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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

両腕の喪失と・・・



 先日、久々に登場したコヤツ。レースでサイクリングのできた最盛期からすると20キロデブったこの体、太鼓の名手となったそうで、肩から背中、腕が太くなっています。

 そして、もう一つ太くなっていたところがあった。

 坊主としての根、別ないい方・・・ちょいと硬いが宗教家としての根が、数回り太くなっていた・・・。

 半分ねらい通り、半分の驚き。

 今、というかここんところズーッと、と言ってもいいかもしれませんが、仏教という宗教・・・じゃなくて、既に葬儀産業として安泰な地位を築いて譲らない、この業界・・・、もう最低・・・と言い切りましたよ、コヤツが。

 ここで始めて言うかもしれませんな?店主は、自らを仏教者であると規定しております。仏教徒といわないところが味噌。

 別にどこかの宗派に属していないし、属す気もしない。あえていえば・・・、中観派?釈迦派?とでもいいますか?そういう立場で、多分残りの人生を貫くんじゃないか?と覚悟しております。

 そういう目から見ると、今の日本の仏教主流なるものは宗教としては、全くダメでしょう。

 よく馬の耳に念仏、といいますが。当の仏教自身が、人をして馬にしている、ということに気づいていない。そういう致命的な状況であることに気づいているお坊様がどのくらいおられるのか?

 そういうことを学僧である時分から、コンコンとコヤツに説いてきた訳でありますが、この修行僧はそれを上回るド成長をこいてきた、訳でありまして、イヤー、驚いた・・・。

 キリスト教でいう無教会派というのがいるそうですが、もしかしてコイツ、いずれは無寺院派なんてところに行くのではないか?非常に、非常に楽しみなのであります。

 この修行僧が東京の旧店舗から離れ、栃木の実家に戻っていったのが2011年の4月。

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 そして、もう一人。同じく2011年4月、東京を離れ、九州に移住していった者あり。

 カノ奴は、カノ地でがんばってやっているようだ。

 今思い出すと、あの年の、あの4月はこの二人が離れたことで、一気に両腕をもがれたような月であった。

 その一月前。この日本というものをあれ以前とあれ以後に分けられる大きな節目になる事が起きた。

 それまで隠されていたことのあまたが、白日の下にさらされる。薄々気づいていたことが、まさかここまでひどかったとは・・・と。

 あの混乱の中でも秩序を保っていた日本人はすばらしい、という自慰本が売れているらしいが、自信喪失の裏返しだろう、おめでたい国である。

 現場検証もできていない、未だ原因不明の事故であるにも関わらず、基準をあげて審査?何を基準に基準を上げるんだかわからんわ。その基準をあげた「世界最高水準」に適合したものから再稼働?という第二の安全神話を作ろうとする国。

 あれから三年。この国はすこしでも以前と比べて、良くなったといえるのだろうか?あの教訓を生かして、すこしでもいい方向に進んでいっていると、本当にいえるのだろうか?

 この国に信国心もてますか?さて?

 日本は、店主にとっては縁(よすが)であります。そこには好きだの嫌いだのという浅薄な好みや意識を超えた、深い関係がすでにあるわけであります。その観点からするに、システムにしか過ぎないこの日本「国」というものは、どうだろうか?

 ここが今問うべき問いの原点なのであります。しかも店主だけではない、多くの方にも共有してもらえる、原点なのではないか?とすら思えるわけです。

 今、縁としての日本と、国家(=システム)としての日本とを一緒くたにして、「論ずる」傾向が強すぎますね。平たくいえば、「お国のため」のお国とは、一体どちらなのだろうか?ということでしょうか。

 この縁としての日本で、いかに自治をもって生きていけるか?そのための典型を下の世代にどう示せるか?これが今年齢五十になる店主の大きな試練になっていくと思われます。

 あれを経験したんですから、もうこの国(=システム)には頼り切れない。システムは時に自己を維持するために、縁を平気で切って捨てていくのを目の当たりに体験したのであるから。

 これをどうやって引き受け、どうやって実現していくか?自転車屋は、自転車を通じて考え、動いていくしかない・・・でありましょう。

 合掌
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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