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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

タイ風焼きそば 物語 その2

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 この赤い箱。夜間営業などのための発電機を入れていたとか。通常のヘッドパーツに挟むタイプの留め金に、下から華奢な鉄棒を曲げた土台で支え、それと箱をタイラップでとめるという仕様。

 付くには付いているが、落ちるのも時間の問題、しかもその時には、箱が割れたりして破損を伴うであろうという状態。何とかしないといけません。

 それと、今は箱を付けていますが、夏になるとここにクーラーボックスをおいてビールなんかも提供できるようにしていきたい、という。

 となると、特定の大きさのものという縛りはない方が、今後の応用的仕様にも役立つであろう、ということで、デカイカゴのようなもの、つまり、そのカゴのでかさに依存するようなものは極力さけて、ある程度幅のなかで、応用の効くような状態にしておくのがよい、と判断しました。

 ということは、頑丈さという強度を第一に、まず考えねばなりません。

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 ハンドル側に取り付ける金具を2種類、用意しました。まず、ハの字の金具、これは新聞カゴのような重いものを支えるために考案された形式です。これだけでも頑丈なところその下には延長方式の留め金を付けて、二重に固定します。

 ちなみにこの車体は、ロットブレーキというタイプ。レバーからブレーキ本体まで、今ではワイヤーが引く形式が主流ですが、このロットブレーキは、鉄の棒を組み合わせて、引く、という形式を取っています。

 この場合、ちょうどブレーキレバーの力を伝達する鉄の棒が、まんまと留め金の中央に通っていることは、よく見ると確認できます。

 この穴、もちろんこちらが空けました。13ミリとかいう半端な穴です。手間かかりまくりです。

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 下支えするのは、通常の実用車の細い鉄ではなく、これも新聞かご用の太い鉄枠のようなもので支えています。

 この枠を入れる際、共締めのシャフトの幅を稼ぐために、幅をとる泥よけ固定金具は、外に外しました。小技ですね。

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 この角度からでも太さが分かりますね。

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 この下支えの頑丈な枠に、バイクの荷台延長用の鉄枠をボルトで固定して、その間に、加工したカゴを挟んでしっかりとめます。三本の金具でとめ付けます。

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 元々頑丈なカゴの、側面と前面を切り取った、横から見ればL字状のものを、ついでにいうと椅子の腰掛けのようなものを作ったわけです。

 こうしておけば、あとは多少の大きさの違うものを自転車のインナーチューブなどで固定してやればいいわけで、ヘタすれば、この上に人が座っても移動できる、そのくらい頑丈に作っています。

 タイヤのインナーチューブは、横一巻き、縦二巻きとガッチリとめてやれば、多分大丈夫でしょう。

 まあ直角出すのが難しかった・・・。まだまだ勉強することたくさんありますね。

 ただでさえ、カゴ付けはむずかしい、こうした応用編は非常に頭と手の訓練になれますね。ちょっとやみつきになりそうです。

 さて、次回はいよいよ内部の機構についてのお話し。これがまあ・・・治具無かったのか?仕方ないのかなあ・・・とかいう、これまた色々悩ませていただいた、内容です。

 こう、ご期待、ということにいたしましょう。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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