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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

小径車 その独特な世界



 BSモールトンというのだそうです。17インチだって・・・。ガラパゴスかな?

 BSではないモールトンというのがあって、クレーンのようなトラス構造でつくられた小径車ですが、あれはマア、小径車の中では白眉中の白眉です。店主が唯一と言っていいかしら?認める小径車ですね。あれはスゴイ!

 それは偏見じゃ!といわれてもしかたないかと思いますが、店主にとっては小径車は嗜好品というように捉えています。実用品というより、嗜好品。そして、愛好者の方も結構そういう意識があるんじゃないかしら?と思われる組み方されますよね。

 乗り込むというよりたしなむ、そういう姿勢が一つの雰囲気を醸し出しているようにも思えます。
 
 ですから、凝る方はとても凝るようです。それに通常のパーツ類を小径車に移植となると、結構知恵と技を必要とするところなども、くすぐられるポイントかと思います。

 今回この小径車をオール持ち込みのデュラエース7700で、組み付けるというミッションです。懐かしいねえ、77デュラ。

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 カプレオといえば、小径車のコンポで最小ギア9tをもちますね。この9tなんかを利用して、ロードのパワートレーニング用の自転車ができないか?なんて考えたりもして。

 こいつを77に。

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 マア美しいといえば、美しいですな。

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 この辺のフロントメカも交換なんですが・・・。この台座を止めるための金具が面白い!!!

 フロントメカはシートチューブの形状に依存しますが、この自転車のシートチューブは特殊なため、そこには付きません。
 
 そこで、特殊金具をつくって、フレームに三点留め、そこにフロントメカを付けます・・・。こういうのって後々のスゴイヒントになりそうです・・・。

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 クランクも懐かしいオクタリンク、初の中空クランクだったはず。

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 小径車ですから、当然男ギアでも十分!

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 前輪、デュラハブで組み直し。スポーク一本一本手作りです。

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 技ありなのはココ。後輪のエンドは135ミリ。デュラハブを135ミリに改造して、ホイールを組み直します。といってもすでに改造ハブ持ち込みなので、出る幕なし・・・。

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 対岸の組み方は、ラジアル組みです。
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 フラットハンドルですが、77デュラなのでドロップにいたします。

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 こいつに革のバーテープを巻きましょう。

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 名門ブルックスのバーテープです。

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 イヤーパーツ代など含めていったいいくらになったか分かりませんが、手の込んだ改造の完了です。

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 これで150キロとかは踏み込みたくはありませんが、たしなんで走るには最高の自転車・・・だと思いますな。ある意味ステッキ的な自転車。今ステッキも凝っているものがありますもんね。チタンのとか・・・。

 車体の盗難、パーツの盗難など十分に気をつけて、楽しんで乗っていただきたいです。

 踏み込むだけが自転車じゃない、シャナリシャナリとしゃれたかっこうで、ポタリング、これはこれで最高でしょ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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