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カンパ化! ブルホーン化だ! |
![]() かつては、おとなしめのクロスバイクだったのが、当店でDT520で前後ホイールを組んだがために、ちょいと暴れん坊、というか、足下がしまったということらしいんですね。 このDT520は、暫く顔見せしていませんでしたが、また取り扱いが始まったようです。その親分格の585とは、やはり格は下がりますが、逆にそんじょそこらの30ミリリムには負けません。 これで乗っていたのが、段々と志向の変化があらわれたようで、パーツ類をなんとカンパ系で組み直したい、というご要望が出て参りました。 では、ということで始めますが。 ![]() クロスバイクのモロデフォルトという感じのカシメ系クランクですが、こいつが様変わり。 ![]() ケンタウロの二枚に変身!全く雰囲気が変わりますな。 ![]() これもクロスバイク定番系のアルタス。 ![]() 赤ワンポイントのケンタ君にかわります。おしゃれになり且つ機能もチョイアップでしょう・・・。 ただし問題があります!同じ十速といっても、カンパの十速とシマノの十速とは、互換性ありません。 まあ、ある意味、両メーカーの意地のようなものかもしれませんが、これが合わない・・・。スペーサー調整とかその辺をサードパーティーに探すか、イコールプーリなる秘術を使うか・・・なんですな。 ということはここでカンパ十速のスプロケに交換しないといけないということになります。後述しますがシフターの関係で。 となるとドミノ倒しはまた一つ・・・、そうなると折角520で組み付けた後輪がそのままでは使えない、ということになります。コリャ大変だわ。折角足下が締まったことから、展開してきた今回の改造なのに、等のその足そのものが使えないとなると、一体どうしていいものやら。 カンパのハブで再度520を組み直しますか?そのハブがまた、シマノほどないんですわ・・・。 こう言うとき色々探してみると、拾ってくれる神様というのもいるようであります。コンバーターとしてのスプロケというのがあります。 どうコンバートするか?シマノ→カンパにであります、もちろん。 ![]() もちろんサードパーティーものであります。たまたま最後の一個が在庫が見つかった・・・というわけで。何か輝いて見えますね。 シマノとカンパの互換性に関しては、今までいろんなアイデアがあって、それを実現するようなパーツ類も開発されていますが、その原動力となるのが、やはりはイールに関わる、ということなんでしょう。 レースやる人にとって、車体が決まってくると、今度凝り始めるのが、ホイールというのは殆ど相場が決まっています。 それほどまでに、ホイールの走行に締める影響は高いと言えるんですが。 そうして増えてくるホイールって、ある種のライダーにとって資産なのでありますわ。ワンペア十数万なんてものもありますからね。 ですんで、こうしたホイール資産家の皆さんにとって、このスプロケの互換性の問題って、死活問題なんであります。同じメーカーであっても、一枚増えたことで、それまでのスプロケとの互換性をなくされると、せっかくの資産が破産状態に陥る・・・ということにもなりうるんですね。 まあ、一度破産にして、再度資産を獲得してくださいヨー、なんて事もメーカーさんの戦略の内なんでしょうが。そういうことをキッカケに、レースから草レーサーが遠ざかってしまったら、それもまた勿体ないことなんじゃないか?と思う訳なのです。 一枚増やされることで、旧式ホイールにされてしまった、チームの財政事情、いわんや学生チームにいたっては・・・、それは大変でしょうな。 同じメーカーだって大変なのに、いわんやコンポメーカーを変えようとなると、それこそ資産家さんは自らのホイール資産を自分で捨てに行くようなことになります。まあ、その辺スラムなんていうのはうまいよね。シマノスラムは互換性ありますから。 カンパに一度乗ってみたいなあ、と思っても、それまでのホイールがおじゃんになるんだったら・・・シマノでがまんスッjか・・・と諦める。 そういう状況下で、上のような互換性をスプロケとして吸収してくれるなんていう発想は、もっと受けてもいいはずなんですがねえ・・・。是非こいつの11速版を作って欲しいものなのですが、試作の段階で、諦めたとか・・・。 とりあえず、コイツがあったから、折角組んだDT520のホイールが、継続使用可能になったというわけなのであります。 ![]() ハンドルをブルホーンバーに・・・ということなんですが、シフターどうするか?という問題。 もちろんブルホーンにも、カンパエルゴは使用できますが、今回はどうしてもバーコンで!ということなので・・・、先のスプロケ使用が不可避になったという、事なのであります。エルゴであれば、イコールプーリーでの内部細工で克服できますのでね。 ![]() ご要望で、エイドブレーキは欲しいということでしたので、取り付けます。 ![]() これがカンパのバーコンです。今回初めての取り扱いになりますが、なんとワンペア三万もします・・・。シマノデュラでも一万しないんじゃない? でーも!作りは確かにいい、扱いもしやすいと思います。シマノはWレバータイプなので、ワイヤー引きっぱなし、伸ばしっぱなしなんですが、カンパのコイツはスイッチ形式でシフトができます。ですからいつも同じ位置から引き押しできるといういう意味でストレスがより少ないといえるでしょう。 ![]() 当初ブレーキレバーには、エアロブレーキを使用しようと思っていましたが、シフターからのワイヤーとの干渉で、今回はより小型のエイドブレーキをエアロ仕様にして、ワイヤーの取り回しを迂回させました。 ![]() 単なるハンドル交換といっても、パーツ交換も含めて、ドミノ倒しはどこまで行くやら・・・なのであります。 ![]() これにて、カンパ版の走り屋自転車の完成であります! 多分一年くらい温めていたアイデアが、実現したんでありましょう。 何せ昨年来たときにはこんな感じだったんですから。 ![]() 自転車はパーツによる構成物、ですから変わるし、変わってもいいんであります! スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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