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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

改造最終へ レポートも書かないとなあ・・・



 あの例の中学生君、今年もよろしくとばかり、やってきましたよ。

 というのも、2月提出のレポートが本番で、そのための最終章として、今回ほぼ自分で・・・、組み付けるという計画のもと、動き始めたわけです。

 この自転車は、お母さんが乗っていたもの。ほったらかし状態の自転車をお母さんより引き取って、アチコチガタガタ言わせながら、わざわざ立川から乗ってきたんですね。

 それをまず全ばらし・・・、これ去年やりましたね。フレームからパーツ類をすべて外して、フレーム磨きと、各パーツ磨きをしつこーくやったわけです。

 なかなか、根気あるし、ものごとを楽しむ才能があるなあ・・・、何でもかんでもよく驚いて、感激する、得な性格であるわ。

 何やっても、ボーッとして、わかってんだか、わかっていないんだか分からないボンクラ相手にしていると疲れるだけですが、打てば響くは、例え勘違いでもいいことです。

 洗浄というのは、そのものをよく見る訓練としては、欠かせません。例え選手であっても、年に一度は使ったパーツ類をすべて外して、その一個一個をよーく磨いて、消耗パーツは取り替えて、そして、それらを戻してやる、ということはやった方がいいねえ・・・、と思います。

 観察しては磨いて、きれいに整えてから、消耗部品を取り替えつつ、再組み付けをしました。それで、再度立川まで乗って帰ったというのが、昨年の暮れのこと。

 ここまでOK!ガタガタ自転車で来たのが、メンテした自転車で帰った感想は?もう感激の一言だったそうです。

 それで、今年メンテしたヤツできたとき時間は半分に短縮されたとか・・・。いい調子!メンテの大切さを身を以て知った良太郎君でありました。

 で、こいつをどうする?これからが、2月提出のレポートの要となる作業です・・・、何をどうするか?

 本人、もうとうに考えていたようです。名づけて、少年ランドナー化・・・。

 お母さんのクロスバイクを引き取って、少年ランドナーとして再生させて、それで小旅行やってハード・ソフト両面でレポートを書くということ。

 もう完璧じゃない!となると寒い2月のツーリング・・・となりますな。コース選定も含めて作戦練らないとなあ。

 ともあれ、少年ランドナーということで、おじさん達は結構どよめく・・・。意外と外野の方がうるさいかもなあ・・・。

 みんな放っておかない・・・、なんでアナトミックなの?マルハンだろうが!!!!

 ブレーキのワイヤーどっち引き?これにヘタに答えようもんなら、お前それで少年のつもりか?!!!少年ならなあ、上引きって相場が決まってるんじゃ!

 単なるオヤジ連中の思いこみを押しつけられる良太郎も災難だが、まあ、物事凝った領域に入っていくというのは概してそんなもんだ・・・。そこには神様やギャラリーやら小姑らがわんさかいる・・・。それからいじめられて、かわいがられて、流儀というものをおぼえていくんだよ、少年らよ!へこまずに前に進め!

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 ステムにハンドルが通らない・・・・!

 オイ!よく道具を観察しろ!それじゃあ、単に握っているだけだろうが、開くんだよ、開かないと、通るわけネーだろうが!!!

 ギャラリーからの罵声が飛ぶ中で、良太郎本人はいたって朗らかに、こなしていくのでありました。

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 どちらかというと、静かに見守り系の大森先生・・・、もの静かな分、注意されたときの言葉は重り!

  しっかり精進せよ!

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 とりあえず、ステムにハンドルが通って、ブレーキレバー装着。あとは、シフター取り付けて、前二枚にしないとな。

 意外と簡単に少年ランドナーは出来上がりそうだが・・・、今度はどうやって山坂付けたレポートを書ききるか?だ。

 あと一月、中学生なりに練って、自転車と小旅行とレポートを完成させよう。

 まあ、店主の感触だと、八割方、いいレポートができる素地は整っているとみていいでしょう。そういえば・・・、店主かつては、文章技法の教員でもあったわい・・・、思い出すねえ。いい小論文の書き方・・・。

 書き方に拘る学生が9割でしたな、でもこうした論ずるものはそれ以前に「生き方」が問題なんだよね。もちろん小論文なので、資料は大事です。でも、それを披瀝するステージとしての人間劇場が面白くないと、ハイハイ、よく書けました、で終わってしまう。

 採点者は数十人、多くては数百人の回答を読まされることになる。その採点ボケをどうやったらやぶれるか?ここが技法の見せ所なんだが、問題は技法ではない、生き方なんだよね・・・、なんて話をとりとめもなくしていましたっけ?十数年前の話です。

 良太郎は、生き方が面白い方向にねじれつつあるので、大丈夫!

 あとは、手にしみこませるよう作業しよう、しみこんだものが、今度はにじみ出てくるようになる、それが本当の生きた文章なんだ、精進しよう、お互いな。
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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