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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

失われていくもの・・・



 元は何だったの?汽船?赤いから消防車?

 既に原形をとどめていません。確か・・・、レスキューセットとか言って、子狸が持っていた、消防車のなれの果てなんじゃないかな?

 店主に似たのか、子狸の奴は解体小僧です。タイヤをまず外す。動くものから外しにかかる、気づくと大体こんな感じになっています。

 子供にとって、壊しやすいというのはある意味、構造を見る力に結びついていくので、悪いことばかりではありません。

 ただ、ただ・・・、最近のおもちゃは壊れやすい・・・、壊れて次を購入してもらおうという魂胆か?

 店主が子供の頃に持っていたミニカーなどは、今思えば、子供の手ひどい扱いによくもまあ、耐えていたと思うほど頑丈に作られていましたね。

 ミニカーの中でも小さい乗用車のドアが開いたんですから・・・。しかもそれが外れて落ちた記憶がない。閉めるとピタッとしまった・・・。

 今思うと驚異的な精度と耐久性だったんだと思います。メイドインジャパンという品質の後効きという奴ですね。やっぱり良い仕事に無自覚ながら、子供の頃から手の中で触れていられたんだ・・・という幸福。

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 百円ショップ水準というのはこんなもんで、惜しくはないから、また買えばいい・・・。

 こんなものばかり見て育ったら・・・。

 当店で入りの皮職人であられるMさんの名言。

 これから作られるもので、先の世にいわゆるビンテージと呼ばれるものはなくなるでしょう。

 まさしく、その通り!この程度のもの作りを経済効率ばかり気にしてやっていたら、何も残らない。ものだけでなく、ものにまつわるあらゆるすべての事柄も、全く残らない。

 現在の経済効率とはまた別の後ろ盾を作っていかないと、もの作りとそれを支える事柄の維持はできないでしょう。

 果たしてその別の後ろ盾とは一体何んだろうか?

 そして、ビンテージと同じく、この世代から失われていく、重要なものがもう一つあります。

 この記事が指し示すもの。

 全く「大勝」したという勘違いが、こうした発言までもたらすか?と思うと愕然とする。

 投票というのは、数年に一度、星の数ほどある案件に対して、それらを有権者が一票に圧縮せざるをえないという過酷な条件の中で行うものなので、それはそれは簡単に評価できるものでも、していいものとも思わない。投票率の低さや安直な「大勝」に腹は立つものの・・・。

 前置きは長くなったが一言、先の記事内容に全く同意する形で自民党に投票した方、一切入店をお断り!

 そもそもそんな人間は近寄る気配もありませんが・・・。

 原発廃止が、耐え難い苦痛を将来の日本国民に与える?だと?

 将来子孫達の、「なんで原発を廃止したんだ!!!」と嘆く姿が、この男に見えるとすれば、大変飛び抜けた想像力の持ち主だと言わざるをえない。

 凡庸な店主には、数百年後、立ち入り禁止の区域があったり、特別な装備をしない限り近づけない場があったり、処理のしようが難しく、手間と金のかかるやっかいなものを残していった、浅薄で無責任で薄汚い欲望に魂を売った先祖たちを恨む子孫達の姿しか浮かんでは来ない。

 そう、無くなるのは、ビンテージだけではなく、子孫からの先祖に対する供養・・・、先祖を恨む子孫達という多分歴史上最も過酷な「ねじれ」を産むのではなかろうか?

 反面教師としてしか価値のない先祖。将来、子孫より墓石と骨壺を割られ、ぶち撒かれた遺骨を土足で踏まれることを覚悟しなくてはならない、そういう世代・・・。

 であったとしても、少しでもよい技術、発想、形式などを残していかねばと思う、我々も与えられてきたように・・・。その後ろ盾となるある種の制度のようなもの・・・、経済効率とはまた別の何か?集議してアイデアを絞らねばネ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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