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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

サビも味のウチ コーティングしています

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 これ以上サビは進でしょうか?たぶん劇的にはそういうことは起きないでしょう。

 こういう状態で持ち込まれたフレーム。このサビの味を生かしてほしいと・・・。

 まずは、真鍮ブラシを徹底してかけて、表面上の錆を落とします。

 それから脱脂して、ミッチャク系のものをかけて、その上から、艶消しクリアをかけています。

 これだけ手をかければ、劇的にサビが内部にまで進んでいくことは、あまり考えられないでしょう。

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 艶消しクリアって、かけてみてもかかっていないように見えますね。磨きフレームのコーティングにも仕えるかも知れません。

 これでフレームの処理ができると、あとはパーツ類で使えるものと新作するものを整えて、一台組み上げていきます。

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 クランクは付いていたものを使います、元々ロード系のものでしたのでインナーのギアを使用。

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 今回初めて使用しました、ポリッシュのロープロファイルのWOリムです。日本刀のように光ります。

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 このリムでシングル用のホイールを組んで、小ギヤをはめてチェーンを張ります。

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 ハンドルはブルホーン、革系のバーテープを巻きます。サビとの相性・・・というのでしょうか?あくまでも味としてのサビであって、決してほったらかし偶然系のサビではありません。

 そして、サドルも、懲ります!

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 ブロンズの鋲とレールが革の色と合っていいですね。値段はそこそこであっても、いい物はいい!

 こんな組み合わせで・・・どう見えるかな?あくまでもねらいとしては、味としてのサビ!なんですが・・・・。

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 古いプジョーをよく手入れして、長く乗っている、というところがかいま見ることができれば、いいか・・・と。

 今後は、こうしたサビをもっと意識的に使って、金属の表面加工の領域まで高めていけたら、と思っています。ちょっとアイデアがありまして・・・。

 しかし、まだ、室内や物置に忘れられたフレームや自転車が眠っているんでしょうね。こうして手入れして、パーツと合わせると、本当に生まれ変わったように自転車って走り出すんですよね。

 今まで眠っていたなんて全く思えない走りをするんですね。そういう自転車を一台で起こして街道へ戻す、大切な仕事です。

 そういえば!と心当たりがありましたら、まずは救出して、お持ち込みください!自転車だけでなく、それと共につくってきた思い出なんかも再生するんだって!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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