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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

マウンテン車体をシクロクロス車へ



 元々ダートを走るために作られたマウンテンバイクですから、それを同じくダートを走るシクロクロス車に変えること自体は、フレーム等の強度の問題など考えても、ほとんど問題はない、といえます。

 ただ、シクロクロス車はそのレギュレーション上、700cのホイールを付けることとなっています。マウンテンバイクは26インチですから少々小さい、大きさの違うホイールをフレームにあてがう場合には、色々と注意が必要になります。

 もともとマウンテンバイクなどは、リム径は700cより小さいが、逆にタイヤで太いものがあるので、クリアランスは広めに取ってあります。
 
 そういう意味で、マウンテンフレームに700cをあてがうこと自体には問題有りません。

 あるとすれば、26インチ用に作られたブレーキの台座からだと、700cのリムにブレーキのシューが届かない・・・ということがあります。

 それを解消するために、ブレーキ台座に下駄を履かせる馬蹄があるんですね、それを付ければ、大体ですが、ブレーキ問題は解消します。

 DSC_0041_convert_20120920201415.jpg

 この馬蹄ですね、これによって台座が少し上に上がるので、しっかりと700cのリムをブレーキシューがキャッチすることができるようになります。

 ちなみにこのブレーキは、シマノのシクロクロスコンポのもの、競技ブレーキのため、カンチであってもしっかり効きます・・・、それまであの効かないカンチ、いったいなんだったんだ・・・?

 DSC_0043_convert_20120920201357.jpg

 リアも同じく、台座上げです。

DSC_0037_convert_20120920201534.jpg

 このクランクも、フロントメカもシマノのシクロコンポのものです。勝負するパーツですから、何かとそのデキが見えてきますなあ。

 DSC_0038_convert_20120920201516.jpg

 リアディレーラーは、そのシクロコンポには含まれていないので、105のリアディレーラーを使用します。勝負するコンポには、やはり勝負するパーツを入れるべきでしょうな。

 DSC_0040_convert_20120920201437.jpg

 フラットバーなどうっちゃらかして、シクロクロスもどきですから、当然ドロップハンドルにします。

 そして、STIには、勝負する105を付けます。前二枚、後十枚、戦闘開始ですね!

 これだけだと、ああ載せ替えたのね・・・で終わってしまいますが、イエイエどうして、コイツにはだいぶ泣かされました。

 マウンテンフレームの特徴ですね、大体デカイ前ギアが、チェーンステーの開きの関係で非常に付きにくくなっているわけです。そのまま付けようとするとフレームにギアノコの刃が干渉してしまいます。

 それらをどうやって回避するか?

 スペーサーなどを使ってクランク自身を手前にずらすんですが、あまりズラしすぎると、今度は左クランクの噛むスペースがなくなってしまう。

 たまたま助かったのは、このフレームが73ミリのBBシェルだったこと・・・。メカニックは基本、フレームにて入れませんが、今回はやってしまいました。

 ラグ形式の接着ガタのフレームだったので、強度を見ながら・・・。

 この先は企業秘密なもので、割愛しますが、とりあえず、十分な左クランクの噛みつきスペースを確保しつつ、ギアノコの歯をチェーンステー干渉から解放するという、ある意味、よーやりました・・・的手入れをしたわけです。

 まあ、他では、合いませんなあ・・・で、ハイ、終わり!でしょう。

 執念でできた、マウンテンシクロクロス車!

 今年の秋から冬も、また昨年以上にシクロクロス大会は盛んなのでしょうか?

 閉鎖系で競う競技ですから、都内でもやり安いでしょうな。自転車を使ってどうやっていかしつつ遊べるか?来つつあるシクロクロスの隆盛、地味ながら応援しようと思います!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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