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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

フィッティングあれこれ



 これは見る人が見れば、デッカチ前載せ子乗せを打ち首したあと、当店流のハンドル交換とかご付けを施したものだ!ということが分かるかと思います。

 あのデッカチ、見た目は特殊なようですが、取り付け様式は一般自転車の規格そのまんまなので、外す事なんて手間はかかりますが、可能なんですね。

 こういうことがよく浸透し行ってほしいです。自転車はいじって、生活の仕様に合わせる!そうやって乗り続けていける!ということ、これをより広めていければと思う次第です。

 というわけで、落としたデッカチの代わりに、

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 まあ、入手できる範囲で最大クラスのカゴを付けたわけですが、どうもこれが駐輪場との相性が良くないということなので、3日後くらいに交換・・・。

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 角が落ちましたね。こうしたこともちょっとした収納技術のようなもので、このちょっとが意外に大きいということ、あります。

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 最初、フラットに近い、ハンドルにしたわけです。というのも、車体が電動用自転車と共用の重いフレームですから、登りの時など上半身を利用して、グイグイと上ってもらおうという意図からでしたが、それがあまり利用者の方と相性が良くなかった・・・様です。

 ポジショニング、フィッティングに関することなので、これはまた重要。ただし、利用者の方の言い分を、どうやって好転させるか?これは非常に難しいわけです。

 スポーツ系自転車のフィッティングとなると、いくつかのパターンがありますので、その内の中で、組み合わせたりしながら試せば、どれかは当たってきたりします。

 ところが、スポーツ系自転車の対極にある自転車で、しかもその辺にはまったく明るくない利用者の方々の感覚的?ボキャブラリーを起こして、それに対して、どう対策していくか?ということは、思っている以上に大変なことだ、ということが分かります。

 コーナーリングなどが怖い。途中で停まってしまう・・・。

 重いデッカチハンドルから、急に軽いハンドルになったことの慣れの問題ではないのか?といっても、ご本人がある種の恐怖感や不安感を持ってしまっている以上、かかって効く暗示と、もはや効かなくなってしまっている暗示、これを峻別して、次の段階に行かないといけません。

 で、今回は、もとのポジションに近いものに戻します、ということでまずは、こちらの主張の退却を行いました。

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 ハンドルを横から引くのがフラットバーだとすれば、建てに引くタイプのハンドルに交換。これで前のポジションに少し近づけて、少し安心してのっていただけるようになれるよう調整。

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 サドルにも近づいて、これで大丈夫なんじゃなかろうか?と。

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 変更してから、また乗っていただいて、これなら大丈夫そう、ということでまずは一件落着です。

 一体何をしたのか?店主の中でも整理がつかない状態ですが、これも何らかの形で我がフィッティングの良い経験となるでしょう。そういう意味で、奥深いですわ。

 ものだけを取り替えるのではなくて、自転車は、エンジンである人間、コックピット=司令塔である人間(しかも過去やトラウマ、考え方や性格などが絡まり合った非常に複雑なシステム)とのフィッティングです。

 どんなに良い、高価な車体であったとしても、それが電動であろうがメカニカルであろうがカーボンだろうがアルミだろうが、人体との関係を考えたら、それはシェルに過ぎません。車で言えば、表面上のボディーに過ぎないんです。

 フィッティング、人車一体のフィッティング、これがうまく行っていないと、まったくボディーは、その本来の持っている機能は活かされることはないでしょう。

 これはどうもスポーツ系自転車だけの話ではないようです、実用車にだってそれ相応の目的に応じたフィッティングがある、物理的にも心理的にもね。

 まあ、そういうところにまで手の届くよう、スポーツ・実用の分け隔てのないフィッティング、励行していきたいですね!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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