メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |小技も積もれば・・・ tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

小技も積もれば・・・



 こう見ると、よくある前後子のせの電動自転車、というようにしか見えませんが、実はちょっとした小技がきまっています。

 111220 (3)

 通常デフォで付いている、前のせイェップ君には手をかける取っ手が付いていますが、ご覧のように、実車のハンドルに干渉してしまい、据わりが良くありません。

 こういう場合は・・・、外しましょう。
111220 (4)

 構造をよく見ると、外してもその他への影響はありません。

 取っ手がない分、自転車のハンドルをお母さんと握ってね。いまは寒いから手袋してよ。

 それと、これが前のせイェップ君の難点なんですが、足置きが前に突き出しすぎ、ということ。つまり、前カゴと干渉してしまうという難点があるんです。ちなみにポリスポートもキュベルも足置きはほぼ真下に付いているので、そういうことは起こりません。

 そこで、再度イェップの構造点検したんですが、前への付き出しを加工するには相当のプレスをしない限り無理そうだということで、動かせるところを動かそうと、カゴを前に突き出しました。

111220 (5)

 特注の金具で、カゴをちょいと前へだしますと、足置きとの干渉は解消されます。

111220 (6)

 カゴが、台座の前に飛び出てしまいましたので、その分金具での下支えを、フォークとの間で行い、補強します。

こうやってサーっと走っている自転車でも、意外と小技が効いているんですよ。

 二人の小さい子供がいる親御さんにとって、二人分の子のせが付いて、かつ買い物用のカゴがあるというのは、必需なわけなんですが、こうしたものを実現するためにも、こうした小技は必要なんです。

 地味だけど、便利なところへ手の届くこうした小技、今後とも開発も含めて、発展させていこうと思いますよ。

 そういう意味でも、お客さんからの無理難題は、我々への教材なんです。

 皆様からの無理難題、お待ちしています!
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/1232-c6ee2f98
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター