、もはや人民の統制はとれることない、だろう。

 というわけで、当店主催のサイクリング・キャンプ、しばし予定通りなり。

宿題完了の メイト君

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 はい、例のメイト君であります。前回は凝りすぎた、気合い入れすぎたかもな。一台目の大改造を終えて、少し冷静になってだな、コイツをよーく観察してみると、まあ、色々わかるところがある。

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 たしかに、最初このブットイタイヤ見たときには、度肝を抜かれた、なんじゃこりゃ!自転車屋じゃなくて、オートバイ屋の仕事だろ!とね。

 たしかにこのタイヤ・・・、こんなの持ち込みでタイヤ交換してくれと言われても、まあ、参るな。まず自転車のタイヤレバーじゃ出来ないんで、バイク用のだろう。なくはないが、何かスッキリできる自信ないなあ・・・、あまりにも違いすぎる。

 大体、自転車のタイヤだって、昨今の29インチの太いのもってこられたら、かなり難しい。だいたい嵌められても、その後のチューブだか、タイヤ自身だかの空気の偏りをとるのに時間がかかってしまう。

 加えてこの分厚さに太さだろ・・・。

 この辺の規模はたしかにバイクなんだが、後は・・・となると、意外とこいつは自転車的な側面が多いんだな。

 ただやはり車体の幅はバイク・・・と、この幅はバイク・でも実は自転車!という2つの条件を捉えられたとしたら、実はなんとかなるんじゃないか?と踏んだのだ。冷静に見ればね。

 そんでもって、結論を先にいうと、

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 取り付け完了したのだ。最初ほどの感動は特にはない、ただ、今回は一つ宿題があったんで、それを克服したんで、少し満足。

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 まず両足スタンド。つきました。今回はディレーラー前提の迂回カーブ金具の付いたものだったので、ワイヤーの取り回しなど悩むことも少ない。

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 問題は、取り付け部分を車体のフレームに合わせて加工していく、ということのみに集中すればよかったんで、まあなんとか・・・、できました。

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 それよりも今回の宿題、それがちょっと大変だったんだが・・・、これも観察の結果なんとかなった。

 この車体は、部分的にはバイク、特に横幅はバイクのものなんだが、それ以外はなんとか自転車だったのだ。となると、横幅をどうにかすれば、あとは自転車パーツで通用するんじゃないのか?というのが元の読みだったわけだ。

 そうすると横幅を調整するには・・・・・・、これは広げるしかない・・・、となれば、アルミのパーツ類は一切使えません。使わないほうがいい。

 では鉄のパーツなら、なんとかなるんじゃないのか?と。スタンド然り、コイツも自転車のパーツであった、前回ものも実用車の四足スタンド。こいつらは鉄なもんで、多少の広化など何てことないのだ。

 鉄パーツからこいつに合うものを見つければなんとかなるかも・・・、と在庫全部出して、合わせて見るに・・・

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 これが使えたというわけだ。わかりにくいが、部分を見ればわかるだろう、どこにでもある実用車に取り付けられている鉄製の荷台なのだ。ただ、この荷台にも色んな種類があるんで・・・でも、まあそのバリエーションとちょっとした加工でなんとかなった。

 取り付け先だが・・・、

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 前後を橋渡しする、サスペンション。ここに取り付けを決めたのだ。ただ、ポイントは当たり前だが、サスペンションの手前に取り付けないといけません。

 間違って相手の方に取り付けたら、サス殺しといって、せっかくのサスペンション機能が強固な荷台の骨格で台無しになってしまう。それだけならまだしも、荷台の骨格にも長年のしなりが伝わって、そのうち金属疲労をしないとも限らない・・・、なので、かならずサスペンションの影響のかからないところに、取り付けるべし!

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 ということで、結論からいうと、この一見バイクと見まごう自転車にも、自転車の鉄の部品で、スタンドと荷台の取り付けが出来たという話であります。

 なので、やるやらないはその店の勝手だが、このメイトに関しては、自転車屋での対応で、なんとかなりそうだということであるます。やるやらないは店の勝手だが・・・。

 そうなるとかご付けが・・・一番曲者なのかな?

また来たぜ! 毎回お勉強の課題あり・・・だ



 予言というわけでもない、推測に過ぎないが、こういう超癖のある自転車に手を出して、それなりになんとかしてしまうと、その後チョボチョボと同じような施工依頼が来るもんだ。

 知っている人は、このブットイ系度肝Eバイクが結構アチコチで走っているという情報をもってきてくれています。確かにこの手を好きな人って、一定数は必ずいる・・・、そういうことなんだろうが、この世界的自転車本体・パーツ類の入手困難時期に、そこそこ売れているようだぞ!

 店主のように余り店から出ない人間でも、すでに何台か店前を通過するのを目撃している。なんか定着するかもしれない車種ではあるな。

 そんなこと思っていたら、やっぱりまた来た。ほぼ同じ系統だね。重いし太いしデカイ、あいかわらずだなあ。

 そんでもって今回も宿題をもってきてくれている。

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 さあ、来たよ!という存在感だ、バイクと同じだな。

 でもって、

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 ここに両足スタンドを付けて欲しい、というご要望。前回もありましたな。今回は前回ほど凝りません・・・、もう少し加工しやすいものを選んで、効率よく取り付けよう・・・できればなんだが・・・、と思っています。

 まあ、この辺は前回の経験が活かせそうだわね。

 そしてここからが宿題だ、

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 すでにこんな子載せかごを持参してきたのだ。これを取り付けてほしいということなんだが・・・。前回も確か同じようなご要望があって、持ち込み子載せを取り付けたんだが・・・、今回は宿題がついてきたんだな。

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 なんか前とはチト違うな、と思っていいると、確かになにか物足りない。そう、こいつに荷台がついていないということだ。前回までのものには、これ専用のこれまた頑丈そうな荷台が付いていた。

 幅も広いので、一般的な子載せをつける際に、特殊金具で加工して取り付けたんだが、今回はそれ以前の状態。つまりは荷台を取り付けなければならないというミッションが飛び込んできている。

 そんなもん、純正品買ってポン付けすればいいだろう・・・とくるだろうね。ところが・・・、世界的規模での自転車本体・パーツ不足の波はこいつらメイトにも来ているらしく、専用ショップから取り寄せてね!と頼んだんだが、みんなどこも在庫なくして、しかも入荷のめどが立っていないという話らしいのだ。

 ヤナ予感大当たり・・・。そもそもが付いていない車体を見た瞬間、これは暫くないかもなあ、という直感が働いたが、当たりやがった。

 さて、そうなると、子載せ取り付けは今回お預けか?ということになるが、これもまあ、何か探してみると、もしかしたら・・・なんか出てくるかもしれないよ。

 たしかにアチコチ通常自転車にはない規格だらけなんだが、例えばぶっといタイヤだって、そもそもは26インチなのだ。ある意味太いが、ある意味太いだけだ。

 とすると幅関係は絶望的かもしれないが、縦ものに関しては意外と自転車パーツでなんとかならないとも限らないというわけだ。

 実際、いくつか種類のあるパーツ類をあてがってみないと、何も開けてはこない・・・。パッと見で断るのは一番簡単だ。

 それよりも、とにかくある現物を当てて、どこまでそのままで行けて、どこからがダメで、それは何をすることで可能になるのか?と検討したり・・・、そして安全はどう確保できるのか?ということを実際手を動かして考えてみない限り打開などはないだろうとおもうがな、少なくとも店主はそうだ。

 なので、今回の宿題!純正でないメイトの荷台をどう安全に取り付けることができるか?ということになりそうだぞ!

 こんなことが万が一成功でもしたら・・・、またあるタイプの層から依頼が来るだろうか?その前に、候補になるようなパーツ類は、少し買いだめして、在庫抱えておいてもいいかもな・・・、なんてね。

 これを称して「取らぬたぬきの皮算用」という、取られてたまるか・・・。

なかなかの強敵であるな・・・



 ちょっと前、取り外し式のハンドル加工なんかを紹介したが、それに当たる車体を今、いじっている最中。小径なんて、基本店主はあまり関心のない車体なんだが、軽さと、コンパクトさと、これにたわみ等の走りを極力犠牲にしない仕組みを取り入れたら、もしかして、結構いい車体になるんじゃないか?なんて思ったりしてもいる。

 これが出来上がったら、台湾一周・・・なんてね、なので台湾一周号と名付けようか?

 コイツをアチコチ自分好みにしている最中なんだが、なかなか強敵である。多くのパーツは通常サイズの自転車向きに作られているようで、小径には不具合なものが多い。だからこそ、加工したり、変なアダプターを使って搭載できた時の喜びは最高!!!的な盆栽趣味の小径利用者がいるのはわかる。

 実際、いま店主も、その辺で逡巡しているんでね。

 上の写真の角に見える、チェーンリンク。

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 この60Tなんてものを載せていたんだが、もう少し小さくしたほうが都合が良さそうだ・・・。

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 こんなチェーンリンクがある、58Tなので、二枚少ない・・・、この二枚の違いがそこそこあるようで、コイツに交換することに。

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 まあ、ゴッツさがなくなったね、これはこれで良し。

 そんでもって、最大の難関がここ。

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 フロントメカね。もともとはフロントシングルで作られていたんで、そこにわざわざフロントメカを取り付けるんで、すでに盆栽(通常そのままでは不可能なことを手間ひまかけて可能にすることの意)だな。

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 ちょいと外して再検討だな、これまではアダプターで付いた・・・というだけ、これからはこいつをちゃんと機能させる位置に取り付けないといけない。

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 もっとアダプター自身を観察しないといけないね。手では動いても、これではワイヤー張っても動かないだろう・・・ブツブツ・・・。

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 強度はある程度必要だと思うが、ちょっと分厚いんだよね・・・、これではフロントメカが外に付くことになる、実はもう少し内側につかないか・・・?

 あとは、BBの軸長もまた問題だな・・・、在庫ものを見るとあと5ミリは外に出る。ただペダルがドンドン外に行ってしまうな。

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 エンドの修正なんかも基本だ・・・。土台をしっかり整えて、再度駆動系全般の見直しだ!

 天気晴朗なれども波高し!
 

肉球自転車 としての ベルトドライブ



 ブリジストンのちょいと珍しい自転車が入ってきました。

 どこが珍しいか?というと

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 チェーンではなく、ベルトドライブという形式を取っていること・・・くらいかな?

 なんで、チェーンでなくベルトを使うのか?よくわかりません。自転車からすると一般的な部品ではありませんし、何か伸びるイメージが有りますし、強度も大丈夫なの?と思われるんですが。

 乗ってみると、ちょっとわかるような気がします・・・。

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 なんか柔らかいんだよね・・・。やさしい・・・。猫の肉球のプヨプヨした感じです・・・なんのこっちゃ?

 これは踏んでみるとわかるよね、何かホヤっとしていうんですね、なので、涼しい夜でもぽダリングしたりする場合には、もってこいかもしれない。

 そういうメリットはありかもなあ・・・、でもそれ以外はあるんだろうか?というところもあり。

 これは内装三段のギアが付いている、でも通常の小ギヤはチェーン向きなので、これにはベルトドライブ専用の歯が付いています。

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 なので、チェーンの自転車と同じようにギアが機能します。

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 フラットハンドル、店主はこの形状だと三十分乗ると手が痛くなりますが・・・。ちょっと、前傾にしてやろうか?ということで、下げようか

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 ほんの少し下がったな。なんでこんなイタズラするか?というと、この車体の持ち主さんが、普段座ってばかりの仕事だからなのだ。売れっ子脚本家の志茂文彦さん・・・。

 実はゼミの後輩で、こんな有名人になっていたとは知らなかった・・・。

 普段はパソコンの前で、数時間缶詰なんだろうな。ろくな食べ物食べていないそうだ・・・、最近ようやく自転車ではしるようになったということで、体も調子がいいんだって。

 そういえば、現役の時、「火垂るの墓」の映画作成の時、自分で電話かけて、仕事手伝わせて欲しいということで、何種類かのインクを運んだとか聞いたことがあった。確かにこのアニメ映画の終わり、タイトルロールに彼の名前がでている。

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 自転車自身はベルトドライブ意外に特に特徴はない。こんな補強パイプが付いているくらいかな?

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 ダイナモの付いた、前輪、便利だよね。

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 当店回りも、結構アニメ関係の仕事をしている人たちが多い。皆さん一律に不健康そうだ。だから、逃走道具としての自転車にはことのほか関心がある人も大分いるようだ。

 パソコンの前で、煮詰まったら、スタジオや自宅を出て、自転車で気分転換しなよ、カメラもってロケハンやってもいいし、そこそこ離れたうどん屋に行って食べて帰ってくるのもいい。

 そういう詰めてやる仕事の人と、自転車の相性って、きっといいはずだと思うんだが。

 志茂さんもこの頃、自転車に乗り始めたという。乗ってばかりだから、ちょっとメンテともってきた。ベルトドライブが伸びていたんで、歯飛びしたんだが、それを直したり、全体のメンテもしておいた。

 亡くなった写真家の鬼海さん、後半自転車にハマっていたようだ。入院が続いて、病室から、「次の自転車はチタンはどうかね?」という電話がよくかかってきた。

 スタッカートのチタンフレーム探しておきますよ!なんて対応していた。その時、鬼海さんが自転車に乗ることで撮れる写真てなんでしょう?なんて質問をしたことがあった。

 「いやいや、写真は歩行のスピードで撮るもんで、自転車じゃないだな」という答えが帰ってきた。

 いやいや、店主はその時、今の内はそう言っておきなさい、退院後チタンフレームの自転車に乗ってハッセルもっていたら、きっと自転車の目になれた鬼海さんが捉える写真があるはずだ!と大変期待していたんだが・・・。それも叶わぬ夢となってしまった。

 志茂さんが自転車に乗ることによって、ゆっくり彼の作品に自転車のなんたるかが影響してくるかもしれない・・・、そんなことを楽しみに、この自転車をお返し、待つことにしようと思う。

 こちらも少しずつ、自転車に仕掛け、いたずらしながら・・・ね。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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