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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

水がうまい!数時間の幻覚・・・



 正月の3日からというもの、誠にもって言い難い体調不良の状態が続きまして、少々参りました・・・。

 多分風邪の一種なんでしょうが、今までに経験したことのない、風邪・・・という状態。

 まず多少の鼻のグズグズはあれ度、つまらない。

 咳もチョコッとは出れど、申し訳程度。

 腹下し全くなし。

 頭痛も全くなし。

 目の奧が痛む・・・。

 今回の最大の症状で、最も憔悴させられたのが、背中と腰の痛みなのであります。

 もう横になっていられないほどの、痛みなんです。どんなに寝返りうっても、ポイントとして痛みが止まるところがない。座布団で高低を出しても何しても、全くしずまない。

 イヤー、本当参った・・・の一言でした。

 今まで店主は、ほとんど風邪引かず。引いても二日もあればほぼ完治。寝ているだけの自然治癒でやっていました。

 四五年に一度ぐらいだったかな?それがここ最近は一年一度くらいになってきて・・・、寄る年波には勝てない、のかも知れませんね。

 しかし、寝込んでいた二日半、ちょいと分かったことというか、再確認したことが有りましたね。

 一番つらかった二日目の3時頃から夜の9時頃の間。通常なら回復の兆しが見えてきてもよい時期であるのに・・・、それが全く見えてこない。

 風邪を移すと悪いので家人は部屋に入れず。

 一体いつになったら、この痛みは終わるのか?

 この孤独と痛みの6時間に一体何を考えたか?

 なんと自殺であります。

 今、お陰様で回復の途上にある中で、たかだか二十四時間前のこと。今となっては、実感だけが抜け落ちて、そう思っていたという記憶だけが残りつつ、であります。

 もちろん、具体的な方法を練って、その部屋で実行までのシュミレーションを・・・というほど明晰なものではありませんが。

 むしろ、痛い背中に爆弾背負って、一気に爆破させたら、さぞかし気持ちよかろう・・・というアニメチックなものだったかもしれません。

 でも、人間閉塞状況に置かれ、一定の条件が揃えば、いとも簡単にそうした行動へいかないとも限らない、存在である、ということは、実感は抜けても知識としてだけでももっておいていい、と確認した次第。

 そして、回復への転機。

 家人の登場。オオ、一気に回復しないとなあ・・・と思ったこと。その直後に測った体温がなんと、39.5度!

 これじゃあ、変なことも考えるはずだ・・・。

 数分おきに飲んでいた、水。これが実にうまい!まず、こういう喜びの断片を大事にしよう。本当に、うまいからなあ・・・。

 そして、この自分の失態を具体的体温と共に、フェイスブックに掲げたところ。

 「高熱なめんな」「そりゃ点滴もんだ」「しっかり休め」「大事にな」という多くの方々からの、励ましメール!

 これがまた、家人の登場と共に体の中から治してやる!という力になったのが分かりました。やっぱり励ましって、力になりますなあ。

 登りの最後のゲロリそうな時でも「ガンバ!」の一言で「何だ、オレまだ踏めたじゃネー」と思うこと数回・・・。

 皆様からの励ましと共に、とにかく市販薬を飲んで、うまい水を飲み。解熱体勢整う。

 三十分後の検温39.1度。ケケケ、コンマ4下がっているじゃネーかよ!なんか自分の体を単なる反応から、コントロールできるような感じになってきましたよ、まだ背中は痛いが、どこか楽しい・・・。発熱による躁状態ってあるのかしら?

 それから数時間寝入ったらしい。

 深さ二十センチほどの湿地帯に店主は横たわっていた。最初はそれが自然に感じられたが、次第にそこに横たわっている理由が見いだせなくなるくらい、不快になってきた。

 ここはダメだろう!?と夢で起きあがったと同時に、実際の体も起きあがった。そこはもちろん部屋だったんだが。

 スゴイ汗、滝のような。上を着替えて、朝まで。

 本調子ではなくても、回復の兆しが見えるところにいるだけでも、人は希望が持てますな。

 ほんの少し時間ながら、忘れかけている病というものと、その関わりらしきものを確認させてもらいました。

人の励ましや、祈りというものがどれだけ大切か、ということ。

暗い状況下でも、例えば水がうまいでもいい、一筋の光脈をみようとすること。

怪我が無く、健康であることがどれほどの僥倖であるか、ということ。

そして、今度はじぶんが励まし、祈れる人間になるために・・・。

有り難うございました。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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携帯070-5083-6962
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