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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

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どちらかというと、競技志向の学生さんを念頭に、組み付けたカーボンホイールなんですが・・・、むしろいい大人の皆さんからのお問い合わせを多くいただいています。

今の学生さんは銭持ちなのか?部の所有しているものを使えるからいいのか、不明ですが・・・?

修行の身でありながら、アンカーカーボンにギブリにコメット・・・なんて、しかも高校生の分際で・・・、所詮自転車競技なんてプチブルのものか?と思われるのが一番頭に来ますが、現状見れば、否定できませんがね。

サイズだけは豊富に鉄フレームを部が用意して、先輩から後輩へ丁寧に使って、メンテしつつ受け渡していきながら、時計は足で出す!というような、理想的な自転車部ってどこかにないかしら?

 全力で応援したいですよ、もしそんな部があったら。たぶん、おじさん達から使わなくなったパーツやフレームが集まるんじゃないかな?と推測します。

 と、そうなれば、装備スポーツである自転車競技だって、親御さんの経済状況に関係なく、アルバイトする時間を練習に専念できて、決してプチブルのたしなみ以上のプロレタリアスポーツとしても、確立できるんじゃないか?なんて思いますが、どうなんでしょうな?

 金かけないで、手をかけて、声をかけて、できること、その可能性だけは絶対に諦めてはいけないと思うんですよ。

 ウチは金がないから自転車競技なんてできない・・・、なんていうんじゃない、あり方、絶対にあると思いますし、そういうあり方を探求していきたいですね。

 ご存じの通り、そもそもスポーツなんてものは貴族のたしなみだったんです。狐狩りなんかがその典型なんでしょうな。暇で時間と金のある階級だからこそできた。何のかんの言って、オリンピックのアマチュアリズムなんてものは、完全にその流れから来ているんでしょう。近代オリンピックの父だかなんだか、クーベルタン氏も伯爵だか男爵だかでしょう?まさにヨーロッパ流です。

 それに対して、貴族でなくても才能ある奴、よっといで!とばかり出てきたのが、アディダス、プーマ・・・、今ではナイキなんですか?企業による広告ベースのサポート路線。出自は全く問いません、速ければ、強ければ、育成から何から何まで億単位でサポートします!という、いかにもアメリカ型というのでしょうか?完全にビジネスと化した、プロフェッショナルの登場ということになります。

 ここ十数年、オリンピックにプロ選手がノコノコ出場しているようですが、完全にこの流れだと思います。

 となると、今日のスポーツサポートの主流というのは二筋ということになりますね。血筋・階級によるそれか、ビジネス・銭によるそれかの・・・。

 つまり、金持ちの時間持ちの坊ちゃんか、飛び抜けた超人的才能を持つものか?のいずれかということでしょう。

 殊に、競技用自転車なんて高額なものなしに参加できない、自転車競技なんて、その顕著な例なのではないでしょうか?

 サッカーは国際色豊かな選手がいますが、自転車なんて、そのほとんどが欧州の白人です・・・。

 この二筋の間に、膨大な質量の可能性があるというのに・・・、入門として、まず最初に銭!なんていうハードルがあるとしたら、競技人口など増えるわけはないですね。

 金持ちでもなく、今のところ飛び抜けた才能がなくても、敷居が高くなく、始められる・・・自転車競技発展のための社会的条件というようなものはないだろうか?なんていうことを考えたりするわけです。

 店主には夢というか、夢想の段階以下ですが、ちょっとした思いがあるんですよ。

 クロモリフレームとwレバー仕様でもいい、ちゃんと走れるレーサーをかき集めて、指導者とパッキングして、例えばケニアに送るとしましょう。

 うまく行ったら、3年以内にグランツールに出られる水準の選手が、出るんじゃないだろうか?マラソン大国のあのケニアです、中長距離の素質を持った選手はゴロゴロいるでしょうから・・・。

 インドで観光客を乗せて引っ張るリキシャというのがあるそうですが、そういう人たちを集めて、そこにレーサーを送る。数年以内に、すごいタイムトライアルの選手が出るかも・・・。

 生活しながら高地トレーニングになっている、例えばネパールの子供達のところへ、レーサーを送る。
 数年先には、ネパールのクライマーがモンバントゥを駆け上がっていたりして・・・。潜在的な超人的心肺機能にアジア人的な小柄を活かしてねえ・・・。
 
 南米のコロンビアから、ルイス・ヘレナというクライマーが生まれたようにです・・・。

 夢想はまだ続きます!

 箱根駅伝に出られるクラスの選手に、レーサー渡して、半年で二万キロしごく・・・、もしかして現学連の子達真っ青な成績がドーンと出たりして・・・。

 イッヒッヒッヒ・・・。装備をうまく回して、適材適所に持って行くことができれば、今とは全く違った競技状況が現れるでしょうな、ほぼ確実にです・・・、しかも装備によらず、薬物によらず、にです!

マ、理屈は単純、実行はむずかしい・・ですが。

 マル金の学生さんは別として、限られた小遣いの中で何とか回して行こう、とがんばるお父さん方、おじさま方から、注目を受けている、この手組みカーボンホイールですが、重量について、何とか量ってみたので、発表いたします。

 上の、38ミリホイールですが、重さは570グラム・・・。リム一本分だ・・・。

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 この60ミリの前輪は、670グラム。上の570グラムからすれば重いですが、ホイールそれ自体としては軽いですねえ。

 ほんで、リアです。
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 870グラム、フリーの機構があるから多少重くなりますが、重くなっても一キロ切っているわけですからねえ・・・。

 登り専用の、ヒルクライムには38ミリ、そうでなければ・・・60ミリも可、と。

 チューブラータイヤも奇跡的に軽いものがありますからねえ、130グラムなんていうのもありますから・・・。

 というわけで、学生さんだけに限らず、どこか競技志向のカケラでもおありの方は、色々とご検討になってください。

 まずは持って回してみる、それだけでも、オオ!と思われること請け合いかな?本来はペアで、でありますが、それもまたご相談ということで!

 もちろん走る気満々の学生諸君も、ドシドシ、さわりにおいでなさい!
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この記事に対するコメント

小中学校の思い再び
旅自転車をお願いして、ここに来て小中学生の時の『自転車でどこまでも走っていきたい』という気持ちになりました。


学生時代は自分の自転車をいじりまくってましたが、競技という考えはなかったですね。

これも何かの縁かもしれないので、ロードもピストも楽しみたいと思います。

これからもわがままにつきあわせることになるかもしれませんが、よろしくお願いします(^^;)
【2011/06/10 18:16】 URL | まっちゃん☆ #- [ 編集]


先日、寄らせて頂いたオヤジ朝練のメンバーです。早速重量測定して頂いてありがとうございました。リム単体の重量が分かりましたら教えて頂けませんでしょうか。
【2011/06/22 04:46】 URL | yas #- [ 編集]


リムの重さですが、550グラムぐらいですね。よろしくご検討ください。
【2011/07/08 00:18】 URL | 狸サイクル #- [ 編集]


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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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