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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2022年10月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

嗚呼10月 ものとヒトの距離を取り持つ者



 ヒトとヒト、ヒトとモノ、ヒトとコトには、個別的にそれぞれの距離のようなものがあろうかと思う。

 その距離は当人か当人同士にしかわからぬもので、それは秘密であり・・・時には一つの神秘でさえあるかもしれない。

 その距離は便宜上は色々あれど、原理上は不可侵なのではないか、と思わるんだが。

 まあ、店主は仕事上、自転車とその人の距離、それが現実の距離であれ、理想の距離であれ、あり得べき距離であれ、個別的に、まったき個別的に見るべく立場であろうと、できているか否かは別として、そう信じて執り行っているつもりではある。

 しかし、この10月という月は、色々ある月だ。

 恩師の命日がある。亡くなって四年、もし生きていたら・・・と思うと、その喪失の深さを思うにつけ、思考が止まる。

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 そして、こちらも未だに当店にある、別の恩師の遺品である。入院中、退院後の自分の自転車は?とよく電話を頂いた。チタンフレームのスタッカード系のフレーム探しておきます!パナソニックで確かあったと思いますから!

 この方ももしご存命であったら、カメラ片手に、自転車で走って、自転車で撮れる写真とは何でしょう?なんてことやっていたかもしれない・・・。靴の裏を減らして・・・、ではなくタイヤを減らして・・・だっただろうと。

 そんなこんなしている内に、どうでもいい店主の誕生日なるものがやってきた。もう還暦間近と・・・、自らの今後の可能性について、半分絶望的になりながらも考えてみたりする。

 まだ、男としていけるか?イヤイヤ、男は晩年おばさん化するというが、それもあってか、意図的に鼓舞しない限り、そちらの方面にはいかないような気がする。

 ダメだ!ダメだ!すぐにアジア系は仙人もどきになろうとする。そもそも仙人にはなるものではない、すでになってしまっているものだからだ。仙人になろうとするのは、一言、怠惰め!ですむ。怠け者の言い訳にしかならない、かもな。

 そういう意味ではラテン系のいつまで経っても男捨てない、ガキンチョ爺を見習わなければならいないかも。

 まあ、どうもいま店主は自分を見失っているらしい・・・。

 そんなこんなで月末中の月末に来て、なんと・・・

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 子狸が12歳になったんだと。大森さんにねだって組んでもらったらしき自転車を抱えているようだ。こいつも、店主を通り越して、直で大森さんに行く、常連さんたちの手口を学んだようだ。

 大森社長は、拒否ということを極力しないように生きておられる方だからだ。

 ヒトとヒトの距離。ヒトとモノの距離、そしてヒトとコトの距離。

 その殆どはそれなりの距離を取りつつ、やり取りをしている、そして、それは原理上不可侵のものだと。

 その不可侵のはずのものに、形式上の枠に過ぎないものを当てはめて、処理しようとする動きにはどうしても抵抗してしまいたくなるのである。

 店主と故人には、ある距離がある、正確にはあった。なので、その距離に従っての、今度は一人相撲が、しかも行事のいない一人相撲始まることになる。それが弔うということの本質だと思っている。

 そうしたものに、形式的な尺度・・・、時にそれが必要なときがありうるということは認めつつも、そうした尺度を押し付けるような傾向には、抵抗する。

 本質的には、距離に応じた弔いがあってしかるべきなのだ、と思う。

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 今回、太陽葬祭さんには救われた。故人との距離を静かに認め、それに従って、多少の迷走にも付き合っていただきながらも、無事事を成就に運んでいただいた。

 こういう業社さんもいるのだなと。

 当店もそうあらねばなるまいと強く再確認する。自転車とその人の距離を見誤らないで・・・、どう着地させていくか?ということに専心していくべしと。

 色々あった10月が終わる。来月11月は祭典の日としたい・・・。
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あの有名人・・・が講座を!そして当店とコラボってか!



 当ブログで、しばしば登場する方っていますね、当ブログに有名人ともいいましょうか、そのうちの一人、「自転車作っていないと死んじゃうおじさん」が、また持ち込んできましたよ。

 ジェイミスのフレーム、市販品にはほとんど興味ない店主としては、ハア?ジェイミス?ってな感じですが、しかもスローピング車体にもほとんど興味のない店主ですが・・・、これはちょっといいかもと、不覚にも思ってしまった自転車なんだよな。

 相変わらず寄せ集めで、楽しそうに組んでるよ。

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 ブレーキはキャリパー系でティアグラね。

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 前後ともに、そしてショートリーチもんなんで、フレームは結構ガチ系のロードということが言えますね。

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 ホイールがイーストンもので、結構奢ってしまっている、軽量だが柔らかくはない。

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 フロントも同じなんだが、この写真を見るとホイールよりもフォークに目が行きませんか?ミズノのカーボン。一時ありましたな。店主も使っていた時代がありました、下りでエエ?と思って恐る恐るアチコチに聞いてみたんですが、まあ、当時あまりレース等には使わないほうがいんじゃない?ということでありましたな。

 当時カーボンフォークと言えば、タイムとルック、殊にタイムが圧倒的な信頼感の上使用されており、今でも1インチもタイムカーボンフォークなんていったら、引っ張りだこなんじゃない?

 店主も一本大事に所持しています!それに比べればミズノはわざわざカーボンフォークを作らなくたっていんじゃない?っていう程度だったと思いますが、ツーリング仕様であれば問題ないでしょう。

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 105レベルのクランクに、105のフロントディレーラー。

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 おお相変わらずやっているなあ、このデュラディレーラーも、あっち取り付け、こっち移植を何度か繰り返しているようですが、今はここのとどまったということね。スプロケがアルテというから、地味なところにいいもん使っている。この辺が部分お宝の死んじゃうおじさん技、なんですね、いつものことですが。

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 ほんで、勿論ドロップ仕様で、シフターが・・・?

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 やってくれるぜ、謎コンポのシルバーバージョンだ。ディレーラー等との相性も悪くはないね、よくこんなんでしっかり組めました、とこのバラバラ感と部分お宝感、お得感というのが、まさにまさに「死んじゃうおじさん」なのであります。

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 ね、スローピングなんだけどかっこいいんだよね・・・。乗ってみたが、これまたいい。鉄フレームに、足回りもしっかりしていてね、長距離なんかも向いているだろうな。

 ということで、いつものことか、思っていたら、今回はちょっと展開が異なっている。

 この「自転車作っていないと死んじゃうおじさん」の正体が何と明らかになったのであります。ご本人の許可を経て、以下に掲載します。実は、IT長者だったというオチです。講師でもありますね、しっかり講座も持っておられるんですわ。

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 谷口先生というんですねえ。講師経歴の中に自転車製造販売がはいっていないが、まあいいか。ということだったんですわ。

 IT系の先生ね。なので、だいぶ前から、ホームページや、集客についてのアドバイスなんかもしてくれていたわけでありますわね。

 今はもう何十秒の動画で検索しているんです!インスタと合わせないと!なんやかんやとネット上にばらまいて、結局はこの店に来るよう集客するんです!といろいろ教えていただいていたんですが・・・。

 その道の先生だったとは。

 この講座は来月練馬区で開かれるそうで、どこの市区に住んでいても参加できるようです、たったの五百円でね。その講座のための基礎資料に、実際に当店とのコラボでホームページ等の作成と、他のSNS等との連携などをさせて、実例として授業に活かそうということで、当店も協力することに。

 と言っても、谷口先生に今までの写真等を利用してもらう・・・という程度で、特に店主は何もしないが。

 でも、刺激になる話などもいただき・・・、ちょっと何か動くかも知れませんな。

 その辺の話など、直接聞きたいという方は、上の講座をぜひ受講してみたらいかがでしょうか?

 何かの展開になるかも知れませんな。

新規事業発足! なんで焼き芋なんだ?



 これなんだかわかりますか?ってこれだけじゃあわからないだろうなあ・・・。

 実はこれだけでは使えないんでありますよ。

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 コイツを使わないとねえ。これ玉砂利ですね。採石するのも悪くはないが、そこに行くまでと、持ってくるのが大変ということで、破けた袋で半額!という玉砂利を購入してきました。

 こいつを

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 蓋開けた中に引き詰める・・・。なんで?

 実はもう一部屋あります。

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 二階にある、もう一部屋にも敷き詰めます。盆景でも作るのか?っていうわけではありません。

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 そしてコイツを使います、熱源・・・。まあ熱源があって、玉砂利とくればもう大半の方はおわかりのことと存じますが。そもそもこの鉄の箱が運び込まれて一年。この熱源を見るとプロパン用とあります。ガス機器は、プロパン用と都市ガス用とに大体別れています。似たようなガスなのに理由はあるんでしょうね。

 このプロパン用は当たり前ですがプロパンガスを購入してこないといけませんが、このプロパンガスというものが決して安くはない・・・。なんで?と思うくらい高い。防災意識は低くはない当店としては、プロパンガスの一本くらい持っていてもいいはずなんだがあまりの高さのために、購入を控えた・・・という経緯があります。

 なので、このままのコンロでは使えない。そういう時にまた、いいタイミングで都市ガスのデカイ五徳があいたわけであります。なので、プロパンの代わりに・・・、

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 コイツを流用することになりました。とはいっても、サイズが異なるので、アチコチガス漏れしないように、削ったり切り落としたりして、ようやく収納可能となりました。

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 ほら、入った。そして、このガス栓に都市ガスを繋いで点火・・・。ここまで来るのもガス管のサイズ違いなど結構アレヤコレヤで大変でありましたよ。

 そして無事点火!では、試運転と参りましょう!

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 今回はあるところから入手した、川越名物のさつまいもを使います。今後、無農薬のさつまいもを入手できるルートが開拓されたんです、大変ありがたいことに!

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 さつまいもは実は寒さに弱い。なので、保たせようと思って低温のところに置くと、溶けて無くなってしまうんです。殆どの野菜と真逆ですね。

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 では並べて、焼いていきます・・・。冷たい状態から点火して、約45分前後かな?焼きあがりますね、そして別室に入れて寝かせるとまたいいようです・・・。

 実際にやってみて驚いたこと・・・。道行く人の焼き芋への関心の高いこと!焼き芋マシンを出しているだけで、声かけられます。

 そしてもう一つ、石の蓄熱の凄いこと。とっくに火を落としても、二時間経ってもまだ熱い、持つのも大変なくらいに熱いんです。この性質はしっかり利用させていただきましょう。

 また、アチコチに熱漏れの兆候や、保温すべき箇所を発見・・・、この辺をしっかり管理していったら、最小の燃料費でうまい焼き芋を作れるんじゃないか?ということが分かってきましたな・・・。

 ということで、

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 遅くとも11月の下旬ぐらいから、土日の営業を開始するかな?

 兎にも角にも、生き延びないといけません・・・。できることをやりながら、止まることなく、生き延びないといけません。これでまた、外部との接点ができて、それを・・・という戦略・・・というのも大げさですが、小さいところ出来ること、それは小回りだ!

 小回りしながら嗅ぎまくる、そして隙間を見つけて、奥に掘る、これが生き残りの極意なのかもしれませんな。

 さて、石やーきイモー、やきたてー!!!


変わったフレーム見ると・・・つい



 一般に大量の自転車を見る機会というと、量販店でしょうかね。あれ自転車見ているようで、多くは値段見ているんでしょうな。

 なので、実用自転車が、実は非常にバラエティーに富んでいるということに気づいている方は少ないか、と思います。

 自転車の集積所のようなところで、まじまじと観察しますと、実は実用車っていうのは、そのフレームの形状のだけでも相当種類があるということに気づいて驚くわけであります。

 この上のフレームの形状も相当特殊でしょ?こんなのが実はその辺をチョロチョロ走っているんですが、その個体の特殊性というか、全体のバリエーションも多様性を含めなかなか理解されていないようですね。

 大量生産されていくその背後で、企画者やデザイナーさんたちがが結構頑張っているということなんでしょうな。

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 なので、そういうフレームを見つけると、再生したくなってしまいますな。これは700Çで再生させましょう。こうなるともう走りはもう別物になってしまうますよ。多少野暮くてもレーサー系のホイールなんで、軽量で回転も実用車から比べると段違いなんでね。

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 リアも勿論700Çで、なおかつこれは・・・シングルフリーですね。

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 ただ、これは今のところシングルフリーなだけで・・・、なんなら固定ギアにもできますよ、通勤にどうでしょう?

 と、同時時に!!!これが凄いところなんですが、ここに多段用のブスフリーを据え付けて、後付ハンガーとリアディレーラー、シフターを取り付けると、普通に多段ギアの自転車に大変身することも可能なんですね。

 これで、自転車にハマり、距離が伸びる・・・。すると必ず丘陵がある、山があるんですね。そうなるとシングルでは太刀打ちできないことに気づいて、多段のほうがいいなあ、となる。

 普通の自転車屋にいったら、単なる多段自転車の購入を勧められて終わりでしょうが・・・。

 当店なら、コイツにボスフリー入れて・・・ということで、対応可能であります。新車は必要ありません!

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 ローラーブレーキを外し多分、板ブレーキでもって、キャリパーをここに取り付けましたんで、車輪の着脱が非常に楽になります。自分でパンクの修理やタイヤ交換できるようになりますよ!

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 フロントはシングル、ここも使い方によって二枚にしたりということも可能です!

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 とりあえずは、プロムナードハンドルで行きましょう。まだ右肩が万全ではない店主としては、プロムナードはありがたいね。

 形はおしとやかなんだが、意外と踏めるというのがこのプロムナードなんですね、不思議なことに。

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 しっかり乗るためにはサドルの高さは非常の重要ということで、長いピラーを取り付けて微妙な高さも出せるようにしました。

 これだけでも相当走る・・・ということです。

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 しかし、見た目もスッキリして、スルッと走る出すし、まあ名実ともに快走車と言えるでしょうね。

 カゴや荷台はオプションでしょう。ちょっと離れ通学・通勤にも向いています!なんたって700Çですからね!!!

電動自転車のスピードを上げる・・・クランク交換



 この電動自転車買ったはいいが、なんか今一スピードがでない、後ろからいろんな自転車に抜かれていくのが切ないのか?どうにかならないか、というご相談。

 リアは多段だが、ボスフリーなので、歯数の調整は難しい。となると、前ギア・・・いじりとなるんだが、そうなるとチェーンリンク交換できないクランクだと、クランクそのそもの交換、というお仕事になることになる。

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 まあ、前のギアをデカくする際に邪魔になりそうな、チェーンカバーを取り外す。チェーンリンクとクランク一体物なんで、丸々交換するが、そのデカさの比較をすると・・・、

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 この違い・・・。

 さて、どうせ変えるならドーン!!!とデカくしたいということなので、劇的にデカくしましょう。

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 58Tというかなりでかいものを選択。超小径車用のもっとぶっ飛んだものもなくはないが、まずはこのへんでいいんじゃないかな?

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 で、130ピッチのチェーンリングですので、かつての主流であったものを探せば付くんですが、見つかったのがなんと105の旧式もの・・・、ヤリ過ぎ?まあいいか・・・。

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 まあ、ここまで増やせば、様子見る価値はありだな。電動アシスト突き出し、どうなるんだろうな?

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 こちらは先に指摘したボスフリーなんで、あまり応用は効きませんね。探せば・・・トップ11Tとかもあるかも知れないが・・・、まあ望み薄だな。

 あとスピードアップのための、次の改造の可能性があるのは、

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 ここでしょうね。この点に伸びたこのハンドル、コイツを縦に短く横に長くで、より前傾になれるタイプのハンドルに変えるこどえ、出力も増えるでしょうね、やる価値はありです!

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 試乗の結果、かなり満足いただけるスピードになったんじゃないかな?と思いますね。前のものとの厳密な比較はできていないんであくまでも感覚的なスピード感なんですけどね・・・。

 まずはこれでお返しして、様子聞きましょうかね。次はハンドルをブルホーン系にして・・・と、この手のいじりは面白いもんだよね。

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※30日も昼からハロウィンということで、仮装者にはなんかくれるんだと。店主も牛肉の本格麻婆豆腐で参戦します!

改造軍用マークローザ その後とお知らせ



 1月に、ハブワンポイントオレンジでゴッツく組んだ前後ホイールですがその後調子はいいようですよ。

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 見慣れているマークローザのはずが、特殊な塗装のためか、別車体に見えます。ご本人に尋ねても場当たり的なことしかしていないそうなんですが、それでこうなるんだから、よほどセンスがいいんでしょうな。

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 塗装面は滑らかの真逆、ゴワゴワで使用感たっぷり、やはり軍用自転車のように見えますね。

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 合わせてハンドルも、ビニールテープと来たもんだ。通常なら粗野でしかないはずなんだが、絵になっている。

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 セミドロップとして使っているハンドル、ひっくり返せばプロムナード式なんだが・・・。

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 荷台もカバンもさり気なく狙っているのかな?とも思えなくない。統一感というものは小奇麗だとか、丁寧だとかいう小手先のものを吹き飛ばしてしまう何かがありますな。

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 実用上の荷台に、ゴムチューブ・・・。この使用感と統一感で、何か見せてしまう。狙ってはいないんだろうが、そうなってしまっている、天性なのかな?

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 そして、中心にチョコンと隠れるようにワンポイントオレンジのハブ、シングルフリーになっている。

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 何らかの統一感によって、ハッとするような自転車が成り立っている、これはただものではない!な、やはり。

 と思っていたら、やはり、やっぱりそうだった。

 この持ち主、作家さんであった。

 そして、なんと近くに個展をやるという。

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 日にちも、場所も近いじゃないか!来月、吉祥寺じゃない!!!

 そしてこのお知らせハガキの裏には彼の作品が・・・造形であった。

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 ほら見ろ!先の自転車と通底する何かがここに見て取れないか?これは百円均一のおもちゃのプラスチックの銃で作ったものだそうだ。そして、元は絵の作家なので、こんかい絵の展示もされるという。

 ね、やはり只者じゃないわけだ。

 そして、もし直で見に行けなくても、

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 こちらから、オンライン展示を見ることもできるということだった。

 いずれも体験してみてください。一人の若者が人生の時間を削って、誰に頼まれたわけでもないのに、このような作品作りに没頭しているというのは、そうした若者がいるというだけで、この国はまだまだ救われているということなのだ!

 店主も直に行って、彼の作品から力を吸収できたら・・・と思っている!


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もう一つお知らせ この土日29日と30日狸市にて、ハロウィンパーティーなんだと!仮想してきた人はお菓子のプレゼント!という子供だまし付き。
この2日は、店主の本格麻婆豆腐が提供される!ないが本格か?それは牛肉なのだ!

三輪自転車と二輪自転車は別物なのだ!



 これは後ろ二輪の三輪自転車なんだが、よく二輪自転車は危ないから、三輪自転車に変えなさい、という指摘があるようで、実際高齢者が三輪自転車を乗っているのを見かけます。

 ただ、これはスルッと簡単に二輪から三輪へスライドできる、乗り換えのできる問題ではない、と思いますな。

 両者は似ているようで、全く違う乗り物といってもいい。なので、確かに自立できない二輪より、自立のできる三輪のほうが安全そうに見えるから・・・、という理由だけで三輪志向になるというのはちょっと違うように思いますね。

 四輪なら、二輪より単順に安全だからという理由は成り立つと思いますが、三輪は違う。

 何が違うか?というと四輪は乗っている本人がどんなに暴れても、四輪車が倒れると言うことはほとんどありえない。よほど幅が細いとか特殊な形状をしていない限り、倒れることはない。

 それに対して、三輪はやり方によっては倒れてしまう可能性があるということなんだな。勿論、二輪よりも自立性は高い、そもそも二輪は静止の状態で自立はできないが、三輪の場合は乗っているだけであれば自立が可能だ。

 ところが動いたり、極度に重心を傾けたりすると、意外と簡単に倒れてしまいうるのが三輪自転車なのだ。

 そういうことを踏まえた上で、自立できる、二輪よりも安定感の有りそうな、安全そうな三輪自転車に乗り換える、とい事を考えないといけない、ということなんであります。

 安易に安全だろうということで乗り換えはできません、特に高齢者の方は。

 なので、売る場合には講習をすることになりますね。

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 まずは、乗るところから。二輪自転車のように、両腕でしっかり自転車を支えて、最初から重心を取りながら、つまり自転車を自立させる作用を与えながら乗る、というのとは全く異なります。

 ある意味椅子に座るのと同じでしょ?と思われるかも知れませんが、それは四輪自転車。三輪自転車屋は、自立はしていますが、サドルが左右に振れる、揺れるんですね。なので、一般の椅子に座るのとは全く異なります。

 先週まず座るまでが大変でした。怖い・・・怖い・・・の連続ね。

 今回は座るところから始めます。

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 両足を地面から離して、ペダルに置きます。これで体を振るとサドルが左右にぶれますので、確かに怖いです、下手すると落っこちてしまいます。

 まずは怖い怖い、というご婦人を落ち着かせて、この状態で、会話しながら、慣らしていきます。その内、ちょっと体を押すようにすると、偏った方に足を出して、対応できるようになります。

 この段階をクリアすると。今度はペダルを踏むことになりますが、その踏み方にもコツはあります。

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 緊張のあまりガチガチですが、会話をしながら力を抜いていきます。そして踏み方ですが、今度はペダルをガンガンでははなく、静かに恐る恐る、撫でるように踏んでいく、ということで、車体はスッと前に出ます。

 店主が横に付きながら、歩く以下のスピードで車体が進んでいきます。三輪はこれができますね、勿論二輪でこれやったら、スピード不足で自転車は倒れてしまいますが。

 そして走りながら、次のことが課題になります。

 つまり、車椅子のときにも体験しましたが、街道は水はけも考えて、左右が低く緩いRを描いているんですね。緩いかまぼこ状態になっています。なので、真っすぐ走っているつもりでいても、左右の低い方へつまり、緩い坂、傾斜の方に向かって車体は流れていってしまうんです・・・。これ体験しないとわかりにくかも知れませんね。

 この現象は二輪ではほぼ起きません、体験できません。前後に二輪が付いている車体だと縦の上り坂には敏感ですが、横の下り上りを意識しなくても走れてしまう、ということなんですね、なんて効率がいいんでしょ。

 本日は五十メートル往復の練習をいたしました。違和感アリアリながらも、先週のただ怖い、怖いを連呼する状態とは全く異なってきたのが嬉しいですね。

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 来年91歳になられるご婦人、頑張り屋さんですね。もし最終的に乗れなくて、購入できなかったら、申し訳ないと気を使いますが、こういう指導しながら、いろんなことに気づくんで、こちらの勉強でもありますから、無駄ではありません。

 それに・・・、この御婦人は店主の父と同じ歳、ちょっとばかり期待を込めて気合が入ります。

 ゆっくりでいいので、こうして新しい事柄に挑戦すること、意欲、体験というものが刺激に変わって、老け込まなくていいわけです。

 できれば週に二回講習を受けたいと、なかなかやる気があっていいですね。時間のある限り、おつきあいいたします!

 あとは、街道をまっすぐ走る練習、その次はコーナーリングの練習で、免許皆伝・・・かな。

 また、途中経過の報告もここでやりましょうかね。

今年最後の西成襲撃ライブだ!是非お見逃しなく!



 あの最強西成軍団が今年最後のライブをやりに上京してくるぞ、西成からの襲撃だ!!!

 ということで、お知らせです。

 かつて店主が恒久応援すると誓ったアーティストなのだったよね。

 今年3月に初めて当店でライブをやって、5月に二回目のライブをやってもらったんだが、この11月19日に三度目のライブ、勿論今年最後のライブをやってくれることになった。


 詳細は以下の通り

11月19日(土) ★西東京
【大臣と神様×小竹 親LIVE】
~神様降臨/大臣遊説/親善大使~
開場18:30 開演19:00
投げ銭♪(ドリンク別)
出 演:西成の神様
    鈴木勇造
    小竹 親
O A:堕天使菊エル
@西東京 狸市(狸サイクル)
西東京市富士町6-6-13
042-445-0487
西武新宿線北側 西武柳沢駅と東伏見駅の間
伏見通り&東伏見公園そば

 今回は、神様大臣にそしておなじみ菊ちゃんに加えて、小竹さんというシンガーも来るようだ、全く情報がないのが、彼らに同行するんだから、ちょっとやそっとじゃないだろうね、非常に楽しみだ!

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 今回も投げ銭というから、よほど自信がある。まあ、とにかく当店有縁の方々には聞いて目撃して、体験してもらいたいライブなのだ。

 大半がMCで笑いを誘われ、変化球に飛んだ歌に驚き、もう無いだろう、と思った時に、賛美歌か?!と思われる歌が飛び出る、やられます・・・完全にやられますよ。勿論いい意味でやられますね。

 もう気持ちよく投げ銭できる、ここまで聞かせて楽しませてもらったならもう、惜しくない、なんなら酒もおごるから飲んでね!というくらいに。

 そして、ライブのあとの懇親会・・・に自然となってしまう。そして、乗ると神様による「自慢のおかん話」、これはもう本になる、漫画や映画にもなるようなユニークなお母さんの半生を、息子の神様が語るんだな・・・。

 ということで、色んな意味で満載なのだ!

 勿論サイドで寡黙にギターを弾く大臣さんの腕も相当のもの、父性愛に溢れたギターがまた泣かせてくれます・・・。

 ということで、来月19日土曜日ね、当店内の野音で西成ライブを行いますので、ぜひ、今回お見逃しなく、是非是非おいでください!ということであります!

 よろしく!

 で、今回は東京埼玉ツアーなので、ツアーの詳細を下に載せておきますので、是非また追っかけになってみてください!






わぉ!
急遽!東京/埼玉ツアー決定!!
キターーーーーーー(@皿@)ーーーーーーーーー!!
【大臣と神様×小竹 親LIVE】
~神様降臨/大臣遊説/親善大使~
今回ツアーは・・・!!
ツインズの小竹 親と共に
東京&埼玉4日間のツアーです!!
強烈に楽しい旅になりそうです♪
順次フライヤーをUPしますので
是非是非!お見逃しなく!!
東京&埼玉方面の皆々様方!!
何卒ヨロシクお願いします♪
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11月19日(土) ★西東京
【大臣と神様×小竹 親LIVE】
~神様降臨/大臣遊説/親善大使~
開場18:30 開演19:00
投げ銭♪(ドリンク別)
出 演:西成の神様
    鈴木勇造
    小竹 親
O A:堕天使菊エル
@西東京 狸市(狸サイクル)
西東京市富士町6-6-13
042-445-0487
西武新宿線北側 西武柳沢駅と東伏見駅の間
伏見通り&東伏見公園そば
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11月20日(日) ★東京吉祥寺
【大臣と神様×小竹 親LIVE】
~神様降臨/大臣遊説/親善大使~
開場18:30 開演19:00
3000円(ドリンク別)
出 演:西成の神様
    鈴木勇造
    小竹 親
O A:堕天使菊エル
@吉祥寺 南郷7丁目
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-8
M288ビルB1 0422-40-6757
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11月21日(月) ★埼玉所沢
【大臣と神様×小竹 親LIVE】
~神様降臨/大臣遊説/親善大使~
開場18:30 開演19:30
3500円(ドリンク付)
出 演:西成の神様
    鈴木勇造
    小竹 親
O A:堕天使菊エル
@所沢 ジラソーレ
埼玉県所沢日吉町18ー22
042-968-5206
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11月22日(火) ★東京綾瀬
【大臣と神様×小竹 親LIVE】
~神様降臨/大臣遊説/親善大使~
開場18:30 開演19:30
3000円(ドリンク別)
出 演:西成の神様
    鈴木勇造
    小竹 親
ゲスト:西濱哲男
O A:堕天使菊エル
@綾瀬 チェス
東京都足立区綾瀬4-1-11
03-5697-6770
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さぁ!大臣神様×小竹親ツアー!!
呑んで笑って免疫UPして下さい!
カモーーーン!! エブリバデー♪
※激しくシェア希望♪
西成の神様♪



 イヤ、盛り沢山だね!是非おいでください!

あのインコ君 一時帰還 来月より西日本行き そのためのドック



 8月に、マチルダという観葉植物と東京を出た、インコくんですが、往路東北太平洋側、北海道、復路東北日本海側、北陸入って北関東経由で、東京に戻ってこられました。

 そして来月から、今度は西日本を目指して出発ということですが、自転車をメンテにかけて、つかの間の休息期間というわけであります。

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 だいぶ日焼けしましたね、でも体は痩せてもしまってもいない。結構長距離向きなのかも知れませんな。つまり走っても食える、吸収できるという体質なんでしょう。

 サポートなくして、本当に持久力のある人ってだいたい小太りですね。何人かの顔が脳裏に浮かびます、アイツにアイツ・・・・。

 そして本当良く食べる・・・。

 大きな事故も車体のトラブルもなく、ついでに色ごともまったくなく・・・、戻ってきたインコくんと車体。途中異音がしたり、アチコチ調子は悪くなりつつも、自然と直ったり、調整したり、ショップにも寄ったことがあったらしいね。

 前輪のスポークが折れて長岡で交換してもらったとか。

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 ちょいと気になったのが、ステンレススポークなのに、交差の部分に錆が・・・。これ星さんに聞いてみようかな。もしかして、スポークの材料かえましたか?って。

 あとは変速調整を中心に、みる。

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 リアディレーラーの長いプーリー部分の曲がりなんかが出てきていた。ゆっくり戻す。またハンガーをのばすげたなんだがそこもチェック、大きな曲がりはなかった。

 歯飛びが起きたというので、スプロケとチェーンは交換しようかということに。

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 しかし、同じものがない・・・。一番でかいギアはそんなに使っていない。使い方に偏りがあって、中心に近い所が集中的に削れているという。

 どうするか?

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 ひっくり返すと、トルクスのボルトが三本見える。これを抜くと多分バラけるようになっているんだろうということで・・・・。

 ということは、2つのスプロケをばらして、使える歯を入れ替える・・・なんてことでいいかな?

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 やはりバラけた。もう一つの新しいスプロケを用意して、使わないギアを抜いたりして、かつての本当のフリーのように、してやっていいかな?

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 手前の新品をバラそう。あとはトップの11Tは使わないそうなので、トップは13Tぐらいでいいかな?なんてことで入れ替え入れ替え・・・で、

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 できた!コイツを装着してやろう。

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 チェーンも交換して、歯飛びはなくなる。あとフロントなども全く問題はない・・・ということはないが、回避する方法は、インコくんもかなりわかってきている。

 ツーリングにはそうした知恵と技術は必要なんで、あとはどこまで直して、何処まで操作で克服するか?試乗してもらって決めるのもいいよね。

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 あまり夜は走らない、というが、ライトも交換した。

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 とりあえず、こんな感じで。もうマチルダ、植物は持っていかないので、カゴは取り外した。ここに今度は冬装備を詰め込んで、西日本へ!ということだ。

 今コース設定に悩んでいる。11月中に山梨、長野、岐阜、富山、石川、福井から滋賀、関西へ。関西には祖父の拠点があるそうなので、そこから放射線状に足を伸ばすのもいいだろう。

 しかし、11月の長野・・・どうだろうか?あと回しにするとより辛いかな?まあ、悩みどころだ。

 まずは手を入れた上の車体で、一日二日ほどの、短いツーリングをして、感触を聞きたいもんだよね。どう判断するかな?

 只今充電中、来月出発!ということだ。

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 これが彼の活動記録です。ユーチューブなんかも、独特で、時に面白い。強風40キロの体験など、笑える・・・。

 今までの記録、そして11月からの記録も是非ご覧になってください!しっかり見守ってられると、めげそうなときでも頑張れるでしょうな!よろしく!

レフティーがやってきた 壊れてないよ!



 イヤー事故って怖いですねえ・・・、フォークの片方がすっかり折れて飛んでいってしまった!一体どういうことが起きたら、こんなことになるんでしょうね・・・。

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 きれいに折れて吹っ飛んだ・・・。

 なんて、コメント書いたら信じる人少しはいるんじゃないかな?勿論そんな事故車などではありません。最初から、このように設計されているフォークであり、そういう自転車なんですね。

 名付けて、レフティー。左だけの片方フォークとして専用設計されたものなんです。

 これが登場した二十数年前かな?初めて街道ですれ違った時、向こうは坂を下ってきたんですが、ホイールが外れてこっちに飛んでこないか?一瞬心配になったことを思い出しますな。

 本当思い切ったことを・・・

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 キャノンデールはしてくれると思いましたわ。本当強度大丈夫かよ!というようなコメントがだいぶ付いていたことを記憶しますが、「飛行機の車輪はほとんどこの形式だ!」という反撃で黙らせていましたな。

 今でも作っているのかな?軽量化?とかでの何かメリットあるのかな?

 譲り受けたこの異形自転車を見てくれる所あるのか?と心配だったようですが・・・、

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 やることといったら、スプロケ交換だの、チェーン交換だの、ホイールのフレ取りなどと、一般車体と変わらないので、なんのことはありませんね。

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 もうしばらくするとスポーツ自転車からこのトリプルも消えていくんでしょうな。あれだけスプロケがでかくなって、リアディレーラーが対応するようになると、無理もない。

 クロスレシをスプロケ例えば12Tから21Tまで一枚ずつ増えていくなんていうスプロケも消えていくんでしょうね、ちょっともったいない。

 その辺を寝かせておくと、オークションとかで値が上がったりしてな・・・。

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 油圧ブレーキだし、そういう意味ではガチなマウンテンバイクでもあるわけで、

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 街道だけ走っているのはもったいないですね、タイヤをちょっとオフロードにして、この辺だったら狭山湖当たりを走ったりするのも面白い、この自転車の実力というものがハッキリ分かると面白いですね。

 用途に合わせて作られているものを、その用途通りに使ってやると、なるほど!!!来ます、是非そうした体験をしていただきたいですね。

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 仮にもし、この異形フォークが壊れたら・・・。なんとか両輪を支える一般のサスペンションフォークをとりつけられる・・・、でしょう。

 フォークだけ壊れて特殊だからといって、廃車にするにはもったいない・・・ということで、キャノンデールは結構救ってきたかな・・・。

 コイツもとことんやってやる!!!

あのコギーの普及のためには・・・



 この前当店に入ってきた、実験用コギーなんですが、なんと店内でH田さんのコギーとご対面!ということになりました。

 一軒に二台のコギーなんて、当店の今後を象徴するような光景ですわね。

 で、なんで赤のH田さんのコギーが来たか?というと、実はなんのことはない、パンクなんであります。

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 ひっくり返した、この黒い8インチのタイヤがパンクをしたということで、持ってこられたんですね。

 勿論修理は歓迎なんですが・・・、

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 手で押してみると、やはり空気が抜けていますね、パンクの可能性大であります。ただねえ・・・、自転車屋は当店以外にも非常に多くどこにでもあるのに、なんで当店に持ってくるんだ?ということが大問題なんですね。

 こんなもんただのパンク修理なもんで、やることと言えば、

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 こうやってチューブを引きづりだして・・・、

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 パンクの箇所を特定して、ヤスリを少し当てて、ゴムのりを薄く塗ってだね、そこにパッチをかぶせる。

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 圧着させて、セロハンを外して、チューブを中に戻せば終わり。たったのそれだけです。

 つまり、ホイールが小さいだけで、あとは自転車と全く同じなんですね。

 ということで、すべての自転車店はコギーのパンク修理はできるんです!なので、一見して異形であるからと言って、断らずに、ちょっと観察して見れば、すぐ分かって直せる程度のものですから、是非果敢に修理に邁進してほしいと思いますね。

 そういう開けた店が増えれば増えるほど、コギーの社会的進出の土壌も整うわけで、逆にそれがないと、コギーは社会にでていけませんね・・・。

 ということで、多くの自転車店の協力が必要となります。

 よろしくご検討くださいますよう、お願いいたします!

ミケと105 おすすめしませんが・・・



 当店初、もうほぼオリジナルと言っていいでしょうな。よく走るピスト車体なんですがね。

 補強付きフレームで、見た目はちょっとワルなんだが、そこにカーボンフォークなんかをくっつけちゃうと、スゲー走りをするわけなんですわ。なんでか知らんが。

 そいつが残りあと・・・、数本なんですが、今回通勤用で一台出たんですね。

 そして組付けが、コラボということで、クランク持ち込み・・・という格好だったんですね。

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 ミケというメーカーのクランクで、シングルクランクと言えば、スギノとシマノ・・・とほぼ決まっちゃうところに、こんな外国もんのが出てきたんで、選択肢は広がりますわな。

 通常、ミケのクランクにはミケのBBを使うということが鉄則です。ところが、長いものにまかれろ7日、サードものは主流の規格に合わせようとします、パーツの流用を狙ってんでしょうかね、まあ色々事情はあると思いますが。

 そして、世はまだまだ、パーツ不足が続きますと。このミケBBが見つかりませんと、何か流用できないか?と探すことになるわけです。それもだいたい決まっています、シマノものおよびその周辺ということに。

 で、このミケクランクにシマノ105のBBはどうなの?というと、ネット上では施工例があるようですんで・・・ということだった。

 ミケは当店の取引先も持っているので、まずはミケの正規BBを探してみたんだが、品切れ。共同で探すが、ない。あった!ということで入荷を待っていたら、なんとJISでないといけない所、ITAという規格違いだったりと、もう散々。
 
 一度緩んだ105計画を再度試すことに。

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 どうもミケのほうがコンマ・・・、太いようで105のBB部分がパーツに食い込みます。食い込んだら、今度は外すのが結構厄介・・・なので、純正のものとはやはり違うようですね。

 でも、今の所これしかないので、祈りを込めて、打ち込みます。

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 できれば最短で打ち込み完了したいですね。キツめにでもスーッと入ってくれると。なんとかガタは出ずに、暫くは使えるんじゃないか?と。

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 左右のスペーサー調整もなんとかうまく行き、これで暫く回ってくれれば・・・と思いますな。

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 何度か試乗して、計5キロは乗ったかな?少なくとも店主の体重でガタが出たことはないので・・・、この状態で、次の乗り手に渡します。

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 手組みホイールに、カーボンフォーク。鉄フレームとの相性は決して悪くはないですね。

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 前後とも手組、体重と脚力を考えて、36スポークという今ではちょっと珍しい規格のリムで頑丈に組んだんであります。

 これで、しばし大丈夫かな?と。

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 当店もミケを代理店である岩井さんとは取引があるので、ミケのBBの入荷を待つことに。また、この当たらいい持ち主の方にも、別ルートでミケBBの入手を試みてください。ということで、今回は出荷。

 まず軽い車体、マジで軽いよ。そしてホイールベースが詰まっていること、レーサーなもんでね。なので下りで前重心状態で急ブレーキ等は絶対にかけないでください。と、そうでないと前転どころか3回転はしてしまう・・・でしょうと。

 しかし、物不足はいつまで続くんでしょうね、ボチボチ出てきているのもありながら、円安等でか、値上がりが凄い・・・。本当どうにかしないとね。

自転車は乗り手!孤高の山女?登場



 今や最も巨大な自転車メーカーでしょうね、その名の通りジャイアント。しかも!

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 エスケイプなんて言ったら、最も売れたクロスバイクなんじゃないかしら?そういう意味では面白くもおかしくもないスポーツ自転車ではあるんだが・・・。

 ええと、これを?

 ハイ、もう購入して三年くらいか、何もしていないんで、メンテしてください。

 その割にきれいですね。

 今職場が渋谷なんですが、すぐに青梅に移るんで、自転車をちゃんとしておこうと・・・。

 お住いはこの辺だと、青梅まで自転車で?

 それもいいかと思っているんです・・・。

 通常なら、まさか!青梅なんて!という反応なんだが、すんなりやってみようかという。こういう人は、何か下地があるはずだ。確かに・・・、どちらかといえば細めなんだが、骨、骨格がしっかりしている。腰回りなどが特にガッシリしているんだな、と言っても基本細めなんだよ・・・。

 何かスポーツとかやってましたか?

 ハイ、今登山なんかやっています、ボルダリングなんかも・・・。

 なるほど、そんな感じだ。女性なんだが女性女性していない。むしろ自立、独立している感が漂う。孤高の女性、確かに登山などは向いている、イヤ、登山はこういう人のためにあるすら言えるだろう。

 そうなると、いつものように・・・。

 登山は膝使うよね、それを休めながら心肺機能を延ばすというのは、まさに自転車なんですよ!

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 へえ、そんなこと考えたことなかったですが、そうなんですか!?と。

 確かに、登山も向いているが、この方、自転車で長距離を旅行したりするのも向いているかも知れない。

 奥多摩くらいで軽装登山するなら、自転車で麓まで行って、そこから山に入って、ぐるりと回って、そして下山しては、帰りは自転車で下り基調で膝休めながら帰ってきたりするおのもいいかも知れませんね!

 ああ、やってみたい!

 うん、この方と自転車には何かつながるものがある、それもちょっとやそっとではないようなつながりがね。

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 職場は点々とするんですか?

 ハイ、暫くは青梅で病院建設にあたります。

 ということは?建設系のお仕事?

 はい、図面通りに、現場に線を引いたり、点検確認したり・・・。

 じゃあ、昼間はミドリ十字のヘルメットかぶって仕事しているんですね。

 はい!

 なんかピタッと来た。この方に建設系のヘルメットは妙に似合うだろう。多分まだまだ男社会の中で、凛として、緊張感の中で仕事している姿が浮かんでくる、もちろんセクハラをさせるような隙きなど、微塵もなさそうだ。

 その働きぶりと、実力と自信溢れた対応で、さぞや職場で一目置かれているんだろうな・・・と思われますな。

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 今当店周りで流行っている自転車日本一周・・・とまで行かなくても、この方なら自転車で何かやらかしてくれそうだ、その内ね。

 少なくても、自転車と登山の間を取り持って、その関係を近づけてくれたら、いいと思う。

 そして、エスケイプと言えば、最近はとんと無くなってきたが、山のようなドロップ化の施工例が当店にはある。もしかして・・・、その内、この車体もドロップ化して、長距離の世界へ・・・なんて、獲らぬ狸が皮算用したりしてな。

 しかし、自転車は、車体よりも最後は乗り手、人なんだということだね。車体は何であっても、乗り手が面白ければ、自転車は面白くなるんだね、その逆ではないぞ!ものばかり見るな!だ。

短い秋仕様 しかし季節ってやつは・・・



 今年の夏は比較的暑かった・・・、かつては夏好き!だったんだが、よる歳並みには勝てないのか、酷暑が本当辛くなってしまった・・・。

 生活圏が二階であるせいもあるが、起床して頭の位置が天井に近づくと、熱帯空気でクラッとする。ダメだこりゃ・・・。マジでダメだ・・・、となったこの数年なのである。

 夏好きはきっと秋嫌いだろう、店主もかつてはそうだった。ただ、今は秋が待ち遠しい、それどころか短すぎるぞ!とすら思うな。

 そして今年は暑いだけではなかったな・・・、燃料の高騰と、超円安!!!なんと本日150円だそうだ!7月に撃ち殺されちゃったおじさんのミクスとやらの打つ手なし・・・、多分このおっさんを恨んでいるのはまっ黒田かもしれないね。オレ一人この世に残しやがって・・・。いっそ一緒に「国葬」にしてくれればよかったと思っているかもな。

 なので、光熱費が嘘!!!!!!というほど値上がりしやがった!!!!

 お前ふざけんなよ!電力会社!真面目に原発の補償を手厚くやっているならいざ知らず、上がった燃料代をそのまま添加してんだろう?痛み分けってこと知らねえな・・・。

 そこで、できるだけ暑さを避けようとして、つった遮光シート。西日を避けるためにね、必死でつったもんだったんだが・・・。

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 夏に日差しを少しでも薄めると、それは効果があるものだ。お客の座るところには直射日光がこないように、アチコチにこの手のシートは張りまくったんだが、それなりの効果があったかな?

 それでも、光熱費がすごかった・・・。それから比べると、今の季節は、その手の光熱費が最もかからない時期かも知れないね。そこで衣替えならぬ、張替えの時期だろうな。

 といっても、いきなり真冬仕様では暑すぎる、もっと秋を満喫する、短い秋仕様ということで、つりものを変えていく。

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 お疲れさん、来年の6月・・・まだ当店があったら、遮光頼んだよ!ということで、一旦中へ!

 それでは変身!!!といっても、遮光シートから・・・

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 何のことはないビニールシートに交換するだけなんだが・・・。真冬仕様との違いと言えば、真冬は二枚の境界の上からさらにもう一枚掛けるという厳重ぶり。隙間風を徹底的に排除するという考えでやるんだが・・・。

 この短い秋は、重ねをほんの少々、手で引いて開閉が簡単にできるように吊るす・・・というだけなんかな。

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 まあ、ざっとこんなもんかな?風対策も20リットルのバケツを十個以上置いて、重しにするんだが、それも頃合いをみながら設置していこうと思いますわ。

 しかし、季節というやつは・・・本当に、性懲りもなく同じような時に同じような状態になるもんでありますな。まあ、夏の暑さはひどくなっていますが・・・それでも誤差の範囲だろう。

 だいたい同じ頃、同じような気候になる・・・。地球の公転の際に軸がほんの少しブレるんだそうだが、そのブレが季節の正体らしい・・・。

 宇宙空間で公転しているんだから、いずれ止まるということはないだろう、なので、人間規模からすればこのブレによる季節は永遠ということになり、宇宙規模から見ると暫く続く、ということになる。

 だから諦めるしかない、来年もまたこの辺の張替えをして、ため息ついているんだろうな・・・。

 しかし、そんなため息すらも、あと何年かすれば終わるんだろう・・・。こんなこと考えるのも秋だからなのかも知れないね。人生の・・・。

これは・・・すごいわ・・・気持ちいっぱいだわ



 藤原新也の写真集に「人間て肉でしょ?気持ちいっぱいあるでしょ?」という一文が載っていた。日本人の日本語じゃないだろうと、推測できるが、それを越えた言語表現の持つ力に驚かされた記憶があった。

 そうした一文が蘇るような自転車に遭遇した。

 「自転車って鉄とゴムでしょ?でもこれには気持ちいっぱいあるね」と。

 上の写真をひと目見て、これは凄い・・・と思った方は、多分ある種の霊力を共有している方かと思う。凄い、確かに凄い自転車なのだ。

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 今のパナソニックがナショナルだった頃、松下電器だった頃の車体。四十年近く前の車体なんだが。

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 もう隅々まできれいに磨かれている。

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 まるでタイムマシンからでてきたみたいだ。凹みもだいぶ直されたという。

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 スポークからリムまで、もピカピカに磨かれている。回転も滑らか、それはホイールだけじゃない、クランク周りも柔らかく、隙きなく回る。ガタもない。整備力も半端ないね。

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 かつてはこのように、自転車店がフロントの泥除けに、住所と名前を直筆で書いたもんだった。古い人は解ると思いますがね。

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 ヘッドパーツも、多分真鍮ブラシのようなもので綿密に磨かれた跡があった、どうしてここまで?

 そして、古い自転車を磨いてきれいにしてるだけではない。

 新旧入り混じった、まさに今走る自転車としても組み立てられている所が、またすごいのだ。

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 このサドルは、実用自転車のそれではない。スポーツ自転車のサドルである。乗る気が伝わってくる。

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 グリップが新しい。それだけではない、ちゃんと作られたブレーキレバーを取り付けている。一般の実用自転車に使われているレバーはひどいものが多い、大半と言ってもいいだろう。

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 このペダルも、かなり本気なペダルである。一般の実用自転車に取り付けられているのは、単に使える、ということに過ぎない、よく使える、機能がいい、長持ちする、丈夫である、というようなところとはほぼ無縁のものだ。

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 ライトも、今風のものが、わざわざ専用のとまり木まで作られて装着されている。本当乗る気満々であるところが、スポーツ自転車のパーツを織り交ぜているところなどから、そのこだわりのようなものが見て取れる。

 そして、

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 元々はサンヨーの閂式の鍵が付いていたらしいが壊れたと。現行品で、同じ形式のものを探したら、これがあったから取り付けたと、茶目っ気をチラ見せしてくれた。

 改めて見てほしい。

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 「自転車って鉄とゴムでしょ?でもこれには気持ちいっぱいあるでしょ?」と。

 この現在の持ち主の方は高齢の男性のものであります、自分で自転車をかなりいじる方。一週間ほど前に当店に来て、サドルピラーと固定する、クランプがないか?ということでやってきた。

 手で回す鉄のクランクを探して差し上げた。その恩に報いて、仕事の依頼で再来店していただいたものだ。

 そもそもは、この男性の亡くなられた奥さんの自転車だったという。それも奥さんのお母さんが買ってくれた自転車だったと。

 錆びて、ホコリをかぶっていたものをここまで再生されて、ご自分で乗っておられるのだそうだ。

 一定老いて、奥さんに先立たれた男性が、どんな気持ちで自転車を再生させたか、しかもただきれいにしただけではなく、機能的にも高め、そして自分が接ぎ木するように乗るんだ・・・という意志も込めて・・・。

 だからこの自転車には静かな迫力がある、静まり返ってはいるが静かに迫ってくる力がある。

 店主も六十を前に、多少の霊力はついたかな?と思う。

 そしてこの、今回のこの再生にはまた隙間が存在していると見た。こうした再生・・・があるということね。これ一本でも勝負できる、狭いが奥深い再生の隙間が店主には見えるのだ。

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※この恩師に比べれば、まだまだ曇った目ではあるんだが・・・。

変な自転車にこそ愛着の跡が・・・



 フレーム自身はどこにでも走っていそうな、実用自転車の一種なんだが、これがまた実に変な自転車だった所、輪に輪をかけて変な自転車にしてしまったものなんだが・・・。

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 なんとブルホーンをつけてしまった・・・。しかし何だ?あの先端に付いている巻き貝のようなものは?

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 シフターなのであります。通常ならフラットバーに付いているシフターなんだが、予算と変な自転車製作の必然から、この突先に取り付けることになったんだが・・・。

 これが実に使いやすい・・・。まあ、設計したシマノすらこんなことは想定外だろうから、思いもつかないような使い方だと思うが、これが使いやすい・・・。なんか変なの・・・でも面白い・・・という使い勝手ね。

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 エイド系のブレーキレバーが付いているが、これはハンドルの外側を掴みながら、親指で引けるという面があるという意味でも結構使い勝手もいい。

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 赤錆だらけだったボスフリーの交換。物不足のおかげで他所からシルバーのボスフリーを取り寄せることができたというわけだ。

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 ボスフリーだけが赤錆のわけがない・・・ということで、チェーンも交換・・・。

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 乗り手の背が高いところから、ピラーも物干し竿レベルの長さ。このサドルから踏み出される力を、ちょっと前傾のブルホーンバーで支えるというところから、結構走ってしまうんだよね。

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 見た目も変な自転車ながら、コイツはしっかり走る。ちょっとした長距離だって、しっかり走れるぞ!アチコチ変な自転車だけに、愛着も感じられるよね。銭も手間かけてなんでここまでするの?それは好きだからだろう。

 ニヤニヤしながら乗れる自転車というところかな?イヤー、本当乗っていて楽しいんだよね、そして踏めば速いんだよ、こうした変な自転車が静かに流行るようになってきたら、自転車文化の成熟化計画が動き始めてきたということなんだろうなあ・・・。

面倒くさいパーツのほぼ一位 ヘッドパーツ! 持ち込んでも使えねーよ!



 コガミヤタというと、一時流布したフレームですね。店主もアルミのコガミヤタフレームに乗ってましたなね。最初は、乗り初めの頃は、衝撃的だったことを思い出します。これぞレーサー!!!と思いましたな。

 コガなんていうから、ミヤタと同じく日本をイメージされるかと思いますが、オランダらしいですね。オランダと日本のミヤタのコラボ・・・ということだったともいます、確かね・・・。

 で、そのコガミタヤタのカーボンフレームがやってきました。古いもの好きおじさんです、別名、自転車組んでないと死んじゃうおじさん、であります。

 どこから手に入れたのか?こんなレアなフレームよく入手したよね。

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 カーボン初期型の割には、かなり現在の型を先取りしていたようにも思えますが・・・、

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 とは言え、時代を隠すことができないというのが、フォークのコラムが1インチという二昔前のもの。年は隠せませんな。

 とは言え、こいつだって・・・、

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 アルミコラムながらもカーボンフォークが付いていたんであります。そこを変えたいということで、持ち込まれたんですが、持ち込まれたのがまたもカーボンフォーク。

 なんで、カーボンフォークをカーボンフォークに交換したいんだ?

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 その理由は、同じカーボンフォークでも古いカーボンフォークだと、なんちゃってアヘッドにするしかなかったというこですね。古いままだとステムの噛ますコラム部分がない、ということで、交換しないといけないということになります。

 そうなると、スレッド系のヘッドパーツからアヘッドのヘッドパーツに変えないといけません。

 で、感心なことに、その手のヘッドパーツを持ち込んできたんであります。

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 ネコのヘッドパーツですね、持ち込みです、見て確認しましょう。

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 フレームのブルーと同系のブルーなアルミのヘッドパーツが出てきたんであります。コイツに付け直して、新たなカーボンフォークを入れ替える・・・ということをすればよし・・・なんだが。

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 ところがだ・・・、持ち込まれたヘッドパーツの下玉押しをフォークのクラウン部分にかぶせたら。ちゃんと鎮座したかに見えたんだが・・・。

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 ズブズブで座りがまずい・・・。手で動いてしまう。ということは?この元々のコラムもイタリアンのものなのであります。なんでコガミヤタのフォークコラムがイタリアンなのか?謎なんんだが・・・。

 同じく持ち込まれたカーボンフォークもなんとこの規格についてはイタリアンなのでありました。ということは?そう、せっかく持ち込まれたヘッドパーツではありましたが、利用はできない、とい結論に落ち着いたということなんですね。

 ヘッドパーツとBBパーツは未だに規格が乱立して面倒なところなんだが、こうしたところに出てしまう。つまり、折角集めたパーツが無駄になってしまう、ということなんだな。

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 なので、当店所有のイタリアンの1インチアヘッドパーツという、幻のヘッドパーツが必要になるということで、まあ、そんなレアなパーツは結構当店好みなんで、たまたまあったものが合ったので、それを利用して、無事装着!

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 しかし持ってきた1インチカーボンフォークも曲者だ。コイツもたまたまイタリアンの径なんだな。26.4・・・通常JISなら27.0なのね。

 大は小を兼ねるので27.0で作ってくれれば、イタリアンのものはこちらで加工すればいいんだが・・・。確かに、1インチのカーボンフォークを作っているメーカーで、イタリアンだけを見ることは多々あることだ。岩井商会の商品でもそうだった。

 なので、苦情いったこともあったっけね。JISで合わせてくれたら、イタリアンは削ればいいんで、できればJISで作ってもらいたい、と言ったんだが、そうなっていないね、未だに。

 なので、謎なんだが、イタリアン形式の1インチのカーボンフォークを探すのは容易なんだが、JISものは珍しいということはあとからも確認できている。

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 自転車組んでいないと死んじゃうおじさんだけに、選んだパーツは105なのであります。自分用だね、完全に。

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 本当過不足のない、自転車に仕上がっています。

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 で、試乗してみると、乗りやすい・・・。当店所蔵のあのキントウ雲と同じく、フワッと走るいい車体だとおもいますね。

 とは言え、売り物ではないようですが・・・。ということで、規格が多すぎて、最もやりにくいヘッドパーツまわりに関する改造ということになりましたね。

 これとBB周り、この辺が自転車では最も面倒な規格の交差するクソパーツ・・・ということがいえると思いますね。

 無理せず、持ってきてみたら、解決するかも知れませんぞ

受難なBB・・・音鳴りどうします?



 クランク周りから音がします・・・。だいたい全般的に音がするという案件は大変なんですがね。まずは音の出処を突き止めるのが大変。

 走りながら確かめないといけない場合が多いので、安全運転の上での確認は難しいんですね。

 それと、ここかな?と思ったところが必ずしも音源とは限らない。自転車は多くの場合繋がっているので、実際の音源とかなりずれることも多い。

 あとは条件によって絞っていく方法もある。動いている時に音鳴りがする、その際クランク周りも動いているのか?いないのか?チェーンも?動いていないで音がするとしたらホイール周りの細心点検だったり。それがハブなのか?タイヤまわりなのか?ホイールと他との接触なのか?

 まあ、色々とやっては条件絞って、見つけていくという方法もありますが・・・、いずれ大変なんであります。

 今回はモロクランク周りということ、そもそもこの施工時から、色々と問題があったなど、最初から絞れているんだが、原因がよくわからないという点も面倒な点でもある。

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 使用上、かなりのダートも使うということなので、砂利や泥の混入なども考えれるねえ。

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 そもそもがホワイトインダストリーという、アメリカもの。精度はいいもの作っている、その分値段もいいとは分かっているものの、ハブの会社でクランク周りもやっていたとは。まあ、同じ回転系なんでBBも強いのかしら?とつけては見ても、技術的な確信がどれほどとれているのかわからない、やり方を用いるので、大丈夫かな?とは思っていたんだが。

 まあ、施工後何度か来ることになりまして、今回が・・・何回目だ?

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 作りはちゃんとしていると思いますが、得意分野とそうでない所正直あるんじゃないのかな?とは思います。

 で、今回は泥砂利混入のグリス抜け・・・などを当てて解体してみたんですが。

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 その辺には問題はないようでした。ちょっと前に入れたグリスも落ちていなかったし、変な摩擦もなかった。というより、

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 BBに右クランクを調整して固定する金具、これは最終的に位置が決まったらイモネジで再固定する構造なんだが、どうもこの辺の作りに欠陥があるらしいということが判明。ここが緩んでしまうことが、音鳴りの原因となっているようなんですね。

 多分ホワイトインダストリー社には、その辺のクレームは届いていて、今それをどうしたら克服できるか?なんて技術系の検討及び改良なんかをしているかも知れませんが、どうでしょうね。

 とりあえず作ってみて、見切り発車したあと、マイナーチェンジをしていく・・・という方針なんでしょうかね?実際のところはわかりませんが、まあ今回のこの調整ではまた暫く走ったら、音鳴り再開してくるだろうという、予想を立てております。

 BB周り、またはヘッド周りには規格が多く、というより多すぎて、そのうちのどれが新時代の規格となるか?と競っている、次のスタンダードを目指して頭取ろうとしてるのかも知れませんが、それにしても多すぎる。なので無駄な買い物する素人さんも多いだろうし、店主らも、そうした失敗はいくつもある次第だ。

 まあ、モロこの形式で、次世代の派遣はとれないだろうが、安定するまで開発は続くんでしょうかね?

 とりあえず、荒ぶる神は少しは静かになったかしら?他のサードパーティーとも互換性はなさそうだし、暫くこれで行くなら、スペアパーツの一つでも確保していたほうがいいかも知れませんね。

 自転車の物不足から、こうしたサードパーティー等が元気を出して売ること自体は決して悪くはないと思いますが、それが落ち着いて安定する方向に向かって少しでも進んでいってほしいとは思います!!!

今年も砂川祭り参加します!そのためのした草刈り!



 去年の11月15日だっけね、当店周りでこぞって参加した砂川祭りですが、今年も参加しようと思います。あの時は本当にすごかったねえ。

 まず当店周り全てその日は、砂川祭りに参加してもぬけの殻になりました。加えて、近所のガキンチョらも自転車で朝から砂川サイクリングへ!

 そして常連さんたちも、あれよあれよとこちらに参加で持って大いに盛り上がりましたな。

 店主も作って用意した弁当類、魯肉飯だったか全て完売となりまして、あとは祭り内で遊びまくっていましたね。

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 祭りと言っても、素人集の集まりのようなもん、ガチのテキヤが全くいないので、のんびりほんわかした感じがまたいいね。なので、物価も抑え気味、安くてうまくて面白い・・・という祭りでありましたな。

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 場所は立川市の砂川町1丁目40−1、公演というより、原っぱですね。何もかもゆるいんです・・・。

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 開催の一月前の本日、来月に向けて下草を刈ってまいりましたよ。

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 屈まないでいいように、柄の長い鎌で刈っていきます。草刈りでよくある光景が、片手で草を掴んでもう片方の鎌で根本部分を刈る・・・あれ、違いとは言わないまでも、効率いいとは言えません。

 なぜか、片手で草を抑えないと切れない・・・というのが非効率なんですね。切れる鎌だと、抑える必要はなく、手首を効かせて振るだけで草はバサバサ切れる・・・、切れないとダメ、ということなんですね。

 つまり多くの人は切れない鎌で、無駄な力を結果的に使っているということなんです。ではどうするか?

 簡単にいうと切れる鎌を使う、そうすると効率がいいわけです。ではどうすれば切れるのか?まず鋼、焼きの入ったいい鎌を使うこと。そもそもが切れ味のいい鎌を使う。

 そしてもっと重要なのが、砥石持参で鎌を使うということです。

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 こういう、携行できる小さい砥石を常に持って、研ぎながら使う、ということなんです。ではどんくらいで研ぐか?新潟の師匠は十分使ったら十分かけて研ぐくらいよく研ぎながら使いなさい、という教えでした。

 たしかに鎌は、草だけでなく、土や泥や石と接触して、すぐ切れなくなります。そうすると無理をしないで研ぐ、そしてまた刈始め、また切れなくなったら研ぐ、これを繰り返す。

 結果的にこちらのほうがずっと効率もよく、きれいに草が刈れるということになります。是非お試しを!

 なので、いい焼きの入った鎌を購入すると同時に、携行用の砥石も同時に購入し、それをぶら下げながら、研ぎながら草刈りをする・・・ということです。

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 秋に入ってきたので、これから草は伸びにくいことなんかも計算に、がんばりすぎない。

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 会場内にブランコ取り付け係の人たちもいましたね。

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 樹木の枝にダメージを加えないために布でカバーして、ロープをぶら下げている。

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 長さの調整して、最後に板を付けて完成でしょうな。当日子どもたちもいっぱい来るんだろうな、昨年もそうだったし・・・。

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 まあ二時間に満たない軽い労働でありましたが、最後にお疲れさん軽食なんかも出て、いただいて帰ってきました。

 今の所計画としては、当店関係では二店舗出店予定です。まだ参加募集もしていますので、もし、売りたいもの、試したいものがあるようでしたら、当店までお申し出ください。出店料はたったの二千円・・・、ただ遊びに行くだけじゃなく、なんか仕掛けてみたい・・・というようなことがありましたら、是非に!

 古本、古着、古おもちゃ、製作物、飲食・・・ほぼなんでもあり・・・です!

 もちろん当日、お遊び参加もぜひ!

ちょっと小柄の大人のために または近くのウロチョロ車として



 マーリンというと、スポーツ自転車のメーカーなんですが、これは子供を対象に作られた車体のようですな。

 ルイガノと同じように、でもこの車体手抜きがない・・・、

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 ここを見よ!と言ってもディレーラーではなりません、フレームのエンド金具を見てくださいね。ちゃんとした金属のエンド金具をこれでもか!と溶接していますね。なのでフレームそのものが超頑丈ということなんで、これ大人向きに転用してしまえ・・・という発想ですね。

 とは言え、自転車に子供用大人用ということ自体がその境界を見れば、実はナンセンスで、デザインとかは別として、その人の体と用途に合った自転車があるべし、ということなんですね、単純化するとね。

 なので、この自転車を子供用から大人用というのも変な言い方なんで、小柄な人向きの自転車にしていきます。

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 20インチホイールです。小径車っていうのもジャンルとしてあるので、ホイールのインチで年齢や学齢と合わせるのはやめましょう。

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 結構真面目なタイヤがついています。なので、長距離も走れるよ、やろうと思えば。

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 走れば止まらないとね。このVは十分効きすぎます。

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 リアディレーラーがありましたんでもちろん多段です。6速ね、その辺走るには十分すぎですな。

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 ドロップ偏向な当店ですが、流石に近所を中心にした走りを想定した車体にはフラットを取り付けます。

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 この小さめのシングルクランクが、元は「子供用」として作られた自転車であることを物語っているかな?短いクランクなのがいいので、そのままにしておいたわけ。

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 こんなサドルピラーで、結構な大人も乗れますね。もちろん店主も乗って店周辺を走ってみました。問題なし!どころか、用途を決めるとかなり便利かも、小回りがきくんでね・・・。

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 突き出しのステムも比較すると長いが、小学生でも中学年ぐらいから乗れますな。

 こういう一見して小径なんだが、モロ小径とは異なる、カテゴリカルに分類できない車体を好む人っているだろうと思う。用途を横に置いて、これがスタイリッシュ!と感じる人もいるんだろうな。そういう人をお待ちしています。もちろん、試乗は可能ですぞ!

 お待ちしています!

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※ついに14日の金曜日、西成から歌心満載で歌姫がやってきます!投げ銭なんで、気軽に来てください。と同時に、鹿肉の会なんかも一緒にやります!是非おいでくださいよ!

鹿肉の会をぶつけます!14日金曜 あのユンちゃんの殴り込み野音ライブ!



 北海道の白老より、命が届きましたぞ!

 開けてみると・・・、

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 重い・・・、更に開けてみると、

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 これだけの命が詰まっていたんですね。エゾシカのメスです。今、日本全体が超高齢状態、里山の管理もしにくくなると野生が押し寄せてくる、これは北海道だけではないそうですね。

 人の管理する里山と野生の奥山の境界線がドンドン押されて来ることで、いわゆる「獣害」ということが起き、かつ駆除側に回る猟友会も高齢化で出動もしにくくなり、寄り切り状態が続いていく。

 そこに当店出入りのWさん登場、ということならと許可取って北海道までひとっ飛び。いつもの猟場は山梨だそうだが・・・。そこで仕留めたエゾジカだった。

 かつてはメスは禁猟だったらしいが、最近ではメスにも許可が出たという。この秋の頃の雄は、発情期のため、麝香ではないがメスを呼び寄せるための匂いが凄いらしいね・・・。

 この状態からさらに血抜きをしながら、骨と肉を分けていく。

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 出刃とペティーナイフを用意したが、出刃の出番はなかった。すべてこの小さいペティーナイフで事足りた。骨と骨の間もむしろ小さいほうが入りやすい、外から焦ってぶっ叩いて砕くより、落ち着いて勘所にナイフの刃を入れて、捻る・・・、そんなことで解体は静かにできることを再確認。

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 背骨から、腰骨、大腿骨と外せる骨は外して、そこから肉をこそげ取る・・・。ちょっと時間かかるね、慣れればもう少し手早くできるようになるだろう。

 しかし、こんなのをポッとあてがわれた、ライオンなどの猛獣は道具も使わずに食べるんだから、やっぱりスゲーな、あいつらは。

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 アバラだね、俗にいうスペアリブ・・・。通常解体された状態で肉屋で売られている。そこからスタートできる調理って楽だよね。つくづく肉屋さんの仕事量を想像するわね・・・。

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 一時間半くらいかけて、脂肪と筋を分けたり、精肉だって筋繊維ごとに分けたり、ようやくここまでできました。

 ここから調理スタートだ!

 このデカイ鍋で、焼いた骨と香味野菜でエキスを取ります。

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 そこから取り出したエッセンス。フォンド・・・ボウとなると仔牛でとったフォンとなるので、フォンド鹿となりましょうな。ここまで煮詰めるのに鍋二回取りかえる。

 そして、残った骨に更に水を入れて香味野菜を入れ直して、二番出しを取ります。無駄にしねーよ!

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 赤ワインと香味野菜と、スジ肉でさらに旨味を取って、先のフォンド鹿を加えて煮込んで、鹿赤ワインソースを作ります。

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 これは、フォンを取ったあとの、背骨と大腿骨周りに付いていたクズ肉を丁寧にとって集めて、これでキーマカレーにするんだよ!

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 鹿は豚とかとは違って脂肪の量が少ないが、取れた鹿脂肪ね。この油で、蒸したじゃがいも焼いて、付け合わせにしましょうね。

 ということで、粛々と調理は進んでおります。

 ざっとのメニューは、鹿のコンビーフ(コンディアー?)のゼラチン寄せ、鹿肉ローストの赤ワインフォンド鹿ソース、鹿肉のシンプル煮込み、鹿肉の老醤油煮込み、鹿油のじゃがいもソテー、鹿肉のキーマカレー・・・。

 なんて感じになりますかね。

 明日、金曜日14日、ユンちゃんライブにぶち当てます!ユンちゃんライブは投げ銭!鹿肉の会には2500円あるだけ食い放題!

 ということで食べて満足、聞いて大満足でいきます!もちろんライブだけ!という参加もありなんでお気軽においでください。

 さあ、仕込みの最終仕上げと行きましょう!

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※14日金曜日!13日の金曜からズレて開催!歌心の塊のユンちゃん登場、イケメンリョウ君のコラボだよ!投げ銭なんで、お代はあとで志ときたもんだ!

神無き月とはよく言ったもんだ・・・



 柄にもなく、花などを買う。もともと、食えない植物は罪である・・・とすら思っているくらい、切り花に対して全く思い入れのない店主なわけで、花なんて・・・なんで売っているんだ?誰が買うんだろう?と思っているくらいなんだが・・・。

 年に一度くらいこうして買ってしまう。恩師の命日だからだ。

 ただ、花だけではねえ・・・、ということで、生前酒が好きだった先生には、

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 こうして一本四合瓶を持っていく。もし生きていられたら、これ飲んでなんと言われるか?新潟の小出の銘酒、緑川純米を持っていった。

 生きておられたら76歳。何をやっていたか?月一ゼミとか読書会とかやっていたかな?

 亡くなって四年、ほとんど何もしなかった。同窓会風になるのも嫌だったのもあって、公式の葬儀にもでなかった、もちろん弔事もお断りした。先生の死は誰とも共有できないものであったからかも知れない。

 ただ、この数カ月・・・。先生の業績を日本思想史の上に置いたら、どんな意義があるのだろうか?なんて疑問が湧いた来たこともあった。

 現代思想入門とかいう新書で、ジェイポップを文字ってジェイ哲学なんてカテゴリーを作って論じている若手がいることを知った、ということもある。

 まだ戦前から戦中戦後そこそこ辺りの日本思想というか日本哲学史というようなものはおぼろげながらイメージできるんだが、戦後も戦後、店主が学生の頃若手と称して、バリバリやっていた学者群をどう意義付けるか?なんてことは思っても見なかった発想であった。

 もう時がってそろそろ、そうした反省の準備も整ってきたのか?という感慨もなくはない。

 まあ全体像をあぶり出すなんて大仕事は無理にしても、ある種の日本思想史の型を借りて、分類してみることぐらいはざっとできやしないか?くらいは思えるようになってきた。

 ということで、年二回くらいの会合でもって、そんなこともやってみようか?と夢想できるようになってきた。ただそれだけ・・・。

 そして、お決まりの登戸に向かう。この月のこの日、毎年ほぼ同じようなコースを進んでいく。

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 登戸に向かう途中、こんな木があった、このデカさなら、だいぶ前からあったはずだが、全く気づかなかった不思議。

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 ドカン!と視界が開ける登戸大橋。ここに来ると、多分こっちの方面にもう一人の師匠格、鬼海さんの家があるであろう方向なのだ。

 曇りの日はいい。下手な写真でもモノクロ風に写ってくれる。命日がちょうど一週間ズレている。

 そう言えば、今月は店主も形式的に一歳、死に近づく月でもある。神の無い月とはよく言ったもんだ。

 そしていつもなら、ここから多摩川を遡上して、京王閣競輪の脇から、東伏見通り出て北上するんだが・・・。なんかお決まりになりすぎるのも嫌だ・・・と思った。

 そこで、京王閣競輪とは対岸側を走ることに。

 そうだ、対岸には、あの珈琲屋さんがあった!寄ってみよう。

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 多摩川大橋のたもとだったか、今やサイクリストなら知る人ぞ知る、クロスコーヒーさんだ。ここの店長さんのNさんは、かつてカラビンカのピストを整えてからのご縁でありました。

 いつもニコニコ、凄い人格者なんだぜ。彼には勝てない全く歯が立たない。久しぶりに行って、ガテマラのコーヒーをいただいた、多分うまいと思う。店主は珈琲の味がわからないので・・・。

 彼と一緒に、ウクライナ人の女性が働いていた。彼女もサイクリストらしく、半端ない距離を走ってしまう方ということだ。

 クロスコーヒーさんの親会社は、多摩川沿いでシクロ大会などを再開したらしい。確か店主も2020年の2月、コロナが爆発するギリギリ前頃に行って、ちょっとボランティアした記憶がある。

 過去の記事にありました!これと・・・。

 これですね、こっちの方は、写真の名手の小原さんから借りたので、いい絵がいっぱいだね。

 ということで、久々に話して、彼の人間のデカさを感じさせてもらい、また彼の会社のやっているイベントにも刺激され、ナニクソ!というより、まあ比較すると店主など何もやっていないに等しいと、反省しきりで、戻ってきた次第。

 この10月には、神はいないという、10月だけか?ずっといないはずなのに・・・。少なくとも祈ってどうこうするような神などいないだろう、祈りは神ではなく、人に対してするものだ。


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※今月14日、金曜日は投げ銭ライブだよ!西成から凄い歌姫が殴り込みに来る、イケメン弟分を引っさげてね。
その日は、鹿肉の日にもしようか?と画策中!!!!!

コギーいじり その2かな?



 改良も含めて、預かったコギーですが、前回は方向を決めるワイヤー、ステアリングワイヤーを自転車のブレーキワイヤーで代用できるようにする改造をやったわけだが・・・。

 まだ、自転車とかぶったパーツに交換できないか?ということで、チェーン周りを見て、行こうと思うのだ。

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 このチェーンのピッチが自転車のものとは違う。なので、チェーントラブルで持ち込まれても即対応が出来ない。これどうにかならないかな?と。

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 ということなので、チェーンのピッチが違うということは、ギアの形状も違うということなんで、その辺の事情を見てみようということで、外していく。


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 駆動輪に付いているリアの固定ギア。それに対して、

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 これがクランクに当たるところです。さて、どう付いているのか?外しにかかります。

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 まず駆動輪の軸は簡単に外すことが出来た。あとはこの軸から、どうやって固定ギアを外すか?という、まあ緩めて外から力かけてと、色々やってみる。

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 ボルト一本でとまっていたんで、これも簡単に外せた。

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 今度はクランクの方を外す、工具は・・・自転車屋の工具で十分である。

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 コッタレスをつかって・・・、

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 なんということなく外れる。そして、

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 そして、BBはこれも完全自転車もの。端数は22Tね。できれば全部自転車もんで作られていたら、楽なんだはね。

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 非常に小さいギアが溶接されている、これ自転車のクランクと交換できないか?できるね・・・。

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 ちなみにギア比は、1ではなかったようだ。正確にはギア比1.27というもの。それなりのデータに基づいた比なんでしょうな。とはいいつつも、もし自転車のようにギア比を変えることができるようであれば、それはそれで力を発揮するんじゃないか?なんて思ったりしてね。

 スターメーアーチャーの固定ギアの内装3段・・・なんてのがコイツについたら、その実用度はかなり上がるでしょうね。

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 ありものの実用自転車のクランクを載せてみた。まあアチコチ修正しなければならない箇所はあるが、なんとか付くだろうね。

 ただ、実用自転車のクランクのバリエーションが少ないね。コイツは127ミリの36Tなんだが、クランクの長さもさることながら、歯数の種類がほしいね・・・。

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 リアの歯なんだが、これは自転車用の固定ギアを、このもともと付いているギアに穴開けてくっつける、というようなちょっと荒療治をすれば、自転車用のギア前後となり、チェーンも自転車のものが使えるだろう、ということがわかった、というわけだった。

 じゃあ、いつやるんだ?ということについては、もう少し考える・・・。ギア比をもう少し下げないと、足に問題のある人が使うコギーとしては、つらすぎるという結論になるだろうね。

 まあ、次へのヒントはなくはないんだが・・・。

 ということで、今回は!

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 これで許してやるわ!またな!


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※10月14日金曜夜から、あの脅威の歌姫!ユンちゃん投げ銭ライブが当店内野音でやります!是非聞きに来てね!まあスゲーもんだよ・・・。


10月14日 あの西成から再襲撃!歌心姫 ユンちゃんとリョウちゃんライブだよ!



 今年の三月、大阪の西成からいきなりの襲撃を受けたわけであります。西成軍団・・・神様や大臣・・・。イヤー、驚いたわ!

 大乱闘となりまして、以来当理サイクルが彼らの拠点となりました!という話は以前したかと思います。

  以来ちょこまかと寄っては、大いに盛り上げてくれまして・・・、その中の女番長のユンちゃんは、7月に当店で開催しました「三女傑シンガー対決!」をやったんですが、その三女傑の一人として参加してもらったわけでした。

 大高評で、三人三様大いに盛り上げてくれましたね。

 その彼女、ユンチャンがまた今月、14日!当店でライブをやってくれることになりました!投げ銭形式なんで、面白くないや・・・と思えば、そのまま帰ってくれば良し。

 ただ、わざわざ大阪くんだりから来るに当たって、ただで返すわけ無いでしょ?

 もちろん暗いとこに連れて行かれてカツアゲ・・・なんてことじゃない。オオ!これはすげー!わ!ということで、少しは交通費の足しにして・・・と出したくんる、そういう歌を歌っていくんですねえ。

 歌心がまあ、凄い!在野で抜き身でライブしては今まで行きてきただけあって、いる人を喜ばせ、笑わせ、泣かせ、感動させる技は半端でないね・・・。

 「あたい中卒やから・・・」から始まったときもあった・・・、エエ!?急に何言うの?と耳を取られたら一環の終わり、最後までユンチャンワールドに引き込まれていく・・・という歌心がある・・・。

 そして、上のチラシを再度見てください!

 彼女の下に、もう一人端正な美女がいるでしょ?そう、今回はゆんちゃんとの二人ライブということなんですね。

 この美人が男子だという所がまた、おもしろい。弟分ですね。非常にいいギターを弾きます。ソロで歌ってもくれるんじゃないかな?彼はユンチャンからケチョンケチョンにからかわれるんですが、十回に一回ほど反撃するんですね。さすが関西出身ということで、そこが漫才のようでこれまた面白い。

 それをステージ上でやらかすことがあると、話術でもこの二人は面白いということになりますね。

 ということで、10月14日金曜日、八時半から、ユンちゃん東京ライブを当店野音にて開催しますので、ぜひぜひ足を運んでください!ということでよろしくお願いいたします。

幻のカンパマウンテンコンポ搭載 磨きマウンテン!



 先日お知らせしたあの幻のカンパマウンテンコンポ搭載のアルミマウンテンなのであります。

 あのあと、その前から暫く離れなかった大森社長。磨きの本能に火がついたようです。

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 とある、極秘の薬品を取り出し、シュコシュコ・・・。そして仕上がったのがこれ。

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 あまりやりすぎると、幻のカンパマウンテンコンポが霞んじゃうよ・・・というくらい・・・の手前ぐらいで止めたようですね。

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 それでも目をちょっと見張る仕上がり・・・ですね。

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 vaterというのかな?純アルミのマウンテンバイクですね。

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 ガチ手前のサスペンションが付いていますね。おしゃれ・・・ですわ。

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 街道使用を意識したような、ライザーハンドルで、のんびりサイクリングを念頭に組んだんだろうなあと、推測されますね。

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 で、もう一つの売りが、幻のカンパマウンテンコンポがついています。フロントディレーラー以外はほぼカンパ。幻ですよ、店主も三例くらいしか知らないね。

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 マウンテンバイクでこのクランクかよ・・・という、場違いの美しさ。こんなのがもっと普通に使われるようになれば・・・という見果てぬ夢となりそうですな。

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 かんぱにしてはゴッツいかな?と思えるカンチブレーキですね、しっかりカンパの刻印がなされています、この違和感も幻ならではでしょう。

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 で、面白いのが、ここ。グリップなんですが、ただのグリップではない。これ全体がシフターなんですよ。なので、バイクのような操作性といいますか、これ結構病みつきになりそうですね。ここは面白い。

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 ということで、この幻コンポを載せて、あの大森研魔の社長の手を通った、より付加価値のついた、街道用?マウンテンバイクということになりますので、試乗したい方がいるようでしたら、ぜひどうぞ!ということで、色々ご検討くださいよ、ということです。

 そもそもは・・・。

 この幻を載せた、この自転車で末永く街道を流そうと思っていたそうです。そこに、生活環境の激変が起きて、手放さざるを得なくなったと聞きました。

 有縁の方の突然の病魔。コロナかな?イヤ、普通の風邪のようだったんですが、風邪薬を飲んだそばから、様子がおかしい・・・。

 これは大変!と即救急搬送されてから、生活が急変。とても自転車どころではなくなった、それはそうかもしれません。

 ちょっと前まで、普通に会話して、普通に共同の生活をしていたお相手が急変されてしまった、受け入れがたい現実かと思われます。

 本来なら、直接病室に参じて、できるところのマッサージをしたり話しかけたりとしたい所が、コロナ対策のため見舞いは禁じられ、専門性の高い治療の内容からして、もう手も足もでないもどかしさは如何ばかりか・・・。

 もう祈ることしか残されていない、状況かも知れません。

 そういうときには、まず有益で正しい情報を集めることかと思います。ただし、難しいのは何が有益で正しいか?という判断であります。

 その病魔の原因を先祖の行いまで言及し、献金による浄化をしないといけない・・・。という一聞して荒唐無稽な話ですら、場合によって、文脈によって、「有益で正しい」情報と判断してしまう事が生じるということですね。

 それは極端としても、医学を装ったような疑似科学的な言説が、様々な民間療法を含めて少なくはないようにも思われますね。

 そういうときは同系統の病を持つ、あるいは持ったことのある方々のネットワークなどを大いに利用して、信憑性の高い情報を集めるなどして、できることから始めて見るということもいいかも知れません。

 当店でもあの魔の2020年、1月16日に脳の血管関連で倒れた方がおりました。正常な生存率が三割、障害を伴う生還確率が三割、戻らずが三割・・・という厳しい見解を突きつけられた方がいましたが、なんと二ヶ月弱の3月11日に自転車に乗って「退院してきました!」と来たときには、狸が狐につままれた思いをしたもんです。

 医者は糠喜びさせないために、親族には厳し目のことをいう傾向がある。そして、現代医学とて、類としての人間の体についても、いわんや個々の体について、まだまだ分からないことだらけ・・・ということも覚えていたほうがいいかもしれませんね。

 とにかく、希望を捨てず、治療と対処することに専念してほしいですね、自転車のことはこちらにお任せくださいということで。

 そう、あとはいま病魔と戦っているそのお方、ご健闘をお祈りいたします!

華はないけど素晴らしいかも



 アンカーと言っても世界的には無名のメーカーだったんでしょう。なので、少しでも有名なブリジストンという社名を車体につけて、確かオリンピックの競技車体にはそうやって出場させていたと思います。

 ブリジストンのスポーツ自転車部門をアンカーと言うんですね。

 このアンカーは、華がない。色がない、艶もない。ただ愚直。質実剛健とも言えるかも知れないね。イタリアのレーサーとは対極にあるようなものづくりかも知れない、と勝手に思っている。

 ただ、いい車体を作っているとも思うね、走りを見ると。

 そしてこいつもだ・・・、

 アルミ基体のフレームに、

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 お決まりのカーボンフォーク・・・、ここまではお決まりなんだが、こいつもなんと・・・、

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 過渡期時代のカーボンバックと来ている。改めて乗りながら、店主はこのタイプが嫌いでないんだろうなあ・・・と改めて思うね。嫌いでない・・・。

 で、こいつはリアの完組に問題が発症したんで、

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 リアホイール一本のみを手組で組んで据え付けた。その後総メンテということで預かったんだが。

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 急速時代のアルテグラのスプロケに交換した。美しいねえ、シマノがまだ本気で9速スプロケを作っていたんだから。

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 そしてもちろんチェーンも交換。三年ぶりくらい・・・らしいね、前回も当店での仕事だったらしい、ありがたし。

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 シューも交換し、キャリパーアーチも磨く。まだまだ効くよ。

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 バーテープもワイヤーもすべて交換。ワイヤー交換は、もう何度も言っているが、自転車の神経に当たる所。手元のレバーやシフターから末端のディレーラーやブレーキアーチに、力と司令を伝える中間となるところであります。

 その中間部に錆や抵抗があると、中央の司令は、末端に即届きません・・・。これが不具合と言われるものの大方の正体ではないか?と思われます。

 なので、そこをスッキリさせるだけで、自転車は生まれ変わる・・・と言えるでしょうね。

 この自転車大丈夫かな?と思うことが有りましたら、この辺を一斉に交換してやることで、開かれる道もあるということです。お持ちの自転車を、保管してあるだけの自転車を動かすにはこの辺をしっかりやってやることです。そうすれば、なんの問題もなかったかのように動き出す・・・事もありでしょう。

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 ポジションも結構出ている・・・と思えますね。ご本人はだいぶ謙遜されているようですが、もう少し本気出して乗ってやると、人車ともに凄い伸びをするんじゃないか?と思います、冗談じゃなく。

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 華はないかも知れないが、走りがいいからそれで良しとしましょう!伊達男じゃない、愚直に走るのが好き、という猛者が惚れる自転車なのかも知れない。

 そう、同じメーカーの、今や製造中止になってしまった、ブリジストンアンカーネオコット・・・、こいつもすごい車体であったわな・・・。

まずはここまで手前の改造



 自分の持っているもの、使っているものには手垢を付けたい、という方いますね。店主もそういう人種なのであります。買ってきたそのままの状態が嫌、セットという形で最初からきちっと揃っているのが嫌い・・・というね。部分的に交換、撤去、一から自分で集めたくなる・・・という性癖の持ち主です。

 なので、そういう方の気持ち分かるような気がします。

 行く行くはご夫婦兼用で、子育て号にも使おうとしている、パナソニックのEZです。一見バイクのようだが電動自転車。この車種は意外と当店いじっていますね。いわゆる一般的な電動自転車でない、という所が、一部根強い人気を獲得したんでしょうな。

 で、今回もやって来た。そしてそのままの形が嫌なので、早速部分的な部品交換です。まずタイヤ!

 ブロックのごろごろタイヤではスピードが出ないということで、交換。

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 より太く、ブロックの付いているデフォルトのタイヤね、早速前後ともに交換しました。

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 ペダルも交換、もちろん持ち込みですね。黒のペダルなんですが・・・、

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 外してみたものと比べると、元々のペダルも黒でした・・・、なんで交換したんだろう?見た目じゃないんでしょうな、自分の手垢をつけたい、ということ・・・なんだろうな。

 そして、

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 チェーンも真っ黒のものを持ち込み。最初は長さが足りないか?と思ったが、小径車でホイールベースが短いので、問題はなかった。

 元々付いていたのが、シルバーのクスミ系のチェーンだったんですが、それを黒に。オールブラックスにしたいんだろうな。
 
 ただ、こんなパーツ交換はまだまだ序の口なんですね。2月にお子さんが生まれるそうです、そうなるとそれから半年ちょっとしたら、これが子育て号に変身するんでありましょう。まあ得意分野でもありますね。

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 この車体に子載せをつけるとしたら、イェップしかない。そのために、ステムを交換する必要があって、アダプターで対応します。

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 イェップには、子供の足を乗せる突き出し部分が前に出るので、この同期しない金具類と干渉しますんで、この辺は撤去となります。

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 一本足スタンドも、より安定感のあるタイプの両足スタンドに交換します。黒でゴッツイのがありますんでね。

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 このおしゃれな荷台は重量制限が結構軽い。子供一人は載せられない。なので成長して後ろ子載せが必要になった時、この荷台をより強度の高いものに交換して、子載せをつけることになりましょうな。

 イヤー、今後も生活の変化に応じて、この車体は変わっていくだろうな・・・。そういう意味で今回のは、序の口の改造ということでしょうね。

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 お子さんが生まれて首が座るまで、手垢をつけた車体をお父さんが楽しみます。その後・・・要相談状態から、徐々に変わっていくんでしょうな。

 今後当ブログでも、ちょこちょこっと出てくるかも知れませんので、ゆるりとお楽しみに、だね。

季節が始まる・・・まずは掃除から



 今年の夏は暑かったほうだと思う。確か35度越えが何度もあったよね。流石に超えると参るね・・・。歳のせいか?かつては夏が一番好きな季節だったんだが、今はもう勘弁・・・というところまで来てしまった。

 かつてな夏が一番好きで、それ故に、夏の終わりがとても嫌だった。その流れで日に日に寒くなっていく秋が大嫌い、秋を象徴するのがあの焚き火の匂い、なので、焚き火の臭がすると大分落ち込んでいたものだった。

 それが、いつの間にやら、ホッとするような、馬鹿暑い夏だったら、秋のほうがまだマシ・・・と思うようになりましたな。

 そんなこんなで、日が釣瓶落としで、五時半にはもう早々に薄暗くなるこの頃ですが、そうなるとあれの季節到来ということになりますね。

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 その前にこいつの掃除をしてやらないといけません。本来なら、季節終了と同時にやったほうが、すすも柔らかくていいのかも知れないが・・・どうしても無精者の店主としては、ケツに火がつかないと動かない。

 もう火入れも秒読みとなると、まあやらざるをえないわけだ・・・。

 記録によると、今年の六月半ばまで夜など火を入れていたことになる。約四ヶ月休んで、これからはボチボチ、そうしてほぼ毎日半年以上働くことになる、ストーブと煙突らなのであります。

 本来なら、この頻度だと月イチで煙突掃除してもいいだろうなあ・・・と、シーズンの初めに願をかける。

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 こいつに働いてもらうことになる。これは煙突掃除のタワシに、延長棒、延長棒という形で繋げていく柄なんだな。

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 とまあ、こんな具合に、使っていくと、この太めのワイヤーもこのようにひん曲がってくる。この細い硬めのワイヤーでタワシを押し込むんだから、それも仕方がない。

 特に最初は煤も多いので抵抗も多く、ワイヤーはすぐに曲がってしまうのが分かる。もう少し強く押したいんだが、なかなかうまくいかない・・・。

 これは、月一煙突掃除のために、工夫しないといけないね。このワイヤーにパイプをかぶせて、しっかり押し込めるように強度を上げないと、あとはそのパイプ同士のジョイント部分も逃げたり、折れたりしないように工夫が必要だ・・・。

 近いうちにホームセンターだな・・・。

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 総延長十二メートルの煙突からこれだけの煤が取れました・・・。これに膠混ぜたら、習字の墨になるのかな?なんて考えたりもした。

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 いくら気をつけて、養生しながらやっても手や顔は真っ黒になる・・・。今回も店主一人の作業なので、撮影などは細かく出来ないが・・・、

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 さながら、こんな感じだったんじゃないのかな?と思う。正確には、先端外して、タワシを突っ込んでは下に下げ上げして、煤取りをした、ということだ。

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 着火実験成功、煙は吸い込まれるように外に出ていった、煙突再起動開始!

 これから半年強、よろしく頼んだぜ!

 ということで、火のあるところに人は集まるという、そう、集まってくださいよ!!!

ビアンキ小径 売ります!



 たまに、訪ねてきたのか?という頻度でビアンキ小径のフレームが来たりします。

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 メルロ・・・、本当たまに来るよね。で、それがまたやってきたんで、街道に戻すよ、ということなんだが。

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 状態も良かったんで、さて、どういう再デビューか?と考えていたんだが、大問題を抱えていた。ピラーが抜けないのだ。焼き付きってやつね。まあ、ある意味毎度のこと・・・ではあるんだが、今回のは大変だったわ。大体行儀良く抜くのに二ヶ月くらいかかったわね。

 ラスペネ一缶使ったんじゃない?というくらい、時間かけて、しませて、浸透させて、工具かまして、テコで回す・・・などを繰り返して、ようやく、荒療治しないで抜くことが出来たんであります。

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 今回は前シングルということで、カバー付きのクランクを取り付けた。もちろん購入希望者が乗っている内に、より長距離・・・を意識し始めたら、ここを二枚にしてもいいだろうな、そんなことはすぐにできるんでね。

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 ありもののリアディレーラーがいいですねえ。最近のこうした手持ちの変なパーツが少なくなってきている。これも理由はわからないが、かつてはこんなのがゴロゴロあったんだな。色んな所から外したものをストックしていたんだと思うが、通常仕事が動いているのであれば、この手の受給は巡回するものなんだが、それが出来ていないせいなのか?

 給はあるんだが、受がない・・・、これ別に業体が大幅に変わったわけではないんだが、なんでなんだろう?今の所理由がわからない・・・。

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 シフターはバーコン、色な意味で節約だ。利用しながらのステップアップを見込めるようにね。

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 バーコンということは、そう、ドロップです。ウン・・・、そこそこ走るフレームなんで、ドロップのほうがいいでしょう。ポジションは楽にしましたんで、これでのんびりサイクリングしてほしいですね。

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 カンチブレーキを選択。ちょっとレトロ風の車体にはカンチがいいね、メンテしやすいカンチです。

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 効きはまあ、通常の使用の上でなら問題なし、全くなし!

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 ということで、こんな感じで、お出ししますよ!様子いいね、またチェレステの色もくすんでいて、渋くていいよ。

 これもし、ピラーがゴネなかったら・・・・、

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 こいつと合わせて、夫婦自転車・・・とかいって売り出そうか?とも思ったんだが・・・、こちらはすでに嫁いでいってしまった。もちろん求められる中での最良の嫁ぎ先にね。

 なので、

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 コレ単体での売り出しということにいたします!試乗ももちろん大丈夫、乗りながら、決めてください!

元気そうだぜ!インコ君!



 もう東京でてから一月半は経ったかな?あの日本一周を目指す、インコ君であります。

 まあ、マイペースで走っているようですねえ。走りながら感心にも、ほぼ毎日動画などを編集しては、世に送り出しています。

 こちらが彼のユーチューブのライブラリーなんですが、もうかなりの数の動画をアップしていますね。

 もうほぼパターンも決まっているので、ながら見しながら、ほぼ毎日無事確認をしていますが、なんともほんわかと楽しそうですわ。

 35日目にして、最北端といわれる宗谷岬に到着。それなりの感慨はあったようだが、まあ淡々としている感じも彼らしくいいね。

 いろんな出会いもあるようだ、気のあったおっさんが登場したり、旅や道連れ世は情け、とばかり一定の距離を一緒に走ったりと・・・。

 まあ、色はないなあ、今の所・・・、大雨の日の夜に、雨宿りしていたら、妖しい熟女に声かけられて・・・なんて展開はまだないようだ。イヤ、ただ公表していないだけかも知れないが・・・。

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 本州から北海道に入ってから、同乗していたマチルダ君ね、南の植物である彼女は北海道ではきついだろうということで、一旦実家に戻したようで、今は本当に一人のようだよ。

 なんてったっけね?マチルダくんの名前は・・・、ええと・・・、アグラオネマニティドゥームカーティーシーという名前だったな。レオンという殺し屋と少女の純愛?映画に出ていたんだと。

 まだ極寒には至っていない北海道を早々にUターンして、今は室蘭あたりにいるようだよ。

 最新の動画では、苫小牧から室蘭に行く旅の様子のようだ。結構やらかしているようだが・・・。

 まだ、大きなメカトラはないようだ、ちょっとギアが・・・と言っていた時期もあったが、今は気にしないで走れるようになったのかな?

 それと股関節が痛い・・・というようなことも言っていた。走ったら、足を壁によりかかるように上に上げて、血を下げて、あとは長風呂に入ってゆっくり温める・・・なんて勧めてみたが、その後どうなったことやら。

 それとサドルをミリ単位で、上下前後高低動かしては走り、様子を見てはベストを探す・・・というのもありだと思う。

 とは言え、基本楽しそうに毎日走っている、決して無理していないところもいいね。

 もう少ししたら、今度は本州に戻って、日本海側を行くのかな?そして、再度東京に一旦戻って来るのか?そして西に向けて走る・・・というような感じかもしれないね。

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 来るお客さん来るお客さん、結構彼のことを気にしてくれている人がいる。楽しそうにやってますね!いつ頃戻るのかな?なんて、まだまだユーチューブの閲覧数は少ないとは言え、確実に、彼の安否を毎日確認してくれている人がいる、というのは、心強いもんだろうね。

 大して劇的なことは起きないようだが、一人の青年が、いい年してなんかやらかしているのを見るのはいいもんだ。

 これ読んでくれておられる方々も、折りに触れて、彼の奮闘ぶりと安否の確認をしてみてください。たまにコメントなんてしてくれると励みになると思います。

 ということで、よろしくね!

 日本一周完遂したら、当店で、講演会でもしましょうかね・・・。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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