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老いてなお現役!新旧同居のビンテージ |
![]() 今を去ること、四年以上前に来た、ビンテージ系の自転車でした。記事はこれでありますな。 ここでも、施工前のものは撮り忘れたようで、いきなりこの形でありましたが、ビンテージ自転車の一つの活かし方として提案していたようです。 ビンテージをビンテージそのものとして使うというのは、むずかしい。少なくとも置物ではなく、乗る自転車としてはむずかしいものかと思います。 乗れば、当然の事ながら劣化します。それを一体どうやって補っていくか?という際に、ビンテージのものは現在では作られていないために、中古市場から何から探さなければならなくなります。非常に大変です。古いからと言って、イヤ、古いからなのか、安いとは限りません。むしろ逆の場合の方が多いんじゃないかな? なんて事考えると、例えばクラシカルに作られている、現行品で組み替える・・・という手が最良かな?とも思います。 乗れる自転車を作る、もっと正確には乗り続けられる自転車を作るというのがモットーだとすれば、多分その選択肢が一番理に適っているかと思います。 そして、その次。ビンテージでありながら、今風なパーツ類と組み合わせる。建築でいえば、古民家を改造して、モダンな佇まいと同居させるという手。 これは面白い!以前白髪のリーゼントというような言い方で現しましたが、モダンな年寄り・・・とでもいいますか? 年は取っていても気が若いと・・・でもいいますか? 古いものを古そうに再組み付けする、ということと同時に古いものの中に新しいものを取り入れて両立させる、こういう活かし方もビンテージ自転車に応用されていくと、これはまた一つのジャンルになるんじゃないかな?なんて思うわけであります。 一つのジャンルですぜ!!! まあ、店主のビンテージパーツそのものに殆ど興味がない、という発想から来ていますが・・・、まあ、探したかったら御勝手に、それで組みたいと御希望されれば組みますが、こちらから、これいかがでしょう?などと探して提案して組み付ける、というようなことは、あまりする気はありません。 だったら、なんとか互換性をつけて、今のパーツのいいどこ取りなんてどうよ?!とご提案したいくらいです。 この車種なんていうのは、ある意味典型的な新旧同居バージョンなんでありますな。 ![]() この辺は元々付いていたクランクです、クラシカル! ![]() この辺もクラシカルそのものを使っています。だって使えますからね。 ![]() でもハブは、現行品のシマノティアグラです。つーことは・・・。 ![]() 足回りは、今風。30ミリのディープ系リムで手組みされた、今ホイールです。 ![]() クランプ部が31.8ミリの今のステムに、ブルホーンです。が、ブレーキレバーはギドネットなんて、現行品ですから疑似クラシカルなんであります。 ![]() シフターもWレバー形式なんですが、もの自体は現行品、これも疑似クラシカルなわけであります。 そんでもって、今回のキモになるのはここなんであります。 ![]() これはリアですが、センタープルブレーキのクラシカルなんであります。 これもヨシガイさんから疑似クラシカルが出ていますが、どうしましょうか?効かないセンタープルを・・・? ![]() ブレーキシューも、ある意味硬化しているんでしょうね。まあ効かない、効かないことで事故りそうになったということなんで是非とも効くブレーキにしたい!という。 全くもって、大賛成なのであります!!! 店主はブレーキの効かない車体嫌い。無理してビンテージパーツ寄せ集めて、効かないブレーキで走っている方の、好みが全く理解できません。 イヤー効かないねえ、ヤーめた・・・となります。それがカンパだろうななんだろうが、降ります。 そんなわけなんで、構造からして効くのは、サイドプルでしょう、ということで、デカイクリアランスでもヒョイと超えて付いてしまう、現代の奇跡!ヨシガイさんの202の超ロングアーチをあててみた! ![]() ピッタリじゃないの! ![]() 後もピッタリ、太い泥よけも入りそうなくらいのスゴイクリアランスを超えて、ヌーッとばかりリムにシューを届かせてきます。艦砲射撃みたい・・・。 要所はやっぱり現行品かな?特にブレーキは。あまりやせ我慢しない方がいいですよ・・・というビンテージブレーキって有りますしね、そんなもんに義理立てしなくたっていいと思います、強く思います! ![]() パッと見はあまりかわりませんが、内容は大変わりであります。ガツンと効くようになりましたしね! 試乗しても楽しいです。 フレームの弱さをホイールがちょっとカバーしながら、スピードを維持していく、という走り具合。 ちょいとやみつきですねえ・・・。 これもビンテージの活かし方だと、思いますよ! 新旧のパーツ入り乱れで、また新たな風味を出していく!そういう新たなジャンルを静かにビンテージバイクの中に確立していきたいですなあ! ※味方によっては、これは疑似ビンテージかな? ![]() 走るし、楽だし、荷物も運べる!いつものように詳細はコチラ!これで通学なんて、渋いよなあ・・・。 スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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