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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

アローズ・・・コースターブレーキ変更



 西荻発祥かな?アローズさんは、いわゆるママチャリというようなモノより、頭一つ秀でた自転車を構想して、実現したかのように思えます。

 実際聞いただけですが、奥多摩・・・、青梅だったかな?自社ファクトリーをもって、フレームを作り、塗装する・・・ということをやっておられるようです。

 確かに街乗り車ですと、一瞬、今の何だ?と視線を奪われるようなハイセンス自転車を早々に作っていたように思います。一見して分かりますもんね。

 そのセンスの高さは感嘆するも、スポーツ自転車の目から見ると・・・、ホイール周りなんかはもっと・・・ということもなくはない。まあ、そんなことは、当店如きがほざくことではないのですが、あそこまでやって、ちょっともったいないなあ・・・なんて思ったものでした。

 そんなアローズさんの、象徴的なパーツ、コースターブレーキを交換して欲しいというご依頼です。

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 これですね、リムを直接はさんで、自転車を制動するのではなく、後輪のハブの形式で制動するというもの。具体的には、クランクを逆に回そうとすると後輪が止まるというものなので、ペダルがブレーキレバー代わりをするといってもいいでしょうね。

 ですから、ハンドルに二本のブレーキレバーがありません。

DSC_0028_convert_20120712111228.jpg

 このハブを取りやめて、後輪三速のハブでホイールを組み直します。

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 ワイヤーを張って、ピアノタッチのシフターを付けます。
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 後輪にブレーキ機構がなくなったため、キャリパー系ブレーキを取り付けます。

DSC_0052_convert_20120712111052.jpg

 左になかったブレーキレバーが付きます。

DSC_0051_convert_20120712111107.jpg

 地道な改造というか、地味な改造ですが、3段の高機能化に仕上がっています。

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 全体の雰囲気は壊していませんが、目立たなく高機能化?ということも言えるかな?

 今後すべての産業は、スキマ産業である!というのが店主の持論です。

 アローズさんの自転車を見ると、その先行したおしゃれ感覚は、ある確実に存在するスキマを突いています。おみごと!

 実用自転車、ママチャリというジャンルの中に、より狭いがそこにスキマが認められれば、らしくない言い方ですが、そこにはビジネスチャンスがある!といえるかと思います。

 そのジャンルに沈潜して、手と足と頭を動かしながら、目を磨いて経緯を凝視すれば、そこにスキマが見えてくる・・・。あとは、それを実現する技と仲間を募って調整していけば、ものは自ずとできてくる、ただ時代に先んじすぎるとコケますがね・・・。

 そして、スキマに関しては、鉄則がある。決して広げないこと・・・、広げるくらいなら、深めよ!これです!

 こんな馬鹿話で良ければ、ダイヤ○ンド社なんてとこから「時代を切り裂く経営哲学!」なんていうバカ本の協力してもいいよ!ウソ

 店主には見えます、スキマが、しかも実用車の周辺にまだまだありそうです・・・。下取り自転車構想・・・なんていうのもネ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
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