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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

チビFUJI まずはフラットから

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 24インチの少年用ロードレーサーというのでしょう。

 FUJIです。これは子供達のための自転車レースを想定して作られたのか?ドロップハンドルに子供の頃から馴染むように、という思いなのか?

 前者はやはり、メーカー自身が実際の大会まで開催して育てていかないと、まだまだ子供レースの少ない現状では、むずかしいかな?という事になってしまいます。

 自転車競技の土壌が違うのでしょうかね、イタリアなどでは、このくらいの自転車に子供達が跨ってスラロームしている写真などよく見ますが、もう少し時間が掛かるかしら?

 二言目には、東京オリンピックが!などといって、尻を叩くという傾向もあるかと思いますが、あまりそれでやりすぎると、2020年で燃え尽きてしまいかねませんので、ほどほどにしないとなあ。

 だいたい、2020年ピークという発想はいかんですね。というのは、その後は下降線ということになりますから。むしろ、2020年にかこつけての勢いづけ、というのがありなんじゃないかな?

 2020年をキッカケに、スポーツ文化だけでなく、文化全体で、文化意識自体がどのくらい高まって、それ以後に繋がっていけるか?というイメージがいい。

 土建とグローバル企業がヤリ逃げで、あとは借金の山とかはもう、この辺でやめにしてだね。IOCなんかが音頭とって、二回目の開催希望都市には、文化的展開に関する大きな課題を課すなんてことしてもいいんじゃない?

 まあ、あの周辺のメンバーなんかを見ると、期待はできませんが、この機を利用して動くことはできないわけではない、ゲリラ戦でかこつけ行動していくかね。

 で、まあ、こういう子供用のレーサーなんかを見ると、さてさて・・・、どうしようかと色々考えるわけなのであります、フムフム。

 この車体、最初は慣れるまでフラットに、というご依頼なんですね。

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 360ミリハンドル。まあいいんじゃない?当店で入手できる最短が340。色々あってよし。

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 シフターがココ。ステムの両脇なんであります。これのメリット、ハンドルから手を放さずシフトができる。あと、子供だからよく車体を引き倒すでしょうね。でもココにあったら、倒れた衝撃で壊れる確率はゼロに近くなります。

 これは、世界一周なんかをもくろむ自転車にもオススメ。壊れにくい、ということが優先順位として高くなる車体にはすべからく、この手のものはおすすめです。

 ただ、もの自体の耐久性・・・これも重要です。プラ多様だと摩耗に弱いとかね。慎重にものを見て、取り付ける場所など、よーく吟味して作り必要ありですね。トラブルフリー車は。

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 ジャーンというわけでフラットになりました!

 といっても、ドロップからフラットにという形状の違いだけではなくて、ブレーキやシフターとの載せ合わせなど、実は色々問題あるんですねえ。

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 例えばコイツ、フロントディレーラーとシフターとの相性というのがこれまたちょいと複雑。

 傾向としてフラットに付いているシフターの引きシロがデカイ・・・、それに合わせたフロントディレーラーでないと、使えないということがあるんですねえ。

 これでやってみよう・・・と思ってつけても、ダメなことあり・・・で、今回も何度目かのこれにて、落としどころ。

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 色々やってみると、このフリクションというのは、まあ万能・・・ですな。引きしろがあれば、あとはライダーの操作でエイヤ!これもまたトラブルフリーのいい例かと思いますね。ワイヤーを適度のテンションで張っておけば、あとは操作で・・・という。子供向きかも知れませんね。

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 で、できたぜ!フラット版、チビレーサー。

 これを成長に合わせてセッティングしていくと一体何歳まで乗れるのか?これもちょいと追跡していきたいですね。レーサーは適正身長を要求してくる傾向が、他の自転車に比べて高いので、それをパーツ類でどこまで対応できるか?

 ある意味、そこまで乗れるなら、購入しようか!なんて事も起きるかもです。

 ものは作るだけでなく、いかに使い続けられるか?をも含めて考えていかないと、結局は遠回しでゴミを作るだけって事になり兼ねませんから。

 将来レーサーになるかどうかは別として、まあ、楽しんで無心で自転車で遊んでくれ!そういう先にオリンピックやツールだなんだがある、その逆ではないことは確かなんだから・・・。
 
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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