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グラベル専用車とやらを洗車してみる |
![]() 水道水が冷水に感じられる季節となりましたな。この手の洗車にはつらい季節でもあります。と、12月になって気づけばもう半分・・・、あと二週間で色々あった今年も終わるのか・・・。 この車体グラベル専用車ということだ、だから汚れている、泥道行くんだからね。で、これが走っている勇姿というのが、これ! そう先日紹介した、メキシコ野郎の動画ね。これ見ると、世界にはグラベルのほうが向いている地域の方が断然多いんだろうなあ、と感じる。 近くはモンゴルなんていいんでないか?なんて思うんだが。 ![]() 彼の話はなんとも面白い。体験もさることながら、話者としても非常に面白い。将来は二郎さん(欽ちゃんとコンビだったね)のようになるんじゃないか?と思えるくらい、話芸も優れている。 メキシコなんて、まあ日本とは真逆のような適当な国だろう?ある意味日本も相当適当になっては来ているが、おおらかさのない適当さは実に腹立たしいんだが・・・。 勿論メキシコはある意味非常に過酷だと思う、でもその中で非常にたくましく生きている彼から学ぶところは多いと思うね。 そんなわけで、彼が帰国する前に、お話会食会でもやろうか?なんて思っていますんで、その際には是非、興味ある方は参加していただきたいと思いますね。早めに集まってみんなで餃子包むとかいいかもなあ・・・。 で、この彼がこのグラベルを手放すというので、ちょっと洗ってみたんだな。 ![]() ヒー手がちぎれるかと思うくらい冷てーな。でもまあ、少しはきれいになったんで良しとしよう。 で、こいつなんだが・・・、 ![]() 天下のスペシャと来ている、カーボン車体だ。かなり本気なグラベルらしいぞ、ちょいと拝見してみるか? ![]() やっぱスラムが付いている。前シングルというのは今風だな。 ![]() まあ、当然ディスクだわね。勿論油圧に決まっている。 ![]() シングルだけに、超ワイドなスプロケが付いている、これも想定内だな。そこで再度いうが、この手のワイド過ぎるスプロケの調整する際には、ハンガーの曲がりをトコトンチェックすることだね。 もう今までのロードレーサーでの常識は通じない。今までは、事故に近いような衝撃が車体に加わらない限り、エンドハンガー修正なんてしなくて済んだんだが、今はもう、初めからハンガー修正をしてもいいかと思うくらい、この辺が微妙になっている。 ![]() まず、カーボン車体を守るためにハンガー自体が弱く作られいてるように思えますね。ヒューズといった人がいるが、まさに本体を壊さないために、自分が犠牲になるという感じ。なので、ハンガーは余分に買っておくことをおすすめします。 そしてスプロケの歯数がデカイので、ハンガー中心の少しの曲がりが周辺では大きくなって、変速に影響するなんてとこだろうな。 またグラベルという競技からしても、落車だ、地面との接触などで曲がりやすいだろうな。 こいつも、正確にはかると、相当曲がっていた部類だと思う。それを修正して、ワイヤーの張り直しをして、手渡しには支障がないようにしておいた。 ![]() ハンドルも操作性の幅広と、ドロップの組み合わせという、グラベル特有もの?が付いている。 ![]() これがブレーキ兼シフターのダブルタップ。突き出し部分は、 ![]() こうした握りにも対応しているんだろうね。 ![]() フーン、これがグラベル向きのタイヤなんだ、太くて、スリックとは真逆だね、所によってはブロック?でも舗装路があるとなると、この手なのかな? ![]() フレーム見ると、このヘッドは独自らしいね。 ![]() なんとこの首の部分にサスペンションが仕込んである・・・。なんかキャノンデールでも散々こんなのを見たが、長く乗るには、こうしてメーカー独自もんは危ないね。 壊れて交換部品を欲しても、もうありません!でもって、走行不能になる可能性があるんでね。 それと・・・・、 ![]() スペシャもそうだが、キャンデール、タイム、ルックなど、山っ気のあるというか、実力?のあるメーカーが、ヘッド周りやBB周りを独自規格にしたがる・・・、ここも気をつけたほうがいいな。調整法がすぐにわからない、というのは、利用者とメーカーの間にある店主らにはちょっとというか、時には大分面倒なんだな。 まあ、そういうところで独自色をメーカーとして打ち出したいという気もわからなくはないが・・・。 ![]() これがほぼ先端を行く本気系グラベル車体なんだそうだ。 鉄系や、ちょっと古めのアルミマウンテンで組めないかな?と考えたりして。 最初に購入した人は、メキシコを代表する自転車選手だったらしい、それから一度の落車もなく、山田氏経、そして次は誰の手に渡るんだろうか? まだまだ、ガンガン乗れる車体!エ?もう次の人が決まっているの?何だ・・・。でもまあ、そういうことだそうだ。 彼を囲む、メキシコ珍生活話会につきましては決まり次第、お知らせします! |
実用車の管理は共同で 隣駅の娘っ子 |
![]() なんか変わった自転車を好む娘っ子が、隣駅の東伏見近くにいるらしい。まずはへし折れてしまったサドル、これでは座れないので、まずはサドルから。 と、暫く乗っていないので、タイヤイ空気も入っていない、その辺もよろしく、ということで置いてかれた。 実用車・・・、もう絵に描いたような実用車なもんで、サドルといえばもう革しかないだろう、ということで、在庫ものを取り付けたんだが、これがまた良く似合う。 ![]() ネ、スゲー自然でしょ。よく似合っているわけだ。 この手の典型的な自転車は今までいじってきた経緯はあったが、まあ、材料、消耗品が手に入らない。今回はチューブ交換をしたんだが、 ![]() チューブ自体は現行品の26×1 3/8のものが使える。そしてこの特殊なタイヤ、何が特殊って、こいつはリムテープいらず。通常ならスポーク穴を閉じるためのテープがいるんだが、こいつはいらない。 なぜか?そのテープの代わりをするもんが、このタイヤに付いているからだ。俗にいうベロ付きタイヤというやつね。チューブを包み込むようなヒダが付いているんだな、こいつがスポーク穴、またはスポークの頭の上に敷かれるので、チューブが傷つくことはない。 そのヒダがあるから、通常のタイヤのはめ方でははまらない、同じく外し方もね。相当しつこいこれは経験がないと中々できないだろうね。思い出しながらチューブ交換したよ。 このベロ付きタイヤも入手できるところはある、それはそれでいんだが、問題はこいつらだ。 ![]() このスポークのようなロッドブレーキのロッド?ていうの?こいつはポキンと折れることがある。店主の小学校時代の自転車はこれで、何度か折れて交換したんだが、これ在庫している問屋がそんじょそこらにはない。 ![]() そして、この引き上げ型のブレーキシューもそんじょそこらにはない。こいつはリムを今もんに替えない限り、この角度で引くブレーキシューが必要になる。タイヤほどではないかもしれないが、こいつも立派な消耗品だ。 その対策としては、乗り手自身が、この手の消耗品を何処から探して、確保しておくことだね。 あと店側としても、この手の乗り手と契約してだ、この手のものを店独自に確保しておくことだね。どんな契約か?ってことも大変だね。 それと、もう一つは、現行品で代替できるものはどんどん替えて、消耗品の入手を簡単にするという手。 こちらの記事でかつてやっていたものだ。モロ実用車を待ったう別モンに変えてしまったやつだ。 ![]() この何の変哲もない実用車が、 ![]() ホイール前後が全く違ったもんになっている、それだけじゃあないが、このくらいやったら、暫くは末永く乗り続けることができるだろうね。消耗品の確保に心配はまったくないからね。 ということで、この手の旧車を乗り続けようという人は、それなりの覚悟が必要になりますね。自転車屋任せにしていたら、新車に替え買いさせられる方向に持っていかれるでしょうな。 だって、部品がないんだから、もう乗れませんよ・・・というそれ一辺倒に持って行かれるだろうな。 そうならないよう、対策取りながら乗りましょうや。 ![]() ああ、出たコッタードクランクだ。これも持つところまでギリギリ持っていって、最悪の場合は、上の現行品自転車じゃないが、今もんのクランクに交換できればその後憂いなく乗り続けられますな。 ![]() で、乗り心地なんだが、これがいい。多少重いが、適度に柔らかいさすが荷物車だ。このオフセットのフォークも乗り味に相当影響しているだろうね。 ![]() とりあえず、これで戻して、後は乗りながら作戦ねって、継続を考えようということだな。 いや、それでも懐かしさも兼ねて、試乗と称して暫く乗って遊んでいたなあ。楽しかった、そしたら・・・、乗った姿を見て愕然・・・、一番今の店主に似合っている車体って、こいつなんでないの?と思わず写真撮ってしまったよ。 ![]() 老醜も隠しきれなくなってきたが・・・、この貫禄といいなんといい、この車体がドンピシャだわね。40年前の天安門前を走っていた、中国人そのものみたいだ・・・。 |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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