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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

エイジング塗装 フォークを古びかせる

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 こういう状態で持ち込まれたビーチクルーザー。業態が業態だけに、このぐらいのものは日常茶飯事、なんとも思いませんが・・・、破損部分などは取り替えて、しっかり走るようにしてやるのが仕事です。

 この場合は、特に前輪を支えるフォークが曲がっているので、ここだけはどうしても交換・・・ということで、メッキ調のフォークに交換しました。

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 クロモリメッキの、けっこう美しいフォークですね。こういうワンポイントの美化というのもまあ、いいか、という感じで、あとはタイヤなどを替えて、こんな感じになりました。

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 ここまで、この七月ブログで触れた内容の記事でした。

 でも、ある意味折角フレームが年月経っての渋みが出ているのに、なんでフォークだけモロまっさらなんだ?という見方もできなくはない。

 確かにピカピカで、このフォークは浮いている印象を受けます。

 もしも若さゆえに浮いているのだとしたら、、老けた化粧をしてやればいい・・・ということで、今回はエイジング塗装というものを施してみました。

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 ボディー全体にあふれている、赤とも橙ともつかないこのカニの足のような色を、調色して、大体三色ほどの色を作って、重ねたり、引いたり、たたきつけたりしながら、重ねていきます。

 手前のフォークが後ろのフレームの色と大体同系でしょ?

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 実際にメッキを剥いで、そこに濃い塩水をふりかけて、本当の錆を付けること二ヶ月。徐々に徐々に、錆を移動させつつ、しっかり固着させます。

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 この盛り上がり感は本物の錆です。

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 色の濃淡を変えながら、錆を効果的に活かしていきます。最後に艶消しのクリアをあつめにかけているので、錆は空気面をしっかり遮断されているので、これ以上広がることはないと思います。

 こんな感じで、テクスチュアも含めて、古めの化粧を施したエイジング塗装も完了、というわけで、しっかり元の鞘に収まった、というわけです。

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 なんか一台としての統一感は確保できていますでしょ?フォークだけ浮いている・・・ということはないと思いますが、いかがかな?

 このフォークが、もとは・・・

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 こうだったとは、にわかには信じられない・・・ようでしたら、まあ成功ということかな?

 通常の、地の色を調色しながら、同じ色を作っていくというのは、あまり面白くなく、板金的仕事も好きではありませんが、こうしたイタズラ的要素の強い、エイジング塗装ならばっちりやっていきたいと思います!

 といっても、あまり要望ないかな?かつてのラットバイク構想のように、新車なのに、外見が古い・・・というのもこれで十分作成可能となっています。

 まだまだ広がりますな、磨きも、塗装も!

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 まだ数枚、サイクルモードのチケットありますので、ご遠慮なくお申し付けください!

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 東日本復興支援、ミサンガ(1000円)と携帯ストラップ(800円)も、二日にて、多くの方々より、ご購入されています。有り難いことです!当店にお寄りの際には、是非お買い求め、ご検討ください、本当によろしくお願いいたします!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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