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持ち込み組み付けもやります |
![]() サーベロの箱が届きました。 ![]() 恐る恐る開けてみると・・・。何やらありますね。 ![]() カーボンレーサーが出てきました。 カナダ出張の際に、色々あったらしく、購入されて持ってこられたということでした。サーベロってカナダの自転車でしょ? あとで詳細見るにしても、サーベロ・・・、特にサーベロはフレーム開発等にものすごく色々割いているなーと、感じられる車体なのであります。 適当に設計して、かの国のラインで作って、ついでその隣のラインでは、最後に貼られるステッカーが違うだけで、複数メーカーが実は、同じ工場の別ラインで・・・なんてまことしやかな話が、なーるほどそうかもねえー、と思えるほど、似ているといえば、同じか?と思われるカーボンフレームなんて結構あるわけであります。 真実は分かりませんけどね。 何かある一定の値段とその周辺になってくると、似たようなものがアチコチにありますねえ・・・。 ところがサーベロなんかはちょっとその辺の気位が高いような気がします。カーボンだけでなく、アルミフレームだって、その辺抜かりのないものを作っているような気がしますね。 だからこそのこの値段・・・日本に入ってくるときには高すぎるきらいはなくはないが・・・、でもまあ、それだけ開発等にかけている、という気がします。 なので、こうして持ち込んでいただけると、詳細をじっくり観察できるので、ちょいと嬉しい車種でもあります。 一端7分組みのこのフレームから、パーツ類を外します。そして組み付けをしていきますが、この車種ちょいと面白いところがありましたよ。 ![]() このヘッド部分・・・。詳しい方はあれ?と思われると思います。 というのは、こうしたフルカーボン系の自転車のアンカーが、埋め込み式のものではなくて、鉄のスターファイグルナットであるという点。 これは通常、カーボンコラムのフォークには絶対にあり得ない話なんですが・・・なんで?もしかしてアルミコラムなの? イエイエ、正真正銘カーボンコラムのフォークなんですよ。 種明かしすると、スターファイグルナットが打ち込まれている枠は鉄なのであります。・・・ということは、今時最新フレームが鉄コラムのカーボンフォークなの?という疑問が湧くのが当然でしょう。 イエイエ、まさか鉄コラムがカーボンフォークに付いているわけではありません。 では? 確かに不思議な構造しているわけであります。実はこれカーボンコラムの中に鉄の枠が埋め込まれて、そこにスターファイグルナットが打ち付けられているのであります。 んんんん?どういうこと?という感じでしょうか? まさに筒状の鉄の枠がありまして、その外側にエポキシ系の接着剤をよーく塗り込んで、それをカーボンコラム内に埋め込んで固着させるという形を取ります。 すごいよね、大胆な発想なのであります。 メリットは・・・、鉄枠が入る分、カーボンコラム自体の強度が上がるということがいえるでしょう。 その逆のデメリットは、鉄枠が接着剤で固着されているので、あとで長すぎたと思ったコラムの切断ができなくなるということが上げられますね。 ポジションが決まっていれば、いいですが、変更の余地がある場合には、こうした接着剤なんかを使う手だては、すべきではない・・・と思う次第であります。 あとスターファイグルナットというものも、カシメで作られているので、そのネジ機構がゆっくりと回転してしまうこともあるんですねえ、となると・・・、スターファイグルの打ち直しですが、古いそれを撤去しなければいけない・・・、意外と大変な作業なのであります。 ただ、取扱説明書には、多分今まで、トルク管理をせずに、カーボンコラムを締めつけ、縦割りしてしまった例が多くあるんじゃないか? それをいままで何度も注意してきても、一向に減らない・・・というような展開も、今回のこうした強攻策に出るに至る裏事情としてあったのかもなあ・・・なんて思わなくもない。もちろん真相は不明ですが。 とりあえず、今回はこれ以外は、単純な組み付けということでした。 ![]() フロントのセッティングが、ちょっと凝ってきましたね。れも効率のいい変則のためだと思いますが。 ![]() アルテのキャリパーブレーキももいいですねえ。単なるダブルピポットを完全に超えています! ![]() 今まで、何かと引きの重さを感じられた、この手のSTIも、この11sバージョンからは見違えるように引きやすくなるのであります。 店主も一台交換してみようかなあ・・・・? ![]() さすがのサーベロ、青竜刀のように倫としていますな。 ![]() こうした窪みも、フレーム独自開発のサーベロらしさにも見えてきますねえ。 ![]() このダウンチューブの間隔!ヤッホーって感じですね。 ![]() このシートチューブと後輪との間隔の狭さも、正真正銘のレーサー・・・という感じであります。 ![]() 完成!途中ヘッドだけでなく、ワイヤーワークなんかもビビリつつ手を入れていった店主らですが、ヘッドチューブの最新?の接着構造なんかものぞけて、たまにはこうした最先端の仕事もしないとな・・・・、と最近強く思うようになりました。 常識の範囲での持ち込みはなんでもありありの当店。基本全バラしで再組み付けするので、施工責任代もそうした中に含まれます。 今の世の中、いろんな購買の形式が広まっていますので、一律にどうこう言うのは当店のようなみせでは、むずかしいかと思いますが。 そうした中で、できるだけ柔軟な対応ができればなあと思っています。 あくまでも、常識の範囲での持ち込みは大募集いたします! ![]() ※実はこれでもカーボン車なんですぜ、かなり渋い!詳細はこちらです! 中高年の方で、カーボン車体には乗りたいが、あの繊維まる見えのボディーやデカールがねえ・・・、なんていう中高年の方、向きに作った釉薬イメージのカーボン車体なのであります。 一定の年来にならないと渋すぎで乗れない!というのがねらい。どうです?お父様達! スポンサーサイト
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Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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