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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

稲刈りの証拠写真 働いてきました

なんかとてもアジアな風景でしょう?
新潟県の北魚沼のとある棚田です。

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ここは周りの田んぼからは閉鎖されていて、その名を幻田んぼといいます。

今年は例年から比べると仕事の状況が大きな転換を迎え、土日の休みが取れなくなった関係上、田んぼ作りにはあまり積極的に関われませんでした。

その代わりに、妹分が結構がんばったので、稲刈りくらいは、と手伝うことになった、というのがその真相。

土曜日は東京は雨が降っていましたが、トンネルを越えると中越は曇りで、稲刈りにはちょうど良い季候でしたね。

慣れている人もそうでない人も、自分のペースで作業をこなしていきました。

ちなみに、笠を被っている人が、私の米の師匠である、庄平先生です。

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藁の選定です。刈り取った稲は両手一つかみ一束として、藁で結束していきます。

その一束を十束集めて、一抱えの束を作って、ハザに運んでいきます。

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ハザというのうは、このような電信柱級の丸太や、杉などの生木に竹などで十字に仕切って、そこに稲の束を掛けて乾燥させるヤグラのようなものです。

ここで乾燥させることを天日干しといいます。

今ほとんどのお米は、乾燥機で乾燥させますが、天日干しをうまくやるとお米の味があがるんだそうです。

ただ、外で干すため天候に左右されます。雨が続くとカビが生えたりと色々大変なんだそうです。

米所の新潟に行っても、こうやってハザガケしているところは本当に珍しいですね。

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夜の自炊です。宿舎でないので、自分たちで煮炊きをやることになります。疲れた体で、飲みながら作るというのも、また楽しいのです!

と、食と自転車を考える当狸サイクルとしては、こうした田植えや稲刈りのイベントなどを来年より積極的に、すすめていきたいと思っています。

食の安全、オーガニック、無農薬有機栽培など、情報としては結構皆さん色々とお持ちだと思いますが、実際稲を植えてみる、炎天下草を取ってみる、穂の実りを確認する、そして植えたこの手で刈ってみる、刈った稲を干してみる、こうした作業を実際にやってみると、きれい事だけでなく色んな事が体感できると思いますよ。

例えば、生業として無農薬なんていうのはいかに大変か、ということ。農薬使用も無理のない事かも知れない・・・、というようなことも込みにしてね。

でも、ハザにかかった稲を見上げるたびに、今年もやったなあ、と満足感はかけがえのないものですね。

それで終わりませんぞ!乾燥を終えた稲を脱穀して、籾を割って玄米にして、それを精米することで、ようやく新米となります。

十一月の中旬以降、炊きたての新米をいただいて、本当の意味での収穫祭ですよ。なぜ秋に祭りが多いのか、ということも分かります。

数百年、重機や機械もない中で、手作業で米を作り続けてきてくれた祖霊たちにも、心よりの感謝です。

半年のこうした作業で、一気に目の前が開けることもある、実に奥深い作業、これが農作業です。

来年の企画には多くの方々のご参加をお待ちしています。

※十年後には農業人口は激減します。中国はすでに食糧輸入国になっています。食を支える技術は知っておいて、損はない、どころか必需の時期がそこに来ているように思いますが、いかがでしょうか?ちょっと本気出しませんか?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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