メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2021年09月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
FC2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

例のお騒がせタイヤサイズ君 なんとか走るぜ!



 イギリスの古物市かどこかで入手して、これ乗れるようにしてください、と置いて行かれた一台で、どうも本式モールトンのようなんだが、これじゃあ読めないねえ・・・と思っていたら。

242828442_4437157649696702_9179557199027822063_n_convert_20210926171511.jpg

 なんかステムに刻印があったぞ!やっぱりモールトンなのね。そのモールトンといえば、国内のブリジストンモノもあって、確か数年前にタイヤ交換したときも大分苦労したんだが、今回のこいつには海を超えての本当の苦労をさせてもらったわ。

 242783607_4437156816363452_1403248097643417901_n_convert_20210926171455.jpg

 なんとか、海の向こう・・・というか、地球の裏に近いところから引っ張ってきたんだが、その送料がタイヤ代よりも高いと来ているんで、今回はまたまたおったまげたわけだ・・・。

 コロナ前などは、確か人様が台湾に行くので一万ちょっとで行けたと思うが、なんだこのちっこいタイヤワンペアでいくら取るつもりなんだ?しかも、その送料が事前には知らせられずにだ、着払いということで、郵便局員が回収していった。

 文句言いたくても、末端の職員さんに言っても仕方ないよね・・・ということで、もし次以降頼むんだったら、数ペア一緒に頼まないと合わないね・・・ということで、今回再生して乗れるようになったわいいが、パンクや、タイヤ交換になるようなことは極力避けてほしいもんだよね。

 242647391_4437157096363424_6450816429071711030_n_convert_20210926171337.jpg

 あとは、もうこのサスはとっくにご臨終だね、エストラマーとかいう高分子系のユベシのようなものでも入れるのかな?まあなくても、静かに走るにはほぼ問題はないだろうな。

242908782_4437158016363332_2037875014336250529_n_convert_20210926171549.jpg

 スターメーの内装ギアがついているが、これもコツがいる。引きすぎると、完全フリーなところがある、ある意味鍵の代わりに使えるかね。盗もうとして乗って漕いでも、空回りして進まないんで、ヤーメタ・・・となるか。

242621001_4437157343030066_6809486244345147155_n_convert_20210926171321.jpg

 引きは、ハンドル取り付けようのフリクション系シフターでなんとかね。これも使い慣れて、この辺・・・・とか探っている内に、入るところに入るでしょ。もちろんシフトしますよ・・・。

242751762_4437157229696744_1821187977471880838_n_convert_20210926171424.jpg

 フラットハンドルに、鉄板曲げて作ったようなレバーがついている。それはそのまま使った。

242615414_4437157013030099_8632272326356494347_n_convert_20210926171307.jpg

 前ブレーキは新しいものロングアーチがたまたまあったんでこれでいいわ。

242666597_4437158193029981_1919793960485195442_n_convert_20210926171410.jpg

 リアは板を使って、チェーンステー裏に取り付けた。いかにも当店がやりそうな仕掛けだね、古い再生号に狸臭プンプン。

 242659569_4437157763030024_1379750640705994770_n_convert_20210926171351.jpg

 ここもまあ、再生してどう活かしていくか?という方向性が決まってから、正式採用してもいいようなパーツで止めておいた。もし、丁寧に本格始動させるんなら、より凝った作りのクランクでもいいだろう、BBは現行品になったので、この辺は乗りながらゆっくり考えてもいいだろうね。

 242852747_4437157499696717_4349181794250515499_n_convert_20210926171529.jpg

 年季の入ったベルですね。こういうのはこのまま使いましょう。

242603338_4437157899696677_8838281750769342676_n_convert_20210926171256.jpg

 フレーム一体型の荷台です。こういう発想も新車開発のデザイナーさんなんか大いに参考になるかもしれませんね。まさにこういうのこそ温故知新でありましょう。

242770662_4437156606363473_8098320080358827782_n_convert_20210926171438.jpg

 ヘッドチューブが長すぎて、補強もないので、ガシガシハンドル引いたり、急ブレーキかけまくったりしないでくださいよ、ご老体なんだから。

 でも、長い眠りから醒めたように、ゆっくり自転車のほうが景色をかみしめて走っているようです。静かに散歩するようなポダリングなら、最適な自転車として再生できたかもしれませんね。

 タイヤを減らさないよう、パンクもしないように、静かにヨローっと余生を走ってくださいよ!
スポンサーサイト



コーギー リハビリにも使える麻痺用?車椅子



 コーギーというと、今まで何度か登場してきた車椅子の一種という車体ですね。

242926179_4445902508822216_5763130308429627169_n_convert_20210926145423.jpg

 正面から見るとこんな感じです。座って突き出たところにあるクランクを回しながら、足で動く車椅子と言っていいでしょうね。

 通常足の全く効かない方が利用するのが車椅子ですが、このコーギーは少し麻痺がありながらも足はなんとか回せる方が利用するということで、開発されたようであります。

243076908_4445902595488874_6782308094614217171_n_convert_20210926145728.jpg

 横から見るとこんな感じです。他の利用法としては、長期の寝たきりで歩けなくはなっても、座ってなら足は回せるという方のリハビリ用としてかなり使えるんじゃないか?と思いますね。

 病室ばかりにではなく、これで外に出て、自分の足で回しながら移動できたら、これはいいリハビリとなるでしょうね。そういう意味で、もっとレンタルとしても普及していい、車体だと思いますのでこいつの普及に何らかの協力ができたらと思っています。

 今回はその研修?も兼ねて、後輪の交換をやってみようと思います。

 242989067_4445902688822198_7481640524269577331_n_convert_20210926145624.jpg

これですね、前二輪で、後ろがこの一輪なんですが、この後ろの一輪でステアリングからブレーキまで一気に担うというので、非常に重要な車輪なんであります。今回こいつのタイヤが裂けたんですね。

 242912869_4445902048822262_6545062443828561904_n_convert_20210926145344.jpg

 もうこうなったら、交換しないといけませんので、タイヤ二本とホイールも取り寄せで送ってもらいました。

 242965778_4445902338822233_6881715115906916955_n_convert_20210926145458.jpg

 なんと8インチと非常に小さい・・・。アメリカバルブがついていますね。

 こいつを新しいホイールに嵌めます。

242785066_4445902412155559_7467118273914977584_n_convert_20210926145203.jpg

 これですね、このシールドベアリングなら市販のもので交換可能でしょう。さてこの無垢の上体のホイールに、もともとついていたバンドブレーキの枠を移植しないといけないようですね。

242863017_4445902888822178_4210214900915079540_n_convert_20210926145223.jpg

 こいつをもともとのホイールから外して、新ホイールに移植。

242863990_4445902962155504_9153343373965857665_n_convert_20210926145243.jpg

 六角用のネジ三個で固定ね。で、こいつをもとに戻していく・・・、

243012667_4445903052155495_5438905847469864801_n_convert_20210926145707.jpg

 まあ、ボルトやワッシャースペーサーの向きなんかもあるので、事前に撮っておいた写真見ながらもとに戻していきます。

 で、最後に、

242915650_4445903282155472_8549034425143538984_n_convert_20210926145401.jpg

 ブレーキワイヤーを固定して、レバーとの間で握りの調整して、これで完成かしら?

242999854_4445903402155460_2673299944281410869_n_convert_20210926145647.jpg

 利用者のH田さんに試乗してもらう。この右手のレバーで、ブレーキとステアリングを同時にやることになります。

 そして最初に書いたように、先の小さい車輪で制動と方向舵を兼ねているので、大分重要な車輪だよね。方向は二本のワイヤーで左右から引くことで可能となります。

242886385_4445903518822115_4313483448774651703_n_convert_20210926145324.jpg

 その場で止まって回転もできるというかなり優れた機動性を持ちますこのコーギー、なんか倉庫のリフトのような動きもできてしまう。

 すべてチェックしてもらって、合格をいただきました。

 このH田さん、聞いて見るに、なんと9歳のときクモマッカ出血を患い、以来左が麻痺したということです。歩くことはできますが、麻痺による変形等で長い距離はやはり歩けないということで、このコーギーがまさに足代わりということです。

 近い内にこのコーギーの専門社員として働くということですので、当店もぜひ協力していきたいと思います。この車体はチェーンがちょっと特殊規格ですがその他はほとんど自転車のパーツと共通しますし、よーく観察すれば、どこの自転車屋でもメンテはできるものかと思います。

 店主などはまだまだ改良の余地はあるだろうと思っています。ペダル部分の突き出しは、これが一般化していけば行くほど、利用者の体格等により、かなりシビアになっていく可能性もあると思いますし、クランク長もこれまた奥が深そうです・・・。でもその辺は自転車改造のクランク穴あけにかなり精度出せるようになりましたので、当店の出番かな?

 242870625_4445903875488746_5862132067169530875_n_convert_20210926145300.jpg

 直ったコーギーで帰宅されるH田さん。もう何度も当店に来ているので、バス停はご存知、一人で帰って行かれました。車体自身が壊れた時は、特別なタクシーを利用してこられます。完全自立しておられますね。

 先日ちょっとある取材を受けたんですが、その際に特に用意したわけでなく、例によっていろんな車体があったんですね。

243163789_4446130475466086_7180926253583238491_n_convert_20210926145815.jpg

 こんなんとか・・・

243127727_4446130628799404_3048060509041474576_n_convert_20210926145750.jpg

 こんなんとか・・・、あと三輪車、車椅子なんかも・・・。

 その時、ふと口をついて出たのが、「そういえば当店ほとんど仕事断らないんです・・・、今わからなくても置いていってください、よく見て観察しながらなんとかなったら、なんとかしますから・・・、なんてやっている内に、なんとかなるようになったんです」とね。

 そう、別に格好つけているわけじゃあなあくて、本当そうなんだわね。むしろ、見たことない車体が来ると、不安よりも好奇心のほうが上回ってきてしまう。観察していくとその構造がだんだんとわかってくるというのも、楽しいことだわね。

 ということなので、輪っぱのついているものであれば大抵のものはなんとかできるよう努力する・・・という方針は守っていこうと思います。

 そして、近い将来このコーギーもメンテだけでなく、フィッテイングも含めていじれるようになったら最高なり!!!




ストドロエンドでもピスト 固定にしてしまえ!



 このフレームは当店オリジナルのロードフレームなんですね。これを大森社長が乗っていたんですが、最近こいつにかなりのいたずらをし始めてようであります。

 何やったの?

242874175_4437152049697262_6672772371023045649_n_convert_20210924153638.jpg

 かつてはアルテグラか何かがついていた、STIだったが、なんかディズナのブレーキレバーになっていますね。ということは、シフトはどうなった?

242761290_4437152276363906_1563928736645725239_n_convert_20210924153419.jpg

 あれ、前がシングルになっている・・・、ただ右もエアロブレーキレバーになっていることを考えると、まさかリアまでも?

 242821783_4437152469697220_902329846833689880_n_convert_20210924153533.jpg

 やっぱりそうか・・・、リアまでもシングルになっている・・・。ただ当店のオリジナルロードのエンドは、ストドロエンド、ストレートエンドといって、ホイールのズレを物理的に起こらないようにする、くぼみの形式なため、仮にあるギア比でチェーンのたるみが出ないとしても、それ以外のギア比で、チェーンをピンと張ることが困難になるタイプの構造をしている。

 つまり、そのエンドの形から、ホイールを引いて、チェーンのたるみを取ることができないので、シングル化する自転車には全く向いていないタイプの形式なのだ。

 なのにあえて固定にしているのは、一つ秘密があったのだ。

242808147_4437152879697179_7123286047932112158_n_convert_20210924153516.jpg

  これはある特殊な形式のハブを使っているということなのだ。その名はホワイトインダストリーというメーカーの、エキセントリックハブというものを使っているということなのだ。

 これは好きなギア比の設定をして、チェーンをかける。たるみ部分が生じると、エキセントリックつまり楕円に動くギアの形式を使って、たるみを取るということが可能となるものなのだ。

 これを使えば、ストレートエンドのタイプの自転車も好きなギア比で固定化、シングル化することができるようになるわけであります。

 大部分の方はポカ〜ンとしているかと思われますが、好きな自転車をほぼ全てこいつで持って、好みのギア比で、シングル固定化することができるようになる、ということなのだ。

 かつてこんなこともやって遊んでいたなあ・・・と懐かしくもありますが、いま当店周りで、いい年した親父連中の固定ばやりが激しくて、近い内にこの手のエキセントリックハブなんかも飛び出してくるんじゃないか?なんて予感もしますね。

 242870634_4437151889697278_2810504517623346172_n_convert_20210924153620.jpg

 前はマビックのキシリウムか何か?ロードのフロントはほとんどのホイールがつきますから・・・。

 242851431_4437152676363866_529388711029868530_n_convert_20210924153549.jpg

 さすが大森社長、こういう嫌味にならないながらも、ニクいパーツを隠し持っているんですねえ・・・。

 242802085_4437151689697298_168947551326050636_n_convert_20210924153456.jpg

 ウーン、さすがプロだけあって、遊び方が粋ですね、シレッとロードを固定化してしまった・・・。

 地味だけど、自分のもやってほしい・・・なんて人もいるかもなあ。目立たなく遊ぶ・・・粋でございます!

見本系カーゴバイクの大大大改造計画!!!



 今を去る三年ぐらい前だったか、台湾からこいつを数台仕入れ、何かに使おうということで色々考えていたんだが・・・。

 まあ、形も何も奇異なもんで、こうしたもんはすぐには定着なんてしやしない。好奇心旺盛な仕掛け屋がなんやかんやとやっていく内に、一部に定着、または何らかの形式ができると、ちょっとずつだが世間的な注目を集めていったりする。

 でなければ莫大な銭を中抜き企業に払って、大宣伝してもらうしかないだろう・・・、とは言ってもそんなもんはい一時のはやりで終わるだろうな。

 まあ、置いておくことで、あちこちからいろんなアイデアを募集ってことでいいかということで、一台を現物の展示車体として置いておいたわけだ。

 DSC_3321_convert_20190731203636_2021092412214470b.jpg

 ただ、箱型だけではなくて、箱に縛られないこいつの利用法なんていうのも考えられるように三辺の板を外してみたりした。

 ただこれじゃあ、強度が足りないので・・・

DSC_3988_convert_20190804220438_20210924122145728.jpg

 両はじに斜めの金属L字棒を決めて、強度を確保したわけだ。

DSC_3999_convert_20190804220540_2021092412214684c.jpg

 こんな感じで、車椅子や人と一緒に走るのもいいなあ・・・なんて考えていたんだが。

 なんとも時の過ぎるのは早いもんだね。ときに風雨がかかったりしている内に・・・このカーゴバイクがどんどん腐ちていってしまったのだ。

 242750932_4437148639697603_1097723344219275414_n_convert_20210924121740.jpg

コンパネ系の層に水が入ってバラけていってしまう・・・、よくある現象だ。

242798543_4437148799697587_7299252566952188685_n_convert_20210924121838.jpg

 特に底板が激しいね、当たり前だ、雨水が貯まると池になってしまうからなあ・・・、ごめんごめん。

 242763617_4437148909697576_3596909257752884799_n_convert_20210924121754.jpg

 そういえば、この車体をアメリカのイベントのバーニングマン参加者に貸してやったな。すごい細かい砂がいっぱいついて帰ってきた。ネバダ砂漠の一部を走ってきたのかな?

 とにかくこのままだったら、廃車にしか見えない、新しいアイデアを刺激するもない!

 作り変えないとね・・・そんななかすげーアイデアが飛んできたわけだ!それはそれはすげーアイデアだ!

 なので、まずは底板外そう。

242823943_4437149063030894_8959782844569407902_n_convert_20210924121851.jpg

 ベリベリーっと手で外せたよ。そして、掃除と注油を繰り返し、各所をしっかり緩やかに動かせるようにする。

242827130_4437149199697547_2640542538237821221_n_convert_20210924121907.jpg

 よし、まずはこれが第一段階だ!

 そして、店主に浮かんだすげーだイデアだが、それはまた追い追い公開していきますがね。

100061589_570394970581868_5848001318177734656_n_convert_20200715223940_20210924122132dd6.jpg

 こういうのがありましたね、赤羽のクラフトビール屋さん。売り子さんとタンクを積んで、外売りに行く、待ち伏せする先は・・・

100368796_1183947371963674_7559768191925223424_n_convert_20200715223930_202109241221336cf.jpg

 銭湯とタッグを組んでの待ち伏せ商法、これが大当たりなんだそうだ。これも動くがゆえのカーゴバイクの強みを最大限活かしたアイデアだ。

 もちろんこれに続くようなすげーアイデアなのだが・・・。

242768632_4437149323030868_6668064374159285723_n_convert_20210924121810.jpg

 動かすがゆえに、重さが肝になるというね、今後この辺の対策を考えながらの開発となります!これは大方思いつかないすげーアイデアなもんで、大いにその公開を楽しみにしておいてくださいね。

 カーゴバイクで起業しよう!なんてなもんだ!

日本一周?したいの?



 突然三十ちょっと過ぎの青年がやってきて、自転車で日本一周したいです!と言われたらどんなアドバイスが可能か?なんてなかなか考えないでしょうね。

 そういう若者がやってきた。

 若者と言っても、学生とは違う、三十ちょっと過ぎ・・・。そうなると日本一周のやり方も色々あっていいはずだ。

 即車体も欲しがっていたが、まだどんな日本一周かイメージが決まっていないところに自転車だけが先に来たら、その自転車に縛られることにならないか?なんて問答を通じて、色々話したんだが。

 どうも日常の足があるらしいぞ、なら、それ持っておいで・・・と。

242705815_4433261640086303_2182836676719849023_n_convert_20210922222850.jpg

 こんなルイガノのクロスバイクを持ってきた。だいぶ前に購入して、放ったらかしにしていたようだが、これって、まずは使うことできないか?というと、立派に使うことができますね。

 むしろ、こいつで、日本一周に近いスペックにして、それを軸にハード・ソフト含めてゆっくり計画立てたら?ということになった。

242523421_4433261673419633_8757035357736490537_n_convert_20210922222706.jpg

 このフラットハンドルを、手元変速のドロップ化してみたら?ということに。

242712005_4433712013374599_4701894829351834608_n_convert_20210922224542.jpg

 はい、ドロップハンドルをつけまして、謎コンポ・・・今や周知のコンポとなりましたセンサーものの手元変速がついた。

242724363_4433621046717029_8927923837529440594_n_convert_20210922222909.jpg

 このシフターには、このリアディレーラーとの組み合わせなのだ。ちょっと小径のチェーンラインの短いときにはシャープな決めはなかったが、このくらいになると、普通に動くね。

 242704712_4433261763419624_7169230811672507849_n_convert_20210922222809.jpg

 前三枚の旧クロスバイクの形式なんだが、これは、今風のもの二枚に変えましょうね。スプロケも色々出てきているので、前二枚でいいでしょうな。

 242517520_4433620776717056_5616591676227970298_n_convert_20210922222650.jpg

 前二枚のクランクに交換。そうなると、小技を使わずに、左のシフター二枚用がそのままつきますね。

 242702884_4433621460050321_8408795799796938563_n_convert_20210922222741.jpg

 なんとフロントはラジアル組のホイールがついています。なんともルイガノっぽいですね。

 242704416_4433621170050350_8902547105501457910_n_convert_20210922222756.jpg

 ちょいと頑丈な、ビットリアのランドナーを前後につけて、先頭準備完了です!

 まずはこいつにて、小旅行を行いながら、自分の旅のイメージと、装備を除々に整えていくことだろうね。

 242704937_4433620196717114_4805476074551213256_n_convert_20210922222824.jpg

 小さめのクロスバイクをドロップ化したんで、ちょっと寸詰まり感はあるね。なんかフックラと達磨インコのような風情でありますね。

 なので、こいつは今後達磨インコ号と呼ぶことにします。まあ、他にも色々とその名に関する話もありますが、まあおいおいに。

 これをまずは渡してだ、まあ小旅行なり何なり数カ月やってもらおうか。そこで色々ハードソフトともに太くしていくことだよね。その結果、日本一周にはこいつじゃない、というのであれば、またその時はその時で考えればよいわけだ。

 まずは、こいつを軸に、色々やってみよう!ということなんで、今後このブログにも、その成長過程など含めて、チョコチョコ登場するかもしれないね。

 色んな意味で楽しみな人物なのであります。達磨インコ号・・・、ちょいと記憶の片隅に入れたおいてください。

 こちらで散々話題になってから、たまたま当店で偶然あったりすると、ちょっとしたタレントにあったような錯覚に陥るかもしれませんね。

 そういう意味で、もう一度繰り返しますが、達磨インコ号!覚えておいてくださいよ!

整体その後・・・



 先日行ってまいりました、深大寺温泉の谷村さん整体。身体に関する内観言語を持たない店主も、流石にもう少しできることは自分でやろう・・・と思うようになっているわけです。

 姿勢は、骨格と筋肉で支えるもの、そのうち姿勢が悪いというのは、骨よりも筋肉頼りということなので、そのバランスを骨と筋肉半々?にでもできれば、少しはいいのではないか?なんてこと考えるんであります。

 例えば一月に一度整体に行ったって、五十有余年染み付いた、姿勢の悪さが治るわけでもなく、これはもう少し日常の中で気づいて、できることからやっていかないとな、と思うわけであります。

 さて、何やるか?

 まずは姿勢の矯正だな・・・。なんかええもんない?

 というときこんなもんがあった、

242616060_4429686230443844_9130232761025541828_n_convert_20210921193846.jpg

 なんかパラシュートの装着用具のようであるが、まあそんなもんだ。

 こいつを身につける、まずは背負うんだな、

242651071_4429686297110504_1747310520862822484_n_convert_20210921194002.jpg

 まずはこれするのがもちろん楽なんだな。当たり前と思われるかもしれないが、ものによってサイズを間違えると、これが大変なんてもんがある。

242414035_4429686367110497_664637487729279191_n_convert_20210921193545.jpg

 ここから、後ろにある腹帯を前に持ってきて、

242585311_4429686500443817_6886023750755618240_n_convert_20210921193608.jpg

 マジックテープで止めて、そのサイドにある、今度は肩紐を締める帯を左右に引っ張って、適当なところでとめて、

242599431_4429686620443805_9198339382863813506_n_convert_20210921193649.jpg

 腹帯にマジックテープで止める、以上装着終了!となる。さて、どうなるか? 
 
 242599462_4429686740443793_1663896883911535978_n_convert_20210921193733.jpg

 猫背に、肩が内側に来て顎が前に出るという、もう最悪に近い姿勢をこうしてちょっと矯正していこうかな?と思うわけであります。

 常に姿勢を意識して・・・ということね。五十数年の体たらくが姿勢に出ているんで、それがこんなベルト類で急激に治るわけないし、治ったら怖いわ。

 こいつはベルト内部に太いゴムが各所使われているので、あの悪名高い「大リーグボール養成ギブス」(これ言って通じる人ってもう少数派だろうな)とは程遠く、一日つけていることも可能かもしれませんね。

 これから厚着の季節に入っていくんで、これ下につけて日常生活するのもありかもなあ・・・、やるかやらないか?まだ思案中だが。

 そして、もう一つ!秘密兵器導入!

242639836_4429812103764590_2316760265098822702_n_convert_20210921193921.jpg
 
 この椅子ね。こいつは新しいようで、結構古くからある椅子です。背もたれがなくて、座席が滑り台形式になっているのを、スネで受けるという、単純にいうとそういう構造をしているわけです。

 なので、背もたれなしでも、上体を支えられるというメリットを持つと言われています。ところが、こいつはリサイクル屋さんでは常連さんのような商品で、買って使ってやっぱり合わないと言って、売ってしまう人も多いと聞きます。

 さて、店主にはどうでしょう?

 なんやかんやとパソコン前も長い時間いる店主にとって、この椅子が体にあって、かついい姿勢の基礎がこれでできるとなったら、それはそれでいいわけで、ちょっと試してみようということで、試用期間に入ります。

 242675294_4429812297097904_3354736931006709420_n_convert_20210921194043.jpg

 あまり背中を反り過ぎないようにと、ダンサーの女房殿からのアドバイス。腰を痛めるということです。先のベルトにしても、同じく背中を反らせて、両足が棒状になるのが行けない。腹を中心に腹圧かけてやれ!という指令を受けました。

 普通ならうるせー!指図すんな!なんですが、この辺のことは内観言語を持つダンサーに言わせておこうと思います。

 242607604_4429812423764558_2201209174274171179_n_convert_20210921193807.jpg

 こんなことをやり始めて、数日・・・。寝るときに、なんか腰回りに筋肉のコルセットができたような感じがしますね。少し凝っているというか、そこに筋肉がある!ということがわかるようになりました。

 ということは?多分姿勢は骨と筋肉が支える・・・という説。これも、実は筋肉のつき方、働かせ方で、骨に分担を渡すんじゃないかということね。いいよ俺がやるからお前休んでな!と筋肉が骨にいうと、筋肉に無理がかかって、姿勢が悪くなる・・・じゃないか?

 とすれば、筋肉は俺はここまでやるから、あとは骨、お前頼んだよ!という連携がいいのかもしれないね。そういう意味で、いい姿勢のための、筋肉の使い方を覚えさせれば、自ずと骨を働かせるようになる、ということなのかもしれないね・・・フムフム。

 ただ、この椅子のセッティングは、まだまだだね。スネで支えるという、確かにね、でもそれでやりすぎるとスネが痛くなる。そこでスネにかかる力をどうやったら分散できるか?と考えるようになる。

 調整ポイントは二箇所。

 一つは、すね当ての位置が四ヶ所から選択できるようになっている。

 242604825_4429812527097881_365215509222294636_n_convert_20210921193751.jpg

 3つの穴が見えますね・・・。ということは、この穴を強度を損なうことなく増やせば、それだけ調整のはばが広がります。その辺は当方不得意ではありません。

 242592841_4429812643764536_3661920261445887378_n_convert_20210921193628.jpg

 こちらは腰掛け部分の裏なんだが、パイプと椅子の角度はこれでは決められなくなっているんだが。もしここに角度をつけたくなったら・・・、それなりの角度をつけた木片などを挟んで、長いボルトで固定すれば、そのへんの調整は可能だな・・・ということですね。この辺も不得意ではありません・・・。

 ということで、座りながら、ポイントを探し、しかも複数ね、寝返りならぬ、座り返りのポイントをいくつか探って、あとはちょっとずつ、二点のポイントを動かしつつ、いいところを徐々に決めていこうと思います。

 せっかく整体で整えてもらったんで、少しはそれに答えられるような身体言語を持っていけたらと思いましてね、そのためには一定の体に対する負荷をヒントに、構築していこうかな?という作戦です。

 わかった人から見ると、明後日の話かもしれませんが、自分で動かない限り、こうした言語の習得はないでしょうから、ちょっと紆余曲折しながらやっていこうと思います。

 もしかしたら、自転車のセッティングに役に立つ日が来るかもしれませんね。

一年前だった由然堂さん 再び登場!

DSC_2750_convert_20200930230955_20210921142148153.jpg

 約一年前の話、当時もモロコロナ禍の最中だったんだが、その火中というか山火事のような中で新芽が開いたような開業をした若者夫婦がいた。

 この自転車を持ってやってきたのが、

DSC_2766_convert_20200930230753_2021092114214909e.jpg

 この若者。元ボクサーの彼は体のストレッチを中心に、整体・・・というか独自の身体観を解く店を開いたという。そしてその下では、奥さんが手作り弁当屋・肉まん屋を開いたという。

 o1080144014782934597_convert_20200930231640_20210921142151917.jpg

 整体の店を由然堂といい、奥さんの弁当屋を日常軒というのだそうだ、西荻に開業している。ご近所さん急げ!急げ!とにかく弁当を買うのが大変という人気店になっているそうだよ!

 そして、彼の方も仕事が切れずに、個人指導から、この度はもう少しでオリンピック候補のならなかったような若者たちを前に堂々と講義を行い、かつ質問攻めにあって大変有意義な時間を過ごしたということだった。

 講演内容が下らなかったら、質問など起きはしない、という意味で、まだまだその道でこれから可能性のある旋術師でもある。

 そんな彼がまたひょっこりと訪れてくれた。

242627165_4428997787179355_42394273791784406_n_convert_20210921141703.jpg

 まずサドルが破れたんで、別サドルに交換したいというのと、バーテープの交換をしたいということだった。

 自転車を掃除したら、どうしてもその二点が気になって、時間が空いたんで、やってきたということだった。

 242629743_4428997957179338_7675573707130407074_n_convert_20210921141722.jpg

 片方は店主が巻いて、見本を見せる。そしてもう片方は、自分で巻くということで、やってみた。

242692657_4428998467179287_3153174408291770936_n_convert_20210921141738.jpg

 なかなか筋がいいねえ・・・、みるみる巻いていく。ブラケットのところは流石に難しいので、少し手を貸して、そして最後の止めと、グリップのキャップ入れをやって完成!

 途中、身体系に詳しい常連さんなどと絡み、そして

242591996_4428998527179281_5262014161719710544_n_convert_20210921141555.jpg

 案の定というか、当店周りの固定ギア好きオヤジたちに誘われ、固定ギア初体験までさせられる始末、怖がっていたがアレはそのうちにハマるな・・・と相変わらずオヤジたちの勝手な憶測が飛んでいた。

 242497254_4428998287179305_6177294798215469024_n_convert_20210921141453.jpg

 そして、仕上がったスコット。中性洗剤では落ちない汚れはコンパウンドで落とす!と自転車掃除にもハマっているらしいねえ、きれいにするに越したことはないよ、自転車は。

242622961_4428998027179331_8056147971462105046_n_convert_20210921141615.jpg

 サドルも新しいものに、黒ですね。薄い分しなるので、硬さを心配することはない。

242536357_4428997900512677_619551032144968125_n_convert_20210921141516.jpg

 バーテープもバックスキン系のちょっと洒落たものに巻き変わった。

242627126_4428998230512644_141030818025631191_n_convert_20210921141634.jpg

 自転車というものが、元ボクサー兼整体師に行き渡った、それが今後どういうものとして、店主らにはどう逆立ちしても届かない、例えばボクサーの後輩たちや、整体のお客さん達に届いて伝わっていくか、静かに楽しみにしていよう。

 242571563_4428997837179350_1906444470770544666_n_convert_20210921141536.jpg

 まだまだ止むとも先の見えない大山火事の中で、この若夫婦の店は西荻にて二年目を迎える、新芽は少しずつだが育っている、大火に負けず、大木にならんことを!

 人の心配ばかりしていられない店主より・・・



[Read More...]

ハンドル変えちゃいました!



去年の暮も暮れ、こんな車体が登場したんですね。もらった車体ながらどうすんべー?と改造を色々思いあぐねていた中で、どうせなら固定にして乗せちゃえ!という人物が現れたんで、殆どの処置をその人物に任せて、最後のチョチョイだけ当店請け負って、完成したのがこいつだったわけだ。

 トップチューブのないフレーム、店主はこの手を見るとちょっと改造欲をかられるんだが、あとはホイールが24インチとかかな?ちょっと変則的な実用自転車なんだがね。

 ブレーキまわりかなんかをいじったら、固定の歯が入ったので、一気に固定車!そのくらい自転車乗るなら、固定の一台でも乗りなさい!ということで、無理やり乗せていしまったんだがね、この人物に!

DSC_4738_convert_20201230195703_20210921100057a1e.jpg

 暮れだけに暖かそうな格好しているこの人物、これは当店周りに寄ったことある人なら、一度は会ったことのある人物のではないか?と思われますな。

 Mさんなのであります。当店がこの地に引っ越してきた六年前、ほぼ先頭に「一体ここ何になりますの?」と気さくに声をかけてきてくれた方でもあります。

 今では、ほぼ当店の勝手に副店長のような存在で、呼び込みから、聞き取り、ちょっとした施工(と言っても空気入れくらいか)、そして「毎度ありがとうございます!」と当の店主よりも元気にお客を送り出してもくれますね。

 さすが滋賀生まれの関西人だけあって、明るい!巻き込む!ちょっとおせっかい!の好人物なんであります。

 あとは、お客を連れてきてくれますね。職場関係から、パパ友、少年野球関係・・・、まあこの地域で顔が広いこと、当店回りにいる内に一体通行人と何人挨拶するの?ってな感じね。

 お子さん四人いると各世代との交流も多くなるんだろうが、まあ人柄でもありましょうな。

 DSC_4728_convert_20201230195247_20210921100055a2c.jpg

 で、話を自転車に戻しますと、この形で持って行かれまして、しばし固定に乗りながら、その効果を体感し、今度のは自分の後輩にも「お前!固定はいいぞ!いや、固定乗らんとだめだ!」とパワハラもどきまで・・・。「騙されて固定に乗ってから、自転車に対する距離が変わった!だから固定乗らないとわからないこと多いぞ!だから乗りなさい!」。

 うん、たしかにペダリング変わったわね。

 ただ、なんかハンドルの距離が近い・・・と。それは実用車用に作られたのか?24インチとなると、全体が小さいよね・・・。

 もっと遠くにハンドルを送りたい・・・。なれば形状を変えようか?ということだ。

242360968_4428659900546477_4481648807421290978_n_convert_20210921095842.jpg

 じゃあ、ボロ自転車についている、ブルホーンとそっちのフラットハンドルの交換と行こうか?あとは全部そのまま戻しだぞよ!

242593051_4428659877213146_5343799501704067293_n_convert_20210921095930.jpg

 ブルホーンの形状縦に突き出た部分だけ、前に出たもんで、これでどう?しばらくこれで乗りなさい!ということに。

 242464613_4428659793879821_866406279493658746_n_convert_20210921095857.jpg

 しかし、元のフラットバーについていた、ブレーキレバーをひっくり返し、グリップも抜いて再度装着、ゴムのりでなんとかなるでショ!と。

 少しブレーキレバーに関しては握りにくいようなこと言っていたが、小指が届くので、まずはそれに慣れること!以上!ということで、パーツ交換、実質ゼロ円にて施工成立!となりました。

242612734_4428659750546492_9074308415606902857_n_convert_20210921095942.jpg

 より戦闘モードになったかな?と言っても全体的にこぶりなもんで、大人がこれに乗ると、なんか曲芸でもしそうな感じで、面白い。コミカルな一台だな・・・

242535643_4428660003879800_4910828808897908504_n_convert_20210921095913.jpg

 ことにひょうきん系の彼のような人物が乗ると、なんかおかしい・・・なんとも・・・おかしいもんなところが、またいと、おかし。

街乗りならこれでいいんじゃない?足るを知る一台



 取りあえず、しっかり前三角ができています。街乗り自転車として、再生したもんですよ。

242456982_4423659661046501_4704486588703237470_n_convert_20210919213841.jpg

 ハブダイナモが付いている前輪、暗くなったら勝手にライトが付いてくれます。これから日が短くなっていくので、これは便利なんでありますよ。

242507526_4423659774379823_1731596099687921351_n_convert_20210919213922.jpg

 もう潔いシングルです。もうシフトする必要なし!覚悟の一台です。

 242473212_4423659734379827_8853354664394250468_n_convert_20210919213858.jpg

 リアもシングルです、今回はフリーです。最近固定を多く作っていたんですが、まあ一般にも普及させることを考えてシングルフリーです。

242478609_4423660004379800_1136319978371799959_n_convert_20210919213905.jpg

 ちゃんと効きますキャリパーブレーキ!そして、

242472675_4423659821046485_3778782314184134092_n_convert_20210919213850.jpg

 リアが嬉しい、板ブレーキです!これだけでホイールの着脱が楽になります。ということは、パンク修理、チューブ交換、タイヤ交換など楽にできるということです。自転車に一歩近づきますね。

 242555431_4423659624379838_5267174873862659544_n_convert_20210919213931.jpg

 店主の苦手な、フラットハンドル・・・。店主に限り十五分で手首が痛くなります・・・ですが、一般の方々にとってはこちらのほうが自然に入っていけるでしょう。実用自転車の流れからすれば、こちらのほうが無理がないでしょうね。

 242403921_4423659871046480_7043940899236885338_n_convert_20210919213825.jpg

 ブレーキレバーしかない、当たり前ですがシングルフリーなんでシフターもない、これも潔いですね。
 
 ただハンドル掴んであとは踏むべし!

242431150_4423659924379808_7861332901289031491_n_convert_20210919213833.jpg

 あとは適切な位置に腰をもって、足の力を効率よくペダルに乗せれば、自転車は滑るように走るんです!

242507049_4423659511046516_5212262216830575708_n_convert_20210919213914.jpg

 マジで、シンプル!ただ走るだけ、、ただ街道を走るだけの自転車。その他を犠牲にしているだけあって、走りにはそこそこ特化していますよ!

 単純で簡単で、故障しにくい、潔い一台が欲しいという方は、一度試乗してみてください。

 「ただ走るだけ?」と思っても、走ったあとは「アア、なるほどね・・・」となる一台ですぞ!

丁寧に乗っている ロードメンテ



 三年前に購入して、かなり丁寧に乗っていたクロモリレーサーですね。特にここが変ということはないながら、気づかないところで何かあるかも知れないので、メンテしてほしいと持ち込まれました。

 ジオスのクロモリレーサーですね。

242402199_4419625974783203_8763535408505311927_n_convert_20210918131955.jpg

 フルボ?ジオス自体は元レーサーが立ち上げたブランドだったかな?ジオスブルーというこのブルーはこのメーカーを象徴する色でありますね。アルミレーサーも作っていたが、もちろんカーボン車体も作っているんでしょうね、ほとんど記憶に残っていませんが、あるようですね。

 ただジオスブルーの車体といえば、圧倒的にクロモリ車体のレーサーだなあ・・・、こいつもそうですが。

242302310_4419626041449863_8396966986539208570_n_convert_20210918131930.jpg

 カーボンフォークが付いていますね。クロモリ車体とカーボンフォークの組み合わせも、相性がいいと悪くはないなあ。クロモリフォーク自身も安心でほぼ一番信頼できるんだが。

 242342282_4419678728111261_3408924607320629856_n_convert_20210918134158.jpg

 丁寧に乗っていると、際立った劣化がみられない・・・。こういう際のメンテって、一体どこに基準を置くべきか?なんてね。

 242430466_4419626104783190_640989080713217133_n_convert_20210918132012.jpg

 まあ、素人では届きにくい汚れを取るとか、細かいところに気を配ったメンテということが基本になるかな。

 242294207_4419626161449851_3488031486551884426_n_convert_20210918131913.jpg

 多分このまま使い続けても、積極的に気づくような不快感はない・・・と言えるでしょうね。最高度にメンテされたものは、事故とかがなければ、日々の仕様で徐々に劣化していきます。丁寧に乗っている場合には、その劣化は非常に気づきにくいでしょう。

 そうなるとそうした徐々に来る劣化にも慣れて、そういうもんだ・・・と思いながら乗ることになると思います。そこに積極的な不快はほぼないといえるでしょう。

 勝負はそこでありますな。この積極的に気づかない不快よりも、消極的に気づいていない不快をどう総メンテ後に感じてもらえるか?というところ、ここなんだろうなあ、とこういう依頼が来たとき思うわけであります。

 もちろんそれは、こちら側の技の問題だけではなく、その消極的不快感に気づくことによって、利用者自身の自転車に対する精度が上がっていく・・・ということも意味します。つまり細かい差異に気づくようになるライダーが増えていく、ということでもあります。

 242175384_4419626301449837_7093299530525185485_n_convert_20210918131905.jpg

 ブレーキの引き・・・、この辺は店主は割とうるさい方で、このSTIでどこまで引きを軽く、引きシロをその人の好みに近づけていけるか?なんてことを細かにセッティングすることで、少なくともなんか違う・・・、メンテしてもらって良かった・・・と思ってもらえるようになりたいですね。

242395227_4419625811449886_8661526801547090422_n_convert_20210918131946.jpg

 今回目立たないながら、ホイールの修正なんてこともやりましたね。振れ取りは当たり前ですが、テンションを少しあげたりしておいて、「なんか違いますねえ」でもいい、そんなことに気づいてもらえるようになったら、いい意味で自転車により近づいていくライダーが増えたということを意味しますね。

 242405527_4419626364783164_5219058475874734773_n_convert_20210918132003.jpg

 まあ、地味な点検ですが・・・、ちょっとばかり玄人好みというか・・・、そういう機微にまで手を伸ばせられるよう、精進しないとな。

 242313798_4419626228116511_2964773983716937905_n_convert_20210918131938.jpg

 まずはこんな感じかな?

 なんかちょっとした変化に気づいてもらえたら、いいなあ〜

23Cとかの細いチューブのパッチ術!

242157869_4416139578465176_25100594070876394_n_convert_20210917111707.jpg

 通常営業ベースでは23cぐらいのチューブがパンクした際には、パッチ修復しないで、新チューブと交換をしたします。

 細いチューブには高圧がかかるので、ちょっとやそっとの修復だと、そこが原因で第二のパンクを誘発しかねないのでね。

 なので、今回公開する施工はあくまでも自分の自転車管理内・・・ということのみの範囲で行っているものでありますので、営業ベースで行うことはありませんので、念の為!

 ちょっとしたことで、自パンクさせてしまいがちな、細いレーサー向けのチューブ。タイヤレバー捌きを間違えるだけで、ほんのちょっとの引っかき傷から空気が漏れるなんてことよく有りますわね。

 チューブ三本もってツーリングに行って、途中パンク発生、二本タイヤレバーやタイヤのビードに挟んで、パンク修理中に自分でチューブをダメにするケースも、起こりえますでしょ。店主も草創期はそんなことやっていました・・・。

 一度も走っていないのに、穴あきチューブをみていると、なんとも不憫でね。もったいないのもあって、これ一般のチューブと同じくパッチで修正できるだろう・・・ということで、挑戦して失敗したケースも少なくないだろうなあと思います。

 かつてチューブラーが盛んだった頃、チューブラータイヤのパンクを修理するキッドというのが売られていたわけであります。なんせ一本四五千円のタイヤ、一発のパンクで捨てるのは忍びない・・・。

 なれば直そうと、中開いて患部特定して、パッチ張って、糸で修復して・・・と、でも大抵は元通りになどならなかったなあ。

 ただ、その際のチューブラタイヤー修復用の薄くて小さいパッチは、この手の細いチューブの修復には役に立ったものでありました。普通に直せたんだよね。

 ところが、一般チューブ用のちょっと厚くて、大きさもマチマチのパッチとなると、難易度が一気に上がって、失敗例が相当増えると思いますな。そこで、裏技含めて・・・ご伝授いたします。

 242288879_4416139731798494_9014442378050217266_n_convert_20210917111824.jpg

 やることの基本は同じです!例えばこのタイヤの真ん中にあるバリというよりも筋ですね、こうしたものがあるとパッチの圧着を妨げるので、これは落とします。

242182814_4416140011798466_8074008171128789322_n_convert_20210917111729.jpg

 一般のパンク修理と同じですね。

242220865_4416139775131823_1763208235319081076_n_convert_20210917111744.jpg

 はい、落としました。細かい傷も付きますので、接着剤の引っ掛かりも良くなりますね。

242121426_4416140141798453_4259157550593786285_n_convert_20210917111659.jpg

 そして、ゴムのり・接着剤を塗っていきます、これも一般のものと同じです。コツは薄く広範囲に塗ることであります。広範囲というのは重要で、貼るパッチよりも明らかに広く、薄く塗る!ちょっとしたコツですね。そして、揮発をさせて乾かします、生き吹きかけて飛ばす、中には乱暴にライターで火をつけて揮発させる人もいましたね。

 で、いつもと違うところはここです、ある意味ここだけであります!

242185522_4416139615131839_663023885421923123_n_convert_20210917111736.jpg

 持っている一番小さいパッチを患部に置きます。この様に・・・。つまりチューブが細いので、大抵の一般パッチはそのまま貼ると、チューブの幅からはみ出てしまいます。
 
 このはみ出たところをも、一気に強引につけようとすると、圧着がうまく行かないことが多いです。

 そこで、まずは置いたところの片隅の方を

242241561_4416140108465123_4820385601981334952_n_convert_20210917111806.jpg

 片方のところのみをまずは指などでしっかり圧着させる!片方が浮いていて、チューブについていなくてもよい、むしろまずは片方を完璧に近く圧着させるんですね。

 まあ、コツというほどではないかもしれませんが、ここが特別なところですね、唯一の。

 そして、しっかり接着したら、浮いていたもう片方を

242253211_4416140358465098_8938411274674512734_n_convert_20210917111815.jpg

 今度は圧着させて完了となります。かつて、はみ出る余分なところを切る、という人もいましたが、切ることはありません、時間差貼りで大丈夫です。

 そして検査します、

242166438_4416139931798474_3772490668930099594_n_convert_20210917111714.jpg

 空気を入れて、パッチ部分を確認します。この様に、パッチの周辺に均一に伸びるようにエッジがきれいに圧着されていたら成功です。

 もし一部でも剥がれや捲れが確認されたら、小細工は一切しないで、剥がして捨てて、再度紙やすり・・・からやり直してください。

 細いチューブには高圧がかかるので、チューブの圧着のみが信用できるからです。小細工は行った先でそれが原因で走行中止をしなければならないことになりえますので、決してお薦めはしません。

 さて、これのみといえばこれのみです。自分のミスで一度も走行しないでお釈迦にしてしまったチューブをこうして自分のためのみに再生するという手は残っているということです。

 最後にチューブの収納方ですね。

 242166438_4416140321798435_2213406636219027252_n_convert_20210917111721.jpg

 まずはチューブのバルブを開けっ放しにして、この様にまずは巻いていきチューブ内の空気を抜いていきます。抜けきったところでバルブを締めます。

242304382_4416140235131777_4177420003635844345_n_convert_20210917111833.jpg

 するとこの様に、ペタンとした帯状になりますね。こいつを巻いていきます。

 巻き方は、バルブ付近を締め付けないように巻く・・・ということで。

242238665_4416140265131774_6756566359721840650_n_convert_20210917111758.jpg

 まず半分をこの様に、バルブの遠いところから巻いて行きます、こうすることでチューブとバルブの角度がきつくならないで痛まないというわけね。

 242228843_4416140468465087_1543099469261282865_n_convert_20210917111751.jpg

 反対も同じく・・・、これにて完成となります!

 あくまでも自分の自転車管理という範囲に限ってのご利用ということをおすすめします。これやって格安で直しチューブとして売り出したりは絶対にしませんよ!絶対にね!

レイダックの予算内再生号 保育士の足たれ!



 暫くこないなあ、と思った当店の因縁車体ブリジストンレイダックなんでありますね。ヨー、久しぶりだよねえ・・・。

 で、今回は一体なんの用だい?

 臨時保育士になるやつの足になろうということなんだが、まあ数年ほったらかしで、どうしようもないんで、そこそこ走れるようになるよう頼んだよ。

 何だ、そのそこそこってーのは?

 まあ、大金はたくまで、まだこのレイダック様のことを信用していなんだな、だから予算にも限りはある。その範囲で頼むということになると思うぞ。

 わかった、じゃあ、予算内でそこそこ止めでやってやるわ。

 242152119_4413080195437781_4750045399322527661_n_convert_20210916123541.jpg

 タイヤは前後ともひどいね、こいつは交換だな。

 242174714_4413079752104492_4944794345155890304_n_convert_20210916123628.jpg

 チェーンはこれまた交換だな。

 242166444_4413079552104512_8990500088139749656_n_convert_20210916123558.jpg

 チェーン交換すると、座りが悪くなる可能性のある、

 242157862_4413080438771090_700872020246725166_n_convert_20210916123549.jpg

 スプロケも交換しようか?エエとこいつは・・・8速?あれ?お前さんの時代8速って・・・なかっただろう?

 242059987_4413079685437832_7102731938243204810_n_convert_20210916123449.jpg

 なるほど、ホイールだけが少し新しいわけだ。前の持ち主がお前さんの足回りだけ別モンにしたんだな。なるほど、エンドの幅なんかも無視して、最近の完組放り込んだもんだから、センターがズレている・・・。

 こいつは修正しないとね、振れでているしね。こうしたことは実に地味な作業だが、やっておかないと、後々うまくいかないもんだぞ。

 242256737_4413079805437820_6659686812057992900_n_convert_20210916123724.jpg

 ブレーキシューも新しくしないと、ゴムも硬化しているしね。

242196559_4413080048771129_932409190274487611_n_convert_20210916123658.jpg

 こいつはまた新しいロングアーチが付いているね。交換したんだな、元の持ち主さんは。

242196559_4413080048771129_932409190274487611_n_convert_20210916123658.jpg

 リアのアーチはシングルピポットで、旧式のものをそのままつけているが、シューは新しく、そしてワイヤーも新しくして引きを軽くしてやったよね。

 242148518_4413080322104435_4452584850020172222_n_convert_20210916123516.jpg

 どういうわけか知らないが、フロント二枚なのに、何故かフロントメカが付いていないね。どうしよう?ちゃんとつける?それとも予算と相談?ということで、まずは平地全般の職場=保育園への道対応ということで、フロントのシフトはつけないことに。

 その内、こいつの走りに魅了されて、より山奥へなんてことが起きたら、そこで考えればいいわけだ。それまで封印。

242174304_4413080275437773_8489134147898283263_n_convert_20210916123618.jpg

 なので、Wレバーはそのまま残すが、リアだけワイヤー結んで、フロントは中身を抜いてあります。

 242168739_4413080398771094_2702084168304552425_n_convert_20210916123609.jpg

 新生車体にもフロントメカは付いていません。付けようと思えば、すぐに付きますし、手でチェーンつまんで落とせば、インナーへのシフトもできますからね。可能性というか発展性を敢えて残しているというわけであります。

 242208602_4413079568771177_5952046036674875889_n_convert_20210916123708.jpg

 ピラーも動くし、再生準備受け渡しは着々だよね。

242151990_4413080158771118_8385329167400668345_n_convert_20210916123528.jpg

 ハンドル周りはバーテープが破れていたが、ハンドルステムは無事。ブレーキブラケットも調整で済みましたね。

242213117_4413079912104476_5017271746226537017_n_convert_20210916123827.jpg

 バーテープも後で自分で巻きなさい。こちらはビニールテープをきれいに巻いて、ブレーキワイヤーを固定しておいたからね。

 242144408_4413079412104526_248073885346697946_n_convert_20210916123506.jpg

 ブラッケットカバーはゆるいが、何とかこれで使えるでしょう。

 241878887_4413079972104470_7711346702626659844_n_convert_20210916123441.jpg

 ということで、課題は少し残したが、これでしっかり走って、止まれるようになりましたんで、これにて第一次再生計画は終了ということだな。

 あとは、こいつの可能性を信じられるようになった時、フロントメカ付けて、ワイヤー貼ってやれば、また大部違ってくるし、なんなら、発足の手元シフトなんてもんにしたら、それはそれですごい進化だよね。

 古い車体が、五年くらい進んだ後をたどることになる。

 そして、走ってみたんだが、驚いた!まだまだ行けるぜ!グングン進むよ!特に実用車しか乗ったことないやつが乗ったら、ちょっと驚くだろうね・・・。

 ということで、小平の臨時保育士が、これで通勤することになる。ちょっと目立つからな?見かけたら、声かけてやってください!

身体の内観語を持て・・・



 ダンサーである店主の女房殿は、ダンサーだけに自らの身体に対する内観言語・・・というようなものをかなり鋭く持っている、ようである。

 イメージと実体である身体との差のようなものか?隙間のようなものか?そういうものを常に感得しては、それを言語化しようとしている、そうした日々の鍛錬からその内観言語と言うようなものを確立していったんだろうと思う。

 その点、店主は全くダメ、そうした自分の身体を説明する言葉というものを全くと言っていいほど持っていない。

 なので、どこが痛いだの、何かズレているだの、変だのと、雑駁なことははけても、それを的確に捉える言葉がない。

 そもそも自転車ってもんは、サドルに座り、ハンドルを握り、両足をペダルに置いて回す・・・、単純に言えばそれだけだ。

 BMXのような曲芸レベルに持っていけばそれはそれでかなり異なるだろうし、ロードだって極限的状況ではそうした体の捌きというものが物を言うことぐらいは分かる。

 ただ、体操や、飛び込み競技のように、各筋肉から体表に至るまで事細かな運動神経が行き渡っていないと乗れない、なんてもんではない。

 むしろ多少そのへんの運動神経がなくとも、強靭な精神力で、人並み以上の持久力を地道に積み重ねたやつが勝つ・・・なんてことが起こりうるのも自転車競技の側面にはあるだろう。

 という意味で、せいぜい自転車とのセッティング・・・だろうな、その接触とどう動かすか?ということぐらいは多少の把握はあるが、事自らの身体の隅々に至っての把握などは全くできていない。

 なんかもう五十年以上動かしていればもう捻れもズレも何もかるアリアリだろう、というぐらいにしか捉えていない。

 そんな中、耳を引っ張るように連れてこられたのが、ここであったのだ。

 確か七年以上前に来たことのある、深大寺近くにある温泉なんだがね。

 242083972_4407680805977720_310412915934155071_n_convert_20210916112516.jpg

 中にはいると鎧がお出向かいしてくれる。静かで良い雰囲気のところである。

242110041_4407680865977714_4081425371557323566_n_convert_20210916112525.jpg

 足湯があった。ここで十五分くらい足をつけてボーッとする。

242036776_4407680679311066_7391176180689948237_n_convert_20210916112450.jpg

 温泉から出たあとゆったりするスペースなんかも用意されている、ご時世だけに人も少なく静かであった。

 と、別に温泉入りに来たわけではない・・・といいつつも入ったことは入ったが、コーラのような色の温泉だったよ。

 それよりも、雌狸に耳引っ張られて拉致されたのは・・・、

 242044113_4407680942644373_6138406000281038833_n_convert_20210916112459.jpg

 こちらなのでありました。

 この手は色々分類があるようでした、今回は整体・・・というのでしょうかね。

 ダンサーである女房殿は、かつてこちらの来て、今回のご指名の名整体師さんのあまりの知見と技術に惚れ込み、ネジリ捻くれまくっている店主の体も診てもらえ!性格は治らないだろうが、せめて身体ぐらいは、この名整体師にかかれば治っていくんじゃないか?ということで、半ば無理やり連れてこられたのでありました。

 まあ、ダンサーであるお前さんがそこまで言うなら、行ってみるか・・・。

 ただ、整体やマッサージは根源的なところで店主は嫌いではない、イヤ、むしろ好きな方だろうと思うんだが、今まで自分からそうした場所に積極的にいかなかったのには、それなりの理由がある。

 一言でいうと、依存症になりたくはない・・・ということなのね。なくてはいられない・・・というものをできるだけ持たないようにするというのがちょっとした店主の信条なんだが・・・。

 そんなこんなで、かかればいいだろうなあ、とは思っていたが、今までほとんどかかったことがなかったのが整体なのでありました。

 この背術室に入って、この寝台に座った瞬間から、マジックかけられたように、ドンドン自らの身体が見抜かれていく。執刀なき解剖のようだ。もうバラバラにされた。

 さすが内観言語を的確に持っているダンサーが、名整体師によって外からつまり外観言語で全て的確に射抜かれてしまって、以来信頼しきっている、ということの意味がわかったような気がする。

 彼の指摘はかなり的確なんだろうと思う、ただ内観言語を持っていない店主はその凄さの半分以上実感できないでいると思う・・・が、すごかった。

 店主は左足を軸にしていると。右腰が上がっているので、足の長さが実は一センチほどズレているという。この辺は思うところもあった・・・。自転車のゼロ発進の時、気づかず左から踏み込もうとしたことがあって、ホルダー(自転車を後ろで支える人)に指摘されて、初めて気づいて右に替えたんだが・・・。

 体の中からの自然な指令によると左のほうがもしかしたら適切だったのかも?とそれを機に考えるきっかけになったことがあった。

 サンダルの底は右が減っている、そう云う意味での軸足は右なんだろうが、バランスに関しては・・・。

 三十分ほど、ほぐされて立つと・・・。血が頭から足先に向かってサラッと流れるような印象。

 実際に後ろ手に組んで、そこを下に押された時、施術前はよろけたが、施術後はどっしりと自分が大地に根ざしているかのような印象をいただくことができた。バランスが中心に戻ったのか?

 五十年以上ほったらかしていしていた、よろけた身体がたかだか三十分でどうなることはないだろう・・・とも思っていたんだが、いずれそれは元に戻るとしても、要所をつかれたことで、たとえ一時でも体が戻り、バランスを取り戻した感覚は決して悪いものではなかった。

 姿勢は、骨格と筋肉で持っていると教わった。姿勢が悪いということは筋肉に頼っているということで、効率は決して良くはない、ということだった・・・、猫背男の店主は大いに反省・・・。

 名整体師、谷村さんよりいただいた外観言語を元に、自分の内観言語を少し育てて行こうか・・・、それが自転車とのセッティングに大いに役に立つかもしれない、というちょっとした確信をいただけた、一時でありましたな。

 ちょっとお薦め・・・しますわよ!

小技を効かす!こんな穴ポコで廃棄だなんて・・・



 子育て真っ最中の車体が入院しにやってきた。毎日の足なんで、ちょっとした故障による自転車使用不可はひとつの家庭にとって大変な事件でもあるようだ。

 一体どうしたんですか?

241977074_4404492442963223_8423753443015899606_n_convert_20210913181912.jpg

 これが飛んじゃって・・・。ツー事は?スタンドのバネが外れたのね、何だそんなの瞬時でもとに戻してやるわい!

 とみてみたら・・・、

241858068_4404492559629878_369545457975359132_n_convert_20210913181905.jpg

 このバネの引掛け当たる金具が裂けているじゃない。ある種よくある現象なんだが、これが起きたか・・・。かつて肝づちで叩いて、再度○を作って金具を引っ掛けたんだが、予想以上の引張の強さに、即破損した苦い経験があった。

 なれば、こういうやつはキッパリ交換するという手で行くか・・・。

 241999860_4404492329629901_1481498172638668896_n_convert_20210913182023.jpg

 ところがこいつには、チョックラ厄介な機構が付いている。スタンドを立てるとワイヤーば引っ張られて、

241990928_4404492656296535_2457612742237216153_n_convert_20210913181941.jpg

 ハンドルロックが自然とかかるようになっている。市販で、このようなスタンドは卸しているのみたことないね。なので、こうなったらパナソニックとかに出してもらうしかない。当店はパナソノックとは取引ないので、アサヒでも行ってください・・・ということなんだが。

 そうなると取り寄せに何日?スタンド台と、取付工賃でいくら?って大部心配なようだ。まあ、それはそうだろうな。

 そこで、よーく患部を観察して、もしかしたら治るかもよ・・・ということで、預かることにしたわけだ。

 242025734_4404492966296504_1153548963088299548_n_convert_20210913182054.jpg

 またまたこいつの出番になりそうだな。静かに、ブレずに穴などの加工するにはこいつが一番なのだ、手が動力でぶれないなど、かなりこういう場には活躍してくれるんだな。

 241989593_4404492509629883_8290083135702103696_n_convert_20210913181933.jpg

 注射針のように細いドリル、こいつであの穴の隣に、小さい穴あけをしていこうというわけだ!

 じゃあ、行くべ!

241820656_4404492416296559_9175675426729393208_n_convert_20210913181858.jpg

 さあ、静かに、しかも確実に、穴をあけていく。通常のドリルなんかでこんな繊細な加工はできません。手がブレブレだしね・・・。

 241987727_4404493156296485_4650120292633574643_n_convert_20210913181926.jpg

 よし、静かに貫通!この手応えがほしい。ただこれだけでは細すぎるので、この穴を広くしていく。

 242031070_4404493036296497_1145233381893112260_n_convert_20210913182102.jpg

 避けた穴のより奥のところに、より小さいギリギリの穴を開ける。ここに

242006845_4404493222963145_4557827476667631443_n_convert_20210913182031.jpg

 例の外れたバネの片方を引っ掛ける、そしてこれまた変な工具登場!

242007844_4404493306296470_4639355878360915182_n_convert_20210913182039.jpg

 何だお前は?ってなくらい一般には見かけない、特殊過ぎる工具だろうね。こいつにバネのもう片方を駆けることになる。

 そして・・・

242009503_4404492752963192_2148053595495775825_n_convert_20210913182046.jpg

 そしてその窪みを引っ掛けるもう片方の金具に当てて、エイヤ!とばかり下に引いてやると、

241996867_4404492776296523_2494490622203329821_n_convert_20210913182007.jpg

 バネ全体が伸びてテンションがかかった状態で、正規の場所に装着が可能となる!というわけなのであります。これだけのための工具?と思うかも知れないが、これがないと時間が四倍以上かかることになる。専用工具は必要なのだ。

241981333_4404493289629805_1423167511892578139_n_convert_20210913181919.jpg

 はいこれで、スタンドは再生であります!別物にしなくても、何とかこいつでまたしばらく持つでありましょうな。

241995683_4404492926296508_3691933628021499552_n_convert_20210913181958.jpg

 ほら、しっかり引っかかっていますね・・・。

 引っ張る方向の金属部分が厚いので、これ裂けるようになるときには、他がダメになっているだろうね。あとは対岸にあるもう片方のバネもちょっと怪しいね・・・、時間の問題で裂けるかもしれない。

 でもまあ、おなじ工法でなんとかなるかもしれないね・・・。

 こんなのを公開すると、家の自転車も!!!というラッシュが起こることがある・・・、まあ、来たらやりますがね。

 こういう小技もやる時にはやりますぞ!

正真正銘カーボンバックがやってきた!



 アルミフレームながら、コルナゴ特有のチュービングという感じですね。

241933744_4401454699933664_2942303217957201353_n_convert_20210912183627.jpg

 まあ、長くやっていると、たまにこういうメーカー車体がやってくるわけです。

241893470_4401454193267048_3777954622234134775_n_convert_20210912183618.jpg

 コルニャーゴとかパロった製品?とかあるらしく、このクローバーが猫の肉球になっているんだそうだ。

 それはいいとして、暫く放っておいたら、フロント周りの調子がおかしくなっていたそうで、それを相方さんがいじったもんで、何か全体が締まらなくなってしまったということで、お持ちになりました。

 ちょっと年代物・・・といっても、そんなに驚くほどは古くはない、なんだが・・・

241890255_4401454583267009_6540089515046252824_n_convert_20210912183735.jpg

 もはや絶滅種であります、アルミフレームのカーボンバックという車体なのであります。多分、・・・多分もう本格的には作られないでしょうな、このアルミとカーボンのハイブリッドもの。やるとしたら、いたずら好きなロックバイクスさんが50本限定とか言ってやらかすかもしれないが・・・。

 まあ、もう金輪際主流として作られることも、レースを走ることもないでしょうな。

 そういう意味で、貴重な自転車なのであります。

 しかも驚いたのが、さすがコルナゴ・・・というか、通常のカーボンバックはシートステーのみカーボンというのがほとんどだと思うが、

 241755091_4401454393267028_9004209176232806239_n_convert_20210912183533.jpg

 チェーンステーまでカーボンなので、本当の意味でのカーボンバックなんでありますね。後三角がカーボン・・・。

 へえ、まさに今思えば過渡期の車体ですね、それなりに一生懸命設計されて、作られたんじゃないか?と思いますが実売期間は三年とかあったのかな?

 大切にしてもらいたい一台ですね。

241962105_4401454683266999_6062839175342823364_n_convert_20210912183651.jpg

 フロント中心の調整でしたが、まあ、なんとも・・・、シフト調整にはまず、各メカごとの調整をして、そしてあとはほぼワイヤーの調整なんだが・・・、人が介入したものの調整にはまずその癖を見抜いて、修正するところから始めねばならないので、平地からの調整というわけにはいかない。

 まず歪な岡を取って、まず平地に整地してから始めないとね。

 241956453_4401454043267063_5105209270436182035_n_convert_20210912183643.jpg

 今オールアウターでフレーム内に収めるのが主流になっているために、ワイヤー調整などやりにくくてしょうがない。それから比べるとインナー露出系はやりやすい。

241888682_4401454276600373_2133285158059124819_n_convert_20210912183557.jpg

 それとフロントのワイヤー調整に、こうした調整ボルトがあるのもやりやすいにはやりやすいが、逆にすぐにいじれてしまうところから、修正するよりも狂わせる方に使われてしまうこともある。

 241779747_4401454509933683_8491928825853216294_n_convert_20210912183541.jpg

 コンポは三世代くらい前のものだが、レースコンポなもんで、ちゃんと調整するとレースレベルの精度は出るね、さすがシマノ・・・。

 241889491_4401454473267020_7495258012675162378_n_convert_20210912183605.jpg

 最近は特にフロントのシフトがシャープだが、いじってみるとこの頃だって、かなりいい線いっているよね。この後か?逆にちょっと変になった時期もあったが・・・。

 241698046_4401454333267034_1442849008714345695_n_convert_20210912183517.jpg

 持ち主の方はレース志向では全く無い方だが、やろうと思えば、参加もできるものだよね。

241947162_4401454143267053_2933360545208062188_n_convert_20210912183635.jpg

 ちょっと幅広のサドルを端下げして、かなり乗りこなしている様子は伺えます。

 あとは・・・

241884413_4401454219933712_6991745927543474995_n_convert_20210912183549.jpg

 クランクは170ミリ、あと10ミリ15ミリ短くてもいいかもなあ・・・なんて思ったりして。

 241731777_4401454369933697_8584782977831773451_n_convert_20210912183525.jpg

 本格的カーボンバックのコルナゴ、アルミだがマスターを連想するチュービングに、ストレートフォーク。

 末永く大事に乗ってくれそうなライダーさんでありました。そう、末永く!




衣服の延長としての自転車?



 ピストフレームを持ち込みまして、黒に再塗装いたしました。


 219225107_4232376656841470_8606604277039628090_n_convert_20210717194242_202109111707202cb.jpg

 物自体は、モロNJSピストだったんですね。クランクも相当気合が入っていますが。その競争系の牙を少しずつ抜きながら、自分の色に染めていく人あり。

218864816_4232376963508106_2230038923799123972_n_convert_20210717194218_2021091117071814c.jpg

 このハンドル、ツーリングハンドルをわざとあしらい、外側に開く形を選択した。そしてブレーキも上引きのエイドバーがついているもの。ゆったり乗るには最適なハンドル周りかも知れない。

 あとは・・・、色々と自転車の事を勉強しながら、焦らず少しずつ、自分の成長に合わせて自転車を変えていけばいい、本当焦ることはないのであります。

 218798255_4232439183501884_2615835844809793638_n_convert_20210717201003_20210911170717d47.jpg

 ガチのピストはもう前に出たがるような妖気すらある。乗った瞬間スゲー・・・と思ったのがMAKINO!あれは妖気を超えて殺気すら感じられるほど、前に出たがる何かが宿っていた・・・。

 ところが、この車体・・・そういう意味での殺気がない。むしろ馬に手綱がついているようで、ドウドウとある乗り手に飼いならされたような趣すらある。

 もう競走馬である必要はない、乗用馬として、我とともに・・・と宥められた感のある車体となっている。

 その持ち主たるや一体どういう人物たるや?

241812980_4398152130263921_5840335398858105397_n_convert_20210911170647.jpg

 納車の際には革のブーツであったが、再塗装依頼のときには、これまた磨き上げられた革靴を履かれていた。

 身につけているものが際立っている・・・というと、見せびらかしている、華美であるという意味ではない、まったくない。実に天衣無縫なのだ。気取ってもいない、尖ってもいない、とても自然にある見地から選択されたものをサラリとまとっておられる。

 なんだろうなあ、衣服に関しては、むしろ遠ざけていた店主の琴線をピーンとはねてくるようなもの、それが何かはわからないが、これは自転車のあり方を一変してくれるかも知れない予感のようなものが走ったもんだった。

241757207_4398152090263925_6484806694013966695_n_convert_20210911170629.jpg

 例えば、これを見て何かを感じないだろうか?

 繰り返すが、店主は衣服に関しては、ほとんど関心がない、むしろ枠から外していたほうなんだが。だから、からっきし見る目もないし、分類も何も全くわからない。

 そういう店主がこの有り様に何か反応してしまう。例えば、ズボンの色と時計のバンドの色。聞くところによると、この時計は相当古い米軍の払い下げ品から選択してきたものらしい。

 全くこれみよがしではないが、尋ねるとそれなりのストーリのあるものをしれっと身につけている。

 241799408_4398152303597237_7465905380473514433_n_convert_20210911170638.jpg

 カバンも身の丈。統一感、ハイセンス・・・ウーンなんともしっくり来る言葉がないねえ。

 とは言え、

241821723_4398152230263911_2937434492683977848_n_convert_20210911170655.jpg

 そういう方が、元NJSのピストを自分なりにいじって乗りこなすと、こうなる。全く別物に車体も変身している。

 こういうのを見ると、この自転車はこの型のある意味衣服の一部、イヤ衣服の延長としての自転車、というようにも見えてくるから不思議である。

 あなたにとって自転車とは何か?野暮な質問ではあるが・・・。

 これはお客さんによって本当色々なんだな。

 それまでの発注内容やこだわりの系統が読めないで、一体どこが落としどころなんだろう?と思う方がいた。フトある時、その方にとっての自転車は、自分の部屋、自室と同じなんじゃないか?と思えた瞬間から、こちらのアドバイスが生き始めてきたことがあった。

 他にもある、ある人にとっては自転車とは個人の持ち物を越えた、街の景観の一つであると意識している人もいるようだ。時代の象徴・・・とも感じている人もいるかもしれないね。

 また人によっては自転車が、釣り竿、焚き火台、フリスビーといった外回りの玩具としてあることもありましょう。

 そして、この方にとっては自転車は衣服を中心とした、身につけるもの、身につけるものの延長・・・として表象されているやに思われます。

 さてこうなると、これは大事なのであります!!!

 もう自転車屋の出る幕はなくなります!それでいいんです!自転車を自転車屋・自転車メーカーに任していたから、この体なんでありますよ。そんなことが続けば、単なる競争道具、実用用具、移動道具に成り下がってしまうだけ・・・。

 こういう方が現れたからには、自転車屋は一歩引くのみであります。少なくとも店主は一歩どころか十歩でも引いて、こういう外から、他の分野から一体何を持ち込んでくれるのか?そしてそうした持ち込みによって、自転車のどのような側面をどのように見せてくれるのか?を楽しみに学ばせていただきたいんでありますよ。

 自転車を自転車単体でいじっているだけではもう限界がありありなんであります。もうカラッカラなんであります。そうなると隣接するものとタイアップで、ペアを組んだ他分野とどのような化学変化を起こして、どんなものへと変身していくのか?という外部との接触による刺激、スパークが必要なんだと思っているわけであります。

 少なくとも、店主にとってはそうでありますな。食と自転車、行商と自転車、衣服それも古着と自転車、マラソンと自転車、ボクシングと自転車、ボートと自転車もいいなあ・・・、など他分野とタイアップすることで、まだまだもっともっと自転車は輝くことができる、イヤ、そうした契機がない限り、自転車はもう輝かない!とすら言っていいんじゃないか?

 といっても、まあ焦らず・・・、それぞれの分野との接触をみながら、双方ともに成長していく手がかりが見つかれば大変いいんでないか?と思われますよ。

 今後とも、衣服のなんたるかと自転車のタイアップの可能性・・・、ゆっくり追っていきたいと思いますわね。

ナローワイドという発明とフロントメカ



 台湾一周号、まだまだ絶賛調整中なんでありますよ。

 そこで、ちょいと今回はチェーンとチェーンリンクの話をしてみようかしら?

 通常のチェーンリンクは、

241748417_4397950796950721_3947774915310505272_n_convert_20210911153313.jpg

 例えば、こんなやつですね。チェーンリンクの歯の厚みは、均一となっています。

241866400_4397950300284104_8237550102835606988_n_convert_20210911153450.jpg

 こうして経ててみると、よくわかりますね、歯の厚みは一律の厚み、この場合は薄歯のチェーン用に整えられています。

 ちなみに、このチェーンリンクと連動します、

241798374_4397950253617442_8234252558473411251_n_convert_20210911153342.jpg

 スプロケットの方も歯の厚みは同じく均一となっています。

 そしてこの両者を繋ぐチェーンというものは・・・・?

241831391_4397950683617399_1729772645807885929_n_convert_20210911153434.jpg

 チェーンを縦から見ると、実はチェーンのリンクの歯を引っ掛ける隙間というのは、一律になっていませんね。チェーンは一コマ単位で見ますと、半コマの外プレートの内側に内プレートの半コマがついて、一コマとなっているわけです。

 そうなると外プレートの間隔と、内プレートの間隔とには自ずと幅の違いが出てくるわけであります。

 このチェーンの特質を利用したチェーンリンクというのが最近というか、このところ登場してきているわけであります。

 狭いところをナローといい、広いところをワイドといい、2つ合わせてナローワイドというチェーンリンクなんですね。

 241800315_4397950446950756_429283607511615980_n_convert_20210911153350.jpg

 こいつなんだが・・・ちょっと分かりづらいな・・・。ならチェーンをかけてみましょうか。

241780287_4397950380284096_8337666257569706977_n_convert_20210911153323.jpg

 アア、これならはっきりわかりますね。チェーンリンクの歯を上から見ると、真四角のものと、(ー)状のものとが交互になっているでしょ?これをナローワイドのチェーンリンクというのだそうです。

 ちなみにこのナローワイドの周期にチェーンが合わなくなるとどうなるか?

241809085_4397950553617412_3180952843833609982_n_convert_20210911153407.jpg

 上から見るとこのようになります、リンクのナローとワイドがチェーンのそれとズレているのがわかりますね。

 それを横から見ると、

241481467_4397950573617410_191294184893586958_n_convert_20210911153256.jpg

 このように、チェーンが浮いてしまい、しっかりかからなくなってしまいます。

 なんでこんな手の混んだことをするのか?というと、こうしてチェーンの内外径にピッタリとチェーンリンクが食いつくように設計することで、チェーン落ちという現象が本当に減少するという研究結果からなのだそうです。

 チェーン落ちなんて、チェーンウオッチャーつければいいじゃんという説もなくはないと思いますが、世の中は、フロントシングル流行りなんであります。

 そうすると、フロント変速がなくなりますから、フロントがカッチリと腰据えてくれていると、リアのシフトが安定してくれる。フロントの定点から、リアは最新で12速の幅をチェーンは左右する、しかも細いチェーンでね。その左右をの揺さぶりをフロントが落ちることなく捌いてくれたら、まあ、こんなに心強いことはない。

 多分そういう観点から、開発されたんだと思いますよ。いろんな実験があるようですがリンクの1/3くらいその前後にかかってるだけで、食い付きの強度が半端ない・・・なんていうのも動画等で公表されていますね。

 うん、そう云う意味でしっかりリンクにかかって、外れることなく回転してくれるということに関しては問題ないどころか、高機能を発揮してくれるナローワイドのチェーンリンクなのですが。

 ただ、もしそれを使って、フロントメカまで取り付けて、フロントのシフトを発動させるとしたら、このチェーンの位置を指定してくるナローワイドのチェーンリンクでは不可能、もしくは不具合が生じるのではないか?という疑念が湧いてきますよね。

 そもそもナローワイドはフロントシングルのための機構なんで、そう云う想定外のことをしてはダメです!というお叱りの声は重々聞こえてまいります。

 でも、そう云う想定外をしてみたくなる、少なくとも安全性がある程度確保されるのであれば試して見る価値はあるのではないか?なんてね。

 そこで、こいつの変速事情をいくつかに分けてみてみましょうか?

 241815331_4397950763617391_6687947195238390517_n_convert_20210911153419.jpg

 では、チェーンをインナーにかけて、ゆっくり回しながらシフトしていきましょうか。

 左のシフターを、ゆっくり二回ヒネリますと・・・・

241817981_4397950476950753_4433539848838206287_n_convert_20210911153426.jpg

 38Tから58Tという20Tの歯数を飛び越えて、このようにチェーンが一気にアウターのナローワイドのチェーンリンクめがけて、覆いかぶさろうとします。

 続けて、ゆっくり回し続けますしょう、すると

241847077_4397950653617402_3093371427810000520_n_convert_20210911153442.jpg

 座りの悪い周期、チェーンのナローワイドとリンクのそれとがズレている場合、チェーンは意志をもって周期を合わせるかのように、リンクを送る・・・というか、リンクがチェーンの上を滑るようにズレていってくれるんですね、

241784386_4397950353617432_1356276805136781652_n_convert_20210911153331.jpg

 そして、然るべき周期にお互いが合うとなると、チェーンとリンクがピターッと収まるところに収まって、シフト完了となってくれる。

 これ何回やってみても、そのように最後は落ち着いてくれるというところまで、確認できています。

 そういう意味で、少なくともツーリング系の自転車についてなら、アウターをナローワイドにして、それを主に使用しながら、時に起こる激坂など対応のためインナーを併用し、かつそれをフロントメカでつなげることは、原理上不可能ではない、ということは申し上げてもいいかと思います!

 ただし、やる人はいないかと思いますが、それをレース車体に装着して、レースに出よう・・・という人がいるとしたら、ちょっとより慎重に考えたほうがいいのではないか?と思います。

 それは、この今回ここで示したフロントシフトでありますが、これはレースレベル想定などではまったくないからです!それはちゃんとしっかりお断りさせていただきます。

 店主は把握していませんが、レース用車体で、このナローワイドのチェーンリンクが装着されておりかつレースレベルでのシフトが可能というものであれば、それは使用可だと思います、もしあればです。

 レース用として開発されたものではないのであれば、瞬時を争うレースでの、シフトとしては、これは決してお薦めはできませんね。念の為・・・。

 241800948_4397950880284046_707055745537857659_n_convert_20210911153359.jpg

 まだまだこの台湾一周号、絶賛調整中であります。このチェーンリンクも大変興味深いパーツではありますが、ちょいと剛性がない・・・そこが難点かな?その内、別物なんかも試してもいいかも・・・なんて思っていますわね!

大柄自転車 誰が乗るんだろう?ラクダ号



 このうねったようなトップチューブは、またがりやすいね。

241691738_4392079417537859_8606079579799484139_n_convert_20210909183849.jpg

 デザイン上どこまではフレームでどこまでが荷台かもわからない、というデザイン。元は電動自転車の電池が付いていたようだぞ。

241708385_4392079064204561_1527958738561751244_n_convert_20210909183906.jpg

 こいつはゆったりとシングルで行きましょうか。すごいホイールベース、実にゆったりだ。

241680196_4392078920871242_4970108293485528956_n_convert_20210909183833.jpg

 取りあえず、内装三段はあるんで、ゆったり普通の街乗りは可能です!

241717670_4392078960871238_4854730412115489210_n_convert_20210909183914.jpg
 
 とはいえ、回転のいい700Cのホイールが前後に付いているので、ラクダのようだがそこそこ走るよ。

241638353_4392079317537869_4629877771663595813_n_convert_20210909183826.jpg

 前はキャリパーブレーキで、

241535597_4392079164204551_6949696765498937813_n_convert_20210909183818.jpg

 後ろはローラーブレーキ。ちょっと後輪外すのに手間はかかるが、バンドブレーキよりはマシかな。

241683363_4392078764204591_1353193328577636164_n_convert_20210909183841.jpg

 サドルはラクダをイメージして???茶色の革サドルをつけました、一点豪華主義ですかね。

 241454553_4392079194204548_8390969351957043498_n_convert_20210909183810.jpg

 ハンドルがスゲー広いね。これはビーチクルーザーとかから移植してきたようなもんで、もうヘラジカの角のように幅が広い。そして、全体がラクダのような・・・、鹿と駱駝のキメラのような自転車だね。

 241705601_4392078794204588_1121797777262708872_n_convert_20210909183857.jpg

 ハイ、全貌はこれであります。確かに駱駝とヘラ鹿だようね。大柄の人が着物とかで乗ったら、なんともいえん雰囲気を醸し出すかも知れない。まあこれは使う人にそれ以降の演出をやってもらおうか、という意味でも未知数の駱駝鹿キメラ号なのであります!

さあ行くべ!第一回目だ!



 身分証や必要書類をもって、打ちに行くか・・・。

 当初はそんなつもりじゃなかったんだが、いくつか直・間接的に関係する人の罹患が続くと、重篤化が避けられれば、医療に対する負担にはなりにくいだろう、ということで、打つことにいたしました。

 接種に関しては、その人それぞれの、年齢、生活様式、既往症、常飲薬、健康状態、その他諸々の考え方によって、個人の自由な選択のもと行われるべきかと思います。公衆衛生の観点をも含めた思案は重要かと思いますが、それが行き過ぎると自主的強制?自粛要請???というような形容矛盾に陥りますので、適宜にということになります。

 241640600_4389069667838834_9113961842180296803_n_convert_20210908190859_20210908223220792.jpg

 道に呼ばれるということって有りますね、今日はこいつに呼ばれてつい入っていってしまいました。店の近くにこんないい道があるんですね。小さい虫の声、草の臭がするでしょ?

 ここを通り抜けてちょっと行くと、

241195899_4389069934505474_6037303013106023305_n_convert_20210908190810_2021090822321537a.jpg

 エコプラザという難度か聞いたことが有りますが、訪れるのは初めての会場に着きました。

241628265_4389070024505465_4345112746402966113_n_convert_20210908190851_20210908223219071.jpg

 会場は閑散と見せてはいますが、係の方々は多数いらっしゃいましたよ。

 241625800_4389069884505479_4847119406954648938_n_convert_20210908190843_20210908223217f47.jpg

 持っていった書類を出して、軽い質問と確認事項がなされます。

 241535763_4389069584505509_2186027409757735769_n_convert_20210908190827_202109082232158a9.jpg

 次に隣の部屋にある、こちらに通されます。プラ板の向こうに白衣なしの医者?らしき人がいまして、再度書類の確認を行います。

 今までインフルエンザのワクチンは接種したことは?

 小学校の時黄色い紙のやつでしたか、あれ以来ですね・・・。

 わかりました、と判を押して、次に。

241621254_4389069757838825_7204437682875207902_n_convert_20210908190835_2021090822321637c.jpg

 エ?!もう打つの?早い・・・、もう少しいじられるかと思った。入ったブースには、熟女好きの店主の目がハートになるような女医さんがおられまして、もうドキドキ。椅子からはみ出すか?と思うくらい腰の幅が広い。

 そんなことに気を取られている内に、アッという間に・・・

241364862_4389540164458451_5231898566370441254_n_convert_20210908223136.jpg

 接種完了。もう少し世間話でもしたかったんですが、接種ブースから追い出されてしまった・・・。

241194289_4389069987838802_6683925927943772678_n_convert_20210908190801_20210908223208ffd.jpg

 次にここに送られ、持っていった書類を一度剥奪される。そして接種後十五分は安静にと、椅子に座らされられ、

241651255_4389069614505506_3956938303247842023_n_convert_20210908190916.jpg

 しばし、読書にふける。人のいるところで本を読むのが久々だ・・・。意外と集中できるね。これから読書には、外回りしようか・・・イヤ今はやめておこう。

 241644156_4389069807838820_6308593275270972285_n_convert_20210908190907.jpg

 そして、クーポン券を貼られたカードを持たされ、第二回目の日時を確認して、解放。

241449397_4389069497838851_4758441588617678678_n_convert_20210908190818_20210908223215212.jpg

 こちらから外へで、開始から終わりまでザックリ25分かな?会場にはもうひっきりなしに、人が来ては流れていくようにはかれていた。

 警備員さんも各所にいて、閑散ながら、意外と多くの人が動いていた、皆様お疲れ様でした・・・。


 接種してから六時間以上経って、今のところ大きな変化はなしであります、ただボーッと眠い感じはします。腕の痛みは、意識するとちょっと重い感じですかね。

 241655191_4389069697838831_9084742372222682195_n_convert_20210908190925.jpg

 最後に、もしなんか有りましたら、こちらへご連絡ください、ということです。24時間通じるようになっているとのこと。まだかけてみたことはないが、通じるのかな?回線数しっかり用意しているのかな?とちょっと疑心暗鬼だな。

 8月半ばに、保健所にかけてかからない・・・、あの恐怖心ったらないね。大事に至らないことを祈りますわ。

 今総裁選とやらで、持ち切りのようで、感染状況は徐々に落ち着きを取り戻しつつあるようなイメージですが、検査数などごまかせる数値などがある中で、店主が見ているのは、重症者数なのであります。

 この数が下がらない限り、収束はないと思っています。今小狸の学校はリモートであります。毎朝、横にいると、先生たちも勉強しているなあ・・・と関心しきりであります。

 来週からは通常授業のようですが、店主は学校と連携してあと一週間は自宅学習させようかと思います。

 やめる首相の目には明るい兆しが見えているそうです、副総理も曲りなりに収束だと言ってます。この国の責任者のNO.1とNO.2が、そんなこと言ってます。ちゃんとしたデータ行ってんの?

 まあ油断しないよう、もう少し厳し目に見ていこうと思いますわ。

何だ君は?何だそのサイズは?



 ただ今裏っ方で、ひっそりとモールトン系の自転車の再生なんかをやっているわけなんだが・・・。ある意味ここまでこぎつけた・・・。

 241568230_4386086588137142_2839893865049319007_n_convert_20210907201728.jpg

 もう何年前のものやら全く見当がつかない、とにかく古い、BBはコッタードだし。

 それをなんとかかんとか、現行品などと交換してきたんだな。

241434772_4386086691470465_3401713148749574960_n_convert_20210907201716.jpg

 シフターなんかもハンドル直付けのWレバーもんなどを使ってなんとかかんとか、

241179800_4386086518137149_2965304897832172802_n_convert_20210907201707.jpg

 チェーンの交換もしましたし、チェーンステブリッジの裏にブレーキも付けたし、リアの内装散弾なんかも何とか動かせるようになった。

 あとはブレーキレバーを結んで、サドルをあてがえば・・・、あとは細かい調整だろうな、その辺やればまあなんとか激古モールトンの再生となるんだが・・・。最後に突っかかっている、関門がある。

 これ

241179517_4386086481470486_4203735303669124622_n_convert_20210907201657.jpg

 エエとなんて書いてある?見ると、14✕13/8とあるねえ。調べてみると、エトルトでいうと288ミリとある。同じ14インチでもHEってのがあって、このエトルトは254と有りまして、この差は互換性はないわけです。

 では、この激古モールトンのこのサイズは、どこがもっているかな?と見たんだが、まあ、どこも持ってはいない。かなりマニアックなものを持っているところに当たってもない。

 14インチのHEもんのタイヤ・チューブはあるんだが、この14インチのWOものがない、ないないない!徹底してない!

 一部怪しいサイトであったが、激高なボッタクリ値段を出していたんで、手は出せなかった。魔窟に近いとこ炉、奥行きの深いサイトなども見たんだが、HEはあるがWOがない、まったくない。

 一つ上に16インチのHEもんのタイヤはある、エトルトを見ると305とある。うーん・・・かつてのタンナスというノーパンクタイヤだったかはたしかこの二つに互換性を付けていたかと思う。

 少しきつい14インチ用のタイヤを伸ばして16インチに入れる。このタンナスの形式なら、これも可能かも知れないが、一般タイヤの構造だと17ミリのズレは左右で8.5ミリずつ・・・、およそ解消されない差だろうと思われますな。


 どうしましょうね?ここまでせっかくやっているのに、最大の消耗品であるタイヤが手に入らず頓挫というのは、いかにももったいない。

 ホイールのサイズアップ・・・ということも考えなくもないが、まあ、リムを探すのが大変だろうね、ほとんど絶望的なんじゃないか?とその気すら起きない・・・。

 あとは、海外の別サイトを見るしかないな。そういうところにはあるものはあるんだが、送料なんかを考えると、嘘!っていう値段となっている。

 ただ、それがないと走れないであれば、少し多めに購入して、持ち主さんに在庫させてもいいかもしれないね。

 サー、サイトの方向性を替えて、再度探し始めましょうかね・・・。でも細かく探せばこの14インチ難民・・・結構いるかもしれないね。なら、少し多めに輸入してもいいのかも・・・なんて考えるのもありかもな。

胴長ピスト これはこれであってよし!



 レーサー的なシャープな三角にはなっていませんが。

 それはそうですね、元の車体はビーチクルーザーっていうジャンルのものですから。詳しくはわかりませんが、カリフォルニアの海岸辺りで発達してきた、砂浜対応の太いタイヤの、リアだけコースターブレーキの、スポークいっぱいありの、幅広ハンドルで、胴長だけにサーフボードもサイドカーのように設置して乗れるような自転車・・・なんじゃなかったかな?

 これをビーチクルーザーで再生するのは・・・流石に専門店でもないので、やるわけがない、当店が。どうせやるなら・・・このゆる目の胴長を使って、別の車体、まあユルーイロード風か、ピスト風にするでしょうね、ハイ。

241449880_4380183318727469_3505336183454665804_n_convert_20210905195441.jpg

 ハイ、細めの700cのホイールを前後につけてましてね。

241264677_4380183292060805_908467618863975831_n_convert_20210905195340.jpg

 リアシングルで、フロントもシングル、しかも固定で・・・ということで変速ピストとして組み付けましたわ。

241561219_4380183045394163_9080600072859385066_n_convert_20210905195500.jpg

 前はロングアーチのキャリパーブレーキを取り付けまして。

 リアはコースターではなくて・・・、

241373402_4380183192060815_4319462913898609985_n_convert_20210905195401.jpg

 チェーンステーの裏に取り付けたキャリパーブレーキ・・・。ちょっと尖っているでしょ?

241347445_4380183092060825_6959952574474310488_n_convert_20210905195351.jpg

 ビーチクルーザー的なユルーイ車体なので、ハンドルもユルーく、開いたドロップ、グラベル系?ハンドルってなもんでしょうな。

241374349_4380183402060794_823742082834434710_n_convert_20210905195413.jpg

 こんなに倒れているブレーキブラケット、持ちにくい?と思われるかも知れませんが、意外と普通にもって走れます。ハンドルも低くはないので、下ハンもしっかり握れ、ポジションについては多様なもんで意外と長距離行けるかも知れませんな。

 241499148_4380182962060838_821761771651186023_n_convert_20210905195450.jpg

 トップもユルーく長い胴長なもんで、サドルの前後は多少調整可能となりますね。

241573748_4380194178726383_8712314372878595548_n_convert_20210905195508.jpg

 いがいとかっこいい・・・かな?アメリカンバイク?的なユルさ?ホイールベースも長いので、ゆったり系ですが、フレーム自身が頑丈なので、ひどいたわみは感じませんね。

 これを多段にしたら、意外と乗れるツールング車体になったりして・・・。まあ、取りあえず、シングルで出します!

 試乗も大いに可であります!

いい加減統一して欲しい BB・ヘッド周り 新作工具で対応



 国産カーボン車体を作るボーマ。先日個々のディスクホイールを紹介したばかりですが、シーズン前にやってきましたよ。

 何のシーズン?

 シクロクロスのシーズンですね。聞くところによると、広島で10月の下旬頃日本選手権ロードレースが行われて、多分それで今年のデカイレースは終了となるんじゃないか?

 そうなると、今度は秋冬から、シクロクロスという競技の出番となります。コースレイアウトからして全くロードとは異なるので、当然車体も異なります。そのシクロクロス車をそろそろ組み付けておこう、ということらしいですね。

 こんなこと書くとシクロクロス専門の選手から怒られそうですが、かつてはこれ専門の選手というのがほとんどいなかった、ほとんどがロードレーサーたちの冬のトレーニング程度にしか考えられていなかった時代が長かったんだな。

 なので、車体も鉄のロードフレームなんかを利用してブレーキ台座を溶接したり、ありものパーツで組み付けたりと、結構裏技などが効いてメカ自身としては面白い車体が集まっていたような気がする。

 一昨年前に手伝いに行ったシクロのレースでも、その流れは脈々と残っているようで、日本では弱小なTRPなんていうのも意外とそういうところの隙間で重宝されている感じがビシビシと伝わってきた。

 ただ、これはガチの選手なんで、今回フレームは新調かな?コンポはちょっと有りもの的な感じもしなくはないが。

 で、今回の御用は、

241302155_4376308282448306_8797702864943451054_n_convert_20210904140017.jpg

 ここ、圧入式のスギノのBBが問題を起こしたという。しかし今このBBまわりとヘッド周りの規格の乱立は、どうにかしてもらいたいね。ショップをやっているこちらも即答できないものが多くて誠に困るよ。それに、マジで対応しようと思ったら、一体どのくらいの在庫抱えないと行けないんだ?ってな話になってくる。

 この圧入式のBBだが、どうも一旦外したい事情が発生したというんだな。こういうのを外すのは圧入した反対、つまり叩き出しか、圧出をしなければならないんだが。後者はまだ我慢できるが、カーボン地のフレームに、直接でなくても叩くなんてことはもう生理的にしたくないんだな!

 これも開発業者さんよ、本当マジでどうにかしてもらいたいわ。カーボン車体に叩くというような衝撃を与えなければならない施工をさせんなよ!!!あのフォークの下玉押し抜きに刃物のノミで叩かせ浮かせるようなことさせんなよ!!!

 と強くいいたいね、強く!

 でこいつは、持ち込み工具があったんだな。

241184701_4376308495781618_712923350755962329_n_convert_20210904135952.jpg

 このカップのようなもの、こいつを外す方のBBに被せて、シャフトを通して締め込んでいくと、このカップの空間の中にBBが押し出されて、静かに抜けていくという構造をしていて、それならまあ、いいか・・・という妥協点でもあるんだが、これが直では使えない・・・ということが起きたらしい、それで当店に駆け込んできたというわけだ。

 241356047_4376308649114936_160103037440797249_n_convert_20210904140043.jpg

 その理由は、カップの小ささにあった。被せても抜きたい方のBBの方がデカくてカップからはみ出てしまう、これでは視点に本体が乗っかっているので、どうやっても抜くことはできない・・・。

 ではどうするか?

 原理でいうと、このカップよりもでかいカップがあればいいということになる。でもってアチコチ探しても、そうしたドンピシャのものなどはすぐに見つかるものではない。

 ディグリーザーやスプレーオイルなどのデカイキャップなら何とかなるんだが、圧出するにはそこそこ力がかかるのでプラの軟なキャップでは力に負けて潰れてしまうわね。

 では、そのもの!でなくても、そのようができる構造のものを代わりに仕込んでやればいいといことだろう?じゃあ、アチコチのゴミなんかを集めて加工して、条件を揃えてやればいいわけだ。

 241380589_4376308175781650_6285178267141201720_n_convert_20210904140101.jpg

 幸いまだ木片はあるので、これの一部に、この手のデカイ穴を開ける。もちろん抜くBBよりもデカくないと意味はない。

 そして、あとは蓋になるものがあればいいわけだ・・・。

241365263_4376308605781607_6758681286335818837_n_convert_20210904140052.jpg

 なんでもいい鉄板があったので、その中心に10ミリ以上の穴を開けてシャフトが通るようにしてやれば完了だわね。

241475389_4376308825781585_8720155118872829639_n_convert_20210904140128.jpg

 まあ、アリモノ感満載だが、これも仕方ねえ、要は安全に抜ければいいんだろ。装置をセッティング。

241339520_4376308895781578_2373095487277604654_n_convert_20210904140025.jpg

 横から見るとシャフトもしっかり横貫通していますね。ハイ、こいつを左固定で、右ねじを17ミリのレンチで回しながら、様子を見、様子を見ながら回していくと、徐々に圧出されていく感じが伝わってくるね。

241220264_4376308219114979_4064927323370301888_n_convert_20210904140009.jpg

 ただ、やはりカーボンというのは何が正解かわからない分、気を使うわね、特に危ない力はかかってない・・・よな、でもピチッとかいったらやだなあ・・・。

 と、そんなこんな回している内に、

241393210_4376308769114924_5361887941763245569_n_convert_20210904140110.jpg

 途中確認で新作工具を外してみると、ちゃんと出てきているじゃない!よし、もう少しだ。

241218741_4376308305781637_4324503588137244322_n_convert_20210904140001.jpg

 よし、静かに外れた!これならまだいいわ。あの叩き出しの形式はマジでやめてね・・・。

 
 ということで、規格の乱立しているBBとヘッド周りはもう少し統一感を出して、選択肢を絞っていく方向で考えてくれないかな?と入っても、メーカーは独自規格を作りたがるだろうなあ・・・。

 そういう際に、いちいち、その規格にあった工具をそろれていたら、こちらも大変だ。せっかく揃えても年に数度しか使わず、数年後に規格自体が消滅してしまうなんてことは、本当御免被りたい。

 そういうときには基本になる構造を備えている工具のみ購入して、あとサイズが問題だとすれば、ホールソーなどを用意して、その都度作れるものは作ってしまう方が結果的には安上がりなのではないか?とも思う。

 ハブのベアリング抜きだって、サイズに合わせてすごい種類あるが、改造シャコマンと、各種サイズのホールソーで切り抜いた木片がいくつかあれば、かたが付くことだってかなりある。

 しかも気で加工した治具は、カーボンなどにも優しく、返っていいんじゃないか?とすら思えるんだがね。

 ある種の時代の流れかもしれないが、この規格の乱立に関しては・・・少し長丸方向に収束してほしいもんだ。

ディスクホイールのチューブラー???



 ギンギンのレーサーたちの集う店・・・というほどではないながら、たまにはこんなやつもやって来ますね。ディスクホイールですよ。

 241209739_4370900379655763_4040156324606768552_n_convert_20210902214223.jpg

 ボーマといえば、国産のカーボン系を作っているところでありましたな。軽いです、全体がカーボンでできているようで、あのギブリやアラヤのテンション系の革張り系と違って、取扱にはそこまで気は使わなくてもいいような気がします。

 さて、今回の依頼は、タイヤの交換なんだが、こいつがなんと・・・

241128566_4370900106322457_3663306906297098890_n_convert_20210902214127.jpg

 これ見て分かる人はそこそこの車歴がありますね、そうチューブラータイヤ専用のホイールなんですね。ある意味店主になどは当たり前なんですね。

 というのも競争で使うホイールには、今でもチューブラーだろう・・・とどうも思ってしまいます。今クリンチャーも大部良くなってきているといいますが、いいクリンチャータイヤって、ヤッパリチューブラータイヤにどこまで近づけられるか?なんてところが開発ポイントでないの?と思ってしまいますね。

 なんか今、レーサーに25ミリとか28ミリクリンチャーを履かせるのが一般になっているようなんだが、古い店主などはどうも違和感でしかない。

 なんでそのサイズがいいの?というとグリップが安定している・・・というようなこと聞きますが、ならチューブラーにすればいいのに、なんて思ってしまう。

 まあ、古い人間は絶滅すればいいのかもしれませんが。

 未だにトラック競技のホイールにはほとんどがチューブラーなんじゃないかな?ロードはどうなんだろう?クリンチャーがメインなのかな?

 ただ、昨日紹介した新作デュラーエスのホイール。キャリパーバージョンのホイールはチューブラー仕様だぜ!何を時代遅れを?!とか、シマノがマジで逆張りし始めた・・・のか?理由はわからないが、ただ、競争用ホイールにはチューブラーのほうが・・・いいと今でも信仰しているんですねえ、なので、このシマノの対応には少し嬉しかったんだな。

 ただ、レース車体を管理する方からすれば、クリンチャーは楽ちんだわね。その分チューブラーは大変だよ・・・。

 本来はリムセメントという接着剤でやるものだが、最近では両面テープで貼り付けるものも増えてきた。これも両面テープものだね。管理はテープが楽・・・。なので、チューブラーも体験してみようか?という人は、まずは両面テープもんでやってみたら?

 糊でくっつけているので、それは力ずくで剥がす。

241249866_4370899902989144_428178890020109604_n_convert_20210902214240.jpg

 ベリベリっとね。それがセメントや両面テープの状態によって、大部変わってくる。その辺も、経験積むことでタイヤとホイールの接着力のなんたるかがだんだんわかってくるもんだ。

 241271242_4370900399655761_4479255341932567714_n_convert_20210902214248.jpg

 剥がしたあとのリム。このようにテープやセメントなどがこびりついている。セメントの場合はこれを外せばいいというわけではないというのが難しいところ。どのくらいの接着力が残っているのかによって、完全剥がし、または、場合によってはそのまま装着、少しセメントを足して装着などと判断しなければならない。

 リムテープの場合には、ほぼ完全剥がしだね。テープの厚みを残しておくとその厚みでホイールの真円が壊れてしまうのでね。

 241082983_4370899979655803_8739293498111033648_n_convert_20210902214057.jpg

 テープの場合には、手で丸め込むようにして根気よく剥がしていくが、このように残ってしまうところが当然生じてくる。その際には、

241100293_4370899782989156_1117576250601035679_n_convert_20210902214104.jpg

 こういう先の丸いナイフで、物理的にこそげ取っていく。もちろんこんな工具などないので、自分で作ることになる。ガム剥がしのようなヘラをこのように加工して作る、中にはバターナイフ何かを加工する人もいるらしい。

241142124_4370900149655786_8422513115771294222_n_convert_20210902214135.jpg

 こそげ取るといっても、リム自身に傷は付けないようにしないとね、カーボンはどこが強くて弱いかわからないからな。

 241202025_4370899592989175_7729289778491642612_n_convert_20210902214207.jpg

 まずやる気になれば、このくらいにはなる、手に持っているのはリムテープの残骸ね。これで良し!ではない。

 ここにだ、

241204486_4370899402989194_6956730567426354581_n_convert_20210902214215.jpg

 紙やすりなどをかけて、足付けをしていく、塗装みたいだね。これを一周させて、それで良し!ではない!

241332239_4370899739655827_4687498062651752640_n_convert_20210902214257.jpg

 ホイールには削れがカスがついているので、脱脂も兼ねてシンナーで徹底して拭いていく。

241109180_4370900036322464_443299273188367920_n_convert_20210902214120.jpg

 カーボンリムはいわば、墨のようなもんなんで、こうして拭っていくだけでボロ布には靴墨がついたようだ。この靴墨が出なくなるまで、よーく!よーく!拭いてやることだ。

 もうキュッキュッという音が出るか?というくらい脱脂する。

241188774_4370900329655768_6064602928740378629_n_convert_20210902214159.jpg

 で、これがリム用の両面テープ。こいつを一周巻くように貼ってやる。

241239600_4370900302989104_7167380206138041417_n_convert_20210902214231.jpg

 そして一部のセロハンを剥がしておく、耳のように横に出しておくのね。

 そこに、

241160966_4370900212989113_6947875910810426483_n_convert_20210902214143.jpg

 少し空気を入れたチューブラータイヤをホイール全体にかぶせてセッティングする。いいタイヤはセットしただけでセンターが出るが、そうでもないものは、ここでしっかりセンター出さないと走行性能に問題出るね。

 そして、空気を入れてタイヤでホイールを締め付ける。

 241076712_4370899566322511_9175221742568106778_n_convert_20210902214049.jpg

 そして先に出しておいたセロハンの耳を引っ張ってやることで、中のテープを両面テープにしてやるわけだ。

 それから、再度適正空気圧を入れることで、タイヤを両面テープに圧着させるというわけだ。それにて完了!

241356945_4370900249655776_5188720618874486777_n_convert_20210902214306.jpg

 こんな感じですね。リムセメントでやる場合、ここからまたはみ出る余分なセメントを取っていやるなんて手間もかかりますが、リムテープはその分ずっと楽だよね。

 ただし、接着力ということになると、リムセメント!断然リムセメントということだ。

241184772_4370899866322481_5038325233598330555_n_convert_20210902214150.jpg

 ハイ、完成・・・これ見てやっぱりクリンチャーでいいや・・・と思った人がいたら・・・、ブログの作戦失敗かな?まあちょっと面倒だが、思ったより楽そうなんで、チューブラーやってみよう!と思う人が増えるといいなあ、と思うがどうかな?

 でもまあ、古い人間の戯言として聞いておいて欲しい、ロード乗りなら、固定ギアに一度は乗りなさい!ロード乗りなら一度はチューブラー乗りなさい!

 ということだ!

新デュラエースが登場だとさ!

新デュラ

 一年遅れ・・・かな?本来なら、本来なら2020年に東京五輪が行われて、その際の発表のはずだったんじゃなかったかな?

 その時の店主の予想が大部外れました。

 今回は9200というそうですが、店主はてっきり10000番ということで、デュラエース・XTRの統合コンポとして発表されるんじゃないか?なんて思っていたんですな。

 片方でロード、もう片方でマウンテン、その間のグラベルと言うような、グラデーションとしてコンポを考えるんじゃないか?なんて勝手に思っていたんですね。

 別にヤマカンなんですが、ロードコンポがなんだかマウンテンと区別がつかなくなって来ているところから、そのくらい度肝抜くようなコンセプトじゃないと、なかなかスラムなんか出し抜けないんじゃないか?と思ってたんだが。

 結構大人しく、9200ということで出たらしいですね。

 dura_convert_20210901153055.png

 オオ!今年の10月1日世界同時販売だって!!!待ってました!という方どのくらいいるんだろう?

 もし、ご希望の方がいるようでしたら、当方にメール一本いただければ、手配します。ただ、取れてせいぜい三セットぐらいが限界でしょうね。

 もう一つヤナ予感が外れたとすれば、キャリパーブレーキは作ってくれるようですね。ただし、ひとつ前のコンポとほぼ同じ、なんだと。ダイレクトマウント版もあるんだと。

price_convert_20210901153107.png

 あと、機械式のワイヤー引きのシフトが消えるとか、つまりオール電動シフトに代わるんだとさ。STIは無線ということで内部にボタン電池搭載するということで、少し太くなるんだと。

 バッテリーはピラー内に入れて、そこからフロントメカと、リアメカに配線ということだ。

 あと、コンパクトクランクも用意され、嬉しいのは最短で160ミリクランクを用意してくれているらしいよ。12速になったらしいが、11-30と11−34のに種類しかスプロケがないんだと。

 ハブなんかも作っているのかな?ラインナップには全く見えない、ないんだろうなあ、多分。

 見た目は大して違いはないそうだ。12速になったくらいであとはマイナーチェンジ・・・レベルかと思ったら。

 実際乗ってみた人のインプレなどを聞いてみると、変速効率が非常に上がったということらしいよ、他社の電動コンポがかわいそうになるくらい、素晴らしいらしい。

 あと、これはTRPのテクニカルサポート店としては触ってみたいところだが、ディスクブレーキの引きシロにまた工夫がでてきて、いると。キャリパー的な余裕が、出てきて違和感がなくなってきている、ということだね。

 派手で、これでどうだ!という見せ所はないが、地味だがスゴイ!さすがシマノ!だからシマノ!という堅実さに好感が持てるそうだ!

 メカニックとしては、最後に触れたように、油圧ブレーキの引きの問題、これは店主が一番こだわりつつ、TRPのディスクにも色々と試して、何とか・・・というところにまで持ってきた、引きシロ問題ね、これがどんな解決のされ方しているのか?見てみたい・・・。

 その他は、まあ、いいですね、自分が使うことも金輪際ないと思いますしね。アルテグラは触る機会はあるかも知れないが。

 ということで、完全レース機材として開き直られた感のあるデュラエース、またはアルテグラ・・・、使って見る価値はあるそうだ・・・、足と相談して、ご興味あれば、店主も怖いもの見たさに、発注のお手伝いいたします!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター