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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2023年07月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

地域防災計画?マニュアルづくり 行政と民生の間?



 近所の関連のある中学校は、今年抜本的な改革でもって、PTAをほぼ完全ボランティアに近い形で運営を始めたんだな。

 言い出しっぺは、学校事務の責任者である、副校長先生というからおどろいた。しかも女性ときている、色んな意味で興味深い。

 既存のPTA活動については、色々と申し上げたいことはあったが、今回の改革はそんな発想を軽く凌駕してしまうくらい内容で、正直驚いたね。

 それを内部の役人でもある、副校長さんが音頭を取ったというから、これは今後とも面白い展開になりそうであると同時に、そういう事務方は大いに支援すべきで、孤立させてはいけない、と思ったわけなのであります。

 そして、店主は「親父の会」という、もろジェンダーギャップを絵に描いたような会に所属している。こちらは学校等に対して、助言ができるとかいう会則があったので、しめしめやるぞ!というわけだ。

 その展開から、本日地域防災に関する会合に出席。

 近くの小学校の教室を借り切って、市の危機管理課なるところが開いた会だったんだが。なかなかその趣旨を理解するのに苦労した。

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 まずスライド使っての何らかの説明なんだが・・・。その前に配るレジメの量が多すぎる!これは学校からの配布物全般についていえることだが、とにかく多すぎる。

 配る側は、漏らすことなく伝えようという保険的な意図もあろうが、コッチはコッチで他にやることもあってそんなもん隅から隅まで目を通す時間などない、もっと簡略なもの、最低限のものにしてほしいいんだが、まあ配る配る。

 その内容物の確認に時間が取られる、そしてそれをもとに説明が始まるんだが、あっち飛び、こっち飛びと落ち着かない、こういうのってどうにかならないもんかね。

 だんだん話を聞いていく、どうもこういうことらしいな・・・。

 つまり、災害が起きると、地域の学校が避難所になる。深夜だったりすると一体誰が門を開けて、被災者に対応するのか?ということが問題になる。

 勿論市の職員等が駆けつけるようだが、それまでの時間近所でいち早く対応できることに越したことはない、ということで、店主らのような地域防災の担当者をいくつか決めて、そのマニュアルを作ろうということらしいんだね。

 ただそうなると、学校を借りるということで、どうしても校長・副校長の判断を仰ぐことが重要になってくる。だったら、マニュアル作りには地域防災担当と学校側で話し合えばいいということになるが、そこに出来上がるのは、あくまでも「市」の災害対策の避難所となるので、その避難所長に当たる人を校長にするのは、全く主旨が異なってしまうことになる。

 校長・副校長はあくまでも生徒を含めた中学校の教育・管理の責任者であって、避難所の管理者ではないからね。

 そうなると市の担当者(それも決済権のある)を混ぜてマニュアルを決めなければ、あとで修正するなど、二度手間、三度手間になってしまう恐れがあるな。

 それだけではない、店主の担当の中学校は市か都の指定の臨時の病院になるという規定があるそうなんですわ。病院という医療機関ですよ!そうなるとよりテクニカルな対応が求められることにならざるをえない。

 例えば、簡易トイレの設置が義務付けられるんだが、一階に病院が来るとなると、設置場所から汚物保管の場所などの衛生管理を病院側に問い合わせないで決めてしまうと、後になってそれらを移動しなければならなくなることもあろう。であれば、最初から病院も含めて設置場所を決めておく必要が生じる。

 そうなると、地域防災メンバー、学校側、市サイド、病院関係者の四者で決めていかなければ、効果的に使えるマニュアルにはならないだろう。

 やってる感だけなら、どうにだってできる。誰も読まず、使えない分厚いだけのマニュアルづくりをすればいいだけなんだから・・・。

 仏を作ったならば、魂を入れなければなりません。

 そして、市という行政サイドと地域防災という民生との協力というか、連携がないとやはり実際の運営は難しいとも思えるね。それに気づいてどうにかしようとしてる姿勢に関しては、今回の会合など好感はもてるが、なかなか難しいだろうな。

 例えば、市・行政は平等原則を始めとする各種原則にどうしても縛られている。例えば100人いるところに80人分の食料しか届かなかったり、尋ね人に対応するために収容者の名簿を作るか否か?とかの問題が生じた際、それを民生側がどうやって調整していくか?

 こうした問題に対処していくためには、かなり高度な民度が求められると思うが、そうしたものを行政が指導したり、マニュアル化したりすることはまず不可能だ・・・。

 行政とは建前の世界だからね。どうひっくり返しても、本音はでてこないものだ。

 さすれば本音を強化するためには、民生側の民度(自治意識)を上げること、それに基づく臨機応変な対応をどこまでできるか?ということなんだろうと思いますな。

 課題は多いが、災害は必ずやってくることから、鍛えておく必要はありましょう。この点の展開についても、本ブログでは追々公表してまいりましょう。

 災害対策の極意といえば、日常の中にアナログ、少しの不便を残して織り込んでおくことですよ。デジタル・便利というのは別の言い方をすれば、他人任せ、ということです。

 そしてアナログ・不便というのは、自分任せ・自分たち任せということなんです。それらを日常の中に取り入れておくことなんです。

 自動車は便利ですよね、でも人力という少し不便なものを利用する自転車を日常の中に織り込んでおけば、ガソリンが無くなっても動けますよね、例えばそういうことです!

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 オオ、この小学校には二宮くんがいたんだ・・・、しかし暑い日であったな。
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超カッチョわりー!!!! 鍛えるかこのままか?



 これはこの国に存在する、数少ない1インチのサットフレームなんですね、これ鉄なんですぜ!今でも精力的に活躍されているラバネロの高村さんに火を入れてもらい、仕上げはご指導の元自分でやったという、サット黎明期の一台なんですね。

 非常に思い出深いいんですが、最近色々と辛くなってきている・・・。

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 削り出し軽量ステムのミレニアム110ミリが付いているんですが、この角度でハンドルを維持し続けるのが、もう辛くなってきているんです。

 せいぜい頑張って二時間まで・・・だね。もうそれ以上になるとダメです。乗っていて苦痛でしか無くなってしまう、最高の乗り味のはずがね。

 そこで、乗り続けるためにポジションを変えることに。

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 これなんだよね、コイツも軽量なんだが、角度がすごいでしょ?しかも長さが90とかでもうどんなもんやら。

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 世は31.8が主流なので、このシムを使うしかない。

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 20年支えてくれたステムを外す、お疲れさん。

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 ウエ・・・スゲー鎌首持ち上げている感じ・・・。望んでみるのと付けてみるのとでは全然違うね・・・。

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 取り敢えず、ワイヤー交換等無しでステム交換はできたぞ・・・

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 しかし、超かっこわりー・・・・。なんじゃこりゃ?!と怒られそうだよね・・・。一体誰から?

 いやー・・・これはちょっと考えないとダメかな?

 試乗してみると、これが・・・実に・・・、大変申し訳無いんだが・・・乗りやすい。

 土台がいいので、スイスイ進むよ。そして持病となりつつある右型も痛くはならない・・・。しかしかっこわりー・・・。

 老骨に鞭打って、体鍛えたほうがいいかな?どうしましょ?

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 これはないかなあ・・・。ロードは見た目が大事・・・できる限り、体の方を調整して車体に合わせるべきか?なんといっても、大師匠であられる高村さんのフレームだからなあ・・・。

 まあ、鍛えるにしても、まずはこれで乗ることでもあるので、しばし、こいつで慣らしながら・・・、もう少し角度の違うステムなどと検討しつつ交換しながら、整えていくことかな?

 とは言え、今あまり魂つめて乗ってはいけませんな、死にますぞ!店主は酷暑の中走るのは比較的得意な方なんでありますが、年齢も考えつつ、ちょいと控えます。秋の前から、また近所周りを初めて徐々にやっていくでしょう。

 パーツ研究もしないとね・・・。

クロモリのコルナゴ やっぱりねえ・・・



 店主はあまりブランドに左右される方ではない・・・と思う。イヤ、むしろブランドを避けようとする傾向があるという意味では、逆の意味で大分左右されているともいえるかもしれないな。

 ともあれ、なんかというとイタリアンフレーム!!!カンパのCレコで!!とか聞くと、ハイハイご勝手に・・・的な感覚になる。

 ただし一つ改めないといけないかもしれないのは、このコルナゴのクロモリ系ね、やはりこれはいいかも、イヤ、大分いいかもしれない・・・と、改めて思いましたね。

 店主にとって鉄フレームとは、ラバネロ、ネオコット、nagasawa nakagawa makino辺りだったんだが、このコルナゴも入りそうだわね。

 別に店主の好みななどどうでもいいんだが・・・。

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 フレームもさることながら、懐かし目のパーツが付いている。この削り出しミレニアムも、当時は脅威の軽量パーツだった。

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 これも多くのライダーが乗っていたね。店主も一時使っていたこともあったが。

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 使うところには使いますね。これも当時は購入できる範囲での最軽量に近いものだった。しかもこれを自分のポジションに合わせ最短に切るなんて、さらなる軽量化もしていたっけね。

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 当時はフレームフォーク一体というよりも、別体でフォークを選ぶという選択肢があった。なのでその中間に来るヘッドパーツも選択可能だった。

 このデュラエースのヘッドパーツも、先端のキャップは別売りで、アヘッド用のものをサードパーティーがだしていた、ような記憶がある。

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 今もできるのかな?予算に合わせて、コンポを選択するなんてこと。金かけるべきところと、後で交換してもいいモノとを区別して取り付けるなんてね。

 これなども・・・、105のロゴを消して磨くとかもいいかもなあ・・・。

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 金属のポテッと感を出すには、ロゴを磨いて、少し全体を丸くマッタリとさせるといいだろうね。そういう加工もかつて大森社長はやっていたな。

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 改めて今見ると、このシルバーのキャリパーもなかなかの形状をしているね。こいつもロゴ消して・・・。

 なんてこと考えながら過去の記事を辿っていくと。

 この記事なんかがそうで、こいつもコルナゴだね。コルナゴにシマノものが付いている。その痕跡をできるだけ薄めて、工芸色にシフトさせたものだ。

 その結果が

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 これなのね。パーツ類の細部については、上に上げたブログ内で確認してみてください。なかなかの出来です。

 こういう選択肢も十年以上前から、当店としては提示していたんですねえ・・・。本当先行き過ぎていて、他がついてこれない・・・ウンウン、しかたねーか・・・。

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 ワイヤー交換等が住んで、試乗してみたが・・・。すごかったわ。

 クロモリコルナゴ・・・。これだいぶいいね・・・。競輪がNJS縛りがあるように、ロードのレースによっては、こうしたクロモリ縛りがあってもいいんじゃないか?とも思う、ほぼ意味はないがな。

 イヤイヤ、この手の名フレームを永続させるという意味はありか・・・。いいわ、これ!!!

この日曜!7月30日は 夏だ!ビールだ!オールディーズだ!シャワーだ!ビキニだ! 



 7月30日は昨年のリベンジ!

 夏だ!ビールだ!シャワーだ!オールディーズだ!ビキニだ!の会が行われます。

 昨年同じ企画をしたところ、近所のカッパらしか集まらず、シャワープールはフルチン悪ガキ集団に占領され、企画者のジャニーオカモトさんは頭を抱えて、大笑い・・・だったんですわね。

 まずは子供らが楽しんだ!という意味の功績はいいとして、一人もビキニ、水着ギャルいないじゃん!ということになった。

 一方熟女好きの店主としては、フルチン悪ガキのお母さんたちが水着で世話なんていうので十分だったんだが、それもなく、まあ大盛況・・・で、それはそれでよかったんだよね。

 でも、ジャニーオカモトさんはそれでは済まないとばかり!今回は生のオールディーズバンドを仕込んで、店主には、アメリカンなハンバーガーとホットドックを依頼してき、なんと水着舞台を仕込んだ!と豪語してきたんであります。

 もう昭和も遠くなりにけり、なんかあれば婦女子に頼るという時代ではないので、眉唾ながらも自らの仕事はやろうと、牛肉た叩いて、手作りハンバーグはこねますが・・・。

 さて、フタを空けてみたいとわからない、というのがイベントで。マジで、水着の美女がシャワーを浴びに来るか?それとも、昨年通り、近所の小カッパ共の水遊び場になるか?はわからないながらも・・・。

 生バンドと、ハンバーガーと、各種DJ等のパフォーマンスは確実にありますので、ぜひぜひ、遊びにおいでください!ね!

折りたたみ機構を直す ハンドル周りは折れると怖い!



 プジョーとあるが、これはかつてBD1とかいったな。

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 この行灯型のフォークが特徴で、その後バーディーとか名前を変えたらしい。このフォーク自体がどれほど機能的に優れているのかはわからない。噂では、ドイツの工学系の学生が、短期間でやっつけに近い中で設計したのが採用されたともある。

 真偽の程は知らないが・・・。コイツをBD2とかいって、フォーク周りを大改造したこともあったねえ。

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 これなんだがね、この後改造依頼が続くかと思ったら、一台は来たかな?その後は来ませんねえ、待っているんだけどね・・・。ということで、数十年は早い改造をやっている当店なんでありますが・・・。

 で今回はもっと小がかりな改造依頼でやってきた。

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 このT字のハンドルは折りたたみ式に倒れるようになっているんだが、そのジョイント部分のネジというか金具が吹っ飛んでしまい、ハンドル自身が外れてしまう、ということになった。

 ハンドル周りの緩みとは、即落車につながる重要な箇所なので、ちょいと慎重にやらないとね、ということになる。

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 このように、あるべきジョイントに、横ネジというか、金具がないので、即バラけてしまうという。それは危ない。

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 走っている途中にこんなことが起きたら、即落車するだろうね、そういう意味で、重要な箇所なのだ。

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 そこで緩みどめの機構を持っている、ナットを改造して、こいつにステンレスのボルトを噛ませて固定できたら、ハンドル周りも、折りたたみと安全なステアリングができるだろう、事で施工開始。

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 ナットをフライスに固定して、削ぐように薄く削っていく。そしてそれが折りたたみ金具の中に収まれば、コッチのものなんだがね。

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 さて薄くなったナットを金具の内部に押し入れて、そこに外からボルトを入れて固定してみる。

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 まあ、ザッとこんな感じにね。これが可能になったら、再度本体に装着し直しだ!

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 外側からステンレスボルトを入れて、金具内部の薄ナットで固定できれば、強度に心配はないだろう。緩みどめが効くので簡単には外れない。仮に外れるにしても二本がいっぺんに外れることはないだろう。一本外れた段階でメンテすれば問題はなかろう・・・。

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 ということで、行灯フォークのBD1の再生完了です。こいつはかつて、フォークだけを壊して当店に駆け込んできたらしい。そしたらたまたま行灯フォークがあったらしく、安値で装着したんだそうだ。

 もう少し悪乗りして、クロモリフォークとか付けてやってたら、また変わっていたかな?イヤ、そうでもないかもしれないね。かように人の持っている可能性というものを簡単に限定してはいけませんな・・・。

この夏休み・・・自分で塗ってみませんか?

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 この赤い自転車が・・・

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 このようにフレーム単体になります、チェーンガードも外されましたね。その心は?

 というと、自家塗装のためなんです。

 自家塗装?

 そう、自家塗装であります。自分の自転車を自分で塗装するということ。場所と、細かい道具、やり方などはこちらが伝授いたしますので、自分の好きな色の塗料を持ってきて、自分で塗る、失敗したらまた処理して、再度塗る。そんなことを繰り返して、出来上がったら、今度はそれにパーツを付けて自転車に戻します!ということなんですよ。

 細細ながらも、こんな活動を続けてまいりました。

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 多くは親子や兄弟でやるなんていうのがありましたな。

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 夏休みの自由研究とかにも利用されていましたな。お父さんが記録係なんかもしてね。

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 最初は子供が盛り上がるんだが、作業が進むに連れて、親御さんの方が夢中になっていく傾向がありましたね。子供はだんだん飽きて遊びながら親を手伝うようになる、逆転現象ね。

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 一定の期間を区切って、集中的にやる親子もいましたね。

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 こんな作業、引きこもりの子たちとやったら面白いでしょうねと、確かこの方は中学校の先生でしたね。

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 逆に、暮れ頃に来て剥離したはいいが、寒くて作業が続かない。結局は半年かけて 仕上がっ時は初夏だったなんてこともありましたが・・・。

 どの親子も、なんとも楽しげに自転車自家塗装と、その後のパーツ選択なども含め、大分楽しんでいた、という印象がありますね。

 いいんじゃないかな?親子共同でものを作っていく経験なんて、意外とできにくいでしょう。やろうと思ってわざわざ機会を作ってやらないとなかなかない。

 この夏休み、流石に暑すぎるが・・・、ペイントも乾きやすいし、どうです夏休みの思い出にやってみませんか?

股関節からの乗り換え・・・載せ替え号



 自分なりに大変工夫して、機能的にしていった実用車なんだろうなあ、と思います。この寄せ集め感と必要なものをとにかく取り付けちゃった!的な風貌はそれを物語っているんじゃないか?と思います。

 ただ、トップチューブが三角のまま。それが最近、大変跨ぎにくくなってきた、ということですね。股関節が固くなってきたのかな?

 確かに、年齢によってできなくなることって増えてきますね。勿論ストレッチや柔軟、筋トレなどをすることでそれらを遅らせることはできるかもしれませんが、それは遅らせるだけで無くすわけではありません。そういう意味で時間の問題なんですな。

 だから対策とかはやっておいたほうがいい、自転車屋としてね。

 そこで、この自分なりの高機能は維持しながら、なんとか乗りやすい方向に持っていけないか?ということになった。

 そこで目に止まったのが、これ!

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 近所の薬屋さんが廃車にして、当店に置いていったものなんだが、これなら跨ぎやすい!ということで、こいつに移植できないか?ということになった。

 基本機能はほぼ全て・・・載せ替えてほしいと。やっていく内に難しい局面も出てくるかもしれないが、やるだけやってっみることに。

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 フロントは26インチのもと付いていたものを使用、ハブダイナモが明るいからということで。そしてリアはもともとの黒い方から700Cを使います。

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 本来はポン付けできないもんなんですが、移植は可能でした。ハンガーも取り付けて多段化も。

 そして、700Cのホイールにはローラーブレーキのようなものが付いていませんから、

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 このようにチェーンステーブリッジ辺りに、板ブレーキを取り付けます。

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 後は次々と移植をしていきますが、このフロントディレーラーがちょいと大変で、この実用自転車のシートチューブがレーサー等のスポーツ自転車の規格と違うんでね・・・、でもなんとか。

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 そして、ご本人が工夫して取り付けたかに見えるこの後ろカゴ、丈が短くて意外と便利なこいつを取り付け直します。

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 このカゴも幅広で丈が短くて、大分探したんじゃないかな?というものですが、これも移植完了。

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 なんちゃってBMX系のライザーハンドル?これもかなり選んだんじゃないかな?と思います。これも探さないと思わないと見つからないタイプのハンドルですよね。

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 これなら跨りやすいよね、これ跨げなかったら、自転車にはもう乗れないというところまで行っていると言っていいでしょうね。

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 乗ってみると、乗りやすく、これが高機能で、そこそこ前に出ますし、といってどこにあるものでもないという意味で、隙間的な自転車かもしれませんね。

 必要なもの最小限を載せて、いらないもの外し、カゴ等を付けて乗りやすい・・・なんていうのが、潜在的に一番必要とされている車体かもしれないね・・・フムフム。

 次の車体の型へのヒントになるね、これは・・・。

ジェーミスの寄せ集め号だよ!



 ジェイミス・・・というとどんなイメージなのか?店主にはありません・・・。不思議と抜けているね。

 通販とかなのかな・・・?適当なこというのやめよう。

 これがちょいと不思議な自転車というか、フレームなんですよね。こいつは例の「自転車作っていないと死んじゃうおじさん」経由できたもんで、ご多分にもれず寄せ集めでできているんですね。

 注目点はここ!

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 リアブレーキですが、見るとこいつロングアーチのブレーキアーチですよね。ということは・・・、そう純正のレーサーではない・・・ようなんですね。

 ではフロントは?というと

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 んんん?ショートリーチじゃない?ということは?上半身はレーサーで、下半身はツーリング車というキメラ号なの?と思ってしまうが・・・。実はそうではない。

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 フロントフォークまでもが寄せ集めパーツの一部だったということね。ミズノのカーボンフォーク。ということは、レーサーのカーボンフォークを死んじゃうおじさんが選んで取り付けたということなのね。だから、このフォークは元々このジェーミスに付いていたフォークじゃない。

 レーサーのフォークを取り付けたわけだから、ショートリーチのブレーキアーチが付くのは当たり前という解題なわけであります。

 スケルトンをみてみると、

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 リアホイールとシートチューブの隙間を見ると、やっぱりレーサーっぽくないね。この間隔が指一本程度だったらレーサーっぽいんだが・・・。

 なのでツーリング車の血が入っているクロモリフレームということかな。

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 シマノのクランクが付いていますね、古いなあ・・・。

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 RSXと読めますね。かつてのかなりエントリークラスのパーツなんですが、そうは見えないですね。

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 ティアグラのリアディレーラーが付いていますね。さてこいつを何で引いているのかな?

 というと、

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 これですね、謎の黒コンポと名付けましたが、こいつはシルバーです。

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 ダブルタップの形式で、使いやすいですね。耐久性は階級によってマチマチのようですが、そこそこなんじゃないかな?と思います。このシルバーバージョンはいち早く死んじゃうおじさんが見つけてきたんですね。

 ちゃんとシンクロしています。

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 よく使うサドルですね。これみてわかりますが、フレームはスローピングとなっています。

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 アヘッドステムの形式ですね。ミズノのフォークでコラムはアルミかな?

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 タイヤは、通学用・・・と言ってもいいくらいのものですね。適度に走ったら、交換しましょう!という代物です。

 要は寄せ集め!使えるもので組んでしまう!

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 遠目で見ると、スッキリとスローピングしているクロモリレーサーにも見えますね。走りも決して悪くはありませんぞ!

 なんか癖あって、一筋縄でいかない車体が欲しい!なんていう人向きだろうなあ。ここまで寄せ集めているんだから、好きなパーツで部分的に交換していってもいいよね、いい教材にもなりそうな、面白い一台だろうな、学生向き!としておこう!

ドイツのガラクタ市からやってきた車体が盗難に!!!



 一見して雰囲気ある自転車ですが、ドイツからやってきた一台です!。

当店の施工開示ブログはこちらになっています。

 できるだけ見た目を重要視した再生でしたね。こうした成熟した車体を大事に乗る人が増えると、街の風景は変るだろう。

 木を切ったり、再開発するだけが町の変化ではない。人そのものが成熟化していけば、自ずと町は変わってくる。その前に・・・政治を司る奴らを成熟化させないといけないが、そのためにはさらにさらにその前に人民を成熟化させないといけない・・・。

 まあ各所各所でやるしかないね、難しいが自転車屋は自転車を通じてやっていくこと、地道ながら。

 ところがなんだが!!!!この一見の雰囲気号が盗難の憂き目にあったということだ!!!

 なんということだ!!!これ盗むなんて相当勇気あるやつか、感情に流されて贖えない野郎かのいずれかだろうな。

 盗難状況は以下の通り



自転車を最後に見た日付は7/13
無いことに気づいた日は7/15
です。

旧自宅に置いていました。
154-0004
東京都世田谷区太子堂2-37-19

電話番号は080-7304-5082

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 ちなみにこれが盗まれた最新状況の車体です。施工完了当時とほとんど変わっていませんね。

 ドイツからわざわざ連れてきて、再生した相棒です!是非、発見につながればと思いますので、皆様のご協力をお願いいたします!!!

こいつを発見したら、上記電話番号に連絡してもらっていいそうです!特徴のある自転車だけに絶対に奪還してほしいですね!


27.5化?700Ç化は散々やったんだが・・・。



 一応当店オリジナル形、復刻ズノウのロードレーサーなんであります。メキシコ駐在のY市所蔵ものであります。

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 すかしたフレームですね。ラグが美しい。そして、シートステーに特徴がありますね。

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 鉄フレームはまだあっても、ラグドものはほんとうに珍しいですね。

 ズノウというと、大阪フレームを象徴するようなイメージがありましたね、それの正式復刻というので、もう少し盛り上げてもいいかな?というところなんですが・・・。

 ちょいと今回変な企画で、組み付けて直してみたんですね。

 上のオリジナル状態というと、正真正銘のロードレーサーですから当然ホイールは700Çということいなっているんですが。

 今巷で26インチHEを駆逐してしまった27.5インチのホイールがあるようですね。27.5なんていうと聞こえはいいですが、別の言い方すると650Bなんていうやつなんですね。

 ちなみに650Aというと、ランドナー系ツーリング車規格、または26×13/8という実用車規格ですね。これはほぼ未来永劫あり続けるでしょう。

 そして650Çというと、一回り小さいレーサー仕様のホイールなんであります。体の小さめなアジア系にはもっと流行ってもいい、というか一部主流にもなっていい規格だと思いますが・・・、ロングトライアスロンが主流の時には結構頑張った規格で、今や青息吐息・・・ですね、もったいない。

 そして650Bというと、相当変わり者系ツーリング車規格で、絶滅危惧種どころかほぼ絶滅種そのものだったはずだったのが、いつの間にか名前を27.5なんてもんに変えて、再登場・・・どころかマウンテン界を席巻するという、大どんでん返しをやってしまったんでありますね。

 今やタイヤ・リムの種類も相当ありまして、そろそろ一組くらい組んでもいいかな?と思っていたんですがね。

 径は700Çより小さいものの、その分タイヤの太さで行って来いになる、イヤそれ以上によりデカくなることもあるでしょうな。

 その辺を利用して、なんとかレーサーに履かせられないもんか?と前々から思っていたんですが、ちょいと今回やってみた。

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 結論からいうと、なんとか付いたというところですね。なんで「なんとか付いた」かという勿体がついたかというと、

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 フォークの両サイドにギリギリ接触しなかった・・・ということなんですね。タイヤのサイズは27.5×1.35なんていう探した中では再細のタイヤです。それがギリギリセーフという所なんで、主流の1.5サイズだとかだと、フレーム等に干渉してしまうでしょうね。

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 リアも同じくです、いや、リアの方だったらもしかしたらギリギリ1.5インチ位のタイヤなら入りそうかな?

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 リムサイズが小さくなって、その後退した分、太めのタイヤが履けることは分かりましたが、せいぜいその位止まりということですね、まあ、元がレーサーのフレームですから。

 そして、リムサイズをいじると必ず出てくる問題が、ブレーキ問題ですね。ディスクブレーキなら問題はありませんが、リムブレーキとなると、シューのつかむ位置がズレるので、ものによってはキャリパーブレーキを交換しないととどかない問題などが発生してしまいます。

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 今回もそうでしたね、202という超ロングアーチ系のキャリパーブレーキに交換する事で解決!

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 まだシューを下げる余裕あるねえ・・・ということはもしかして26インチHEにも対応できるかな?

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 ただ、馬鹿でかいタイヤサイズ対応のリムは山ほどあるんだが、そこそこのものがなかなか見つからず、これで臨時組だ。もう少し細めの27.5タイヤ対応リムがまともに手に入るようだったら、700Cの27.5化もやりやすくなるだろうね。

 さて、その他はもとのパーツのままだ。

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 丸ハンドルに、謎系シフター。

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 カンパもどきの形状なんだが、シフトアップレバーが上過ぎて、下ハンからのシフトチェンジができないという、ツーリング仕様だね。

 噂によると、最近この辺モデルチェンジしたものが出たというが・・・。

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 クランクも中空シャフトが三本ほど?入った凝った作りのクランクなんだが、どこまで保つかがこの辺の楽しみな所。

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 安いセンサーものよりも剛性があるように思えるディレーラー・・・これも数年使わないとわからないね。コロナ由来のパーツ不足から約三年、そろそろ真価というかボロが出てくる頃かもしれない。

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 見た目はこんな感じです、これが27.5化に1.35サイズのタイヤを履かせた姿ですね。今太めのタイヤのレーサーが増えている、それに慣れた目で見ると、こちらのほうが自然に見えるかもしれませんね。

 23Cなんて、履いている人少なくなったらしいし、25Cや28Cなんかを選手が履いている時代なんだから、本当時は変わるもんだね。

 そういう意味で、元々の700Cを27.5に帰る選択肢というものを用意してみました。爆発的な需要があるかどうかはわからねど、きっとこの写真見て・・・俺のレーサーも・・・これいいなあ・・・できないかな?と思う人一億人に数人くらい入るんじゃないか?と思いますね。

 気長に依頼でも待つか・・・、しかし暑い・・・。

めくれが原因で廃棄かよ! だったら意地でも直してやる!



 こういう安定感のある、両足スタンドというものがあります。荷物や子供を乗せる車体などに使われますね、当店でも子育て号などで多様するタイプのスタンドであります。

 この方も一定の高齢者で、よく働く。

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 この車体に新聞を詰めて配るなんて仕事もしているらしく、なおさら安定感のあるスタンドが必要だ、ということはよく分かるんだが・・・。

 この両足スタンド・・・、頑丈そうでちょっとやそっとでは壊れないように、一見見えるんだが・・・

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 実は一箇所にすごい弱点があるようだ、今回のことだけでなく、今まで何件も同じ内容で修理依頼が来ていたんだが・・・。

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 これ、バネが外れているわけでしょ?ならバネ取り付ければいいんだが、なんで外れたか?というと。バネの一部を引っ掛けるところ、

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 そこんところが、バネの力によって、めくり上がってしまったことが原因のようなんであります。これをもとに戻して再度バネかけても、同じでしょう、まためくり上がるか、今度は折れてしまうかのいずれでしょうな。

 そうなんです、全体的に頑丈に作られて入るんだが、こうした一部脆弱なところがある。もう少し工夫のしようがあろうが、それを敢えてしないのか?気づかないのか?気づかないふりをしているのか?それは定かではない。

 こんなところがめくり上がるだけで、両足スタンドをマルッと交換というのはもったいないね。在庫も少ないということなので、こいつを直すことにした。

 ではどうしようか?

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 この手のステンレスネジナットなどを利用して、引掛けを再度作るしかない。

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 ネジを通して、2つのボルトで、この鉄の板を強力に挟むように、鬼締めする。

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 ステンレスなんで丈夫だ、だからこれだけでここにバネを引っ掛ければいいのか?とも考えたが・・・。より外れにくくするために、ちょっと細工しよう。

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 ボルトの頭を7ミリのレンチで挟んで、下の方向に少し曲げて、引っかかったバネを外れにくくする、という工夫ね。

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 ハイ、若干床側にボルト全体が曲がりましたね、ここにバネをかけるとより抜けにくくなるでしょうな。

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 ヨ!引っかかっていますね。これ嵌めるの大変でしたが、手を何度か痛めて、なんとか取り付け完了。

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 この少しの下曲がりが、外れにくさを数倍にする。

 ハイ、これで何度も足でスタンドを立てて、ロックする。ロックしたものを足で解除する、足でやることが重要、手の何杯もの力を出す所で、調子を見る。

 なんとか行けそうだ・・・。新聞のような配達物を自転車でするためには、何度も自転車を止めてスタンド立てて、ロックし、再度車体に戻って、足でロック解除等をして走り出す。このタッチアンドゴー何度も繰り返すのが配布の仕事だろう。

 それだけに蹴られる数、劣化する機会は、通常の車体のパーツよりも大分多いということは、大いに推察できるが・・・。

 ただ、やはり鉄板の一部を切り取って、そこにめくりを作って、足で扱う強力バネを引っ掛ける・・・というだけでは、どうしても強度的に問題なるんじゃないのか?ということは指摘できるだろう。

 業界上げてのこの辺の強化なんてことは、やって見る価値あるんじゃないか?と大いに思う。無駄に鉄クズ増やすべからず!だ!

サスペンションにカゴ 殺さず活かす方法



 トレックの24インチマウンテンバイクです。ほとんど子供用なんちゃってマウンテン的に作られた車体かと思いますが、これが舐めちゃあいけません。

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 溶接がしっかりしていますね。

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 エンド形状もしっかりしていますね。もしかしてルイガノと同じ工場とかで作っているのかな?なーんて邪推したりして・・・ね。

 これだけ頑丈にできているので、大人が乗っても大丈夫、でしょう。なので、子供自転車だからって、数年すれば買い換える・・・なんてことしないで、ずーっと乗ることだって可能でしょう。

 長い目でこの自転車と付き合ってもらいたいですね。

 で、今回はこいつにカゴを付けたいということで持ってこられました。

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 困ったことにサスペンションフォークなんですね。サスペンションは稼働しますので、ここに稼働しないカゴを取り付けると、サス殺しになるか?逆にサスにカゴのパーツが殺されるか?のいずれかになるわけです。

 そこで、サスを避けてカゴを取り付ける、ということになるわけであります。

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 フォークの先にあるダボから下支えを伸ばします、ちゃんとオフセットしてやらないとフォークと干渉してしまいますので、抜かりなく・・・。

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 まず下支えのあるフロントキャリアを取り付けることにいたしました。かつては下支えのあるものは珍しかったんですが、昨今登場してきましたな。強度が上がりますね、やはり下からというのは。

 そして、それが前にズレないように、

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 サスペンションフォークの不可動部に固定します。すべて不可動部分に固定しているので、サスが可動しようがフロントキャリアには影響はありません。つまり、殺し合いは起きないということです。

 そこにカゴを取り付けます。

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 どんなに悪路を走ってサスが上下しようが、カゴには全く影響はありません。しかし、デカイカゴだよね・・・。

 ハイ、賢そうな娘さんが乗るんですが、その娘さんが図書館で本を借りてくる、大体十冊ぐらいね、それを載せるくらいのカゴが欲しいということなので、こんなデカイカゴを取り付けることになりました。

 もう乱読しまくって収拾つかない状態に脳を持っていってくださいよ!入り口に制御入りません、面白い!楽しい!という動機だけで読みまくってくださいね、後は脳が勝手に処理してくれます。その展開が自分でも驚いてしまうくらい面白いんです。

 井戸の周りで水を撒け!ジャンジャンジャンジャン水を撒け。その中のいくつかの雫がまた水脈となって井戸から汲み上げられるんだよね。

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 今は一枚でいいでしょうな、将来二枚にしても良しです、それも可能です。

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 8速なんで、将来的には11速だってできちゃうかもよ!意外とこの車体も将来性ありだね。

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 前後ともにVブレーキなんで、これもよく効く。つまり非の打ち所のない車体ということだ!

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 人車共に将来性ありだね。娘さんが本を読みながら成長する、それに合わせて車体も成長する。10年後娘さんが成人になって、さらに難しい・楽しい本を載せながらこの車体で走っていたら、店主の面目躍如でもある!

 人車共に楽しみなり!

この7月30日はタヌギ祭リベンジの巻!!!



 今年もやるぜ!夏だ!ビールだ!ライブだ!踊りだ!水着だ!シャワーだ!のリベンジマッチ!

 昨年同じ頃、企画者の別名ジャニーオカモトさんの力量で大量の水着女子を集めて、タヌギ祭!というのを企画したんだな。

Screenshot 2022-07-26 at 16-50-58 狸サイクル&狸市(@tanukicycle__tanukiichi) • Instagram写真と動画

 店主もそんなことならと・・・、

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 古典的シャワーヘッドを探し求め、

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 しっかり仕掛けを作ってだな!

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 外シャワーを設置し!大いにその盛り上がりの土台を作ったわけだった。

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 放水実験大成功!後は水着女子の来場を待つのみ・・・だったはずが。

 着たのは、フルチン子カッパどもだけ・・・。まあ、でも別の意味で大いに盛り上がったわ。こんなシャワーがそんなに嬉しいか?というくらい喜んでいたね。最初は水道代も気になったが、まあいいか、一日くらいと思うくらい、大受けだったね。

 そういう意味では大成功だったんだが、最初の趣旨からすると、ジャニーオカモトさんよお・・・話が違うじゃんか・・・という展開。

 それではと、今年はリベンジの年にしましょうと!ジャニーオカモトさんも気合を入れなおして、すでに二名は水着女子・・・を仕込んだと豪語していたぞ!

 本当か嘘かは、フタを空けてみたいとわからないが、実際の生バンドも出演して、オールディーズ系の曲をヤリまくるという。

 60年代風の恰好なんかし来てもらえると嬉しい、というような展開になった。

 そして、店主には、ハンバーガー!にホットドッグ!と、浅薄アメリカンジャンクフードを作るように司令がでたぞ!

 どうせ老若男女が入り乱れて、面白いイベントになりそうなので、この日はまた遊びにおいでください!というお知らせです!

 なんのかんのとあと八週間もすれば、秋の気配だろうから、夏を楽しみましょう!ということです!

 ご来場お待ちしていますよ!

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 合わせまして、8月5日のこちらのマジモノイベントもお待ちしています!

 清濁併せ呑み!

ワッパもんなら・・・なんとか・・・ね



 スペアの車椅子なんだが、最近全く使っていないので、メンテ兼ねてみてほしいということで、持ってこられた。

 もちろん自転車と車椅子は異なるものだが、競技系のギリギリのセッティングをするのはかなり経験がいるだろうが、一般車体の一通りの点検くらいなら、なんとかなるだろうと引き受けた。

 今まで何台かみたことあるので、多少の作業勘のようなものはある。

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 まずメインのタイヤの空気を見る。少ないようなので、補充する。これ自転車と全く同じ。タイヤ交換やチューブ交換もやったことあるが、こちらの方は自転車より簡単だ。構造上着脱が楽だからだ。

 この灰色のタイヤなんだが、これは室内兼用で、部屋の床に黒潮(黒いタイヤの跡)を付けないためのものだ。このタイプのタイヤも自転車の問屋から仕入れは可能だ。

 このタイヤと同期する、名前はわからないが、自分で車椅子を進める際に掴んで回すところなんだが、ちょっと剛性がないようにも感じた。回すたびに微妙にたわむ、もっと硬いほうが力を逃さないでいいのではないか?なんて思ったが。

 それともこの柔らかさに何か秘訣でもあるのだろうか?

 あと、これも円状のものしかみたことないが、例えば八角形や十二角形はたまた、おにぎり型の緩めの三角形などあってもいいんじゃないか?とも感じますね。

 どんな形のものが誰にとってより快適なのか?もう少しバリエーションがあってもいいかもなあ、なんて思ったりね。

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 この片持ちハブ?こいつも仕入先見つけておいたら、かなり当方の施工幅も広がるだろうなあ。イヤイヤ、ボディーはそれでも、ちょっといいこのハブでホイール組んだほうが快適ですよ!どうですこの回転?

 なんて会話もできるようになるかもしれない。

 ハブには前後からスプレーグリスの圧入をしておいた。回転は滑なり!

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 方向を決める前輪に当たるキャスターは、空気の入ったタイヤではないので回転だけの点検。こいつが減ったら、別のキャスターに交換する。空気の入ったものもあるよね、乳母車で確か見たな。

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 ひと通り見てから、実際乗って操作しながら、点検ポイントの確認といこう。

 実際の街道は、知っての通り雨の水はけを考慮して、ゆるいかまぼこ型になっている。これが車椅子には辛いポイントなのね。ある意味三輪車にもいえることなんだが。

 道の脇をまっすぐ走ろうと思っても、どんどん傾斜している脇の方へと車が行ってしまう。そこで毎度方向を変えようと今度は道の中心に向けて走るので、実際にはまっすぐ走っているようでいて、細かなジグザグを描いて進むことになる。

 なれば内輪と外輪のタイヤのサイズを変えればいいかというと、今度は全く平らなところに行ったら、逆に困ってしまうだろうなあ・・・。

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 普段使わない筋肉を使うので、上腕が張る。そして多分だが歩ける足が何らかの形で車の前進に寄与しているのではないか?とも思われるね。

 これが全くの付随、ただ足がついているだけだと、さらに辛いだろうと想像す。

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 ちなみにこうした段差があるところはどうするか?これはOXというかなり精巧な機動的車椅子を作っているところの方との間で教えてもらったことなんだが。

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 できない車椅子もあるかと思うが、ちょっと重心を後ろに、車を早めに押し出すと、こうしたウイリー状態になるこれを利用するということだ。この状態で静止したりする練習などちょっとやっていたな、旧店舗の頃だ。

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 そうすると、多少の段差も乗り越え可能、ということになる。

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 取り敢えずは、スペアとしての機能は果たせるだろう。これで十キロ移動したい・・・となると、もう少しあちこち締めていかないとだめかもしれないが・・・。

 ということで、車椅子専用のパーツ類なども仕入れできるようにしておくかな?

 世は超高齢社会、社会は弱者に合わせて作っておくべき時期の真っ盛り!中途半端な弱虫がピーチクパーチクいう時代はもう終わり、しっかり自らの弱さを自覚したところからしか発生しない「強さ」の連携で、生き抜いていくしかないんだよ!

オヤ珍しい!荒井さん折りたたみ



 メジャー中のメジャーなジャイアントですが、その中でも最も?マイナーな折りたたみ号がやってきた。

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 前三角がこんなに複雑というかメカニカルな構造なんで、好きな人は好きかもね。

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 折りたたみ号なんですよね、一時ジャイアントに魂を売ったとされる荒井さんの設計だけあって、複雑・・・のようだ。

 その後ハンモック号なんていう自転車も作っていたが、説明しながら折りたたんでもらったんだが、まあ、一回では覚えられないな、あれは・・・。

 こいつも折りたたもう!という気が起きないので、やめにしておく。

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 で、好きなら好きでいいんだが、こいつの困った点はタイヤが希少だということ。24×1というタイヤね、これ一種類しかない、なのでメーカーもパナレーサーくらいしか今は作っていないんじゃないか?と思いますね。

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 サイズとしてはある意味ちょうどいいと思うんだよね、子供用入門レーサーなんかにも、小柄な人用の自転車にもいいとは思うんだが、後が続かないね・・・。もったいない気もするなあ。

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 フレームとホイールが特殊なんだが後は一般のもので組める。

 フラットバーのハンドルね。

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 前2枚のクランク。シートチューブの系がこれまた一般ものなので、フロントメカも普通に付くんですね。

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 これまた随分前のソラだよね、8速スプロケで快適に走ります。

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 シートピラーが無かったので、シルバーもん付けておいた。

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 可変性のアヘッドステムが付いている、特に意味はなさそうだが、メカニカルなバランスでも取ったのかな?

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 このサイズのホイールなんかは、小柄な人のバリエーションの多いアジア圏では、是非確保しておいてもいいものだと思うんだよね。フレームがここまで凝る必要もなく、もっと単純な構造であったら、このサイズの自転車の展開は変わったかもしれない・・・と思わなくもない。

 この自転車はこれはこれでいい。だから、このサイズのホイールで街乗り、実用系、快走系、ちょっと本気系のような種類で、展開したら・・・、結構いけるんじゃないか?と思うんだが・・・。そうなると、パナレーサー以外のメーカーもこぞってこのサイズのタイヤを作ることになるだろうね・・・。

 650Çにしても、この24×1についても、こうした半端で隙間のサイズにこそ、次の可能性があるような気がしてならないね、もう700Çは飽きたよ、他行こう他へ!

8月5日!当店内にて上映会のお知らせです!



 来月の8月5日、当店内にて上記のようなイベントを行います!いつも飲んで歌って踊ってばかりじゃないの!

 たまにはというか、店主としては、こうした硬派なイベントもジャンジャカやっていきたいと日頃から思っているんだが、持ち込み企画としてこういう上映会の企画がやってきた。

 中心となっているのは、西東京市内で公共施設で勉強会をしている方々かと思います。

 内容は店主もまだ見ていないんだが、沖縄の基地問題・・・。

 上映会と同時に、先日この辺をくまなく回ってきた多動おじさんによる、報告なんかもありまして、結構楽しい会になりそうですね。

 なんでまた今沖縄が再軍備化に巻き込まれているのか?お決まりの中国脅威論てやつでしょうな。「台湾有事は日本の有事」なんてこと宣っていたやつがいましたが、基本路線台湾と大陸中国は国内問題なんであります。

 そんな国内問題に介入していったら、先制攻撃という扱い受けちゃうよね。

 時にペロシ(一議員に過ぎない人物)だかなんだかに、ちょいと緊張煽らせると、すぐにでも戦闘に走るような報道がある中で、今度は米政府要人が、一つの中国路線堅持と有事はありえないと梯子を外される・・・。独自外交のできない国は情けないね・・・。そんなものに右往左往させられてしまう。

 大体、アメリカの世論、それに押される政府ってもんは常に敵を求める強迫観念があることを忘れてはならないんだよね。

 ソ連が崩壊した次の敵国はどこだったか憶えていますか?この国、日本だったんですよ!なぜ日本に米軍基地があるか?日本の軍事大国化を監視するためだといい切ったやつがいたな。

 その後、この国がショボくなってきた今世紀の始め、今度は敵は中東系テロリスト!ということになった。適当な言いがかりを付けてイラクに侵攻、そしてアフガンにまで20年・・・。

 ビンラディンが11年だかに処分した辺りから、今度は中国脅威論が吹き出して今日に至ります。

 そんなもんに振り回されていいのかね?

 日本・中国・韓国・ロシア・フィリピン・ベトナム・インドネシア辺りも含めた、東太平洋条約機構ってなもん作って、共同で安全保障なんてできたら、軍事費だいぶ安く抑えられて、まさに共栄圏が作れるんじゃないか?なんて思うがね。

 アメリカの力が弱まったらあながち夢ではないかもな、その前にこの国は独立しないとダメだが・・・。

 とまあ、壮大な脱線をしないように、映画と報告を見聞しながら、自分らの問題として、どう捉えるか?ということをやっていこうという企画であります。

 夕方四時から始まりますので、参加ご希望の方は、

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 ここから予約なんてことも可能らしいです、大分ハイテク?だね・・・。

 これ以外にも、哲学カフェ開催の予定があったり、また砕けた夏だ!ビールだ!ビキニでシャワーだ!式の企画もありますので、硬軟取り合わせて色々やってまいります!

これぞ!カゴはないながらも実用車!でしょう



 戦闘モードが漂いますな。これ見ただけで、歩くのカッタルイから乗れる自転車ないかな?的出来心自転車泥棒からは倦厭されるでしょうな。

 乗るんじゃなくて、乗りこなさないといけない、と思わせるだけでも、出来心的自転車泥棒よけにはなる。そしてこれが固定だったとしたら、それよりしつこい自転車泥棒だって走り出したら、なんじゃこりゃ!?とばかり乗り捨てていくでしょうな。

 そしてもう一つ、転売系の自転車泥棒からすると、何安いパーツで固めやがって盗む価値なし!と判断されるだろうな。

 そういう意味からすると、マジで盗まれにくい自転車ということがいえるでしょうね。

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 元々、正真正銘の実用車だったものを、いらないもん・・・外して、ハンドル、サドルを適正位置に持っていくだけで、なんか戦闘モードもどきになる、そして試乗ポジションもそこそこ出ると、踏めば相当前に出るんですね。

 これは、W田のアメフト部の乗っている車体なのだ。

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 強靭な下半身の力を上半身で受け止めるためのブルホーンハンドル。

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 エアロブレーキをこの角度で取り付けても、よく働いてくれる。

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 その脇に簡易なシフターを取り付けて、多段化する。

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 この界隈では、6速あれば十分でしょう。

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 赤錆チェーンは交換した。もう少し駐輪するところを考えよ。雨ざらしだったら、それまでだぞよ。

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 平地は相当スピード出すだろうね、ということで、アルミの鋳物だがしっかり効くブレーキを取り付けた。コロナも空けたとされて、今通常の練習モードに入ったようだが、この暑さに相当参っていたわ。試合の殆どが、外なので、この外気に合わせないと・・・ということらしい。

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 700Ç化まではしなかったが、26インチのままでも、いらないもの外して、ちゃんと空気圧を入れてやれば、そこそこ走るのだ。そして、ハブダイナモってやつは、実用車には本当にありがたいね。

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 後付のライト、これがあるのとないのとでは、夕方以降差が出るね。まだ日は長いものの、気づくと暗くなっていても、これがあれば安心勝手に点灯してくれる。

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 まあハンドルと、サドルこの2つのポイントを抑えると、実用自転車であっても、そこそこの走りをしてくれる。スポーツ自転車にに乗って、その走りの味を知ってしまうと、実用車体にもどうにか応用できないものか?と考えるだろうね。

 そういう中では、この手の自転車が盗難の危険性も低く、そこそこ走れるということで、最良に近い選択だと思うんだがね、もう少し流行ってもいいと思うぞ!

 アチコチ、交換、メンテして明日からまた界隈走り回れ!できれば練習で疲れた膝をかばって、心肺機能向上に役立てなされや!

静かなマッチョ君のところへ


 
 こいつ面白いと思って組んだんだが、あまりにも先にいっているのか?脇にそれているのか?暫く当店にあったんだが、一目惚れされて、試乗・・・という運びになった。

 元々面白いフレームでしょ?

 ビーチクルーザー系なんだが、前三角?になっている。

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 フレームのアチコチに面白い仕掛けがあるんだな。

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 こうした延長棒に溶接なんて、その世界ではあるのかもしれないが、レーサー系では考えられないよね。

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 この辺なんかはプリントというか、デカール系が面白い。なんで当店に来たのか?はわからないが、そいつをなんと、

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 シングル系の車体として組んでしまったんだな。

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 フリーなんだがシングルでね。固定にしても良かったんだが、まあ、もちろん後からでもできるが。

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 ビーチクルーザーというと、通常なら馬鹿広いプロムナード系のハンドル付けるようだが、これはドロップに。

 ただのドロップじゃない。

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 相当開いた、グラベル系?のドロップハンドルを付けた。もしこれがピストブームのまっ最中だったら、受けたかもしれないね。

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 後付Vブレーキ、ずれないように固定してあるので、しっかり効きますぞ!

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 これがまた、静かなマッチョ系の方のもとに行くことに。元々、練習あとの一杯が楽しみで始めたマラソンだったが、コロナ云々で暫く大会もなくなり、モチベーションを下げてしまった。

 それをどうにか別の形で上げるためには?と自転車に目をつけたんだが、なかなかこれぞ!という一台に巡り合わなかったようだ。

 当店のお立ち台の上にあった、こいつに一目惚れ!試乗して、これだ!となったという。そういう出会いを求めていたんでありますね。

 元々は700Çで組んでいたんだが、故あって最近26インチに戻った。それがまた良かったらしい・・・。

 ということで!

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 適材が、これまた適材という適所に行くことになり、実にめでたい展開なんであります。

 マラソンから、彼独自の自転車関連が築かれていきそうです、静かに勝つ着実に、また自転車というものの可能性が開かれるでしょう。

 そのくらい彼自身も独特なんでありますよ、この車体のごとく・・・ね。

3周年記念 ご参加ありがとうございました!



 この暑い中・・・、当店飲食部門である狸市の3周年記念、ご来場ありがとうございました!!!

 流石に炎天下すさまじい昼前後は、街道の人はピタリと消えていました、夕方近くから、まさにむせる地面から湧くように人が涼とヒトケを求めてご来場くださいました。

 中には熱中症気味の方もいらしたようですが、重篤化はどうやら避けられたようで、まあ、言うのも野暮なくらいに暑かったですね。

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 どんなに暑くて、食欲もでないような中で、胃がパッと開くようなメニューも考えましたよ!華山椒の効いた当店名物の麻婆豆腐!

 スパイシーに上げたアジと、夏のエキスを閉じ込めた最高の大量のトマトでつくったパキスタン風カレー(カラヒ)、レモンとトマトの酸味で、このしつこい高温多湿をぶっ飛ばす!清涼感を演出!

 多くの方々に、食していていただきました!

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 近所に住む染Tシャツの巨匠による、出店も。

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 これなんか子供用のTシャツなんだが、なんかを溢してもそれをも模様の一部にしてしまうような、最初から染み付きTシャツ!どんなに汚しても、それを絵の一部にしてしまうアイデア、奴は天才かもね。

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 不気味系作品の作家さん、今回で二回目の出店で、徐々に指示を得てきたようで。こうしたここでしか出会えないものを作る作家さんの参加は大歓迎なのだ!

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 そして、今回多くの芸人さん達の参加も得られたんだが、もちろんそれぞれスゲーパフォーマンスをなんてことない顔して披露してくれて、感謝感謝!なんだが。

 その中でも、今回当店野音初めての参加で、店主の度肝を抜いたシンガーを紹介しよう。

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 こういう、かなり気合の入ったCDなども自作してしまう、内容はプロ。それで食っていないという意味でセミプロ。
 
 その名を大山克幸さん!

 本業は害虫系の駆除、そちらの方でも勿論一流系のプロで、先日のネズミ騒動では、非常に的確なご指示をいただき、チュー太郎共はおかげで意気消沈しているようだ。

 では歌の方は?ライブの方は?というと、

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 まあ、そろそろ日常に戻りつつある中で、ライブ活動も忙しくなる・・・というほどの実力の持ち主だね。

 まずは爪を隠すようだが、ギターの技がちょっとやそっとではない。聴かせる技と音楽性が非常に高い。そしてそれに絡ますボーカルが、これまた自らのギターを時に挑発したり、おちょくるように外したりと、一人で二重三重の絡みが普通にできてしまう、パフォーマンスをこなす。

 もう内容自身はプロそのもので、聞くものを大満足のいきに持っていけるパフォーマーですね。

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 それがご近所に住んでおられて、気さくにいつでも歌いますよー!というノリなんだから、これは貴重な人物=パフォーマーの大発見だね。

 今後当店周りが企画するイベントなどに、絡んでいただくと思いますので、是非、大山さん!憶えておいてくださいよ!

 周年に参加してくださいました皆様、そして祝電などをいただきました皆様、また四年に向けて適度に走りますので、よろしくです!ありがとうございました!

自転車作っていないと死んじゃうおじさんからの 司令!



 クロモリブリジストンの面白い自転車を再生させて、当店に持ってきた、自転車作っていないと死んじゃうおじさん。

 二年動かないということなので、少し目先等を変えようということで、動かします。

 ただ、通常なら自分でほとんどやってしまう死んじゃうおじさんですが、なんか忙しいのか?こちらに依頼してきました。
 
 とにかく、常に手持ちの自転車をどう回すかを考えているらしい。なので、自転車作っていないと死んじゃうおじさん、であると同時に、常に自分周り自転車をどう動かすか考えないと死んじゃうおじさんとしてもいいかもしれないね。

 そのイメージと、司令に乗っ取り、こちらがやることになりました。

 また憎い取引の提案をもってくるんだからなあ、これが・・・。

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 イーストンのいいホイールに交換・・・。これ手組みのようなんですが、手組じゃない。完組のオーラはある。

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 このシフターは、謎系のセンサー。11速ものなんですね。これ使えそうですわ。握りの感じもよく、ダブルタップ形式なんで、比較的手の小さい方にもいいでしょうね。

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 丸ハンなんかを積極的に選ぶなんて、死んじゃうおじさんらしい。

 そして、ここからが、寄せ集め号の開始なのだ。

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 シマノのクランクに、フロントメカはセンサーのエンパイヤレベルがついています。

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 リアメカがなんで?というくらいのデュラエースが搭載されている。どうせ余ったから・・・とか言いそうなんだが、気前がいいと同時に、なんとかセンサーのシフターでひかせてしまう。

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 ティアグラのミドル系に対応?のブレーキ。これも一見寄せ集めなんだが、ちゃんと選んでいますね。


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 この新旧上下級まぜこぜのレーサーなんだが、組み上がってしまうと、あら不思議・・・そこそこカッコ良く見えてしまうんだな。

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 ネ!なかなかクロモリレーサーなんて吊るしで売っていないなかで、こんなのが中古車体であろうが何であろうが、忽然と現れると、やっぱりカッコイイよね。

 ホイールが良くなったんで、走りも断然良くなったでしょう。

 後は死んじゃうおじさんが、この自転車にどんな値段を付けるか?なんだが・・・、こいつは聞いてみないとわからないな。

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 この日曜日は狸市、当店内の飲食部門の開設約三周年ということで、演芸会を昼過ぎから、ダラダラ行っています。

 演芸付きなので、当日1000円の入場料をいただきます。あとは賑やかな、通常営業のイベントです。

 店主は、名物麻婆豆腐!アジの唐揚げ!パキスタン系の魚カレー!後は柔らか塩豚のつまみと定食?丼のようなものを出してきます!是非昼過ぎから夕方過ぎて、夜までお待ちしています!

捻るより掘れ!



 またかよ!焼き付きピラーを抜いてくれ・・・。焼き付いたパーツで一番手に負えないのが、このピラーなのだ。

 ステムなら、フォークコラムを炙ることができるが、ピラーではそれはものすごいリスクを払わない限り、できない。

 その割にすぐに焼き付く・・・、実に厄介な問題なのだ。

 今回もその件でやってきた。

 ご本人曰く・・・、浸透性のいいオイルを入れたんだが、ダメだったと。

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 こいつね、最強のラスペネ・・・。ただし、ただのラスペネではダメ。

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 業務用という、最強中の最強ラスペネでないとダメなんだな。

 で、こいつを発動させた。勿論上から浸透させ、数日後、今度はフレームを逆さにし、BBから浸透させる。上下からの浸透作戦なんだが・・・。

 ちなみに、BBもぶっ壊れていて、まともに外せなかったので、破壊して外し、逆さにし上下からの浸透作戦を数日。

 ダメだった・・・。

 ピラーの頭を万力に挟んで、フレームで回す・・・。ここでギュギューット回れば、後は時間かけて捻り外しすればいいんだが。

 万力と焼付きに負けてピラーの頭が折れてしまうことも起きる。それだけ焼き付きというのは、強いのだ。場合によっては溶接よりも強かったりするので、本当たちが悪い。

 それで折れてしまったわけだ・・・。

 そうなると、掘るしかない。

 掘るには二種類。完全堀をやることで、焼付きピラーの完全撤去をすること。

 もう一つは、中途半端堀をやることで、別の径にして、残存焼き付きピラーをシートチューブのシムとして使うこと。

 この二種類なんだが・・・。前者は完全撤去を目指すので、シートチューブの内径を削ってしまう危険性が生ずること。

 後者はそれがない分、細めのピラーであると、代替するピラーを探すのが大変、というリスクはある。ただし今回は27.2の径だったので、その次のメジャーの径というと25.4があるので、そこまで広げれば代替ピラーは星の数ほどある、ということで25.4を目指して掘ることに。

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 こうしたアジャスタブルリーマーで、ごく少量ずつ内径を削っていく。ピラー自身はアルミなので比較的刃はたつが、それでも金属を人力で削るのは大変だ。

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 鉛筆削りのような切子が大量に発生する。

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 そして、最後に25.4の正規のリーマーで内径を整えて完了。ただ、整えて、内部は傷が残っているので、グリスを大量に塗りながら、騙し騙し入れていく、二度と焼付きが怒らないように・・・。マア同じアルミ同士だから大丈夫かな?

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 完全にシム上になった焼付きピラー。この内部に、

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 新しいピラーを装着して完了・・・。もしこの27.2を抜いて、同じ27.2のカーボンピラーか何かを取り付けようと思っていたら・・・、一時その計画は頓挫だな・・・。また日を改めて、焼付き撤去できるまでリーマーがけをしないといけないだろう・・・。

 でもまあ、多分・・・これで行くかな?大変だぞー・・・。

自転車界で最も困った人たちの車体・・・

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 ただの実用車じゃないの!と言われれば、そうただの実用車なんだけどね、とお答えするしかないんだが。

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 またがりやすいよね、強度より、使いやすさを優先します、さすがですね。競技車体じゃないんだからね。

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 このプロムナード手前のハンドルも定番中の定番ですね。

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 カゴも必須ですな、実用車には。で、ただの実用車体なんだが、ただそれだけではないというのがこの車体・・・なんですよ。

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 ナヌ?このサドル周りは?

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 フィジィークなんて、レーサー用の有名なサドルです!

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 BBBなんていうメーカーもかなり自転車の専門的なメーカーですよ、そうか!サドル周りを整えて、走りの効率を図っている、隠れレーサー的な実用車なんだな!!!

 というと、実はそうでもない。

 たまたまあったサドルを今の所付けているだけという。そして、その時が来れば!ちゃんとした実用車用のサドルピラーに戻して、しかもサドルは一番下にセッティングする・・・とかわけのわからんことを言っています。

 なぬ?なんなの?それ・・・。

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 直接の施工依頼の内容はタイヤ交換と振れ取りなんですね。

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 ハイ、交換して、そこそこの精度での振れ取りはやっておきましたよ。

 で、こいつの正体は一体何なんでしょうか?

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 サドル周り以外はごく普通の実用自転車なんですが・・・。

 この自転車の正体というか・・・、最終的にはこの乗り手の正体といったほうがいいな。ハイ、大分引き伸ばしましたが、この方・・・、実用自転車のレギュレーションのままレースをする方・・・。年に一度くらいか、真冬の富士スピードウェイで行われる、ママチャリレースとかいうのがあるんだが・・・。

 どうせド変態の好事家達の饗宴だと思うんだが、そういう変態レースで、これまた何の因果か優勝したりする・・・、変態の中の変態・・・という感じなんだな・・・。

 まあ、自転車界にとって最も困った人たちと言えるだろうねえ・・・。実用車のレギュレーションのままなんで、全く機材に金かけようとしない、というか、金のかけようがない・・・。

 まあ、今回のように、タイヤのような消耗品は交換するが・・・、それ以外どうしようもない。

 それでいて200キロのレースとか自力で走って優勝されたりするんだから、もう自転車界としては手も足もでない・・・という意味でも困った人たちなんだな・・・。

 ただし、この辺がある意味自転車の本質的な意味でもあるのではないか?とも思えるね。つまり、自転車はすでに自転車を超えている・・・ということだ。

 まともに走れる車体があれば、あとは足!足で走ってしまえるものであるというのが自転車なのだ。

 そして、自転車が質素であればあるほど、走りの栄光は、そのエンジンである走り手の方に全て取られてしまう・・・という、宿命のようなもんがあるんだな。

 もっと自転車に着目してよ!と思っても、わざわざ走りにくいセッティングで、何が悲しくて、真冬の富士山周りを200キロ走破して優勝したいんだ?もうこのド変態!!!

 と、みんな自転車に一瞥もくれずに、エヘヘヘヘと笑う、体力とタフさと適当な不死身さを併せ持ってせせら笑っている乗り手に、すべてが注がれてしまう、ということなのね。

 モノそのものとしての自転車よりも、その乗り手の方に、その乗り手あっての自転車というこの逆転こそが、ある意味自転車の持っている本質的なもの、つまり自転車はすでに自転車を超えている・・・ということなんじゃないかな?

 多分、暫くこのスペックでご近所周りを買い物等で乗り回して、そしてその決戦の時が来たら、実用車のサドル周りに交換して、富士山周りへまた挑むんだろうね・・・、そしてちゃっかり優勝・・・。

 もうこのド変態め!

次の日曜日は狸市三周年記念の演芸会だ!



 コロナってーのが流行ってしまって、これは参った!と対策取ったのが、狸サイクル内の飲食部門狸市だったわけでした。

 そもそも飲食というより、雇い止めにあったり、閉店したりして、余った労力、余った商品を通りを歩く人たちに売りさばこう!ということで始まったのが元。

 最初の主力商品は、マスクだった!

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 もう鉄箱にミシンなんかも持ち込んで、とになく何かを始めないではいられなかったね。

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 そして、元々自転車置き場だった鉄箱が日に日にらしくなっていった。

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 カウンターができるともう一端の出店となってくる。

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 人もものも集まりだす。

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 知り合いが知り合いを呼んで市場がどんどん豊かになっていった。

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 市は昼間を過ぎて夜にまで・・・。

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 今こうしてみると、必死だったんだが、どうも遊んでいるようにしか見えないね。

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 売り場があぶれると、裏まで広がっていったりと・・・。

 その内、保健所の許可を取ろうなんて話になり、コロナで忙しかった保健所呼び出して、なんとか販売と営業の許可書を取ったのが2020年の6月1日からだった。

 そんなこんなで、催しモノも半分外の野音でやるようになっていったね。

 そんなこんなで三年経ったということで、一月遅れの三周年記念演芸会をやることになった!

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 昼の12時以降から開きまして、ダラダラ営業、そして2時頃からこれまたダラーッとライブが続きます!今回は、出演者も多いということで、入場料1000円いただくことになりますが、昼から半日ダラっと楽しんでいただけたら、と思います。

 是非おいでください。

 当日の飲食モノ担当も店主がいたしますので、決まり次第、当ブログにて公開もします!

 色々と夏の催しが多い中で、よろしければおいでください!

パワートルクのBB カンパジャパンが持っていた!



 ドーンと届いたのが、カンパニョーロジャパンからだった。

 先日、こちらの記事で、今や廃盤となってしまったパワートルク用のBBがない!ということで、ワンを大事に取っておいて、中のベアリングを交換するという内容を当ブログで公開したばかりだったんだが。

 よく調べて、日本のカンパの元締めに問い合わせたら、いくつか保持しているということだったので、なーんだ・・・よかったとばかり、取り寄せてみたんだな。

 よく見ると、イタリアンとBSCつまりJISもんの二種類があるね、これで暫くは足りるかな?というところ。BBは正真正銘の消耗品だけに、こいつが無くなるとマジで困る人続出だろうね。

 ウルトラトルク一本で行けばよかったものをシマノのパクリのような、置き場に困るようなパワートルクなる規格をなんでわざわざ作って導入したんだか・・・さっぱり理解できない・・・。

 そもそもこの辺辺りからのカンパはなんか迷走中というか・・・、ユーザーフレンドリー・・・とは言い難くなってきたように思うんだがね。

 例えば、数段飛ばしでシフトアップできる機構・・・、こいつは初期ならベローチェというエントリー系のエルゴパワーでもできたんだよね。当時数段飛ばしと言えばシフトダウンの方はシマノのSTIでもできたんだが、そのシフトアップ版はカンパしかなかった。

 さすがレースをよく分かっている!と惚れ惚れしたのもつかの間、なんとその機構はいつの間にやら、コーラス以上のコンポ搭載ということになり、それ以下は1段ずつしかシフトアップのできない、ユーザーからいうと明らかに不便な機構にされてしまったというわけだ。

 便利な機構が欲しけりゃ、カネ出してコーラス以上付けるんだな・・・と言われたようなもんだ。

 そして今回の、カンパ最後のオールシルバーパーツであるアテナにしても、このBBを巡って迷走しているとしか思えない動きをする。

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 このクランクをよく見て欲しい。カンパのアテナのシルバークランクね。中心の部分になんて書いてあるか?見てくださいよ。ウルトラトルクシステムと書かれています。

 ハイ、このアテナはウルトラトルクシステム採用なんです。ところが・・・

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 この一見コーラス以上のカーボンクランクですが、グレードはアテナなんです。ところが中心の文字見ると、ウルトラトルクシステムとありますね。

 同じグレードのクランクなのに、BBの形式が異なるんです、なんでこんな面倒くさい、混乱するようなことをわざわざやったのか?マジで聞いてみたいよね・・・。

 先のエルゴに見られるように、下位グレードの格落としをすることでしか、コーラスやレコードまたはスーレコの権威が守れなかったとすれば、情けないぞよ。

 まあ、機構として、ウルトラトルクが上でパワートルクが下なのか?ということはこの際不問にするが・・・。

 取り敢えず、カンパのコンポを乗っている方で、自分のクランクBB機構が、パワートルクなのか?ウルトラトルクなのか?ということは今一度確認しておいたほうがいいですね。

 後者なら、暫く簡単に入手は確保されるでしょう。前者なら、いつ品切れ生産中止になるかわからないという意味では、少なくとも一個ぐらいは自分で確保しておいたほうがいいかもしれませんよ。

 でなければ、先のブログで示したように、ワンと大事にし、ベアリング交換で行くとこまで行く・・・しかないですから。

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 ということでBBなし状態だったところから・・・、

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 取り敢えずこいつが来たことで一安心。そんでもって、

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 無事アテナのパワートルク型のクランクが付いたというわけであります。そうでなければ、クランク周りをまるまる交換しないといけない、使えるカーボンクランクを外してね・・・。

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 しかし、こいつも寄せ集めだなあ。リアディレーラーはシマノだし、

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 ブレーキはなんと幻のマビック!結構効くんでなんで作り続けなかったのか?メカトロニクスとかいう、かなり先取りしたコンポの開発ぐらいまでやっていたんじゃないかな?

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 シフターはカンパのエルゴだし、

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 ホイールはデュラハブで組んだカンパゾンダ、これ手組みで自分でやったんだな、手組でも魅力的な組み合わせができた時代だったんだな。

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 さあ、大変だ乗れない理由が無くなってしまったぞ。ただこのポジションじゃあ、長距離は無理だ、ステムでもいじって、高齢者モードにしていかないと・・・。

 そうそう、こいつは今も現役ビルダーで100歳までやる!といってらっしゃる、ラバネロの高村さんの一番最初に組んだ、サットのフレームなんですよ。

 今を去ること・・・二十年くらい前かな?

 その証拠に

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 初期型のサットはまだ1インチだったんですね。このパイプを目の前でイタリアに発注して、それが届いて、試作的に作っていただき、工房の横で高村さんと話しながら、ショコショコ仕上げをしていたあの頃、懐かしや。

 高齢者仕様にして乗りましょう・・・。

これもポジショニング・・・なんだよね



 中古車体で購入したこの自転車のグリップが、どうも小さいくて気に入らない、交換できないか?という依頼。

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  多くの方は意外と我慢してしまい、それで慣らしてしまうというのが実態なんじゃないかな?と思いますが、ちょっとした違和感を除去するだけでも自転車はかなり快適になる、ということなので、ご希望を聞いていこうではありませんか。

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 できれば長さと幅のあるこうしたグリップがつかないか?ということなのね。まあ、取り付けようと思いますが、単純に取り付けだけをやろうとすると、これは不可であります。

 ハンドルに対して、ブレーキレバーや呼び鈴、シフター等があって、とてもこのサイズのグリップを取り付ける余裕はない、よって我慢してください・・・という一般的展開も考えられなくもない・・・。

 そこをどうやるのか?というのが中間存在である、ショップの役割なんだよね。

 まずは場所を空けよう・・・。

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 電動のスイッチ等は、最初にオンにしたり、ライトを付けたりとそう頻繁にいじるものではないので、ハンドルの中心に移動する。

 これで相当空きますね。そして、残ったブレーキレバー等がどのくらい奥に入るか?を実験してみましょう。

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 グリップはそのままにして、シフターとブレーキレバーを緩めてどこまで奥に入るか、移動してみるとこれだけスペースが開く。

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 もう反対もこのくらい空くことがわかった、そうすると先の長めの幅ありグリップがどのくらい入り、どのくらい余るかが分かる。

 余った所は?

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 こうして切れば良い。切っても支障のないところを確認して落とす。

 そして、先のグリップを

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 圧縮空気でポーンとばかり抜く!

 そして加工したグリップの内側にゴムのりを入れて、一気にハンドルに押し込む!

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 最後にゴムハンマーでハンドル内にエンドキャップを叩き入れて、完成!

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 たったこれだけのことなんだが、こんなことをやるだけでもものすごく喜ばれることがままあるんだな・・・。

 他の店ではやってもらえなかった・・・と。

 まあ、決まったパーツに決まったものしか入れない、加工もしなければ、工夫しないで施工できることしかやらない、そうでないと、何かあった時メーカーの保証受けられませんよ・・・という理屈でね。

 まあ、メーカーと利用者の間になんのために自ららがいるのか?その意義は何なのか?ということを考えない場合ならば、このような対応でもいいのかもしれないが。

 まあ、単純にいって、それじゃあ面白くないね・・・。

 メーカーもさることながら、利用者との間でよく話し合って、どんなことが可能で、どういう使い方、管理の仕方をしていったら、安全に使い続けられるのか?ということの共有のできる利用者をいかにし増やすことができるか、そのほうが自転車にとって、成熟化していくことだろうと思うんだがね。

 メーカーの言いなりになるだけでない、色んな発想を持った利用者、素人を作ることのほうが、結果的には面白い方向に行くんじゃないか?と期待できると思うんだがなあ。

若者がクロモリに乗りたい!ってよ・・・



 クロモリフレームに、できればストレートフォークがいいんですが、持ち込みパーツで組んでくれませんか?ときた。

 それが若い!しかも学生だって・・・。工学系将来有望だろう・・・たぶん。

 で持ち込みパーツって?

 カンパです!

 出たよ・・・、古物好きの若者だな、でもまさかカーボン系?

 イエ、カンパアテナです。

 最後のカンパの良心か・・・。

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 ストレートのメッキフォークがつきました。ヘッドパーツもポリッシュに。

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 当初より一歩変わったブレーキだったが・・・、今の展開を考えると、ありがたいコンポであったと、しみじみ思うね。

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 しかし、シルバーのパーツがこれほどまでに消えてしまって、どのメーカーもほぼ一律に黒・・・というのって、国際金融?や、ディープステートとかの陰謀なんじゃないか?とすら思ってしまうね。

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 前後シルバーのホイールを持ち込みなんだが、リアに一つ問題ありだった。

 これが先日上げたフリーの形状の問題。カンパとシマノではフリーの形状が異なるので、互換性が取れない。そして持ってこられたのは、シマノのフリーだった。

 それをなんとかして・・・

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 カンパ用に入れ替えたというのが先日の話。ここで話がこじれたら、ハブ探しから、ホイールの組み直しなど大変面倒なことになってしまうんだが、こじれずに良かった。

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 ファイブアームのコンパクトなクランク、常にどこかにあって欲しい形式なんだが、なんでそれを探すのが大変な時代になってしまったのか?やっぱりディープステートとやらの陰謀か?

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 メトロン星人のエルゴパワー。これ以外は使えない・・・とは言わないが、まあ名作だと思うな。それにちょっとクラシカルな丸ハンドル。

 別にアナトミックでもいいんだが、たまにはこうした車両を街道で走らせないと、忘れられかねないのでね。強い希望ではなかったが、付けてみた。

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 腕が長い、現代っ子だね。なので、手元になる最長120ミリのステムを選択。アヘッドなら140まであったが、今回のちょいと古典的クロモリレーサーへのこだわりもあったのでL字ものに。

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 ということで、組み上がった、久々のオリジナル系クロモリロードだね。

 時代からいって、バシバシ出るようなタイプの車体ではないが、アルミレーサーは何台かあるから、そこからパーツ移植して、クロモリレーサーに乗ってみたい・・・なんて言う需要があるようだったら、そこそこ対応できると思いますね。

 まだ、パーツの安定供給ということは、製造だけでなく価格面についてもどこまでいえるか?疑問なんだが、そもそも手持ちのパーツがある!といのであれば、持ち込み組付けはいつでもほぼ可能であります!と言っておきましょう。

 オール黒で組むクロモリレーサー・・・というのも、ありといえばありかも・・・ね。

双子問題・・・子乗せ仕様 当面の処置



 ごく一般的な二人子乗せの自転車ですね。それ用に改造していきました。

 とはいえ、当店の子育て仕様応援部門である「ママ狸ん」は閑古鳥中の閑古鳥なんであります。こんなところからも、超少子社会にすでに突入しているということが手にとるようにわかりますね。

 子供がいない、子供ができない、なので子供用に関する依頼が激減・・・。この部門ができた当時は、海外製の洒落た子乗せカゴが、まだ総普及する前でまさに黎明期だったんだよね。

 そこで、新しい輸入先を見つけて、そこと契約。今でこそ普通に走っている子乗せだが、当時は相当珍しかった。施工例も乏しかったので、よく輸入元から当店に電話がかかってきて、これこれこういうタイプの自転車に、当方のオランダ製の子乗せがつきますか?なんてこと尋ねられたもんだ。

 当店なら加工して付けられます!なんて答えになったのかな?

 それから暫くは、このママ狸んという分野は、分野として成立していたんだが、今となってはトンと依頼はなくなってしまった。

 本気で少子化対策していないんからしょうがないんだろうな。

 二人用の子乗せに改造してくれということだったんだが・・・。

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 25キロ前後乗せられる頑丈なに荷台に交換したあと、その上に後ろ子乗せを取り付けましょうか。

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 雨の日も送り迎えがあるので、雨対策もということで、レインシートもその子乗せに合わせたものを取り付けた。流石にそれ専用で作られたものであるから、すんなり付いたんだが・・・。

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 前にも子乗せがほしいということで、まず子乗せの足と干渉しないようにカゴを前に出します。

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 その際にカゴをより前に出せる取付金具に交換して、前に出しながら・・・、同時にステムもより前突き出しのものに取り替えて、前の子乗せに子供を乗せる際、子供の足を通しやすいように、ハンドルをより子乗せから離す、必要がありますので、ステムも長いものに交換。

 そうなるとハンドルが遠くなるので、より戻りの余地が高い、

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 このようなプロムナードハンドルに交換、ステムで前に付き出てハンドルが遠くなった分、このプロムナードハンドルによって、手前に戻すことを実現!

 地味だがこういうことが大事なんだよね。毎日の使用に、細かく配慮が行き届いていればいるほど、負担とストレスは少なくなっていく。

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 そして前子乗せにも、雨よけ対策が必要なので、レインシートを取り付けようとしたんだが、純正もの同士じゃないのでどうしても取り付けがギクシャクしてしまう・・・。

 でもそれをうまく取り付けるのが中間業者である、当店等の役割なんだよね。なので意地でも取り付ける!

 自然にしたままで、そこそこ走ると、純正同士でないシートが根負けして、行灯型に屹立しないといけないはずのビニールシートの真ん中がこのように潰れてしまう。

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 これではまずい・・・、といって今更純正のシート購入して、取り付け直すというと無駄が出てしまう、どうしてもこれにはつかないか?

 というわけで、といろいろ考えいろいろ試した挙句

 なんかつぶれてしまうようなこともなく、このように、シャンと立つようになるのであります。

 まずはよく観察したりして、その次マニュアルをよく読んだりして、そして全く付属していないような金具類を自ら作ったりして、なんとか純正者同士以外のものを取り付ける・・・これぞ中間業者のいる意味だろうな。

 中抜きするためだけにいるのではない!!!!!!!!

 
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 実はこの車体というか、この依頼はこれで終了するという単純な話ではないというところがミソ。

 というのは、上の自転車は二人兄弟の車体とすれば問題ないんだが、実はこれ二人兄弟ではあれ、双子という設定なのが、通常の場合と異なるところなんであります。

 通常の兄弟は年の差があるので、当然体の成長の大小がある。なので、小さいほうが前、大きい方が後、ということが決まっているが。

 ほぼ同じ速度と程度で成長する双子の場合には、そうした大小がない。なので、小さいほうが前子乗せに乗れなくなった時、この自転車の役割は終わってしまうということなんだ。

 そこで、かつて施工した、双子のための二人子乗せの施工例を上げておくが、例えばこうしたタイプの車体でなければ、
少なくとも、同時に同程度成長していく双子を長く乗せることはできないだろう、ということです。

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 後三角をでかくして、長い荷台を取り付け、そこに同じ大きさの子乗せを二個取り付けるというやり方ね。

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 この場合は、シートチューブに取り付けるやり方と、

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 そして後ろは荷台の板にボルトで固定したというわけだ。そのために・・・

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 この手の頑丈はスタンドなどを用いたんだが・・・。

 まあ、この車体にもまだ課題はある。二人子供が乗っている自転車に果たしてスタンドかけられるのか?子供が二人乗せたまま、横転した場合、お母さん一人で救出できるのか?とか、まあ考えれば切のない場合も想定できるかもしれない。

 まずは、改造した車体に乗ってもらいながら、前子乗せに子供が溢れ出るようになるまで、ゆっくり対策考えましょう。店主としては牽引・・・おすすめしますが、少し考えて、知恵を出し合いましょう!

シマノからカンパに乗り換えるための最難関はホイール!



 コンポはシマノを使っているが、できればカンパも使ってみたい、一台だけカンパで組みたい、というときの足枷になるのはホイール問題といっても良かった。

 レースなんかに凝ってくると、ロードレーサー複数台と、数ペアの決戦用ホイールを含むホイール類を持つことになる。

 大半はシマノから入るので、それでで組み付けるとなると、その後そのシマノの呪縛から離れるのは難しくなる。その一番の足かせになるのが、ホイールなのだ。

 一台くらいはカンパで組んでみたい、と思ったら、まるまるカンパで組まなければならないからだ、当たり前なんだが。そのどこが足枷なんだ?と思われるかもしれないが。

 通常複数台持っている状態で、次の一台を組もうとすると、大方ホイールはすでに持っているペアもので流用するんだが、カンパだとシマノ式のホイールでは使えない、つまり互換性がないということになってしまうため、カンパものでホイールを組まないといけなくなるんだな。これが足枷となるわけだ、金も手間もかかるからなあ。

 逆にこれからはカンパで行くぞ!なんて決めようもんなら、歴戦アシストしてくれた名ホイールすべて使えなくなってしまう、それは結構きついよね。

 そういう時、サードものというのは非常に助けてくれるものを作ってくれたりする。

 上のホイールは、シマノ用のフリーをしている。

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 はいこの形、よく憶えておいてくださいよ。比較的セレーションが浅いよね。でもって、このシマノ専用フリーを外すことができて・・・、

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 この手前に見えるセレーションの深いフリーがカンパ専用のフリーなんですね、いかにも互換性ないでしょ?それで、もしこいつが外すことができて・・・、

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 ア!外れてしまった・・・。

 そして、向こうの側も・・・

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 ア!コッチも外れちゃった・・・、そしてもしも、万が一、交換することができるとなると

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 アアアア!交換することできちゃった!!!なんてわざとらしく驚いている振りしていますが、サードものって時にこういうことを可能にしてくれるんですね。

 ただし、実は簡単にできるように見えて、実は内情はもっと複雑なんですね、単に判りやすくするために、途中をだいぶ省いているだけなんですわ。でもまあ、基本そういうことが今回はたまたまできた。

 元々シマノ用で持ち込まれたホイールの形、一応トラディチオーネと刻印がありますが、どこで作られたものが見当がつきますです、そしてその手前の黒いハブ、一応TNIと刻印がありますが、こいつもどこで作られたのか見当がつきました。つまり表向きの刻印は違えど、同じメーカーが作っていることバレバレなんですね、ノバッテックでありましょうな。

 そうなると、彼らサード系は生き残りをかけて、カンパ、シマノの互換性なんかを部分的に実現してくれているんですね。ありがたいことに・・・。

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 こんな感じで、形状の異なるフリーを二種類作って、このパーツ単体で販売し、シマノ・カンパの互換性をノバテック内で実現してくれているんです・・・。

 シマノもカンパもいずれも老舗。いかにシマノのシェアが多くとも、カンパは老舗中の老舗なんで自ら互換性でシマノに擦り寄るようなことはしないんでしょうな、プライドが許さない。その辺スラムは実を取ってフリーの形式はシマノにしている。なのであちらは互換性がある・・・。

 だから、スラムを使ってみたい人は、ダブルタップというシフターと、前後ディレーラーさえ交換すれば、後はシマノものでしっかり走れるということなんだが、基幹部分の載せ替えの敷居を低くするという戦略をとったわけだ。これぞ後発だからできる技かもしれないね。

 それに比べて、カンパさんは20年前までほぼすべてをリードしていた自転車コンポのパイオニアだったわけで、そこが極東のちょっと出のシマノ?なんて会社にどこが合わせるものか・・・という感じだったんだろうなあ。

 この辺のホイール、正確にはフリーの問題が解決すれば、シマノ・カンパの載せ替え、乗り換えはぐっと敷居が低くなったんだが・・・。しかし、それも今は昔だろうな。

 他にも引きシロいじる小部品や、カンパの間隔で作られたシマノフリー対応のスプロケなんか、この問題を克服してきた経緯はあった。そういう需要に応えられるように、色々調べたり実験もやってきたわけなんだが・・・。

 まあ、その努力ももうほぼ必要なくなってしまった・・・ようですね。

 その原因は、これ・・・自転車乗りなら一度は乗り換えてみたよ!カンパニョーロにさ!!!とおすすめしたくなるようなコンポが無くなってしまったからだ・・・。これは実に寂しい現象なんだが、まあそれが現実なんで仕方ないと言えば、残念過ぎる。

 まあ、昔は見てるだけでワクワクしたパーツ類が、今や遠目で見るにシマノのエントリー用のプラスチックリアディレーラーに間違えてしまうような・・・、ブレーキはスラムっぽいし、各所カーボンがプラスチックの破片に見えるし、なにをかいわんやのクランクだし・・・と。あくまでも個人的な好みなんで、お好きな方はごめんなさいね。

 多分の多くのかつてのカンパファンで、今のカンパ者にまで愛情注いでいる人って、ごくごく少数だと思います。

  だから、今後期待できるとすれば、旧カンパコンポを持ち込まれて、それでどうやって行くか?なんていうお題が出てきて奮闘できるか?というところに絞られてしまった。

 しかし、一体カンパはどうなってしまったんだろう?

 そして、今ツール・ド・フランスか何かやっているんだろうが、一体いくつのチームがカンパのコンポを使っているのやら・・・?

親子で兼用?



 ジオスの白、クロスバイクですね。元々お母さんの車体だったのを、いつの間にか息子さんと兼用になったとか。

 扱いが雑!とちょっと立腹気味だったように思うが、あまりに放っておいたんで、メンテしてほしいということで持ってこられた。

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 ミストラル?ジオスというと、あの独特のジオスブルーってのが頭に浮かぶ、選手の名前をメーカー名にした車体で、クロモリのロードレーサーでしょう!というイメージなんだが。

 確か白・・・黒もあったか。

 そして、アルミもあったね・・・。

 そう言えば、カーボンのジオスってまだ見たことないなあ。

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 アルミの溶接も頑丈そうで、日常使いには十分すぎるでしょうな。

 ずーっと放っておいた・・・といいます、見ればわかります。とは言え、荒い扱いはしていない、経年劣化の進んだやつというくらいかな?

 さあ、消耗品から変えていくぜ!

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 まずはチェーンね。ものによっては洗浄で済むんだが、こいつは歯飛びを起こすくらい伸びていたんで交換。

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 ワイヤー交換という名のシフト調整。ワイヤー張るだけなら中学生でもできる、そこからベストなセッティングに持っていくのがショップの仕事なのでしょうな。

 たまにお客の前で、シフティングの調整をすることがあるんだが、何度も同じこと・・・今何をやっているんですか?なんて質問を受けることがある。

 まあ、徹底した観察と、偏り等つまりディレーラーやシフターの癖を見抜くこと、その他実はあの作業中はあまり話しかけられたくはないんだな・・・、なんか集中というか頭のフル回転というところにあるんでね。

 なので、徐々にイメージ通り収まりつつあるところぐらいから、返事をしたりしなかったり、そういう展開でございます。

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 ブレーキシューも前後とも交換するぜ、後ブレーキワイヤーもね。コッチもシフターほどではないが、単に張るだけなら中学生でもできる。どういうブレーキングが理想か?センスや好みや手の大きさなどを考えながら、するのが王道でしょうな。

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 振れの様子なんかも一応は見ますよ。

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 流石にクロスだけにフラットバーですな、プロムナードにするもいいと思うんだけどなあ、そして主婦でもあるお母さんの使用ということで、大きめのフロントバッグがついています。

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 そして、今回この荷台を付けてほしいということなんだすね。何やらこいつで長距離を狙っているようなお母さんなんであります。

 息子から奪還する・・・予定なのかしら?

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 まだあったことはないが、ユニークな息子さんなんだと。何でも春の野に出てはヨモギを摘んでくるそうだ。草餅でも作るのか?と思いきや、それを乾燥させて、なんと紙に巻いて火をつけて、吸うんだって。

 ヨモギタバコ?それがうまいんだと・・・。

 確かにそれがうまいなら、いいよね。野から採ってきたものを自分で処理して、自分で吸うんだから。税金払う必要もない。どうせ下らん理屈を付けては中抜き業者にばら撒くぐらいしか能のないこの国に、無駄な煙税など払うのはもったいないわな・・・。

 そういう話を聞くとどういう人物なんだろう?思ってしまうね、お母さんも何やらやらかしそうな、静かながら内にエネルギーを秘めて、とんでもないことヤリそうな気配があるんだが・・・。

 いずれそのヨモギ息子も登場してくれるかな?

ピンポイントの不思議な事故ってあるもんだ



 ここだけみて、どこのフレームと分かる人は、相当のマニアか自分も同じ車種を乗っている人かだね。

 かつてアルミのメガチューブで非常に特徴のあったメーカーというと、何社かに絞られるが、あのイタリアの伊達男、チッポリーニが・・・なんていったら、もう即!

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 キャノンデール!!!とわかったもんだが、もうカーボンになったキャノンデールは、そうした判別がつきにくいね。

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 たしかにキャノンデール・・・だね。

 と、ある雨の日の夜に、大変申し訳無さそうな声で電話が一本かかってきた、近くでちょっと事故ったんですが、みてもらうことはできないか?と。

 勿論、持ってきてください、ところでお怪我は?

 自分は大したことないんで・・・と。

 で持ってこられた車体なんだが、これ事故車なの?というくらい普通だった・・・。

 ザッと見たところなんですが、フロントディレーラーが破損したようで・・・。

 まあ暗い中での確認なんで、明るい所でよく点検しますと、お預かりしたんだが。

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 確かに、フロンディレーラーに破損が見つかった、それも交換しかないような一点折れの状態。

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 きれいに折られています。お見事!というくらい。状況は走っていて、くぼみを発見したんだが、大丈夫!と判断して突っ切ろうとした所、そこに嵌って右から落ちた・・・ということだった。

 なるほど右だけにフロントディレーラーね・・・、しかしそれ以外フレーム等にもそれらしき傷などが見当たらない、強いて言えば、

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 右ハンドルのバーテープが少し破れている程度・・・通常なら、それに付き合うように、

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 STIなども落車の被害率の非常に高いところなんだが、今回はほぼ無傷・・・。何じゃ?こりゃ一体?

 立ちゴケしたところがちょうどフロントディレーラーの位置に石ころがあって、そこ一点破損したとか?

 または走っている人狙いの狙撃兵によって、一発銀玉当て攻撃があったとか?

 まあ、珍しい、通常乗り手が多少怪我するくらいの落車だったら、しかもパーツの一部が交換するくらいの被害があったら、アチコチその傷跡が残るはずなんだが・・・他に破損がないということは、不幸中の幸いというべきなのかね?

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 アオリを受けたと言えば、チェーンも一部潰れていた・・・ということなんだが、これもまた一点破損を証拠付けるのみ、不思議な事故もあるもんですねえ、今まで色んな事故車をみてきましたが、こういうのは珍しい・・・、非常に珍しい。

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 もう交換するしかないので、交換する・・・訳であります。その他ほぼ損傷なし・・・。

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 チェーン交換して、ワイヤー系をしっかり調整してもとに戻していく。

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 ブレーキは油圧なもんで、ワイヤー等にも全く関係なく、いじることもなし。しかしよく効くブレーキなこと・・・。

 ホイールに振れもなかったですね。

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 かつて、このシートステーにアルミバックという発想で、さすがカーボン車体の中にアルミチューブを残すなんて、やっぱりアルミのキャノンデールだね!!!なんて思ったのも十数年前だったか・・・。

 店主が知らないだけかもしれないが、どこを見てもあの独自規格でブヒブヒ言わせていた、自己顕示欲の塊のようなキャノンデールの、これぞキャノンデールだ!どうだ!!!というところが見当たらないのは、もう少しとんがってもらいたいという店主だけのないものねだりなのかしら?

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 とりあえず、人車ともに大きな怪我や損傷なく、良かったといえるでしょうね。これで前とほぼ変わることなく走れるようになりました。

 しかし、今回の一点事故、フロントディレーラーだけで済んだだが、この一点がもしスネとかに集中したら、どういう怪我になっていたのか?なんて考えると少し怖くなりますね、やはり事故は起こさない、これだね。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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