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装備もフィッティングあって! |
![]() 先日、ご紹介したトライアスロンセットの一台です。 文鎮のような重い鉄フォークをフルカーボンフォークに交換して、ガラリと乗り味の変わりましたね。 この乗り手の方は、4月の宮古島トライアスロンに当たってしまったということです。バイク155キロ走るみたいですよ、その後フルマラソンなんですから・・・恐れ入ります。 ということはショートのようなロードレース模様ではなく、独走、タイムトライアル的な走りを要求されますね。 そこで、ドロップハンドルから、ブルホーンエアロバーの典型的なトライアスロン車に仕立て上げようということになりました!何たって、宮古島のトライアスロンですからねえ! ![]() まずトライアスロンセットのデフォであった、8速を10速に変えました、もちろんチェーンも10速のものです。 ただ、色々ありまして、ディレーラーはもとのまま・・・。 ![]() 2300というグレードです、こいつをなんと最高クラスのデュラエースで引くんですから、シマノさんも粋ですわ。たぶん、シンクロとは認めていないでしょうが、引けてしまう、そこがシマノ・・・なんでしょう。 ![]() 7900系デュラエースのバーコンです。コイツで引きます。 ![]() ブレーキはブルホーンバーの先端につけるこれ。火消しの道具みたいですな。 これをつけるだけで・・・、 ![]() 戦闘開始!というような雰囲気になりますな。 ![]() イヤー、すっ飛んでいきそうな、なんか走りたくてウズウズしているような感じにすら見えてきますね。 改造はここで終了ですが、この後、取りに来られて、こいつを固定式ローラー台に取り付けてのフィッティングに、なんと二時間以上かかっています。 装備は大切ですが、それを装備として活かすのがフィッティングです。ですから、いくら装備だけ調えても、フィッティングをしなければ、意味はありません、意味はないんです! 何に向けて、どういうタイプのレースか、競技時間は?コースの起伏や特徴は、そしてライダーの身体ポテンシャルなどを考えて、いじれるところを細かく、どこがいじれるか?ということを見せながら、最後はミリ単位の調整をしていきます。 ゆくゆくは自分でもできるようにねえ・・・。 今回の要はサドルでした。サドルの位置と角度だったようですね。 ロードレースの選手のように四六時中自転車ばかりに乗っているのではない、トライアスロンの選手は、多分、ほぼいえると思いますが、自転車に関しての知見が高い人ばかりではありません。 それは当たり前です、彼らは泳ぐし、走るんですから、自転車選手の1/3であって当たり前です。 ですから、どういう状況で、何を欲しているのか?ということを単刀直入に、言える方は少ないかと思います。 そこをどう引き出して、それを軸に、こちらの知識や経験を織り交ぜたりしながら、ご提案などして、ポジションというものを作り上げていく、という感覚、これって、思っている以上に大切なことです、イヤ、一番大切なことだと思いますし、フィッティングの大切さをもっとトライアスロンの方々に浸透して行くように願うわけであります。 都心のトライアスロンクラブなどには、目の飛び出るような高額のTTバイクをお持ちの方も多々おられると聞きましたが、フィッティング大丈夫かな?マア、杞憂でしょうが・・・。 ただ、どんなに良い装備も、エンジンである身体とのフィッティングができていなければ、車体がいかにチューニングされていようとも、その持ち味を出すことはできない、所有欲だけで終わらぬよう、しっかり車体を走らせていただきたいと思いますわ。 サドルの位置が決まって、再度そこからエアロバーの位置、バーコンの角度をきめて、最後に、リラックスポジションとしてのダンシングを考えて、ブルホーンバーの突先の位置決めをして、終わりました。最後の方には「気持ちもう少し前に・・・」なんて言い方も出てきて、そう、それなんです!そうなんですよ!という感じ。 155キロを走る。宮古島は平坦といわれますが、起伏はあるでしょう、そして平らな島でもあるので、風の影響も考える必要がありますね。 しかし、155キロ走る、それだけでも大変なのに、その後フルマラソンですから・・・、足をどうやって残すか?走りながらいかに休むか?最初の50キロ、中盤の50キロ、最後の50キロ・・・と三段階に分けて、ポジションを変えていくための秘策なんかも、検討したりして・・・。 この4月、彼はこの車体、このスペックで宮古島を疾走します!応援だね!全力応援だ! くどいですが、要はフィッティング!ポジションは作り上げていくもの!参考意見が欲しい場合にはご相談に乗ります!殊にトライアスリートの方!お待ちしています! スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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