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パーツ クランクの巻 |
今回はパーツ、クランクのお話をいたしましょう。さて、以下に三つのクランクが並んでおりますが、一見同じに見えるこれら三つ、実は規格がそれぞれ違うんですね。 どこが違うか?よーく見てください。 ![]() 分かりましたか?チェーンリンクを付けるクランクのヒトデの部分、この長さをよーく見てください。 ハイ!そうです、このヒトデの長さがそれぞれ違っているんですね。左から徐々に短くなっていきます。 あるヒトデの先端を選んで、それと最も離れた先端との距離を測ります。それがクランクのヒトデの大きさを決めるポイントになります。 一番左の大ヒトデ、これは144ミリありますので144ピッチのクランクといいます。真ん中の中ヒトデ、これを130ピッチ。右の小ヒトデ、これを110ピッチといいます。 それぞれの用途をいいますと、大ヒトデは競輪競技で使います。ピストクランクというとこれを指します(かつてのロードも同じく144ピッチだったんです)。 中ヒトデはいわゆるシマノのロードレーサーのクランクの規格です。ちなみにカンパニョーロは135ミリ、この二社はことごとく互換性を拒否し合っています。 小ヒトデ、これは最近流行のコンパクトドライブといって、前ギヤを小さく設定する規格です。通常市販のロードレーサーは、中ヒトデのクランクに53*39なんてギアを付けています。しかし選手でもあるまいし、53tのギヤなんて使いますか?使いませんよね、インナーばかりでしょう? そんなニーズから現実的なギヤ比を使えるために小さいクランクを造ったというのがその始まり。48*34というような前ギヤ、選手以外のほとんどの男性もこれで私は事足りると思いますよ。 このヒトデの大きさによって、当然それに合うチェーンリンク、つまり前ギヤ坂も変わってきます。 今持っているシマノクランクのギヤ板を購入したいとという場合には130ピッチのを選ばないと合いませんよ。 でこれらがどうなるか・・・。 最近ピストを望んでいるお客さんが増えています。それにあわせてかフレームの相場も信じられないくらい上がっています。そのお客さんのほとんどが、競技志向外の方々です。 となりますと、ピストでありながら、144ピッチのピストクランクを使わないといけない必然性は消えていきます(競輪競技では規定上使わないといけませんし、それ以外の自転車競技でも選手であれば、144ピッチをつかいます)。 つまりピストに130ピッチをつかっても110ピッチをつかっても良いんです。 で、その特典は何か?というと、値段なんですね。 ピストクランクは年収一千万以上の競輪選手向けの、まさにプロのための道具です。だから高い!合わせてチェーンリンクも一万前後してしまいます!スギノギガスなんてナノテクノロジーを使っているとかで一枚三万円以上だ! そんなの普通のユーザーさんなんて使えませんよね。 そこで、生産量も多く安価で入手ができるロードクランクを使用できたらコスト削減に持って行けます。問題はギヤ坂の歯数です。 ロードのチェーンリンクですから、56t、53t、52t、51t、50tぐらいはあるんですが、それ以下となるとインナーの42t、39t、38t、と飛んでしまい間を探すのが結構困難です。 と、そこに参入しているのがBBBというオランダのメーカー。ここが痒いところに手の届くパーツを作っています。 驚いたのが、コンパクトドライブの110ピッチ用のチェーンリンクになんと!52t、53tなんていうのまで作っている。はじめは脚力がないからコンパクトドライブで乗っていたけど、足ができてきて、レースに出たい!なんていう人には朗報でしょうな。 元々コンパクトドライブですから、48tなんて魅力的な歯数を用意してくれている、ただ難をいえば、少し高いのだ・・・。 ピストでスタイリッシュに快適に走ればいい、というユーザーさんにどうしたら安くそれなりのものを提供できるか。今問屋のカタログ等と首っ引き、あった!と興奮して問い合わせてみると、もう型版ありません、在庫もなくなったと、いう返事も多い。 腐るものでもないのに、何でまたそれほど展開が早いのか?もう少し時間をかけていいパーツを探してみましょう。まだ、問屋さんもどこにしまったか忘れているような、逸品・オールドパーツなんかが、どこかにあるはずです!必ずね! スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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