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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

雪道凍結対策 こんなもの作ってみました!



 このブロックタイヤは、一見どこでも見受けられる?かに見えますが、これがまた嬉しいサイズ26*1 3/8という、実用車サイズなんですね。マウンテンサイズではありません。しっかりと実用車の車輪にはまります。

 パナソニックのコルデラビ・パスハンティングというタイヤです。通常ランドナー野郎が履くためにつくられたタイヤなんですが、サイズは実用車とピッタリなんですねえ。

 今でも雪の中に閉じこめられている方々が多いと聞きます。こういうときに自転車で何かできないか?もちろん、自転車ではせ参じて、食料・飲料・燃料を届ける・・・なんて事は、他の救助活動に邪魔でしょうから、そういう気持ちを抑えつつも、自らの身の丈を考えつつも、なんとか・・・することができないか?とはやる気持ちを抑えつつ。

 このブロックタイヤ、これだけでも、かなり働くんじゃないか?と思うわけです。通常実用車タイヤの26インチなんていう奴らは、チューブとふんどし付きで売っているもので、へこみブロックはあっても、こうした積極的出っ張りブロックタイヤはありませんし、そんじょそこらの自転車店でも売っていませんしね。そういう意味で、これだけでも立派なのであります。

 前回ご紹介した、「ささら」これも優れて実用車の味方であります。書き忘れたか?実用車用の26インチはいうまでもなく、なんと24インチ、27インチのタイヤも用意しているという、ありがたいですねえ。こういうもの作りを支援するためにも、これは雪国での雪上自転車レース開催、やっていかないと・・・なんて思うわけです。

 実用車にブロックタイヤ、というだけでも使える筈なんですが、これにチョコッと細工をしてみたんです。

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 ボルトナットを埋め込んでみたんですね。いわゆるところのスパイクタイヤ!車では路面を荒らすということで、禁止のようですが、自転車では既製品もあるくらいですね。

 もちろんそうした既製品は、マウンテンサイズ、スポーツ自転車サイズでして、多分ですが、実用車サイズのものはないんじゃないかな?世界は広いんで、全くない!とは言い切れませんが、探している時間があったら、自作してしまえ、ということで、2.6ミリのぼるとナットをカマしてみたんです。

 大体伸ばせば二メートルくらいになるタイヤに、地道に打ち込んでいく作業は、多少というか、結構面倒なんですが、慣れてくるとけっこう速くもできるようになりますんで、慣れの問題かな?

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 タイヤのてっぺんですベルことよりも、やはり車体が傾いたサイドに打ち込む方がいいのではという実験ですので、これが完成形ではありません。

 各ブロックに打ち込むとなると150本のボルトナットが必要になります。重いし、値段も張ってくるし、手間もかかる。

 どうやって、最小単位で効率よく噛ませるか?そこがこれからの研究対象になりそうですね。

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 裏はこうです、プラスの頭が見えますね。多分ですが裏リムテープ必要かも知れません、布製ガムテープでも貼っておきましょうか?大体雪の日は空気圧を下がるので、多分ですが、問題ないんじゃないかな?まあ、これもまた実験の対象としておきましょう。

 コレがある程度で完成したとして、あとは・・・ニコ太郎の牽引だね。

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 こいつがあれば、大雪での機動力は相当上がると見ていいんじゃないでしょうか?楽観的?ガソリンがなくなっても、食料があれば、引けるしね。

 もちろんこれで大荷物を積んで、山間部の救出に・・・なんて言うんじゃありませんよ。そこが身の丈!

 気持ちだけが先走って、実力見誤っていこうものなら二次災害間違いなし・・・。そうではない都市部で、ガソリンに支障が出たり、車道がどうしようもなくなってきたとき、こんなもんでも小回り効いて動けるものはないか?

 最近思うのが、基礎技術はすべてアナログなのではないか?あるべきではないか?と思うのであります。

 もちろんデジタルすべてを否定する必要もありません、実際こうして利用していますしね。

 ただ、アナログ技術はココにあって、デジタル技術はアチラにある、これは決定的な違いなのであります。

 同居の中学生の勉強を横目で見ていると、「辞書は?」という質問に「デジタルならある」と。「紙の辞書は?」「ない」・・・。

 詳細省きますが、紙でくくる辞書が大事なんです。それが頭にあってデジタルを使用するならいい、もちろんデジタルでしか引けない引き方もありますしね。でもその基礎技術は紙の辞書をめくることが土台になっていないと、ダメ!なんであります(もと教育職・・・)。

 ブラックボックスを並べて、入力に対して出力を操る、それが複雑な様相を呈するとあたかも自分が扱っているような錯覚に陥るんですが、ブラックボックスはブラックなんですよ。中は分からない。

 その中はメーカーやら、何やらに独占されている、そこがいじられたら、手も足も出すことができない。すべてアチラにありますからね。

 土台にはアナログがあるべき、取り戻すべきなんじゃないかしら?

 スパイクタイヤに、ヘイコラいいながらも、荷物を牽引してきたら、非常時にはヒーローだぜ!もちろんツイッターは非常時には便利だがね。汗してものを移動するのはアナログだ!

 そんなわけで、3.11も近くなってきたとき、そしてまだすべてが平常に戻っていないとき、自らにできることを考える。

何卒ご無事で!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
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