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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2022年07月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

エコーレコーズさん 栄転 都心で勝負! 9月から! 空き店舗募集!



 鉄箱横の鉄箱Ⅱ、空いてからというもの内装を大分変えたんですねえ、エコーレコーズさんが来るというんでね。

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 断熱処理して、結構手をかけてここまで持ってきたんですよ。しかも、外の歩道から直接入店できるように、窓を下空けて、出入り口まで作ってね。

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 おかげで店舗建物としての価値も上がったというわけで、

 昨年8月より!ちょうど一年前ですね、

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 エコーレコーズさん開店!となったんですが・・・。しかも!

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 コンブレコードさんというパートナーも引き込んで、規模も営業形態も徐々にレベルを上げて、もう順風満帆なわけでありました。

 狸サイクルに閑古鳥が泣いていても、エコーレコーズさんの所は大盛況なんてことも大分ありましたね。

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 順風満帆どころか、二年後にはどちらが大家か?もしかして立場が逆転していたりして・・・なんて思うこともありましたな。

 その勘があたった・・・。

 エコー・コンブレコードの規模が当店内ではもう収まらなくなってきたということに・・・。中古レコード店の人気店ニアッという間に登り上がってしまったわけなんですね。

 そうなると、勝負時が向こうから来たということで、なんと当店内レコード店としてたったの一年でもって、なんと神田に移転することになったんです!詳細はまた追ってお知らせしますが、あまりの急転直下に、驚きも飛び越してしまった。

 前は急げということで!なんと8月いっぱいで移転完了ということなんで、あと一月の当店内営業となります。

 神田といえば、古本で有名で、文化的には大変向いている所なんじゃないか?と思いますな。よかった!よかった!

 ということで、9月から鉄箱Ⅱはまた空になりますので、入居希望者、なんか面白いアイデアをお持ちの方は、ドシドシ募集しますので、お知恵等、色々おかしください!

 さあ、明日から8月だ!!!
 
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700c固定ビーチクルーザー?



 これまた変な車体の紹介となりますな。ものはビーチクルーザー系の自転車なんだが、各パーツがもうめちゃくちゃだ。

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 フレームが、というかパイプの形状がユニークですね。

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 やはりホイールベースが長いとどうしても古典的なバイクに見えてしまうな。

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 ただし!ホイールはなぜか700Cがついている。

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 リアも700Cのシングルハブで、なんと今は固定ギアのセッティングになっている。ひっくり返せばフリーもついているのでご安心を。で一見リアのブレーキが見当たらないが・・・

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 シートステー裏にしっかりついているのでご安心を!

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 当然前シングルで、チェーンカバーがない、などかなり当店色が濃くできているね。

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 ハンドルは開き気味の当世流行りのグラベルも行けるドロップハンドルを付けてみた。特に意味はなし、なんとなく、つけてみようという程度・・・なんだな。

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 相当開き気味なんで、これで戦闘モードには入らないだろうね。

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 ということで、走ってみると、意外と面白い。平地気味のところならそこそこ長距離もこれで行けるね。かたくはないが踏み方によっては前に進む。不思議といえば、不思議な自転車ではあるな。まあ、見た目で圧倒してやろうというようなタイプの人にはいいかもね、そこそこ大柄で、性格も少しオラオラタイプの人に合っているかも知れないな。

 自転車がライダーの性格まで指定してしてくるなんて・・・。試乗可能なんでオラオラさんよ!待ってるよ!


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イヤー暑い・・・猛暑だよね 31日シャワーとプールにおいでなされ!カッパとビキニの美人が待ってるかもよ!

ビーチクルーザーでハーレー気取りのはずだった・・・



 アメリカの西海岸あたりが発祥なんでしょうか?ゲーリー・フィッシャーさんが、ビーチクルーザーのフレームを利用してATBを作ったなんて聞いたことありますので、マウンテンバイクよりも古いんでしょうね。

 ホイールベースが長くて、重くて、とてもキリッと走るタイプの自転車ではありませんが、ハーレーを生んだ国の自転車といえば、そう見えなくもないですね。

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 ハンドルは何度か変えましたが、なんかこれに落ち着きました。もともとハーレーなんか意識した自転車って作れないかな?と一時は高井戸にあったハーレー屋さんと取引をしたりとかね、色々やりながら根付かなかったんですが。その時の一台がありますね。

 それなりの雰囲気ある車体です。

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 この辺のタイヤの太さなんかは、初期のバイクを思い出しますね。

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 リアホイールですが、コースターブレーキの構造をしています。ペダルを後ろ回しにすると止まるという形式で、これに慣れると、レバー式のブレーキをほとんど使わなくなります。

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 なので、リアにはキャリパーブレーキは付いていません。

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 フロントのみキャリパーブレーキがついています。レバーも片方だけね。

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 シングルギアで、チェーンガードもついています、当店者としては珍しいですね。

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 スピードでもなく、軽さでもなく・・・一体何を求めてこうした車体に行くのか?それはもうこいつの持っているなんとも言えない雰囲気なんだろうなと思いますね。

 これの後輪脇に大きめの革のバッグなんかを取り付けて、通勤に使うなんて言うのもありだろうな、そのライダーの衣服は革ジャン?自営業?どんな格好の人が似合うんだろう?

 そういう視点から考えると、まだまだ車体の持っている可能性というものが開かれてくるかも知れません。入り口は多くあったほうがいい、そして多くの人が通過できるように・・・。

懐かしや ユーラシア グッとくる人・・・いるかな?



 BSの名車・・・だろうな、異論もありそうだが、今はないという意味でも名車としておきましょう。ユーラシアがやって来た。

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 できるだけ、店主の趣味を廃して、そのものに沿ったであろう再組付けをやってみたんだが、欲しい方いるかな?

 このトリプルのクランクも渋い。Qファクター問題では苦手なんだが、ここまでトリプルが排斥されてしまうと、一台くらいトリプルであってもいいかな?とすら考える。しかも・・・

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 前トリプルだと、今風のバカでかいスプロケは使用しないですむ、ということは、あのマウンテンかよ!を思われるようなロングゲージのディレーラーでなくてもいい、という見た目のアドバンテージは少なくないよね、と古い人間などは思うかも知れない、店主も少し、そう思う。

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 泥除けは必要ない派としては、ここは黙認としよう・・・。

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 効かないブレーキ嫌だ派の店主ではあるが、ここも黙認・・・。これは乗る人が決めれば良いな・・・、今のカンチで効くものはあるんでね。

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 まあ、これも仕方ない・・・というか、郷愁と一緒に乗りたい人向けというのであれば、これも大いにありでしょうね。そのためにこのまんまにしておいた。

 もし、イヤ、もう手元変速でないと危ない、とか安心して乗れないとか、シフトチェンジは頻繁なんで・・・という方は交換すればいいわけで、それはそれなりの変なノウハウは、当店にはありますぞ!

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 ハンドルはこれでしょうということで、上引きのクラシカルスタイルな現行品のブレーキを取り付けました。ヨシガイさんには感謝ですね、見た目はレトロでも、かつてより何処かより効くような、より使いやすくなるような工夫がされています、きっと・・・。

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 このエイドブレーキがなんともいいんです。これは本当ダラダラサイクリング向き。サイクリングというよりダラダラサイクリングね。ポダリングよりももう少しサイクリングより・・・なんて適当な定義をしたりしてね。

 一定の長距離をダラダラと走るには、もってこいだろうと思います。格好も何でもいいよ。ちょっとスポーティーでもいいし、秋以降なんて継ぎ当てのある杉目(ヘリンボーン?)のジャケット羽織って、足回りにちょっと眺めのストッキングなんかだと遠目ちょっとニッカポッカにみえなくもない、そのくらいでちょうどいいかな?

 自転車のと服装の関係は、実は掘れば掘るほど非常に深く、無尽蔵に近い質量があると思うんだが・・・、二十年前ならテーラーであった店主の親父殿とコラボとかやっていたかも知れないね、それはもう今や昔となってしまった。

 なので、服と自転車両者への造形の深い方々に、任せるしかない。

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 ということで、スポーティーにも、カジュアルにもどっちに転んでもその人の人生が付いてくるような自転車・・・試乗した方歓迎!170センチ以上の方かな?

 お待ちしています!


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 この7月31日は猛暑中の猛暑なんだと!プールもシャワーもあるよ!みんなカッパになろうぞ!
 カレー、焼き鳥、麻婆豆腐、冷やし麺などあるよー!!!

センサーの選別 ディレーラー交換



 ウーバーだったか、出前系だったか・・・、仕事の最中にリアディレーラーがぶっ壊れた・・・ということで狸ピットに入ってきた。

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 ルイガノのクロスバイクを改造したもので、今や働く自転車となっている。

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 変速の調子が変だと思っていたら、チェーンを巻き込むように跳ね上がって、ホイール内に引っ張られ、もう走れなくなってしまったということで、当店にやって来た。

 外したディレーラーね。チェーンに引っ張られ、変形し傷だらけだ。

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 本体はもう曲がりまくりで精度はないので、とりあえず外して、別のものを取り付けることに。

 何すんべー、と手の届くところにあったものを取り付ける。

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 シマノクラリスのディレーラーがあったので、取り付ける。そして問題はシフターとの相性だ。

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 シマノが引きシロを大分変えたのが・・・何年前かな?そのために、シンクロ互換性が大分変わってしまったんだな。改造などをする当店からすると、大変迷惑な改定だったんだが・・・、まあ慣れるしかない。

 しかも、サード系のパーツが入ってくると、面倒なんだが。ただ、サードは必ずファーストセカンドとの互換性に寄生するんで、なんとかシンクロする道もあるんだな。

 で、今回はシンクロがうまく行った。ということにしておこう。まあ、色々癖はあるからね。

 ただ、ホイールにディレーラーを巻き込んだため、スポーク損傷が発生し、ホイールに触れが出た。それを適度に丁寧に取ってから、元の自転車に戻して、試乗させる。

 なんとか良かったみたいだった。

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 とりあえず、応急プラスαでもって、再度街道に戻す。今日も暑いので、宅配サービスは好調なのかしら?

 さて、このお兄さん、あのオカメインコ君であります。サーリーのフレームで組んだ、ツーリング車で、日本一周を考える。

 来月頭ぐらいから、出るという。旅の途中のブログや、映像の公開もするというので、適宜このブログにて、紹介していこうと思います。

 皆様も、往年といいます、温かい視線を送っていただけたらと思います。

 ある珍しい植物を持っていくという、自転車に観葉植物をのせるの?

 さあ、何考えているやら?ただ、自転車界もこうした全くの畑違いの人が、全く異なる種子を巻いてくれるところから、始まる・・・と考えると。

 自転車を自転車屋から開放してやれば、また、違った自転車の可能性も見えてくるんじゃないか?と思う。

 店主の歳からしてそれを目に焼けつけることは叶わないとしても、次の世代がそこを利用して生き生き生きていけるように、多少考えないとね。

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※7月末日にはシャワーの会、プールの会です。カッパやビキニの美女が来るかもよ!

7月末日 プールだ!シャワーだ!DJだ!イベントのシャワーをつける



 通常シャワーヘッドというと、浴室で使うものがほとんどだったね。それでは意味はない・・・。あの公共施設で使われるシャワー、手の届かないところからバシャー!ットでてくるあのシャワーヘッドが欲しい。

 大分探したが、なかなか見つからなかったんだが、なぜかヨドバシカメラが持っていた・・・。変なの・・・。

 そして送ってもらったんだが無造作に送られてきたのがこれ・・・まあ、頼んだものが来たんだが、本当それだけのものが来た。これを何処にどう取り付けるか?は買った人が決める、当たり前だが、それだけにあとはご自分で、ということになる。

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 もう少しでかいヒマワリでも良かったんだが、まあいいだろう、この無愛想さがいかにも公共シャワーヘッドという感じだ。

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 これが水道の規格ものなのね、すでに鉄箱に水を引いている身からすると、なんとか作業感が付いている、フムフム。

 さて、これをどう取り付けようか?そういうときはホームセンターへ言って、数時間彷徨しながら、徐々に固まっていくアイデアを形にしていくのがいい。

 まずは板に取り付けよう、その板を店のどこかに取り付けることにします。大体目星をつけたところの寸法を測って、

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 この板を使います、というか、この板しか使えません。厚み9ミリもの。これより薄いとスペーサーがいるし、これより暑いと取り付けはほぼ不可能となります。

 たまたまあったこの板に助けられた。

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 ハイ、当てる場所に合わせて切り出す。そして、

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 ホールソーで、20ミリの穴を開けます、ここにシャワーを通すためのね。

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 予めホームセンターで25円で購入したワッシャーを挟んでシャワーヘッドを通します。

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 裏からみるとこう、これをナット系のもので締めることでシャワーヘッドが板に固定されるということなんですな。

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 表と同じく25円のワッシャーを挟んで、締めるんだがその締めるナットの役をするのが・・・

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 上の金具、ただのナットではなくて、L字型の延長パイプなんですね、これにパッキンを入れて締めることでシャワーヘッドを固定する。ここでなんで9ミリのいたしかダメか?ということの答えになるんです。

 このナットの代わりをするL字パイプはパッキンを適度に圧縮することによって水漏れを防いでくれるんです。それをしめすぎるとパッキンが割れ、またゆるすぎるとパッキンの役をしなくなる、締め過ぎもゆる過ぎも水漏れの原因になってしまうんだが、そのちょうどいい塩梅にしてくれるのが9ミリの板、ということなんですね。

 水作業の難しいところであります。

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 ステンレス製でよく出来ているが、それ自身重いものではないので、この程度のナットでちゃんと固定が可能なのだ。

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 L字パイプの下には、ゴムホースと直結できるアダプターを取り付けた、これで水は通るはず。

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 これが水道側のメス、これをかぶせることで、水漏れせず、着脱が簡単になるという仕組み。

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 外屋根の縁に取り付ける、何処にあるか?

 近づくと・・・

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 こんな感じね、いかにも公共シャワーという感じでしょ?この佇まいを欲していたのだ。

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 蛇口をひねると、当たり前だが水が出る!でもちょっと嬉しい・・・。イメージ通りだし・・・。

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 まずは実験という名のいたずら第一号!ちゃんと洗えました、当たり前か・・・。

 イヤ、フルチン子ガッパ共のキャーキャーいう声が聞こえてきそうだ・・・、本来なら現かつかつてのギャルたちのビキニシャワーを狙ったことになっているんだが・・・、まあ、蓋を開けてみないとわかりませんな。

 Screenshot 2022-07-26 at 16-50-58 狸サイクル&狸市(@tanukicycle__tanukiichi) • Instagram写真と動画

 ハイ、どうなることやらのイベントですが、まずは準備着々なのであります!

メイトの完成へ!最後のミッション



 あのメイトでございます!最後の仕事を残していましたが、それやります!

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 メイトはデカイ。何から何まで規格外なんで、自転車のパーツが即付くことはほぼありえない。なので、色々やる必要があるんですね、当店の職種が動くところなんであります。

 この幅のデカイ、荷台・・・こいつに子載せをつけたい、ということで、アダプターをみることに。

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 こいつを左右から荷台に噛ませて固定するというんだが、幅が広すぎるため、金具がかからない・・・、通常だったらそこで合いません・・・で終わりにするんだが、まあ当店は少し観察して、できる路線を探す・・・訳であります。

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 つかみの金具をすべて外して、角度を変えながら、あの幅広荷台を掴めるようにしてきます。

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 掴みきれないので、幅を広げる・・・という加工を何度も現物合わせをしながら決めていきます。

 広げて掴みが浅くなると、トルクをかけると金具が外れます・・・、外れないように、その加減を探していくことですね。

 なんとか見つけることによって、8本のネジで固定します。

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 この櫓が取り付けられることによって、この櫓自身に子載せかごが食いつくという構造をしているんですね。

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 凛と取り付けが可能となっていますね。

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 しっかり両サイド掴めていますね。

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 さて、これにてミッション完了。さて走ってみますか?

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 鍵をさしてエンジンをかける?ようなことすると、5段会のパワー調整があるようですね。これは1段階。それが・・・

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 5なんてしてしまうと、人格?車格?が変わったような強力なアシスト作用が発生し、怖いくらいですよ。ズズズズズーット引きずられるようなモーター力にちょっと焦ります。

 慣れが必要ですね。幸い、

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 油圧のよく効くブレーキがついてまして、かつ

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 重量のある車重を支えようとする本格サスつきフォークがありますので、急ブレーキかけてもなんとかなりますね。

 ただ、スピードと制動については、何度も試してよーく慣れたから使用することをおすすめしますね。

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 これにて、カゴ付け、両足スタンド付、子載せ付け、三点依頼全て完了であります!やはり、大変といえば、大変だ!!!

今月、7月末日、31日 当店イベント行います!来てねー!

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 お暑うございます!暑い日は熱い!暑くて、熱くてたまらないですね。

 今年は6月の下旬ぐらいに早々に梅雨が開けたということだった、そしていきなりの熱波で、イヤーまいったなあという状況でしたね。この熱波が来る二週間前の夜には、まだ薪ストーブが働いていたんだぜ・・・。

 ただ梅雨の方も簡単に終わっただけではなかったらしい、途中涼しい日も来て、助かったりもした。水不足でもないらしいし、なんとも掴みどころのない展開だね。

 店主は実は、今時分の雨の中を走るのが好きと言う癖がある。梅雨時の雨なんかもいいね。まず寒くないので、濡れても構わない。そして、梅雨の雨に風はない。真上から垂直に水が落ちてくる。暑くはないし寒くもない。朝からダラダラ、いつ止むともなく降るあの雨がいいんだな。

 そういう雨の日には、人は外に出ない、極力出ない。となると外には人はほとんどいない。ちょっとだけ、世界に自分一人だけ?といういい孤独感の中を走ることになる、それもまた良い。

 そういうわけで雨が降ると、嬉々として、寄りたいところがある、それがここなのだ。

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 どこぞの古民家の庭なんだが。
 
この雨に潤っている緑がなんともいいね。手前がなんと、蓮だよ。

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 仏教では特別の華らしいね。泥の中から、こうした華が咲く。暫く見ている。そして雨だともう一つ楽しみがあるのはこれ。

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 雨水が蓮の葉に溜まる。葉の一番の窪みに水が溜まる。ただし、溜まるところしか見えない。葉の方方に雨水が当たって流れてこの溜まりにはいるかと思いきや、そうではない。その流れのような葉の上での水の移動は見えないのだ。

 聞こえるのは葉に水の当たる音だけ。そして見る見る大きくなる水溜りだけ。そして、ある一定以上の大きさになると、その水の重さで葉が傾き、タラーリと糸を引くようにたまった水が下に落ちていく。

 梅雨の雨はその量を変えずにほぼ一定に降る。だから、水溜りも一定のペースで形成されていく。だから、水が下に垂れる間隔もまるで水時計のように一定のペースで落ちていく。これはつい時間を忘れて見入ってしまうのだ。

 その間通りには誰も、車一台通らない。

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 人は住んでいるようだが、裏には打ち捨てられているような桶があって、清水をたたえている。蚊に邪魔されなければいつまでも見ていられるんだな。

 雨は嫌だ・・・という話は聞くが、今の季節カンカン照りの中にいるくらいなら、雨の中のほうが断然いい。

 そしてそろそろ、梅雨的な雨は終わりに近づくだろうね、そして代わりには強風を伴う台風の季節の到来だろうね。

 さてさて、その前にはあと一月半は酷暑が続くだろうという、嫌な予想が成り立ちます。

 そういう中でどうします?暑気払いしませんか?というので、イベントです。

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 これ、最初はプールを作って水着のギャル呼んでキャピキャピやろうぜ!という言い出しっぺがいたんだが、それがどうにか実現しそう・・・なわけでありますよ。

 と、こんなこと描くと、実際に蓋開けたら、水着姿のオヤジだらけ・・・なんてことにもなりえます、悪しからず。いや!本当今のギャル、かつてのギャルもマジで来るかもです。

 仮設プールは設けます!これだけで小ガッパたちは大喜びだろうなあ・・・。そして、上にもあるように、店主が何とかして、シャワーも取り付けます!あとメンソールのシャンプーも!涼しいぞう!!!

 といっても、これも結局は小ガッパたちのフルチンシャワーになるだろうなあ・・・。いや、ギャルたちの洗髪もあるかもよ!

 ということで、実際蓋開けてみないとどうなるかわかりませんが、昼から海のない海の家的ノリでワイワイやりますので、遊びに覗きに来てみてください。

 店主は・・・、特製カレーでも二種類・・・作ろうかな?ということです。

 お待ちしていますぜ!

兄のクランク交換 インゴット!



 遠目で見るに、ホイール三本付いている?!と勘違いする、例の超デカチェーンリングつき小径車です。所有者は言わずと知れた、小林兄となります。

 まあ、好きなパーツを選り抜いて、自由な発想の元いじっている内に、時間をかけて組み上がった一台でしょうね。まあ街道でこんな自転車走っているのは・・・よほど見ないでしょう。

 でも実際走っている、法的にも何も問題はない。自転車って自由なんですよ基本。

 「自転車は自由!」これったあまりにもに身近で、当たり前の存在過ぎていて、気づきも考えたこともないことかも知れませんんが、自転車はパーツの規格が合えば何をどう組み合わせても、基本問題はないんです、安全であれば何をしてもほぼいい、それが自転車なんです!

 今更ながら・・・「自転車は自由だ!」を前面に出していこうかね。

 で、今回一部のパーツを変えた、前々から当店周りを見回して、これ・・・とあるクランクを手にとって、いずれ自分の自転車に取り付けしたい・・・と希望されていた兄。ようやく決断されたか、決断を許されたか・・・ということで持ってこられたんですね。

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 これです!これ!アルミの削り出しモロシンプルながら、踏み心地もいいですね、しっかりした作りです。

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 近づいてみると、スッキリしているでしょ?

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 型にアルミを流し込んだ・・・ではなく、インゴットからアルミを削り出しているのがわかりますね。

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 台湾のクランク工場見学の際、削り出しなんで一本一本丁寧に作っている様子を見ているんです。削り出しに使う機械にはなんとミシンで有名なジャノメが作っている機械でした、フライス系だな。

 容器の中にインゴットを設置して、プログラムしてボタンを押すと、左右から水?オイル?が出てきながらフライスの刃で持って加工されていくのがガラス越しに見えます。ミルミルで完成に近づいていく。

 終わると容器から出されて、目視による点検を受けてから、油分?水分を拭き取られ丁寧に収められ次の工程へと送られる・・・、ずーっと見ていても飽きないですねえ。

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 クランクは裏に手抜きは出来ません。意外と見られるんですね・・・。

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 なので、何処からもスキのない加工がされている、いいものはね。さて、このサンプル取り寄せのクランクが、これにて在庫切れ、新たに入荷の手続きを取っていますが、半年前からして、大分値上げ・・・しているんですね。

 値上げ・・・というより、当方の持っている円自身が値を下げている、価値が暴落しているということでしょうな。全くドルに次ぐ第二の基軸通貨と言われた円ですが、それも今や昔。

 先日殺されたおじさんミクスのお陰か?札の刷り過ぎと原理的対策が取れない「子会社」のせいで、凋落途上国真っ逆さまです。国内だけだとわからないかも知れないが、海外の威勢のいい国々との間で分かる日本の落ち込み具合であります。

 各種カルトとのおつきあいのせいもあり?政治的にも経済的にもアジアの三流国になりつつあります。国の建て直し・・・なんて大仰なことよりも、個的、共同的に乗り切ることを考えたほうがいいかも知れません。

 ハイ、クランクが削り出しとなりましたら、少し欲がでたのかチェーンをシルバーに・・・というご要望も出てまいりました。

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 シングルでシルバーもんはありますが、多段用では何かと安定供給がされにくい印象があります。オ!いいのが出たぞと思っても、短期間に取引無くなったりと・・・ね。

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 シマノのチェーンは色々加工しているいい面があると同時に、どうもチェーンが灰色で見た目が・・・イマイチ的なところがある。それをイズミの関係者に話したんだが、ずーっと沈黙・・・。

 そして、実はシマノのチェーンは・・・私達が作っているんです・・・と。餅は餅屋ということだろうな。

 この度未だに続いているもの不足に、直接現地からといういろんな策を取っている内に、世界にはまだ面白いものがある・・・ということにも気づき、今回のこのシルバーチェーンもその流れから引っ張ってきたものだった。

 物流が戻っても、この流れは維持しようと思います。値段の格差はなくなりつつある中で、円安という追い打ちですが、モノのバリエーションの面白さというところとは代えがたい、ということで、ピンチがチャンスとなった海外取りなのであります。

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 さて完成・・・といっても、兄にとっては永遠に暫定的完成なんでしょうが、まずは!

また来たぞ!メイト・・・



 あの自転車よりどちらかというとバイクに近いと思われる車体、メイトというのがまたやって来た、都合何代目かな?

 あの太いタイヤに、この太いフレームで・・・、

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 なんと折り畳みというんで恐れ入っちゃうね・・・。ここでフレーム半分に、

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 そしてT字のハンドルがここで折れて倒せるようになっているという仕組み。車に載せるのに少しはいいのかな?よくわからないが。

 で、今回は、というか今回もこいつを子育て仕様に出来ないか?というご依頼。

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 子供の送迎や買い物にはカゴは必需ですね。これをどう取り付けるかというと?

 まず、下支えが必要です。

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 こうしたバイク用の外付けダボ?というものが必要になります。これがまた高額なんだわね・・・。バイクは金がかかるのがわかりますな。

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 前フォークにサスペンションがあるので、サス横断型にカゴなんかを取り付けたら、サス殺しか?カゴやキャリアの破損につながりますな。

 なので、サスのない所で完結してキャリアを取り付けないといけなくなります。

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 元々付いていたライトとの干渉も避け、少し移動しながらキャリアを取り付け、そこにカゴを取り付けるということをいたします。

 そして、次は、スタンドね。どうも子載せカゴをつけるというので、できれば両足スタンドが望ましい・・・ということになりますね。

 これも何度か施工経験がありますので、このメイトのエンドの形に合わせて、スタンド金具を切ったり曲げたりして調整します。

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 外しては印を付けて、加工して、また合わせて調整してを繰り返します。

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 両面加工して、ナットで共締めしてきめます。元々付いていた一本足スタンドはそのままに。簡易に止める際には、こちらのほうが即できて便利ですからね。

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 折りたためるT次ハンドルはさながらコックピットのような状況ですね。

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 なんかすでにスマホの・ようなものがついています、ここに車体の情報が集約され、ここから各所へ指示が送られるんでしょうな。中には、ナンバーを付けないといけないものもあるようで、本当これはもうバイク・・・電動バイクと言ってもいいようなものですね。もちろんこれは踏まないとアシストはかかりませんが。

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 さて、実はまだミッションが一つ残っています。子育て仕様にするので、ここに子載せカゴを付けなといけませんが、どうも一般の自転車の荷台より幅が広すぎです。

 まあ、ポン付けはできそうにありませんね・・・、ここでもう一山・・・超えます!

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 ハイ、まだ未完成ですが、第一次メイト改造の終了であります。やはりこうした、特殊車両の加工をすると、ちょっと続く傾向がありますね。今後この車体はより輸入されるようになるのでしょうか?それとも・・・。

 さて、次回は子載せ付ということになります。市販品の持ち込みですが・・・、何とかしないとね・・・、ということでまた続く!

小径中の小径の改造前・・・



 何インチとはいいませんが、小さい車輪でありますね、小径車であります。

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 前後ともに小径車で、驚くのが・・・

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 このバカでかいチェーンリンクであります。まるで車輪が他店3つついているように錯覚してしまいます。

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 ディレーラーはなんとシュパーブ、パンタグラフの中にスプリングのない・・・軌跡のメカですね。こんなものも作れたんですなあ、かつての日本では。

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 アチコチのパーツ選択に嫌味でないこだわりを感じますね。こういうのをみると、本当自転車って、パーツの組み合わせで出来ている構成物であって、完成物ではない!ということがわかります。

 だから、もっと自由に!もっと自由に!もっとハチャメチャな自転車に乗りませんか?可能ですよ!ということを今後とも強調していきたいと思いますね、そういう意味でこういう車体はいい参考になるものであります。

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 前ブレーキとことなるタイプのものをリアに使う理由というのは、たぶん、開きの少ないもののほうが、ペダリングの際に踵との干渉を避けるためなのではないか?なんて思ったり・・・。
 
 こんなことでも解ると思いますが、別に前後同じブレーキを取り付けなければいけない理由などないんですね、好きなブレーキを取り付けられるなら取り付ければいいだけです。

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 ドロップハンドルですね、この辺も本当に好きなパーツを集めて作っているんだなあ、と思われますね。

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 あら、ブルックスのスワローという、なんで?と思うくらい高額なサドルですねえ。

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 アレ?何処かで見たことあるなあ、という方、正しいです。これは小径博士でもあられる、小林兄弟の兄さんのものなんであります。

 静かに敵対心を燃やす弟さんと、気にしながらも無関心を装うお兄さんとの遠隔兄弟喧嘩の面白い、当ブログの名物兄弟でもありますな。

 この車体、先の指摘のようにホイールが3つたてについて見える・・・と思えるほど、チェーンリンクがバカでかい・・・。

 さて、これはこれで相当完成されているんだが、二点変えてほしいということで持ってこられました。ここまで完成していて、一体何処をどう変えたいんだい?と思われるでしょうな。

 ハイ、二点変えましたら、またご報告します、まずは、改造前の非常にユニークな一台をよーく記憶にとどめておいてください!

 ではまた後で!

チョッパータイプ 近未来の高齢者のための車体



 初めての紹介でありませんね、かつて触れたことのある車体です。チョッパーで、突っ張っているように見えるんですが、これが実は高齢者に優しい車体なんですね、と店主は思います。

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 デカイサドルがついています、このサドルの角度・・・ですが、

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 シートチューブが相当ねていますね、チョッパーですから・・・。

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 前輪ですが、小径車であります。

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 小径なんで車高が低いです。車高が低いということは、サドルと地面との距離が近い、つまりすぐにベタ足を着くことが出来ます。

 ただ、ベタ足が着くくらいサドルが引くと、通常ならペダルまでの距離が近くなりすぎて、膝を炒めてしまいます、またはしっかりしたトルクをかけることも出来ません、つまり身体というエンジンを効率良く使うことが出来ないということを意味します。

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 シングルのペダルが普通の自転車よりかなり前方についているので、膝の負担がかからず、かなり適正なトルクをかけることができるということなんですね。

 適正なサドルとペダルの距離を保ちながら、何かあったらベタ足が可能・・・という、反射神経の衰えた高齢者にはもってこいの車種ということが言えると思うんですね。

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 ハンドルが後ろに反るように来ているので、ふんぞり返るようなかっこうで乗ることになります。

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 ハンドル周りから、フォークにかけて、マジでバイクのようですな。シャレの効いた一台ですね。

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 実際に回転する軸に延長金具が有りまして、そこにパイプ二本がフォークになっているようですね。シャレが効いています・・・。

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 見た目は一見だいぶファンキーなんだが、実は高齢者に向いている・・・という逆説的な自転車でもあるチョッパーね。

 こいつが高齢者向きに大体的に展開される日なんて、ああ、10年やそこらでは来ないだろうなあ・・・、多分店主はこの目で確認できない、相当先の、そのまた先に起こるかも知れないことかも知れませんな・・・、知らんが。

しっかり締まった自転車がいい



 三十年近く前の自転車だ、ということだ。なんか分かるな・・・、昭和の自転車・・・なんじゃない?という感じがします。

 かつて自転車は安くはなかった。なんか儀式のように家族で自転車屋に行って、買う・・・、ちょっと家電と似ているような存在感があったもんだが。

 それが円高が続いた中で一台一万円を切る自転車が出回ったことから、自転車の割り箸化が始まってしまった。もうこの取り返しのつきそうにない円安モードだと、そうした激安自転車は出てきそうにないが。

 昭和の時代、店主が自分の自家用自転車を与えられたのは小学校二年の頃だった。近所の自転車で練習していたので、自転車がなくてもすでに乗れていたわけだった。

 乗れていたのに、自転車持っていない。だから借りる・・・、近くの公園に行くときも走っていく、自転車で移動する同級生の間を足軽のように走っていたわけだ。

 そんな中で、二年生の初夏、始めて自分専用の自転車を手にした時には、嬉しかったねえ。

 当店の子狸なんて、物心ついたときから、なんかあったんでその感慨は全く違うものだろうね。もちろん店主も子供だったんで身銭は切っていないが、決して安くはなかったんじゃないか?と思いますね。

 その分良く出来ていた、壊れにくいし、直しながら乗ることを前提とされていたように思う。なので、基礎からして頑丈な印象があったね。

 この自転車にもそうした昭和の自転車の頑丈さのようなものが見て取れますね。

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 アルカンシェル、虹、のステッカーなんて貼られているところをみると、家に一人は自転車好きがいるんだ老なあ、と忍ばれます。

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 今回は、回転系のところを徹底的にグリスアップをしてやる。まずは後輪のハブね、洗浄とグリス入れて玉あたりの調整ね。

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 前輪のハブも同じく。今度いつまた充填されるかわからない場合は、多めに入れておく。水の侵入も抑えられますのでね。

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 で、メインとも言える、BBですね。フレームの構造上、アチコチから侵入した水は、この最底辺にあるBBソケットに集まることになります。なので、スポーツ自転車にはウォーターシースなんていうカバーなんかがあるんだが、実用車にはついていないのが大半だ。

 水抜きもないとなると、暫し水はここに集まって池状態になることだってあるだろうね、土砂降りの中を走ったりした場合にはね。

 なので、たまに自転車を立ててみたりするのもいいですね、特に今のような雨の多い季節には、これはレーサーも同じ。中で水が動いたら、抜かないといけません。

 フレームのアチコチに空いている穴から、錆を含んだ水がでてくることもあるし、水が動くポコポコなんて音も出ることが有りますのでね。とにかく侵入した水はどうにかして出すことですね。

 BBも緩むとガタが出ます。しかし、ガタのある緩みのある自転車ってやだね・・・。踏む度にガラララなんて音がしたり、締まっていない自転車というのは乗っていて気分が悪い。

 そうした原因の多くが、このBB周りの管理は重要ですぞ!

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 そして最後の回転系としてはここ、ハンドル周り、ヘッドパーツのグリス入れと、ガタ取りですね。この辺のガタを放っておくと、ヘッドパーツが傷みます。

 今流行りのスポーツ系自転車のインテグラルヘッドだとヘッドパーツじゃなくて、フレームがダメになりますので、しっかりガタを確認して取るという癖は重要です。

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 へえ、なんでここだけスポーツ系のドッペル荷台なんかついているんだろう?やはり家に一人は自転車好きがいるな、ということがわかりますね。

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 地味ですが、しっかり締まっている自転車ですね。座って回しても、ガッチリ立って体重かけて回しても、きしまない。全て前に行く力に変換されていく・・・この感じは最低限満たされてはいけない条件でもあるが、それさえ整っていない自転車が多いんだろうなあ、そういう中では、完璧!ということが言えますね。

 走れるまで、走りましょう!サポートいたします!

雨ニモマケズ風ニモマケズ



 今を去る何年前でしょう?自転車を購入したいということで、何故か当店にやってきました。ごく普通の主婦にみえたんですが。

 相当自転車に乗ります・・・ということ、通勤で使っている、雨でも、風でも、雪は・・・ちょっと乗らないかな?というくらい利用される方だったんですね。

 東京で雪なんて年に何度有りますかね?ということはほぼ毎日乗っている・・・ということになりますね、それもそこそこの距離をね。

 そういう方に試乗してもらったんですわ。

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 145センチの短いクランクに大変反応してもらいまして、即購入・・・という展開でしたね・・・、ホウ・・・、理解者が出るまで十年くらい待たねばね、と覚悟していたんですが、こんなに早く現れるとは・・・。

 そこで、このスタッカートフレームに、

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 レーサーのホイールを前後取り付けた、相当走る実用車の毎日に及ぶ過酷な仕様が始まったんですねえ、三年くらい前かな?

 たまに、空気を入れに来たり、ちょっとした調整、タイヤなどの消耗品の交換なんかもやっていたんですが、総メンテの必要な時期が来たようですね。

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 スプロケ、チェーンをまるまる交換、洗浄して注油してではもう済まなかったね。

 あとはBBを交換して、回転を良くして、

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 前後のブレーキシューも交換して洗浄。

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 グリップや、ガタの出たペダルなんかも交換して、試乗してみると、もう新車の乗り心地だね。ホイールも実用車等から比べると相当いいことになっているんで、まだまだ回転は生きているし、定期的メンテをしていけばこの先も保ちますね。

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 走るし、このデカイカゴ見れば、主婦だし、外でも働き、帰っても働く、大変にお忙しいお母さんでもあられるんでしょうね。お疲れ様です。

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 やはり、700Cをはかせた実用車はもっと流行らせるべきか?とも思う。そう、そしてむしろそれよりも、650Cのホイールをはかせた実用車の方が、潜在的な使用者にとっては優しいだろうな。

 完組で650Cのホイールがあったら、そんな改造も簡単なんだが・・・、何処まで手組で対応するか?・・・という以前に650Cのリムやタイヤが少ないねえ・・・、いやいや、そういうところにこそ、隙間があるんだよね。ブレイクの・・・隙間がある、多分。

電動自転車を700C化?!



 サドルは多少のやる気が見えますが、あとはほぼどこにでもありそうな電動自転車ですね。

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 26インチの実用車のホイールが前後に付いています。

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 最初は前後タイヤを交換して欲しいということだったんだが、話し込んでいる内に、700cのホイールがはけないか?ということになり、多分できるんじゃないか?というコチラの答えに、ならやります!と急転直下に700c化が決まりました、なので、変えます!

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 ホイールが大きくなるので、泥除けは外すことに。

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 28Cのタイヤ、パナレーサーのものなんだが、こいつは縦肉が厚そうでいいねえ、いずれ店主も試してみたい・・・と思ったりして。

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 700Cはもちろん後輪も・・・ということはかなり大掛かりになった。

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 元々は内装3段だったんだが、今度からは外装7段に。このディレーラーが、アシストがかかる時足だけでないので、チェーンを前に取られ、前方にプーリーが引っ張られる現象が起こる。

 その引っ張りが強すぎると一瞬だがペダルが止まることがあるが、その後すぐに回せるようになるが。

 さて、これをどうするか?ハード面、つまり機械部分をいじって調整等でこれを克服することができるか?それとも、そういう構造の自転車として、乗り方、踏み方というソフトで克服していくか?どうするかだね。

 これは後者に決まった。ディレーラーの構造はどれに変えても前に引かれるということは避けられない、なので、シフトをしてチェーン周りの速度が変わってアシストがはいる瞬間どう踏むか?という所で慣れてもらうしかないだろうね。

 たしかにちょっと時間はかかるかも知れないが、これが慣れて足回りの引っ掛かりが無くなったら、これは自分専用の可愛い自転車になるだろうね。

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 シフターはフラット用の単純なものを選ぶ!まあ、これでいいだろう、他にカネがかかるからね。

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 チェーンも今までとは違う多段用のものになる。フロントのチェーンリングを少し削って、薄歯にも対応できるようにした結構手がかかるね。

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 ローラーブレーキは外されたんで、その代わりには、

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 板ブレーキを付けたキャリパーブレーキに変更。

 それに伴い、リム位置が上がったフロントにも、

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 新たなブレーキを!前後輪がともに軽くなって、一瞬のスピードも上がるだろうからブレーキはより効くものにしたほうがいいだろうね。

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 フラットハンドルはそのまま。

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 カゴもそのままにしておいてほしいというご要望、なるほど、今回は許してやろう・・・。

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 サドル周りもそのまんま。そこそこの高さを実現できるので、しっかり踏めそうである。

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 しかし、スピードが上がる似合わえせて、シフトチェンジをしながら、足の回転数を変えずに踏むとなかなか面白い。きっとマニュアルの車ってこんな感じなのかな?と思ったりしてね。

 こいつを引っ掛けずに、思うように操縦できるようになると、かなり楽しい・・・と思います。

 そもそも、ホイールが軽くなったんで、電動付けなくても、相当快適に走るようになりましたしね。こんな物好きに近いような改造も、今後少し注目されるんでしょうかね?

 さあ、どうなるか・・・

行き先が決まりつつある ダッコルディ



 ダッコルディ、イタリアフレームのメーカーです、その由来は・・・?

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 人の名前のようだな。ルイジ・ダッコルディ、このフレームの製作者なんだろうな。よくかつての名選手の名前をフレーム名としているものも有りますね。

 エディ・メルクス、ジオス、フォンドリエスト、コッピ、アンクティル、チッポリーニ・・・。ダッコルディは選手の名前ではないようですね。

 こいつは先から先ままでカーボンだ。

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 このシートステーをみると、カーボンバックか?と思ってしまうが・・・、

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 オールカーボンで出来ています。製造的にはそんなに新しくはないので、アルミのカーボンバックと同じような工程を経てきたのかな?と推測も出来ます。

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 全体は軽いです、そしてこの乗り味については、わかりません・・・。カーボン車体にはわからないものがあるんですねえ・・・、ダイレクトにスゲー!というのも有り、乗りやすい・・・というものもありました、そしてわからない、どう評価していいのかわからない・・・、というものもありますね。

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 10年以上前のコンポがついていますが、もちろん今でも現役で使えます。それも快適に・・・。

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 今のワイドレシをのスプロケに見慣れると、おとなしいスプロケに、こんな細かく並んでいるギアに意味があるの?と思われるかも知れませんが・・・ね。

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 ホイールが凄いんだが、マビックの名ホイールキシリウムだ、このスポーク、店主らは勝手にきしめんスポークと呼んでいるんだが、専用設計されたスポークだろうね。驚いたのが・・・、

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 このリアホイールのスポークをよーく見て欲しい。スプロケ側のスポークなんだが、これ交差していないよね。つまりスプロケ側のスポークがラジアル組になされているということなのだ。

 通常スプロケ側はチェーンの力がかかるので、通常は交差した形式で組むもんだが、そういう意味で常識返しをした設計なんだな。

 こんな芸当ができるのも、スポークが専用設計だからなんでしょうね・・・。手組にはこうしたウルトラCはできない・・・これは完組ならではなのだ・・・。

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 ピラーもカーボン・・・、たしかにカーボンピラーはショック吸収性はいい傾向がある、アルミと比べて驚いた経験あり。

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 さあ、これがどのような形で再生されるか知らない。フレームホイールだけ摘出されるのか?このまま全体を整備して乗るのか?どうなるんでしょう・・・ね?

 当店に来て一年以上次の乗り手を待っていたが、なんとか決まりそう・・・ですね、ただ、同再生するかはまだ未知数、楽しみといえば、楽しみなのだ!

宣伝効果?廃車続々・・・8月半ばまで!



 先日ですか、色々ありまして、廃車に関して8月半ばまでお受けします、とこの場で公表した所、たぶん偶然もあるんでしょうが続々と集まってくるんであります。

 集めた車体をどうするか?に関しては、自転車として再生可能なものと、別物への再生可能なものとを分けておこうということで。

 前者はまた街道に戻す、ということになりますが、後者は?というと、今の所未定。そもそもそんなものとして再生されるかすらわからない状態なんでありますね。

 ということは?

 そう、コラボなのであります。若い建築設計兄弟とのコラボ。自転車を使って自転車以外に再生するということです。

 店主も実は昔からそんなことは考えていたんですが・・・、なかなか形にできなくて。例えば、荷台を使ったタオル掛け。サドルを使ったバーカウンター用の椅子。クランクを使った文鎮。ハンドル使ったぶら下がり健康器。ホイール使った電灯の傘などね。

 フレームはちょん切って溶接すると何らかのオブジェにはなる・・・んじゃないか?できればホイールは回るまま利用できるものなんかもいいし、もっとぶっ飛べば、楽器ができれば再考だよね・・・。

 そういえばかつてこんな動画を上げたことがあったなあ、



 いま京都を中心に活躍しているアキラ君だが、元気でいるかな?これはパーツを並べているだけだが、これを立てたり、なんかに共鳴させたり、取り外して持ち運びしやすくするだけでも、立派な楽器になるね・・・、なんてな。

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 朝、店周りを点検している時においてあった。

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 パンク修理か何かの依頼と間違われないように、こんな御札が貼ってある。これも8月まで・・・とはいいつつ、こんなのを横目で見ながら通りすがる人たちは、あそこは廃車を受け入れているよ!廃車って貼っておいておけばいいみたい・・・なんてちっこい噂はすぐに経ってしまって、とても8月半ばでは終わりそうにはない・・・と予感がするんだが。

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 これもお札付きだ・・・。まで洒落じゃなく、こんなのが5台ほど店先においてあったら、一月もしない内に20台とかわんさか集まってしまう可能性もありだな・・・。

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 これは直接もってこられたもんだが、明らかに正面衝突しているね。壁にぶつけたんだと中学生が。スマホか何かに夢中になっていたのかね?こんなのを自転車として再生させようとしたら、フォークホイール交換なんかやって、かなり手間がかかるでしょうな。

 セコハン自転車を安価で出す・・・ということには抵抗のある当店なのであるが・・・。この経済の落ち込みの凄まじさからして、本当に困っている方々がいること、もちろん当店も困って入るんだが・・・、そのような事情を正面から鑑みると、安全に乗れればいい程度の整備で安価で出す・・・という選択肢も有りか?とも。

 実はかつては留学生や海外から来てカツカツで働いている方々には、そうした回し自転車はやっていたんだが、その外人枠を撤廃する・・・時期がきつつあるのかな?これを称して「グローバル化」・・・なのかもしれないね。かつての日本の水準に周辺国が近づいてきた・・・だけでなく、日本自身が自ら沈み始めているため、その流れは加速的なのだ。

 廃車とされた自転車をみながら、複雑な思いにかられる。・・・自転車屋風情、この国の将来を憂えるにはあまりに器が小さすぎることを自覚しつつも、それでもなお自転車を通した形でなんとか別の流れを作ることは出来ないか?とそのくらいのことは考える。

 そんな中・・・

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 こんな自転車がやってくることがある・・・。こういうのは託されたもの・・・、これ以上の自転車としての再生に持っていきたいもんだね・・・。

 最近、都内の自転車店にも随分と行っていないねえ。最新のレーサーなんかもゆっくりしげしげ見たこともない。あまり刺激を受けないからだ・・・。

 今回改めて思うのが、こうした廃車とされている自転車から浮かんでくるイメージというものが、思った以上に豊かであるということだ。

 これは確実に刺激されている・・・、しかもいい方向に。確かにここが当店及び店主の原点なのかも知れないね。あとはただ置き場所で苦情が出ないように、と現実問題に対処していかねばならないが・・・。

 ということで、まずは8月半ばまで、廃車引き取りと行きます、絶賛継続中!

実用自転車って思った以上に色々ありあり!



 実用自転車というのは、思われている以上に種類が豊富・・・というのが、大手自転車屋という要理も、自転車集積所のような所に行って、よーく観察すると気が遠くなるほど・・・ある。

 この自転車も、小径系統でフレームも洒落た曲線ありのミキスト車のようだ。

 この車体は、

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 子育て仕様の自転車として、改造の手を入れていったんだが。まだもう少し子育てをしていくという。

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 両足スタンドもかなり安定感のあるものが付いている。

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 ギアも六枚付いていますよ。小径だしこのくらいあれば、余程の山岳にいかない限り、そこそここなせるでしょうね。

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 20インチのホイールに、ダイナモつき。それに、

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 大きめのカゴがついています。そう、不足のない実用自転車として組み付けられているんですね。

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 フラットバーよりも、少し後ろに引いている、フラットとプロムナードの間のようなハンドルですね。

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 ということで、全貌はこれなんでありますね。子育て仕様車として過不足ない状態の自転車なんですが、これがそのままおいていて、とある方の琴線に触れたようでありますね。

 なんか、これいらないもん外したり、別のパーツなんかを組み合わせたら、驚くほど化けるんじゃないか?と感じたらしい。

 確かに冒頭の写真、

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 この形状のフレームから、これを活かして全く別の自転車を想定してみたら、それはそれはおしゃれな自転車になるんじゃない?と見抜いた人がいたんだな。

 たしかに・・・そういう側面はあるかもしれない・・・。そう、この自転車はもうしばらくは子育てしようとして活躍するだろうが、実は引退の時期がほぼ決まっているようだ。

 次の車体が完成し次第、これは空くということなんだな。ということは・・・?

 そう、もしかして、数カ月後には当店内で再生加工の対象になっているかも知れない・・・という車体でもある。

 店主がいじると、どうしてもレーサーじゃないが、高速化の方向へ行きそうなんだが・・・、ちょっとその辺はストイックにしながら、別の次の形なんかを練ってもいいね・・・。

 どうなるかな?と取らぬ狸の皮算用なんかをしてみる・・・。

画伯の実用車も定期メンテは必要だな・・・



 このゴッツイ感じとレトロな雰囲気が一部で人気の、正真正銘の実用自転車でありますね。かつてはまだ作っていましたが、今では国内メーカー・・・では作っていないかもしれませんね。

 なので、パーツ類の確保が重要になってきます。この手の自転車を好んで乗りたいという方は、各パーツは一通り自分で在庫しておくことかと思います。

 いきなり一般の自転車店に持ち込まれても、パーツがないとお手上げ・・・となりますんでね。それでも自分で確保しておけば、持ち込みパーツはお断りという自転車屋じゃなければ、なんとかなる・・・かもしれません。

 この自転車は、本ブログでも何度かご紹介した、ご近所の画伯、木村新さんの自転車なんでありますね。

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 この方であります、ア!思い出したという読者の方もおられるでしょうし、当店にいると結構な確率で当店前を挨拶しながら通過する木村画伯を見かけることもあるでしょう。

 画伯は風景画が得意であります。

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 空を大きく描く構図が画伯の特徴・・・かな?そしてむしろ額縁がいらない、額縁なしの絵が、木村画伯の絵を引き立てることになる、と勝手に店主は思っているんですな。

 風景画を描くとなると、自らが移動しないといけません。そう、画伯にとって自転車は画材の次に重要な道具ということになります。

 この実用車の、

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 この荷台の上に、画材をガッツい載っけて移動する・・・やっぱり定期的なメンテはどうしても必要になるますな。

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 こんな背負子のような荷物・・・こんな荷物や画板をおいて、あの風体で自転車で走っていたら目立つ、一種の異形だよね。それを分かって、非常にユニークな出立でいつもおれます。

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 リはホイールに相当のガタが出ていた。ベアリングは大丈夫だったが、玉押しがダメになっていた。交換・・・。

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 あとリアブレーキが効かない・・・。内部の洗浄だね。そしてワイヤーじゃなくてロットの調整かな。ここからギーという音が出たら、まあ打つ手はないんだが・・・、それでもやれることはやる、公表できるようなことではないんだが。

 まあ、洗浄ということだね。

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 またBB、これはコッタードクランクなんだが、ここのガタもなんとか取るんだが、基本の軸が曲がっている感じもするね・・・。ここを今のスクエタイプのBBが入るんなら、そんなに遠くない内に交換したいんだけど・・・。

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 見た目味はあるんだが、ここまで出始めた音や歪みは・・・もう交換しかないかも・・・とも思いますね。

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 これがさっき指摘したロット。ワイヤーでなくて、鉄の棒ね。これがない・・・。なので、実用自転車を愛用したい方は、この辺の消耗品レベルについてはしっかり確保してほしいですね。ダメならワイヤーでどうにかならないこともないが、かなりアチコチ変えないといけなくなります。

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 ホリゾンの実用車もあるが、重い荷物を乗せてホリゾンというのは実にきついもんだよ。店主もこの手のスタッカートタイプで大量の飲料を積んで走った経験があるが、もしホリゾンだったら下りられない・・・とマジで思った。

 なので、実用車にこれから乗ろうと思う方は、この辺なんかもしっかり考えていたほうがいいね。

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 この季節は、当店周りから深大寺の方にまで行って、絵を描いているようです。空の構図を大きくとる木村画伯、実は清瀬市役所周りに多分惚れ込むような風景があるんだが・・・と進言してみた。

 あれは秋がいいな・・・、広い空に、紅葉始めた木々、そして白壁の蔵などが見える・・・、あの風景に出会えたら、いい絵になるぞ、きっと!

 ということで、とりあえず、これでお返しいたします。今後のことは・・・またじっくりとミーティングしましょ!


レンタル自転車の変換 まあ成長したわね



 今を去る、何年前だ?四年以上前だったと思う。近所の子狸の友達の自転車が小さくなったということで、こいつをかしてやったのだ。

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 まだ小学校三年くらいだったかな?これを貸した時には明らかに車体がデカかった。通常ならもう少し小さいフレームにすべきだったんだが、そいつは運動神経が相当いいんで、対処できるだろうなあ・・・と、何度か試乗させて判断。

 実際事故は一回もない、自転車ではね・・・。鬼ごっこ中に標識を支える鉄パイプに頭をぶつけて救急車でもってかれたことはあったが・・・。

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 ダイナモライト、子供仕様だし、カゴね・・・本当に役立ったかどうか知らんが、よく付いている定番のやつだ。

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 ボールぐらいは乗せたのかな?カゴはこれから中学生以上になってから本格的に使うことになるだろうね。

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 今思うとちょっと変わったフレームだね。なんかサスのようなものが付いていてもおかしくはないような形状です。

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 取り付けた覚えのないカーボンピラーが付いている・・・、きっと貸したピラーが短くなったんだろうね・・・カーボンなんておごっているなあ。

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 この4月で中学生になって、一段とまた背が伸びた。声も少し低くなってきている。ただ、行動にはかなり幼さが残る。成人するまでに、デカイ怪我をしないように願うね。

 その後ろにチョロッと写っているのは、当店の子狸。この二人は親友クラスのようだ、しょっちゅう来ているし、週末なんて、深夜まで遊んでいる。

 当店もここに引っ越してきてまる七年、まだ両人とも小学生入学前だった・・・。時間が経つのは速いもんだね。

 さて、次のレンタル作るかな?どう出てくるかな?どんな出方してきても、まだ対応できると思うがね・・・。

乗らない自転車 ちょっと引き取ります・・・ってことに



 かつては乗らない自転車の引取はかなり積極的にやっていたんだが、チョックラ事情が変わってしまい、それもできにくくなってしまった。

 相当台数を貯めないと移動できない、ということね。そうなると保管場所が必要になります。あまり店外に派手に置くとうまくはないので、徐々に出来にくくなってきたんだが・・・。

 そんなわけで、前には張り紙で「引き取ります」というようなことを公表していたんだが、それもやめてしまっていた。

 ただかつての張り紙の威力も凄いもんで、イメージとして、そんな情報がうろついているのか?たまに電話で引き取り可能か?なんて問い合わせも来る。

 タイミングによっては、引き取れることもある。他の業者の引取タイミングと合うとそれはすんなり行くんだが、なかなかそんなタイミングはない・・・。

 ただ、本当に困っているような場合は、公言しないことを約束に引き取ることもあった。

 上の自転車もそう・・・、しょうがないなあ・・・ならいいですよ、と言って持ってきたのがこれ。

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 そしたら、マークローザじゃない、当店に縁の深い車種だよ。見ると、これ・・・再生可能だなあ・・・ということで、これは海外に持っていくにはもったいない・・・ということで、再生号へ・・・。

 同じような経緯で来たのが、次のこれ、

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 小径だよ・・・しかも、

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 ビアンキじゃありませんか・・・。しかもこれ既視感があるなあ・・・、

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 メルローというね。何処か聞いたことがあるぞ!・・・そうだ、あれだ!

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 これ在庫している再生号じゃない、同じくメルロー、ビアンキだよ。こちらはミキストタイプなんだが、最近来たのはホリゾンだね。

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 こちらはもう再生しているので、ホリゾンメルローも再生させて、夫婦自転車として二台一組で出すなんていうのもいいかも知れないね・・・。

 それまでは、単体で、日常から逃げろー!!!としていたんだが、なんなら夫婦で、カップルで日常から逃げろー!というのもいいかも知れないね。

 たまたま再生可能な車体が二台出たが、そうでなくても、8月半ばまで期間限定で、どんな車体も引き受けいたします!という方針で参ります!

 なんか、その自転車のパイプやパーツを使って、別のものを作ろうというプロジェクトが徐々に始まりつつある。店主ももう十年以上前から考えていたんだが、それが建築家の卵兄弟によって、刺激されましたんで、その素材となる自転車、乗らなくなった自転車がありましたら、期間限定でお引き受けいたします!

 さて、切ったり削ったり、穴開けたり、そんなことやってきたんだが、今後はくっつける!なんてこと、平たく言えば溶接ねそんなこともやっていくキッカケになるね。

 色んな意味で閉塞してしまっている、当店だけでなく、周りも、どこも、かしこも、世の中もだ。そんな閉塞を食い破るには・・・、新しいことをやって刺激を入れて、鱗が落ちた目でもって、再度世の中を眺めてみることで、活路が見いだせるかも知れない・・・という可能性にかけるしかないね。

 ということで、繰り返します!期間限定8月半ばまでの間に、乗らなくなった自転車引き取りますので、当店までお持ちください!

 またなんか、やらかすぞ!!!

 

られーん鉄レーサーを ツーリング仕様に・・・



 ラレー元はイギリスかな?今でも、比較的お手頃価格で鉄フレームを作っているメーカーですね。こいつもレーサーなんですね。

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 基本ティアグラで組まれいてるようですが、

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 部分的には57時代の105も混合で付いていますね。

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 ブレーキの引きは多少重い印象がありますが、シフトはカチッ、カチッとよく決まってくれますね。そういう意味で、素人レースなどこれで出場することだって可能かと思いますが・・・。

 ただ、この自転車、レーサーをよりカジュアルに、よりツーリング車体よりにして、乗り続けたいという希望をお持ちの女性がやってきた。

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 まず上ハンのフラット部分を基本に持って乗りたい、という事なので、エイドブレーキをつけてほしいというご希望だった。

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 元々付いていた、ブレーキとキャリパーとの間にエイドブレーキをかますので、ワイヤー交換が基本必要になりますね。

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 たしかに上半身が起きることで、目的も変わるので、車種も変わった気がしますね。

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 あとコレも重要かと思うのが、タイヤ。元々はガチ系の23Çがついていたんだが、ブレーキのクリアランスが許す限りの太いタイヤに交換してほしいというので、5ミリ太くして28Cのタイヤを取り付けてみました。これパナレーサーのリプモと言うやつで、縦に肉厚で意外といいかも知れない。グリップもいいしね・・・。

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 タイヤと、上体ポジションが変わるエイドブレーキを取り付けることで、ツーリング車、快走車に近づいた感じにはなったね。

 いまお持ちのレーサーの牙を少し抜いて、もう少しゆったりと、殺気を外して流し乗りしたいなあ・・・、なんて規模雨の方は少なくないと思いますね。勢い余って、ちょっとブームに乗ってレーサー購入してしまったが、乗り続けるには色んな意味でつらいという方!

 ちょっとしたパーツの入れ替え等で、乗り味や用途もガラリと変えることも可能かも知れません・・・。そうした自分の嗜好に合わせた自転車を一緒に手探りで作ってみたいという方!

 まずは相談から、気軽にどうぞ!

ガチのピストにカゴが欲しい?



 リーダーというと、結構街道ピストの中でもアルミでガチ系の車体というイメージがありますね。

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 クランクにもリーダーと書かれていますね。シングル固定の典型的なピストです、そしてフレームもアルミ、

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 いろんな形状のアルミのパイプで頑丈に組まれていますね、そういう意味でのガチ系ピストなんですが、これにカゴを付けてほしいというんですね。

 エエまじ?なら別の車体のほうがいいんじゃない?というのは普通の店・・・。当店としては、まあ散々悩んで、悩んで悩んだ挙句、そうすることに決めて、アチコチの店で断られて、そして当店に来たんだろうなあ、ということが想像できるので、今更念を押すまでもない・・・でしょうな、ということでお引き受けすることに。

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 しかも前カゴが欲しいというんで、まずはキャリアをフロントに取り付けて・・・、そこにカゴを取り付けよう・・・ということに。

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 フロントホイールにダボつき金具を共締めして、そこを下支えとして使う。そして、上の固定は・・・?

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 金具で、フロントブレーキの軸に固定します、ナットで固定するので、強度は十分でしょうね。

 そして取り付けられた荷台に、更にカゴを取り付けます。

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 浅曲がりとはいえ、ドロップなもんで、カゴを前に突き出すしかない。もう少し奥に取り付けたかったんだが。

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 カゴ自体は浅いが、そこそこものは置けそうですね。

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 キャリアには自作金具で、三点留めして安定させる。まあちょっとしたものなら置けるだろうね。

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 しかし、なんでドロップのモロピストにカゴが欲しかったんだろうねえ?

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 なんだか働く、高速ピスト・・・なんて感じね。乗って踏んだら、そこそこ前に出る。しかし、まあ、なんでまた?とも思うが、本当色んな事考える人がいるもんだねえ。

 できればプロムナードバーにもしてみたいと言っていたな。それならまだ形になるかもなあ。でも、面白いから暫くこれで走るのもいいかもね。

これを機に関係変えようかな?



 フェルトのクロスバイクなんだが・・・、走る性能などは全く問題なく、それどころか実用自転車などから比べれば、もう十分すぎるような内容だと思いますな。

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 乗り手の方はどちらかといえば小柄・・・でも、700Cのホイールがついています。大きすぎるかな?なんとも650Cなんかの積極的使用などを求めるわけであります。

 殊に東アジアなどでは、650Cは選択肢として残すべきかと思いますね。と言っても主流は700C・・・なんでだろう?一時東京バイクなんかは650Cで頑張っていたんだが、加勢がなかったようだ。そして自ら26インチに戻していってしまったらしい。

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 リアも同じく700Ç、たしかにリムもタイヤも種類が豊富という意味では非常にいいんだが、東アジアの体型を考えるとこれだけよりも、650Cを加えたほうが、ずっと有利になるんじゃないか?と思うんだがな。

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 今の目から見ると、なんで入門車体であるクロスバイク系にフロント三枚が必要になるのかわからないが・・・。どんな激坂でもめげずに踏んで登れ!というメッセージだったのか?それとも、大した意味なくこの手のパーツを大量に安く作らせた経緯でもあったのかな?

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 今まであまりこの車体自体を大切に・・・というか、気をかけていなかったらしい様子が、見えますね。それを今回なんとか自分の生活のより深部へとこの自転車を連れて行ってもらえそうなので、その路線で背中を押そうということに。

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 クロスバイクなんで、フラットは基本かと思いますね。

 ということなんですが・・・、

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 小柄の方ようなのか、フレーム自身シャープなスローピングの計上しているんですが、ホイールが700Çなんで、どう知れもメガネのようにでかく見えますね。

 やはり、この手の車種の選択肢をあげるためにも通常650Çのホイールのためのフレームがあっても全くおかしくはない。というより、そのくらいの選択肢を設けなさい、とすら思います。

 ただ、この車体は、ちゃんと心を入れ替えるというか刷新された方が利用すると思うので、今後ともよく働いてもくれるんじゃないか?と思われますね!

 テキドニがんばりな!

チェーンの大は小を兼ねないという話・・・



 当店発の希少な650Cなんですが、それをまあ好きなようにかわいがっているようでありますね。

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 革サドルと付けていますね。多少重くとも、見た目を重視したようです。

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 革のバーテープと合わせたんでしょう。そして、それまで付いていた、謎系コンポの11速をなんと74デュラエースを持ってきて、8速にしたい!と、ある種ギア数を下げるというのは、先祖戻りなんだが・・・、どうもシルバー系のコンポにしてみたかったらしいですね。

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 何処かで探してきた74デュラーエスのリアメカをつけました。ということは、シフトは

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 これしかないですね。出たての頃のシフターですから、なんとも硬いです。ただ作りはしっかりしているんでしょうね。

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 シフトワイヤーが脇から出ているこのスタイルは、それなりのクラシカル感がありますね。

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 単に11速から8速に変わる・・・というわけには行きません。このフロントメカの調整が本当に大変だった。というのは、11速用のチェーンと、8速用のチェーンとは何が違うか?それは幅が違うわけなんです。

 当然、8速の方が11速のチェーンよりも幅が広い、つまりでかいわけです、ピッチは同じですが。そうなるとどこに影響が出るか?というと、チェーンリングに影響が出てきます。

 幅が広いので、回転しているフロントのチェーンリングに拾われてしまい、シフトをしていなくても、勝手に半シフトしていまい、チェーンの安定がなくなるんであります。

 その仕掛けはチェーンリングの裏にあります。

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 裏にあるのがチェーンを引っ掛けるこうした仕掛けなんですね。溝のようだった、

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 リベットのようなものも見えますね、これが回転しながら、フロントメカによって移動してくるチェーンを引っ掛けて、押し上げる働きをしてしまうんですが、チェーンの幅が広いと、フロントメカによる移動がなくても勝手に、リベットに引っかかり自らアウターへ上がろうと、これまたチェーンが不安定になるんであります。

 そういう意味で、この辺の細工をしていかないとシフトが安定しません。

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 あちこち加工して、交換してなんとか・・・8速化の完了です、決してポン付けでは出来ませんね。全て74のデュラエースで揃えたら別ですが・・・。

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 カンパのスケルトンブレーキがついていますね。洒落ている・・・。

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 クロモリフレームにカーボンフォーク、店主としては嫌いでない組み合わせであります。クロモリフォークも嫌いでないが・・・。

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 とりあえず、74を使った8速化は完了したんですが、また機能重視で11速の謎コンポに戻るかも知れませんが、まあ使ってみたい!という強いご希望なんで、暫くこれで走ってみてください!

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 さて、7月9日土曜日は!三女傑ボーカル対決の日であります!すでに西成からユン姫と相方は到着しています。
 明日に広すぎからり流行って、まず3時から一部、7時から二部となっています。それぞれチャージ五百円!あとは投げ銭ということになっています。これは聴き応えありだ!シンガーの対お客もさることながら、対シンガー同士がどういう化学変化を起こすか・・・なんてとこも見ものだね!

 是非おいでください!

これもまた音鳴りです・・・



 サーリー・・・、音鳴りがしますと持ってこられましたが。体が大きい、三桁の体重がある・・・、それも遠因の一つかもしれないが、まあ各所増し締めと、特に踏んだときというので、駆動系の変えるところを変えていこうか?あとは・・・、神頼みしかないな。

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 持ち込みのチェーンを調整して、半コマ入れて入れ替える。厚歯用のチェーン。

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 小ギヤは交換したばかりということだ。ちなみにこのリアハブだが、結構凝った作りだ。アメリカ製の高級ハブね。

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 フィキシングボルトがまた変わっている、特殊工具でないと外せないタイプね。それにアンブロシオのオール黒のリムで手組している。体重を考えるとギリギリの仕様かな。

 本当に狂わないものならもう少しディープ系にしてもいいかも知れないね。あのアレックスの38ミリとか・・・ね。

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 BBの点検もして、かなり音はなくなったが、どうも・・・この数年一回も交換していない、チェーンリンクも怪しいという事になった。

 探してみると130ピッチの厚歯用、スギノね。サアあるかなあ・・・?この品不足の今ね。

 と、ある業者がほんの数枚持っていたようだ。それでも取り寄せて、交換して様子見るというのが、いいかも知れない。

 ただ、少し時間がかりそうなんで、今回はチェーンリンクの宿題を残して、一旦戻すことに。

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 チョコチョコ見るに、結構アチコチに金かけている・・・ようですね。

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 こんなとこ見ても、トムソンの削り出しのピラーに、サドルもブルックス何かを使っています。アルミの削り出しなんだが、なんでそこまでの値段がつくの?というくらいの高級パーツであるトムソン。ブルックスはもう説明の必要もない名品・・・でしょうな。

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 フムフムある時代のトレンドを確実に写し込んでいるような一台ですね。

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 チェーンリンクという課題は残したものの、あとはグリスや増し締めをして、さてどうでしょう?と百キロの体重で試乗してもらった。

 ちょっとハラハラ見ていたな、いきなりダンシングで行くから・・・。でも戻ってきたところでは、大分音が減ったということです。

 ということは、チェーンリンクの宿題にかかっている・・・ということだな、これがかなりの重さを占めているということに。

 であれば、在庫している内に発注するか・・・。

 しかし、音鳴りしない、カチッと締まった固定ギアはなんとも快適なのだ。今の店主の高速買い物号がその状態で、乗っていて非常に気持ちいい。

 すべてのピスト、固定ギアが目指すのはそこだろうな。


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 さあ、この土曜は大変なことになりそうだ!三女傑ボーカル対決だ!
 そしてなんと!今夜からその一人の西成おキャンギャル?が当店に滞在することに。
 文字通りスッピンの彼女と事前交流したければ、チャンスだ!

世帯主って? 一体何なの? 個はどうなる?



 確定申告が終わるとそれに基づく試算によってか、この手の追徴的通知が来るね。

 健康保険にしろ、国民年金にしろ、その基本的な考え方自体はいいとして、それらが基本どのように運用されているのか?または制度設計自体に全く問題はないか?というと、どうも怪しい問題もあるのではないか?などとも思われる。

 税金に関しては国税局というもんがあるね。とはいえ、最近ここの職員の詐欺罪なんてもんも発生して、本当頭が腐るとオッポまでという原則が浸透してきてしまっている・・・。全く・・・。

 とりあえず税金に関しては国税局があるのだったら、こうした巨額の銭が動くところにはそれ専門の調査・捜査に関する機関があってもいいんだが、それが積極的に動いているということはあるのか?

 年金にしても・・・それらを直接管理しているところと、それを監視する専門機関というところがどれほど機能しているのか?疑問だらけである・・・。

 とまあ、健康保険料の算定されたという報告が来たんだが、まあ値上がりしている・・・。毎月こういうのはきついねえ・・・。

 そして、開いて見るに、

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 世帯主が納付義務者ですとある・・・。もともとこういう発想にはすごく腹立たしいんだが、値上げしてこう来るとカチンと来るね。

 で、所轄に電話してみたんだが・・・。

 市民税は各個人に通知が来て、各個人が支払い等をするんだが、国民健康保険はなんで世帯主なの?そもそもこの世帯主って何よ?という内容を丁寧に聞いてみたんだが。

 まあ健康保険は従来から世帯主請求となっているということと、民法に夫婦はお互い扶養義務がある・・・ということだった。

 全てに古い、古すぎる。そもそも夫婦の形など法律で定める程のもんか!それぞれあるし、それでいいんだ。それを何が義務だ!

 そういや積年の怒りを感じる発想がある、これをお読みの皆さんはどう思われるか?

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 選管から送られてくる、選挙のための整理券。これが世帯主宛てに送られてくるというこの発想について、なんとも思いませんかね?

 夫婦に色々あるように、家族にだって色々ある。

 もし世帯主が政治に全く興味のないようなコンコンチキだった場合、これ見て破って捨ててしまうことだってある。そうでなくても、家族内の世帯主以外の有権者が自分の分を確保したい時、私信として来ているわけなんで、わざわざ世帯主に開封を断らねばならない。

 こんな屈辱ってあるか?一人一票というのが大原則だろう?なんでそれを行使する整理券を確保するのに、なぜ世帯主にに許可を得なければならないのか?

 この思いをぶつけると、各自に発送すると封筒等に無駄が出る・・・と。

 なら、連名で送ればいいだろが!

 毎回毎回、これについては選管に連絡して、そして投票現場で選管に直訴しているんだが、未だに実現の見込みはないようだ。

 「一人一票!」one person one vote!

 この厳格な権利は一朝一夕でできたものではない、この要求のためにどれほど大量の人類の血が流れたことか、そして今も流れ続けているか?その厳格な事実に頭を垂れよ。

  投票にはいかない、政治家のせいにはしないんで投票などしない・・・。逆だろ?数千、数万に及ぶ、様々案件、課題をたった一票に圧縮せざるを得ないにもかかわらず、そう投ずることで、自らが責任を負おうと覚悟することだ思う。

 それこそが!市民が自治に対して責任を負うということなんだと思うよ。

 なんか知らんがこうなっちゃった・・・では済まないだよ。

 難しいがな・・・。

 

 ソースの話。

 近代日本でソースが登場した時、大受けしたらしい。大阪のあるデパートの食堂では、ご飯だけ頼んで、ソースをかけて食べる人が続出したとある。その際その対策としてそのデパートの社長はどういう手をとったか?

 通常ならソースの有料化と考えるだろう・・・ところが。

「ご飯だけの注文歓迎します!」という立て札を立てたということだ。

 その心は「今はご飯とソースしか食べられなくても、いずれ稼げるようになったら、あの美味しかった楽しい思い出とともに、またこの食堂を訪れてくれるだろう」という、いかにも大阪人らしい心温まる発想が下地になっていたという。

 
 まだまだ貧しかった近代日本には、今は貧しくとも将来は・・・という希望があった。出世物語の形式ともいえるかもしれない。

 そして、そこそこ豊かになったはずの今日、この国に、こうした希望はあるか?今日より明日はより良くなるという希望はあるか?

 店主には新芽の発芽の予感すら見えてこない・・・。まずは当面はこの根腐りを除去しながら、時間をかけても立て直していくしかないだろうと思う。30年成長していないこの国・・・。

 あとは個を格とした共助の和を作っていくことか・・・。

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 ひばりヶ丘を通ったら、山添君演説していた・・・、オ!知り合いの市議さんも応援に駆けつけているな。

 この日曜、選挙だぞ!店主は、金曜期日前投票に行ってくるとする!

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 この土曜、9日は三女傑ライブです!本当マジで聞き所満載!
 ぜひおいでください!三人三様なんだなあ、これが〜

T先生の復帰再生号


 
 これはもう・・・どうにもならない・・・ですか?

 通常、大抵の自転車はなんとかしようとする当店ですが・・・、こいつは相当すごいねえ。

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 数年にわたる雨ざらし?もしくは硫黄漂う温泉地での放ったらかし?とも思える状態ですな。

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 イヤー、何しようとしたのかい?という状態ね。バーテープをビニールテープで補修?

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 革サドルももう苔むしていて、のしイカ状態になっていますな。

 そして極めつけは・・・、

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 ダウンチューブがポッキリ折れています・・・。ということなんで、何処をとっても使いどころが見えない状態なんでありますね。

 まあ、こうなってしまうこともある・・・。

 この辺をどん底ということで、ここから徐々に立ち上がっていきましょうか?気づいたら遅すぎる、ということはない、これが人生の鉄則なのかも知れません。

 では、再出発と行きますか。

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 再出発はこれで行きましょう。これぞ!実用車中の実用車!

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 実用車なんで、カゴは必需でしょうな。

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 本当実用車というのであれば、ギアは必要でしょう、三段以上はね。ハイありますよ。

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 といいつつも、前二枚は必要はない、一枚で十分。

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 元々横一文字の棒を引くことがお得意のT先生だけに、フラットハンドルの方が力を発揮するんでしょうな。

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 これも実用車には必需でしょう。ハブダイナモにライト。これも日が短くなると、非常に重宝しますな。

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 そして、身体というエンジンを最も効率よくセッティングするサドルも十分な高さがある。これは走るし、運べるし、距離も稼げます、という意味で最強に近い実用車でしょうな。

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 これは再出発には、最適な車体ということになりましょうな。まずはこれで!まずはこれで走って、運んで、移動しながら徐々に浮世に慣れていってほしいですね。

 とある世界は先生を必要としている!なので、徐々にでいいので戻っていってほしいもんです、まずはこの再生号をしっかり使ってね。

 と熱い後輩が用意しましたぜ!


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 7月9日は三女傑ボーカリストによる共演だ!たったの五百円でこれはないよ!絶対にない!来るしかない!



より高機能された磨きダホン

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 ダホンの磨き小径車だったんだが・・・。高機能化して再々登場だ!

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 夕日に映えて、結構いい光を放っていますね、磨きフレーム。

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 宣伝しているのに金くれない、というか安くならないというのが、メーカーのロゴ。もちろんブランドをありがたがっている乗り手もいるかと思うが、一方宣伝費分安くならないの?という発想もあってもいいだろうね。

 というわけで、こいつはダホンなんだがノーブランド、ロゴなしね、知らない人にはメーカーがわからない。それはそrでいいだろうな、店主はノーブランド派だね、持っている自転車でいうと、ラバネロぐらいしかメーカー名がないな。

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 ホイールをWOから、HEに交換、そのほうがタイヤの選択肢が断然増える!

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 一番の改造点は、やはり前の二枚化だな。店主の台湾一周号から比べるとかなり楽に出来たが。

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 小径なんで、インナーはいらないという説もなくはないが、どんな地形行くかわからない、という場合には、頼もしいね。

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 謎の黒コンポパートⅡがついています。今ん小ろ・・・大きなトラブルはなし・・・かな。

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 カンパエルゴそっくりのシフターね。使い勝手は悪くはないが、下ハンからシフトアップが出来ないので、レースには使えない。

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 そこそこ効くショートリーチのVブレーキが付いています。

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 長いピラーが、適正ポジションをほぼ保証してくれるでしょう。ちゃんとセッティングできれば、しっかり踏むと、結構走ります。不足はないね。

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 夕日に映える、高機能化した磨きダホン!もちろん台湾一周も出来ましょう、用途も色々、かなりハードなライドにも応えてくれそうだね。
 
 ということで、試乗希望者募集だ!

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 7月9日土曜日 三女傑によるバトル的ボーカルライブが開催されます。歌心と超絶技法と存在そのものと・・・、まあ、こんなライブはそうないよ!ご来場ください!


 

三女傑 ヴォーカル対決イベント開催! 7月9日土曜日だ!



 今週土曜日、7月9日は是非、開けておいてくださいな。当店にて、凄いライブイベントが開催されます!

 その名も、全くタイプの異なる、それでいてどこか通底している三人の女傑ヴォーカリストによる、ライブイベントなのであります。

 ことの発端は、店主が恒久応援すると宣言いたしました、あの西成の神さんと大臣の妹筋にあたります、ユンさん、正式名ユン・ロック・ラメントさんが東京に来るので、せっかくなら当店でライブを!ということだったんだが。

 いつの間にやら、三女傑ヴォーカル対決・・・的展開となってしまったんだな。まあ、それには店主の思いつきなども大いに絡んでいるんだが。

 とりあえず、店主から見る三女傑それぞれのご紹介をしていきましょうか。

 まずは事の発端と作ってくれたユンさん。

 出身は徳島らしいが、今は大阪のあの西成を中心に全国津々浦々まで、股にかけて活躍するシンガーさんなのだ。始めて会ったのが、この3月当店は、突然大阪西成から神さんと大臣の二人によって襲撃ライブをされたんだが、その際、まあ前座?という位置づけで歌ってくれたのがこのユンチャン。

 それが・・・、もう前座なんていう、露払いの役をとうに越えていたんだな。もう対等というか、一つのパフォーマンスとして確立されていた、という感じですね。

 多少の粗削りはなんのその、ギターをジャ〜ンをならして「あたい〜」と歌いだした、その瞬間から・・・、会場の参加者の心を一気に掴んで、最後までの数曲ドドーッと持って行かれた・・・という印象だったなあ。まあ、凄い歌心の持ち主だ、そんじょそこらにはいないねえ・・・。

 さすが過激な歌劇で名をならしている西成の神様から認められただけはある。歌詞を聞きつつ、ウーン・・・と唸る、なるほどねえ・・・と。なかなかいねーなこんな歌い手は・・・。

 ライブがオフになったら、直接本人に聞いてみな。まあ、いろいろな体験している・・・一言では言えないくらいの。そうした地から湧き上がってきている歌だけに、人の心をつかんで行くんだろうね。神さんも言っていた「ユンは、つらい体験、悲しい体験、色々してきて、汚いものも見てきたんだろう・・・だから今の歌がある」と。

 そういう体験を越えたところから、人を許すこと、人が救われることの本当の希望が見えてくる・・・、そういう域まで到達している歌い手・・・さんなんですよ。だから、是非に聞きに来てくださいな。

 

 そして次に、RIA先生。超絶技法の女性ボーカリスト、という言葉は彼女のためにあるような言葉ですぜ!まあ、うまい・・・、もっと言うとうまいなんてもんじゃない、もうあのサラ・ボーンも裸足で逃げ出すほどの、超絶技巧と音感・リズム感、その他すべてを身に着けている歌い手さんです。

 そもそもなんで当店で歌ってくれるの、あんたカーネギーホール行きじゃない?というほどね、これは彼女がマイク持って、一言歌いだしたら、聞き手は脱力して、スススス・・・スゲ〜となります。

 誰でも知っている超有名な曲をわざと外すように歌って、アレ?聞いたことがあるような、ないような・・・、アレ?エ・・・これって・・・、あの?エエ?なにこれ!!!もしかして???嘘!!!なによ、これ!!!と、聞き手を動揺させて、最後に落ちに持って行かせて、聞き手を驚かせる・・・。

 そんな彼女が、最近歌ってないのよ・・・と、エエなんで?と素人にはわからないが、非常に高い、超絶高いレベルでのスランプなのかも知れない・・・。スランプでそこまで歌えるなら、絶好調になったらどうなんの?と。

 昔の寄席の客は、高座で寝ている志ん生を起きている志ん生は当たり前だが、寝ている志ん生は見ものだとばかりに暫くそのままにしていたと言うが、だいぶ粋でございますね。と同じように、そのどこが?と素人には全く気づくことの出来ない超絶ボーカリストRIA先生の、スランプかも知れない珍しい状態を聞きにおいでなさい!

 彼女はまた東日本大震災で大変ご苦労されて、その時生まれた、非常に素朴で、人々が徐々に立ち直っていくさまを丁寧に歌った希望の歌なども・・・披露されるかもしれません・・・。すべてを失った被災者たちは、歩くことから始めて行った・・・。是非に!



 そして、最後はかつて当店イベントで歌っていただき、店主が惚れ込んだしっとり熟女の、その存在を体現したような歌そのものであるような、女性ボーカリスト、カナブーンさんの紹介です。

 コロナ前のイベントでしたね、始めて当店参加していただきました時、当然面識もない中で、ゆっくりしっとりとライブが進行していったんですが、まず男女の性別が明確にわからない、この人は一体誰?という印象でした。

 女性の低音・・・であることに、徐々に気づいていきました。彼女の歌に、会場は水を打ったようにシーンと静まり返って、お客があたかも腹で聞いていたかのようなところがが印象的でした。

 歌う心と歌が一体化している、まさに歌そのもの・歌の存在=カナブーンさんそのものであったような、そこにカナブーンさんがいる=歌があるという天衣無縫の存在を予感させてもらえるでしょう。

 是非そういう体験を皆様にしていただきたい。

 

 そんな三人の女性、三女傑が一同に介するなんて奇跡が7月9日当店で起こります。ライブは昼過ぎの3時から1時間半、夜七時からの1時間半、の二回起こります。各音楽チャージはたったの500円、あとは投げ銭ということです。

 もちろん両方ご覧になるのもありありです。

 多分、前半は三女傑、相手の手の内がわからない中から、それぞれ歌い、後半は前半のそれぞれを意識した、より練られた展開も予想されますな、なので前半と後半のライブも当然変化していくでしょう。

 さてどうなることやらですが、凄いライブになることだけは予想できます!

 もちろんライブ終了後の、握手会、cd等即売会、交流会もありますので、是非おいでください!

 まあ、ちょっとこの水準のライブは・・・そんじょそこらでもない・・・と考えられますぜ!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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