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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2022年11月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

自分のギア比と仕様は用途と足で自ら決めよ!!!



 ちょっとゴッツメのツーリング車か?と思われるかも知れないが、これはかなり骨太の車体ということが言える。

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 ディスクブレーキを使用しているから骨太というのではない。

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 今やディスクブレーキは、スポーツ自転車としては当たり前になってきてるんでね。

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 オ!TRPだ!!!TRPといえば、当店が一推しするパーツでもあるし、テクニカルサポートをしているメーカーなんだが・・・、だからといって、この車体が骨太というのでもない。

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 そのハンドルが、裾野が広がったかつてのツーリングドロップ、今風でいうとグラベルドロップだから!骨太というのでもない・・・。

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 そして、27.5のホイールをハイているから、骨太いうのでもない。ないないづくしだな・・・。

 では一体どこが骨太!!!というのであろうか?さあ、どこでしょう・・・?

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 答えはここだ・・・。

 わかるかな?

 このクロスレシオ・・・以下のスプロケたったの6枚で13Tー23Tというスプロケにロードのリアディレーラー・・・。
ここが店主が骨太と思う一番の特徴なんだな。

 ついでにいうと、

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 ナンジャコリりゃ?というクランクね。

 これ何を意味していると思います?これは自分の自転車の用途とその使用範囲と限界と、そして自分自身の足を知り尽くしている奴だからこそできるスペック!という意味で、骨太といっているのであります!

 今通常売られているスプロケって・・・ご存知でしょ?最大で50台のバカでかいスプロケですよ。遠くから見るとそのデカさに電動アシスト車の電動部分かと思うくらい・・・。

 そして、それに合わせて、下に伸び切ったリアディレーラー・・・。

 この傾向はスラムが火をつけて、あのシマノすらも追随せざるをえない流れとなっていますね。マウンテンバイクの中でならいざ知らず、それが今のロード車体にまで影響を与えている・・・。

 かつてはよほどでない限り、ロードで23T以上の歯が付くことなんてなかったように思いますな。それが今は・・・。

 そうした傾向に対して、この骨太号というと、最小のスプロケで対応している、それをフロントのクランクの歯数でカバーしているということも考えられる。今手頃に購入できるパーツ類などには目もくれず、この自転車で行くべきコース、そして自らの脚力との相関関係を熟知して、これで良し!!!と自ら判断して組み付け、そして実際にアチコチこれでいっては無事帰ってくる・・・。

 かっこよくない?

 ある意味ロードのショートリーチのリアディレーラーは、岩場などを走るのには向いているかも知れない。長いとアチコチぶつける可能性も高くなるからね。

 そして、古い店主のような人間はあのデカイスプロケの傾向にはちょっと辟易気味・・・。むしろ絶滅危惧種であるトリプルクランク・・・、あのQファクターには目をつぶって、スプロケを美しいクロスレシオのものにして走りたい・・・、とすら思うくらいだね。

 そんな中で、時代遅れも何のその、自分の経験を信じて、わざと古いものを有効利用してる姿勢には共感できるものが非常に多くある!

 こういう骨太の自転車乗りが増えることが・・・、自転車界自体を面白くする、ある意味それ以外にないだろうな。メーカー都合でものが開発され、それを池の鯉のごとく口をパクパクして、唯々諾々と消費するしかないとしたら、こんなつまらないことはない。

 オ!ちなみに、シフターは・・・

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 フリクション系のWレバーを利用したもの。そう、この手のレバーなら、大抵の歯数・・・9枚くらいなら対応できるでしょうね。

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 敵を知り己を知れば百戦危うからず・・・というらしいが、コースや環境という自然を知り、自らの経験と脚力総合力を知れば、このような自転車も組み付けることができる・・・、まさに百戦危うからずどころか、また楽しからずや・・・であろうな。
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ペダル穴がグズグズ ペダル穴ヘリサート修理



 ザスカ!という車体があるそうで、カーボンフレームのマウンテンなんだそうだ。

 これが大きなトラブルに見舞われた。

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 装着のゆるい状態のペダルで踏んでいたら、このようにペダル穴のネジ山がグズグズになってしまった、ということだ。

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 ペダルはもう普通に装着はできない。そうなるともうクランク交換しかないか?ということになる、大方そうだろうな。

 ものにもよるが、クランクというパーツは自転車パーツの中でも相対的に高価なものだ、なので、こうしたトラブルでお釈迦にするというのは、殊に高級コンポということになると大変つらいだろうね・・・。シマノならまだ片方だけとかでも出してくれるだろうがね・・・。

 通常なら、クランクを諦めて、新品やら、スモールパーツやら、中古パーツを探すことになるだろうな。

 ところが、なんと当店がかつてこの大問題を修復させていたと、店主はすっかり忘れていたんだが、その持ち主の方がいう。ええ?当店がやったって?

 ホレ!と見せられたのが、本当だこれは紛れもない当店のブログであります。。本当だ・・・すっかり忘れているわ・・・。

 なるほど・・・それはあれを使ったんだ・・・。

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 桐箱・・・ではないが、この中には相当高価で高精度工具が入っている!!!当店の秘密兵器のようなもんだ。

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 これなんだが、開いてみるのも久しぶりだ。

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 改めて、外してみるともうツルツルだね。で、こいつをどうするというのか?

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 このならしネジ山タップを使います。

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 まず、緩いペダルと体重以上の力でほじられたペダル穴の内部をならします。

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 なれたらそれに続く、タップがネジ山を刻んでいきます。相手がアルミなんで基本柔らかいんだが、でもまあ、手回しなんで大変といえば、大変です。

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 できた!新しいネジ山が切れたかな?

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 流石にアルミだけにきれいに削れたね、ただし、このネジ穴は、元のペダル穴よりもならされた分、だいぶ大きくなってしまっている。当然、元のペダルをはめることは不可能であります。

 そこで・・・

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 この隙間を埋めるためのリコイル、ヘリサートというネジ山が切られている金具(コイルのような)を手回しで入れていきます。

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 はい!これで元のペダル穴と同じ大きさのネジ穴ができたということであります。当然ここには、

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 ハイ、装着完了・・・、出来ちゃったよ・・・。

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 クランクごとザスカに戻してやる。これにて一件落着。

 イヤー、こんなことが当店でもできるんだ・・・と、改めて思い出した。これって意外と重要な修正じゃないかな?レース用の高級コンポを思わずしくじって、ネジ穴グズグズなんてこと、起こりうるよね。

 そして、捨てるに捨てられなくて、見てはため息・・・なんて言うパーツ日本全国に50個はあるんじゃないかな?なんてね。

 するとこうした施工例を公表すると、我も我も・・・という展開もありそうだなあ・・・。問題はヘリサートそのものではなくて、左クランクの逆ネジようのヘリサートが、潤沢に入手できるか?ということが勝負になりそうだ。

 ドイツの工具屋に問い合わせるか、国内のネジ屋等を虱潰し探すか・・・だな。

 迷えるペダル穴グズグズクランクよ!ゆっくりおいでなさい、なんとかなるかもよ!!!

オヤジエスケイプ号のはずだったんだが・・・



 マーリンのフレームが入ってきて、日常からオヤジたちが逃げるための自転車を作ろう、ということで組んだんだが。

 よくよく見ると青年エスケイプ号でもあるなあ・・・ということで、再確認しよう!

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 フレームはアルミで、フォークがカーボン。まあ、よろしい。

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 ラジアルタイヤをはかせてみた。ダートも行きたければいけばよし。ただし!

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 ディスクブレーキではなく、前後ともにVブレーキでよろしい。

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 クランクもちょっと今風のホローテックもの、二枚です。

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 105レベルのものでちょいとまとまっていて、不足はないね、まったく。そしてシフターは・・・というと、

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 このドロップハンドルにエアロブレーキレバーが付いて、バーコンという形式でのシフターであります。

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 バーコンというのは、バーエンドコントロールの略で、ドロップハンドルの先に埋め込む形式のもの、仕組みが単純なものなので、壊れにくいね。

 ただ、この位置についていると、自転車が倒れたり、落車した時、アチコチにぶつかり壊れる可能性も低くはない、という弱点もある、ということは憶えておいていいだろうね。なので倒さない、そして落車しないことだ。

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 オヤジより、少年上がりの青年なんかのほうが向いているかも・・・なんて転向することもありだなと。

 とはいえ、昨日の間の自転車としてのマーリンじゃないが、ターゲットをこちらで設定したんだが、結局はその上を行くことなんてことも大いにあるんで、まあ、この自転車も縁のあった人のものに落ち着いて行くんだろうと思う。

 たとえば、山登りの好きなおばさまとか、絶賛引きこもり中の中学生とかのところにいかないとも限らない・・・。

 ということで、コイツ、よく見るとそこそこのスペックだ、そしてどこまでも行けるタイプの自転車なんだろうな。さて、試乗してみたい方大募集だ!

 今は公務員と大企業くらいしか適応されず、そのうち死語になるかも知れない「ボーナス」なる時期も、そろそろだったような気がするね・・・。

 不愉快?店主ももう三十年くらいもらっていないわね。だったら、年末セールとかにしましょうか?クリ○○スプレゼント・・・なんて言うのもあったか。

 でもまあ、そうじゃないよね、本質的には、時も場合も全て縁、ご縁なのでありましょう、そのほうがいい。

滋賀県なんですが三台盗まれたよ!お見かけの方はこちらまで!!!



 コイツはスゲー特徴のある自転車なんであります。

 というより、しばし使っていなかったカテゴリー、盗難車情報を発動することになりました、不愉快極まりない。

 場所は滋賀県です、当店から離れていますが、有縁の方のお宅より、なんと三台一度に盗まれるという、非常に不愉快かつ気味の悪い事件が起こりました。

 離れてはいますが、かつて当店からの盗難情報より、なんと大阪で発見!ということも実際にあったので、世はネット時代、そう簡単に犯人逃してなるものか!ということで、情報共有よろしくお願いします!



 ご本人曰く「昨夜(11月28日から29日朝にかけて)滋賀県草津市の自宅の玄関先から盗まれました。どなたか似ている自転車を見かけたら、教えてほしいです。
人通りも多い場所にある自宅でしたので、まさかとタカをくくってしまっておりました。みなさんカギはちゃんと固定物と結束してダブルロックでかけましょう。
自転車が消えるって、一緒に思い出も持って行かれるんだな、とあらためて痛感。」



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 この車体についての説明です・・・。

「Scott Speedster 30 2016年式、写真はメーカーのサイトから拝借しました。ここから、ホイールがシマノ・デュラエースに代わっています。」


 そして、

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 ウワ!これは痛いな・・・。クロモリのエディーメルクスに、シマノ74デュラエースという仕様・・・。

「Eddy Mercxx 30年ほど前の車体です。この写真からはホイールがBontrager Racing Liteに代わっています。写真のサドルにはカバーがかかっていますが、革製のBrooksのサドルになっています。」

 イヤ、これ本当きつですねえ・・・。さぞガッカリされていることでありましょう、聞いているこっちも落ち込みますわ。

 そして三台目が・・・

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 これですねえ・・・。この車体もだいぶ色々面倒見てきたんで、ここで盗難となると、実に悔しいですわ。

 しかし!コイツにはスゲー特徴があるんで、誤魔化したって誤魔化しきれないぞ!!!!

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 車体とは別にしつらえた、カーボンフォーク、これもまあ、色々あったんだが、これに落ち着いたんだ!!!

 そして、ハンドルがこれがまた・・・、

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 ドロップハンドルの下ハンを切り取った、ブルホーン仕様に、105のSTIがこんな感じで付いている。こんなのそんじょそこらじゃ、走ってないからな。

 あとは、フレームのあちこちに修復の跡がある。

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 これは持ち主の方が、カーボンシートで補修されたあと、チェーンステーにしっかりある。そして、

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 シートステーにもしっかりとあるぞ!これは隠せないね、動かぬ証拠として、よーく憶えておいください。

 そして、より細かな施工内容については、こちらで詳細に紹介していますので、合わせてご覧ください!

 さあ、これから、ヤフオク、メルカリ、ジモティーその他で監視が始まるぞ!何か情報がありましたら、当方までお知らせください。即、滋賀県のご本人にお伝えします。

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 よろしく!犯人を追い込みませう!!!

間の自転車・・・さらに深く・・・



 もう作って暫く経つんで、元々がどういう車体だったかすら忘れたんだが・・・、そもそもこのメーカーがどういうつもりで、どこを狙って作ったのか?すら忘れている・・・、まあいいか。

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 20インチのホイール小さいから子供用・・・というほど話は単純ではありません。いわゆる大人用の小径車ってありますからね。

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 この辺なんかはガキチャリの臭がしますね。元々はそのコンセプトなのかしらね?

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 この辺なんかもほとんどいじっていないんだが、まあ子供用として作られたのかな?

 で、このフレームが相当頑丈に作られているように見えましたんで、大人というか、体の小さい人用の自転車として組んだであります。

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 この超長いステムなんかに、その願いが見えますね。で、一体誰が乗るんだ?ということになったんだが。

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 で、置いておいたんだが、そこに体の小さい5年生のガキンチョがやって来たんだな。

 そしてまたがってみると・・・それが何ともかっこいい。一応大人仕様ということなんで、漫画なども描かれていないし、黒なんで渋い。

 そこに少しサドルを下げて乗ってみたんだが、変にチビのくせに大人びてそれがカッコがい良いんだな。

 ということで、子供がかっこよく乗れる自転車!!!ってなんだ?という隙間が見えたんだが・・・。話はそれで終わらなかった。

 「おい、それかっこいいじゃないか!!!」と声をかけたのが、そのお父さん。

 このお父さんも成人男性としては小柄な方なんだが、おれが乗ってみる!!!ということで、またがったら、これまたかっこいい。

 おいおい、小学校5年生とそのお父さんが乗っても両者ともにかっこいい自転車だってことに、作った店主の方が驚いたということだ。

 ということは、この自転車は当初店主が考えていた、大人と子供の間の自転車!と思っていたそれ以上の何かがあるということがわかったということなんだよね・・・。それが何かはわからないままだが・・・。

 なるほど・・・、自転車は深い、物事は実に深いもんだ・・・。

 間の自転車ね・・・。出尽くしている自転車の中でも新たな自転車を作るとすれば、それは間の自転車ということになりそうだ。

 男性女性の間の自転車、大人と子供の間の自転車。若者と老人の間の自転車・・・・・。実に漠然とはしているが、これは使えそうな発想が新たに強化されたような感じだわね。

 しかし、世の中銭が回っていないね・・・、そこにあらたな発想と手を動かして、銭回していこうかね・・・、と思います。

初冬の準備・・・厳冬までまだまだ?



 今のところだが、今年の秋は比較的暖かいといえるだろうね。店主も本気で冬の準備・・・となかなか行かないところからなんだが、井戸の飲料の入れ替えも、そろそろしようかな・・・?という程度。

 通常なら、10月の後半には木枯らし一号何ていうのが吹いてもいいんだが、そんな噂もとんと聞かない。

 とはいえ、まそんなことも誤差の問題だろうな、あとに三週間以内に、ほぼ確実に冬らしき気候がやってくるだろう。

 なので、ちょっと段階的に外回りを冬仕様にしていこうと思います。

 上のレールはモロ単管パイプを左右の認めた状態となっています。その間に何も補強もしていません、レールとして使うのでね。そこに別の径のパイプを止まる金具をはめて、そこにシートをかます・・・という、相変わらずホームセンターパーツの目的外仕様のオンパレードでやっています。

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 こんな感じで三枚のシートをぶら下げて下で固定しました。なんで固定・・・したかというと、

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 蓋付きポリバケツであります。この中には水が入っています。最大に水を注ぐと20リットルなので、一個20キロになります。これらを10個でも置くと200キロになります。超大型力士一人がアグラかいているようなもんだ。

 相当の強風が吹いてもこれをめくることはできなくなります。

 とはいえ、今のところ水は半分で10キロを7個置いておきました。冬の強風が来るようになりましたら、水はフルに入れることになりますね。

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 アア、冬が来るなあ・・・と思いますね。

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 これを内側からみたところ。で、これがなんで初冬のモードかというと・・・。厳冬期にはこの三枚の重なり部分の二箇所に、さらに二枚のシートを二重に張るということをいたします。

 そしてバケツには水をめいいっぱい入れることで厳冬モードの完成ということになります。

 ただ・・・。強い北風をシャットアウト!できると同時に、お客が中の様子を見たり、そもそもの出入りがやりにくくなるという欠点も生じますね。

 なんかもう少し、出入りのしやすいような工夫・・・も必要になるなあ、とも思います。

 シートで、二重窓のような・・・、そして出入りしやすいような工夫・・・、厳冬期まで考えます。

 これから五ヶ月・・・冬モード・・・薪も消費していく・・・季節がやってまいりますな。

やっぱりここで落ちたか・・・



 このフラットハンドルもちょっと凝っていて、鳴り物入りとはいはないまで、どうだ!ってな感じで選んで取り付けたんだが、どうも乗っていうる内に、これじゃあダメだ・・・となってきたらしい。

 で、交換してほしいということになった。

 何ハンドル?

 ドロップに・・・。

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 持ち込みのドロップハンドルをといつけたんですが、驚いたのはこのシフター。

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 クラリスのシフターなんですね。これがなんかいいんだよね。ざっと使ってみた感じ、105のようなものと遜色がない。もうギアの枚数が違うくらいじゃない?もうこれで十分だよね。

 物不足から、色んなメーカーのこの手を使ってみては、面白がっていたのは事実であるし、実際そういうところから使えるものが淘汰されていくこと自体にはある意味価値はあると思うが・・・。

 でもまあ、クラリスレベルでこれだけ安定感のあるシフターを製造販売しているという意味で、やはり、シマノは頭一つ出ているかな?とも思う。

 面白くもおかしくもないが、やはりシマノはシマノである、いい意味でも・・・。

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 基本コンポ自体がクラリスなんで、全く問題なし。このチェーンガート外せばいいのになあ・・・。

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 ここもそのものだから、調整もクソもない、ワイヤー繋げてちょっといじればなんとかなる。そういう意味でもおもしろくもおかしくもないんだが・・・。

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 本体はラレーのクロモリフレームね、割とよくできているんじゃないか?な?

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 フォークもクロモリのメッキもの、結構渋いね。またクロモリフォークは安心できるね。

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 ブレーキはロングアーチが使われている所を見ると、ツーリング系にも使えるフレームとして設計されたのかな?とも思えなくもない。

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 三度目の正直というところかな?これで落ち着くでしょう・・・多分。

 マ、ドロップハンドルに慣れておくことに越したことはないでしょうね、こいつが使えれば、その他のハンドルはすべて使える・・・でしょう、自転車に近くなる、近づくためにも、まずはドロップになれること・・・、その他はなれもクソもなく、操れるでしょうからね。

 ということで、戻るべくして、戻ったね、良かった・・・。

置き自転車という考え方



 自転車があるんですが、それに子載せをつけてほしいんです。

 なんて依頼は今まで多くあったんですが・・・、できるだけ安く・・・というご依頼。

 まあ、ご時世ということもあろうかと思いながらも、聞いてみるると。移動と、保育園の関係で短い期間駅に置く、という選択肢を取らざるをえないということらしいですね。
 
 つまり、新居から駅、電車に乗って下車して、そこの駅からこの置き自転車に乗って、保育園まで子供を送る、という使い方をするらしいですね。

 新居の近くに保育園が見つかれば、そんなことする必要もないのに、この国の子育て支援の底の浅さが見え隠れしますね。

 人口減少が深刻なら、いくらでも打つ手はあっただろうし、それも打たずにこの様だとしたら・・・、なんで誰がどんな理由で支持しているのこの政権?となるんですが、まあ、なんともな人民ですな。

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 元々が内装3段なんで、まあ通常の使い方では遜色ないでしょうな。

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 子供を乗せることでギア等が重くなるなんてことがあっても、買い替えの必要などありません。ここのギア板を交換すればいいだけです。あとはチェーン交換すれば、なんとかギア比はなるでしょうな。

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 一本足スタンドから、両足スタンド、しかもより安定感のあるものに交換ですね。またこのスタイルの両足スタンドは、外装の多段にしても対応できるというスグレモノであります。

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 子載せカゴを載せるための、荷台を取り付けます。学齢に近いと聞きましたんで27キロ系のものでも大丈夫なものを取り付けました。まあその警告の倍くらいの重さには実際に対応するんでしょうがね。

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 期間も短いし、中古でいいですよ、ということでこいつを取り付けました。まあ、本来なら、大事な子供を乗せるものをということなんですが、保育園の最寄りの駅に置くための自転車、つまり置き自転車という発想から、あまり手間と銭をかけられない、ということなんでしょうな。

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 そうした、地域的な縛りが取れるようなことがありましたら、また次の新天地で、しっかり走ってくれたらと思いますしかし、一台の自転車にも、いろいろな、用途というものがあるんですえ。

 一台でも多く大事に長く乗られるような状況になることを少し祈るかな・・・。

あの例のおじさんからの売り出し!!!



 当店周りの名物おじさんの一人、「自転車作ってないと死んじゃうおじさん」がもうこれ以上台数増やせない・・・と、奥様との攻防のあと、当店に売ることを決意して持ってきた一台です。

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 ジェイミスのクロモリフレームですね、スローピングです。古い人間の店主としては、クロモリは絶対にホリゾン・・・と思っているんですが、このスローピングは悪くないかも、と走って思いました。

 というか、スローピングも悪くはないな、と始めて思った一台と言ったほうがいいかもです。

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 ホイールもイーストンもので、割と軽くて回転もいい。さすが本業ではないので、経費に縛られきれていない所が凄いね、エエそこにそんなの使っていいの?うん、余っているから・・・、という調子。素人は怖いね・・・。

 そして、このフォークですが、今や幻のミズノ。店主もかつて使っていましたが、ヤビツの下り行って、交換しました。まあ、普通に攻めずに走るには問題ないでしょうな。

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 前後ともにイーストンもの。うん・・・やるな。

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 ほら、これね、こんなところにこんなものが隠れている。デュラエースだって・・・。これも本人曰く「もうもと取ったんで余ってたから付けてみた」。確かコイツもアチコチ付いては外され、外しては付けられしていたのを店主は知っていたが、とうとうここに落ち着いたか・・・。

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 クランクは105レベルだといってました、悪くない。手堅いね。

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 そしてブレーキはティアグラ、多分ティアグラレベルで組まれていたのをアチコチ外して入れ替えているうちに、こうなったのかな?とも想像します。

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 ハイ、そして、最後シフターなんですが・・・、これがまた膝から落ちるものが付いていた。

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 これです!これだけ見て分かる人は、ハズレものパーツのマニアとも言えるかも知れないね。

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 かつて、謎の黒コンポと名付けていたもののシルバーもの、謎のシルバーコンポのシフターを使っています、つまりセンサーね。

 タッチは、スラムと酷似しています、ダブルタップといってはいけないんだそうだ、でも内容は同じ。今のところ店主の使っている同じシフターに不具合はないので、まあそこそこ使えるだろうね。

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 ね、アチコチ外しては入れ替えて、時にお宝がひっついていたり、謎ものがあったりと、段々と「自転車作っていないと死んじゃうおじさん」の生態という傾向というか性格と言うようなものが見えてくるようですね。

 もう置く場所がないからダメ!と自分でも言い聞かせているようですが、ヤフオクやメルカリ見るとついポチッとやってしまって、後から考えるのがやめられないようですね。自転車施工病なんだろうな。

 ということで、試乗してみてください。それが悪くないから、困ったもんだ・・・。

 人の作った自転車紹介している暇があったら、自分たちの自転車を売れ!という声も聞こえてこなくもないが、人様のものから学べるというところは外せません・・・はい。

事故かららの生還・・・



 マージのピストがやって来た。地味なようで、細かいところにこだわりがあるような車体。

 ことに、ホイールが粋である。

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 細身の銀リムを使っている。

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 デュラエースのロードハブだろうな。77に見えますが、それをシャフトを交換したか、スモールフランジの競輪用なのかな?それに32ホールとかあったっけな?

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 しかもラジアル組なんかしている。これもちょっとやそっとのところではやっていないんじゃない?そういう意味で、地味ながら、凝っているんですよ。

 そいつがなんと交通事故に巻き込まれた。

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 シルバーのリムで組まれたホイールがポテトチップ状態になっている。外からの力で曲がったホイールを内からのスポークの力で直すことはほぼ不可能、やめたほうがいい。

 一見振れが取れたとしても、走ればすぐに歪んでしまうのが落ちだ。

 なので、コイツからハブを摘出して、ホイールを組み直さなければならないんだが、できれば地味に凝ったホイールに近いイメージで組み直してやりたいんだが・・・。まあその辺は不得意ではない。

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 この青のハブが摘出ハブを使った、後はスポーク、リムと新品で組み直す。

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 ほぼ前輪と同じような外見のリムがあったので、それで組み直して一件落着・・・。まあその他歪みなどは、簡易の孔雀という工具などで計測して修正も。

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 ここで、ミケを使うというのも、ちょっとしたこだわりを感じますね。

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 まあ、定番のブレーキなんだが、もう少しこの手のブレーキの選択肢が増えてほしいね。シマノはもういいんで、ダイアコンペももう少し別系統のものなんか出してもらいたいし、内輪のtrpもキャリパーブレーキ・・・あまりやる気ないのかな?テクトロでももうちょっと形状が良くて、仕上げのいい選択肢をくれると、マジでありがたいんだが・・・。

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 ハンドルはブルホーン。このスペックやパーツ類だと、結構マジで踏んでいたようにも思えますね。実用としても使えそうだわな。

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 こんなところにギドネット使っているとこなんか、あれれ???フロントホイールのラジアルにしろ、ミケにしろ、なんか当店が組んだのかな?と思えるようなスペックでもある。

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 これで、街道には戻せるようになったが、あとは・・・、被害者の方の心的障害などが心配ですね。怪我は今のところは大したことはないとは聞いていますが、これもまた寒暖差、湿気の夥多などの変化を見るために一年は慎重に様子を見るべきかと思うし、フラッシュバックなど突然襲ってくるかもしれない恐怖心など、長引かないことを祈るしかない。

 いくつか小さい事故が続いているが、一つだけ言っておくと、小さい事故でも急いでいても、警察呼んで事故証明は取っておくことが重要かと思います・・・。まあ、事故は起こさない、巻き込まれないことが第一ですが・・・。

あのインコ君 再出発 今度は西遊記だ!西へ行こう!ニンニキニキニキニン!!!



 この8月に、東京を出て、東北太平洋岸から北海道、北海道から東北日本海を通って、北陸新潟、北関東群馬を通って東京に10月半ばに戻ってきたインコ君なのでありました。

 途中まで一緒したマチルダ(植物)は、東北でお繰り返し、それから本当の一人旅でありました。その行程については、動画で逐次上がっていますので、そちらの方をご覧ください!

 そして、冬支度をして、この11月20日、雨の中、今度は西に向かって日本一周パトロールを再開したようですぞ!
 
 事前に聞いていたコースですが、まず青梅、甲府、松本から、富山を抜けて、石川、福井、滋賀、京都、大阪に入るということです。

 この時期の長野とか・・・結構厳しいかもしれませんが、彼ならなんとかやってくれるでしょう。

 大阪の堺には、94歳で未だ自転車で買い物に行くスーパー祖父がいるそうで、そこを拠点に、西は回ると言ってました。

 先日の土曜ライブ、西成軍団が来ていたライブにも参加してくれ、顔繋ぎできたので、西成の方にも顔出すんじゃないかな?と思います。

 その後は・・・、多分四国から、大分、南九州を回って沖縄かな?そしてまた鹿児島に戻って、今度は熊本経由で福岡、中国地方の山地を縫うように走り、再度大阪入りで一休み。

 それから三重、愛知、岐阜、静岡、神奈川、東京終点となるんじゃないかな?と思いますが、どうなることやらです。

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 で、彼の動画で、知らぬ間に撮られていたものがありまして、その出来がなんか面白いんですねえ。



 これ、前に店主が組んだ、正真正銘NJSピストをディスクブレーキ化した車体なんだが、120エンドのまま、既存のパーツで組んだ、力作と勝手に思っているんだが、その意味がなかなか通じないと愚痴言っている動画なんであります。

 これでも何言っているかわからない人が多いと思いますが、文章で読むよりもわかりやすいかな?ということで、こんかい借りてみることにしましたんで、是非ご覧になってください。

 とは言っても、ビルダーのいなくなった当店だけではできない改造ですが。

 改めて動画って凄いねえ・・・。

 ということで、彼は出発した、その初日の動画がもうアップされている!



 今回、コーヒーをスポンサードしてくれたトリプレットさんの宣伝もしていますね、いいぞよ!

 そんなこんなで、動画を通して、彼の安全な走行を祈りつつ、サポートしてやってください。今度は完全終わるまで帰ってこないんじゃないかな?そういう意味で長い旅、しかも冬季なんて・・・結構厳しいないようになるかもしれないが、それだけに、皆さん応援して、ちょっかいかけてやってください、励みになると思います!

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明日23日は亡父の月命日となります、もう一月経ったのね。そこで、好きだった牛肉と赤ワインを有縁の皆様と思い切って味わいながら、音楽や芸事で賑やかに送ってやろうと思います。天寿を祝う会を行います!!!
 牛肉目当てで結構、大いにお集まりください!雨だとかいいますが是非おいでください!10キロの牛のもも肉が貴方方を待っています!!!ギュウーギュウー!!!

 12時すぎから、肉がなくなるまで、なくなってからも?

大柄内装3段実用車 大柄の方へ



 そろそろものを動かすか・・・ということで、アチコチ交換しながら、出せる状況を作りたいということでマイナーチェンジをしてみました。

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 ハンドルをちょこっと・・・気質風にとはいっても、まあそんなに走行に影響はないが・・・、普通になりましたね。


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 大柄の人が乗りやすいでしょうね、鷹揚な自転車ですね、ゆったりと街道を走るのに向いていますね。

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 なんかラクダをイメージするフレームで乗りやすいですね。実際ラクダが乗りやすいかどうかは知りませんが・・・。

 跨りやすいですね、そして、

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 元々は電動自転車で、ここにデカイ電池があったんですが、今は伽藍としています。何か収納ものを仕掛けてもいいかも知れないね。

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 フレームの一環で荷台になっている自転車なんですね。

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 内装3段という実に実用的な選択でありますね。

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 フロントはシングルの一般的なクランクです、そういう意味で実用的ですな。

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 そして一点豪華主義なのがここ、革サドルであります。ブルックスではありませんが・・・。しかしなんでブルックスばかりあんなに持て囃されるんだろう?という感じはありますね。

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 そうそう、ホイールは700Çでありますよ!

 ということで、このスペックで、出します!

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 試乗などお受けしますので、興味ある方は是非どうぞ!

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雨の予報ですが、天寿を祝う会を行います。肉食べに来る!それも供養ということで、是非おいでください。できる方は楽器をお持ちください。ドンチャン賑やかに送りたいと思います!昼からやりますよ!

その方はあの・・・



 娘の乗っている自転車なんですが、パンクしちゃって・・・と持ってこられたこの自転車。

 ルイガノなんだが、コイツはいわゆる普通の娘さんが購入して乗っているような自転車じゃないな、と。普通というのは一般的な、という意味で、特に自転車好きの方でなければ、このような自転車に乗るはずはない・・・、スポーツ自転車と言ってももっとあてがいぶちの買ったそのままで乗リ続けるはずだからである。

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 ティアグラベースで作られているこの車体、娘さんが購入されたんですか?と尋ねると、

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 いえ、そうではありません、お父さんが娘さんにあげたものだという。そのお父さんって、自転車好きの方・・・ですよね?

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 このブルホーンはわざわざハンドル交換したものだろう。市販ではほぼありえない。

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 こんなシフターをわざわざ選択するところなど、嫌いな人の所業ではない。

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 それに、多分娘さんの体にも合わせるよう努力した形跡も見受けられる。

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 ここにわざわざディズナのステムを選択しているところなど、自転車が好き、いじるのも好き、マニアックレベルにまで達しておられる方・・・なんじゃないのかな?と想像します。

 そして、そうして組まれた自転車を娘さんが大事に乗っている・・・、実にいい話だなあ、と思って聞いていたんだな。

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 余ったか、たまたま空いていたか、使いみちが決まってなかったか、ミケのピラーをあしらっている。こんなところも凝っています。

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 アルミフレームにカーボンフォーク申し分のない、娘さんへの愛情も感じられる、セッティング・・・いいねえ。

 そして、ちょっとお名前を尋ねてみたんだが、その特別珍しいお名前で、ある記憶が蘇ったのだ。

 二年ほど前か、改造実用車を試乗しに来た背の高い70は過ぎているがテニスボーイ然たる、紳士がやって来た。試乗して、たいへん気に入ったということで、テニスクラブに通うにも適しているということで、購入が決まったその夕方・・・。

 その方の奥さんという方が見えて、実は・・・と話をし始めたんだが。

 実は、痴呆の症状が出て、ちょっと変にお金を使いたがる傾向があって、先日も無意味な折りたたみ自転車を買ってきて、結局は乗らないで困っているので、今回の購入契約はないことにできないか?ということだった。

 店主との会話の中では、そうした症状や傾向というものは見えなかったが、そういう事情があるなら仕方ない、ということで、話は立ち消えになった。

 ただ、名前がとても珍しいので憶えていたんだな。

 あれから二年近く経って、症状はだいぶ進んでおられると・・・。まだあちらは歳は若いが、店主の父親と重なった。

 一時、買ってあげる、奢ってあげる、ごちそうしてあげる、という行為を喜んでやっていたことを思い出した。もう欲もなく、ひたすら若い子らに買ってあげご馳走してあげることに自分を言い出していたのかな?とも思った。

 このお父さんも、そうした気持ちで娘さんに自転車を組んでいたのかな?と思ったら、二年前のその方の顔が浮かんできた。

 認知症は、その人となりが薄皮が向けるように剥がれて行くようだった。最後のその人のその人なりって・・・、身体?その空間を占めているということ?と思うくらいに。

 だから、話す、とか聞くとかいうことよりも、最後は触れることしかできなくなる。店主が親父その人なりとした最後の会話は多分、5月の病院で待っている時「何の本を読んでいるんだ?」「これ?昭和史の本だよ。ちょっとこの辺抜けているんで・・・」。親父らしい質問してくるなあ、とちょっと感動したことで憶えている。

 その後の言葉のやり取りは単なる情報伝達以上以下でもなかった・・・。最後は触れることしかできなくなる、そこにその人の同一性とは?ということを考える重要なヒントが、この接触というイベントに隠されているのかも知れない、と思うようにもなった。

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 斑の中で、その人なりが垣間見えた時、有意義な会話を!この自転車を通じて、この自転車がその方の安寧な便りを運んできてくれたら、と思う。

当店ライブ無事終了 来られなかった方は次回に是非!



 ついに来たよ、大阪西成からね。派手なブーツ・・・雪駄等・・・。

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 冬支度と同時に、ステージまわりのセッティング、お掃除ね、苦手なんだがやらないとね。

 準備完了ときたところで、昨夜深夜大阪発、東京朝到着、寝不足でフラフラの状態だったのでまずは仮眠・・・。

 その間のセッティングだったんだが。

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 起きてきて、声の調子を整えます。おお、今日はよく声出るなあ・・・と、松山千春の歌を、神さん風にちょこっと歌うんだが、この人にちょこっととかの手加減は無用だね。

 外歩いている人が振り返る程の太い声量を短くホイ!イヤー今夜も期待できるね・・・。

 夜も近くなってきて、音響等のリハーサル・・・徐々に盛り上げていく感じがやはりプロですね。

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 まずは大阪から一人でみんなを運転で連れてきた、菊ちゃん。彼は場数を踏むほど巧妙になる。今回は二曲だけだったが、一曲目。

 この一曲目に、男の子の恋の切なさを歌でも歌詞でもなく、間奏のギター、単音でポロン・・・ポロンと爪弾くことで表現、こうした演出は今まで聞いたことないね、お見事です。

 そして二曲目、「彼女のことが好きなんだ」というたぐいの歌詞ははいて捨てるほどあるが、彼はココを「彼女と過ごす時間が好き」と歌い上げている。
 
 これは実に本質的なことなんだなと思ったよ。「君のことが好きだ」と多少日常化すらしてる言い回し、コイツは実はある種の気づかない傲慢さが潜んでいることを意味しているように思われる。

 というのは、この手の告白に対して「あなたは私のことをどこまで理解しているつもりなの?」という返しをされることで、驚かされるだろう。確かに「君のこと」って一体何を意味しているのか?と。

 とすれば、私と君の間にある、時間を好きになる、という方が実はずっと誠実で正直な言い方なのではないか?と思うんでありますね。共感します。

 あなたが好きだ、なぜならあなたがいい人だから。ではない、私とあなたの間にある関係がいいから、私もあなたもいい人でありえているのであって、その逆ではないということ。

 アイツが悪いから破断したんではない、関係が悪くなったから、たまたま相手も私も悪い人間として現れたのだ、と。

 菊ちゃんの今後の飛躍が本当に楽しみだわね。

 そして、今回は新しい方が加わった。
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 太いゲージを使っているのか?思えるくらい低音の良くなるギターで登場したのが、小竹親(みきし)さん。京都で活躍しているストリートミュージシャンであります。

 なんとほぼストリートで29年やっている、京都の先斗町辺りが彼の縄張りのようなんでありますが、この人も凄いパフォーマーでしたわね。

 もう達観するしか生きようがない、ある種の境地から放たれる歌は、立場主義でがんじがらめの疲れ切った多くの通行人の耳を釘付けにしてきただろう、と想像するね。

 ファンとして聞きに来ました・・・という人ばかりを相手にしているわけではなくて、歩いている人の足を止める芸を持っているのでそれはもうちょっとやそっとではない・・・。

 多分彼を中心にしたインタビューも収録されると思いますので、そちらの方も楽しみにしてみてください。まあ、歌もそうだが、そう、この方の人生そのものもちょっとやそっとではない・・・そうですから。

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 そして、真打ちの登場、大臣と神様でありました。これで当店での公演は三度目、もうこの半分野外の頓珍漢な当店野音でのパフォーマンスもお手の物であります。

 前半は、トークで笑わせて、次第に緊張感を高め、そしてレクイエム(鎮魂歌)へ。

 当方の状況を十分把握してもらっての選曲・・・、葬儀等では涙一つ流さなかった母はココで初めて号泣、儀式を越えた弔いができたんだと思う、有り難し。

 最後は、自らの精一杯の人生を投影したシンガーを熱演して大高評の中で終演した。

 三者三様、質の違うものを比較することは無意味だと思うが、演目はこの順序で決まった!と思う。

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 終わりに、出演者と親父さんを交えての記念撮影・・・。

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 その後、反省会とも打ち上げとも、じゃれ合いともつかない、リラックスした宴が続きました。
 
 今回も、多くの方々に体験していただきましたが、ギリギリまで調整して、あえなく残念ながら来れなかった、という方も多くいらっしゃいました。実に惜しいことで、次回以降の彼らのパフォーマンスにより多くの方に接してもらいたいと、今後共広報宣伝と場所貸しに精を出してまいりたいと思います。

 変な飾り気の一切ない、正真正銘、渾身の、体当たり的パフォーマンスがどういうものか、ということを本当に多くの方に本当に体験していただきたい!本当ただそれだけです、店主の願いといえばね。

 ということで、次回以降、来年だね、ちょっと暖かくなってきてからかな?やってもらうことになると思いますので、是非その際は、ご参加お待ちしていますよ!

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また、この23日水曜日は、雨のようですが、歌って、飲んで、食べての天寿を祝う会をやります、大量の牛肉のあるだけ食べ放題をやりますので、そちらの方にもぜひ、ご参加ください。ちょっと飛び入りで・・・、すごい方もマジっていただけるということもあるそうで・・・。23日昼過ぎより、お待ちしています。

やっぱりダメだった・・・交換!



 ついこの前の本ブログで、このトレックの後輪が完全フリーになってしまう・・・という症状を、どうやって抑えるか?なんてこと触れたんですな。

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 コイツですねえ、高校生の所有しているトレックなんですが、フリーが前後完全フリーになってしまい、踏んでも空回りするという症状が出た。

 こういうやつは、シマノものだったら、まずフリーを外して、徹底洗浄するなりしてメンテします・・・が、

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 メンテしてもだめな場合は、このフリーだけの交換でなんとかなるというのが、シマノものの優れたところなんでありますが。

 コイツはシマノものではなかった・・・なので、10ミリのレンチでフリーが外せない、なんか別の特殊工具が必要なんだろうなあ・・・、ということで、徹底洗浄などができず、

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 あくまでも外部から、できるだけのことをやった・・・。こうした洗浄とスプレー圧力による、グリスの注入ですね。そして、症状は良くなったはずだったんだが・・・。

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 ついでにベアリングの掃除なんかもしてね・・・、ハブとしての性能も上げたつもりだったんだが、引き渡して、数日乗ってもらったのがまた戻ってきた。

 空回り自体は大変少なくなっているんだが、まだ、たまにダンシングしたとき、踏み込んだ時に抜けることがあるという・・・。これはある意味危ない状態だ。

 ほとんど起きないがたまに起きるというのが特にいけない・・・、高速スピードが出ている中で、さらにスピードをあげようとダンシングいた際に、抜けるようなことがあったら、大転倒を起こし、大怪我しかねないからだ。

 クランク、ペダル周りは特に力のかかるところで、そこが抜けるということは非常に危ない。頻度が少なくとも、イヤ、頻度が少ないからこそ余計危ない・・・という判断をし、もうきっぱりこのハブ、つまりホイール全体を捨てて、新たなハブでリアホイールを一本組むことになった。

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 今度はシマノものにこだわった・・・、もし万が一、数年先に似たようなことが起きても、しっかり対応できるようにだ。ただ・・・、未だに物不足は続いている。今回のも36ホールなんていうマイナーなものしかなく、32ホールがないという状況。たまたま物好きな当店が36ホールのリムを持っていたから、組付けができたという、半分奇跡のような状況であります。

 しかし、多少重いがラージフランジであることが気に入った、何より頑丈だよね。

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 そして、ディスクブレーキのところを見ると分かるが、今シマノを中心に伸びているセンターロック形式ではなく、ボルト6本じめのタイプなんだな。これも今探すと大変、カナカナ見つからない・・・、まあ今回はなんとか仕入れができたんで、完成!と相成った。

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 ディスクブレーキなのに、リムサイドにキャリパーブレーキ用のCNCの跡が見えるが、これはお愛想・・・。極度なもの不足の中では、奇跡的な組み合わせなのであります。

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 これでまた、暫く乗れることになります。まだ高校生だが、体の成長は多少とまったとすれば、大人になっても乗りたいと言っていた・・・、そうしてやろうじゃないの・・・。

 ということで、完全フリーは小手先メンテを諦めて、長く使えるしまのものでホイールを組み直して、解決を見た・・・ということでありました!

高校生の直してくださ〜い!!!



 高校生が四五人やって来て、この自転車調子が悪くて、直してください、という。

 何かやったの?

 イエ別に、特にしていないんですけど、なんか変なんで、直してください。

 どこがどうしたの?

 ココ(ヘッド周りをさして)とですね、あとココ(リアホイール)ですね。あとブレーキも効くんですけど変なんでお願いします。

 まあ、大雑把な言い方で何がどうなってどう変なのか?までは把握していない、なんか変だ・・・と。

 ヘッドパーツは自分でいじったあと、なんか変と。

 リアホイールはもう随分乗っていて、なんかギシギシするというか・・・。

 こんなもんだろうね、高校生は、そしてあり得るのが、気づいている以上に不具合はアチコチにあるはずだ。

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 BMXのように、コラムの中心からワイヤーが入って下のディスクにまで届く、この引きが悪い。まあ、ワイヤーだろうな。取り回しもいいとはいえないので、ワイヤー交換の際にその辺を一新しよう。

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 このチェーンリンクのガイドなんか、分厚くて、これを縁石に乗せて技をやるとか聞いたことがあるが、真偽の程はわからない。

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 フロントホイールはほぼ何もなかったんだが、問題は・・・いえ、大問題はリアホイールにあった。

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 ハブ自体がズクズクで、もうハブ軸の体をなさない。外して点検すると、片側のシールドベアリングが完全に、破損していた。それじゃあ、ズクズクのはずだわね。まともに動かないはずだ。

 そこで、シャフトを叩き出すと片方のシールドベアリングを撤去、問題はその片側の方だったね。もうすでに走行によってベアリングの外側が潰れて飛んで、ベアリングがバラバラだった。軸を取った際に、シールドベアリングが前後で分裂し、後のほうがハブのベアリングソケットにハマったままという状態。

 コイツを外すのが難儀だったわね。ちょうどいい叩き出しの道具がない。できれば叩くので、その軸は木製のほうが母材には優しいので、それを作るか探すかだな・・・。

 探したらあったので、そいつを使って内部から静かに叩き出す、静かと言っても・・・そこそこ叩くが。

 そんなこんなで、抜けたあと、新しいベアリングを装着してアチコチ調整して元に戻したのが、コイツなわけね。

 涼しいかして、元の位置にこそっといるが、大変だったんだぞ!!!!

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 イヤー、ど派手な車体だね。BMXとマウンテンバイクの間のような自転車で、どうも技系の遊びをしているらしいね。

 しかし、まあ、高校生というものはこんなもんだろうね、ほとんど反射神経でさばいているので、よほど車体が悪くならないと気づかないし、気づいたとしても脅威の適応力で整備不良車にもなれてしまう・・・。

 そういう意味では、よく原因も何もわからないが、なんか変なようなんで、みてください・・・というのは結構優秀な高校生なのかもしれないね???

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この19日土曜日は、店主が恒久応援を決めている、西成パフォーマンス軍団による当店ライブが行われます。是非おいでください。笑うぞ!そして泣くぞ!投げ銭なんで、気に入らなければタダで帰ってよし!さあ勝負だ!

謎の箱が届く・・・



 謎の箱が届いたんだが、開けてみるか?

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 どうやら完成車ではなくて、フレームのようだ。

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 シートチューブに模様がある・・・。いかにもカッティングで作ったような。だいぶ前だが、雲龍・不知火という名前で、カッティングで持ってピストを作ったことがあったな。

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 下をラップで塗装して、マスキングというやつね。青バージョンと

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 赤バージョン。模様は相撲の横綱土俵入りのふたとおりの型、雲龍と不知火を型どったもの。

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 両者ともに、走りを意識した固定ピストでありましたな。後者は今でもメンテにやって来てくれます。

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 でさっきのフレームに戻りますと、エンドを見るとピストフレームであることがわかります。そして、メーカー名なのか?車体名なのか?よくわからんが・・・

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 アフィニティー???聞いたことねえな。

 ってわけで、これを送りつけてくれたのは一体誰かと思ったら・・・。

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 この子であったわけだ・・・。今東京に戻ってはいるが、そろそろ西に向けて出発するであろう、インコ君なのであります。

 どういったコースで、大阪まで行くか?と悩んでいるらしいね。この11月・・・、奥多摩、山梨、長野、岐阜、富山、石川、福井、滋賀から大阪にはいる・・・という計画もなくはない。

 ただ、もう山岳のある高地は、結構気温が低く、凍結の危険性もあるよー、というと、ムムムと躊躇し、再度計画を立て直しなんてことにもなっているらしい。まあ、なんといってももうそろそろ出ないことには始まらない・・・。

 そのインコ君、まだ日本一周の半分以下の状態で、なんでピストフレームなんだ?もしかして・・・。

 ま、まさか!ピストで、固定ギアで日本一周?なんて???

 そこまで弾けてはいない。一周してから、東京に帰ってきてから、ピストを組みたいので、今フレームを確保した、ということらしいんだな。

 なるほど、まあ常識人ではある。じゃあ、物不足が続く中で、ざっとのパーツの目処付けとけや!半年ぐらいかけて、もの集めておかないと、イザ乗りたい!といったって、半年以上待たされかねないからな。

 ということで、パーツの選定をやっていたんだが・・・。

 そんなとこを横目でみながら、何が驚いたかって・・・、かつてと入っても三十年近く前なんだが・・・、まだ手の届くところに値段のあった、

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 こいつや、

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 こいつらなんだが、その値上がりの凄いこと凄いこと・・・。ええ?まじで?と二度見、三度見、四度見だったわね。

 たしかにものは高騰していることは分かる、材料のアルミも、加工費も、輸送費も、保管費も、何から何まで値上がっている現在ならば、ある種仕方がないのか?とも思わなくもないが、それでも高すぎだろう!と腰抜かしそうになった。

 そもそもスギノという会社は、ぶっ飛んだようなスペックをぶっ飛んだ値段で、面白いユニークな売り方をするような傾向は今まであったんだが、この度のピストクランクの高騰は・・・なんかそれとは違う湯な気がしますね。

 少なくとも時計を出すような競技者になるなら、まだ別かもしれないが、街道ピストで街を流すのだったら、この値段はない・・・と思いますね。

 だったらその何分の一の値段でも、そこそこのものを探して、取り付けたほうがいいでしょうね・・・。

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 当店の思いつきのこいつらだって、そこそこのものを載せていたが、まだなんとかなっていた。ホイールは前後・・・、あれつけてやって、クランクはもう少し考えたほうがいいかもな・・・というところで、あとは旅しながら、考えな!ということで、そろそろ送り出そうとするか?

 しかし、旅から帰ってピストか・・・、いつの間にやら、自転車狂になっちまっていたわね・・・。


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この土曜日19日は、当店内でスゲーパフォーマンス集団、西成からやってくるよ!店主の恒久応援パフォーマンス集団だ!是非見てほしい、聞いてほしい、体験してほしい。涙が出る、笑いと感動で!
投げ銭なんで、とりあえず、聞いてみよ!!!

もっと楽に走りたい!!!



 ジャイアントのクロス?マウンテン系の自転車だったんだが・・・。今年のはじめに来たんだな。

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 こんなフラットバーだったんだが、これを楽に走りたいということで、プロムナード系のハンドルに交換したんだわね。

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 これでかなり楽になって、通勤自転車として使用していたんだが、もっと楽になりたい!というので、持ってこられたんだが。

 では、どうしましょう?ということで、色々話し合った結果、ハンドルの位置を上げてくれということになった。

 最初はステムを緩めてハンドルの角度を変えたんだが、いえいえ、もっと高く!ということなんで、これはステムごと交換しないといけないことになった。
 
 マウンテンバイクということになると、この頃のはもうすでに、オーバーサイズになっている。一般実用車の1インチのステムはシムでもかまさないと使えないんだが、その辺はどちらかというと得意な方なんで、まあ問題はないだろうな。

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 この手は1インチものの方が断然選択肢が多いんで、そちらから選択。相当高くなったよね。

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 全体で150ミリは上がったんじゃない?

 ただし!

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 このように、フォークのコラム内にはシムを入れてやらないとステムが1インチなのでグズグズになってしまう。

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 より実用車っぽくなってきたんだが、その見た目もだいぶ気に入ってもらったみたいだった。

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 サドルも今回少し上げてみた、なので、乗っている姿がだいぶ変わったね、浮いているような印象、ちょうど魔女が箒にまたがっているようにも見えてしまった・・・、魔女じゃあないんだがね。

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 サスっぽいものはついているんだが、あまり現実味がない。むしろ実用車に近い印象になった。

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 やっぱりだいぶ変わったよね。そして、乗りやすい・・・。ただいま真っ只中の、超高齢社会のなかで、手持ちの自転車をどうやって乗り続けるか?という需要は決して少なくはないと思うんだがね。

 ハンドルを上げるというのは、その大部分かも知れないね。現に店主も相当ステムの角度が変わってきている。形やカッコとどうやってポジションとの折り合いをつけるか?というのは今後の、イヤ、現在の課題かも知れませんな。

 ということで、こんなことも、また大いに参考になる施工なんであります。

 自転車と長く付き合うためには、このようなポジション変更は重要ですぞ!!!

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 今週土曜日19日は、当店内ライブでありますぞ!西成から店主イチオシのパフォーマンス集団が、大阪の西成からやってくる!投げ銭なんで、つまらなければタダで帰ればいいわけで、それだけ自信のある渾身のライブが行われます!是非おいでください!

11月23日 天寿の会=音楽芸事葬 開催します!



 たしかに天寿を全うした、んだろうと思う。

 一人の人間が産み落とされて、暫く行きて死ぬ。そこに意味はない、あるのは自然を越えた一つの神秘である、とある賢者は言った。

 自分の死生観はこれに近いと思った。

 その人は死を楽しみにしてる、と言っていた。

 その楽しみにしている死ってなんだろう?と子供の頃から考えていた。ある年齢に達して、その言葉が欺瞞であると気づいて、だいぶ反抗したと思う。

 その楽しみにしている死って、例えば天国に行く、とか他の何かに転生するって話だとしたら、それは死の問題ではなく、死の問題を別の生として語っているだけで、決して死そのものと向き合ってはいない、一つの誤魔化しだと。

 死=別の形の生、これは欺瞞だ、死そのものへ向かわないと・・・。(この実感は実は今でも、脇には持っている、決して正面にする気はないが・・・。ただ、これがあると、死を別の生として流布させようとする、宗教・思想もどきを突き出すセンサーにはなるようだ。)

 するとまた別の賢者がいった、この世で見つめられないものは二つある、太陽と死である、と。

 そうか、見つめられないものを見つめようと、捉えようとしていたのか・・・と思った。

 死を真面目に定義しようとするとそれはどう考えても、生でないもの・・・という結論にしかならず、苛立つことも。

 さすればかの大賢者曰く、未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らん、ときた。なるほど、死は定義したり捉えようとするものではなくて、予感するものであると。

 不可知である死の問題から来る一種の恐怖を緩和するために、逆に死ねない恐怖ということを考えたこともある、これは幼少の時に親友から借りた手塚治の「火の鳥」の中にあった物語に起因していた。

 何千年、何万年、何億年経っても死ねない仙人・・・。もしそうなると、意識ある存在として生き続けるには酷であろうと気が遠くなった。今でさえ、たかが十数年でさえ生きるのにはその三分の一は睡眠が必要だというのに、何十億年も何百億年も死ねないなんて・・・。

 すると安らぎとしての死、というのがあるのかも、と思うようにもなった。そして、死というものを自分の生まれる前の状態と考えるようになった。あの、なんとも言えない悠久の?あの状態・・・。

 で、今は?というと、自分とは何か?死とは何か?ということを考えるよりも、重要なこと、どうしたら溶接がもっとうまくなれるか?と言うような問題に切り替わってきたといえるだろうな。当時の自分からすれば、だいぶ問題をずらした、欺瞞の塊に見えるかも知れないが、そう、ある意味、そうしたものを考える、自分というものを捨ててしまったのかも知れない。

 どうもな、かつてのお前よ、そんなに執着する程ものでもなかったらしいぞ・・・と、当時の自分には語ってやりたくもある。

 かくて、自分の死にはさして執着もしなくなってきてはいても、有縁のものは死んでいく、そして死なれてしまうことは避けられないようだ。

 さすれば受けるしかない、受け入れる以外になさそうだ。

 ということで、送ることにしよう。人生の大半、人を笑わせ、特に得意な子どもたちを笑わせ楽しませた存在として、明るく賑やかに送ることにしよう、と思う。

 時は11月23日水曜日の祭日ですね、昼から明るく天寿の会を開催します!

 楽器や芸、技などお持ちの方、持ち寄りにてお集まりください!

 こちらからは、

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 この熟成中の牛肉10キロを調理して振る舞います!なぜ牛肉なのかって?それは、自分の送る本人との思い出の食が牛肉のステーキだったということに起因しています!

 晩秋の休日牛肉あるだけ食べ放題にご興味のある方、明るく楽しく食べてくれるだけでも、供養というのでしょうか?それになると思います、おいでください。

 そして、このような一見不謹慎にも思えるような会、故人と特殊な関係であったがゆえに特殊な送り方をしたいという方で、ご自分の有縁の方もこの日に一緒に送りたい、という方がいましたら、ご一緒しませう。遺影、思い出の品、話だけでもいいですので、お持ち込みください。

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 親父と一緒に待ってるよ!23日だよ!

甲府から来ました 何だ君は???



 もうふざけて作ったとしかいいようのない、自転車がやって来ましたよ。しかも甲府から。

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 タイヤの太さが尋常じゃないね、26×4って・・・、どこかで売っているのかしら?これってチューブレスとして、パンクしたら、継続して使うとして、チューブもあるといいと思うんだが、一体こんなデカイチューブ売ってるのかしら?

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 この規格外のデカイタイヤに対して、フレームはちょっと曲線を交えておしゃれですね。

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 この辺のパーツなんかは、完全に自転車のもの、勿論電動ユニットもついていません。

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 このクランクも普通過ぎる・・・本当普通すぎる。もっと尖っているタイプのクランクに交換するとこの車体はもっといい意味でぶっ飛ぶんだが・・・次回の改造はここ・・・かもね。

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 ここは持ち主の方のこだわりが見えます・・・。

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 もっと言うとこのハンドル周りが最も持ち主の方がこだわったところではないか?と思います。というのは、この自転車はもらったものだといいます。

 世話した子たちから送ってもらった、ということです。そして、サドルとこのハンドル部分は自分の好きなものに取り替えた、ということらしいですねえ。

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 このフォークは、サス付きですね、初期型のバイクを意識して作られたんじゃないでしょうかね?

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 この上についたバネ二本がサスの働きをする。実際に走ってみると結構ギシギシ動きますね。

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 今回はこのフロントブレーキから異音がするということで持ってこられたんですね。これを組み付けてもらった甲府の大手自転車店が諦めたんで、持ってきたということです。

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 台座の精度がでていないようです。また、この車体に対して、かなり華奢な印象もあります。少し調整すれば音は消えますが、また一月もすると音鳴りが始まる・・・ということも大いにありうるだろうなと思いますね。

 かといって台座取り付け直しなどというビルダーの仕事はできませんので、ちょいと慎重に見ていくことになりますね。

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 こういうファットタイヤは通常ならサーリーがやりそうなんだが、コイツは違うみたいですね。砂浜とか、雪の中を走るんですかね?

 世話した子たちが送ってくれたという自転車、送る人の趣味嗜好を十分熟知した子たちによる贈り物なんでしょうね、もしそうでないとしたら・・・、こんなわざわざ東京の自転車屋まで持ってきて対策取ろうとはしないでしょうからね。

 送った子たちと送られた方との、ほんわかしたいい関係が、このバカでかいタイヤ自転車を通じて感じらるようですね。

 アイヨ、もう少し時間かけて、面倒見てやるとするか・・・。


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さあ、この土曜日、11月19日!!!店主が恒久応援すると誓った連中が、あの西成からやって来て、当店内の野音にてライブを行います!!!当店有縁の方には、どうにかこのライブを体験してもらいたいです!もう渾身のライブです!勿論投げ銭、良くなかったら一銭も出さないで帰ってもいいんです!それだけパフォーマンスに自信があるんですよ!是非に!

事故からの復帰



 ロココといえば、BSの名作実用車だと思います。ホイールを700Çにすると、驚くよ。そのおしゃれ実用系自転車をなんとビーチクルーザーっぽくしたいということで、数年前やって来たんだが。

 まあ、その特徴というと、

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 この手のボッテリ型サドルだね。それと極太タイヤと、相当数のスポークのあるホイールとかなんだが、やはり一番の特徴と言えば、

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 ヘラジカの角のようなこの大げさなハンドルかな?まあバカでかい。

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 これまた超ド級の長いステムで前に突き出して、ドドッと後ろに戻す・・・、

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 見た目以外にどんな意味があるのか不明なこのハンドルがなんともビーチクルーザーっぽさを演出してくれていそうだね。

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 と、こいつが事故車となって、戻ってきた。相手は若い自転車との前輪側面との衝突。落車や転倒はなかったらしく、相手も若くて、すすすスミマセーン・・・ってなもんで、オイ!気をつけるんだぞ!ってなもんで、その場を過ごしたそうなんだが。

 その子が去って、イザ走ろうとすると、前輪が曲がってしまい全く動かない。オーイ!と呼び止めようとも、若者の姿はもうない・・・。

 こういうことって、ありそうですね。朝でお互い急いでいた・・・なんて時には、ありガチな展開でしょう。車やバイクでは考えられないがね・・・。

 でも、こういう場合でも警察を呼んで、事故証明を取るということは大事なようですぞ!今回は車体だけだったが、身体の怪我につながるようなことが起きると、後でどんな影響が出るかわかったものじゃない。

 湿気の多い季節になると昨年まで痛まなかった、怪我の箇所が痛む・・・なんてことも起きかねない。そういうわけで、警察呼んで事故証明、住所交換などちゃんとしておくということは大切なことなんであります。

 今回は怪我もなく、自転車だけ。最初は前輪とフォークもやられたか?と思ったが、前輪交換だけですむという、ある意味ラッキーな展開なのでありました。

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 後輪は全く異常なし、前輪だけの犠牲ですんだ、ということです。

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 こう見ると、やはりハンドルだけが異常にデカイ、もうビーチクルーザーライクとも言えないくらい、独特な車体になっていますね。

 まあ、街道に戻れるんで、良かったということにしましょう。

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 13日、日曜日は砂川祭りに当店は参加します!昨年も参加してそのゆるさに面白くて、今年も参加です。是非、自転車等でおいで下さい!場所は立川市砂川町1丁目40−1の公園内です!サイクリング兼ねてどうぞご来場ください!!! 

物持ちいいなあ・・・十一年ぶりだよ



 懐かしい!という車体がやって来た。当店周りでは、若草物語として有名な自転車なのだ。というと、そう四人姉妹のいる家族の物語。

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 ハンドルを高くして・・・、ここに前子載せをつけたわけだ。

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 イェップのアダプターがまだ残っている。もうとっくに使われていないだろうね。このイェップが付くと足の突き出しが前に来るので、カゴに接触してしまう。当時の国産の子載せでは考えられないことなんだが、オランダのものは前カゴなどを想定していなかったんだろうね。

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 当然子育て号には、デカイカゴと相場は決まっている。ただし、突き出し部分との干渉を避けるために。

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 こんな金具なんかを自作して、カゴを前に出したりしていたわね。その後、この手の専用金具も売り出されるようになったが、当店のママ狸んの先見の明は大したものだったわけだ、エッヘン。

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 それにこのスタンド。今ではこの手の安定感的なスタンドは当たり前だったが、当時は・・・というと・・・、

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 万力に挟んで、手で曲げていたんだね・・・、ようやってたわな。

 で、当時の記事としては、こちらで詳細に扱っているね。

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 当店の子狸が、本当コブタだった時代の車体でもある、懐かしいね。

 で、なんで今回やって来たのか?というと、ちょっとした事故にあったらしいよ。

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 クランク部分がグンニャリ・・・、一瞬にすごい力がかかったということだろうね。怖いよね、事故というのは。これが足にかかったりしたら、大腿骨だってポッキリだろう。

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 ハイ、クランクの中がを同じく、交換して終了。

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 勿論曲がってはいないよね。これで元通りに乗れます。

 さて、この若草物語。四人姉妹の上二人が、自作ペイントで自転車をぬって大改造した。下の二人はまだまだチビだった。そして、お母さんの子育て号も当時あのように整えたということだった。

 同時に三台・・・、この夏休みは贅沢できないよ!と言っていたお母さんの言葉が忘れられない。そこまで、自転車につぎ込んでくれていたということだ。

 その上二人も、今や大学生。一番したがなんと当店の子狸と同じ年なんだそうだ。流石にお父さんの頭も白くなってきたが、この自転車に跨るお母さんは全く老けていない、いつも風呂上がりのようなピンクの頬に歯に絹着せない豪快なおシャベルが魅力的なお姉様だ。

 そのお姉様が、またクランクを新しくして、乗り続ける。もう子育ても終盤に向かっていうという中でね・・・。

これは何だ?



 見る人が見れば、一発で分かる車体でしょうな。特に西荻や高円寺・・・に住んでいる方なら、日常ではちょこっと見かけることがあるでしょうしね。

 ヒントを上げると・・・、

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 このフレーム直の棒状のチェーンカバー。これで分かる人もいるでしょうな。

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 ハンドルには、右だけに前ブレーキがついています・・・ということは、後ろブレーキはなし?まじで?となりますが。

 一見後ろブレーキがないように見えるんだが、これがある。どこにか?というと、このリアハブの中に実はブレーキがある。ではどう発動するのか?というと、ペダルの逆回し。

 つまりコースターブレーキという形式なんだな。

 というと、このコースターブレーキと、棒状のフレーム直付けチェーンカバーというのがこの自転車の特徴ということができる。

 アローズ・・・という、洒落た実用車のサキガケをやった車体なのだ。西荻にあるのを見つけたのは三十年近く前のことだったと思う。

 よく自転車を見ていなかった時代だけに、洒落たいい自転車と目を奪われたことを思い出す。多少自転車を見る目ができてから見ると・・・。なれば、コイツを抜くためには、当時はまだ中古市場で安かったピストフレームを落として、手組で前後ホイール組んで取り付ければ、この車体を質で抜くことはかのうだろう・・・。

 と考えたこともあったなあ・・・。

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 今回はチェーン交換とタイヤ交換のためにやって来た。

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 パナレーサーのパセラがいい!といので、コイツを取り付けた・・・。スキンサイドがいいなら、もう少しいいやつを探しておくこともできなくはないが・・・、今回はこれでだね。

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 このノシイカ状態の革サドルもアローズの特徴かも知れないね。これももう少し手入れしてやれば、整形できるんじゃないかな?と思うんだがね。

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 少し離れてみれば、パセラも気にならないかな?

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 タイヤとチェーンを交換するだけでも・・・結構行けますね。この古めかしさ・・・というか放ったらかし感も悪くはないなあ・・・と思ったり。あとは要所にグリスとオイルがあれば、それはそれでいいのかな・・・とも思えてくる。

 そもそもアローズ自身が、実用自転車から頭一つ抜け出すようなデザインというか、コンセプトを世に流布させたということと無関係ではないのかも知れないね。

 第二、第三のアローズの出現もありかもな・・・。

人車ともに満身創痍



 元々はアルミのクロスバイクにカゴや荷台を付けた実用車モードの自転車の持ち込みから始まりましたね。

 もうかれこれ十数年前、旧店舗の杉並時代からのおつきあいです。

 とにかく、超人的によく走る。そして基本年取らない。走ることが基本の方なんだが、自転車も一定の濃いこだわりの中で、乗っているという、ちょっとやそっとその辺にはいない人物と言えるでしょう。

 スポーツ自転車を実用的にして、しっかり乗りたい。それも基体が相当古い、上の自転車もそうだが、とにかくボロに近い自転車を時に金と手間かけては直して、なお乗り続けるという、やはりちょっとやそっといない方なのであります。

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 この車体はGTなだけに、トリプルトライアングルは実現している。ただ、全体が古いし、なんとか走っている感じではある。

 元々走る人なのだが・・・、どうやらそれが過ぎたらしく、両足の半月板をやってしまい、両足を手術したという。見てみると、本当両膝に手術の跡がきれいに残っていた。

 医者曰く、暫く走るな・・・と。なれば自転車ということで、暫く乗っていなかった車体を取り出して、故障部分をなおすという行動に出た。

 どこか壊れたか?

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 壊れたのはシフターで、右側のブラーンとしたものが壊れたんで、こいつを外して、左のものと取り替えた。

 ただ取り替えはこれだけではダメ・・・、それはご本人もわかっていた。

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 スプロケもボロボロ、そしてチェーンもね。ただし、交換は時間の問題として、そのギア比などを自分の今の足で確かめてから、スプロケを決めたい、ということなので、今回は、行ったんこれで戻すことに。

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 前三枚もあるので、スプロケは適度なものでいいはずなんだが、まあ、独自の身体観もお持ちのようなので、そのままにすることに。

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 この低くて、長いステムも、そうした独自の身体観に基づいた選択なので、変なアドバイスは無用だろうね。そういうお客さんは当店には複数います。

 店主からのアドバイスはなし、そちらで確信して、そちら独自に乗ってください、と。店主は人体の多様性を再確認するという展開ね。

 ランナー、ボクシング系トレーナー、ダンサー等など・・・、体を土台にしている方に多いような気がします。

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 前傾にして、長めの腕を伸ばして、独自に踏むんでしょうな。膝に負担のかからない踏み方ならいいんですが。

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 このサスペンションフォークなどは、彼にとってはあってもなくてもいいものなのではないかな?むしろ実用車系のものを取り付けたほうが喜ぶかも・・・なんて思ったりね。

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 しかし、両足ともダメになるまで走るなんていうのは、超人的意志があるのか?それとも超人的アドレナリンを放出できる力があるのか?わからないが、身体観も独自、そしてそれに基づいた自転車観も、その美学もまた独自と、ホウ・・・、それでいいんですか?それがご希望なんですね?と当店は応じます。

 だから、十数年関係が続いているのかな?とも思いますし、自転車と人との関係を考える興味深い教材を与えてくれると思っていますわね。

 とにかく足を治して、いずれこの車体も治しながら、人車の安全な一体化の実現を展開したいですえ。おだいじに!!!

絶賛打ち首中!!!



 普通にこういう自転車ありますよねー。なんて、あって当たり前な車体なんだが、それがなかなか無い。

 通常なら、子供一人入れるベビーバスのようなでかい桶のようなものが前ハンドルに付いている。そんなものが大半なんだな、安全を配慮して、ということなんだろうが、ただそのために前カゴがなくなってしまう、という設計ミスだよね。

 多くはお母さんが使う自転車で、カゴがないなんて考えられないんだが、それが実現してしまうほど、警察官僚の天下ということなんでしょうな。

 安全で不便な自転車・・・。安全かつ便利な自転車を目指すべし!!!

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 見た目重視、多少高いがアルミ製のデカイカゴを取り付けた。子育て自転車だったら、これだけあっても足りないくらいだ。

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 普通の、ごく普通のハンドルをステムから交換して取り付けた。ここは通常実用自転車なら、だいたい同じ規格をしているわけだ、なので交換はできるの!

 できないというショップは、嘘付いているか、技術がないか、発想がないか、やる気がないのいずれかでしょう。

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 トリャ!っとばかり打ち首してやったぜ!!!相当軽くなって、機能的にもなったはず。

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 多くのお母さんが、前の子育てカゴに子供を載せなくなっても、カゴの代わりにこの激重ハンドル+子載せをカゴ代わりに使っている、というのが現状だ。

 こうするだけで、相当軽くなるし、走行も楽になりますし、機能も向上するんです!

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 最初からこの体で作って、前専用の子載せとカゴを取り付けらばいいだけの話なのに、一度引いてしまった図面を直すのは難しいのか、無難なのか?

 使う人のことをどこまで考えているのかな?勿論安全第一なのはわかりますが、目指すは安全かつ便利を両立させてこそだと思うんだよね。

 ということで、打ち首!施工名はちょっと物々しいが、まあ、コイツは今後も続けて行きますので、来年春より、学齢に上がるお子さんをお持ちの方は、ご検討よろしく・・・・ですな。

今月のイベントだ!!!!みんな急げ!!!

木村

 今月は、当店周りのイベントが実に多いんで、是非是非、有縁の皆様に告知と行きたいですね。

 まずはこれ!本日8日より、始まります、木村画伯による個展ですね。これは当店から近いところで開催されますので、ご来店の際などでも、是非お寄りください。

 二年前にも同じところで開催されました、その時の写真・・・あ!あの方か!と思い出されるくらいの印象的な風体、まさに異形の画家であります!

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 はいこのお方。会って話してみるとその度量のデカさに驚くよ。男女の性を越えた、人そのもの。オヤジともお袋ともつかない画家そのものであります。

 ターナーを彷彿とさせる風景画が特に凄い、そして彼の絵に額縁いらない・・・。そういうことで、実物を是非ご覧になっていただきたい、木村画伯(本人はそう言われるのが苦手)。

 
 その次!

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 立体のような絵を描かれます、多分・・・、絵の彫刻師、大本さんによる個展が、吉祥寺で開かれます。自転車見て彼の作品が忍ばれるかも知れませんね。

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 この自転車に乗っている画家。昨品も

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 重厚感のあるものだと思いますよ。まだ店主は実際のものは見たことはありませんが、楽しみにしています!!!

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 オンラインからも入れるということなんで、事前に見ておくのもありかも知れませんね、特に遠方の方は。店主はまず実物見に行こうと思います!!!


 その次!!!

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 この金曜日の11日。サトコ先生による、こもれびホールのリサイタルであります!!!!サトコ先生?という方には、これ一発でわかります、木曜の狸市、タコスとタコ焼きのバーテンでお世話になっています!

 当店出入りのタレントさんでありますよ!基本ボサノバが大の得意なんでありますが、その他もこなします。病室に音楽を運ぶというボランティアもされていますね、頭が下がります。

 そして、店主が思う彼女の十八番といえば、このリサイタルの題名にもなっている、「宮古の風」でありますね。

 今は、店主などはふざけて、サットコどっこい!なんて言ってますが、彼女はかつて死の淵源にまで行き来する壮絶な体験があったようです。その際に生まれた曲、そしてそれを何度も何度も練って、彼女でなければ歌えない歌にまで仕上げています。

 この一曲を聞くだけでも価値はありますぞ!また当店の雌狸も踊りで参加する・・・合わせて、是非ご覧に、お聴きにいらしてください!!!

  そして最後はこれ!!!

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 今月19日、土曜の夜に、またあいつらがやってくるぞ!大阪の西成から殴り込み!襲撃だ!店主が恒久応援すると決めた彼らがまたやって来ます!

 投げ銭で勝負というだけに、歌やパフォーマンスに自信あり、下らないと思ったらお題はいらないよ!と潔い。それだけに舞台は凄いよ。

 たとえ観客が一人であっても、手抜きということを知らない、全て全力投球。喋りは関西系なんで、爆笑を誘い、歌のバリエーションもまあ、豊富。ドスの効いたものから、賛美歌のような感動モノまで。

 今回はそれに、小竹さんというシンガーを連れてくるという。どんな人?というと、一言「ブルージーなやつ」と。関西系でいうと元憂歌団の木村氏などを思い出すが、これは聞かせてくれると思うぜ!

 背後には父性あふれるギターで包む大臣さんが控えている。まあ、見せるライブになりましょうから、是非おいでください!ということです。

 美術系個展二本、パワフルライブ二本と、芸術の秋としては、申し分のない展開、全て当店有縁の表現者ということで、是非によろしくお願いしますよ!!!

子狸マウンテン?



 見てないようで、見てんだね。どこそこに、ちょうどいいフレームがある・・・、父ちゃん・・・と声掛けすること無視連発で相手にしなかったんだが・・・。

 店主を介さず、直で大森社長に談判したらしい・・・。学校から帰ってくると「今日大森さんは来る?」としつこく聞いてくるなんでだろうと思っていたら、これだったのか。

 店の隅でコソコソコソコソ何やら、頼み込んだのか、どうしたのやら?

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 GTだけにトリプルトライアングルは健在だわね。

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 サスペンションは、どうも前輪上げたり、段差を越えたりと、なんかやっているぞ。

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 ディスクはまだ早いわ!これで十分だ!!!

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 今流行りの前シングルじゃない・・・。さすが大森社長の指導のもとだね。

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 タイヤは太いし、8速でもう十分すぎだね。

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 店主が頼まれたら、わざとドロップでも付けてやろうと思うだろうが、大森社長は優しいわね。モロマウンテン的な動きをするので、フラットバーということになっているらしい。

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 なんかちょっともったいないなあ・・・。まあ、当分貸出ということでやることはしない。売り物だから、落車するなよ!とは言っている。

 ウイリーやったり、段差越えたりと、まあ店主とは全く違う方向に行っている。あまり邪魔しすぎると、マジでそちらに行ってしまうので、適度に邪魔をすること。

 ちょっと前まで、バスケットボールやっていたのに、今はマウンテンか・・・。

 振り回されないようにしないとね、店主は勿論のこと、大森社長さんもだな・・・。

フリーが完全フリーになる・・・



 トレックのツーリング系の車体だね。こんな言い方あるのか知らんが、ドロップクロスバイク・・・なんて感じですね。

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 ステムが緩んで自然に下がってしまい、それに体を合わせたのか?と思いきや、色々やってこれに決まったんだそうだ。高校生なら、まだ適応力もあるので、まずはスタンダードでやってみな、そこから・・・という指導もありかもしれないが。

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 もう高校生が乗っている自転車にもディスクが普通に入ってきているので、時代ですなあ。

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 今回の持ち込みは、ここスプロケが完全フリーになってしまうということ。どんなに踏んでもチェーンとスプロケは回るんだが、そのスプロケが車輪を回してくれないので、自転車は動かない。

 多分、フリー内部もラチェットの爪が立たなくなっている可能性がある、なので、内部の洗浄とグリスの入れ替え、またはフリー本体の交換のいずれかなんだな。

 ということで、どこまで解体可能か?というのが勝負となる。

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 玉押し抜いて、シャフトを抜く。通常シマノのものなら、

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 こんな感じで10ミリのレンチを入れて回せば、フリー本体は抜けるんだが、コイツはそれができない。シマノだとこのフリーが単体として、スモールパーツとして出ているので、交換することも可能だ。そういう意味で、シマノものはよくできている。

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 なので、できるところまで接近してやれることやるしかない。

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 頭にライトを付けて、中を覗き込みながら、あの辺だろうというという箇所目指して、洗浄スプレーをかける。

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 ついでにベアリングも磨いて、中に戻していく。

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 これでなんとかなるかな?

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 暫く試乗してみたが、フリーに異常は出て来なかった。これでしばし大丈夫かな?というところ。ただし、そんなに遠くない内にホイール自体を組み直したほうがいいだろうな。

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 細かく見ると色々あるが、まあ、今回はこの辺で勘弁しておいてやろう。

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 通学等に使っているのだとしたら、時代は変わったもんだと思いますな。でも、どんなことしても乗り続けたいという、少年というか、高校生ながら強い意志を持っているようだ。なれば、どこまでも付き合おう、と思うよ。

嵐の前のつむじ風?!



 もう三十年は乗っているのかな?ディレーラーがへし折れたということで、持ってこられたんだが・・・。

 ゆくゆくは、再塗装して、アチコチ古いパーツ、消耗品を全部交換して・・・という大改造を考えておられるようなんで、今回は、最小限プラスαの改造・修復ということに止めるということに。

 大嵐の前のつむじ風程度で、ということだった。

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 この辺なんかのサビ落とし、塗装剥離とパテ盛りなどは、次回に。

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 この辺の泥除け外しなんかも、次回だな。

 さて、今回はディレーラー周りの交換と行きます。

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 当店にあった、この自転車のイメージ通りのディレーラー。元々付いていたようですね、やれた感じも。ついでにスプロケも交換しました。

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 Wレバーなんで、まあ、どんなディレーラーでも手先三寸で操作可能になりますね。そういう意味で単純なものは強い。乗り手の方はちょっと高齢。もともとWレバーから入った年齢なので、今でも違和感はないそうだ。

 今後もし、手元変速に・・・なんて来たら、お手のものだわね、当店なら。

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 チェーンも交換・・・すると驚くような走行性能に戻ります、当たり前と言えば当たり前ですが。

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 この辺は、どこかでコンパクト系に交換したんでしょうね。古いように見えて、そうでもないかもな。

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 ここもそうだな、途中で交換しているね、カンチレバーブレーキ。これは競技カンチだね。シクロ用のだろうな、なので効きますよ。太い支柱で左右からドン!と挟むので。

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 これが付いているサドル、状態は一番いいかな?なので、この色に合うバーテープを巻いてほしいということで、

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 擬似革系の焦げ茶のバーテープ。いずれ本革にしてもいいかもな。

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 今回はここで終わりだが、次回は再塗装とそれに伴う大改造ときましょう。次の70代のサイクリングのために、自転車を整える、コラムの長いステムなんかも、選択肢かな。

 もうこれで最後まで乗る覚悟、慣れば区切りに思い切って変えるのもあるでしょうね。

 まあ、想像付くと思いますが、乗っている方とこの自転車はピッタリです、まさに人車一体・・・、どうせ店主も自転車乗りの端くれなら、その瞬間に向けて、自転車を整えていく、というのもありですね。

 自転車の成熟化、まだまだやること多し!

クランク周りから音鳴り?もしかしてフレーム破断???



 何度か登場しているこの車体、知っている人は、あああれね・・・と来るでしょうが、知らない人は、一体どうなっているの?という自転車でしょうな。

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 キャノンデールですよ、色々やってくれるメーカーさんですね・・・。で、一見して不思議に見えるこの自転車の外見と言えば、

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 この後ろに長く伸びるこの荷台?一体どうなってんの?というところでありましょうな。

 それを一見してわかりやすく説明すると、これです。

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 これなんですね。これは店主の買い物号なんですが、こいつの前半は一般の新聞配達のフレームなんですが、それにオレンジのフレームが見えますね、これ別体なんですが、コイツを取り付けて、ホイールを後ろに下げて、長い車体を実現しているということなんですね、ロングテールバイクというわけなんですわ。

 長くなったところに荷物が載せられる、ということね。

 上のキャノンデールにもこのリア延長のフレームと取り付けて専用バッグを付けて、あのような形にしている。部活の後輩たちにホッピーを差し入れする際にも使われたという後輩思いの、先輩の自転車ね。

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 そう言えば、ちょっと前に規格違いのヘッドパーツで困りながらも、フォーク交換をして、ディスク仕様にした内容を公表いたしましたね。

 サスがあると、効くディスクブレーキは助かりますね。

 で、コイツに何が起きたか?というと、音鳴りがするということで持ち込まれました。またかよ・・・、この音鳴りというのは実に難しい案件なんですね。

 非常に難しい。できることと言えば、各所増し締め、消耗品の交換と、祈ること・・・くらいかな?なので、クランク周りからの音鳴りというので、クランクそのもの、その軸としてのBB、そしてフレームと三点の点検を重点において始める。

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 外して、まずはBB周り、フレームの裏表をよーく点検します。アルミで一定以上乗っていると、この付近が割れるという現象が起こることがあります。店主も何台か確認しています。その前兆として、音鳴りが出る、なので割れを中心に観察する。

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 割れているのは塗料だけ、下までは割れていないということで、フレームの異常はなしということに。そうなると、消耗品であるBBを取りかえる。110ミリのもので、交換。

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 なんのことはない、シールド式のスクエアテーパーもの。これは103ミリから127ミリまで3ミリ刻み程、存在してくれているので、多様な車種を扱う当店からして、大変便利なパーツということが言えますね。

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 まあ、チェーンも伸びているし、チェーンリングも減っているし、音鳴りの原因は他にもありそうなんだが、とりあえず、気になるような音は止んだかな?

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 この長く伸びた分荷物が載せられる、というのは今流行っているとか言われている、一人キャンプに自転車で行って帰ってくる、という企画にとっては結構魅力的な車体と映るかも知れないね。

 これから一人キャンプするにも、気温が下がるとそれだけ装備も増えるというものだ。より積めるこの手の車体に人気が出る、という可能性もあるだろうな。

 ロングテールバイク・・・、一人キャンプにオススメかも・・・よ。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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携帯070-5083-6962
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