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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

カーボン車破損 コンポ載せ替え!



 一見何ともないレーサーですが、落車をしたとのこと。前の車体に乗り上げた、という集団走行では常に起こりうるものです。

 いわんや、競争にあっては、我先に!が優先されるとなると、秩序は乱れがちになります。でも競争を成立させるためには、落車はいけません。プロにあっては、明日も出場となりますので、余計避けたい事態であります。

 その辺のバランスを保つ、競争でありながら、事故を起こさないための規則遵守と技術と配慮を両立させるということが大切なんですが、それがなかなかむずかしい・・・。昨今ではプロレースでさえも落車が多い、と聞きます、いわんやアマチュアをや。

 乗り上げた瞬間、前から力が掛かります、その力が・・・どう伝わったか?フルカーボンレーサーはヘッドチューブを中心として、前三角が非常に強く作られていると聞いています。形状見てもそうかもね、と判断できます。

 その分後ろ三角が脆弱に作られているとか。車種によっては、大丈夫かよ!と思えるような華奢な作りのものもありますね。

 このインターマックスに関しては、後ろ三角も平均的に作られているかに見えますが、やはり破損箇所は後ろ三角に来ています。

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 面白いように、示し合わせたように、チェーンステーのほぼ同じ位置のアッチとコッチに亀裂が入っています。

 多分前からの強い衝撃に関してはここが一番弱かったのか?

 そんなわけで、議論の余地なく、このカーボンフレームは諦めて、別フレームに載せ替えということになります。クロモリだったりすると、破損箇所のみの入れ替えなど、部分的修正ができるので、別の選択肢もあるんですが・・・。

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 エエト、つぎのふれーむは・・・。このイカヅチフォークとなれば!ピナレロさんなのであります。

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 アルミフレーム全盛の頃から、今日のカーボンフレームに移行する時期にありました、カーボンバックというアルミフレームですね。

 カーボンフォークが前後に付いているような形状で、アルミのモロ硬さを吸収するという設計思想だったんでしょうか?

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 インターマックスって、社長がイタリアンのファンだとばかり思っていたので、その取り扱いフレームはすべて規格もイタリアンかと思ったら、JISでした。というわけで、ワイヤー類とここBB、そしてバーテープのみ新品ということで、あとはすべて載せ替えで完了となりました!

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 コンポを同一化しての、レーサーの再生!ということになりました。

 で、例のカーボンフレームは・・・、無傷の前三角を見ると、捨てるには忍びない・・・。今でもカーボンフレーム修復工房というのはあるようですが。もう少しして、こうした技術が一定の価格で確立されると、もしかして、街乗り仕様として再生する可能性もなくはない。

 あくまでも使い捨て的発想には、抗して行きたいのであります。そういうわけで、ちょいとお休みください、とお渡ししました。

 ただ、やはり一度の落車でレーサーとしてお釈迦になる可能性のあるカーボンフレーム。特に競技に打ち込もうとしている学生諸君よ、そういう可能性の高いカーボンフレームである、ということを十分に把握した上で、選択しなさいよ!

 ちなみに余談。

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 最近ホイールバランスに凝っている店主。こうした完組みホールが来るたびにその精度を見る癖が付いているんですが、これはフルクラムのレーシング3。

 ざっと、高速で回した感じでは、完璧ではないが、デフォルト状態でもしこのレベルであるとすれば、まあ合格ラインなんじゃない?と思いつつも、計測してみると。

 3グラムと0.2グラムの二点バランスが必要と、こちらで判断することができました。今回はバランス取りの依頼はないので、計測のみ。

 こういう事で、各社完組みホイールの精度というものが見えてきますね。蓄積、蓄積!

 ということで、すぐに3月、4月でオンシーズン。そろそろ愛車のチューンも必要なのでは?などとお誘いしてみます!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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