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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

完全定番化 改造ドロップ車 要点紹介



 もうツーリング系自転車かな?と見えますね。

 前三枚の感じがレーサーの印象とは異なりますが、まあ普通のツーリング系バイクかな?とはみえます。

 これはもう定着化した感のある、ドロップ化された自転車です。元はクロスバイク、フラットバーです。そういわれてみれば、ツーリング車・・・とはいうものの分類しにくい自転車でもあります。

 ツーリング車にはランドナーという歴とした車種があるのでねえ。

 ことに最近、ドロップ化へのご要望が増えて来たという感じです。予約状態のものが二三件は常にある。ただ、シフターのメーカー欠品などで、進み具合は遅れていたりもしますが、ある意味そのくらい需要があるわけなのであります。

 新車一台、ドロップ系自転車が欲しいことは欲しいが、保管場所やその他諸々、諸事情というのがありまして、持っている自転車をドロップ化できないか?という発想になる。

 世の中の経済的な状況も影響しているのかしら?とも思います。

 まさに隙間・・・なのではないか?と。

 例えば、今世の居酒屋というのジャンルがどうも振るわないようだと。仕事後どっかり座って、しっかり飲むという従来のスタイルが今の世情からして合わなくなってきたのでは?といわれているようです。

 では、これから仕事後の飲酒という習慣そのものがなくなってしまうのでしょうか?

 この居酒屋話とパラレルに自転車を考えてみると、不景気で世情が変わってくることによって、自転車が全く売れなくなってしまうのでしょうか?ということになるかと思うんですね。

 居酒屋話の続きに戻りますと、次の勢力があるんだそうです。例えば有名なコーヒーショップが夕方から限定でアルコールを出すというような。そうなると、ドッカリと飲んでくだ巻かれる、というようなスタイルではなく、サラリと飲んでスーっと別れるドライな飲み方というのが、スタイルとして非常にやりやすくなる。

 居酒屋誘っても来ない若い社員でも、スタバビールなら来る・・・というような。

 同じく新車そのものは売れなくなっても、車種を劇的に変えてしまうハンドル交換や、ホイール交換なら隠れた需要が掘り起こせる・・・というようなものかも知れません。

 そうなると、ゆくゆくは経済的な事情だけでなく、わざわざ改造した、ということ自体がジャンルとして価値を持ってくることもあるかも知れない・・・。隙間をいうのは、ある意味新たなチャンスが眠っている空間ともいえるんでしょうな。
 
 さて、ドロップ化であります。

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 シフター、ブレーキをどうするか?という選択肢がありますね。フラットバーとドロップハンドルとでは、パイプの径が違うので、悉く流用ができません。そこで交換せざるをえないわけなんですが、一体どういう内容にしていくか?というのがまず出てまいります。

 今回はSTIということなので、シフター・ブレーキ問題は一発決まりですが、ここをよくやるのがバーコン、ダウンチューブ・ステム・ハンドルへのWレバー化などもあります。

 またブレーキレバー、ディズナの優れたエアロブレーキから、エイド系、ギドネット系なんかもあります。

 あとは、フラットシフター変更から来るドミノとしては、フロントディレーラーの変更がありますね。

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 STIでは、フラットバー用のフロントディレーラーは引けません、それ専用のディレーラーに交換しないと、シフトはできません。その点Wレバー系は強引に引っ張るとかかるという意味で、フロントディレーラー交換の必要はありません。

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 あとここ。クロスバイクの多くはVブレーキを使用しているので、ショートリーチものにしないと、STIでは引きシロがちょいと足りない、ということも起こります。今回こちらも専用品に変えたので、バッチリ!

 あとは・・・、スプロケのワイドレシオなんかも、ドロップに際してクロスレシオ化する傾向あります。こちらはお好みのレベルでありますが。

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 ハンドル形状の好みがこれ!と決まれば、このように元々付いているステムとの径の違いで、シムを挟む必要が出てくることもあります。

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 まあ、最初からドロップでしたという定着感がありますな。

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 まあ、こんなことが五万かからずにできてしまう、というのがドロップ化。これでまた、ホイールやクランクをモロロードのものに替えたりすると、より一段と別の車種に変身度が進む、ということになってきます。

 だったら、最初から新車を買うのが・・・といわれても、自分の嗜好に合わせて徐々に変えていく、という満足感はどうしても満たされない。

 これから、自転車界も自分好みに改造して乗っている、ということ自体に価値が見いだされてくるとき、またマーケットやら何やらがガラガラっと動いていくんでしょうな。

 マ、そんな時には小回りの効く当店なんぞは、今度は逆に居酒屋展開なんてしているかもしれませんがネ・・・・?あれ?
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
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