メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |軽量ホイール DT黒スポークにて 完組み! tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

軽量ホイール DT黒スポークにて 完組み!



 先月か、同じ軽量ホイールをご紹介しましたが、その黒スポークバージョンが組上がりました。

DSCN1040_convert_20121116165549.jpg

 ジャン!あれから黒スポークはないの?というお問い合わせが続いたため、それではかつての値段68000円では出せません、と申し上げていたんですが、多少値上げしてもかまいません!という強い声があったので、試しに組んでみたということです。

 さて、どうなるやら・・・。

DSCN1038_convert_20121116165615.jpg

 リム高は二十ミリ。軽量をいくハイトですね。まあ、例え三十八ミリとしてもかなり軽量なんですが、その上をいく、超軽量ということでしょう。

 とはいえ、幅が・・・、

DSCN1037_convert_20121116165636.jpg

 二十ミリとまた、しっかりありますので、強度的にはまず問題はないか?と思います。

 例えば、このリム単体時に、端と端をもって、エイ!を締め上げてもビクともしない・・・。軽量アルミリムで同じ事したら、下手すりゃ、グンニャリなんでしょうが(あの象にも勝る競輪選手の脚力を支えるアラヤ16Bリムであってもグンニャリです!)まったくもったわむ気配すらない。

 かつてシマノの展示会で、シューズ類のカーボンソールをひねったときと同じような強度を感じます。

 さすが、今後は飛行機の主要な素材に選ばれるだけある・・・。しかしあの量をカバーできるカーボン素材の経済性を考えると、比べれば耳かき一杯分すら満たないような自転車カーボンフレームが、いかにハイテクを駆使しているとしても、割高か、分かりますなあ・・・。

 そんな軽量ながら強度のあるリムで組み付けた、ホイールなわけです。

DSCN1041_convert_20121116165531.jpg

 前輪ですが、ラジアルで組みました。ロングニップル使っていますので、その分軽量化できる・・・、でしょう。

 ロング使っている分重いだろう・・・というつっこみもあるかと思いますが、このロングニップルはアルミです!ちなみに、通常組では真鍮ですが・・・。

 DSCN1042_convert_20121116165511.jpg

 リアは、フリー側は四本取りで、強度を出しています。

 とかつては普通に書きましたが、その意味が分からないという声も多々ありましたので、ちょっと解説。

 上の写真で見る四本取りですが、二本のスポークを選んで交差させる際、ある一本のスポークから数えて、三つ目の穴に入っているスポークを取って交差させる、これが四本取りという言葉の意味です。

 この二本のスポークの間が、広い場合と、狭い場合とどちらが強度が出ると思われますか?

 二本のスポークが交差しますと×ができます、そうしますと下と上に三角ができますが、その下三角の面積が広い方が、丈夫なんじゃないかな?ということは感覚的に分かるかと思います。

 脚立はある程度は、開いた方が安定感という強度がでてきますね、といいかえても良いかもしれません。

 そんなわけなので、何本取りにするか?ということはそのホイールの強度に影響を与える、ということが単純にはいえるということです。

 そうなると二本取り、よりも四本取り、それよりも六本取り、八本取りの方が強度が上がっていくということがザッといえるわけなんです。

 ただ、ハブのホール数によって、可能な取り本数というのも決まってしまいます。

 例えば、28ホールのハブで八本取りは原理的にできません。また奇数のリムの場合、18ホールなんて片側は9ホール(奇数)なので、二本取りすらできないことになります。

 また、ハブのフランジの大きさによって、原理的には組み付けは可能であっても、スポークへの負担などから、やめた方が良い、取り数もあります。

 と同時に今度は、取り本数が増えると、それだけ下三角の裾野が広がるので、スポークの長さを要求してきます。六本取りと八本取りでは、ものによっては、10ミリ近くの差が出ます。スポーク10ミリ分が36本あるとすれば、これはまた軽量化に大きく影響してきます。当然八本取りの方が強度は高いながら、重い、というトレードオフ状態になります。

 そんなこんなで、ハブのホール数も含めて、軽量化かつ、フリー側ということで強度も必要ということで、このホイールに関しては、四本取りが適当ではないか?ということで採用した、というわけです。

 ナゲー説明・・・。

 それでもって、軽量化とフリー側ほど強度が必要ではない、という判断の下、反フリー側にはラジアル組み(勝手に別名付ければ、一本取り=最も軽量且つ強度が低い取り本数)を採用したというわけです。

DSCN1043_convert_20121116165450.jpg

 フロントが実測で460グラム、リアが実測で630グラムです。

 ホイールと同様、軽量ライダーの皆さんへ!即売です、今んとこ、ワンペアのみ!

 ※タイヤもクイックも何も付いていません
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この黒スポークはDTの2mmプレーンですか?
【2012/11/18 02:03】 URL | よしお #RaJW5m0Q [ 編集]


そうです、二ミリ、14のスポークを使用しています。
【2012/11/18 20:31】 URL | 狸サイクル 店主 遠山健 #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/1575-d838c469
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター