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ついにオペラに出演!しかも突然だし・・・ |
![]() こんな仕事をして、開いてお待ちしていると、まあ、色々なことが入り込んできますな。 大抵のことではもう驚きませんが、今朝のは、ちょっと面白かった。 「ごめんください」で、開けると、二人の外人さんにその通訳さんらしき方々、計三人が立っておりました。 外国からの方は、たまにありますので、さして驚くべきことではないんですが、依頼がすごいんです。 「オペラに使う自転車なんですが、ヨーロッパの五十年代の雰囲気のある自転車って有りませんか?」 「オペラに?」 伊勢丹ディスプレーに貸したことはあったが、オペラに貸す?歌う自転車でも欲しいのかな? 舞台美術か、演出家か知りませんが、その二人の外人さんが、どんどんイメージを言っていく。 五十年代の現物が欲しいのか?イメージでいいのか?後者でした。 では作るか?期限は、いつまで欲しいのか?今月中だって?もっと早くおいでなさいよ・・・。 通訳の人によると、自転車は用意したらしいが、どうも無骨ででかく、今回の舞台にはふさわしくないということで、急遽自転車探しが始まったということ・・・らしい。 一体、どこのどなたの紹介なんでしょうか?まあ、それもいい・・・。 色々物色する内に目が留まったのが、上の自転車。 たまたま、先週末に落ち込まれて、ノーパンクタイヤをはく予定のこの車体を、大いに気に入ったようです。 ただ・・・、 ![]() このディレーラーはいらない、できればシングルにして欲しいという・・・。構造的に難しくはなさそうだったので、引き受けて・・・。 ![]() やたらとシンプルに。ディレーラーだけでなく、ワイヤー類、シフターも取り外して、向こうさんのイメージピッタリに持って行きました。あとは、カゴを籐のものにするらしいです。 もちろん持ち込まれた方には、その内容をお話しして、許可を取りましたよ。 ![]() 本当に五十年代のものか否かは別として、少なくとも舞台のイメージ通りに持って行けたようです。 で、その作品とは・・・、「ドン・パスクワーレ」という大作だそうですよ。これまたはじめて知ったのですが、オーストラリアのオペラのレベルは、非常に高いらしいです・・・。 確かにオーストラリアワインはもうジャンルですから、そういうことがキチッとできるなんていうのは、こういうこともできるはず!とかってに思ってしまいますね。 世界遺産にシドニーのオペラ座があるんですから、まあ、そうしたことも大いにありかと思います。 で、はじめてらしいです、オーストラリアオペラの日本公演というのは、場所がまたスゴイ、新宿文化センターですよ! 詳しいことは、この辺からドドーッと奧へ入っていてください。 しかし面白いですわ、こんなことがあるなんて。この舞台にこの自転車が登場ですよ!そんな展開になるのやら、実際に舞台上で乗るらしいですし・・・。 演劇といえば、歌舞伎役者のお客さんもいますね・・・、お元気かしら?また映画やドラマにも出ておられるという新劇系の方も・・・。そういえば、役者志望の方も何人かいたなあ・・・、そういう意味で当店と演劇系とのご縁は、なくもない、ということが改めて、分かりますな。 長くやっていると、こういう事って有りますな。ある年代物の映画の一シーンで使う自転車なんかを、共同で組んでいく・・・なんて面白い仕事でしょうね・・・。CM作りで協力を申し込まれたことも・・・かつてあったかな? そんなわけで、舞台でこの自転車をご覧になりたい方は、しかるべきに日、実際に足を運んでみてください。一等席数万ですが、見る価値は・・・あるでしょう!もちろん自転車だけでなくね! スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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