メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |落車の後  カーボン車の場合・・・ tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

落車の後  カーボン車の場合・・・



 練習の帰りに車のボンネットに乗り上げた、カーボンフレームです。

 一見して派手な損傷は見あたりませんが、カーボンフレームについて、事故後の検分というのは、非常にむずかしいといわざるを得ません。

 大体店主なんかは、未だにカーボンのなんたるか?ということについて、正直把握しきっていません。確かに軽くて固い、特に最近のものは驚異的ですらあります。

 さすが、次期飛行機体の主力の素材となっているようですから、その強度というものは半端なものではないだろう、ということは推測付きます。

 ただ、ここからなんですね。果たして飛行機で使われるカーボン材と自転車のそれとは、同じような強度なのか?同じ必要はある?ない?

 また、同じカーボン素材を使った自転車にも最近ではピンからキリまでの値段がありますね。その内容の細かい違いなど・・・、なんかあるのかも知れませんが、何があるんでしょう?

 みんなそれぞれ良いことが書かれていますが、鉄のように、自転車以外でも様々な場面で使用するという経験数が全く少ないところから、一体何がどう良くて、デメリットって何なのか?またそのデメリットも、すべてのカーボンについて、言えることなのか?

 やっぱり分からないんです、把握し切れていないんです。

 そういう中で、事故車が持ち込まれると、その判断というのは・・・、非常にむずかしいといわざるをえないんです。

 例えば、今回の場合、シートステーの裏側に、亀裂が発見されました。これである意味ラッキーです、一言廃車で、いいでしょう。

 こうした亀裂やヒビ、外れの類がしっかり目視できれば、それなりの判断ができます。

 しかし、傷程度で外からさしたる重篤な箇所が指摘できない場合はどうするか?

 内部で何かが起きてるかも知れない・・・。こう思えば、きりがありません。

 不安を抱えて乗るのは良くない、なれば、一回の事故につき、原則一律に廃車!とすればこの問題は少なくともなくなりますが・・・。

 相手のある場合、「廃車って、あんな低速でぶつかって、廃車ですか?表面の傷だじゃないですか?」という疑問を突きつけられたとき、「内部が分からないので、原則廃車なんです」でツッパリ続けられるでしょうか?

 確かに事故や落車には程度がありますから、一律で判断するのにも無理がありそうです。

 こういう事は、知悉した素材である鉄やアルミでは起こりにくいですね。

 また、カーボンフレームで何か起きた場合、修正することはできないか?ということについては、信頼のできる修正工房が見つけられるか否か、ということになるでしょう。

 見かけますね、カーボン修正受け入れ工房のようなものが。車屋さんの系統にありそうです。やっていることはカーボンのシートを何層にも分けて、接着していくような工法のようです。強度やその辺のことは分かりません。

 鉄フレームなどで、パイプを溶接し直すしたりすると、より固くなったりした・・・などという話も聞いたことがあります。パイプの火の入れ方などで、そういうことも起こりうるでしょう。

 しかし、カーボン素材で、そういうことが起こりうる・・・ということは全く店主に関しては未知・・・の段階です。

 一言勉強不足ということでしょう・・・。

 そういうわけで、すべてのカーボンフレームの事故検分から、見積書、請求書を作ることができるか?といえば、非常にむずかしい場合もあり得る、ということを申し上げておきましょう。

 今回の場合は、損傷が見つかりましたので、全損扱いできます。相手もあることですから、当店作成の見積書を前提に保険による保証交渉に入っているかと思います。

 意外と問題なのは、自分で落ちてしまって、そんなにお金もかけられない、できれば自転車屋の検分から「大丈夫でしょう」という言葉を待っている利用者さんなんていうのは・・・、本当にむずかしいですね。

 といって、二言目には「自己責任」を連呼もしたくはありませんし・・・・。

 ある賢明な学生君が言ってました。レースで落車が多いのを目の前にして、「もうカーボン車なんて乗る気全くなくなりました!落ちて使えるか使えないかが不明瞭なカーボン車なんて安心して踏めませんし、これ(アルミ)で十分です!」

 本当賢明な判断だと思います。落車以降不安の残りつづけるカーボン車などゴメンだ!一理も二里もあるとおもいます。

まあ、そこで宣伝かな?残り一台、アルミバラクーダ49!

11062611111.jpg

デフォルトでブレーキ105、ハンドル幅380変更モデルです。

しっかり前に出る、新生アルミのレーサーです。

これで負けた?は言わせません!!!

 とにかく、車体はなんであれ、事故なきよう、皆様方にあられましては、安全運転徹底で、お願いします!
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/1082-1990824c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター