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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

若者ボランティア!

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 いい笑顔だねえ・・・。

 オット!一人忘れていた・・・。

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 前歯を回復した三助君。上の四人と三助君、合わせて五人が、第二十六回田麦山ロードレース(マラソン)の自転車先導のボランティアとして、参加してくれました。

 そういえば、この三助君の参加は今年3回目。東京から250キロ、自走での参加は今年が二回目。そのしきり方や、運営管理など、相当成長したなあ・・・という実感。

 しかも、レースボランティアが終わったあと東京へトンボ帰りで、夕方から夜までのアルバイトと・・・大活躍ですわ。

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 五人の勢揃い。これに店主が加わっての六人体制でのレースサポートです。

 総勢五百人弱の参加者がいた、今年の田麦山ロードレース。二十六回目というのだから、これはすごいですよ。

 行政の補助もなく、地域の人たちの力を中心に運営されてきたこのイベント。中越地震の時も中止にしないで、開催した気合いの入った大会です。今年はイベント縮小で参加者は多少少なかったものの、小さな寒村に数百人を集め続けているイベントでもあります。

 かつては川口町といってましたが、合併して今は長岡市。この大会の挨拶に、長岡市長も来られていました。合併した先が、こんな根強いイベントを持っていたなんて、市長も期せずして大きな財産を得たようなものでしょう。
 「行政というのはあくまでもアシストに過ぎません、中心は住民の皆さんです!」という言葉が印象に残っています。

 で、ヨーイ、スタート!!!

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 先導ですから、後ろを見ながら、走りすぎず、ランナーと距離を詰まらせ圧迫感を出さないように走ります。二年め以上のライダー達ですから、その辺の呼吸は見事でした。

 田舎の大会だから、なんてたかをくくっていると大変です。招待選手の足は、一流クラスです。

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 飛び抜けた脚力で、集団を引っ張ります。レーサーに乗っていても「しっかり走らないと」と気合いが入ります。

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 トップ選手のあとの大集団!ドドーッという感じですね。

 9時スタートで終了まで二時間半、のどかな山道といいながらも結構タフなコースを15キロ、もう内容たっぷりの大会ですね。

 先導を引いた後、また集団の状況把握に戻って、片道7.5キロ内に六人のライダーが常に行き来できる状態にします。
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 沿道では、ツイ一週間前、田麦山デビューしたばかりの、子狸がランナーとライダーの皆さんをポヤーッと応援・・・、していました。

 歩いている人などに声をかけて水を渡したり、ぺーサーになったり、自転車にのってできるボランティア、自転車だからこそのボランティアを若い五人の体に刻み込んでもらいました。

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カメラの前、やたらと張り切る三助君です・・・。

 この田麦山ロードレースの日は、ちょうど登録している選手からすれば、自転車の国体予選が西武園競輪場で開かれていた日と同じでした。そのスケジュールを蹴っても来てくれて、有り難い限りです。

 無事五百名弱の選手が走り終わったことを確認して、残れる人は懇親会、予定があるものは、東京へと。

 行政にも無視されるような小さな村の中で、自分たちの力だけで、若い人を束ねて、スポーツの大会を企画運営して、しかもそれを二十六年続けてきている人たちの思いとパワーというものを、今回若い五人のライダー達はどこかに、感じて根付いてくれるものを得たんじゃないか?

 それが一体いつ主体的に、どういう形で発動されるかは分からないながら、「楽しかった!」というそのタネが、いずれ発芽して大木まで・・・育っていく様子が想像できます。

 若い子達に、いろんなタネの種類を見せて、それから反射できる自分を感じさせて、選ばせる。あとは奴らの中で、それがどう育っていくか?を待つ。「大人」を自称するなら、そういうこともしていかないとね。

 そうそう、そういえば、翌日国体予選を控えながらも、この土曜日、放射線量の必ずしも低くはない福島へ、ボランティアに行った若い者もいたんです。

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 コイツです。二年半前、中学生で当店にやってきた岡田君。今高校二年になって、体も心もだいぶ成長しています。震災ボランティアにも、積極的に参加しているようで、恵まれた体を使ってのがれきの撤去などの作業を、今後も継続的にやっていくつもりらしいです。

 「マスコミの量と平行するように、ボランティアの量も減ってきているようです。行けばやることはまだまだいっぱいありますよ」なんていう、直の情報を教えてくれます。頼もしいね。

 自転車も大会も大切ですが、ボランティアも大切!

 こういう価値観を持っている若い奴ら、日本の今後は分からねど、少なくとも店主の回りの「近頃の」若い者どもは明るく豊かである!本当うれしい限りであります。まだまだ、書ききれんことばかりですが・・・。

 こういう体験だけは、理屈ではなく、やるか、やらないか、だけなんです。やらないことの理由や理屈は、一切いりません。出来ない人はいいんです、それは、それで。出来る人はやればいい。いずれにしろ、「それ」だけの人生なんですから。

 でもね!できるときにできることをできる限りやる、そちらの方が、だんぜん良いと思うよ!と小声でささやきますよ。

 と、期せずして、東京に戻ると貴重なメールをいただいていました。
 
 災害ボランティアですが、今いろんなツアーがあるそうです。マルマル一週間テント生活でのものから、休日弾丸コース、平日コース、中には観光付きコースなんていうのも・・・。当店も自転車関連の依頼が来そうなので、そういうもの含めて、自発的に動けるときには動いてみる、そういう体験を特に若い諸君!

 タネをゲットせよ!

 ありがとう!みんな!真治お疲れ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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