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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

この先の流れ その予見・・・



 これはカーボンフレームに描かれた、鯉の絵。

 しかも、純度99.9%の純金に近い箔で作られた物らしいです。

 それを特殊なフィルムに転写して、カーボンフレームに貼られている・・・。

DSCN0865_convert_20121113010101.jpg

 トップチューブにも、同じ形式の・・・これは鯉?龍にも見えますが、これも純度の高い金箔です。

 このフレームはカーボンですが、出元は、ここ。

DSCN0866_convert_20121113010223.jpg

 ピンぼけでごめんなさい。
 
 読みにくいよね、これ右から左へ読みます。「牧野」と書いてあります。

 そう、名フレームを作る、マキノさんです。

 店主も、鉄フレームのいいイメージのものはいくつかありますが、例えば、、ラバネロ、ネオコットなど・・・、その中に堂々と輝くものとして、マキノはちょこっとあこがれの、ものとしてありますね。

 ロードで、バリバリ走る鉄フレームとして、一本、フルオーダーで、つくってもらえれば、最高な一台になるでしょう。

 このサイクルモードで、ビルダーの雑居展示の一角にマキノさんも展示されていました。マキノといえばやはり鉄、その中で、カーボンフレームがあって、その展示の主が、この金箔工芸カーボン車ということだと思います。

 お膳立てはスゴイですが、でも・・・まだ、前進する余地は多々あるかと思っています、生意気ですが。

 この落款風のネームも面白いですが、元篆刻彫りでもあった店主の目から見ると、クソ生意気ですが、まだまだ改良の余地だらけです。

 大体篆書になっていませんし、これではまだデザインレベルです・・・。

 篆刻の布字といのは、このレベルにはありません。歴史や伝統的な技巧・作法を十分に踏んで、練って練り抜いて作るものです。

 名フレームを作るマキノさんの落款であったら、これで良いはずがありません。もったいない・・・。

 とはいえ、工芸系自転車の波は、まだささやかながら来ているんだなあ・・・と感じた次第です。

 作るものがあまり受けないとき、匿名で「おまえのレベルはそんなもんだ」などと、御批評される方もいるようですが、自ら自身はあまりに時代に先んじていて、受け入れがたいんだろう、安易に自己否定などせず、また別口の道を探すことにしています。

 というのも、随分経って、浸透してくる事もありますしね。

 工芸の流れは必ず来る・・・、そう背中を押された、逸品でした。

 店主は、自転車を含め、それ以外のものをもっとよく見るべき、もっと博物館に行くべき、もっといろんな仕掛けてくる展示を見るべきなんだろう・・・、そう思う次第であります。

 自転車としてより新鮮で深い領域へ!だね・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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