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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

パン切り包丁のならし 隣家のソンカ



 パン切り包丁なのであります。下の波波が、硬いパンの上皮を切るのにちょうどいい、よく研いだ万能包丁で、引いても、よほど高速で前後しない限り、上滑りする感じがあるんでね。

 でこのパン切り包丁の峰に当たる部分は冷凍食品を冷凍のまま切るというもので、完全なのこぎりの状態になっています。

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 こんな感じね。ただのこぎりなんで、当然キリコが出るわけで、その分食品に無駄が出ます。それに、解凍する前に切らないといけないものって・・・、この数十年ほとんど一度もない・・・と言っていいかも知れません。

使わない刃物が峰にあるということは、そこにてをおいて両手できることができない、という不利な条件になっている。ということならいっそのこと、この刃の部分を撤去してしまうなんていうのは、いいアイデアなんではないか?とやってみる。

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 まあ、いつもの金属加工の一環ですから、そんなに難しくはない。

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 こんな感じに仕上がったのであります。こうしたはものイジリなんかもちょっとしたアルバイトになったりしてね。

 で、なんでこんなパン切り包丁に目がいったか?というと。

 かつて店主は、本ブログにおいて、マウンテンバイクと、パンとコーヒーにはどうも愛情が持てない・・・などという生意気なことを申し上げたことがありまして・・・。

 そして、その主な状況は今もさして・・・変わることない・・・と言っていいんじゃないかなあ・・・。

 まあ、愛情が持てない・・・というのは強過ぎる言い方で、無くてもいい・・・、という感じかな?

 今も真剣にマウンテンバイクを組む気にはなりませんし、仮に自分のために組んだとしても、いつまで経ってもオレの自転車にはなりそうにはない・・・。

 コーヒーもそう。これも人生に別になくてもいいものなんです。まず中毒ではない。朝飲まないと・・・ということは絶対にない。それにコーヒーのうまいとこ、というか狡いところというのは、あの香り。コーヒーを味だけで飲んでいる人はまずいない、嗅覚と味覚を総合した食品、むしろ嗅覚に味覚が占領された食品とも言えるんじゃないか?

 焦げたパンの焦げ部分をナイフで削り落とした焦げ粉を集めて、それをお湯で煎じて茶色いお焦げ水をつくって、それにコーヒーの強烈な香りをかぎながら飲んだとしても、多くの人はうまい!と思ってしまうんじゃないか?人類数千年の詐欺なんじゃないの?なーんて思ってしまったりもしなくもない・・・。

 ただ、コーヒーの名誉のためにいうと、世の中にはスゴイ水準のコーヒーというのもありまして、イルカ屋さんのあれはまあ、すごいわな・・・。もうブランデーやウィスキーのレベルにまで持って行ってしまっていたと思います。

 パンについても、かつてはそうでしたね。ある意味無くてもさして困らない食品でした。そば、うどんなどの麺類はないと寂しい。米はそういう発想以前のもの。パンはもちろんあればあったでいいんですよ、でもうまいそれを求めて、わざわざ買いに行くということはかつてはなかったですねえ。

 かつてはというと言うことは、今多少変わってきたということはあります。

 数年前、こんなことをつらつらと書き連ねたあとに、立川のパンの神様が現れたんでした。知る人ぞ知る、ゼルコバの小野さんでしたわ。

 あの鎖骨折りレーサーが回復するサイクリングに、よく一緒に行ったものです。神がかっているパン屋さん。これぞ本物!というやつでした、マア、いやいや。

 ところが、実は当店の隣家にスゴイパン屋さんが引っ越してきたんですよ。

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 「フランスパンと、ジャムとジャズ。」看板が文章になっています。

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 当店のすぐ近く、五日市街道沿いです。こういう店構え。ソンカさんという店名らしいですね。

 まあ、四の五の言う前に、パンをお見せいたしましょう。

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 こういう水準のフランスパンがなんと二百円前後なんですぜ・・・。

お店のホームページはコチラです。店を施工している間、手書きでコピーされた通信のようなものがありまして、それがまた読ませてくれます。何となくですが、一脈通じるものを感じたわけであります。

 これからお店を開きたい、いずれはお店を開きたいと思っておられる方も多いかと思いますが、その際どこに?どういう建物で?どういう間取りで?商材は?利益の分岐点は?というところに、どうしても目がいってしまいがちだと思いますが、その前に、店を出す者として、確認しておかなければならない、非常に大切なことってあると思うんですが、こちらにはそうしたものが綴られているように思われました。

 若いご夫婦で始めたばかりのお店で、これから二転三転、色々と転がって行かれると思います。

 その核となるパンといえば・・・、まあ店主にとってですが、ゼルコバ以来のショック!とでも申し上げておきましょうか?

 10月か11月に、当店二階の響き床でイベントやる際には、是非・・・こちらのパンで大展開できたらなあ・・・などと今から色々考えて参りたいと思います。

 大事なこと、それは自転車自体そのものが大事なのではありません、自転車というものを通じて・・・というところなんだと思うんですが。もちろん、その際自転車は安全でかっこよくなければなりません、パンがうまくなくてはならないのと同じように。

 当店ご来店の際にでも、一度お試しアレ!その内、パン屋のついでに来たヨー・・・なんてね。



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※コイツにリアカー付けての行商なんていうのもありかも~
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
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