メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |マウンテンフレームがトライアスロンロードの練習機に・・・ tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

マウンテンフレームがトライアスロンロードの練習機に・・・



 何の疑問もありませんね、一見して、スローピングのロードレーサーです!

 が、これは本はマウンテンバイクのフレームなんですね。

 この写真でなるほど!と分かるあなたは、自転車通でしょうね。

 前輪のクリアランスが空きすぎだよ・・・なんて、かなり通なコメントだと思いますが、動かぬ証拠はこの辺です。

111115 (6)

 キャリパーブレーキの下に、カンチまたはVブレーキの台座が付いていますね。ツーリング車かマウンテンバイクの、一つの証になります。ここ重要なんですが、クリアランスの関係で、キャリパーブレーキはほぼ、ロングアーチになりますね。中には、非常にロングを要求してくるフレームもあります。

 なんで、このフレームで疑似ロードに?それはフレームがあったから・・・ということでしょう。フォークがなかったんですね、ですから、ここは最初からキャリパーブレーキの付くフォークを付けました。ありものなので、色はバラバラなんですが、何か見ているうちになれて、これが自然に見えるので、不思議ですね。

111115 (2)

 ホイールは持ち込みで最初から700c、これは見た目を疑似ロードにするのには決定的ですね。

 111115 (4)

 オオ!持ち込みですが、贅沢なパーツが付いています。ということは、シマノ統一・・・と思いきや・・・、
111115 (5)

 クランクはスギノ・・・、しかもクランク長はご指定で160ミリ。そんなに身長は低くないライダーさんなんですが、この長さをご指定になるところに、練習機としてのキーンとした緊張感を持たせます。回転練習・・・この辺に力点を入れる・・・、面白いです。

 そして、最も戯けているのが・・・、ここです!
111115 (3)

 シフターがカンパじゃネーか!そうなんです、シマニョーロのご要求ということでした。

 こいつはゴネたなあ・・・。こういうイレギュラーなものは、本当個別対応ですね。こうしてこうしてこうやれば、大丈夫!などというしたり顔のブログもなくはありませんが、何台かいじると、その辺のマニュアル化は、ほとんど・・・吹き飛ぶような気がしますね。

 この辺が要なんですね・・・。もしカンパさんが、本気になってシマノのシマを少しでも取り込もうとするならば、ここなんだと思います。

 つまり、なんでコンポに関して、保守的になりがちなのか?それもベテランになると、ありがちなのか?そのヒミツは、ホイールにあるんじゃないかと思うわけです。

 車歴が長くなると、車体だけではなく、ホイールが増えていく、という傾向がおこります。で、ホイールというのは、シマノ製とカンパ製との互換性が、ほぼありません、というか純正どうしでは全くありません。

 サードパーティーなどに頼るとないことはありません、あるタイプのスプロケットとか、歯車のようなもので引きシロを調整するようなもの・・・を利用する方法がありますが・・・。

 あとは、妖しげ系統のフィッティング・・・ぐらいでしょうか?

 これをもし、シマノのフリーでも入るカンパのスプロケットなるものを、カンパさん自身が作ったとしたら・・・、山ほどある決戦用ホイールがそのままカンパで活かせるということになるんですね。

 そうなると・・・、「んなら、カンパのコンポで一台組んでみるか?」という方もほころびのように、増えてくるんじゃないか?なんて、野次馬は思うんですが、どうなんでしょうね。

 誇り高きカンパさんが、シマノなんぞににじり寄るようなパーツをカンパの名前で作れるか!というかんじでしょうか?

 それはそうかも知れませんね。

 となれば!サードパーティーや、中間の施工業が知恵と技を効かせていく、ということをやらんとダメということなんだろうな・・・。

 ハイ!カンパさんへのちょっとしたビジネスチャンス提言でしたが、完全なる妄言でした!

 そんなこんなで、マウンテンフレームから、トライアスリートの疑似ロードがシマニョーロでできてしまったという、紆余曲折したお話でした。

 余っているフレームも、こんなに、やろうと思えば成るんですね、という面白い例でした!

 眠っているフレームを起こしましょう!自転車は街道走ってこそのなんですから!
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/1197-dffdf3cb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター