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クロモリのコルナゴ やっぱりねえ・・・ |
![]() 店主はあまりブランドに左右される方ではない・・・と思う。イヤ、むしろブランドを避けようとする傾向があるという意味では、逆の意味で大分左右されているともいえるかもしれないな。 ともあれ、なんかというとイタリアンフレーム!!!カンパのCレコで!!とか聞くと、ハイハイご勝手に・・・的な感覚になる。 ただし一つ改めないといけないかもしれないのは、このコルナゴのクロモリ系ね、やはりこれはいいかも、イヤ、大分いいかもしれない・・・と、改めて思いましたね。 店主にとって鉄フレームとは、ラバネロ、ネオコット、nagasawa nakagawa makino辺りだったんだが、このコルナゴも入りそうだわね。 別に店主の好みななどどうでもいいんだが・・・。 ![]() フレームもさることながら、懐かし目のパーツが付いている。この削り出しミレニアムも、当時は脅威の軽量パーツだった。 ![]() これも多くのライダーが乗っていたね。店主も一時使っていたこともあったが。 ![]() 使うところには使いますね。これも当時は購入できる範囲での最軽量に近いものだった。しかもこれを自分のポジションに合わせ最短に切るなんて、さらなる軽量化もしていたっけね。 ![]() 当時はフレームフォーク一体というよりも、別体でフォークを選ぶという選択肢があった。なのでその中間に来るヘッドパーツも選択可能だった。 このデュラエースのヘッドパーツも、先端のキャップは別売りで、アヘッド用のものをサードパーティーがだしていた、ような記憶がある。 ![]() 今もできるのかな?予算に合わせて、コンポを選択するなんてこと。金かけるべきところと、後で交換してもいいモノとを区別して取り付けるなんてね。 これなども・・・、105のロゴを消して磨くとかもいいかもなあ・・・。 ![]() 金属のポテッと感を出すには、ロゴを磨いて、少し全体を丸くマッタリとさせるといいだろうね。そういう加工もかつて大森社長はやっていたな。 ![]() 改めて今見ると、このシルバーのキャリパーもなかなかの形状をしているね。こいつもロゴ消して・・・。 なんてこと考えながら過去の記事を辿っていくと。 この記事なんかがそうで、こいつもコルナゴだね。コルナゴにシマノものが付いている。その痕跡をできるだけ薄めて、工芸色にシフトさせたものだ。 その結果が ![]() これなのね。パーツ類の細部については、上に上げたブログ内で確認してみてください。なかなかの出来です。 こういう選択肢も十年以上前から、当店としては提示していたんですねえ・・・。本当先行き過ぎていて、他がついてこれない・・・ウンウン、しかたねーか・・・。 ![]() ワイヤー交換等が住んで、試乗してみたが・・・。すごかったわ。 クロモリコルナゴ・・・。これだいぶいいね・・・。競輪がNJS縛りがあるように、ロードのレースによっては、こうしたクロモリ縛りがあってもいいんじゃないか?とも思う、ほぼ意味はないがな。 イヤイヤ、この手の名フレームを永続させるという意味はありか・・・。いいわ、これ!!! |
折りたたみ機構を直す ハンドル周りは折れると怖い! |
![]() プジョーとあるが、これはかつてBD1とかいったな。 ![]() この行灯型のフォークが特徴で、その後バーディーとか名前を変えたらしい。このフォーク自体がどれほど機能的に優れているのかはわからない。噂では、ドイツの工学系の学生が、短期間でやっつけに近い中で設計したのが採用されたともある。 真偽の程は知らないが・・・。コイツをBD2とかいって、フォーク周りを大改造したこともあったねえ。 ![]() これなんだがね、この後改造依頼が続くかと思ったら、一台は来たかな?その後は来ませんねえ、待っているんだけどね・・・。ということで、数十年は早い改造をやっている当店なんでありますが・・・。 で今回はもっと小がかりな改造依頼でやってきた。 ![]() このT字のハンドルは折りたたみ式に倒れるようになっているんだが、そのジョイント部分のネジというか金具が吹っ飛んでしまい、ハンドル自身が外れてしまう、ということになった。 ハンドル周りの緩みとは、即落車につながる重要な箇所なので、ちょいと慎重にやらないとね、ということになる。 ![]() このように、あるべきジョイントに、横ネジというか、金具がないので、即バラけてしまうという。それは危ない。 ![]() 走っている途中にこんなことが起きたら、即落車するだろうね、そういう意味で、重要な箇所なのだ。 ![]() そこで緩みどめの機構を持っている、ナットを改造して、こいつにステンレスのボルトを噛ませて固定できたら、ハンドル周りも、折りたたみと安全なステアリングができるだろう、事で施工開始。 ![]() ナットをフライスに固定して、削ぐように薄く削っていく。そしてそれが折りたたみ金具の中に収まれば、コッチのものなんだがね。 ![]() さて薄くなったナットを金具の内部に押し入れて、そこに外からボルトを入れて固定してみる。 ![]() まあ、ザッとこんな感じにね。これが可能になったら、再度本体に装着し直しだ! ![]() 外側からステンレスボルトを入れて、金具内部の薄ナットで固定できれば、強度に心配はないだろう。緩みどめが効くので簡単には外れない。仮に外れるにしても二本がいっぺんに外れることはないだろう。一本外れた段階でメンテすれば問題はなかろう・・・。 ![]() ということで、行灯フォークのBD1の再生完了です。こいつはかつて、フォークだけを壊して当店に駆け込んできたらしい。そしたらたまたま行灯フォークがあったらしく、安値で装着したんだそうだ。 もう少し悪乗りして、クロモリフォークとか付けてやってたら、また変わっていたかな?イヤ、そうでもないかもしれないね。かように人の持っている可能性というものを簡単に限定してはいけませんな・・・。 |
ドイツのガラクタ市からやってきた車体が盗難に!!! |
![]() 一見して雰囲気ある自転車ですが、ドイツからやってきた一台です!。 当店の施工開示ブログはこちらになっています。 できるだけ見た目を重要視した再生でしたね。こうした成熟した車体を大事に乗る人が増えると、街の風景は変るだろう。 木を切ったり、再開発するだけが町の変化ではない。人そのものが成熟化していけば、自ずと町は変わってくる。その前に・・・政治を司る奴らを成熟化させないといけないが、そのためにはさらにさらにその前に人民を成熟化させないといけない・・・。 まあ各所各所でやるしかないね、難しいが自転車屋は自転車を通じてやっていくこと、地道ながら。 ところがなんだが!!!!この一見の雰囲気号が盗難の憂き目にあったということだ!!! なんということだ!!!これ盗むなんて相当勇気あるやつか、感情に流されて贖えない野郎かのいずれかだろうな。 盗難状況は以下の通り 自転車を最後に見た日付は7/13 無いことに気づいた日は7/15 です。 旧自宅に置いていました。 154-0004 東京都世田谷区太子堂2-37-19 電話番号は080-7304-5082 ![]() ちなみにこれが盗まれた最新状況の車体です。施工完了当時とほとんど変わっていませんね。 ドイツからわざわざ連れてきて、再生した相棒です!是非、発見につながればと思いますので、皆様のご協力をお願いいたします!!! こいつを発見したら、上記電話番号に連絡してもらっていいそうです!特徴のある自転車だけに絶対に奪還してほしいですね! |
パワートルクのBB カンパジャパンが持っていた! |
![]() ドーンと届いたのが、カンパニョーロジャパンからだった。 先日、こちらの記事で、今や廃盤となってしまったパワートルク用のBBがない!ということで、ワンを大事に取っておいて、中のベアリングを交換するという内容を当ブログで公開したばかりだったんだが。 よく調べて、日本のカンパの元締めに問い合わせたら、いくつか保持しているということだったので、なーんだ・・・よかったとばかり、取り寄せてみたんだな。 よく見ると、イタリアンとBSCつまりJISもんの二種類があるね、これで暫くは足りるかな?というところ。BBは正真正銘の消耗品だけに、こいつが無くなるとマジで困る人続出だろうね。 ウルトラトルク一本で行けばよかったものをシマノのパクリのような、置き場に困るようなパワートルクなる規格をなんでわざわざ作って導入したんだか・・・さっぱり理解できない・・・。 そもそもこの辺辺りからのカンパはなんか迷走中というか・・・、ユーザーフレンドリー・・・とは言い難くなってきたように思うんだがね。 例えば、数段飛ばしでシフトアップできる機構・・・、こいつは初期ならベローチェというエントリー系のエルゴパワーでもできたんだよね。当時数段飛ばしと言えばシフトダウンの方はシマノのSTIでもできたんだが、そのシフトアップ版はカンパしかなかった。 さすがレースをよく分かっている!と惚れ惚れしたのもつかの間、なんとその機構はいつの間にやら、コーラス以上のコンポ搭載ということになり、それ以下は1段ずつしかシフトアップのできない、ユーザーからいうと明らかに不便な機構にされてしまったというわけだ。 便利な機構が欲しけりゃ、カネ出してコーラス以上付けるんだな・・・と言われたようなもんだ。 そして今回の、カンパ最後のオールシルバーパーツであるアテナにしても、このBBを巡って迷走しているとしか思えない動きをする。 ![]() このクランクをよく見て欲しい。カンパのアテナのシルバークランクね。中心の部分になんて書いてあるか?見てくださいよ。ウルトラトルクシステムと書かれています。 ハイ、このアテナはウルトラトルクシステム採用なんです。ところが・・・ ![]() この一見コーラス以上のカーボンクランクですが、グレードはアテナなんです。ところが中心の文字見ると、ウルトラトルクシステムとありますね。 同じグレードのクランクなのに、BBの形式が異なるんです、なんでこんな面倒くさい、混乱するようなことをわざわざやったのか?マジで聞いてみたいよね・・・。 先のエルゴに見られるように、下位グレードの格落としをすることでしか、コーラスやレコードまたはスーレコの権威が守れなかったとすれば、情けないぞよ。 まあ、機構として、ウルトラトルクが上でパワートルクが下なのか?ということはこの際不問にするが・・・。 取り敢えず、カンパのコンポを乗っている方で、自分のクランクBB機構が、パワートルクなのか?ウルトラトルクなのか?ということは今一度確認しておいたほうがいいですね。 後者なら、暫く簡単に入手は確保されるでしょう。前者なら、いつ品切れ生産中止になるかわからないという意味では、少なくとも一個ぐらいは自分で確保しておいたほうがいいかもしれませんよ。 でなければ、先のブログで示したように、ワンと大事にし、ベアリング交換で行くとこまで行く・・・しかないですから。 ![]() ということでBBなし状態だったところから・・・、 ![]() 取り敢えずこいつが来たことで一安心。そんでもって、 ![]() 無事アテナのパワートルク型のクランクが付いたというわけであります。そうでなければ、クランク周りをまるまる交換しないといけない、使えるカーボンクランクを外してね・・・。 ![]() しかし、こいつも寄せ集めだなあ。リアディレーラーはシマノだし、 ![]() ブレーキはなんと幻のマビック!結構効くんでなんで作り続けなかったのか?メカトロニクスとかいう、かなり先取りしたコンポの開発ぐらいまでやっていたんじゃないかな? ![]() シフターはカンパのエルゴだし、 ![]() ホイールはデュラハブで組んだカンパゾンダ、これ手組みで自分でやったんだな、手組でも魅力的な組み合わせができた時代だったんだな。 ![]() さあ、大変だ乗れない理由が無くなってしまったぞ。ただこのポジションじゃあ、長距離は無理だ、ステムでもいじって、高齢者モードにしていかないと・・・。 そうそう、こいつは今も現役ビルダーで100歳までやる!といってらっしゃる、ラバネロの高村さんの一番最初に組んだ、サットのフレームなんですよ。 今を去ること・・・二十年くらい前かな? その証拠に ![]() 初期型のサットはまだ1インチだったんですね。このパイプを目の前でイタリアに発注して、それが届いて、試作的に作っていただき、工房の横で高村さんと話しながら、ショコショコ仕上げをしていたあの頃、懐かしや。 高齢者仕様にして乗りましょう・・・。 |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp