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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

祭りだ!地元だ!地域だ!・・・国か?



 商店会の空き地に単管で詰め所をつくって、限定的にご神体の一部を移すのかな?神棚と酒だの何だのを並べて、そこを拠点に、御輿を出しての二日間、当店の新店舗から歩いて二十秒のところに、それがあったので、こちらも酒をぶら下げて、名刺もって挨拶に行きましたよ。

 座っている大御所と話をしていると、店主と小学校が一緒というか大先輩だったりして、しかも、それが店主の母の一つ下だったり、聞きかじりで怖かった先生とか学童疎開の話など、そういう話で盛り上がるわけです。そうした方が、また別の方を紹介しくれたりとまあ、あまり自覚はなかったものの、世代を超えた形でここは地元なんだと思い知る次第であります。

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 まず、お囃子を載せた車が登場、なんかツールのキャラバン隊みたいです。

 そのあとから・・・、

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 きましたね、田端神社の御輿だそうで、担ぎ手達もそこそこのキャリアをお持ちとお見受けします。

 チラホラ、知った顔が・・・。

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 脇を通ると燃える感がありますね、来年は・・・、などと考えていると、背中をポン!

 同級生の宇田ピン。

 担がないの?

 このカッコじゃあねえ・・・。

 家にオヤジの袢纏があるから、来年貸してやる!


 こんな会話で、来年から参加決定かな?

 今度の新店舗は、準商業地帯で、はっきり言ってさびれている商店会の裏手にあるわけです。しかし、その商店会の会員?になるならないは別として、こうしたまとまりを象徴する祭りなどがあるのであれば、そうしたものに参画する、というのも一つのあり方かな?とも思います。

 地元に自転車屋として認知してもらう、そういう展開も大いにありかと思います。

 そして、こうしたまとまりは、ちょうど合戦のない時に鷹狩りをやるようなもの、つまりは震災などの災害時のための実は予行演習的なものが大いにあるように思います。

 町内で数十名分の露天の炊き出しをする、なんていうのも実は災害時の炊き出しと同じ技術がいります。

 中越地震で大被害を受けた田麦山地区。米作りなどで御世話になっているところでありますが、そこの小学校で明日収穫祭をするということで大鍋を用意して、野菜などの具を切って万全の準備をしていた、その夜に巨大地震が襲ったそうです。

 その真っ暗な不安な夜、地区の皆さんがさすがに腹が減ってきたということで、手探りで前倒しで、それらの食材を調理して、食べながら夜明けを待ったそうで・・・。

 みんながまとまって、助け合ってやっていく、その際の司令塔や実働部隊などの分担も実はこうした祭りなどの演習を通じて、成り立っていくもの・・・。

 そういう意味でも、こうした集まりは大切なんだよなあ・・・と思う次第。

 何か地元で起きたときは、地元の仲間達で助け合って対応する!地元は地元で、地域は地域で守る!

 仮に、数万食の援助があっても、これだけ人口が多い地域では一瞬でなくなってしまう。自衛隊の炊き出しだって、一体何百人を想定してのことなのか?

 そして、災害が高じて最悪な事態が起きるときに、この国は人民を守らない。忘れちゃあいけませんゼ!

 地元を自分たちで自治していく、そういう意思は有ります。

 その地元をもう少し地域なりを広めに取っていくことも、想定できます。

 その行き着くところの一つが、国、という存在なのかも知れません。

 地元を守る、それが国を守ることに繋がる・・・、そう考えると分からなくもありません。

 ただその「国」なる言葉には、だいぶ手あかが付いている、ということも事実かと思います。少なくとも店主には・・・です。

 8月15日は、店主らの結婚記念日だったり、今年は新店舗の開業日だったりしましたが、それ以前には,終戦、敗戦の日なんですね。

 そこで、にわかに「国」について考えるための資料や、その他読み物などが、フェイスブックなどに掲載されるわけです。

 その中に、とても気になるロジックがあります。

 特に特攻隊の残した手記などを紹介した文面の最後に、「こうした多くの犠牲によって今の平和な世の中が・・・」という、あのお決まりの結び方についてであります。

 原発事故に話をスライドしてみます。今フクイチの現場で必死になって、事故収拾にあたっておられる方が、今もおられることでしょう。

 事故後の収束状況は、まさに彼らの被曝と戦いながら身を捨てるばかりの努力のお陰なのであります。

 と、これで原発の話を終えてしまうとしたら、それで良いのでしょうか?

 原発を推進して、音頭を取って、そのうまみを吸い尽くした方々は、事故後の刑事責任も問われることなく、しこたまの退職金をもとに関連会社に横滑りし、噂によっては今家族とともに海外にいるとか、いないとか・・・。

 こうした連中への視座もなく、現場の労働者の美談だけで原発問題を結ぶとすれば、それは象の鼻を持って、象は大蛇と同じだといっている論と少しも変わりがないのではないか?

 戦争についても同じである、と思います。

 大変きな臭い!店主はそう感じております。

 A級戦犯だった人物が戦後政界に返り咲き、首相まで務め、その孫にお人好しにも二度までも首相を許しているこの現状、大手マスコミ、有権者の自覚的あるいは無自覚的あり方、そのすべてが大変きな臭い!

 ワッショイ!ワッショイ!の喧噪の中で、制御できる共生関係とはなんぞや?住民の自治と行政組織との関わりはいかにあるか?自治を分断していくるものに対して、どうやって抗していくべきや?酔いと耳鳴りの交差していく中で、なにかを突きつけられた店主なのでありました。

 社会系の哲学が必要だ!秋からゼミやるぞ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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