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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

革の施工 ジックリ時間をかけてもヨシ



 この三ヶ月ですか、近所の革工房のMさんの出現から、当店の革パーツの可能性が、ほとんど無限大に広がってきています。

 もう各方面から、値段へのお問い合わせが来ておりますが、もうちょっとお待ちいただければ・・・と思います。

 というのも、製品一個いくらで・・・と簡単出せない場合もある、ということなんですね。

 そのものに合わせての装着、つまり施工に時間がかかる、ということもあり、ある意味そんなことも楽しみの一つとして織りこんでいける、かも知れないです。

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 今回例えば、ブルホーンに革の縫い込みカバーを試作してみました。ドロップから比べると形が単純なので、割とやりやすい、ということですが、やはり曲線にしっかり沿わせようとすると、しかも、クッション性を高めるために厚めの皮でやるとなると、多少の馴染みが必要になるそうです。

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 目のそろったきれいな縫い目です、もちろん手縫いですが、このくらいの厚みであれば伸びも少ないので、後々の修正もほとんどなくて済みそうです。

 ただハンドルのRの一番きついところには多少の皺が入っています。と同時に、大体そこにライダーの手が長時間おかれるということでの、使用頻度によるある種の偏りなどを考慮すると、施工してすぐに完璧状態にするよりも、仮留めの状態で、少し時間をおく方が良いかもしれないということで、先端の処理をしておりません。

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 皺を伸ばしていくと、先端を縛り直して、キッチリとエンドキャップをするために最終処理をする必要があります。そのためにどのくらいの時間が必要か?ということは、そのライダーさんの使用頻度にもよるということ。

 毎日乗る人と、週に一二回の人とでは同じ一月でも、革への影響は異なります。

 そんなことも考慮して、仮留めの状態で使用して、利用者さんと話し合いつつ、ものの状態を見つつ、時間をかけて施工していく・・・。

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 そのために、中にロウ引きのナイロン製の糸が長めにセッティングされているんですね。

 革という製品、そのものだけでなく、施工も含めて余裕と時間を伴って馴染ませていく、実に贅沢な仕組みが織りこまれているわけです。

 時間をかけて、ジックリと自分の自転車にしていく・・・、そういう発想にも、革の製品は寄り添って行ってくれるので、もってこい、といえるかも知れません。

 別に、徒に、ジラしているわけではありませんが、まだ値段の方はちょこっと未定です。ご興味ある方は、ものだけでなく、施工も含めて、豊かなイメージをふくらませておいていただきたいと思います。

先日のペダルデイでは、木製の自転車なんかもありましたなあ・・・、工芸塗りと革とのコラボ・・・なんて事も考えます。

 革でこんなこともできるのかなあ・・・という、発想もありましたら、温めておいてください、そうした発想に分厚い技術的な裏打ちでもって、かたちにできる、まあ、そんじょそこらにはそんなにいない方であると、このMさん、思う次第です。

 今週末には新たなサドルの公表もあるかも・・・、ますます楽しみな革工房Mさんの動きに、静かに注目しておいてください!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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