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ホイールバランスは取るべし!絶対に取るべし!決戦用ワッパなら取らなきゃダメ! |
![]() 先日アップしました、内容ですが・・・、多少の早とちりもあって購入してしまったコイツ。 スルーアクスルのハブなんてロードでは一般的ではありません。あってもアッチコッチ外さなければならないという意味で、手間がかかります。 そういう意味で、こいつは使えるのか・・・?と色々工夫したところ、まあ、中空シャフトなら問題なくホイールの偏りを計測できるようになりました。 ただ・・・、中空でないシャフトの時はどうしましょ?ピスト系のホイール類ですね。コッチだって決戦用であれば、しっかりホイールバランラスを取った方がいいわけで、それができなければ片手落ち・・・。 そこで、こいつを使って中空もそうでないシャフトも両方見られるように、改造してやろうということに、決めました。折角そろえたんで、トコトン使ってやろうじゃありませんか!!! 失敗したら、おじゃんですが、しないように、新調にするしかない。 単純には、両ベアリングの位置を近づけるという簡単な発想ですが、こうしたものは精度が問題になりますので、単に狭くすればいいというのではなく、正確に狭くしないといけませんな。 ちょいと緊張が走る中、決行! ![]() 万力に足を挟んで、両橋渡し部分のつっかえ部分を切り落とします。全部で4箇所です。 ![]() 切り残しの部分を必要なところだけ平らに仕上げます。そこにナットが来るので、切り残しでナットが浮かないようにです。ヤスリ類で徹底してどけます。 ![]() 下から30ミリ、脇から15ミリのちょうど交点にポンチをガツンと決めて、10ミリのドリルをボール盤にて、回し込みます。 こういうと簡単ですが、塗装されている母材を計測してその中心点を探るのって、むずかしい・・・。やはり定盤があって、そこを水平に滑らせて、直線を引けることができれば・・・かなり正確度は上がりますな。 まあ、一カ所あけると、対岸の同じ位置に開けなければならないので、その際には、二本の母材をきっちり合わせて、万力で留めて、再度ボール盤にて、貫通させる・・・。 測ると中心なんだが、見た目ではチョットずれているようにも見える・・・。いつものことなんですが、位置決めというのはむずかしいものです・・・。 穴が開いたら、こちらと向こうを繋げるパイプを二本、これまた正確な長さで切ります。この長さが、今回のダウンサイジングということになります。 ![]() バリを取りすぎると長さが分かりやしないか?などと、いらない心配まで出てきますが、なんとか同じ長さで切り取り。並べてみて・・・よし! そのパイプに、全ネジを貫通させて、先ほど穴あけしたところを通し、両側をナットで均等に締めていく・・・。 ![]() こんな感じですね。130ミリくらいサイドが近づいたことになります。 このメリットは、中空シャフトに通す5ミリのシャフトのしなりが減ります。 そして、ピスト系ハブもナット類を取ってそのまま載せるだけで、計測可能になりますね。 ![]() これで、ほぼ万能かな?バランスセンサーのできあがり!ベアリング部分には高級ケミカルを常に注油、抵抗を限りなくゼロにしておくことでしょうか。 なぜこんなに手を掛けてまで、バランスセンサー改造したか?というと、それには大きな理由があります。 というのはね。 ホイールの偏りは是非、取るべきだ!と切に思うからであります! 取りましょう、ホイールバランスをしっかり取りましょう!乗れば一発で分かります!高速領域になれば、なおのこと、通常の走行でもピタリと安定します・・・。 エエ?!マジ?!というくらい、しっかり安定します。 今まで、アンバランスなホイールで何やっていたんだろう?と思うくらい、後悔するくらい、ホイールのバランスは走りに影響を与えます! 今後は、取るのが当たり前、少なくとも、本気練習用ホイールと決戦用ワッパは必ず取るようになるかと思います。 今まで無頓着すぎたんですね、本当マジで今後の動向はバランスホイールの時代にはいるでしょう。 店主の実感でもあります。靴なんかにもあるんじゃないかな?自分にとって、自分の足の運びにとって、ドンピシャであるようなバランスというものが。 ンン?何だ?この履きやすさ、歩きやすさ、走りやすさは?一体今まで何を履いていたのか?と思うような、それに類似した感覚ですね。 で、バランサーができたら今度バランス取りの右腕となってくれるもの・・・。そいつはこれです! ![]() コンマ1まで、計測できる、高性能の測りです。このナットは154グラムではありません。橋脚でもあるまいしそんな重いナットあるか!15.4グラムなのであります。 このコンマ何グラムまで影響してくるのがホイールバランスです。決行取れているなあと思っても2.7グラムぐらいの調整はいる・・・なんて事有ります。 今手当たり次第、あるホイールを計測して実習していますが、いろんなことが分かりますね。八グラムのアンバランスなんて、野蛮に思えてきますよ。 そのくらい、だいたい店主は0.2グラム検討で取れるように今練習中。面白い!もちろんウェイト一点張りとは限らない、だいたい二点、正確には三点ぐらいで取るというのもいいかも知れませんな。研究中・・・。 リム内も一律で無し、タイヤもチューブも当然一律でない、想像ですがタイヤ付きホイールの内部が透けて見えて来る感じがします。 そして、取れたホイールで乗るとき・・・、チョットした感激ですわ! まあ、そんなことで、あといくつか確認事項が実習にて確認し次第、このホイールバランス取りは当店の営業内に取り込んでまいります!もちろんシーズンには、間に合わせます・・・。 あとは、チェーンの徹底洗浄と高級ケミカル漬けも・・・。 この二つだけでも、自転車が別物になるはず! スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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