メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |ブレーキ回り イジリ tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ブレーキ回り イジリ



 フェザーであります。このブレーキが変わっています。

04-19@13-46-50-40_convert_20140421104629.jpg

 子牛系のハンドルに、フラットバー用のブレーキレバーが付いています。

 フラットバーといえば・・・。22.2の系が殆どです。ということは、この子牛ハンドルが、通常の親牛ハンドル=ブルホーンバーよりも径が小さいということらしいですね。

 ブルホーンバーやドロップハンドルは通常この手の系のところは24ミリということになっているので、逆にフラットバー用のブレーキレバーは内径を削らない限り、装着はできません。

 と、このフラットバーの径のハンドルにギドネットはつかないか?というお問い合わせ。

 上記理由から、ギドネットは太いのでそのままでは付きません。ただ大は小を兼ねるので、何かスペーサーやシムのような物を挟めば、付きますが・・・。

 裏技という程ではありませんが、こういうときは飲料のアルミ缶が使えます。特にいいのがエビスビールの缶ですかね、他のビールよりも多少高いというは、どうも使われているアルミ缶の質にも反映しているようです、ウソ。

 何でもいいんです、金バサミで切れれば。なんなら紙バサミやカッターでも切れちゃいますからね。

 留め付けバンドの幅に切って、巻いては締めて、強さを見て、調整してまた巻いて、こんなことを繰り返すと、いずれは固定します。

 ただ、今回は、22.2のバンドを見つけてこられました。

04-19@14-10-55-901_convert_20140421104540.jpg

 これに取り替えると、ギドネットは普通に付きます。

04-19@14-10-40-913_convert_20140421104604.jpg

 つけて分かることは、ギドネットと子牛ハンドルのRがなぞるように同じ・・・。

04-19@14-10-47-358_convert_20140421104551.jpg

 なるほど、子牛ハンドルのどこを握っていても、ギドネットには届く、というわけですわ。

 まあ、今回レバーの交換とワイヤー調整だけなんですが、分かることは意外と有りますね。

 ちょっと前自分で自己流でブレーキをいじってしまったんで・・・と心配な様子。

04-19@13-47-10-603_convert_20140421104526.jpg

 クイックは開いていますが、この調整で、向かって右のシューが左と比べると相当浮いてますね。いわゆる片効きというやつです。

 これで停まらないわけではありませんが、ブレーキの減りが偏ったり、走行時にもトレーニング効果よろしくブレーキが軽く掛かっている状態、という事になり兼ねません。

04-19@14-11-09-162_convert_20140421104516.jpg

 調整後、大したことはしていませんが・・・、センター出して、アーチを固定する・・・以上なんですが。偏った左右のブレーキをちょいとヤスリで直して・・・、ついでだからトーインなんかも。あとはアーチに注油など・・・。

 これでカツーンとブレーキが効くようになりますよ、テクトロでも!

 そうなると、次に分かることがありますよ。

 前ブレーキが効き始めると分かるのがヘッドのガタ。これ意外と放置されている方多いですよ!前ブレーキかけたとき、カツン!というより、ジワーッゴッツンと効く感じのやつです。この最後のゴッツンがガタなんですね。

 サスペンションのある自転車でもよく同じようなゴッツンが起こりますが、これは別。

 あと前輪はハブ自体にガタがあっても、同じような現象が起こります。

 こういう時は、片手で前ブレーキ、もう片手でヘッド回りを掴むんですね、それで前後に振ってみる。その際ヘッド回りが固定されていてゆるみがない状態であれば、ガタは別の箇所に、ということが分かります。

 ブレーキが効くことで、より顕在化したガタ、コイツもちょいと治して、よりガツン!と効くようにしておきます。このカツン感をどう使うかはライダーの選択と技であります。

04-19@14-10-28-745_convert_20140421104617.jpg

 分かる人は、ちょいとこうした調整しただけで、分かります。ブレーキ回りはやはり大切ですね。

 そうそう、ガタといえば、特にカーボンのインテグラルに乗っていおられる方は、乗る前の点検は絶対ですぜ!

 先日もありましたが、カーボンでガタを放っておくとヘッドチューブを直にやられることになりかねません。このやれれかねないというは、フレーム自身がお釈迦になる可能性がある、ということなんです。

 落車や乗りつぶすような長距離を乗ったのではない、たかがガタのゆるみを修正しなかっただけで数十万のカーボンフレームがお釈迦になる、ということなんですよ。

 ですから、乗る前に、前後ブレーキを確認しますね、その際再度、前ブレーキだけをかけて、車体を前後に揺さぶってヘッドのガタを見る癖を付けてください!

 大体前ブレーキをかけたときの緩さには鉄・アルミ・カーボン、フレームの素材にかかわらず、しっかり感じられるようにいたしましょう。下りで60キロ以上だって出ちゃうレーサーなんでありますからね!
スポンサーサイト




この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tanukicycle.blog75.fc2.com/tb.php/2107-07140610
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター