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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

若きトライアスリート 競技の未来は君らの肩に



 カーボンフレームですが、いかにも持ち込み、学生らしい。

 しかも、パーツ類がキタネエ~、前使っていた奴の性格が見えるようだねえ。

 明治大学トライアスロン部の学生さんの車体になるもの。ンン?明大トライアスロン?というと確か・・・。

 三種の競技を行い、ただでさえ練習に時間を取られるトライアスリートは、自転車のメンテまでやっていられない、という方が多いですね。そんな中でも、組み付けをみたいという。いい志、ではどうぞ!

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 狭い店内があふれます。ンン?立ってニカッと笑っている奴・・・?

 この横顔は・・・?オオ!あの伝説の中学生、中二で30センチの足を持っていたあの伝説の中学生、その割りに体も大きくならずに、高校時代でも特に自転車で・・・成績を上げたわけでもなく、クロモリフレームを三本ほどつぶしたという怪童ぶりは発揮したものの、その後どこへいったやら・・・の、あの岡田君か?

 回りのオヤジ連中の期待をすべて淡壺に投げ込んだ伝説のクソガキ!岡田君じゃないか?!

 ということは?君はもしかして明大に合格して、しかも失敗に学ばず、凝りもせず、また自転車に中途半端に足をつっこんでいられる格好のトライアスロン部に入部したとでもいうのか?その姑息さ加減がなんとも岡田君らしくて小気味よい・・・。

 まあ、わざとらしく驚いていますが、そうなんです。あの怪童だったはずの岡田君が、なんと大学に現役合格してトライアスロン部の自転車班班長になっているということなのでした。

 そして、連れてきたのが同じ部員の友達。まあ、仕事を紹介してくれたという意味ではありがたい。何?自転車班?ということは君以降の下級生はすべて当店の自転車購入、そして卒業後もOBとしてその利権を確保してくれるとでもいうのか?

 だとしたら、VIP待遇だ!これから来店のたびに缶コーヒーでもおごらないとなあ・・・イヒヒヒ。

 その最初の仕事が、持ち込みフレームの、自分の使っていたキタネーパーツ流用という大変ありがたい、儲かる仕事なので、彼には頭を向けて眠れませんな。

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 フレームの形状は凝っていますね、さすがにカーボン!

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 太くてで頑丈そうです。でも、カーボンは掛かる力の質や方向が変わると、脆いところがあるので、学生アスリートとして使用して行くには、それなりの覚悟が必要だよね。

 できれば、保証体制のしっかりしたところのものをできれば正規ルートから購入することをお勧めします。何かあったときのためにね。

 でもまあ、金属系のフレームをおすすめしますね。レースは落車はつきもの、一回の落車で、その後の使用に不安が残るようなものは学生さんには、向かないと思いますよ。

 しかし、一回落車しないとなかなか分からない、起きていない事故を想定して、先手を打つなんて事はなかなかむずかしいでしょうね。一回大事故起こしても平気で再稼働とか言っているアホと、それを黙認する腰抜けの大人が回りにウヨウヨいる中で、若者がそうした慎重な判断をするのは、やはりきらびやかなカーボン!なんて見ると、むずかしいでしょう。

 あともう一つ、ヘッドパーツのシールドベアリングなんですが、それを受ける金属部分がないというのが非常に気に掛かります。カーボン地をワン状に削ったその上に、金属のシールドベアリングを置いてそれを静かに圧入して安定させるという形式なんですねえ。

 いくらカーボンが硬いといっても、金属と硬さの質は違うでしょう?そんな組み合わせでいいのかな?まさかメーカーはフレームを四五年物の消耗品と考えているんじゃない?

 これが主流で、店主だけが最新の技術事情に疎いだけで、実際は何も問題はないとしても、違和感あるなあ・・・。

 でもこれだけは言えます。断言します、ならば、なればこそ、ハンドル周りのガタは絶対に見過ごしてはいけません!!!これは強調しすぎることはないね。乗るたびに、ブレーキ握って、その効きを確認しますね。そのついでに、フロントブレーキを掛けた状態で車体を前後地面に押しつけながら振ってみてください。

 そこでガタの点検も毎回するように、そして少しでもガタを感じたら、その都度必ずキャップボルトを調整して、ガタを取り除くこと!

 これ放っておくとカーボンフレームのヘッドチューブを内側から金属のシールドが削って、フレーム自体をダメにしてしまいます。これは気をつけて!!!

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 パーツは基本、例の期待野郎のお古パーツの105。このクランクは、一型前の105、そんなことはあまり問題ではありませんが、どうもSTIで、シフトが硬いというのが気になりましたねえ。

 もっとカチッと決まるはずなのに、ヨッコラショ、なんだよねえ。イジワルして、中にガムでも挟んでいるんじゃないのか?と点検して見るも・・・。何回か洗浄と、ケミカルを繰り返すしかないね。

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 決戦用のワッパではありませんが、まずは完組み付けておきましょう。

 てなわけで、出来上がった、トライアスリートの乗る、レーサーなのであります。

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 この利用者である、明大トライアスロン部の彼は、ゆくゆくはロングを希望しているとのこと。

 そうなるとこの一台でロングにも対応できるよう、ヘッドのスペーサーは多めに残しました。

 エアロバーをリラックスポジションで取り付けようとするときのためにね。

 とりあえず、フレーム単体から、あーして、こーして、ようやっと自転車として組上がる過程を見てもらって、いかにメンテが重要かもコンコンと話して、定期的なメンテ、レース前のメンテなど、もう少し自転車に気遣ってもらうトライアスリートの選手を一人でも増やそうと、こちらも必死です。

 経験上、忙しいのも分かりますが、トライアスリートの自転車は恐ろしいものが多い。ハンドルが下に落ちる、それを上げながら走らないとダメなの、この自転車・・・といって笑っていた佐渡の参加者がいました。ステム締めろよ!

 これ、アウターにかからないの?と聞くと、アウターってなんですか?というどこぞの体育大学のトライアスロン部員。

 ステム回り、スペーサー、エアロの腕置き、などセッティングしているのを見ながら、そんなに動かせるところがあるんですねえ・・・と感心して自分の自転車を見ておられた方。

 たぶんですが、トライアスロンの中でまだまだ未開拓の地として残っているのが自転車じゃないのか?と思う次第です。

 学生でも本戦では、ドラフティングが許されているというので、こういうときはイッチョ、ロードレースのテクを使って・・・などと、こちらが力入れて話すと、学生君らも、ホー、そういうものか?と聞いてくれます。

 それともう一つ、店主のいつもの持論です。

 そのスポーツが、金持ちの道楽に過ぎないものに成り下がったとき、将来はなくなる。

 今のトライアスロンという競技の平均的な位置ってどうです?金持ちスポーツになりかけていませんか?まあアマチュア精神のありかが実は貴族スポーツであったとすれば、単なる先祖返りをしただけなのか?

 まあ、競技の傾向がどうこう言うのはここまでにして、期待ができるのは学生さん達だ。

 彼らは、学生は金がないのが当たり前。金を使わず頭と縁を使ってどこまでできるか?それが学生の勝負所といっても良い。
 そういうところから、成り下がりつつあるトライアスロンを是非だれでも、それを目指そうと思ったものができる環境をどうやって整えていけるか?を真剣に考えてくれ、そして実行してくれ。

 こういうとき東京オリンピックは格好の理由付けになるだろう。

 6年後東京五輪でトライアスロン入賞者を複数名送り込みたいとしたら、このまま金持ちスポーツ然としていていいのか?もっと競技の裾野を広げないでいいのか?おぼっちゃま、お嬢ちゃまスポーツのままでいいのか?と

 ちょいとここにヒントがあった。明治大学では部車という車体が十台ほどあるという。

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 なかなか立派だよね。こいつ。これを一年とか、自分が購入できるまで、部から借りることができるという制度。

 ただ乗っていたものをそのまんま次の新入生に押しつけるようだとダメね。

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 このようにワイヤーが折れていては、シフトもできない。それにハブなどにもアチコチにガタが出ている。そうしたものもしっかりとメンテしてやって、最高の状態で、次に渡していく。

 こういうことをしないで、おくと自転車は惨めになるよ。他の大学の部車なんかはどうなんだろう?

 なかなか、車体自体に関心を集めることは大変かも知れないが、メンテの大事さだけは、どこか覚えておいて欲しい。

 そうやって、自転車をいい状態で使い回しできる状況ができてくれば、やりたい!とおも人が、始めるにあたって敷居が低く始められる。

 その競技を強くするためには、競技人口つまり裾野を広くしなければダメ。その裾野を広くするためには、敷居は低くしなければダメ。

 いろんな角度から、こういう事を考えて実行して、トライアスロンを一部の金持ちスポーツから、一般的なメジャーなスポーツへと格上げしていこうじゃないの!

 自転車屋として、できる限りのことはしていきたい!

 まずは、名門明大トライアスロン部から突破口に!

 そういう意味で、あの岡田君への期待は、再度薄々と持ててくるのではある・・・、まだ淡壺から拾い上げてのベトベトの状態ではあるが・・・、岡田!今度はしっかりセイ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
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