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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

老いては子に従えサイクリング

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 当店出入りの、全日本選手権エントリー経験者が、確か9月ごろ、単独でやる4千独走でなぜかこけて、好例の秋の鎖骨折りを今年も大々的にやらかしてくれたわけですわ。

 文系の大学生で、そこそこ単位は取って、論文も・・・なんとか、なんとこの就職難の時代にゼネコンに内定が決まるなど、本来なら秋のサイクリングシーズンは、走りまくりの彼でしたが、ケガで引きこもり・・・だったようです。

 もし、オイラに自転車がなかったら、彼女もいない、ゲームぐらいしか趣味が無く、時間の使い方が分からない、多少の読書家ではあるが、まあ、自分に自転車がなければ、単なるカスだ!ということをこの秋実感したようなんですね。遅すぎる・・・。

 ある種自転車小僧であることは確かで、この小僧のケガがほぼ完治した、と医者からいわれ、今度は走りたくて仕方ない、いいねえ、であるのに、なぜか店主をリハビリサイクリングに誘ってきた。

 後ろから見ると、やはり肩に力が入っている感じで、完治にはもう少し、でもまあ、イキイキと走れるようになってよかったよな。

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 かつて組んでみた仏壇を引っ張り出していきましたが、まだポジションが出ていない。たかだか五十キロくらいかな?走ってみて、分かること多いですねえ。帰ってきてハンドルかえました。

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 東京はまだ紅葉、間に合いますね。ホホーと思える、景色をいくつも発見。

 そして、見えにくいなあ・・・。

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 実際、肉眼にはもっとでかく見えましたが、遠くに雪を頂いた富士山が。思わず柏手ですな。

 老いては子に従え、といいますが、たまにはこうしたサイクリングもいいねえ。昨年だったら、小チビの坊主もいたんだが・・・。

 かつては、多摩川なんて走っていたら、大抵5、6人の知り合いにはあったものですが、もう、相当さぼっているとこういう事もないなあ・・・なんて思っていたら、声かけて頂きましたよ。

 全日本選手権のトライアスロンをねらっているMさん。学生の時から知っている彼。まだ三十前で、乗り盛り。日焼けも良い感じで、社会人になっても競技生活を両立させているようでした。元気もらったなあ。

 まあ、こんなことをキッカケに、チョロチョロお出かけするかもです。

 寒くなると、確かに億劫ではありますが、やはり店主は自転車が好き・・・なんであるということが、戻ってきたような午前中でした。

 そして不思議な感じを一つ。

 「懐かしい」ということば。この言葉を心から使える時期というのは一体どういう時期のことだろう?と思いながら走っていました。

 もしかしたら、この言葉は、人生の内で、非常に限られた時期、例えば幼児期の体験とかに限られた使用しかできないのではないか?なんて考えていました。

 というのは、三十代の頭頃、一体何回多摩川を走ったか?二十年弱前です。オオ、帰ってきたぜ!とは思いますが、懐かしい、とは思わない・・・。

 小学校の時、自分の卒園した幼稚園に行ったときは「懐かしい」と思いましたよ。年数からすると、たかだか四年ぐらいしか経っていないでしょ?

 まあ、それは良いんですが、一つ言葉の空白のようなものを感じた次第です。例えば、五十近い店主が、二十五の頃を思い出しても、いわゆる「懐かし」くはない。とすれば、それをどう形容するか?八十代の人が、自分の五十代の頃を思い出して感じる「感慨」のようなもの・・・、これをどう形容するか?

 この辺の概念が見つかるなり、練り上げたりできれば、多分、文学上のちょっとしたジャンルになるんじゃないかな?なんて思ったりして。

 もう詩的言語しか興味のない、文学徒崩れの店主は、その手の興味は全くありませんが、作家を目指される方にはいいヒントになったりして・・・ならないか・・・。

 こんな変なことも、サイクリングしていると出てきます。

 クリエイティブな仕事をされている方が、色々アイデアに詰まったりしたら、やはり外に出て、散歩かサイクリングですねえ。

 ヒョンなズッコケから、そのリハビリのサイクリングに連れ出された店主、老いては子に従え・・・、若者に従え・・・、もうろくしないためにも、若い子達の話にもしっかり耳を傾けないとなあ。

 これから、チョコッとチョロチョロ走るかな?お時間ある方、おしゃべりサイクリングはどうでしょ?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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