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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

余り物改造 残り物にはやはり福があった



 通常長距離ではロードを乗っておられる方ですが、お近くはこれで走っているようです。シングル固定なんかで、いいんじゃないでしょうか?

 と、ロードのクランク周りを交換したために、いくつか余っているパーツがあったようです。余ったパーツをよく見ていると、オレまだ使えるんだけど、俺を使って走ってみないかい?みたいな問いかけというか、なんかこれでできないかな?なんて考えるようになったとしたら、かなりはまっている証拠でしょう、危ない・・・。

 危ないと言われようとなんと言われようと、いじってみたくなったのは仕方ない、あとは持っているパーツで何ができるか?ということ。

 これを考えられるようになるだけでも、成熟です。これが曲がってくると変態系・・・、多くはこういう路線を進むんではないか?なんて思うわけです。

 そこに油を注ぐような当店のような存在が、また焚きつける、いい循環かと思います。

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 シングルの前クランクを交換しますが、持っているものは、ロードの二枚のクランクです。

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 これをシングルで使用するだけなら、単なる交換に過ぎませんが、ディレーラーを付けているわけなので、この二枚を有効利用します。

 ところが後はシングル、スプロケットは余っていなかったようです。

DSC_0537_convert_20130214191114.jpg

 後一枚だとしても、前二枚になるとどうしても、チェーンのテンションを保つ機構が必要になって来ます。

 この機構をテンショナーといいますが、通常なら多段の変則機能まで兼ねているリアディレーラーが使用されますが、シングルですから変速する必要はありません、であればテンショナーの機構さえあればいいわけです。

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 テンショナーをつける台座をつくって、15ミリでガッチリ挟み込みます。

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 このシマノのアルフィーネのテンショナーは白眉ですな。今までサードパーティーのものをいくつかいじっておりましたが、はっきり言ってクズ!さすがコンポ屋の作るテンショナーは、違います。

 これで前二枚、後シングルの聞こうができたというわけですが、ではシフターはどうするか?というと、これが余ったパーツの中にあったんですね。

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 ティアグラのSTIがあります。これをフロントシフターとブレーキレバー兼用として使います。

 では、前ブレーキのレバーは?

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 同じくティアグラのSTI右レーバですが・・・。これシフター殺しで、ブレーキレバーとしてのみ使用。

 勿体ないが、あるものの有効利用ということで、いいか・・・。

 その内、リア多段のスプロケ入れれば、コイツの出番もあるというもの、暫くはそのまま使われていなされ。

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 そうそう、あとアウター受けのない車体にフロントディレーラーをつけるのって結構大変なんですよ。リアはもう開き直ってフルアウターでもいいんですが、フロントは構造上そうはいかない。

 となると、こうやって既設のねじ山などを使ってやらないとダメ。かつて競輪車を多段化したときのも同じ事が起きましたね。どうやって対処したかよく憶えていませんが、たしかBB裏辺りにアウター受けを付けたかなんかでした。

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 フラットハンドルも卒業ということで、下駄履き自転車が結構スニーカー自転車に生まれ変わった、という感じでしょうかね。

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 ちょっとやる気感じられますでしょ?こんな自転車を後からロードで引っかけようものなら、フロントアウターに入れられて、その気にさせてしまうかも知れませんな。そういう車体に大変身!

  ほとんど持ち込みなので、安価でできる余り物改造であります。

 残り物には福がある、これはどうも本当らしいです。ただ、それを活かすアイデアと、技がないとできませんが、こういうのって悪くありませんね。楽しいですよ、何よりも・・・。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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