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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

トライクに子のせを付ける 確かにむずかしいが・・・



 三輪ということで、即安定感・・・というところにあぐらをかくと、意外とコテンとコーナーでコケルというのが三輪でもありますので、油断大敵です。

 でもまあ、スタンドなしでも自立できるという事もあって、どうしても安全と見られがちですが。

 これに前用の子のせを付ける、というご依頼。

 DSCN1164_convert_20121202214937.jpg

 このタイプのステムですと、取り付けだけは、さして難しくはないものの、それを実際に動かしてとなると、話が違ってきます。

 というのも、前二輪を同時に動かすための機構が意外とデカイ・・・、

DSCN1165_convert_20121202215202.jpg

 通常に付けると、こうした機構に子のせのアチコチがぶつかってしまいます。

 そうなると、このステムとハンドルを思い切り引き上げて、その一番高いところに、アダプターを付け子のせを付けてみることに。

 DSCN1166_convert_20121202215129.jpg

 やっぱり、自転車の構造体に干渉してしまいます。つまり、ハンドルが切れないので、操作不能ということ。これではダメです。

 となると、ステムのコラム最長のもの280ミリですから、相当ですが、それに取り替えて、且つハンドルが上がりすぎても、上腕が疲れるので、ステムであげた分、ハンドルも交換してアールの緩やかなものにして、ニギリの位置は変えずに、子のせの位置をグーンと一番上にまで引き上げます。

 DSCN1167_convert_20121202215050.jpg

 するとギリギリセーフ!となります、カゴにも干渉しなくなりました。ただ、車体を左右に振ると若干ぶつかるところもあるので、足のせの可動域をちょっと上のところで、固定して、それ以上下にして使用しないように、というソフト側のご説明も共有していただくことに。

 ようやく、前子乗せ、装着完了です。

DSCN1169_convert_20121202215016.jpg

 最初から設計されている物同士を組み合わせるのではないので、ハードとしての工夫、改良点だけでなく、それをソフトとしても共有して、管理していただける方々とでないと、こうした施工は、成立しません。

 こうしたものは、当店の「市販品」ではありません。ここでいう「市販品」というのは、一般の方を自転車に対して明るくない方ということで想定して、手取り足取りハード面でカバーしているものであり、事故に関しては製造者の責任とするというようなものを考えていただければいいかと思います。

 「市販品」ではない、一点もの。これは、利用者の要望と、施工側との歩み寄りの中で作り出される一点ものとお考えください。歩み寄りと共有によって、はじめて利用できるものであって、その前提のない方々の利用は想定しない、と考えて頂いていいかと思います。

 ですから一般論を盾にしたような、訳知り顔のご意見などは、市販品の企画会議等で、存分に口角泡を飛ばせばいいわけで、一点ものにつきましては、傾聴に値しない場合が多く悪しからず、です。

 季節は関係ないんでしょうか?ママ狸ん、子のせのご依頼が、なぜか増えてきています。寒さなど言っていられない、そのくらい自転車とお母さん、子育てと自転車の絆はつよいんでしょうか?

 今後風防や、防寒対策のものなどもご紹介して参ります!でき次第!
 
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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