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サイクルモード |
本日幕張のサイクルモードに行って参りました。 このブログを立ち上げて一ヶ月とちょっと、皆さんどんな言葉で検索されているかを見ると、ほとんどが「ピスト」とその周辺の語であることが分かりました。 実際にいらしてくれたお客さん、メール等々からの反応を見ると、今世の中でピストがはやっているというのがヒシヒシと伝わってきます。 特に敏感に反応しているのが、中古市場。ピストフレームの相場がこの数ヶ月、レレレ???と思う程の高騰し続けています。 しかし、皆さん分かって入札しているのかなあ・・・、と人ごとながら心配になります。ピストフレームにはエンド幅が120ミリのタイプと、110ミリの二つのタイプがあるのご存じなのか知らん? その違いはハブ、そして行き着くところホイールにまで影響があるのを知っておられるのかな? 120ミリは分かるとして、なんでパーツも恐ろしく少ない110ミリのフレームまでもが、こんなに高騰するの? 次回でもゆっくり、エンド幅とハブとの関係を私の分かる範囲で展開しようと思いますが・・・。 そんな高騰の折、六万代くらいで提供・・・、といっていた当店も、値上げせざるを得ないかな?と悲しい選択を迫られつつあります。 で、サイクルショーですが、そこでもアチコチでピストフレームが・・・、ピストパーツが・・・、と高騰と物不足が囁かれていました。注意深くイロイロと見たんですが、エエ!このスペックでこの値段!ちょっと勘違いしてんじゃない?NJSならいざ知らず、この仕上げでー・・・? というのも正直ありました。フレームだって、この程度の溶接と塗装で、そこまでボルか?というのもあったなあ・・・。 中には明らかにロードフレームなのに、スペーサー噛ました、ピストホイールをぶち込んでPISTAと称しているのもあったなあ・・・、詐欺じゃないの? アメリカ製だったかなあ・・・、さして売れていなかった頃からのつきあいもあって、ピストばやりの昨今、旗本クラスの販売店が販路を広げるな!とか言っているとかいないとか・・・。 まあ、真偽の程は分かりませんが、とにかくこのにわかピストブームが、自転車パーツ屋の勢力図というか、何らかの地殻変動を起こしている、ということは確かなようでした。 ものの相場の高騰はまだいいとして(需要があるから仕方ないという意味で)、物不足というのが、イヤですな。 特にハブ!これがどこに連絡しても欠品だらけ。そりゃそうですよ、日本に数千人いる競輪選手相手に年間だいたいこれぐらい・・・って程度に生産されていたものが、突然ください!ちょうだい!なんだから、これは物不足もおきますわ。 といって、作れません、組めません・・・では専門店として情けない。どうにか代替部品はないか?なんて見ていたところ、こんなパーツがありました。 ![]() どうです?カラフルできれいでしょう(携帯カメラでごめんね)?これがトラックハブ代わりに使えるか?問題は山積です。なんせ、36ホールの格好いいリムを見つけないと、ホイール組めませんからね。それに強度の問題も・・・。 本当にハブの欠品は深刻なんです!!! でも朗報もありました! ![]() なんとリアハブに付ける小ギヤ。これは今までせいぜいあっても17tだったのが、なんと13tから23tまで!一気に増えました!!!これはサイクルサッカー並みの小ギヤです。 ただ少し高いなあ。 そんなこんなで、ショップも問屋もメーカーも、昨今のピストブームにあっけにとられながらも、重い腰を動かしつつあるようです。特にメーカーさんがんばってよ! それに代理店さんや問屋さん、この一時のブームかも知れない時期に威を張って、評判落とさないようにね! みんなそれぞれ協力し合って、エンドユーザーの方々のサイクルライフを豊かにしていこうじゃありませんか。それが返って、自転車人口を増やして、ひいては自転車業界に、そして各代理店・ショップに還元されていくんですから・・・ね。 まだ今月今度は東京ビックサイトであるようです。次回はメジャーとノギスと電卓を、あとカメラも持って行こうと誓った、今日の視察でした。 スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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