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課題中の課題だね マウンテンママ狸ん |
![]() 結構ガチ系のマウンテンバイクをママ狸んにして欲しい・・・なんてご要望たまーにありますが、そういうのって言うのは、当店にとっても課題中の課題なんであります。 昨年暮れに、やり遂げた感最大の、マウンテンママ狸んのほぼ最高峰といえば、これですかね? 今画面見ても、よくやったわい・・・と思うほどでありますが、ある意味そのような仕事を発注頂ける方というのが、すごいわけで、そういう意味で、当店は仙人様御用達の店でもあるのかも知れません。 で、今回も、これもガチ系ですよね、ただピンクというところぐらいかな?ママ狸んの片鱗なんてものは・・・。 これを子育て仕様・・・に、チョコッと変えていきたいということなんですね。 ![]() この後に、まずは子のせを付けます。 ![]() 今回はシートチューブに余裕がありますので、フレーム型で行けます! ![]() まあ、こんなのは素人さんでもできるわけですが、問題は、ここなんであります。 ![]() 元々は一本足スタンドがついていましたが、コイツを両足スタンドにして、少しでも安定を確保したい。 ところが、ここがむずかしい。まずシャフトを交換して、クイックレバー式からナット式に変えないとダメ、まあ、こんなことは両足を付ける上での常識なのでありますが、問題はフレーム、特にこのエンド形状なんであります。 理想的にはエンドの板とシートステー、またはチェーンステーのパイプがほぼ平らな関係であることが望ましいわけです。 エンドの真下に両足スタンドが来て、且つスタンドの引っかけ爪が両ステーのいずれかにかかってくれるというのが、構造上望ましいからね。 ![]() ところが、エンドのところでナット締めしようとしても、引っかけたいステーとの間に落差があると、両足スタンドの取り付け部分が曲がってしまったり、逆にスタンドの引っかけ板がフレームを傷めたり、いいことはありません。 今までこういう形状のものは、両足スタンド取り付けを諦めていたんですが、やはり・・・、困ったときのシマノスモールパーツカタログなんであります。 ナット用のシャフトの最長のものってなんだろう・・・とページをくくっていると・・・、なんと最長200ミリのものがあったんです。ということは、両サイド約30ミリ以上飛び出てくれるということなのであります。 それだけシャフトに余裕が出てくると、この段差を克服しつつ、丈夫に且つ、ステーに爪を引っかけて、固定することができるはず・・・ということなんでありますね。 ![]() こうやって、横から見ると普通に着いているように見えるでしょ? ![]() でも後ろから見ると、このポイントに注目!段差の間に何かが見えますね、チラリとですが。 ![]() 反対サイドにも、しっかりスペーサーのようなものがあります。 段差の部分をこのスペーサーで埋めてエンド板、スペーサー、両足スタンド、ワッシャー、ナットという順で挟み込んでいるわけです。 で、段差が埋められているので、フレームにダメージ無く、スタンドの爪がステーにかかります。 ![]() しっかり食い込んでいますね。この爪と、ナットの締め込みで、当分緩んで角度が変わったりすることはないと思います。 ![]() と同時に、前三枚のギア、ワイドレシオを動かすリアディレーラーですが、すべてのギアにはいるよう、このスペーサーは厚みを調整されています。 イヒヒヒ、すごいだろう・・・! まあ、通常なら、これだけ入り組んだところにスタンドとディレーラーを同居させるなんて、使えないギアを設定せざるを得ずに、ギヤ制限するのもいたしかたない、と思われがちですが、そこがまた踏ん張りどころなんであります。 ![]() で、今回はカゴは見送ります。サスペンションにカゴ付けはむずかしい。特にコイツは、センター穴がないと来ている。 どうしてもカゴが・・・という場合には、フォーク交換という選択肢もありかもね。 とまあ、たかが両足スタンドなのでありますが、それだけでも記事になるほどの、難解な施工なのでありました。 多分・・・というか、絶対に、最新フレームに最新コンポを載せて作る、スポーツ車組なんかよりも、ずーっと難しいぜ! 一体どっちがプロショップなんだ?なんてね。 ということで、季節の流れの読めない、ママ狸んは続く、なのであります! ※質問も多い、フラットレーサー。コイツは走る・・・、フラットハンドルのぶんざいでね。 ![]() これならいつでもドロップ化も可能だよ! スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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